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審決分類 |
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 B41J 審判 査定不服 特17条の2、3項新規事項追加の補正 特許、登録しない。 B41J |
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管理番号 | 1138348 |
審判番号 | 不服2003-8407 |
総通号数 | 80 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2001-12-25 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2003-05-13 |
確定日 | 2006-06-15 |
事件の表示 | 特願2000-354545「インクジェット式記録装置」拒絶査定不服審判事件〔平成13年12月25日出願公開、特開2001-353884〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求は、成り立たない。 |
理由 |
第1 手続の経緯 本願は、平成12年11月21日の出願(優先権主張 平成11年12月1日、平成12年4月10日)であって、平成15年4月7日付けで拒絶査定がなされ、これに対し、同年5月13日付けで拒絶査定に対する審判請求がなされるとともに、同日付けで明細書についての手続補正(以下「本件補正」という。)がなされたものである。 第2 補正の却下の決定 [補正の却下の決定の結論] 平成15年5月13日付けの手続補正を却下する。 [理由] 1.本件補正について 本件補正により、補正後の請求項7は、補正前の 「【請求項9】 インクが供給される圧力室と、この圧力室内のインクを加圧する圧力発生素子と、前記圧力室に連通してインク滴を吐出するノズル開口とを有する記録ヘッドと 前記記録ヘッドの前記ノズル開口を有する面を封止するキャップ部材と、 前記キャップ部材の内側領域に設けられ、該キャップ部材が前記記録ヘッドを封止した際に前記ノズル開口と密着可能な弾性材料からなるカバー部材と、 前記記録ヘッドの前記ノズル開口を有する面と前記キャップ部材とで形成される空間に負圧を与える吸引手段と、 を備えたインクジェット式記録装置であって、 前記カバー部材のノズル面と当接する頂面において、前記ノズル面と交差する方向に傾斜する傾斜面を有していることを特徴とするインクジェット式記録装置。」 から、 「【請求項7】 インクが供給される圧力室と、この圧力室内のインクを加圧する圧力発生素子と、前記圧力室に連通してインク滴を吐出するノズル開口とを有する記録ヘッドと 前記記録ヘッドの前記ノズル開口を有する面を封止するキャップ部材と、 前記キャップ部材の内側領域に設けられ、該キャップ部材が前記記録ヘッドを封止した際に前記ノズル開口と密着可能な弾性材料からなるカバー部材と、 前記記録ヘッドの前記ノズル開口を有する面と前記キャップ部材とで形成される空間に負圧を与える吸引手段と、 を備えたインクジェット式記録装置であって、 前記カバー部材は、前記カバー部材と前記ノズル面に所定の間隔を隔てるための当接凸部を備え、前記ノズル面と当接する頂面において、前記ノズル面と交差する方向に傾斜する傾斜面を有していることを特徴とするインクジェット式記録装置。」 と補正された。 2.新規事項の追加 補正後の上記請求項7には、「前記キャップ部材の内側領域に設けられ、該キャップ部材が前記記録ヘッドを封止した際に前記ノズル開口と密着可能な弾性材料からなるカバー部材」及び「前記カバー部材は、前記カバー部材と前記ノズル面に所定の間隔を隔てるための当接凸部を備え、前記ノズル面と当接する頂面において、前記ノズル面と交差する方向に傾斜する傾斜面を有している」との事項が記載されている。 しかしながら、願書に最初に添付した明細書及び図面(以下「当初明細書」という。)には、カバー部材が、キャップ部材の内側領域に設けられ、該キャップ部材が記録ヘッドを封止した際にノズル開口と密着可能な弾性材料からなるとともに、該カバー部材は、ノズル面と当接する頂面において、ノズル面と交差する方向に傾斜する傾斜面を有していることが記載されているものの(【0030】、【0033】、【0035】参照)、キャップ部材の内側領域に設けられ、該キャップ部材が記録ヘッドを封止した際にノズル開口と密着可能な弾性材料からなるカバー部材が、前記カバー部材とノズル面に所定の間隔を隔てるための当接凸部を備えることは記載されておらず、当然ながら、前記カバー部材が前記当接凸部と傾斜面の両方を有することまで示唆する記載は一切無い。そして、前記カバー部材が前記当接凸部と傾斜面の両方を有することが、当初明細書に記載されたも同然であると理解すべき根拠は見出せない。 