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審決分類 |
審判 全部申し立て 2項進歩性 H05K |
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管理番号 | 1039275 |
異議申立番号 | 異議1998-74614 |
総通号数 | 19 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許決定公報 |
発行日 | 1990-05-10 |
種別 | 異議の決定 |
異議申立日 | 1998-09-18 |
確定日 | 2001-04-27 |
異議申立件数 | 1 |
事件の表示 | 特許第2729063号「フレキシブル金属箔積層板の製造方法」の請求項1、2に係る特許に対する特許異議の申立てについて、次のとおり決定する。 |
結論 | 特許第2729063号の請求項1,2に係る特許を取り消す。 |
理由 |
【1】手続の経緯 本件特許第2729063号(請求項数2,以下「本件特許」という。)は、昭和63年11月1日に出願された特願昭63-274428号の特許出願に係り、平成9年12月12日に設定登録されたものであるが、本件特許に対して、新日鐵化学株式会社より特許異議の申立がなされ、平成11年9月16日に取消しの理由が通知され、その指定期間内である平成11年12月10日に訂正請求がされた後、平成12年5月12日に再度取消しの理由が通知され、その指定期間内である平成12年7月21日に再度の訂正請求がされ、その後さらに当審より平成12年10月23日に再々度取消しの理由が通知され、その指定期間内である平成13年1月12日に意見書が提出されたものである。 【2】訂正請求の可否 1.特許権者が求めている訂正 本件特許には、平成11年12月10日付けと平成12年7月21日付けの2つの訂正請求がなされているが、2つの訂正請求は並立しえないから、最後に提出した訂正請求である平成12年7月21日付けの訂正請求を特許権者の意図する訂正請求と認める。 よって、特許権者が請求する訂正は、特許明細書を平成12年7月21日付けで提出された訂正請求書に添付した訂正明細書のとおり訂正するものと認められるところ、特許請求の範囲の請求項1については、「かつ、」の前に「金属箔に直接接していないポリイミドフィルム層の熱膨張率(a)と金属箔の熱膨張率(b)との差が1.5×10-5 (/℃)以下であり、」を挿入するもので、特許請求の範囲の減縮を目的とするものと認める。 2.訂正明細書の請求項1に係る発明 訂正に係る請求項1の発明は、平成12年7月21日付けで提出された全文訂正明細書の特許請求の範囲の請求項1に記載された次のとおりのものと認める。 「金属箔上に直接接している、ガラス転移温度が170℃以上である接着性ポリイミドフィルム層の厚さとガラス転移温度が300℃以上、500℃以下であるポリイミドフィルム層の厚さの比が0.001以上、0.2以下であり、金属箔に直接接していないポリイミドフィルム層の熱膨張率(a)と金属箔の熱膨張率(b)との差が1.5×10-5 (/℃)以下であり、かつ、溶媒に溶解したポリイミドまたはその前駆体を金属箔上に順次塗布した後に加熱して2種以上のフィルム層を形成することを特徴とするフレキシブル金属箔積層板の製造方法。」 3.独立特許要件の検討 上記訂正に係る請求項1の発明について、本件特許に係る出願の際、独立して特許を受けることができるものであるかについて検討する。 (1)引用刊行物とその記載事項の概要 当審が通知した、平成12年10月23日付けの訂正拒絶理由を兼用する取消理由通知書で引用した本件特許出願の出願前に頒布された特公昭47-26106号公報(異議申立人が引用した甲第5号証;以下「引用例」という。)には、電子部品の移載ヘッドに関して以下の事項が記載されている。 a.「本発明は重合体層の金属への接着性が従来使用可能なものよりもかなり大きい。