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審決分類 |
審判 査定不服 発明同一 取り消して特許、登録 G03C |
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管理番号 | 1044374 |
審判番号 | 不服2001-264 |
総通号数 | 22 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 1999-11-16 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2001-01-11 |
確定日 | 2001-09-25 |
事件の表示 | 平成11年特許願第 72547号「レンズ付フィルムユニット」拒絶査定に対する審判事件〔平成11年11月16日出願公開、特開平11-316442、請求項の数(1)〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 |
理由 |
1.手続の経緯・本願発明 本願は、平成5年1月29日に出願された実願平5年2151号を特許法第46条第1項の規定により平成11年3月17日に特許出願に変更したものであって、その請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定されるとおりのものであると認める。 2.引用刊行物 原査定の拒絶理由に引用された引用例は以下のものである。 引用例:特願平4-272988号(特開平6-123940号公報参照) 3.対比・判断 本願発明と引用例に記載の発明とを対比すると、引用例に記載の発明は、本願発明を特定する事項である「スクロール室とレンズシャッタ部との間のスクロール室前面よりも後方に形成される空間に回路基板を配置」した点を備えておらず、この点が自明ないし技術常識であるとも言えず、本願発明が、その出願の日前の出願であって、その出願後に出願公開された引用例の願書に最初に添付した明細書又は図面に記載された発明と同一であるとは認められない。 4.むすび 本願については、原査定の拒絶理由を検討してもその理由によって拒絶すべきものとすることはできない。 また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審決日 | 2001-08-31 |
出願番号 | 特願平11-72547 |
審決分類 |
P
1
8・
161-
WY
(G03C)
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最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 柏崎 康司、越河 勉 |
特許庁審判長 |
末政 清滋 |
特許庁審判官 |
伊藤 昌哉 柏崎 正男 |
発明の名称 | レンズ付フィルムユニット |