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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 A63F
管理番号 1089579
審判番号 不服2001-1319  
総通号数 50 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 1993-08-24 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2001-01-29 
確定日 2004-01-05 
事件の表示 平成 4年特許願第 46298号「遊技場の予約管理システム」拒絶査定に対する審判事件[平成 5年 8月24日出願公開、特開平 5-212154]について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯・本願発明

本願は、平成4年1月31日の出願であって、その請求項1乃至5に係る発明は、平成12年4月28日付けの手続補正書及び平成13年2月23日付けの手続補正書により補正された明細書又は図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1乃至5に記載されたとおりのものであると認められるところ、請求項2に係る発明(以下、「本願発明」という)は次のとおりのものである。

「外部操作に応じて特定の遊技機を示す台番号データを含む予約信号を入力可能に構成された入力手段と、遊技機毎に対応して設けられた表示手段と、前記入力手段を通じて前記予約スタート信号が入力されたときに、その予約スタート信号に含まれる台番号データが示す遊技機に対応した表示手段に、当該遊技機が予約状態にある旨の表示をさせる予約動作を実行するように構成された制御手段とを備えたことを特徴とする遊技場の予約管理システム。」

2.引用刊行物記載の発明

これに対して、原査定の拒絶の理由で引用された特開平1-313076号公報(以下、「引用刊行物」という)には、図面とともに、

(1)「第1図は本発明が適用されるパチンコ機の正面図であり、1はパチンコ機の機枠、2はその前面枠、3は前面枠2の前面に開閉自在に装着されたガラス枠、4はガラス枠3の後面に位置する遊技盤である。前記ガラス枠4には遊技盤4の前面を覆うように通常の透明なガラス5と瞬間調光ガラス6とが適宜間隔を置いて前後に装着されている。」(第2頁右上欄第18行〜左下欄第5行。なお、上記「前記ガラス枠4」という記載は、「前記ガラス枠3」の誤記と認められる)、

(2)「前記瞬間調光ガラス6は、第3図に示すように2枚の透明なガラス6a,6aの間に中間膜6b,6bを介して分散型液晶シート6cをラミネートしたもので液晶シート6cに電圧を印加することによって液晶の配列状態をコントロールし、瞬時に透視度を変化させることができるものである。」(第2頁左下欄第19行〜右下欄第4行)、

(3)「本発明によれば、瞬間調光ガラス6を採用することによって、新規なパチンコ機の出現が可能となる。すなわち、瞬間調光ガラス6と各パチンコ機台を総合管理するホールコンピュータとを接続し、瞬間調光ガラス6には例えば「打止台」等任意な文字を表出可能にしておく。そして、ホールコンピュータからの打止信号によって瞬間調光ガラス6を透明から不透明へ変化させると同時に「打止台」なる文字を浮き上がらせるのである。このように、瞬間調光ガラスを採用することによって各パチンコ機の状態表示が容易に可能となり、従来から使用されている表示カードが全く不要となる上、従来にない斬新な表示機能を備えたパチンコ機を提供できる。」(第3頁左上欄第15行〜右上欄第8行)、

(4)「瞬間調光ガラスに電圧を印加すると、透明から不透明へ変化する。これによって、遊技盤の表面が見えなくなって遊技ができなくなり例えば打止め時などにその台を簡単に休止状態にさせておくことができる。」(第2頁右上欄第5行〜第9行)

と記載されている。

ここで、前記(1)に記載されているように、前記瞬間調光ガラスが各パチンコ機のガラス枠に装着されていることからみて、当該瞬間調光ガラスはパチンコ機毎に対応して設けられているものと認められる。
また、前記(3)の「瞬間調光ガラス6と各パチンコ機台を総合管理するホールコンピュータとを接続し、瞬間調光ガラス6には例えば「打止台」等任意な文字を表出可能にしておく。そして、ホールコンピュータからの打止信号によって瞬間調光ガラス6を透明から不透明へ変化させると同時に「打止台」なる文字を浮き上がらせるのである。」という記載からみて、引用刊行物には「各パチンコ機台を総合管理するホールコンピュータ」を用いた遊技場の管理システムについての記載もなされているものと認められる。
そして、前記「瞬間調光ガラス6を透明から不透明へ変化させると同時に「打止台」なる文字を浮き上がらせる」ことは、瞬間調光ガラスにパチンコ機が打止状態にある旨の表示をさせる動作を実行することを意味するものと認められ、かつ、そのような表示がなされるのは打止めのパチンコ機に対応した瞬間調光ガラスのみであることは、当業者にとって明らかなことである。さらに、そのような動作を実行するのは、前記「ホールコンピュータからの打止信号によって」という記載から明らかなように、ホールコンピュータから打止信号が入力されたときである。

