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審決分類 審判 査定不服 (159条1項、163条1項、174条1項で準用) 特許、登録しない。 H05K
審判 査定不服 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 特許、登録しない。 H05K
審判 査定不服 特36条4項詳細な説明の記載不備 特許、登録しない。 H05K
管理番号 1183957
審判番号 不服2006-13765  
総通号数 106 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2008-10-31 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2006-06-29 
確定日 2008-09-04 
事件の表示 特願2000-347811「電子部品実装装置」拒絶査定不服審判事件〔平成14年 5月24日出願公開、特開2002-151898〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯
本件審判に係る出願は、平成12年11月15日に出願されたもので、平成18年3月16日付け拒絶理由通知書が送付され、願書に添付した明細書又は図面についての同年5月9日付け手続補正書が提出されたものの、同年5月26日付けで拒絶査定されたものである。
そして、本件審判は、この拒絶査定を不服として請求されたもので、上記明細書又は図面についての平成18年7月19日付け手続補正書が提出されている。

2.原査定
原査定の拒絶理由の1つは、概要、以下のとおりのものと認める。

「この出願は、特許法第36条第4項の規定に違反し、又、同条第6項第2号に適合しておらず同項の規定に違反するものである。」

そして、違反するものであるとする具体的理由として、平成18年5月9日付け手続補正書による補正前の請求項2に記載された「前記中空変断面は、前記第1直動機構の装着面側を1辺とする3角形を基本形状とし、この基本形状部分によって所要の剛性が確保されている」と記載された事項が不明確であり、また、該事項が不明確なこともあって、当業者がその実施をすることができる程度に、発明の詳細な説明が、明確かつ十分に、記載されていないというものである。

3.当審の判断

3-1.平成18年7月19日付け手続補正書による手続補正(以下、「本件補正」という。)について
本件補正は、以下に詳述するように、平成18年改正前の特許法第17条の2第4項の規定に違反するものであるから、特許法第159条第1項の規定により読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。

3-1-1.本件補正の内容
本件補正は、以下の補正事項aを有するものと認める。

補正事項a;特許請求の範囲の記載につき、以下の(cl)を(CL)と補正する。

(cl);「【請求項1】電子部品を保持した搭載ヘッドを移動させることにより、電子部品を基板に搭載する電子部品実装装置であって、前記搭載ヘッドを第1方向に移動させる第1直動機構と、この第1直動機構が組み込まれた移動ビームと、この移動ビームを前記第1方向と直交する第2方向へ移動させる第2直動機構とを備え、
前記移動ビームの断面は複数の内部空間を有する中空変断面であり、前記第1の直動機構を構成するガイド機構が装着される装着面側の側面を1辺とする3角形の各頂点をコーナ点に含む形状の異形多角形を断面形状とし、前記断面は前記異形多角形を複数の多角形部に区分した形状となっており、これらの多角形部の頂点位置には相互に薄肉要素で連結された厚肉部が形成されていることを特徴とする電子部品実装装置。
【請求項2】前記移動ビームには、第1直動機構が装着される装着面と直交する方向にケーブルベア(審決注;登録商標)を配設可能な平面が形成されていることを特徴とする請求項1記載の電子部品実装装置。
【請求項3】前記厚肉部には、前記移動ビームを両端面において前記第2直動機構に結合するブラケットを固着するためのねじ締結孔が加工可能となっていることを特徴とする請求項1記載の電子部品実装装置。」