してみれば、補正後の請求項7に記載された「前記カバー部材は、前記カバー部材と前記ノズル面に所定の間隔を隔てるための当接凸部を備え、前記ノズル面と当接する頂面において、前記ノズル面と交差する方向に傾斜する傾斜面を有している」との事項は、当初明細書に記載された事項でなく、また、当初明細書より自明の事項とも認められない。 [補正の却下の決定のむすび] 本件補正は、平成15年改正前特許法第17条の2第3項の規定に違反するので、同法第159条第1項の規定において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。 よって、補正の却下の結論のとおり決定する。 第3 本件審判請求についての当審の判断 1.本願発明の認定 本件補正が却下されたから、本願の請求項1に係る発明(以下「本願発明」という。)は、平成14年7月22日付け手続補正により補正された明細書の特許請求の範囲【請求項1】に記載された事項によって特定される次のとおりのものと認める。 「【請求項1】 インクが供給される圧力室と、この圧力室内のインクを加圧する圧力発生素子と、前記圧力室に連通してインク滴を吐出するノズル開口とを有する記録ヘッドと、 前記記録ヘッドの前記ノズル開口を有する面を封止するキャップ部材と、 前記キャップ部材の内側領域に設けられたカバー部材と、 前記記録ヘッドの前記ノズル開口を有する面と前記キャップ部材とで形成される空間に負圧を与える吸引手段と、 を備えたインクジェット式記録装置であって、 前記カバー部材は、前記キャップ部材が前記記録ヘッドを封止した際に前記ノズル開口と対向する位置に凸部を有し、 前記記録ヘッドの前記キャップ部材による封止時において、前記凸部は、該凸部の頂面とノズル面との間に毛細管力によりインクを保持できる程度の間隔を隔てて、前記ノズル開口を覆うように構成されていることを特徴とするインクジェット式記録装置。」 2.引用例記載の発明 原査定の拒絶の理由に引用された、本願の優先日前である平成11年3月2日に頒布された「特開平11-58753号公報 」(以下「引用例」という。)には、次の事項が図示とともに記載されている。 ア.【請求項1】「インクジェット記録ヘッドのノズル面に付着しているインク滴に前記インクジェット記録ヘッドのキャップ内に設けられたインク滴保持部材の端面を接触させることにより前記インク滴を前記ノズル面と前記インク滴保持部材の端面で形成される間隙に保持し、前記キャップを前記ノズル面より離間する時に前記インク滴を前記キャップ内に取り込む構成にしたことを特徴とするインクジェット記録ヘッドのキャップ装置。」 イ.【0001】「本発明は、プリンタ等に用いられるインクジェット記録ヘッドのキャップ装置に関する。」 ウ.【0002】「従来のインクジェットプリンタには、インクジェット記録ヘッドのノズル面の目詰まり等を防止するためにキャップ装置を備えたものがあり、」 エ.【0019】「図1は、本発明の実施の形態1に係るインクジェット記録ヘッドのキャップ装置の概略構成図を示している。図1において、側壁が弾性材からなる箱形形状のキャップ1は内部にインク滴保持部材2が設けられている。インク滴保持部材2は複数の板状ブロック材からなり、板状ブロック材は空隙層を挟んで交互に配列している。図2に示すように、キャップ1をインクジェット記録ヘッド20のノズル面21に押し当てた状態のときに、インク滴保持部材2の端面がノズル面21に付着したインク滴と接触する位置に来るようにしている。そのためには、例えばキャップ1の深さが4mmであり、ノズル面21のインク滴の厚みが1〜2mm程度であるとすれば、板状ブロック材の高さ位置はキャップ1の深さの半分以上に延在させることが望ましい。一般にキャップ1はノズル面に対し出来る限り弱い力でしかも確実に密着できるようにゴム等の弾性材を用い、しかも肉厚は適度な弾力と吸引時においてもキャップがつぶれない強度が要求される。そのためにキャップ1は外枠の高さをある程度高くしこの部分で弾力と密着を確保している。なお、インク滴保持部材2の材質はキャップ1と同じものが望ましい。」 オ.【0020】「キャップ1にはノズル面21との間に形成する密閉空間を負圧吸引するポンプ3が接続されている。」 カ.【0023】「本実施の形態のキャップ装置は、キャップ1を、インクジェット記録装置の非動作時にインクジェット記録ヘッド20のノズル部をキャッピングするだけでなく、パイプ4で繋がれたポンプ3を作動させることにより、キャップ1によって覆われたインクジェット記録ヘッド20のノズル部からインクを吸引することができる。」 キ.【0029】「インク滴保持部材2は、図1に示す板状のブロック材の配列からなる構造に限定されるものではない。たとえば、図5に示すキャップ41のように一枚のブロック材からなるインク滴保持部材42に多数の空気柱43による穴が開いたハニカム構造状になっていても良い。」 上記カに記載された「ノズル部」が、インク滴を吐出する部位であり、かつ、インクジェット記録ヘッドのノズル面に形成されていることは明らかである。 