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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 B60R
審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 B60R
管理番号 1165466
審判番号 不服2004-26541  
総通号数 95 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2007-11-30 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2004-12-28 
確定日 2007-10-10 
事件の表示 平成 7年特許願第 1633号「車両用搭載機器における駆動部ハウジングのシール構造」拒絶査定不服審判事件〔平成 8年 7月23日出願公開、特開平 8-188087〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯
本願は、平成7年1月10日の出願であって、平成16年11月2日付けで拒絶査定がされ、これに対し、同年12月28日に拒絶査定不服審判の請求がなされるとともに、平成17年1月11日に手続補正がなされたものである。

2.平成17年1月11日付け手続補正書の手続補正についての補正却下の決定
[補正却下の決定の結論]
平成17年1月11日付け手続補正書の手続補正を却下する。
[理由]
(1)補正後の本願発明
平成17年1月11日の手続補正(以下「本件補正」という。)により、特許請求の範囲の請求項1は、
「【請求項1】
車両用搭載機器の駆動部ハウジング壁を駆動用ロッドが貫通しており、上記駆動用ロッドが軸心方向もしくは回転方向に往復動するものであって、該駆動部ハウジング壁に穿たれた透孔の内周面と前記駆動用ロッドとの間が環状のパッキン(11)によってシールされているものにおいて、
前記環状のパッキン(11)の外周に中空の円錐筒状のリップ(11a)が設けられており、かつ、該円錐筒状のリップ(11a)の外周側の面(11r)にアールが付されており、かつ、該リップの先端が駆動部ハウジング壁に穿たれた透孔の外側に向けられていることを特徴とする、車両用搭載機器における駆動部ハウジングのシール構造。」
と補正された。

前記補正は、願書に最初に添付した明細書又は図面に記載した事項の範囲内のものであり、また、請求項1に係る発明の構成である「リップ」について、「かつ、該円錐筒状のリップ(11a)の外周側の面(11r)にアールが付されており」との限定をするものであって、平成6年改正前特許法第17条の2第3項第2号で規定する特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。
そこで、本件補正後の前記請求項1に記載された発明(以下「本願補正発明」という。)が特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか(平成18年改正前特許法(以下「旧法」という。)第17条の2第5項において準用する特許法第126条第5項の規定に適合するか)について以下に検討する。

(2)引用例
原査定の拒絶の理由に引用された実願平5-22553号(実開平6-79645号)のCD-ROM(以下「第1引用例」という。)には、図1?4と共に、次の(イ)?(ハ)の事項が記載されている。

(イ)「【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電動式リモートコントロールミラーの駆動部に係り、特に、作動が円滑で防水性が良好なように改良した電動式リモートコントロールミラーの駆動部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は電動式リモートコントロールミラーの一般的な構造を説明するための断面図である。ミラーホルダ1はミラー2を固着されるとともに、球継手3を介して駆動部ハウジング4に対して傾動自在に支承されている。上記駆動部ハウジング4はハウジング甲4aとハウジング乙4bとを合わせ蓋状に固着して構成され、その中に駆動用モータと減速歯車群(ともに図示せず)が収納されている。
進退杆5がハウジング甲4aを貫通して設けられており、その先端は前記ミラーホルダ1に係着されている。上記進退杆5はモータによって往復矢印A-Bのように往復駆動され、ミラーホルダ1を往復円弧矢印L-Rのごとく傾動せしめる。
図4は上記電動式リモートコントロールミラーの進退杆付近を、該進退杆の中心線に沿って切断して描いた断面図である。前記進退杆5の本体は円筒状部5aによって形成され、その先端に球継手用の継手球5bが一体に連設されるとともに、その後端にバネ片5cが形成され、該バネ片の先端部の外周に、オネジとして作用する突起5dが形成されている。図示の7は受歯車であって円筒状ボス7aの外周に歯車の歯7bが固着されるとともに、該円筒状ボス7aの内周面にはメネジ7cが形成されている。このメネジ7cに、前記のオネジとして作用する突起5dが螺合している。上記受歯車7がウォーム8および中間歯車9を介して正,逆転せしめられると、進退杆5はネジ送り作用によって前,後進せしめられる。
【0003】
上記進退杆5がハウジング甲4aを貫通している個所には透孔4a1が設けられて進退杆5と緩やかに嵌合している。そして、この透孔4a1の内周に、Oリング10を収納するリング溝4a2が形成されている。上記Oリングは進退杆5の円筒状部5aの外周面と摺動自在に嵌合して防水機能を果たしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
図3について説明したように、進退杆5は往復矢印A-Bのごとく直進駆動され、ミラーホルダ1は往復円弧矢印L-Rのように円弧状の軌跡を描いて傾動する。この結果、進退杆5は矢印A-Bに対して傾斜する形に傾動せしめられる。図4において進退杆5の中心線A′-B′が円弧矢印θのごとく振られると、Oリング10がリング溝4a2に対して位置ずれを生じ、防水性が損われる。
また、同図4に表わされているように受歯車7の円筒状ボス7aはハウジング甲4aとハウジング乙4bとの間に挟みつけて支承されており、スラスト方向にギャップgが与えられている。このギャップgの寸法は製作誤差等の影響を受けるので、精密に微小寸法に規制することは容易でない(不可能ではないがコスト高を招く)。このギャップ寸法gが過小であると受歯車7の円滑な回転が妨げられ、過大であるとスラスト方向のガタを生じてミラーの振動を誘発する。
本考案は上述の事情に鑑みて為されたものであって、防水性に優れ、作動が円滑で、しかもガタの無い電動式リモートコントロールミラー駆動部を提供することを目的とする。」

