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審決分類 |
審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 A63F 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 A63F |
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管理番号 | 1085972 |
審判番号 | 不服2002-13392 |
総通号数 | 48 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2000-04-18 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2002-07-18 |
確定日 | 2003-10-27 |
事件の表示 | 平成10年特許願第300325号「パチンコ遊技機」拒絶査定に対する審判事件[平成12年4月18日出願公開、特開2000-107380]について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求は、成り立たない。 |
理由 |
一.手続の経緯 本願は、平成10年10月8日の出願であって、平成14年5月8日付で拒絶査定がなされ、これに対し、同年7月18日に拒絶査定に対する審判請求がなされるとともに、同年7月31日付で手続補正がなされたものである。 二.平成14年7月31日付の手続補正についての補正却下の決定 [補正却下の決定の結論] 平成14年7月31日付の手続補正を却下する。 [理由] 1.補正後の本願発明 平成14年7月31日付手続補正により、特許請求の範囲の請求項1は、 「図柄変動を行った後に、遊技者に特別の利益を設定する大当り図柄または前記大当り図柄以外の外れ図柄を確定表示する図柄表示装置を備え、前記大当り図柄の出現確率を切換制御するパチンコ遊技機において、前記出現確率の切り換えを確率変動用乱数値により設定する確率切換設定手段と、該確率切換設定手段により設定された確率変動用乱数値の別に対応して、前記大当り図柄及び外れ図柄とは別に設けた確率切換判別用図柄を表示制御する表示制御手段とを備え、前記大当り図柄の確定表示に基いて動作する大入賞口の連続開放動作中において前記大入賞口内に設定された特定領域に入賞がなかった場合、前記大入賞口の連続開放動作を途中終了させると共に、前記確率切換設定手段が、前記確率変動用乱数値の抽選を、前記大入賞口の連続開放動作中において前記特定領域への入賞がないことを判別した後に行って確率変動用乱数値により大当り図柄の出現確率を設定し、前記表示制御手段が、前記確率切換設定手段により設定された確率変動用乱数値の別に対応して確率切換判別用図柄を表示することを特徴とするパチンコ遊技機。」 と補正された。 上記補正は、 (ア) 補正前(平成13年12月27日付手続補正により補正された特許請求の範囲)の請求項1に記載した発明を特定するために必要な事項である「確率変動用乱数値の抽選を、前記大入賞口の連続開放動作中において前記特定領域への入賞がないことを判別した後に行う」について、当該確率変動用乱数値の抽選を「確率切換設定手段が」行うように限定するものであり、この限定に伴って、確率切換設定手段の「確率変動用乱数値により大当り図柄の出現確率を設定」する制御、及び、表示制御手段の「確率切換設定手段により設定された確率変動用乱数値の別に対応して確率切換判別用図柄を表示する」制御についても、特定領域への入賞がないことを判別した後に行われるように限定するもの であって、特許法第17条の2第4項第2号の特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。 そこで、本件補正後の前記請求項1に記載された発明(以下、「本願補正発明」という。)が特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか(特許法第17条の2第5項において準用する同法第126条第4項の規定に適合するか)について以下に検討する。 2.引用例に記載された発明 2-1.第1引用例(特開平10―52539号公報) 原査定の拒絶の理由に引用された、本願の出願の日前である平成10年2月24日に頒布された特開平10―52539号公報(以下、「第1引用例」という。)には、図面とともに、次の事項が記載されている。 (a) 「【請求項1】 複数の識別情報を可変表示可能な可変表示装置を備え、該可変表示装置における可変表示遊技の結果が特別停止態様になったことに基づき、特別遊技状態を発生可能な遊技機において、前記特別遊技状態の発生が特定の条件を満たした発生であった場合に、前記特別遊技状態の発生を容易な状態に変換する特別遊技状態発生容易化手段と・・・を備えたことを特徴とする遊技機。」(特許請求の範囲の請求項1) (b) 「【請求項4】 前記特定の条件は、前記特別遊技状態の発生に関連して行われる補助可変表示遊技の結果に基づいて成立するようにしたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。」