したがって、以上の事項を総合すると、引用刊行物には、

「パチンコ機毎に対応して設けられた瞬間調光ガラスを備え、ホールコンピュータから打止信号が入力されたときに、打止めのパチンコ機に対応した瞬間調光ガラスに、当該パチンコ機が打止状態にある旨の表示をさせる動作を実行することを特徴とする遊技場の管理システム。」

という発明(以下、「引用刊行物記載の発明」という)が記載されている。


また、特開昭59-168867号公報(以下、「周知例1」という)、特開昭62-167585号公報(以下、「周知例2」という)、特開平2-164384号公報(以下、「周知例3」という)には、各々以下の技術事項が図面とともに記載されている。

[周知例1]
・「パチンコホールにおける各パチンコ台を管理する装置に関する」(第1頁右下欄第15行〜第16行)
・「中央管理部に置かれている集中管理用計算器の指令装置(A)に対して、各パチンコ台(P)に付設した表示装置(B)と店内放送装置(C)とを、さらには各パチンコ台(P)の必要番号を表示する店内表示装置(D)とを各別連係したものである。」(第2頁右上欄第17行〜左下欄第2行)
・「集中管理用計算器の指令装置(A)は、表示装置部(ブラウン管)(a)、音声発生装置部(図示されず)及び操作装置部(b)を具有する」(第2頁左下欄第8行〜第10行)
・「指令装置(A)の操作装置部(b)には、打止(1)、点検(2)、開放(3)の押釦と、テン釦(4)とが配設されている。
パチンコ台(P)に付設した表示装置(B)は、フレームをなす呼出ランプ(c)と、これの内側に指令装置(A)よりの情報を知らせる表示部分(d)と番号付押釦(e)とより構成されており、表示部分(d)には、その台(P)に対しての指令装置(A)よりの玉打止めを示す打止ランプ(5)と指令装置(A)よりの他の情報を示すトラブルランプ(6)とがある。」(第2頁左下欄第14行〜右上欄第3行)
・「そのパチンコ台(P)の台番を指令装置(A)のテン釦(4)にて指定し、打止釦(1)を押すと、 (中略) そのパチンコ台(P)に付設の表示装置(B)の呼出ランプ(c)が点滅し、打止ランプ(5)が点灯し」(第3頁左下欄第4行〜第11行)

[周知例2]
・「遊技場の集中管理装置に関し、特に例えばパチンコ遊技場において各パチンコ遊技機の稼働状態,打止制御状態の管理、球貸数と景品交換球数とに基づく売上高・利益率の管理および景品の在庫管理等を集中的に行なうような遊技場の集中管理装置に関する。」(第1頁右下欄第14行〜第2頁左上欄第1行)
・「集中管理装置の操作部には、パチンコ遊技機の打止制御を遠隔操作するためのパチンコ機管理用操作パネルOP1 (中略) が設けられる。」(第2頁右下欄第14行〜第3頁左上欄第1行)
・「操作パネルOP1には、0〜9までの数値をキー入力するための数値キーNK, (中略) 手動打止キーHSK, (中略) が設けられる。」(第3頁右上欄第13行〜左下欄第4行)
・「強制的に任意の台を打止制御したい場合(例えば顧客が不正をして景品球を出したり、パチンコ遊技機または補給装置が故障した場合)は、数値キーNKで任意の台番号を指定しかつ手動打止キーHSKを押圧する。応じて、指定された台は打止制御されるとともに、打止表示ランプが点灯され、」(第4頁右上欄第7行〜第14行)

[周知例3]
・「パチンコ機において各種の情報を表示する装置に関する。」(第1頁右下欄第10行〜第11行)
・「パチンコ機1は、第1図に示すように、機枠2の一側に額縁状の前面枠3をヒンジ4により開閉可能に螺着し、該前面枠3の表面の上部に表示手段である表示ユニット5を取付けてある。
表示ユニット5は、 (中略) データの表示を行なう表示器10と、 (中略) が主要な構成部材である。」(第2頁右上欄第20行〜左下欄第11行)
・「上記した表示ユニット5を制御するユニット制御装置は、パチンコ機1の裏機構盤等、適宜の場所に設けてある。そして、表示器10、遊技者用操作部27は後に詳述するユニット制御装置と電気的に接続されている。」(第3頁左下欄第7行〜第11行)
・「パチンコ機1は、パチンコ機1のユニット制御装置44、ユニット伝送路45を介して、管理装置39の通信制御装置46と電気的に接続されている。このユニット伝送路45上では、パチンコ機1からの情報要求指令、および管理装置39からの釘調整情報、モニタ情報、大当り情報、打止情報等が送受信される。
また、管理装置39へは、キーボード47から各パチンコ機1の打止指令である完了指令、打止を解除する打止解除指令、モニタ情報、調整割数値、釘調整指令等が入力される。」(第4頁左上欄第13行〜右上欄第3行)
・「管理装置39では、 (中略) キーボード47から打止解除指令が入力されるか、中央処理装置48による打止判定がなされると、該当するパチンコ機1へ打止信号である完了指令を送信する。」(第4頁右下欄第5行〜第5頁左上欄第6行)
なお、当該記載における「打止解除指令」は、第7図の記載からみて打止指令である「完了指令」の誤記であると認められる。また、第4図には、キーボード47の右側に「(台番号)+(完了指令)入力」と記載されているように、完了指令を入力する際には台番号も併せて入力することが記載されている。
・「ユニット制御装置44では、 (中略) 管理装置39からの完了指令信号を受信すると、ROM51に記憶させてある完了表示データを読み出し、表示器10に打止を表わす完了表示を行い、完了フラグを立てる。」(第5頁左上欄第18行〜右上欄第10行)

