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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 B60J
管理番号 1161133
審判番号 不服2005-1956  
総通号数 93 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2007-09-28 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2005-02-04 
確定日 2007-08-07 
事件の表示 特願2001-288003号「パネル用シールの構造」拒絶査定不服審判事件〔平成15年 4月 3日出願公開、特開2003- 94953号、請求項の数(1)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 1.手続の経緯と本願の発明
本願は、平成13年9月21日の出願であって、その請求項に係る発明は、平成17年3月2日付けの手続補正書によって補正された明細書の特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定されるとおりの次のものと認める。

「 【請求項1】 車体に形成された開口に開閉自在に連結されるパネルホルダに固着されたパネル体の外周縁に、前記パネルホルダの外周縁に形成された立ち上げ縁を溝で挟むことによって取り付けられるシールの構造であって、
当該シールは、前記パネル体の上面が当該シールの上面と略同一面となるように該パネル体を受けるパネル受け部と、
前記パネルホルダの上面に弾性を伴って当接すべく前記パネル受け部の下面に形成された第1リップと、
前記パネル体の端縁に当接可能且つその端縁が下向きに変形可能なるように当該シールの上面に沿って延設された第2リップとを有することを特徴とするパネル用シールの構造。」

2.引用刊行物及び判断
原審では、平成16年7月27日付けの拒絶理由通知書において、
引用刊行物1:実願昭58-481号(実開昭59-106718号)のマイクロフィルム
引用刊行物2:実願平4-18479号(実開平5-80845号)のCD-ROM
を挙げて、本願の請求項1に係る発明は、その出願前日本国内において頒布された上記の引用刊行物1及び2に記載された発明に基づいて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない旨の拒絶理由を通知し、平成16年12月21日付けの拒絶査定において、
引用刊行物3:実開昭63-19号公報
引用刊行物4:特開昭63-43820号公報
を更に周知技術例として挙げて、上記拒絶理由を覆すに足りる根拠が見いだせないとした。

しかし、平成17年3月2日付けの手続補正書によって補正された本願の請求項1に係る発明における
「前記パネルホルダの上面に弾性を伴って当接すべく前記パネル受け部の下面に形成された第1リップと、
前記パネル体の端縁に当接可能且つその端縁が下向きに変形可能なるように当該シールの上面に沿って延設された第2リップ」
といった発明特定事項に関し、上記の各引用刊行物にはこれを開示あるいは示唆するものがなく、また、本願の請求項1に係る発明は上記発明特定事項を備えることにより明細書記載の作用効果が期待できるものと認められる。

3.むすび
したがって、本願は、原査定の拒絶の理由によって拒絶されるべきものとすることはできない。
また、他に本願が拒絶されるべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2007-07-25 
出願番号 特願2001-288003(P2001-288003)
審決分類 P 1 8・ 121- WY (B60J)
最終処分 成立  
前審関与審査官 島田 信一  
特許庁審判長 鈴木 久雄
特許庁審判官 岸 智章
山内 康明
発明の名称 パネル用シールの構造  
代理人 大島 陽一  
代理人 大島 陽一  
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