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審決分類 審判 査定不服 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) G02B
管理番号 1147436
審判番号 不服2005-1634  
総通号数 85 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2005-06-16 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2005-01-31 
確定日 2006-11-13 
事件の表示 特願2003-397796「遠近感のよいレンズを使用した機器」拒絶査定不服審判事件〔平成17年 6月16日出願公開、特開2005-157121〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯
本願は、平成15年11月27日の出願であって、平成16年12月14日付けで拒絶査定がなされ、平成17年1月31日に拒絶査定に対する審判請求がなされるとともに、平成17年2月23日付けで手続補正がなされ、その後、当審において、平成18年5月23日付けで拒絶の理由が通知され、平成18年7月28日に意見書、補正書が提出されたものである。

2.本願発明
本願の請求項1?3に係る発明は、平成18年7年28日付けの手続補正書によって補正された明細書及び図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1?3に記載された次のとおりのもとと認める(以下、「本願発明」という。)。
「 【請求項1】
球面レンズの第一面,第二面を、夫々任意の曲率半径r1,r2で表わすことにし、r1=r2の場合も、又r1,r2の何れかが∞の平面の場合も、又勿論メデスカスレンズの場合も、含む広義のr1,r2で、凸レンズの場合でも凹レンズの場合でも、そのようなr1,r2の球面を夫々第一面第二面とするレンズと、社会一般には使用されていないが、その曲率半径を半径とする、半径r1,r2の円弧湾曲で、凸状の場合でも凹状の場合でも、上下・左右に全面に湾曲した湾曲面を第一面第二面とするレンズとを、垂直に置いた場合で記すと、両者のレンズの第一面,第二面の中心から上下・左右の円弧湾曲は夫々共有し、
その第一面の中心を中点又は始点とする、上下・左右に等長の単位長さβ1の第一円弧湾曲と、該第一円弧湾曲に繋がれ、該第一円弧湾曲における半径r1の中心より水平にレンズから遠い中心にし半径を所定長さα1だけ大きくした単位長さβ1の第二円弧湾曲を含み、該第二円弧湾曲と同様に、複数個、半径を上記所定長さα1ずつ大きくした単位長さβ1ずつの円弧湾曲で、上下・左右の端に向って順に繋ぎ、さらにその繋いだ円弧湾曲を滑らかに形成した非円弧湾曲を備え、
次に第二面も同様に、第二面の中心を、第一面で行ったのに合わせて、中点又は始点として、上下・左右に等長の単位長さβ2の第一円弧湾曲と、該第一円弧湾曲に繋がれ、該第一円弧湾曲における半径r2の中心より水平にレンズから遠い中心にし半径を所定長さα2だけ大きくした単位長さβ2の第二円弧湾曲を含み、該第二円弧湾曲と同様に、複数個、半径を上記所定長さα2ずつ大きくした単位長さβ2ずつの円弧湾曲で、上下・左右の端に向って順に繋ぎ、さらにその繋いだ円弧湾曲を滑らかに形成した非円弧湾曲を備え、 上記、β1,β2が等しい場合も、α1,α2が等しい場合も、又両者共が等しい場合も、又、β1とα1か、β2とα2かのどちらかが零の場合も、含む、広義のβ1,α1,β2,α2とし、
そのような第一面,第二面が、夫々上記の非円弧湾曲の形状で、夫々、上下・左右に、全面に、湾曲した形を第一面第二面とするレンズであって、これらのレンズをとおして、第一面第二面の中心を結ぶ直線の延長線上から水平に見る垂直な無数の平面視界のうち、すぐ後記の視角を計るのに計りよいカメラで写す遠くない距離の平面視界がよいが、上記のレンズをとおしてレンズ一杯に見られる平面視界一杯に、四辺が上下・左右で中心が上記視線上になるように正方形物体を設定すると、
上記のレンズの中心から上下・左右の正方形物体像の四辺の端に向って縮小して見る、比率が、これらのレンズを取り除き、その位置に目を置いて直接、勿論顔を正面に向けたままで、上記正方形物体の中心から上下・左右の、正方形物体の四辺の端に向って比例して縮小して見る、比率に合わせたと感じられるように、
又はこれと同義であるが、上記レンズをとおして上記正方形物体像を正方形に感じられるように、
上記第一面の単位長さβ1,所定長さα1と,第二面の単位長さβ2,所定長さα2が夫々設定された単体レンズを、