3.対比・判断

本願発明と引用刊行物記載の発明を対比すると、
引用刊行物記載の発明における「パチンコ機」、「瞬間調光ガラス」は、本願発明における「遊技機」、「表示手段」に各々相当するものと認められ、そうすると、両者は、

「遊技機毎に対応して設けられた表示手段を備え、所定の信号が入力されたときに、所定の遊技機に対応する表示手段に、当該遊技機が所定の状態にある旨の表示をさせる動作を実行することを特徴とする遊技場の管理システム。」

である点で一致し、次の3つの点において相違しているものと認められる。

[相違点1]
遊技場の管理システムが、本願発明においては、遊技機の「予約」を管理するシステムであるのに対し、引用刊行物記載の発明においては、遊技機の「打止め」を管理するシステムである点。したがって、本願発明においては、前記「所定の信号」が「予約スタート信号」であり、かつ、前記「所定の状態」が「予約状態」であるのに対し、引用刊行物記載の発明においては、前記「所定の信号」が「打止信号」であり、かつ、前記「所定の状態」が「打止状態」である点。

[相違点2]
本願発明においては、「外部操作に応じて特定の遊技機を示す台番号データを含む予約信号を入力可能に構成された入力手段」を備え、当該入力手段を通じて入力された「台番号データ」が示す遊技機に対応した表示手段に表示をさせているのに対し、引用刊行物記載の発明においては、そのような入力手段を備えてはおらず、したがって、本願発明のように当該入力手段を通じて入力された「台番号データ」に基づいて表示をさせる表示手段を特定していない点。

[相違点3]
所定の信号が入力されたときに、所定の遊技機に対応する表示手段に、当該遊技機が所定の状態にある旨の表示をさせる動作を実行するために、本願発明においては、そのような動作を実行するように構成された「制御手段」を備えているのに対し、引用刊行物記載の発明においては、そのような動作を実行するための具体的な手段については特定されていない点。

前記相違点1乃至相違点3について検討する。

(相違点1について)
事業者がその所有する施設内の設備を利用者に使用させてその事業を行う際に、当該設備の使用を予約可能にすることは、利用者の利便を向上させるための付加的なサービスとして、遊技場を含むサービス業や飲食店といった業種において、広く行われていることである(一般的な例として、ホテルにおける客室の予約、劇場における座席の予約、ボーリング場におけるレーンの予約、飲食店におけるテーブルの予約が挙げられる。また、遊技場における例としては、麻雀クラブ(雀荘)における麻雀卓の予約、ビリヤード場におけるビリヤード台の予約が挙げられる)。
そして、引用刊行物に記載の管理システムの導入対象であるパチンコホールもサービス業の一種であって、利用者の利便を向上させることは経営上明らかに追求すべき事項の一つであるから、パチンコホールにおいて、他の業種に倣ってその設備(すなわち遊技機)の使用を予約可能とするサービスを提供することは、パチンコホールを経営する各事業者が適宜選択し得る営業上の取り決め事項にすぎず、そのようなサービスを提供すること自体に格別の技術的困難性が伴うものではないと認められる。
さらに、設備の使用を予約可能とした場合、予約をしていない他の利用者が予約された設備を使用することを防止するために、予約された設備に対して当該設備が予約された状態にある旨の表示を行うことも、広く行われていることにすぎない(例えば、飲食店、麻雀クラブ、ビリヤード場等において、「御予約席」、「御予約台」等の表示札を予約された設備上に置くことが行われている)。
したがって、パチンコホールにおいて、遊技機の使用を予約可能とするサービスを導入した場合においても、予約された遊技機に対して当該遊技機が予約された状態にある旨の表示を行うことは、当該サービスを円滑に実施するために事業者が適宜採用し得る営業手法にすぎないことと認められる。ここで、パチンコホールにおいては、遊技機の状態が記載された表示カードを遊技機の前面に付設することによって、当該遊技機の状態の表示を行うことがごく普通に行われているから(例えば、引用刊行物の前記摘記(3)における「従来から使用されている表示カード」がこれに該当し、当該表示カードが「打止台」といったような遊技機の状態が記載されたカードであることは当業者にとって自明のことである)、遊技機が予約された状態にある旨の表示を行うための手法として、予約された遊技機に対して当該遊技機が予約された状態にある旨の表示カードを付設することが当業者であればごく簡単に想起されるものと認められる。
その一方で、引用刊行物には、「各パチンコ機の状態表示が容易に可能となり、従来から使用されている表示カードが全く不要となる」(前記摘記(3)参照)と記載されているように、前述のような表示カードによる遊技機の状態表示に代わる遊技場の管理システムの発明が開示されており、かつ、当該引用刊行物記載の発明における表示手段である「瞬間調光ガラス」は、「任意な文字を表出可能」(前記摘記(3)参照)という記載からみても明らかなように「打止め」という状態の表示に限らず、遊技機の他の状態の表示も可能な表示手段であるから、引用刊行物記載の発明において、表示手段に「打止状態にある旨の表示をさせる」ことに代えて、他の状態、例えば「予約状態」にある旨の表示をさせるようにすることは、当業者が容易に想到し得ることと認められる。その際、「打止信号」が入力されたときではなく、表示手段に遊技機が予約状態である旨の表示をさせるという予約動作を開始させるための信号、すなわち「予約スタート信号」が入力されたときに、表示手段に遊技機が予約状態にある旨の表示をさせる予約動作を実行するようにすることは、表示内容の変更に伴ってシステム全体を「遊技機の予約管理システム」とするための設計変更にすぎないことと認められる。
したがって、本願発明の前記相違点1に係る構成は、当業者が容易に想到し得る程度のことである。

