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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) F25D
管理番号 1221974
審判番号 不服2008-5559  
総通号数 130 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2010-10-29 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2008-03-06 
確定日 2010-08-12 
事件の表示 平成11年特許願第 72887号「冷蔵庫」拒絶査定不服審判事件〔平成12年 9月29日出願公開、特開2000-266456号〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1 手続の経緯
平成11年 3月18日 本件出願
平成19年 5月15日 拒絶理由通知
平成19年 7月23日 意見書・手続補正書
平成20年 1月28日 拒絶査定
平成20年 3月 6日 本件審判請求
平成20年 4月 7日 手続補正書
平成22年 3月15日 拒絶理由通知
平成22年 5月24日 意見書・手続補正書

2 本願発明
本件出願の請求項1ないし5に係る発明は、平成22年5月24日付けの手続補正書により補正された明細書及び図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1ないし5に記載された事項により特定されるとおりのものと認められるところ、請求項1に係る発明(以下「本願発明」という。)は、次のとおりである。

「【請求項1】冷却器で冷却された冷気を、送風機を用いて冷蔵室に送る冷蔵庫であって、上記冷蔵室内の下部に引き出し可能なケースを収納した隔離室を設け、上記ケースの底面と上記冷蔵室の底面との間を、上記冷蔵室の冷蔵室冷気戻り口に通じる冷蔵室内の冷気通路とした冷蔵庫において、上記冷気通路に、通気によって脱臭を行う脱臭手段を設け、当該脱臭手段は、上記冷蔵室冷気戻り口よりも左右幅が広く、且つ冷気通過面積が大きく、冷気通過面を上記ケースの底面に対向させるように上記冷気通路内に配置され、上記冷蔵室冷気戻り口に吸引される冷蔵室内の大部分の冷気が通過するようにしたことを特徴とする冷蔵庫。」

3 引用刊行物
これに対して、当審で平成22年3月15日付けで通知した拒絶理由には、本件出願前に日本国内で頒布された刊行物である次の刊行物1及び2が引用されており、各刊行物には、それぞれ、以下の事項が記載されている。

[引用刊行物]
刊行物1:実願平4-69516号(実開平6-32981号)のCD-ROM
刊行物2:特開昭49-97951号公報

(1)刊行物1
ア 段落【0001】?【0003】
「【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ファンから送られてくる冷気を貯蔵室の内側面に設けられたダクトから該貯蔵室内に吹き出させる構成の冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファンクール式の冷蔵庫では、冷却器により冷却された冷気はファンにより冷凍室や冷蔵室等の貯蔵室に供給される。このうち、冷蔵室に対しては、図8に示すようにダクト1を通じて行われる。このダクト1は、冷蔵室2の背面部に配設され、下部のダンパ装置3によって開閉される供給口4から吐出された冷気を上方に案内しながら、前面に上下複数段に設けられた吹出口5から冷蔵室2内に吹き出す。
【0003】
ダクト1から冷蔵室2内に吹き出された冷気を流出させるために冷蔵室2の底面の後部には、図9に示すようにダクト1の側方に位置して流出口6が設けられている。ここで、冷蔵室2の下部にはチルドケース7が設けられているが、このチルドケース7によって流出口6に向かう冷気の流れが妨げられないようにするため、該チルドケース7と冷蔵室2の内底面との間には隙間8が設けられている。そして、ダクト1から冷蔵室2内に供給された冷気は、チルドケース7と扉9との間を通って前記隙間8内に流れ込み、そして該隙間8を背方に向かって流れて流出口6から流出するようになっている。」

イ 段落【0009】?【0014】
「【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1ないし図6に基づいて説明する。
ファンクール式冷蔵庫の全体構成を示す図5において、21は冷蔵庫本体であり、この冷蔵庫本体21には、上から順に冷蔵室22、上下2段の冷凍室23および野菜室24が形成されている。また、冷蔵室22内の下部には、別の貯蔵室としてチルド室25が設けられている。このチルド室25は、固定天板26にチルドケース27を引き出し可能に支持して構成されており、チルドケース27の前面は、固定天板26に開閉回動可能に設けられた開閉カバー28により塞がれている。
【0010】
冷蔵庫本体21の背壁のうち冷凍室23の背部に相当する部分には、冷却器29を収納した冷却器室30が設けられており、冷却器29により冷却された空気はファン31により上記各室22ないし25に送られる。ここで、冷凍室23に対してはファン31により直接的に供給され、冷蔵室22およびチルド室25に対しては冷蔵庫本体21に設けられた冷気通路32を介して供給される。そして、冷蔵室22およびチルド室25に供給された冷気が冷蔵庫本体21に形成された中継路33を介して野菜室24に供給される。そして、冷凍室23および野菜室24に供給された冷気は、冷蔵庫本体21に設けられた還流路34を介して冷却器室30に戻され、ここで再び冷却器29により冷却されて各室に供給されるというように循環する。
【0011】
前記冷気通路32により送られてくる冷気は、冷蔵室22の背面部に設けられた図5に示すダクト35を介して冷蔵室22およびチルド室25に供給される。このダクト35は下ダクト36と上ダクト37から構成され、下ダクト36には、図3および図4にも示すように、冷気通路32の冷気出口である供給口38を開閉するためのダンパ装置39が設けられている。
【0012】
・・・
【0013】
このようなダンパ装置39により開閉される供給口38から流出した冷気は、下ダクト36の前部上側に設けられた横長の前ダクト部36aと上ダクト37とに分配され、前ダクト部36aに形成された吹出口32bからチルド室25に吹き出されると共に、上ダクト37に形成された吹出口37aから冷蔵室22に吹き出されるようになっている。
【0014】
さて、冷蔵室22およびチルド室25に供給された冷気は、中継路33の開口部から流出するようになっているが、この中継路33の開口部すなわち流出口40は、図1に示すように、冷蔵室22の内底面の後部に前記下ダクト35の右側に位置して設けられている。そして、上ダクト37から冷蔵室22に吹き出された冷気は、チルド室25の前面の開閉カバー28と冷蔵室22の扉41との間を通ってチルドケース27と冷蔵室22の内底面との間の隙間42内に流れ込む。また、チルド室25に供給された冷気は、チルドケース27と開閉カバー28との隙間から流出して上記隙間42内に流れ込む。このようにして隙間42内に流れ込んだ冷気は、該隙間42を背方に向かって流れて流出口40から中継路33内に流入し、中継路33から野菜室24に供給されるものである。」