(特許請求の範囲の請求項4) (c) 「特別遊技状態の発生を容易な状態に変換する(大当り確率が通常より高くなるように変動させる)。」(第7欄第5-6行) (d) 「特別遊技状態(大当り)が発生すると、特別変動入賞装置5の開閉扉5aが、例えば30秒程度(或いは、例えば最大で10個入賞までの期間)開放される特別遊技が行われる。この特別遊技のサイクルは、各サイクル中、大入賞口5a内の継続入賞領域を遊技球が通過することを条件に、例えば、最大で16サイクルまで継続して行われる。」(第7欄第44-50行) (e) 「図11は本発明の第3実施例を示す図であり、特図により確率変動を決定しないで、別遊技により確率変動の発生およびその回数を決定するものである。第3実施例では、図11に示す制御内容のパチンコゲームが行われる。まず、図11(a)に示すように図柄「3」で大当りが発生すると、特別図柄表示装置4に「3」、「3」、「3」のゾロ目が揃い、「大当り発生」という表示がされる。そして、大当りゲームが行われる。次いで、図柄「3」が揃った直後に特別図柄表示装置4の変動表示部4aを使用して別遊技(特別遊技状態の発生に関連して行われる補助可変遊技に相当)が行われる。なお、大当り終了後に、特別図柄表示装置4の変動表示部4aを使用して別遊技を行ってもよい。」(第20欄第33-45行) (f) 「別遊技では、所定の乱数を使用し、図11(b)に示すように確変を決定するか否かの遊技および確変を決定した場合の確変回数を何回にするかを決定する遊技が行われる。」(第20欄第46-49行) (g) 「特別図柄表示装置4の変動表示部4aに表示する画像上でも、確変を決定する「確変」という停止図柄が現れる」(第21欄第3-5行) (h) 「別遊技の結果、確変を決定した場合には、図11(c)に一例を示すように確変を決定したことおよび確変回数=1回という表示がされる。なお、確変を決定しない場合には、外れあるいは通常という表示がされる。」(第21欄第8-12行) この記載事項によると、第1引用例には、 「複数の識別情報を可変表示可能な可変表示装置を備え、該可変表示装置における可変表示遊技の結果が特別停止態様になったことに基づいて特別遊技状態を発生させる遊技機において、(i)前記特別遊技状態の発生が特定の条件を満たした発生であった場合に、特別遊技状態が発生する確率を通常より高くなるように変動(確変)させる特別遊技状態発生容易化手段を備え、(ii)前記特定の条件の成否は、特別遊技状態の発生に関連して行われる乱数を使用した別遊技の結果に基づいて決定され、(iii)当該別遊技の結果として確変を決定した場合には図11(c)のように確変を決定したことを、確変を決定しない場合には通常という表示を行い、(iv)特別遊技状態が発生すると大入賞口が30秒程度開放される特別遊技が行われ、この特別遊技のサイクルは各サイクル中、大入賞口内の継続入賞領域を遊技球が通過することを条件に16サイクルまで継続して行われる」 の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されていると認められる。 2-2.第2引用例(パチンコ必勝ガイド爆裂年鑑‘98) 原査定の拒絶の理由に引用された、本願の出願の日前に頒布された「パチンコ必勝ガイド爆裂年鑑‘98」,株式会社白夜書房,1998年2月9日,第10巻,第3号,P40-43(以下、「第2引用例」という。)には、次の事項が記載されている。 「確変への突入は、大当りが確定した直後に抽選される。画面に寛平ちゃんが現れてくるくると回り、前向きで停止すれば確変、後向きの場合は通常大当りだ。」(第41頁中段左枠内「確変が決定するまでの流れ」の欄) 2-3.第3引用例(特開平9-94335号公報) 原査定の拒絶の理由に引用された、本願の出願の日前である平成9年4月8日に頒布された特開平9-94335号公報(以下、「第3引用例」という。)には、図面とともに、次の事項が記載されている。 「変動情報カウンタは本実施の形態において、MPU13が大役第1カウンタまたは大役第2カウンタから「7」を取り込んだときに、変動条件決定回路21がMPU13の変動情報カウンタからカウント値を取り込み、そのカウント値に応じて変動条件が満足されるか否かが決定される。・・・変動条件が満足されると、その時点で発生している「特別権利」の消滅から、少なくとも次回の「特別権利」が発生するまでの間、MPU13が大役第1カウンタからカウント値を取り込むことにより、特別権利発生情報を特別第1確率(=1/50>1/256)に基づいて停止表示するので、特別権利発生情報を特別第2確率に基づいて停止表示する場合と比較して、「普通権利」よりも上位の「特別権利」は発生し易く、遊技者にとって有利な状態(以下、有利な状態)が形成される。」(第【0084】-【0086】段落) 3.対比 本願補正発明と引用発明とを比較すると、 (1) 引用発明の「識別情報」は、本願補正発明の「図柄」に相当し、以下同様に、「複数の識別情報を可変表示」は「図柄変動」に、「特別停止態様」は「大当り図柄」に、「特別遊技状態」は「遊技者に特別の利益」に、「遊技機」は「パチンコ遊技機」に、それぞれ相当する。 (2) 引用発明の「複数の識別情報を可変表示可能な可変表示装置」は、当該可変表示装置における可変表示遊技の結果が特別停止態様になると特別遊技状態が発生するものであるから、本願補正発明の「図柄変動を行った後に、遊技者に特別の利益を設定する大当り図柄または前記大当り図柄以外の外れ図柄を確定表示する図柄表示装置」に相当する。 (3) 引用発明で「特定の条件」は、乱数を使用した別遊技の結果に基づいて成立するものであり、一方、本願補正発明において出現確率の切り換えは「大入賞口の連続開放動作」(引用発明の「特別遊技状態の発生」に対応)を前提としている。してみると、引用発明の「特別遊技状態の発生が特定の条件を満たした発生であった場合に、特別遊技状態が発生する確率を通常より高くなるように変動(確変)させる特別遊技状態発生容易化手段」は、本願補正発明の「出現確率の切り換えを確率変動用乱数値により設定する確率切換設定手段」に相当する。 (4) 引用発明は「別遊技の結果として確変を決定した場合には図11(c)のように確変を決定したことを、確変を決定しない場合には通常という表示を行」うものであるが、この確変あるいは通常を表示する態様として、図11(c)を参照すれば、「確変」、「通常」のような停止図柄を用いた表示を行っている。すると、これら引用発明の停止図柄は、本願補正発明の「大当り図柄及び外れ図柄とは別に設けた確率切換判別用図柄」に相当するから、引用発明も本願補正発明同様、「確率切換設定手段により設定された確率変動用乱数値の別に対応して、前記大当り図柄及び外れ図柄とは別に設けた確率切換判別用図柄を表示制御する表示制御手段」に相当する制御手段を有するものである。 (5) 引用発明の「特別遊技状態が発生すると大入賞口が30秒程度開放される特別遊技が行われ、この特別遊技のサイクルは各サイクル中、大入賞口内の継続入賞領域を遊技球が通過することを条件に16サイクルまで継続して行われる」点は、本願補正発明の「大当り図柄の確定表示に基いて動作する大入賞口の連続開放動作中において前記大入賞口内に設定された特定領域に入賞がなかった場合、前記大入賞口の連続開放動作を途中終了させる」点に相当する。 したがって、本願補正発明と引用発明とは、 「図柄変動を行った後に、遊技者に特別の利益を設定する大当り図柄または前記大当り図柄以外の外れ図柄を確定表示する図柄表示装置を備え、前記大当り図柄の出現確率を切換制御するパチンコ遊技機において、前記出現確率の切り換えを確率変動用乱数値により設定する確率切換設定手段と、該確率切換設定手段により設定された確率変動用乱数値の別に対応して、前記大当り図柄及び外れ図柄とは別に設けた確率切換判別用図柄を表示制御する表示制御手段とを備え、前記大当り図柄の確定表示に基いて動作する大入賞口の連続開放動作中において前記大入賞口内に設定された特定領域に入賞がなかった場合、前記大入賞口の連続開放動作を途中終了させるパチンコ遊技機。」 の点で一致し、次の点において相違する。 (相違点) 確率切換設定手段が確率変動用乱数値の抽選を行い、その確率変動用乱数値により大当り図柄の出現確率を設定し、且つ、当該確率変動用乱数値の別に対応して表示制御手段が確率切換判別用図柄を表示する時期が、本願補正発明では「大入賞口の連続開放動作中において前記特定領域への入賞がないことを判別した後」であるのに対し、引用発明が記載された第1引用例には、大当り図柄が「揃った直後」あるいは「大当り終了後」が例示されている(上記(e)の記載)に留まる点。 4.当審の判断 上記相違点について検討する。 パチンコ遊技機において、遊技者に付与する遊技上の特別の利益としては、確率変動のほか、図柄変動時間の短縮、可変入賞装置の開放あるいはその開放パターンの変更など、種々のものが周知であり、また、これら遊技上の特別の利益を付与する契機についても、遊技に伴い発生する様々な遊技状態、例えば、大当りの発生、終了のほか、リーチ状態の発生、入賞口への入賞、特定領域の通過などが周知である(確率変動について様々な遊技状態が付与の契機とされることについて、特開平5-177041号公報第【0095】-【0100】段落など参照)。 そして、上記種々知られた遊技上の特別の利益のうちの何れの利益を、様々な遊技状態の何れを契機として遊技上付与するかは、パチンコ遊技機の遊技の方法それ自体(どのような手順の遊技とするか)に関する事項であって、遊技の方法それ自体をどのようなものとするかは(法令上の規制を別とすれば)当業者が自由に定めることができることである。すると、パチンコ遊技機において周知である種々の遊技上の特別の利益と、その利益を付与する契機になりうる様々な遊技状態とから、それぞれ適宜選択して遊技の方法として定めることは、当業者が適宜に為し得る事項にすぎない。 そして、大入賞口の連続開放動作中において、連続開放動作を継続させる特定領域への入賞がないことを契機として、遊技上の特別の利益を付与することは周知の事項である。