高度に可撓性の或る種の変生ポリイミド-金属ラミネートに関するものである。」(第1頁右欄18〜21行) b.「高度に改良された電気回路版、および他の重合体-金属ラミネート又はポリイミドを使用する複合体が選択されたポリイミドの被覆の適用に先立って金属成分の表面上にプライマーとして充分に硬化されない状態で、線状重合体性アミド-変性のポリイミド型重合体を被覆することにより製造されうることがいまや見出された。そのもっとも好適な形態において、ポリイミドがポリアミド-酸又は部分的にイミド化されたポリアミド-酸の状態で下塗りされた(Primed)金属表面に適用され、しかも該ポリアミド酸が金属表面上にプライマーと共にその場で変性ポリイミドに変換される。」(第1頁右欄23〜34行) c.「本発明の複合体においてフィルム形成性被覆として使用されるポリイミド」(第2頁左欄24行〜25行) d. 「広範囲に言うと・・・製造された金属シートが選択されたポリアミド-イミド重合体、例えば通常には重合体用の適当な有機溶剤に溶解せるポリアミド-酸型重合体の中間体段階の下塗りコートで処理される。・・・該プライマー被覆用溶液が表面に刷毛塗りされ、・・・通常には湿潤フィルムの厚みにまで(乾燥時に約0.1乃至0.5ミルの厚みの表面フィルムがえられる)、実質的に均一なプライマー被覆をうることである。・・・被覆表面は乾燥されて溶剤が除去され、かつ温和な熱処理を用いて部分的な硬化を行いえ・・・選択されたポリイミド被覆を形成するためのポリアミド-酸又は他の中間段階重合体の溶液がプライマー層上に被覆される。・・・約0.15乃至4.5ミルの乾厚みが好適である。 中間段階重合体被覆が好適には加熱により硬化され、その際に中間段階のプライマーおよびトップコーテングが生成複合体の変性ポリイミド重合体又は誘電層に変換される。」(第2頁左欄35行〜同頁右欄36行) e.「製造された薄いプライマーフィルム」(第3頁右欄30〜31行) f.「金属とポリイミド樹脂との2個又はそれ以上のシートが存在する特許請求の範囲記載の複合体シート」(第8頁右欄7〜9行) g.「ポリイミド樹脂層で被覆された少なくとも1個の金属シートからなる複合体シートに於て、該ポリイミド樹脂層に対するプライマーとしてアミド変性ポリイミド樹脂を使用する」(第8頁右欄18〜21行) c、d、eの記載から、上記プライマー、ポリイミド樹脂層は両方ともフィルム状であるものと認められ、fの記載から、複合体シートの数は2種以上であるものと認められ、b、d、gの記載から、上記プライマーはアミド変性ポリイミド樹脂であって、下塗りコートであるものと認められる。 さらにdの記載から、これらプライマー、ポリイミド樹脂層は、溶媒に溶解したポリイミドの前駆体を金属シート上に順次塗布した後に加熱して形成され、プライマー層は乾燥時に約0.1乃至0.5ミルの厚みであり、ポリイミド樹脂層は約0.15乃至4.5ミルの乾厚みであるものと認められる。 したがって、上記引用例には、「金属シート上に直接接している、乾燥時に約0.1乃至0.5ミルの厚みの表面フィルムがえられるアミド変性ポリイミド樹脂フィルムのプライマー層と、約0.15乃至4.5ミルの乾厚みのポリイミドフィルム層とを、溶媒に溶解したポリイミドの前駆体を金属シート上に塗布した後に加熱することを順次行い2種以上のフィルム層を形成するフレキシブル金属シート積層板の製造方法。」が、記載されているものと認める。 (2)発明の対比 上記引用例と本件訂正に係る請求項1の発明を対比すれば、上記引用例のアミド変性ポリイミド樹脂はポリイミド樹脂の一種であり、アミド変性ポリイミド樹脂プライマーは下塗りコート材である以上当然接着性を有するものと認められるから、上記引用例の「アミド変性ポリイミド樹脂フィルムのプライマー層」は、本件訂正後の発明の「接着性ポリイミドフィルム層」に相当している。また、金属シートに金属箔が含まれることは当業者に於いて自明な事項であり、ポリイミドを、ポリイミドの状態で塗布するか前駆体の状態で塗布するかは、当業者が適宜選択しうる事項である。 