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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 B62M
管理番号 1160393
審判番号 不服2004-21360  
総通号数 92 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2007-08-31 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2004-10-14 
確定日 2007-07-31 
事件の表示 平成 8年特許願第 53759号「雪上車両」拒絶査定不服審判事件〔平成 9年 8月26日出願公開、特開平 9-221091号、請求項の数(2)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 1.手続の経緯と本願の発明
本願は、平成8年2月16日の出願であって、その各請求項に係る発明は、平成16年10月14日付けの手続補正書によって補正された明細書の特許請求の範囲の請求項1及び2に記載された事項により特定されるとおりの次のものと認める。

「【請求項1】
車体前部に操向スキーを設け、車体後部に動力駆動される無限軌道装置を設けた雪上車両において、
操向スキーの側面に取付けたサイドエッジを、側面視で、中間部上方に操向スキーのピポット軸を位置させ、かつ前後対称に設け、
サイドエッジの下面を下方へ向けて湾曲する単一又は連続曲面にするとともに、
前記操向スキーを樹脂で中空に形成し、この操向スキーの側面に設けたインサートナットにサイドエッジを締結し、
前記操向スキーの中空部内に上下方向の縦リブを設け、この縦リブで、前記操向スキーの底面中央部に下方へ突出して前後方向へ延びるように形成された突状部と、前記操向スキーの上部との間を連結したことを特徴とする雪上車両。
【請求項2】
前記操向スキーの上部にスキーブラケットをマウントラバーを介して取付け、このスキーブラケットにてフロントサスペンションの下部を支持したことを特徴とする請求項1記載の雪上車両。」

2.引用刊行物及び判断
原審では、平成16年6月2日付けの拒絶理由通知書において、
引用刊行物1:実願平3-1000号(実開平4-95897号)のマイクロフィルム
引用刊行物2:実願平2-71923号(実開平4-31095号)のマイクロフィルム
引用刊行物3:特許第16883号明細書
を挙げて、本願の各請求項に係る発明は、その出願前日本国内において頒布された上記の引用刊行物1?3に記載された発明に基づいて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない旨の拒絶理由を通知し、平成16年9月7日付けで拒絶査定をした。

しかし、平成16年10月14日付けの手続補正書によって補正された本願の請求項1に係る発明における
「サイドエッジの下面を下方へ向けて湾曲する単一又は連続曲面にするとともに」
「前記操向スキーを樹脂で中空に形成し」
「前記操向スキーの中空部内に上下方向の縦リブを設け、この縦リブで、前記操向スキーの底面中央部に下方へ突出して前後方向へ延びるように形成された突状部と、前記操向スキーの上部との間を連結した」
といった発明特定事項に関し、上記の各引用刊行物にはこれを開示あるいは示唆するものがなく、また、本願の請求項1に係る発明は上記発明特定事項を備えることにより明細書記載の作用効果が期待できるものと認められる。

また、このことは、本願の請求項1を引用して、本願の請求項1に係る発明に更なる限定事項を加える本願の請求項2に係る発明についても、同様にいえることである。

3.むすび
したがって、本願は、原査定の拒絶の理由によって拒絶されるべきものとすることはできない。
また、他に本願が拒絶されるべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2007-07-18 
出願番号 特願平8-53759
審決分類 P 1 8・ 121- WY (B62M)
最終処分 成立  
前審関与審査官 黒瀬 雅一  
特許庁審判長 鈴木 久雄
特許庁審判官 柿崎 拓
山内 康明
発明の名称 雪上車両  
代理人 小松 清光  
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