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審決分類 |
審判 全部申し立て 1項3号刊行物記載 A61K 審判 全部申し立て 特29条の2 A61K 審判 全部申し立て 2項進歩性 A61K 審判 全部申し立て 特39条先願 A61K |
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管理番号 | 1079684 |
異議申立番号 | 異議1998-71819 |
総通号数 | 44 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許決定公報 |
発行日 | 1997-06-30 |
種別 | 異議の決定 |
異議申立日 | 1998-04-14 |
確定日 | 2003-06-24 |
異議申立件数 | 3 |
事件の表示 | 特許第2677778号「新規医薬組成物」の請求項1〜11に係る特許に対する特許異議の申立てについて、次のとおり決定する。 |
結論 | 特許第2677778号の請求項1〜11に係る特許を取り消す。 |
理由 |
1.手続の経緯 本件特許第2677778号発明は、特願昭61-79060号(出願日:昭和61年4月4日、パリ条約による優先権主張:1985年4月5日及び1985年12月23日、イタリア国)の一部を特願平08-151346号として新たに特許出願(願書提出:平成8年6月12日)したものであって、平成9年7月25日に特許権の設定の登録がされた。その後、田中幸重、生化学工業株式会社及び足立泰守より特許異議申立がされ、平成10年8月29日付けで取消理由通知がされ、その指定期間内である平成11年3月23日に訂正請求がされ、平成11年5月25日付けで訂正拒絶理由がされ、その指定期間内である平成11年12月20日に訂正請求の手続補正書が提出された後、平成14年6月3日付けで審尋し、期間を指定して回答書を提出する機会を与えたが、特許権者からは何の応答もなかった。 2.訂正の適否 平成14年6月3日付け審尋書において指摘したとおり、平成11年12月20日付け手続補正書による補正は、訂正請求書の要旨を変更するものであるから、採用できない。そして、平成11年3月23日付け訂正請求に添付された訂正明細書の特許請求の範囲に記載された発明は、平成11年5月25日付け訂正拒絶理由通知書に記載した理由により、独立して特許を受けることができないものである。 したがって、当該訂正は、平成11年改正前の特許法第120条の4第3項において準用する同法第126条第4項の規定に違反するので、訂正は認められない。 3.本件特許発明 上述したとおり、訂正は認められないので、本件特許発明は、特許権の設定登録時の明細書の特許請求の範囲第1〜11項に記載されたとおりのものである。 そして、これに対して、平成10年8月29日付けで通知された取消理由は妥当なものと認められる。 4.むすび したがって、本件特許は平成10年8月29日付け取消理由通知書に記載した理由によって取り消すべきものである。 よって、結論の通り審決する。 |
異議決定日 | 2003-02-04 |
出願番号 | 特願平8-151346 |
審決分類 |
P
1
651・
4-
ZB
(A61K)
P 1 651・ 113- ZB (A61K) P 1 651・ 121- ZB (A61K) P 1 651・ 16- ZB (A61K) |
最終処分 | 取消 |
前審関与審査官 | 弘實 謙二 |
特許庁審判長 |
竹林 則幸 |
特許庁審判官 |
守安 智 松浦 新司 |
登録日 | 1997-07-25 |
登録番号 | 特許第2677778号(P2677778) |
権利者 | フィディーア・ファルマチェウティチ・ソシエタ・ペル・アチオニ |
発明の名称 | 新規医薬組成物 |
代理人 | 遠山 勉 |
代理人 | 松倉 秀実 |
代理人 | 田村 恭生 |
代理人 | 川口 嘉之 |
代理人 | 青山 葆 |