また、本件明細書には2種以上のフィルム層を形成するのに、ポリイミドを塗布し、これを加熱することを順次行うことは記載されているが、ポリイミドを順次塗布し、最後にこれを加熱することは記載されていないから、本件発明で「順次塗布した後に加熱して」との記載は、「塗布した後に加熱することを順次行い」の意味と認められる。 したがって、本件訂正に係る請求項1の発明と上記引用例の発明とは、 「金属箔上に直接接している接着性ポリイミドフィルム層と金属箔に直接接していないポリイミドフィルム層とを、溶媒に溶解したポリイミドまたはその前駆体を金属箔上に順次塗布した後に加熱して2種以上のフィルム層を形成することにより製造するフレキシブル金属箔積層板の製造方法」 である点で一致し、以下の<相違点>で相違している。 <相違点> 1)本件訂正に係る請求項1の発明では、接着性ポリイミドフィルム層の厚さとポリイミドフィルム層の厚さの比を0.001以上、0.2以下としているのに対し、上記引用例のプライマー層、ポリイミドフィルム層は、それぞれの厚さについて「乾燥時に約0.1乃至0.5ミル」、「約0.15乃至4.5ミルの乾厚み」とは記載されているものの、厚さの比については記載されていない点。 2)本件訂正に係る請求項1の発明の接着性ポリイミドフィルム層のガラス転移温度は170℃以上で、ポリイミドフィルム層のガラス転移温度は300℃〜500℃のであるのに対し、上記引用例のプライマー層、ポリイミドフィルム層には、そのような限定がされていない点。 3)本件訂正に係る請求項1の発明では、金属箔に直接接していないポリイミドフィルム層の熱膨張率(a)と、金属箔の熱膨張率(b)との差が1.5×10-5(/℃)以下であるのに対し上記引用例のポリイミドフィルム層と金属シートには、そのような限定がされていない点。 (3)相違点の検討 1)プライマー層は下塗りコートで、耐熱性等の高度なフィルム特性はその上に積層されるポリイミド樹脂層に持たせるものであるから、プライマー層に対してポリイミドフィルム層の厚さが薄すぎると優れたフレキシブル金属箔積層板とはならないことは当業者が容易に想到しうるところである(上記引用例の各実施例でも、ポリイミドフィルム層の厚さはプライマー層の厚さよりも厚くなっている。)。そして、ポリイミドフィルム層の厚さに対するプライマー層の厚さの比をどの程度とするかは、当業者が適宜選定する単なる設計事項であって、それを特に0.001以上0.2以下とする限定には格別な意味が認められない。したがって、上記引用例で、プライマー層の厚さとポリイミドフィルム層の厚さの比を0.001以上0.2以下とした点は、当業者であれば容易に想到しえたものである。 (なお、上記引用例におけるプライマー層の厚さは乾燥時に約0.1乃至0.5ミル、ポリイミドフィルム層の厚さは約0.15乃至4.5ミルであって、プライマー層を最大の0.5ミル、ポリイミド樹脂層を最小の0.15ミルとすれば、両層の厚さの比は3.33となり、プライマー層の厚さがポリイミドフィルム層の厚さよりも大きくなってしまうが、上記の理由から、上記引用例に、このようなプライマー層の厚さがポリイミドフィルム層の厚さよりも大きいものが含まれるとは認められない。) 2)ポリイミド樹脂として熱可塑性のポリイミドを用いることは周知技術(例えば特開昭47-11947号公報、特開昭49-59197号公報、特開昭57-63254号公報参照)であるから、上記引用例のポリイミドフィルムに、このようなポリイミド樹脂を用いることは当業者が容易に行うことができたものである。そして、ポリイミドフィルムを用いてフレキシブル金属箔積層板を製造する場合、ガラス転移温度が170℃以上または300℃〜500℃のポリイミドフィルムを用いることは、例えば特開昭55-154795号公報でガラス転移温度を200℃以上とし、特開昭57-181857号公報でガラス転移温度を250〜400℃としているように、通常の使用形態の範囲内のものであり、しかも、特に接着性ポリイミドフィルム層のガラス転移温度を170℃以上、ポリイミドフィルム層のガラス転移温度を300℃〜500℃と限定することには格別な意味が認められない。