(CL)「【請求項1】電子部品を保持した搭載ヘッドを移動させることにより、電子部品を基板に搭載する電子部品実装装置であって、前記搭載ヘッドを第1方向に移動させる第1直動機構と、この第1直動機構が組み込まれた移動ビームと、この移動ビームを前記第1方向と直交する第2方向へ移動させる第2直動機構とを備え、
前記移動ビームの断面は複数の内部空間を有する中空変断面であり、前記第1の直動機構を構成するガイド機構が装着される装着面側の側面を1辺とする3角形を基本形状とし、この3角形の各頂点をコーナ点に含む形状の異形多角形をさらに複数の多角形部に区分した形状となっており、
前記多角形部の頂点位置にはこの移動ビームを両端面において前記第2直動機構に結合するブラケットを固着するためのねじ締結孔が加工可能であって相互に薄肉要素で連結された厚肉部が形成されており、
さらに前記移動ビームの断面の上部に設けられた薄肉要素の上面は前記第1直動機構と直交する方向の水平面を形成し、ケーブルベアが配設される平面となっていることを特徴とする電子部品実装装置。」

ここ「3-1」では、本件補正前の請求項1を旧【請求項1】と、本件補正後の請求項1を新【請求項1】といい、他の請求項についても同様とする。

3-1-2.本件補正の適否
補正事項aは、「第36条第5項に規定する請求項の削除」(以下、単に、「請求項の削除」という。)、「特許請求の範囲の減縮(第36条第5項の規定により請求項に記載した発明を特定するために必要な事項を限定するものであつて、その補正前の当該請求項に記載された発明とその補正後の当該請求項に記載される発明の産業上の利用分野及び解決しようとする課題が同一であるものに限る。)」(以下、「限定的減縮」という。)、「誤記の訂正」又は「明りようでない記載の釈明(拒絶理由通知に係る拒絶の理由に示す事項についてするものに限る。)」(以下、単に、「明りようでない記載の釈明」という。)のいずれかを目的にしている、とする根拠は見当たらない。以下に、詳述する。

(1)第1の観点からの検討

1)まずは、新【請求項1】が、旧【請求項1】から旧【請求項3】のいずれの請求項を由来とし、これを補正したものかについて検討する。
旧【請求項2】に係る発明は、「前記移動ビームには、第1直動機構が装着される装着面と直交する方向にケーブルベアを配設可能な平面が形成されている」と記載した事項を、いわゆる、発明特定事項として有していたものである。
一方、新【請求項1】に係る発明は、「移動ビームの断面の上部に設けられた薄肉要素の上面は前記第1直動機構と直交する方向の水平面を形成し、ケーブルベアが配設される平面となっている」と記載された事項、要するに、移動ビームには第1直動機構と直交する方向にケーブルベアが配設される平面が形成されているとの事項を発明特定事項として有するもので、旧【請求項2】に係る発明の発明特定事項である、上記装着面と直交する方向に平面が形成されているとの事項を、発明特定事項として有してはいないものである。
してみると、新【請求項1】は、旧【請求項2】を、少なくとも、由来としたものではなく、一応、旧【請求項1】又は旧【請求項3】を由来とし、これを補正したものということができる。

2)新【請求項1】が旧【請求項3】を由来とし、これを補正したものとの観点から見ていくことにする。
補正事項aは、旧【請求項3】に、「さらに前記移動ビームの断面の上部に設けられた薄肉要素の上面は前記第1直動機構と直交する方向の水平面を形成し、ケーブルベアが配設される平面となっている」との記載を追加し、ここに記載に事項を発明特定事項の1つに追加する補正ということができる。
そこで、検討すると、本件補正後の明細書の段落【0021】?【0022】における記載、すなわち、「移動ビーム14の断面の上部に設けられた薄肉要素14eの上面は、第1直動機構が装着される装着面と直交する方向の水平面を形成しており、この面は図4に示すように、ケーブルベア11Xが配設可能な平面となっている。また厚肉部14a?14dには、ガイドレール20やナット24を固定するブロック23を固着するためのねじ締結孔15a?15dが設けられており、さらに厚肉部16a?16fには、移動ビーム14を両端面においてY軸テーブル8A,8Bに結合するブラケット15,16を固着するためのねじ締結孔が加工可能となっている。このように上記断面形状を備えた移動ビーム14は、軽量で剛性に優れていると共に、ケーブルベアなど付随部品がコンパクトに配設でき、さらに他の機構部品との連結が容易に行えるなど、電子部品実装装置のヘッド駆動機構の可動部分に対して求められる特性を兼ね備えたものとなっている。」との記載を参照しつつ、上記発明特定事項をみると、新【請求項1】に係る発明は、ケーブルベアをコンパクトに配設することを解決しようとする課題の1つとしていることが認められる。
その一方で、旧【請求項3】が、ケーブルベアをコンパクトに配設することを解決しようとする課題の1つとしていないことは、同項の記載から明らかであって、旧【請求項3】に記載された発明と新【請求項1】に記載される発明の解決しようとする課題が同一であるとはいえない。
してみると、以上の点から、補正事項aは、「限定的減縮」を目的にしているとはいえず、また、「請求項の削除」、「誤記の訂正」又は「明りようでない記載の釈明」のいずれかを目的にしているともいえない。