又、これらの単体レンズを、組み合わせて、その組み合わせレンズをとおして上記と同様の正方形物体を見てみて、レンズの中心から上下・左右の、正方形物体像の四辺の端に向って縮小して見る、比率が、組み合わせレンズを取り除き、その位置に目を置いて直接、勿論顔を正面に向けたままで、その正方形物体の中心から上下・左右の、正方形物体の四辺の端に向って比例して縮小して見る、比率に合わせたと感じられるように、
又はこれと同義であるが、上記正方形物体像を正方形に感じられるように、
各レンズのβ,αを夫々設定された組み合わせレンズを、
上記のようにカメラの場合で記したが、カメラのレンズで上記のようにレンズを作れば、そのまま、
球面レンズでも、カメラ以外の光学機器、その他にも勿論使用されているのと同様に、上記の本レンズでも使用できるから、
前記単体レンズ、前記組み合わせレンズを使用した光学機器及び産業機器、医療用機器などの機器。
【請求項2】
任意の曲率半径r1の前面,r2の後面の,近視用の凹メデスカスレンズ,遠視用,老視用の凸メデスカスレンズと、社会一般には使用されていないが、その曲率半径r1,r2を半径とする、半径r1,r2の円弧湾曲で、夫々上下・左右に全面に湾曲した湾曲面の凹状メデスカスレンズ、凸状メデスカスレンズとを、夫々めがねレンズとして、正しくかけて水平に見る場合で記すと、片目ずつであるが、両者のめがねレンズの前面後面の各中心から上下・左右の円弧湾曲は共有し、
その前面の中心を中点又は始点とする、上下・左右に等長の単位長さβ1の第一円弧湾曲と、該第一円弧湾曲に繋がれ、該第一円弧湾曲における半径r1の中心より水平にめがねレンズから遠い中心にし半径を所定長さα1だけ大きくした単位長さβ1の第二円弧湾曲を含み、該第二円弧湾曲と同様に、複数個、半径を上記所定長さα1ずつ大きくした単位長さβ1ずつの円弧湾曲で、上下・左右の端に向って順に繋ぎ、さらにその繋いだ円弧湾曲を滑らかに形成した非円弧湾曲を備え、
次に後面も同様に、後面の中心を、前面で行ったのに合わせて、中点又は始点とする、上下・左右に等長の単位長さβ2の第一円弧湾曲と、該第一円弧湾曲に繋がれ、該第一円弧湾曲における半径r2の中心より水平にめがねレンズから遠い中心にし半径を所定長さα2だけ大きくした単位長さβ2の第二円弧湾曲を含み、該第二円弧湾曲と同様に、複数個、半径を上記所定長さα2ずつ大きくした単位長さβ2ずつの円弧湾曲で、上下・左右の端に向って順に繋ぎ、さらにその繋いだ円弧湾曲を滑らかに形成した非円弧湾曲を備え、 上記、前面後面の非円弧湾曲の形状で、夫々、上下・左右に全面に、湾曲した形状を前面、後面とする、夫々、近視用,遠視用,老視用のレンズを使用しためがねであって、これらのレンズを正視の目にめがねとして正しくかけて水平に見て垂直な無数の平面視界のうち、近視用、遠視用のめがねの場合は視力検査表を見る程度の距離がよく、遠視用、老視用のめがねの場合は書籍を読む程度の距離がよいが、どちらの場合も、片方のめがねレンズで一杯に見える平面視界一杯に、四辺が上下・左右で中心が上記視線上になるように正方形物体を設定すると、どちらの場合でも、夫々のめがねレンズをとおして上記正方形物体を、夫々、ボケても正方形に感じられるように、上記、前面のβ1,α1,後面のβ2,α2を夫々設定された、近視用,遠視用,老視用のレンズを使用した夫々のめがね。
【請求項3】
正乱視用のみのめがねレンズの、厚さ一定の平面透明体を360°方向に湾曲させた透明体と合成された凸,凹の円柱レンズ、又、正乱視を含む近視用,遠視用,老視用の夫々のめがねレンズの球面の凹メデスカスレンズ、凸メデスカスレンズと合成された凸,凹の円柱レンズの、円柱側面の一方向の湾曲面の、湾曲方向が上下方向の場合で記すと、又その湾曲面の中心と平面の中心とを結ぶ線の延長線が視線になるようにめがねとして正しくかけて水平に見る場合で記すと、
その湾曲面の中心であり、その中心を通る半径rの円弧湾曲の中心でもある、その中心を中点又は始点とする、単位長さβの第一円弧湾曲と、該第一円弧湾曲に繋がれ、該第一円弧湾曲における半径rの中心より、凸,凹共、円柱レンズから遠い中心にし半径を所定長さαだけ大きくした単位長さβの第二円弧湾曲を含み、該第二円弧湾曲と同様に、複数個、半径を上記所定長さαずつ大きくした単位長さβずつの円弧湾曲で、両端に向って順に繋ぎ、さらにその繋いだ円弧湾曲を滑らかに形成した非円弧湾曲を、元の凸,凹の円柱レンズの左右の両端の円弧湾曲の方向に平行移動させて得られた、即ち元の凸,凹の円柱レンズの総ての円弧湾曲を上記非円弧湾曲にかえたレンズであり、
凸,凹何れの場合も、正乱視矯正の方向が斜めの場合も、上記上下方向に廻して、正視の目にめがねとしてかけて見てみて、片方のめがねレンズの両端に見る、2?3m先がよいが垂直な縦線状の物体を、歪曲しないで垂直に感じ見るように、上記、β,αの数値を設定された、正乱視用レンズで、
実用には、正乱視のみの場合は厚さが一定の平面の透明体を360°方向に曲げた透明体と合成して、又、近視,遠視,老視を含む場合は前記請求項2 の近視,遠視,老視のめがねレンズと合成して、夫々、めがねレンズとして使用する、正乱視用レンズ。」