(相違点2について)
引用刊行物記載の発明における「ホールコンピュータ」は、「各パチンコ機台を総合管理する」(前記摘記(3)参照)ものであって、「打止信号」を出力しているが、そのようなホールコンピュータが各種制御信号やパチンコ機の台番号データを入力するための外部操作可能な入力手段を備え、当該入力手段を通じて「打止め」に関連する動作(打止状態の表示動作も含む)を実行させるための制御信号や「打止め」の台番号データを外部操作によって入力するとともに、入力された台番号データに基づいて特定されるパチンコ機あるいはそれに付設された装置に対して前記「打止め」に関連する動作を実行させることは、上記周知例1乃至周知例3にも記載されているように周知技術である。
また、引用刊行物記載の発明において、前述したように遊技機が「予約状態」にある旨の表示をさせるようにする場合においても、どの遊技機に対応した表示手段に当該遊技機が「予約状態」にある旨の表示をさせるのかを特定する必要があることは当業者にとって明らかなことであるから、引用刊行物記載の発明において、上記周知技術のような外部操作可能な入力手段を設けて、外部操作に応じて予約のための制御信号や台番号データを入力可能とするとともに、入力された台番号データに基づいて表示をさせる表示手段を特定するようにすることは、システムを構築する上で当業者が適宜なし得る設計事項であると認められる。さらに、一般にシステム内で用いられる制御信号の形式は当業者が適宜定義し得るものであり、前記台番号データは予約のための制御をする上で不可欠なデータであるから、当該台番号データを前記予約のための制御信号に含めるように定義することも、システムを設計する上で当業者が適宜なし得る事項にすぎないことと認められる。
したがって、本願発明の前記相違点2に係る構成は、当業者が容易に想到し得る程度のことである。

(相違点3について)
引用刊行物には、所定の信号が入力されたときに、所定の遊技機に対応する表示手段に、当該遊技機が所定の状態にある旨の表示をさせることに関して、「ホールコンピュータからの打止信号によって瞬間調光ガラス6を透明から不透明へ変化させると同時に「打止台」なる文字を浮き上がらせる」(前記摘記(3)参照)という作用的な記載しかなされていないが、そのような作用を実現するために何らかの制御手段が必要になることは当業者にとって明らかなことであるから、引用刊行物記載の発明も制御手段を備えているとみるのが自然であり、前記相違点3は実質的な相違点とはいえない。

そして、本願発明の効果も、引用刊行物記載の発明及び前記周知技術並びにサービス業等において広く行われているサービス内容から当業者が予測できる範囲のものと認められる。

4.むすび
したがって、本願発明は、引用刊行物に記載された発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2003-10-29 
結審通知日 2003-11-04 
審決日 2003-11-18 
出願番号 特願平4-46298
審決分類 P 1 8・ 121- Z (A63F)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 土屋 保光  
特許庁審判長 村山 隆
特許庁審判官 川島 陵司
國分 直樹
発明の名称 遊技場の予約管理システム  
代理人 佐藤 強  

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