3)新【請求項1】が旧【請求項1】を由来とし、これを補正したものとの観点から見ていくことにする。
補正事項aは、旧【請求項1】に、少なくとも、「さらに前記移動ビームの断面の上部に設けられた薄肉要素の上面は前記第1直動機構と直交する方向の水平面を形成し、ケーブルベアが配設される平面となっている」との記載を追加し、ここに記載の事項を発明特定事項の1つに追加する補正ということができる。
そこで、検討すると、先に「2)」で述べたように、新【請求項1】に係る発明は、ケーブルベアをコンパクトに配設することを解決しようとする課題の1つとしていることが認められるが、旧【請求項1】が、ケーブルベアをコンパクトに配設することを解決しようとする課題の1つとしていないことは、同項の記載から明らかであって、旧【請求項1】に記載された発明と新【請求項1】に記載される発明の解決しようとする課題が同一であるとはいえない。
してみると、以上の点から、補正事項aは、「限定的減縮」を目的にしているとはいえないし、また、「請求項の削除」、「誤記の訂正」又は「明りようでない記載の釈明」のいずれかを目的にしているともいえない。

(2)第2の観点からの検討
新【請求項1】が、旧【請求項1】又は旧【請求項3】のいずれかを由来とし、これを補正したものとしても、補正事項aは、これら旧【請求項1】及び旧【請求項3】に、記載或いは実質的に記載されていた「前記移動ビームの断面は複数の内部空間を有する中空変断面であり、前記第1の直動機構を構成するガイド機構が装着される装着面側の側面を1辺とする3角形の各頂点をコーナ点に含む形状の異形多角形を断面形状とし、前記断面は前記異形多角形を複数の多角形部に区分した形状となっており、」との記載を、「前記移動ビームの断面は複数の内部空間を有する中空変断面であり、前記第1の直動機構を構成するガイド機構が装着される装着面側の側面を1辺とする3角形を基本形状とし、この3角形の各頂点をコーナ点に含む形状の異形多角形をさらに複数の多角形部に区分した形状となっており、」との記載に補正するものということができる。
そこで、検討すると、新【請求項1】の上記記載は、より詳しく見れば、「前記移動ビームの断面は・・・装着面側の側面を1辺とする3角形を基本形状とし、」との記載といえるが、どのような観点から「基本」としているのか、逆の面からいえば、どのような観点から「基本でない」としているのかが不明で、基本形状なるものの技術的内容が不明りようである。
してみると、以上の点から、補正事項aは、請求項の記載を不明りようにするもので、「明りようでない記載の釈明」を目的にしているとはいえないし、また、記載が不明りようである以上、「限定的減縮」を目的にしているとはいえないし、また、「請求項の削除」又は「誤記の訂正」を目的にしているともいえない。

3-1-3.まとめ
補正事項aを有する本件補正は、平成18年改正前の特許法第17条の2第4項の規定に違反するものである。

3-2.原査定の拒絶理由について

3-2-1.特許請求の範囲の記載
本件補正は、先に「3-1」で述べたように却下すべきものであり、本件の特許請求の範囲の記載は、本件補正前の、願書に添付した明細書又は図面(以下、「本件明細書等」という。)によれば、以下のとおりのものと認める。