したがって、接着性ポリイミドフィルム層とポリイミドフィルム層のガラス転移温度をそれぞれ170℃以上、300℃〜500℃とした点は、当業者が容易に想到しえたものというべきである。 3)ポリイミドフィルム層を含む積層体において、カールの発生を避けるため、各層の熱膨張率の差をなるべく少なくすることは周知技術(例えば、特開昭61-158025号公報の第2頁左下欄5〜9行と第3頁左上欄17〜20行、特開昭62-118354号公報の第2頁左上欄4〜14行参照)であり、さらに、金属箔にプライマー層を介してポリイミドフィルム層を積層する場合、カールの発生に特に影響するのは、金属箔に直接接していないポリイミドフィルム層の熱膨張率(a)と、金属箔の熱膨張率(b)との差であることは、プライマー層とポリイミドフィルム層の厚さの差を考えれば当業者が容易に想到しうる程度のことであるから、金属箔に直接接していないポリイミドフィルム層の熱膨張率(a)と、金属箔の熱膨張率(b)との差をなるべく少なくしてカールの発生を避けることは当業者が容易に行い得たものであって、しかも、金属箔に直接接していないポリイミドフィルム層の熱膨張率(a)と、金属箔の熱膨張率(b)との差を特に1.5×10-5(/℃)以下と限定することには格別な意味が認められないから、金属箔に直接接していないポリイミドフィルム層の熱膨張率(a)と、金属箔の熱膨張率(b)との差を1.5×10-5(/℃)以下とした点は当業者が容易に想到しえたものというべきである。 4.訂正請求の不可 したがって、訂正明細書の特許請求の範囲の請求項1に係る発明は、上記引用例に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許出願の際独立して特許を受けることができたものではない。 したがって、平成12年7月21日付けの訂正請求は、特許法等の一部を改正する法律(平成6年法律第116号)附則第6条第1項の規定によりなお従前の例によるとされる、平成11年改正前の特許法第120条の4第3項において準用する平成6年法律第116号による改正前の特許法第126条第3項の規定に違反するので、当該訂正は認められない。 【3】特許異議申立てについて 1.特許異議申立てに係る発明 特許異議申立てに係る、本件請求項1,2の発明は、特許明細書における特許請求の範囲の請求項1,2に記載された事項によって特定される次のとおりのものと認める(当該請求項1に係る発明を、以下「本件発明」という。)。 「【請求項1】金属箔に直接接している、ガラス転移温度が170℃以上である接着性ポリイミドフィルム層の厚さとガラス転移温度が300℃以上、500℃以下であるポリイミドフィルム層の厚さの比が0.001以上、0.2以下であり、かつ、溶媒に溶解したポリイミドまたはその前駆体を金属箔上に順次塗布した後に加熱して2種以上のフィルム層を形成することを特徴とするフレキシブル金属箔積層板の製造方法。 【請求項2】金属箔上に溶媒に溶解した接着性ポリイミドまたはその前駆体を塗布した後に残存溶媒濃度が30%以下になるまで加熱乾燥し、続いて接着性ポリイミドまたはその前駆体とは異なる組成のポリイミドまたはその前駆体を塗布した後に加熱乾燥して、金属箔上に少なくとも2つのポリイミドフィルム層を形成させる工程を含むことを特徴とする請求項1のフレキシブル金属箔積層板の製造方法。」 2.取り消すべき理由 本件発明及び請求項2の発明は、以下に述べるように、平成12年10月23日付取消理由において引用した引用例(特公昭47-26106号公報)に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。 3.引用例の記載と本件発明の対比 上記引用例には、前記【2】の3.の(1)に摘記したような記載がある。 