(ロ)「【0006】
【作用】
上記の構成によると、Oリングに成形された突起が受歯車の端面に摺触して、スラスト方向のガタを無くする。上記の突起が複数個であるため、該受歯車は均一に摺触圧を受け、円滑な作動を妨げられない。さらに、上記Oリングの外周に輪状のリップが形成されてリング溝底に接触しているので、該Oリングがリング溝に対して偏心しても防水機能を保持することができる。」

(ハ)「【0007】
【実施例】
図1は本考案に係る電動式リモートコントロールミラー駆動部の1実施例を示す断面図である。図2は上記実施例に用いられた、リップおよび突起を有するOリングの単品斜視図である。この実施例は、図4に示した従来例に本考案を適用して改良した1例であって、図4と同一の図面参照符号を付したものは上記従来例におけると同様ないし類似の構成部分である。次に、図1について図4と異なる点、すなわち本考案を適用して改良した事項を説明する。
本実施例のOリング10は(図2を併せて参照)その側面に複数個の突起11bを一体的に成形されるとともに、その外周部に輪状のリップ11aが一体に成形されている。そして図1に示すごとく上記の突起11bは受歯車7に(詳しくは円筒状ボス7aに)弾性的に摺触してスラスト方向のガタを無くしている。また前記のリップ11aはリング溝4a2の溝底に接触して僅かに弾性的に撓んでいる。このため、該Oリング11がリング溝4a2に対して偏心しても前記のリップ11aがリング溝底に対する接触,密着を維持し、防水機能を保持する。」

前記記載事項(イ)の「進退杆5は往復矢印A-Bのごとく直進駆動され、ミラーホルダ1は往復円弧矢印L-Rのように円弧状の軌跡を描いて傾動する。この結果、進退杆5は矢印A-Bに対して傾斜する形に傾動せしめられる。」の記載から、進退杆5は、「軸心方向もしくは回転方向に往復動する」ものであることが分かる。
また、前記記載事項(イ)の「上記進退杆5がハウジング甲4aを貫通している個所には透孔4a1が設けられて進退杆5と緩やかに嵌合している。そして、この透孔4a1の内周に、Oリング10を収納するリング溝4a2が形成されている。」との記載、及び図面から、「透孔4a1」は、「ハウジング甲4a」に「穿たれた」ものであることが分かる。

そうすると、前記記載事項(イ)?(ハ)及び図1?4の記載を総合すれば、第1引用例には、

「電動式リモートコントロールミラーの駆動部ハウジング4のハウジング甲4aを進退杆5が貫通しており、上記進退杆5が軸心方向もしくは回転方向に往復動するものであって、該ハウジング甲4aに穿たれた透孔4a1の内周と前記進退杆5との間がOリング11によって防水されているものにおいて、
前記Oリング11の外周に輪状のリップ11aが設けられており、かつ、該リップ11aの先端がハウジング甲4aに穿たれた透孔4a1の内周に形成されたリング溝4a2の溝底に向けられている電動式リモートコントロールミラーにおける駆動部ハウジング4の防水構造。」