「【請求項1】電子部品を保持した搭載ヘッドを移動させることにより、電子部品を基板に搭載する電子部品実装装置であって、前記搭載ヘッドを第1方向に移動させる第1直動機構と、この第1直動機構が組み込まれた移動ビームと、この移動ビームを前記第1方向と直交する第2方向へ移動させる第2直動機構とを備え、
前記移動ビームの断面は複数の内部空間を有する中空変断面であり、前記第1の直動機構を構成するガイド機構が装着される装着面側の側面を1辺とする3角形の各頂点をコーナ点に含む形状の異形多角形を断面形状とし、前記断面は前記異形多角形を複数の多角形部に区分した形状となっており、これらの多角形部の頂点位置には相互に薄肉要素で連結された厚肉部が形成されていることを特徴とする電子部品実装装置。
【請求項2】前記移動ビームには、第1直動機構が装着される装着面と直交する方向にケーブルベアを配設可能な平面が形成されていることを特徴とする請求項1記載の電子部品実装装置。
【請求項3】前記厚肉部には、前記移動ビームを両端面において前記第2直動機構に結合するブラケットを固着するためのねじ締結孔が加工可能となっていることを特徴とする請求項1記載の電子部品実装装置。」

3-2-2.検討
請求項1には「前記移動ビームの断面は複数の内部空間を有する中空変断面であり、前記第1の直動機構を構成するガイド機構が装着される装着面側の側面を1辺とする3角形の各頂点をコーナ点に含む形状の異形多角形を断面形状とし、」(以下、「本件記載」という。)と記載されており、以下、本件記載に記載の事項について検討する。

1)本件記載には、日本語として正確性を欠く記載が存在するものの、要するに、移動ビームの断面形状が、第1の直動機構を構成するガイド機構が装着される装着面側の側面を1辺とする3角形の各頂点をコーナ点に含む異形多角形であること、が記載されているということができる。
そこで、この記載を詳しく検討すると、移動ビームの断面形状が異形多角形であるとされ、移動ビームの断面形状が多角形であることは理解できるものの、異形とは普通とはかわったかたちのことで、移動ビームの断面形状における普通のかたちなど、普通のかたちなるものが不明であるから、結局、異形多角形なるものの技術的内容が、請求項1において、不明確となっている。
更に、本件記載によれば、異形多角形はコーナ点を有するものであると解せ、コーナ点なるものは、異形多角形の角部部位に関する事項であることまでは分かるが、それ以上のこと、すなわち、コーナ点なるものの技術的内容は不明である。
また、発明の詳細な説明をみても、異形多角形やコーナ点の概念を説明する記載も見当たらず、当業者が請求項1に記載の発明の実施をすることができる程度に、明確かつ十分に、記載されているということはできない。
なお、平成18年5月9日付け手続補正書による補正前の、願書に添付した明細書には、「異形多角形」や「コーナ点」なる用語自体、存在していなかったものであって、同補正によって、初めて、明細書に記載されることとなった用語である。

