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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 H04N
管理番号 1128310
審判番号 不服2002-14129  
総通号数 74 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 1999-08-10 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2002-07-25 
確定日 2005-12-22 
事件の表示 平成10年特許願第 20042号「カード型スキャナ装置」拒絶査定不服審判事件〔平成11年 8月10日出願公開、特開平11-220587〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯・本願発明
本願は、平成10年1月30日の出願であって、平成14年5月27日付けで手続き補正がなされ、平成14年6月13日付けで拒絶査定がされ、これに対して、同年7月25日に拒絶査定に対する審判請求がなされ、同年8月26日付けの手続補正書によって補正された明細書及び図面の記載からみて、本願発明は、特許請求の範囲の請求項1に記載された次のとおりのものと認める。(以下、「本願発明」という。)。

「【請求項1】被読取り媒体上の画像を光学的に読取りアナログ電気信号に変換する画像読取り部と、画像読取り部の被読取り媒体上の移動量を計測する移動量計測部と、画像読取り部から出力されたアナログ画像信号を処理する画像信号処理部と、前記移動量計測手段の移動量により画像読取り部の駆動制御を行なう読取り制御部と、外部の情報処理装置へ読取りデータの出力を行なうPCカードインターフェイス部と、前記画像信号処理部、読取り制御部及びPCカードインターフェイス部を内蔵するPCカード部を備えたカード型スキャナ装置において、前記PCカード部はカード状を成して、情報処理装置内に設けられたPCカードスロットに挿入可能に構成し、画像読取り部と移動量計測部が情報処理装置への挿入側と反対側の端部に設けられ、情報処理装置に装着した場合に情報処理装置の外部に突出する構成になっており、前記情報処理装置の外部に突出する画像読取り部と移動量計測部とが、PCカード部に対し別体の筺体に収納され、このPCカード部と筺体とを接続する接続部を有し、この接続部を前記筐体内部に収納可能とした構成であることを特徴とするカード型スキャナ装置。」

2.引用例
原審の拒絶の理由に引用された、特開平7-283910号公報(以下、「引用例」という。)には、図面とともに次の事項ア〜オが記載されている。
ア.
「【請求項7】手動により原稿画像を走査してイメージセンサにより画像情報を読みとる画像入力装置において、前記イメージセンサと原稿照明手段と含むセンサユニットとPCカードインターフェース部を一体にして構成した画像読みとりモジュールと、PCカード挿入部を備えるアダプタから構成され、前記アダプタは、読み取り画像データを外部機器に出力するための外部インターフェース手段と、前記画像読みとりモジュールをアダプタのPCカード挿入部に挿入した時に画像読み取りモジュールを前記アダプタに固定する手段を備え、前記画像読み取りモジュールをアダプタに固定して画像の読みとりを行うことを特徴とする画像入力装置。」(第2頁1欄30〜41行)
イ.
「【0014】 図1は本発明の画像入力装置の外観図である。携帯機器1は、ペン入力可能な液晶表示部2とPCカードスロット7を備える。読み取りモジュール4は、PCカードインターフェース部3とイメージセンサ部6を備える。イメージセンサ部6には完全密着型のイメージセンサを用いる。車輪5aおよび5bは原稿と接触することにより回転し、走査位置を検出する。
【0015】読み取りモジュール4のPCカード部3は、携帯機器1のPCカードスロット7に挿入される。これにより、読み取りモジュール4は携帯機器1に電気的に接続される。読み取りモジュール4には突起8aおよび8bがある。読み取りモジュール4が携帯機器1装着されたとき、突起8aおよび8bは、携帯機器1に設けられた穴9aおよび9bにそれぞれ嵌合する。これにより、読み取りモジュール4は携帯機器1に機械的に固定される。」(第3頁3欄31〜46行)

ウ.
「【0022】実施例の電気回路構成の概略ブロック図を図5に示す。携帯機器1の回路ブロックについて以下に説明する。マイクロプロセッサ(MPU)41は、携帯機器1全体を制御する。ROM42は、オペーレーティングシステムや文字認識を行うための辞書データなどを記憶し、MPU41はMPUバス53を介してROM42内に記憶されたコード及びデータをアクセスする。RAM43はMPU41のワークメモリとして使用される。RAM43には、読み取りモジュール4によって読みとられた画像データも格納される。PCカードインターフェース44は、PCカードスロット7に挿入されたPCカードとMPUバス53を接続する。」(第3頁4欄48行〜第4頁5欄9行)