の発明(以下「引用発明」という。)が開示されていると認める。

また、当審で新たに引用する実公昭63-32460号公報(以下「第2引用例」という。)には、第1?3図と共に、次の(ニ)?(ヘ)の事項が記載されている。

(ニ)「本考案は流体圧シリンダ、特に空気圧シリンダのロツド貫通部をシールするために受圧側にU字形に外周リツプおよび内周リツプを設け、非受圧側にダストリツプを設けたパツキングに関する。
上記パツキングはシリンダのロツド貫通部にロツドを包囲するように形成された環状溝内に装着され、外周リツプには環状溝の底面に接触する突出部が、内周リツプおよびダストリツプにはロツド表面に接触する突出部が形成され、外周リツプの突出部と内周リツプの突出部は、従来第1図に示す如くパツキングを環状溝1に装着する前の自由な状態において、外周リツプ3の突出部6′の先端(最外点)a′を通りロツド2の中心軸線に直交する直線Lに対し内周リツプ4の突出部7′の先端(最内点)b′が非受圧側(第1図の下側)に位置するか同直線L上の位置するように形成されている。そして上記パツキングは環状溝1に装着されたときダストリツプ5が環状溝の非受圧側壁部8とロツド2により形成されたすき間9を通して非受圧側に延びロツド2の表面に接触するように構成されている。このような従来のパツキングにおいてはパツキングに加わる流体の圧力や往復動するロツドから受ける摩擦力などによつてパツキングのダストリツプ5に接続される部分がすき間9から非受圧側に押し出されてパツキングの受圧側が全体としてロツド2の方向に傾倒し内周リツプ4とロツド2との摩擦力が増大するため内周リツプの摩耗が促進される。」(第1ページ第1欄第21行?同ページ第2欄第21行)

(ホ)「本考案は以上の理由で従来のパツキングにおいて促進される内周リツプの摩耗を軽減できるパツキングを提供することを目的とするもので、第2図は自由な状態にある本考案のパツキングの一実施例を、第3図は同パツキングをロツド貫通部の環状溝に装着した状態を示す。第2図において、外周リツプ3の突出部6はR面で形成されているが、これは第1図の従来のパツキングと同様に山形断面のものとしてもよい。」(第2ページ第3欄第7行?同欄第15行)

(ヘ)「本考案のパツキングは以上のように構成され、第3図に示す如く、環状溝1に装着されると外周リツプ3と内周リツプ4は環状溝1の底面とロツド2の表面の間に緊迫され各リツプの突出部の先端aおよびb或いはbより非受圧側であるが直線Lより受圧側の位置において反力F,Fが発生し、これ等の反力はパツキングを第3図において反時計方向に回転しようとする偶力を形成する。この偶力は受圧側の流体圧力および特にロツド2が非受圧側に動くとき受ける摩擦力によりダストリツプがすき間9から非受圧側に押出されてパツキングが時計方向に回転しようとする傾向に対抗し内周リツプ4の受ける摩擦力の増大を防ぐことができる。」(第2ページ第3欄第27行?同ページ第4欄第4行)

(3)対比
そこで、本願補正発明と引用発明とを対比すると、両者の対応関係は次のとおりである。

引用発明の「駆動部ハウジング4のハウジング甲4a」は、本願補正発明の「駆動ハウジング壁」に相当し、以下同様に、「進退杆5」は「駆動用ロッド」に、「ハウジング甲4aの透孔4a1」は「透孔」に、「Oリング11」は「環状のパッキン(11)」にそれぞれ相当する。
また、引用発明の「電動式リモートコントロールミラー」は、車両に搭載される機器であるので、本願補正発明の「車両用搭載機器」に相当する。
さらに、前記記載事項(ハ)から、引用発明の「リング溝4a2」の「溝底」にリップ11aが接触して、「防水機能を保持」しているので、このことは、本願補正発明の「透孔の内周面と前記駆動用ロッドとの間が環状のパッキン(11)によってシールされている」ものであると言える。

それゆえ、本願補正発明と引用発明とは、

[一致点]
「車両用搭載機器の駆動部ハウジング壁を駆動用ロッドが貫通しており、上記駆動用ロッドが軸心方向もしくは回転方向に往復動するものであって、該駆動部ハウジング壁に穿たれた透孔の内周面と前記駆動用ロッドとの間が環状のパッキン(11)によってシールされているものにおいて、
前記環状のパッキン(11)の外周にリップ(11a)が設けられている、車両用搭載機器における駆動部ハウジングのシール構造。」

である点で一致し、以下の点で相違している。

[相違点1]
本願補正発明では、リップ(11a)の形状が中空の円錐筒状であり、リップ(11a)の先端が駆動部ハウジング壁に穿たれた透孔の外側に向けられているのに対し、引用発明では、リップ11aは輪状であって、リップ11aの先端が、ハウジング甲4aに穿たれた透孔4a1の内周に形成されたリング溝4a2の溝底に向けられている点。