ウ 段落【0022】?【0023】
「【0022】
ちなみに、リブ43ないし46が設けられていない従来では、チルドケースの下側の隙間8を流れる冷気は、その流れに何の規制も受けないので、図9に矢印Cで示すように、チルドケース7の前面側から真っ直ぐに流出口6に向かって流れる傾向が強く、ダクト1の前面側の空気は停滞気味となるため、本実施例のようなダクト1の下端部分の前面に結露した微細な水滴が冷気の流れによって吹き払われることは期待できないものである。
【0023】
図7は本考案の他の実施例を示すもので、これはチルドケース27の外底面の後端近傍に左端寄りの途中部位から右端まで横方向に伸びるガイドとしてのリブ47を一体に突設したものである。このように構成しても、冷気は図7に矢印Dで示すように下ダクト36の前面に沿って流れるので、その前面に霜が付着することを防止できる。」

エ 上記アの段落【0003】及び上記イの段落【0014】からみて、チルドケースの底面と冷蔵室の内底面との間が、冷蔵室の流出口に通じる冷蔵室内の冷気通路となっている、ということができる。また、冷蔵室内のほぼ全部の冷気が、その冷気流路を通過し流出口に吸引されることは明らかである。

上記アないしウで摘示した事項、上記エで認定した事項並びに図3ないし9から、刊行物1には、次の発明(以下「引用発明」という。)が記載されているものと認められる。

「冷却器で冷却された冷気を、ファンを用いて冷蔵室に送る冷蔵庫であって、上記冷蔵室内の下部に引き出し可能なチルドケースを支持して構成されたチルド室を設け、上記チルドケースの底面と上記冷蔵室の内底面との間を、上記冷蔵室の流出口に通じる冷蔵室内の冷気通路とした冷蔵庫において、冷蔵室内のほぼ全部の冷気が、上記冷気流路を通過し上記流出口に吸引される冷蔵庫。」

(2)刊行物2
ア 第2ページ下左欄第1行?第2ページ下右欄第11行
「第1図は送風機1により貯蔵室2内の空気を空気吸入部3から冷却器4に導き冷却せしめた後冷気吐出部5から再び貯蔵室2に吐出して該貯蔵室に収納せる食品を冷却する冷蔵庫6において、脱臭剤を収納した多数の小孔を有する容器7を冷気吐出部5に接して取り付けたものである。これにより、食品から発生した臭気は送風機1により冷気吐出部5から吐出される貯蔵室2の空気を強制的に脱臭剤容器7を通過せしめるので効果的に脱臭剤に吸着され除去される。また脱臭剤容器7が棚網に食品を置く場合に邪魔にならない。
第1図の発明においては冷気吐出部5に接して脱臭剤容器7を配置して送風機1の送出空気を全て脱臭剤容器7を通過せしめるようにしたものであるが、脱臭剤容器7の通気抵抗が大きい場合や送風機1の空気送出圧力が少ない場合は送出空気量が減少して冷蔵庫の冷却性能を低下させる恐れがある。第2図は上記欠点を改良するものであり、脱臭剤容器7を冷気吐出部5からわずかな隙間を設けて配置したものである。これにより送風機1からの送出空気の一部は隙間部から貯蔵室2に送られ、残りの空気は脱臭剤容器7を通過するので送風機1の送出空気量を減少させることなく、脱臭作用が行なえる。また脱臭剤容器7が棚網に食品を置く場合に邪魔にならない。第3図は脱臭剤容器7を空気吸入部8に接して配置した発明と同様な効果を得るものである。
第4図は脱臭剤容器7を空気吸入部3に対してわずかな隙間を設けて配置して第2図に示した発明と同様な効果を得るものである。」