エ.
「【0024】次に、読み取りモジュール4の回路ブロックについて説明する。PCカードインターフェース61を介して、MPUバス53と、読み取りモジュール4の内部バス62は電気的に接続される。ロータリーエンコーダ64,65はそれぞれ車輪5a,5bとギアで連結されており、車輪の回転に応じてパルスを発生する。エンコーダカウンタ63および66は、ロータリーエンコーダ64および65からのパルスをそれぞれカウントする。MPU41は、PCカードインターフェース44および61を介してエンコーダカウンタ63および66のカウント値を読み込むことができる。イメージセンサ67は、センサドライブ回路67からの駆動信号により駆動され、読み取った画情報をアナログ画像信号として出力する。
【0025】画像処理回路69は、イメージセンサからのアナログ画像信号のディジタル信号への変換および、イメージセンサ68のシェーディング歪みの補正を行う。ラインバッファ70は、1ライン分のディジタル画像信号を記憶する。MPU41は、PCカードインターフェース44および61を介して、ラインバッファ70に記憶された画像データをアクセスすることができる。また、ラインバッファ70は、1ライン分の画像データの格納を終了した時点で割り込み信号を出力する。前記割り込み信号は、PCカードインターフェース61および44を介してMPU41に入力される。MPU61は、前記割り込み信号を受け付けるとラインバッファ内の画像データをRAM43に転送する。このときMPU41は、RAM43の転送アドレスを、エンコーダカウンタ63および66のカウント値に基づき算出する。」(第4頁5欄27行〜6欄5行)

オ.
「【0031】 図6は、図1に示した読み取りモジュール4を、パーソナルコンピュータ(PC)に接続して用いる場合の外観図である。図6において、図1と同一部分は同一番号が付与されている。読み取りモジュール用アダプタはボディー80,ケーブル81およびPCカード部82により構成される。読み取りモジュール4はボディ80に装着される。ボディ80は原稿を手動走査するとき持ちやすい形状と大きさにデザインされる。PC83はPCカードスロットを備え、PCカード部82が挿入される。前記アダプタは、PC83のPCカードスロットのそれぞれの信号線と、読み取りモジュールのPCカード部3の信号線とを電気的に接続する機能を持つ。ケーブル81の長さが長い場合は、PCカード部82およびボディ80内に、前記信号線内の信号をバッファリングするバッファ回路を設ける。
【0032】PC83がPCカードスロットを備えていない場合は、PCカード部82の代わりにPC83の拡張スロットに装着可能な回路ボードを用いる。前記回路ボードは、PCカード仕様の信号をPC83の拡張スロットのバス仕様に変換する回路を備える。アダプタを用いて読み取りモジュール4をPCに接続した時、PC83は読み取りモジュール及びアダプタに電力を供給する。
【0033】読み取りモジュールのROM71に記憶されたBIOS、デバイスドライバまたはアプリケーションソフトウエアは、PC83の主記憶にロードされる。携帯機器1内のMPUとPC内のMPUの形式が異なる場合は、ROM71にはそれぞれのMPUが実行可能な複数のBIOS、デバイスドライバまたはアプリケーションソフトウエアが記憶される。PC83または携帯機器1は、それぞれのMPUで実行可能なBIOS、デバイスドライバまたはアプリケーションソフトウエアを選択して主記憶にロードする。もしくは、ROM71を接続するパーソナルコンピュータ用のものに交換してもよい。
【0034】上記アダプタを用いることにより、携帯機器に直接装着される小型の読み取りモジュールを、手で持って原稿を走査するのに十分な大きさに拡張するとともに、パーソナルコンピュータなどの外部機器に接続して原稿画像の読み取りが可能となる。なお、前記アダプタを接続する外部機器は、ファクシミリ装置、ワードプロセッサまたはプリンタでもよい。」(第5頁7欄第20行〜8欄11行)

