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審決分類 審判 全部無効 請求書の表示、請求 審決却下 H01L
管理番号 1013850
審判番号 審判1999-35568  
総通号数 11 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 1995-10-27 
種別 無効の審決 
審判請求日 1999-10-18 
確定日 2000-02-16 
事件の表示 上記当事者間の特許第2867357号発明「半導体素子冷却用ヒートシンク」の特許無効審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求を却下する。 審判費用は、請求人の負担とする。 
理由 本件審判請求は、審判請求書の「7.請求の趣旨」の項の記載からみて、特許第2867357号(平成6年4月15日出願、平成10年12月25日登録)について特許法第123条第1項の審判(特許無効の審判)を請求するものである。
しかるに、審判請求書の「8.請求の理由」の項には、「本件特許は特許法第123条第1項の規定に該当して当然無効とされるべきものである。詳細な理由は、追って補充する。」と記載されているのみであり、また、「9.証拠方法」の項にも具体的な証拠方法は示されておらず、「追って補充する。」との記載があるのみである。
上記のとおりであるから、審判請求書には、請求の理由が実質的に記載されていないとせざるを得ない。
ところで、平成10年法律第51号によって改正された特許法第131条第2項(平成11年1月1日施行)により、同法第123条第1項の審判においては、「請求の理由」の要旨を変更する補正は許されないこととなった(同法第131条第2項ただし書参照)。
そうすると、本件審判請求については、かりに請求書を補正して請求の理由を補充したとしても、その補正は、請求書の要旨を変更したものとなるので、同法第131条第2項の規定に違反することになり、そのような補正は認められないこととなる。
上記のとおりであるから、本件審判請求は、特許法第131条第1項の規定に違反する不適法な審判の請求であって、しかもその補正をすることができないものに該当するから、同法第135条の規定により却下すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 1999-12-16 
出願番号 特願平6-101529
審決分類 P 1 112・ 01- X (H01L)
最終処分 決定却下  
前審関与審査官 川真田 秀男  
特許庁審判長 酒井 正己
特許庁審判官 中澤 登
影山 秀一
登録日 1998-12-25 
登録番号 特許第2867357号(P2867357)
発明の名称 半導体素子冷却用ヒートシンク  
代理人 浅賀 一樹  

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