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審決分類 |
審判 査定不服 特17 条の2 、4 項補正目的 取り消して特許、登録 C07D 審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 C07D |
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管理番号 | 1214042 |
審判番号 | 不服2007-27567 |
総通号数 | 125 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2010-05-28 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2007-10-09 |
確定日 | 2010-04-12 |
事件の表示 | 平成 8年特許願第 21602号「5-置換 2-クロロピリジンの製造法」拒絶査定不服審判事件〔平成 8年10月 8日出願公開、特開平 8-259538、請求項の数(5)〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 |
理由 |
1.手続の経緯 本願は、平成8年1月16日(パリ条約による優先権 1995年1月19日、独国)の出願であって、平成18年11月7日付けで拒絶理由が通知され、その指定期間内である平成19年5月10日に意見書及び手続補正書が提出されたが、同年6月29日付けで拒絶査定がなされ、これに対し、同年10月9日に審判請求がなされるとともに、同年10月22日付けで手続補正がなされたものである。 2.平成19年10月22日付けの手続補正についての補正却下の決定 [補正却下の決定の結論] 平成19年10月22日付けの手続補正を却下する。 [理由] 上記手続補正は、補正前の平成19年5月10日付けの手続補正書の請求項1に対して同請求項2の内容を組み込んで、補正後の請求項1とするものである。しかし、当該手続補正により、「これに続き反応混合物を80から160℃に加熱する方法であって、ジアルキルホルムアミド、アセテナミド、及び塩素化剤が平行して、最初に導入された溶媒に加えられる」なる記載が削除されたことで、当該手続補正は、補正前の製造方法から製造条件の一部を除くものであり、実質上特許請求の範囲を拡張するものであるから、限定的減縮に該当するものではない。また、上記手続補正は、請求項の削除、誤記の訂正、明りょうでない記載の釈明のいずれかを目的とするものでもない。 したがって、上記手続補正は、平成18年法律第55号改正附則第3条第1項によりなお従前の例によるとされる同法による改正前の特許法第17条の2第4項の規定に違反するので、同法第159条第1項において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。 3.本願発明について 平成19年10月22日付けの手続補正は上記のとおり却下されたので、本願の請求項1?5に係る発明は、平成19年5月10日付け手続補正書の特許請求の範囲の請求項1?5に記載された事項により特定されるとおりのものであると認める。 そして、本願については、原査定の拒絶理由を検討してもその理由によって拒絶すべきものとすることはできない。 また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審決日 | 2010-03-19 |
出願番号 | 特願平8-21602 |
審決分類 |
P
1
8・
57-
WY
(C07D)
P 1 8・ 121- WY (C07D) |
最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 新留 素子 |
特許庁審判長 |
星野 紹英 |
特許庁審判官 |
弘實 謙二 伊藤 幸司 |
発明の名称 | 5-置換 2-クロロピリジンの製造法 |
代理人 | 特許業務法人小田島特許事務所 |