[相違点2]
本願補正発明では、円錐筒状のリップ(11a)の外周側の面(11r)にアールが付されているのに対し、引用発明では、アールが付されているかどうか不明である点。

(4)判断
[相違点1]について
一般に、ハウジングに設けた孔を移動する部材を、環状のシール部材によってシールを行う構造のものにおいて、環状のシール部材の外周に中空の円錐筒状のリップを設け、そのリップの先端をハウジングに設けた孔の外側に向けることは、周知技術(例えば、実願平2-404320号(実開平5-8134号)のCD-ROM(係止リップ4)、実開平4-976号(実開平5-57526号)のCD-ROM(リップ部3)を参照。)である。
そして、引用発明は、リップ11aにより防水機能を保持するものであるので、シール構造であって、そのリップ11aを防水機能を保持する範囲でどのような形状にするかは設計的事項であって、同じシール構造である上記周知技術のような形状とすることに妨げる要因はないことから、上記周知技術を参酌して、リップ11aを上記相違点1に係る本願補正発明のような構造とすることは、格別困難であるとは言えない。

[相違点2]について
第2引用例には、上記記載事項(ニ)?(へ)及び図面から、往復動するロツド2のパツキング、すなわちシール構造において、環状溝1に装着されたパツキングの外周リツプ3の外周側の面に突出部6が形成され、この突出部6は、「R面」で形成されていることが記載されている。
そして、引用発明において、リップ11aを防水機能を保持する範囲でどのような形状にするかは設計的事項であって、第2引用例の記載事項を参酌し、リップ11aの外周側の面にR面、すなわち、「アール」を付すことを妨げる要因はないことから、リップ11aを上記相違点2に係る本願補正発明のような構造とすることは、格別困難であるとは言えない。

そして、本願補正発明の作用効果も、引用発明、第2引用例に記載された事項及び周知技術から当業者が予測できる範囲内のものである。

したがって、本願補正発明は、引用発明、第2引用例に記載された事項及び周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許出願の際独立して特許を受けることができないものである。

(5)むすび
以上のとおり、本件補正は、旧法第17条の2第5項で準用する特許法第126条第5項の規定に違反するので、同法第159条第1項において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下されるべきものである。

3.本願発明について
平成17年1月11日付けの手続補正は前記のとおり却下されたので、本願の請求項1に係る発明は、平成16年7月26日付けの手続補正の特許請求の範囲の請求項1に記載された以下のとおりのものと認められる(以下「本願発明」という。)。

「【請求項1】 車両用搭載機器の駆動部ハウジング壁を駆動用ロッドが貫通しており、上記駆動用ロッドが軸心方向もしくは回転方向に往復動するものであって、該駆動部ハウジング壁に穿たれた透孔の内周面と前記駆動用ロッドとの間が環状のパッキン(11)によってシールされているものにおいて、
前記環状のパッキン(11)の外周に中空の円錐筒状のリップ(11a)が設けられており、かつ、該リップの先端が駆動部ハウジング壁に穿たれた透孔の外側に向けられていることを特徴とする、車両用搭載機器における駆動部ハウジングのシール構造。」

(1)引用例
原査定の理由に示された第1引用例、及びその記載事項は、前記「2.(2)」に記載したとおりである。

(2)対比・判断
本願発明は、前記「2.」で検討した本願補正発明から、「リップ」について、「かつ、該円錐筒状のリップ(11a)の外周側の面(11r)にアールが付されており」といった構成を省き、前記本願補正発明を上位概念化したものである。
そうすると、本願発明と引用発明とは、前記「2.(3)」に記載した一致点で一致し、相違点1で相違するが、当該相違点1に係る本願発明の構成事項は、前記「2.(4)」の「[相違点1]について」で説示したとおり、周知技術を参酌して、格別困難であるとは言えない事項である。
そして、本願発明の作用効果も、引用発明及び周知技術から当業者が予測できる範囲内のものである。
したがって、本願発明は、引用発明及び周知技術に基づいて、当業者が容易に発明することができたものである。

(3)むすび
以上のとおり、本願発明については、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないから、本願は拒絶されるべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2007-06-28 
結審通知日 2007-07-24 
審決日 2007-08-06 
出願番号 特願平7-1633
審決分類 P 1 8・ 121- Z (B60R)
P 1 8・ 575- Z (B60R)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 島田 信一  
特許庁審判長 鈴木 久雄
特許庁審判官 岸 智章
山内 康明
発明の名称 車両用搭載機器における駆動部ハウジングのシール構造  
代理人 秋本 正実  

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