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| 審決分類 |
審判 全部申し立て 4項(134条6項)独立特許用件 A63B 審判 全部申し立て 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 A63B 審判 全部申し立て 特36条4項詳細な説明の記載不備 A63B |
|---|---|
| 管理番号 | 1046817 |
| 異議申立番号 | 異議1999-70409 |
| 総通号数 | 23 |
| 発行国 | 日本国特許庁(JP) |
| 公報種別 | 特許決定公報 |
| 発行日 | 1995-12-05 |
| 種別 | 異議の決定 |
| 異議申立日 | 1999-02-05 |
| 確定日 | 2001-09-12 |
| 異議申立件数 | 1 |
| 事件の表示 | 特許第2783157号「アイアン型ゴルフクラブ」の請求項1に係る特許に対する特許異議の申立てについて、次のとおり決定する。 |
| 結論 | 特許第2783157号の請求項1に係る特許を取り消す。 |
| 理由 |
(1) 手続の経緯 本件特許第2783157号は、平成6年5月26日に特許出願され、平成10年5月22日にその特許の設定登録がなされ、その後、住友ゴム工業株式会社より特許異議の申立てがなされ、2回目の取消理由通知の指定期間内である平成12年10月10日に2回目の訂正請求(1回目の訂正請求は取り下げ)がなされた後、平成12年12月25日に訂正拒絶理由が通知されたものである。 (2) 訂正の適否についての判断 本件特許第2783157号の発明に対して、平成12年10月10日付けで訂正請求がなされ、これに対して期間を指定して平成12年12月25日付けで訂正拒絶理由を通知し、意見書を提出する機会を与えたが、特許権者からは、何らの応答はなかった。 そして、上記訂正拒絶理由は、依然として妥当なものと認められるので、この訂正は、特許法等の一部を改正する法律(平成6年法律第116号)附則第6条第1項の規定により、特許法第120条の4第3項で準用する平成6年法律第116号による改正前の特許法第126条第3項の規定に適合しないので認めることはできない。 (3)特許異議申立てについて 本件請求項1に係る発明(以下、本件発明という。)は、特許査定時の明細書及び図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定されるとおりのものと認める。 平成12年7月31日付けの取消理由に対する平成12年10月10日付けの特許異議意見書の内容を検討しても上記取消理由を覆すに足りる理由は見あたらない。 そして、平成12年7月31日付けで通知した取消理由は、依然として妥当なものと認められるので、本件発明は、特許法第36条第4項及び第6項の規定に違反して特許されたものである。 (4)むすび したがって、本件発明についての特許は、拒絶の査定をしなければならないものに対してなされたものであるので、特許法等の一部を改正する法律(平成6年法律第116号)附則第14条の規定に基づく、特許法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う経過措置を定める政令(平成7年政令第205号)第4条第1項及び第2項の規定により、上記のとおり決定する。 |
| 異議決定日 | 2001-07-18 |
| 出願番号 | 特願平6-113137 |
| 審決分類 |
P
1
651・
537-
ZB
(A63B)
P 1 651・ 536- ZB (A63B) P 1 651・ 856- ZB (A63B) |
| 最終処分 | 取消 |
| 前審関与審査官 | 北川 清伸 |
| 特許庁審判長 |
村山 隆 |
| 特許庁審判官 |
藤井 俊二 吉村 尚 |
| 登録日 | 1998-05-22 |
| 登録番号 | 特許第2783157号(P2783157) |
| 権利者 | 株式会社遠藤製作所 |
| 発明の名称 | アイアン型ゴルフクラブ |
| 代理人 | 牛木 護 |
| 代理人 | 苗村 正 |
| 代理人 | 住友 慎太郎 |