引用例には、上記エから
(a)センサドライブ回路67からの駆動信号により駆動され、読み取った画情報をアナログ画像信号として出力するイメージセンサ67、
(b)車輪5a,5b、それぞれ前記車輪とギアで連結されて車輪の回転に応じてパルスを発生するロータリーエンコーダ64,65、及びロータリーエンコーダ64,65からのパルスをそれぞれカウントするエンコーダカウンタ63,66、
(c)イメージセンサからのアナログ画像信号のディジタル信号への変換および、イメージセンサ68のシェーディング歪みの補正を行う画像処理回路69、
(d)PCカードインターフェース44および61を介して、ラインバッファ70に記憶された画像データをアクセスすることができ、また、前記ラインバッファ70は、1ライン分の画像データの格納を終了した時点で割り込み信号を出力し、前記割り込み信号は、PCカードインターフェース61および44を介して入力され、前記割り込み信号を受け付けるとRAM43の転送アドレスをエンコーダカウンタ63および66のカウント値に基づき算出し、前記ラインバッファ内の画像データを前記RAM43に転送するMPU41とイメージセンサ67の駆動信号を生成するセンサドライブ回路67とが記載されており、
上記イから
(e)PCカードインターフェース部3とイメージセンサ部6とを備える読み取りモジュール4が記載され、
上記オ、図6から
(f)読み取りモジュール4に装着されるボディー80,ケーブル81およびPC83のPCカードスロットに挿入されるPCカード部82により構成され、PC83のPCカードスロットのそれぞれの信号線と、読み取りモジュールのPCカード部3の信号線とを電気的に接続する機能を持つ読み取りモジュール用アダプタが記載され、
上記アから
(g)画像読みとりモジュールと、読み取り画像データを外部機器に出力するための外部インターフェース手段及びPCカード挿入部を備えるアダプタとから構成される画像入力装置が記載され 、
上記オ、図6から
(h)イメージセンサ部6と車輪5a、5bがPC83へのPCカード部82の挿入側と反対側の端部に設けられ、PC83に装着した場合にPC83の外部に突出する構成が記載され、
(i)PCカード部82と読み取りモジュール4及びボディー80からなる函体とを接続するケーブル81を有する構成が記載されているといえる。
してみると、引用例1には、「読み取った画情報をアナログ画像信号として出力するイメージセンサ67と、車輪5a,5b、それぞれ前記車輪とギアで連結されて車輪の回転に応じてパルスを発生するロータリーエンコーダ64,65、及びロータリーエンコーダ64,65からのパルスをそれぞれカウントするエンコーダカウンタ63,66と、イメージセンサからのアナログ画像信号のディジタル信号への変換および、イメージセンサ68のシェーディング歪みの補正を行う画像処理回路69と、イメージセンサ67の駆動信号を生成するセンサドライブ回路67と、携帯機器1へ画像データの転送を行うPCカードインターフェース61とを有する読み取りモジュール4と、読み取りモジュール4に装着されるボディー80,ケーブル81およびPC83のPCカードスロットに挿入されるPCカード部82により構成され、PC83のPCカードスロットのそれぞれの信号線と、読み取りモジュールのPCカード部3の信号線とを電気的に接続し、読み取り画像データを外部機器に出力するための外部インターフェース手段を持つ読み取りモジュール用アダプタとを備えた画像入力装置において、
PC83に設けられたMPU41によりPCカードインターフェース44および61を介して、ラインバッファ70に記憶された画像データをアクセスすることができ、また、前記ラインバッファ70は、1ライン分の画像データの格納を終了した時点で割り込み信号を出力し、前記割り込み信号は、PCカードインターフェース61および44を介して入力され、前記割り込み信号を受け付けるとRAM43の転送アドレスをエンコーダカウンタ63および66のカウント値に基づき算出し、前記ラインバッファ内の画像データを前記RAM43に転送するものであり、
読み取りモジュール4及びボディー80からなる函体がPC83へのPCカード部82の挿入側と反対側の端部に設けられ、PC83に装着した場合にPC83の外部に突出する構成になっており、PCカード部82と、該PCカード部82に対し別体の読み取りモジュール4及びボディー80からなる函体とを接続するケーブル81を有する構成である画像入力装置」の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されていると認められる。

3.対比
本願発明と引用発明とを比較すると、「イメージセンサ」、「画像処理回路」、「PCカード82」、「ケーブル82」は、本願発明の「画像読取り部」、「画像信号処理部」、「PCカード部」、「接続部」にそれぞれ相当する。
引用発明の「車輪5a,5b、それぞれ前記車輪とギアで連結されて車輪の回転に応じてパルスを発生するロータリーエンコーダ64,65、及びロータリーエンコーダ64,65からのパルスをそれぞれカウントするエンコーダカウンタ63,66」は、車輪が原稿と接触することにより回転し、イメージセンサ部の走査位置を検出することから本願発明の「移動量計測部」に相当する。
引用発明の読み取りモジュール用アダプタの「読み取り画像データを外部機器に出力するための外部インターフェース手段」は、本願発明の「PCカードインターフェイス部」に相当する。
引用発明の「読み取りモジュール4及びボディー80からなる函体」は、本願発明の「筐体」に相当し、また、引用発明の読み取りモジュール4は、イメージセンサ、上述の移動量計測部を有するものであるから、「読み取りモジュール4及びボディー80からなる函体がPC83へのPCカード部82の挿入側と反対側の端部に設けられ、PC83に装着した場合にPC83の外部に突出する構成」は、本願発明の「画像読取り部と移動量計測部が情報処理装置への挿入側と反対側の端部に設けられ、情報処理装置に装着した場合に情報処理装置の外部に突出する構成になっており、前記情報処理装置の外部に突出する画像読取り部と移動量計測部とが、PCカード部に対し別体の筺体に収納され」る構成に相当する。
したがって、両者は、「被読取り媒体上の画像を光学的に読取りアナログ電気信号に変換する画像読取り部と、画像読取り部の被読取り媒体上の移動量を計測する移動量計測部と、画像読取り部から出力されたアナログ画像信号を処理する画像信号処理部と、外部の情報処理装置へ読取りデータの出力を行なうPCカードインターフェイス部と、を備えたカード型スキャナ装置において、前記PCカード部はカード状を成して、情報処理装置内に設けられたPCカードスロットに挿入可能に構成し、画像読取り部と移動量計測部が情報処理装置への挿入側と反対側の端部に設けられ、情報処理装置に装着した場合に情報処理装置の外部に突出する構成になっており、前記情報処理装置の外部に突出する画像読取り部と移動量計測部とが、PCカード部に対し別体の筺体に収納され、このPCカード部と筺体とを接続する接続部を有した構成であることを特徴とするカード型スキャナ装置。」
で一致し、以下の点において相違する。