3.拒絶の理由
当審における、平成18年5月23日付けで通知した拒絶の理由のうち、記載不備に関する理由は次のとおりである。
2)本件出願は、明細書及び図面の記載が下記の点で不備のため、特許法第36条第6項に規定する要件を満たしていない(理由2)。

理由2(特許法第36条第6項第2号)
ア.本願の請求項1、2には「r1,r2の球面を夫々第一面第二面とするレンズと・・・上下・左右に全面に湾曲した湾曲面を第一面第二面とするレンズと」と記載されており、2つのレンズを有する構成であるとも読み取れるが、「前記単体レンズ、・・・を使用した光学機器及び産業機器、医療用機器などの機器。」とも記載されており、請求項1に係る発明の構成が把握できない。

イ.本願の請求項1、2には「垂直に置いた場合で記すと、両者のレンズの第一面,第二面の中心から上下・左右の円弧湾曲は夫々共有し、」とあるが、意味が不明である。
まず、「両者のレンズ」とは、何を指すのかが不明である。
次に、「両者のレンズの第一面,第二面の中心から上下・左右の円弧湾曲は夫々共有し」とはどのような構成であるのか把握できない。

ウ.本願の請求項3、4には「任意の曲率半径r1の前面,r2の後面の,近視用の凹メデスカスレンズ、遠視用,老視用の凸メデスカスレンズと・・・半径r1,r2の円弧湾曲で、夫々上下・左右に全面に湾曲した湾曲面の凹状メデスカスレンズ、凸状メデスカスレンズとを、夫々めがねレンズとして、正しくかけて水平に見る場合で記すと、片目ずつであるが、両者のめがねレンズの前面後面の各中心から上下・左右の円弧湾曲は共有し」とあるが、意味が不明である。
まず、「任意の曲率半径r1の前面,r2の後面の,近視用の凹メデスカスレンズ、遠視用,老視用の凸メデスカスレンズ」と「径r1,r2の円弧湾曲で、夫々上下・左右に全面に湾曲した湾曲面の凹状メデスカスレンズ、凸状メデスカスレンズ」との2つを眼鏡レンズとして使用するのかどうか、また、使用するとすると、どのような形態で使用するのか(片方づつ違うレンズを使用する等)不明である。
次に、「 片目ずつであるが、両者のめがねレンズの前面後面の各中心から上下・左右の円弧湾曲は共有し」とはどのような構成であるのか把握できない。

エ.本願の請求項5には「正乱視用のみのめがねレンズの、厚さ一定の平面透明体を360°方向に湾曲させた透明体と合成された凸,凹の円柱レンズ、又、正乱視を含む近視用,遠視用,老視用の夫々のめがねレンズの球面の凹メデスカスレンズ、凸メデスカスレンズと」とあるが、意味が不明である。
まず、これら構成要素「厚さ一定の平面透明体を360°方向に湾曲させた透明体」、「合成された凸,凹の円柱レンズ」、「正乱視を含む近視用,遠視用,老視用の夫々のめがねレンズの球面の凹メデスカスレンズ、凸メデスカスレンズ」の相互の関係が不明であり、これらを眼鏡レンズとして使用するとすると、どのような形態で使用するのか(片方づつ違うレンズを使用する等)不明である。

オ.本願の請求項5には「さらにその繋いだ円弧湾曲を滑らかに形成した非円弧湾曲を、元の凸,凹の円柱レンズの左右の両端の円弧湾曲の方向に平行移動させて得られた、即ち元の凸,凹の円柱レンズの総ての円弧湾曲を上記非円弧湾曲にかえたレンズであり」とあるが、これがどのような構成であるのか把握できない。