上記引用例と本件発明を対比すれば、本件発明と上記引用例の発明は 「金属箔上に直接接している接着性ポリイミドフィルム層と金属箔に直接接していないポリイミドフィルム層とを、溶媒に溶解したポリイミドまたはその前駆体を金属箔上に順次塗布した後に加熱して2種以上のフィルム層を形成することにより製造するフレキシブル金属箔積層板の製造方法」 で一致し、以下の<相違点>で相違している。 <相違点> 1)本件発明では、接着性ポリイミドフィルム層の厚さとポリイミドフィルム層の厚さの比を0.001以上、0.2以下としているのに対し、上記引用例のプライマー層、ポリイミドフィルム層は、それぞれの厚さについて「乾燥時に約0.1乃至0.5ミル」、「約0.15乃至4.5ミルの乾厚み」とは記載されているものの、厚さの比については記載されていない点。 2)本件発明の接着性ポリイミドフィルム層、ポリイミドフィルム層のガラス転移温度はそれぞれ170℃以上、300℃〜500℃であるのに対し、上記引用例のものはそのような限定がされていない点。 4.相違点の検討と結論 上記相違点1)、2)は、前記【2】の3.の(3)相違点の検討の1)、2)に説示した理由により、当業者であれば、容易に想到しえたものであるから、本件発明は、上記引用例の発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである。 よって、本件の請求項1に係る発明についての特許は、特許法第29条第2項の規定に基づいて拒絶査定をすべき出願に対してされたことになる。 5.請求項2の発明について 前記【2】の3.の(1)のd.の記載によれば、プライマー層の上に塗布されるポリイミド層は、プライマー層とは異なる組成のポリイミドである。 したがって、請求項2の発明と上記引用例の発明は、上記一致点、相違点に加え、「接着性ポリイミドまたはその前駆体とは異なる組成のポリイミドまたはその前駆体を塗布した点」で一致し、以下の<相違点>で相違している。 <相違点> 接着性ポリイミドまたはその前駆体の加熱乾燥を残存溶媒濃度が30%以下になるまで行った点。 6.相違点の検討と結論 ポリイミド層を含む積層体を製造するとき、ポリイミドフィルムに残存する溶剤を可及的に少なくすることは、製造における常套手段(この点につき、特開昭62-104840号公報の第4頁左下欄14〜15行、第5頁左下欄3〜4行参照)であり、残存溶媒濃度を特に30%以下限定した点には格別な意味が認められないから、残存溶媒濃度を特に30%以下とすることは当業者であれば、容易に想到しうる程度のことというべきである。 よって、請求項2の発明は、上記引用例に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである。 よって、本件の請求項2に係る発明についての特許は、特許法第29条第2項の規定に基づいて拒絶査定をすべき出願に対してされたことになる。 7.むすび 以上のとおりであるから、本件特許明細書の請求項1、2に係る発明の特許は、拒絶査定をしなければならない特許出願に対してなされたものであるから、平成6年12月法律第116号附則第14条の規定によって適用される、平成7年5月政令第205号第4条第2項の規定により、結論のとおり決定する。 |
異議決定日 | 2001-03-08 |
出願番号 | 特願昭63-274428 |
審決分類 |
P
1
651・
121-
ZB
(H05K)
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最終処分 | 取消 |
前審関与審査官 | 岡田 和加子 |
特許庁審判長 |
蓑輪 安夫 |
特許庁審判官 |
ぬで島 慎二 井口 嘉和 |
登録日 | 1997-12-12 |
登録番号 | 特許第2729063号(P2729063) |
権利者 | 三井化学株式会社 |
発明の名称 | フレキシブル金属箔積層板の製造方法 |
代理人 | 成瀬 勝夫 |
代理人 | 中村 智廣 |