2)次に、本件記載と発明の詳細な説明における記載との関係を検討する。
本件明細書等には、以下の記載が認められる。

「移動ビーム14は複数の内部空間を有する中空変断面のビーム部材であり、第1直動機構を構成するガイド機構への装着面側の側面を1辺aとし前記装着面側の反対側にあって1辺aに対向する点Cより成る3角形(図4に示すΔABC参照)の頂点A、B、Cをコーナ点に含む異形多角形14Sを断面形状としている。この異形多角形14Sの形状において、1辺a側は内側に屈曲してコーナ点D、Eを形成しており、ΔABCの他の1辺b(線分BC)、1辺c(線分AC)側はそれぞれ外側に屈曲して、コーナ点F、コーナ点G、H、Iをそれぞれ形成している。そしてこの断面形状によってX軸テーブルとして必要とされる剛性が確保されている。上述のように直動機構は送りねじ機構およびガイド機構を備えており、前記3角形の1辺の両頂点近傍にガイド機構を構成するガイドレール20が配設されており、これらの頂点の中点近傍に送りねじ25を配置した構造となっている。このような構成を採用することにより、X軸テーブル9A,9Bの断面が占有するスペースを極力小さくすることができ、他部品との干渉が発生しない合理的な配置が実現される。」(段落【0019】)及び【図4】

ここには、図4を参照しつつ、頂点A、B、Cを有する3角形(以下、「ΔABC」という。)や異形多角形14Sが記載され、ΔABCは、本件記載における「3角形」を説明しようとするもので、また、異形多角形14Sは、同じく「異形多角形」を説明しようとするものと認められる。
そこで、これら異形多角形14SやΔABCを詳しく検討する。
まずは、異形多角形14Sとして図示されるものが、異形かはともかく、Gで指示される部位から図面上方に立ち上がるような部分があることや、Aで指示される部位の図面上方にあるような曲線部があることなどから、そもそも、多角形とは言い難い。
また、本件記載には、「3角形の各頂点をコーナ点に含む異形多角形」との記載されている。そして、異形多角形14Sとして図示されるものが、上述したように、多角形とは言い難いものであるが、頂点A、B、Cは、異形多角形14Sとして図示されている図形のコーナ点、そもそも、このコーナ点なるものの技術的内容自体も、「1)」述べたように、不明であるが、コーナ点なるものに含まれているのかが判然としない。典型的な例として頂点Bについて述べると、頂点Bは、異形多角形14Sとされている図形の図面最左下の角部部位と文字「E」が記載された部位の図面右下直ぐにある角部部位の中間領域にあると言える部位に図示されており、頂点Bが異形多角形14Sとされている図形の角部部位、すなわち、コーナ点に含まれているとは言い難い。
更に、本件記載の「第1の直動機構を構成するガイド機構が装着される装着面側の側面を1辺とする3角形」における、「1辺」とは、「側面」、すなわち、装置構造上の面に対応する部位の断面における線分が、該「1辺」ということになる。その一方で、頂点AとBとを結ぶ、aで指示される線が、本件記載における「第1の直動機構を構成するガイド機構が装着される装着面側の側面を1辺とする3角形」における、「1辺」を説明しようとするものと認められるが、aで指示される線が、上述したような装置構造上の面に対応する部位の断面における線分とはいえない。
以上述べたことから、本件記載における「3角形」や「異形多角形」を説明しようとする、発明の詳細な説明に記載のΔABCや異形多角形14Sが、実質的に、前記「3角形」や「異形多角形」を説明したものになってはいないことを考え合わせると、本件記載に記載の事項は、本件明細書等を通じて、不明確といわざるを得ず、また、該事項が不明確である以上、発明の詳細な説明には、当業者が該事項を有する請求項1に記載の発明の実施をすることができる程度に、明確かつ十分に、記載されているということはできない。

3-2-3.まとめ
この出願は、特許法第36条第4項の規定に違反し、又、同条第6項第2号に適合しておらず同項の規定に違反するものであって、原査定の拒絶理由は、妥当である。

4.結び
原査定は、妥当である。
したがって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2008-07-07 
結審通知日 2008-07-08 
審決日 2008-07-23 
出願番号 特願2000-347811(P2000-347811)
審決分類 P 1 8・ 537- Z (H05K)
P 1 8・ 536- Z (H05K)
P 1 8・ 56- Z (H05K)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 内田 博之  
特許庁審判長 鈴木 由紀夫
特許庁審判官 近野 光知
山本 一正
発明の名称 電子部品実装装置  
代理人 内藤 浩樹  
代理人 岩橋 文雄  
代理人 永野 大介  

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