4.審判請求人の主張
この拒絶の理由の通知に対し、審判請求人は、平成18年7月28日付けで手続補正書を提出し、請求項2、4を削除し、旧請求項3を、新請求項2と、旧請求項5を新請求項3とするとともに、同日付けの意見書において、
「貴職、理由2
新図49の中心を通る上下・左右と、新図65の中心を通る上下・左右とは、同じ。即ち、360°方向に湾曲させても、上下・左右に湾曲させても、中心を通る上下・左右は同じの意です。それを共有し、としたのです。
次の、ウ.も上記と同様で、
新図49(f)と新図65(f)・・・近視の場合
新図49(c)と新図65(c)・・・遠視、老視の場合
中心を通る上下・左右は同じ、共有し、です。
めがねは左と右で別故、片目ずつであるが、としたに過ぎません。
エ.乱視のみの目に対し、新図45(a)や新図46(a)では、いかにも格好が悪く、そのため、平面透明体を360°方向に湾曲させた、全く度の無い球面透明体と、新図45(a)や、新図46(a)と、合成させて使用しております。(小生の遠くを見るめがねは、これで、新図46(a)の方です)。一般には近視、遠視、老視+乱視が多く、近視の場合は、新図49(f)(=新図40の凹メデスカスのまま)と、新図45(a)や新図46(a)と、合成させて使用されています。遠視、老視の場合は、新図49(c)(=新図42の凸メデスカスのまま)と、新図45(a)や新図46(a)と、合成させて使用しています。(小生の近くを見るめがねは、老視+新図46(a)です。)
オ.新図45にしても、新図46にしても、蒲鉾形の湾曲が、
円弧になっているのが新図45(a)、新図46(a)で、chr湾曲を滑らかにした湾曲になっているのが新図45(b)、新図46(b)です。」と主張する。

5.判断
上記平成18年7月28日付けの手続補正書により補正された本願明細書の記載が特許法第36条の規定を満たすか否かについて検討する。
(1)本願の請求項1には、「r1,r2の球面を夫々第一面第二面とするレンズと、・・・上下・左右に全面に湾曲した湾曲面を第一面第二面とするレンズと」、「垂直に置いた場合で記すと、両者のレンズの第一面,第二面の中心から上下・左右の円弧湾曲は夫々共有し、」と記載されており、2つのレンズを有する構成であるとも読み取れるが、「単体レンズ・・・を使用した光学機器及び産業機器、医療用機器などの機器」と記載されており、請求項1に係る発明の構成が把握できない。審判請求人は、意見書において、「新図49の中心を通る上下・左右と、新図65の中心を通る上下・左右とは、同じ。即ち、360°方向に湾曲させても、上下・左右に湾曲させても、中心を通る上下・左右は同じの意です。それを共有し、としたのです。」(意見書第4頁5?7行)と主張するが、新図49のレンズと、新図65のレンズのどれが、請求項1に係る発明の構成要素になるのかが、依然として把握できない。
(2)本願の請求項2には「任意の曲率半径r1の前面,r2の後面の,近視用の凹メデスカスレンズ,遠視用,老視用の凸メデスカスレンズと、社会一般には使用されていないが、その曲率半径r1,r2を半径とする、半径r1,r2の円弧湾曲で、夫々上下・左右に全面に湾曲した湾曲面の凹状メデスカスレンズ、凸状メデスカスレンズとを、夫々めがねレンズとして、正しくかけて水平に見る場合で記すと、片目ずつであるが、両者のめがねレンズの前面後面の各中心から上下・左右の円弧湾曲は共有し、」とあるが、「任意の曲率半径r1の前面,r2の後面の,近視用の凹メデスカスレンズ,遠視用,老視用の凸メデスカスレンズ」と「社会一般には使用されていないが、その曲率半径r1,r2を半径とする、半径r1,r2の円弧湾曲で、夫々上下・左右に全面に湾曲した湾曲面の凹状メデスカスレンズ、凸状メデスカスレンズ」とをどのような形態で使用するのか(片目づつ使用する等)不明であり、結果として、請求項2に係る発明の構成が把握できない。審判請求人は意見書において、「次の、ウ.も上記と同様で、
新図49(f)と新図65(f)・・・近視の場合
新図49(c)と新図65(c)・・・遠視、老視の場合
中心を通る上下・左右は同じ、共有し、です。めがねは左と右で別故、片目ずつであるが、としたに過ぎません。」(意見書第4頁8?12行)と主張するが、新49図のレンズと新65図のレンズとをどのような形で使用してめがねとするのか依然として不明である。

以上を勘案すれば、本願特許請求の範囲の記載において特許を受けようとする発明が明確であると認めることはできない。

6.むすび
したがって、本件出願は、明細書の記載が、特許法第36条第6項第2号に規定する要件を満たしていないから、拒絶されるべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2006-08-29 
結審通知日 2006-09-05 
審決日 2006-09-21 
出願番号 特願2003-397796(P2003-397796)
審決分類 P 1 8・ 537- WZ (G02B)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 吉野 公夫  
特許庁審判長 末政 清滋
特許庁審判官 辻 徹二
瀬川 勝久
発明の名称 遠近感のよいレンズを使用した機器  

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