また、引用例において、上記キに記載された「一枚のブロック材からなるインク滴保持部材42」を採用した場合、該一枚のブロック材からなるインク滴保持部材42のノズル面に対向する表面が、インクジェット記録ヘッドのノズル部に対向する位置に存在することは明らかである。 したがって、上記ア〜キの記載事項を含む引用例1には、次の発明(以下「引用発明」という。)が記載されていると認められる。 「インク滴を吐出するノズル部を有するインクジェット記録ヘッド20と、 前記インクジェット記録ヘッド20のノズル部を有するノズル面21をキャッピングするキャップ1と、 前記キャップ1の内部に設けられた一枚のブロック材からなるインク滴保持部材42と、 前記インクジェット記録ヘッド20のノズル部を有するノズル面21と前記キャップ1とで形成される密閉空間を負圧吸引するポンプ3と、 を備えたインクジェットプリンタであって、 前記インク滴保持部材42は、前記キャップ1が前記インクジェット記録ヘッド20をキャッピングする際に前記ノズル部と対向する位置に設けられ、 前記インクジェット記録ヘッド20の前記キャップ1によるキャッピング時において、前記インク滴保持部材42は、該インク滴保持部材42の端面とノズル面21との間に、インク滴を保持しうる間隙を隔てて、前記ノズル部を覆うように構成されているインクジェットプリンタ。」 3.本願発明と引用発明との対比 本願発明と引用発明とを対比する。 ア.引用発明の「ノズル部」、「インクジェット記録ヘッド20」、「キャップ1」、「ポンプ3」、「インクジェットプリンタ」が、それぞれ、本願発明の「ノズル開口」、「記録ヘッド」、「キャップ部材」、「吸引手段」、「インクジェット式記録装置」に相当する。 イ.引用発明において「インクジェット記録ヘッド20のノズル部を有するノズル面21をキャッピングする」ことが、本願発明の「記録ヘッドのノズル開口を有する面を封止する」ことに相当することは明らかである。 ウ.引用発明の「前記キャップ1の内部に設けられた一枚のブロック材からなるインク滴保持部材42」が、本願発明の「前記キャップ部材の内側領域に設けられたカバー部材」に相当する。 また、本願発明の特定事項には、「前記カバー部材は、前記キャップ部材が前記記録ヘッドを封止した際に前記ノズル開口と対向する位置に凸部を有し」とあるが、この特定事項は、本願の明細書の段落【0030】の「前記キャップ24の底部には、キャップ24がノズル面40を封止した状態で全てのノズル開口8を覆うカバー部材33が突設されている。」、段落【0046】の「この記録装置では、カバー部材33の頂面35がノズル面40と平行な平面に形成され、前記頂面35の四隅に、カバー部材33がノズル面40と狭間隔42を隔てて対面した状態でノズル面40に当接する当接凸部41が設けられている。」、段落【0049】の「ついで、図9に示すように、キャップホルダ30をさらに上昇させ、キャップ24の周縁部34を変形させてカバー部材33をノズル面40と狭間隔42を隔てて対面させて全てのノズル開口8を覆うことが行われる。」との記載によれば、「前記カバー部材は、前記キャップ部材が前記記録ヘッドを封止した際に前記ノズル開口と対向する位置に突設されており」という意味以上の内容を表現したものではないと解される。そうすると、引用発明も、「前記インク滴保持部材42は、前記キャップ1が前記インクジェット記録ヘッド20をキャッピングする際に前記ノズル部と対向する位置に設けられ」るものであるから、本願発明の凸部を有するカバー部材と引用発明のインク滴保持部材とに相違はなく、そうである以上、本願発明の「前記記録ヘッドの前記キャップ部材による封止時において、前記凸部は、該凸部の頂面とノズル面との間に毛細管力によりインクを保持できる程度の間隔を隔てて、前記ノズル開口を覆うように構成されている」と引用発明の「前記インクジェット記録ヘッド20の前記キャップ1によるキャッピング時において、前記インク滴保持部材42は、該インク滴保持部材42の端面とノズル面21との間に、インク滴を保持しうる間隙を隔てて、前記ノズル部を覆うように構成されている」とは、「前記記録ヘッドの前記キャップ部材による封止時において、前記凸部は、前記ノズル開口を覆うように構成されている」という点において共通するものである。 してみれば、両者の一致点及び相違点は、次のとおりである。 [一致点] 「インク滴を吐出するノズル開口を有する記録ヘッドと、 前記記録ヘッドの前記ノズル開口を有する面を封止するキャップ部材と、 前記キャップ部材の内側領域に設けられたカバー部材と、 前記記録ヘッドの前記ノズル開口を有する面と前記キャップ部材とで形成される空間に負圧を与える吸引手段と、 を備えたインクジェット式記録装置であって、 前記カバー部材は、前記キャップ部材が前記記録ヘッドを封止した際に前記ノズル開口と対向する位置に凸部を有し、 前記記録ヘッドの前記キャップ部材による封止時において、前記凸部は、前記ノズル開口を覆うように構成されているインクジェット式記録装置。」 [相違点1] 本願発明のインクジェット式記録装置が、「インクが供給される圧力室と、この圧力室内のインクを加圧する圧力発生素子と、前記圧力室に連通してインク滴を吐出するノズル開口とを有する記録ヘッド」を備えると特定されているのに対して、引用発明はそのような圧力室及び圧力発生素子を備えるか否かについて定かでない点。 [相違点2] 記録ヘッドのキャップ部材による封止時において、本願発明のカバー部材の凸部は、該凸部の頂面とノズル面との間に毛細管力によりインクを保持できる程度の間隔を隔てて、ノズル開口を覆うように構成されているのに対して、引用発明のカバー部材(インク滴保持部材)の凸部は、該凸部の端面とノズル面との間に、インク滴を保持しうる間隙を隔てて、ノズル開口を覆うように構成されているものであるものの、凸部の頂面とノズル面との間が毛細管力によりインクを保持するものか否かについては定かでない点。 4.相違点の判断 (1) 相違点1について インクジェット式記録装置において、インクが供給される圧力室と、この圧力室内のインクを加圧する圧力発生素子と、前記圧力室に連通してインク滴を吐出するノズル開口を有する記録ヘッドを備えたものは、例えば、本願優先日前に頒布された特開平6-188474号公報にみられるように周知であるから、引用発明に該周知事項を適用し、相違点1に係る本願発明の構成とすることは、当業者が容易に為し得たことにすぎない。 (2) 相違点2について 引用発明のカバー部材の凸部の端面(本願発明の「凸部の頂面」に相当。)とノズル面との間の間隔については、「キャップ1をインクジェット記録ヘッド20のノズル面21に押し当てた状態のときに、インク滴保持部材2の端面がノズル面21に付着したインク滴と接触する位置に来るようにしている。そのためには、例えばキャップ1の深さが4mmであり、ノズル面21のインク滴の厚みが1〜2mm程度であるとすれば、板状ブロック材の高さ位置はキャップ1の深さの半分以上に延在させることが望ましい。」(引用例の記載エ参照)とあり、この例にあるような1〜2mm程度の間隙にインク滴を保持することは、毛細管力によるインクの保持にほかならないのであるから、引用発明も、凸部の頂面とノズル面との間に「毛細管力によりインクを保持できる程度の間隔」を隔てているものと認められる。 さらに、引用例の記載キ及び図5によれば、一枚のブロック材からなるインク滴保持部材42の表面は、空気穴が開いてはいるものの他に凹凸がなく平らな面になっていることが看取でき、ノズル面に対向したとき、この平らな面とノズル面(これも通常平らな面である。)とでインク滴が保持されるものと理解できる。このように、引用発明では、インク滴が、何らかの手段により堰き止められているのではなく、平らな面と平らな面とに挟まれて保持されるのであるから、毛細管力により保持されていることは明らかであり、この点からも、引用発明の凸部の頂面は、「ノズル面との間に毛細管力によりインクを保持できる程度の間隔を隔てて、ノズル開口を覆うように構成されている」ということができる。 よって、引用発明のカバー部材の凸部も、該凸部の頂面とノズル面との間に毛細管力によりインクを保持できる程度の間隔を隔てて、ノズル開口を覆うように構成されるものと認められるから、相違点2は実質的な相違点とならない。 そして、上記相違点1及び2に係る本願発明の構成を採用することによって格別の作用効果が奏されるとも認めることはできない。 したがって、本願発明は、引用発明及び周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである。 5.まとめ 以上のとおり、本願発明は、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。 第4 むすび 本件補正は却下されなければならず、本願発明が特許を受けることができない以上、本願のその余の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本願は拒絶を免れない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審理終結日 | 2006-04-07 |
結審通知日 | 2006-04-11 |
審決日 | 2006-04-27 |
出願番号 | 特願2000-354545(P2000-354545) |
審決分類 |
P
1
8・
561-
Z
(B41J)
P 1 8・ 121- Z (B41J) |
最終処分 | 不成立 |
前審関与審査官 | 大元 修二、後藤 時男 |
特許庁審判長 |
番場 得造 |
特許庁審判官 |
國田 正久 長島 和子 |
発明の名称 | インクジェット式記録装置 |
代理人 | 須澤 修 |
代理人 | 藤綱 英吉 |
代理人 | 上柳 雅誉 |