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審決分類 審判 補正却下の決定 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備  C04B
管理番号 1010395
審判番号 審判1998-8622  
総通号数
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許決定公報 
発行日 1996-03-12 
種別 補正却下の決定 
確定日 1999-09-01 
事件の表示 平成7年特許願第198844号「熱分解により製造された酸化物を基礎とするプレス加工物及びその製造方法」拒絶査定に対する審判事件について,次のとおり決定する。 
結論 平成10年5月29日付けの手続補正を却下する。 
理由 (補正の経緯)
本件補正は、特許法第121条第1項の規定に基づく審判の請求の日から30日以内の平成10年5月29日付けでなされた同法第17条の2第1項第3号の規定による補正である。
(補正の内容)
本件補正の内容は、その手続補正書からみて、特許請求の範囲を補正するものであるところ、請求項1を以下のように補正している。
「球形であり、16〜100mmの外径を有し、かつ破断強さ1.5〜12.0KNであることを特徴とする、熱分解により製造された二酸化珪素を基礎とするプレス加工物。」
(判断)
ア)特許法第17条の2第4項の要件について
当該補正は、旧請求項1の「酸化物」を「二酸化珪素」に限定するものであるから、特許法第17条の2第4項第2号に規定する特許請求の範囲の減縮に該当するものである。
イ)独立特許要件について
補正後の請求項1の「二酸化珪素を基礎とするプレス加工物」の記載は、技術的に明りょうでない。
したがって、補正後の請求項1の記載は、特許法第36条第6項に規定する要件を満たしていない。
(むすび)
したがって、上記補正は、特許法第17条の2第5項の規定により準用する同法第126条第4項の規定に違反するものであるから、他の補正について論ずるまでもなく、本件補正は、特許法第159条第1項の規定により準用する同法第53条第1項の規定により、却下すべきものである。
よって、結論のとおり決定する。
 
決定日 1999-08-17 
出願番号 特願平7-198844
審決分類 P 1 93・ 537- (C04B)
前審関与審査官 米田 建志  
特許庁審判長 酒井 正己
特許庁審判官 能美 知康
野田 直人
発明の名称 熱分解により製造された酸化物を基礎とするプレス加工物及びその製造方法  
代理人 ラインハルト・アインゼル  
代理人 矢野 敏雄  
代理人 山崎 利臣  

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