(相違点)
(相違点1)
本願発明の読取り制御部は、移動量計測手段の移動量により画像読取り部の駆動制御を行なうのに対し、引用発明のMPU41は、転送アドレスをエンコーダカウンタ63および66のカウント値すなわち移動量に基づき算出し、ラインバッファ内の画像データを前記RAM43に転送する転送の制御による読み取り制御を行い、イメージセンサ67の駆動信号はセンサドライブ回路67で生成し、読み取り制御として移動量による駆動制御を行っていない点。
(相違点2)
本願発明は、PCカード部に画像信号処理部、読取り制御部及びPCカードインターフェイス部を内蔵しているのに対し、引用発明のMPU41は外部機器に設けられ、画像信号処理部は読み取りモジュール4に設けられ、読み取りモジュール用アダプタのPCカード部に内蔵しておらず、また、モジュール用アダプタの外部インターフェース手段は読み取りモジュール用アダプタのPCカード部に内蔵しているのか不明である点。
(相違点3)
本願発明は、接続部を筐体内部に収納可能とした構成であるのに対し、引用発明はケーブル81を函体内部に収納可能としているのか不明である点。

4.当審の判断
上記相違点1について
移動量計測手段の移動量により画像読取り部の駆動制御を行うことは周知であり(特開平5-276314号公報(【0018】))、引用発明のMPUの移動量に対する読み取り制御として、ラインバッファ内の画像データを前記RAM43に転送する転送の制御を用いる代わりに画像読取り部の駆動制御を行なうことは当業者が容易になし得るものと認められる。
上記相違点2について
通常PCカードはコンピュータの機能を拡張する半導体基板を内蔵するものであり(特開平7-154543号公報(図2、図17参照))、引用例1の読み取りモジュール用アダプタのPCカード部において、PC83にイメージ読み取りの機能を設けるか、拡張機能として別体のPCカード部に設けるかは当業者にとって必要に応じて適宜選択しうる設計的事項と認められる。
また、イメージセンサを有するユニットのカード部にインターフェース部を内蔵することは周知であり(特開平7-154543号公報(図2、図17参照))、引用例1のPCカード部に外部インターフェース手段を設けることは当業者が容易に想到し得るものと認められる。
さらに、通常PCカードはコンピュータの機能を拡張する半導体基板を内蔵するものであることから、読み取りモジュール4が有する画像信号処理の機能を拡張する画像信号処理部をPCカード部に設けることは当業者が必要に応じて適宜実施し得る設計的事項と認められる。
上記相違点3について
一般に函体と別体の函体とを接続する接続部を前記函体に収納可能とすることは周知であり(実開平3-97272号公報、特開昭61-66461号公報)、引用発明のケーブル81は接続部であり、読み取りモジュール4及びボディー80は函体であるから、引用発明に、該周知な技術事項を採用して、ケーブル81をボディー80に収納可能とすることは当業者が容易に想到し得るものと認められる。

5.むすび
以上のとおり、本願発明は、引用発明及び周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであり、特許法第29条第2項の規定により、特許を受けることができないから、本願は、他の請求項に係る発明について論ずるまでもなく、拒絶されるべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2005-09-28 
結審通知日 2005-10-04 
審決日 2005-11-08 
出願番号 特願平10-20042
審決分類 P 1 8・ 121- Z (H04N)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 廣川 浩  
特許庁審判長 田口 英雄
特許庁審判官 大野 弘
深沢 正志
発明の名称 カード型スキャナ装置  
代理人 松倉 秀実  
代理人 遠山 勉  

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