例えば、特開平4-150882号公報には、パンク状態となった場合に補助変動入賞装置を遊技者にとって有利な状態に変換させることで、遊技者が特別遊技において獲得できなかった賞球を埋め合わせる救済措置とすることが(第10頁右下欄第13-18行)、また、特開平6-86856号公報には、変動入賞装置の開閉による特別動作が規定回数完了せず「パンク」した場合についても、当該パンク時に可変表示ゲームの判定率を高確率に変更する抽選を行うことが記載されている(第1頁【要約】の欄など参照)。 してみれば、遊技上の特別の利益として、確率変動用乱数値の抽選に基づいて大当り図柄の出現確率を設定することは、引用発明のほか上記第2、第3引用例にも記載されたとおり周知の事項であって、このような遊技上の特別の利益を、大入賞口の連続開放動作中において前記特定領域への入賞がないこと(パンク)を判別したことを契機として付与するように構成することは、当業者が容易に想到し得たことである。さらに、引用発明について、その確率変動用乱数値の抽選を行う時期を特定領域への入賞がないことを判別した後とすれば、それに伴って、その表示制御手段による確率切換判別用図柄を表示する時期についてもやはり、特定領域への入賞がないことを判別した後となることは明らかである。 したがって、引用発明において、確率切換設定手段が確率変動用乱数値の抽選を行い、その確率変動用乱数値により大当り図柄の出現確率を設定し、且つ、当該確率変動用乱数値の別に対応して表示制御手段が確率切換判別用図柄を表示する時期を、本願補正発明と同様に「大入賞口の連続開放動作中において前記特定領域への入賞がないことを判別した後」とすることは当業者が容易に想到し得たことである。 そして、本願補正発明の作用効果も、引用発明、及び、周知技術から当業者が予測できる範囲のものである。 したがって、本願補正発明は、引用発明、及び、周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許出願の際独立して特許を受けることができないものである。 5.むすび 以上のとおり、本件補正は、特許法第17条の2第5項で準用する同法第126条第4項の規定に違反するものであり、特許法第159条第1項で準用する特許法第53条第1項の規定により却下されるべきものである。 三.本願発明について 1.本願発明 平成14年7月31日付の手続補正は上記のとおり却下されたので、本願の請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、平成13年12月27日付手続補正書の特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定される以下のとおりのものである。 (本願発明) 「図柄変動を行った後に、遊技者に特別の利益を設定する大当り図柄または前記大当り図柄以外の外れ図柄を確定表示する図柄表示装置を備え、前記大当り図柄の出現確率を切換制御するパチンコ遊技機において、前記出現確率の切り換えを確率変動用乱数値により設定する確率切換設定手段と、該確率切換設定手段により設定された確率変動用乱数値の別に対応して、前記大当り図柄及び外れ図柄とは別に設けた確率切換判別用図柄を表示制御する表示制御手段とを備え、前記大当り図柄の確定表示に基いて動作する大入賞口の連続開放動作中において前記大入賞口内に設定された特定領域に入賞がなかった場合、前記大入賞口の連続開放動作を途中終了させると共に、前記確率変動用乱数値の抽選を、前記大入賞口の連続開放動作中において前記特定領域への入賞がないことを判別した後に行うことを特徴とするパチンコ遊技機。」 2.引用例に記載された発明 原査定の拒絶の理由に引用された引用例、及び、その記載事項は、前記「二.2.」に記載したとおりである。 3.対比・判断 本願発明は、本願補正発明から前記「二.1.」で検討した(ア)の限定を省いたものである。 そうすると、本願発明の構成要件を全て含み、さらに他の構成要件を付加したものに相当する本願補正発明が、前記「二.4.」に記載したとおり、第1引用例に記載された発明、及び、周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本願発明も、同様の理由により、第1引用例に記載された発明、及び、周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。 4.むすび 以上のとおり、本願発明は、第1引用例に記載された発明、及び、周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審理終結日 | 2003-07-10 |
結審通知日 | 2003-08-05 |
審決日 | 2003-08-19 |
出願番号 | 特願平10-300325 |
審決分類 |
P
1
8・
121-
Z
(A63F)
P 1 8・ 575- Z (A63F) |
最終処分 | 不成立 |
前審関与審査官 | 神 悦彦、澤田 真治 |
特許庁審判長 |
村山 隆 |
特許庁審判官 |
榎本 吉孝 塩崎 進 |
発明の名称 | パチンコ遊技機 |
代理人 | 魚住 高博 |
代理人 | 手島 直彦 |
代理人 | 竹本 松司 |
代理人 | 湯田 浩一 |
代理人 | 杉山 秀雄 |