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審決分類 審判 査定不服 4項(5項) 請求の範囲の記載不備 取り消して特許、登録 H01L
管理番号 1011637
審判番号 審判1998-16356  
総通号数 10 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 1995-11-21 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 1998-10-21 
確定日 2000-03-21 
事件の表示 平成 6年特許願第284149号「気相反応被膜作製方法」拒絶査定に対する審判事件〔平成 8年 3月27日出願公告、特公平 8- 31424、特許請求の範囲に記載された発明の数(2)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 (1)手続の経緯
本願は、昭和58年12月27日に出願された
特願昭58-249015号の一部を、平成2年6月22日に新たな特許出願とした特願平2-165026号の一部を、更に平成6年10月25日に新たな特許出願としたものであって、平成8年3月27日に出願公告されたところ特許異議の申立てがあり、その特許異議の決定の理由により拒絶査定されたものである。
(2)原査定の理由
原査定の拒絶の理由である特許異議の決定の理由の概要は、a、本願明細書の特許請求の範囲第1項に記載された発明の構成における「酸素または炭素」は、発明の詳細な説明に記載された内容と対応していない、及びb、同じく特許請求の範囲第2項に記載された発明の構成における「反応生成物を連続排気手段により、」において、該「反応生成物を」に続く述語がないから、不明瞭である、の2点を挙げて、本願は、特許法第36条第4項若しくは第5項に規定する要件を満たしていない、というものである。
(3)判断
しかしながら、本願明細書は、特許法第64条の規定により補正され、その結果、前記aの点は、発明の詳細な説明に記載された内容と対応する「酸素及び炭素」となり、また、前記bの点は、「反応生成物を連続排気手段により排気して」となったから、原審の指摘する上記不備は、解消された。
(4)むすび
以上のとおりであるから、本願は、明細書及び図面の記載が不備であるとすることはできない。
また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2000-02-08 
出願番号 特願平6-284149
審決分類 P 1 8・ 532- WY (H01L)
最終処分 成立  
前審関与審査官 松本 邦夫朽名 一夫加藤 浩一  
特許庁審判長 内野 春喜
特許庁審判官 能美 知康
影山 秀一
発明の名称 気相反応被膜作製方法  
代理人 加茂 裕邦  

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