イ 第2ページ下右欄末行?第3ページ上左欄第10行
「第6図は貯蔵室2の底面に沿つて脱臭剤を収納した平板状の小孔を多数有する容器8を配置して送風機1により空気吸入部に吸引される貯蔵室2の空気を脱臭剤容器8の広い表面積にわたつて接触させ、脱臭効果を高めるものである。ただし脱臭剤容器8を貯蔵室2の底面に配置した場合は脱臭剤容器8の上に食品を置いて脱臭効果を低下させる恐れがあるので、脱臭剤容器8の上部に該脱臭剤容器を保護する棚網9を設置する。これにより脱臭剤容器8が棚網に食品を置く場合に邪魔になることはない。」

上記アないしイで摘示した事項をふまえると、刊行物2には、次の事項が記載されているものと認められる。

「冷却器で冷却された冷気を、送風機を用いて貯蔵室に送る冷蔵庫において、貯蔵室の下部に設けられた棚網と貯蔵室の底面との間に、脱臭剤を収納した小孔を多数有する平板状の脱臭剤容器を設け、貯蔵室の空気吸入部に吸引される貯蔵室の空気を脱臭剤容器の広い表面積にわたって接触させること。」

4 対比
本願発明と引用発明とを対比する。
引用発明の「ファン」は、本願発明の「送風機」に相当する。以下同様に、「チルドケースを支持して構成されたチルド室」は「ケースを収納した隔離室」に、「冷蔵室の内底面」は「冷蔵室の底面」に、「流出口」は「冷蔵室冷気戻り口」に、それぞれ相当する。

したがって、両者の一致点及び相違点は、次のとおりと認められる。

<一致点>
「冷却器で冷却された冷気を、送風機を用いて冷蔵室に送る冷蔵庫であって、上記冷蔵室内の下部に引き出し可能なケースを収納した隔離室を設け、上記ケースの底面と上記冷蔵室の底面との間を、上記冷蔵室の冷蔵室冷気戻り口に通じる冷蔵室内の冷気通路とした冷蔵庫」の点。

<相違点>
本願発明では、冷気通路に、通気によって脱臭を行う脱臭手段を設け、当該脱臭手段は、冷蔵室冷気戻り口よりも左右幅が広く、且つ冷気通過面積が大きく、冷気通過面をケースの底面に対向させるように上記冷気通路内に配置され、上記冷蔵室冷気戻り口に吸引される冷蔵室内の大部分の冷気が通過するようにしたのに対し、
引用発明では、冷蔵室内のほぼ全部の冷気が、冷気流路を通過し流出口に吸引される点。

5 相違点についての検討
(1) 刊行物2には、上記3(2)で示したとおりの事項(「冷却器で冷却された冷気を、送風機を用いて貯蔵室に送る冷蔵庫において、貯蔵室の下部に設けられた棚網と貯蔵室の底面との間に、脱臭剤を収納した小孔を多数有する平板状の脱臭剤容器を設け、貯蔵室の空気吸入部に吸引される貯蔵室の空気を脱臭剤容器の広い表面積にわたって接触させること。」)が記載されている。
刊行物2記載の事項の「貯蔵室」、「貯蔵室の空気吸入部」は、それぞれ、本願発明の「冷蔵室」、「冷蔵室の冷蔵室冷気戻り口」ということができる。また、刊行物2記載の事項の「脱臭剤容器」は、収納した脱臭剤に臭気を吸着させるものであるから、脱臭手段という限りにおいて、本願発明の「脱臭手段」ということができる。
そうすると、刊行物2記載の事項は、「冷却器で冷却された冷気を、送風機を用いて冷蔵室に送る冷蔵庫において、冷蔵室の下部に設けられた棚網と冷蔵室の底面との間に、脱臭剤を収納した小孔を多数有する平板状の脱臭手段を設け、冷蔵室の冷蔵室冷気戻り口に吸引される冷蔵室の空気を脱臭手段の広い表面積にわたって接触させること。」と言い換えることができる。

(2) 刊行物2記載の事項の「棚網」には食品が載置される(前記3(2)のイ参照)ところ、引用発明のチルドケースの底面にも食品が載置されるのは明らかであるから、両者は、冷却器で冷却された冷気を、送風機を用いて貯蔵室に送る冷蔵庫において、冷蔵室下部の食品載置部材と冷蔵室の底面との間が冷気の流通する空間となっている点で共通する。また、冷蔵庫に脱臭手段を設けることは、従来からごく普通に行われていることでもある。
そうすると、ケースの底面と冷蔵室の底面との間にある引用発明の冷気通路に、刊行物2記載の事項のごとく、脱臭剤を収納した小孔を多数有する平板状の脱臭手段を設けることは、当業者が容易になし得たことである。

(3) 刊行物2記載の事項の脱臭手段は、脱臭剤を収納した小孔を多数有する平板状のものであるところ、かかる脱臭手段は、刊行物2(前記3(2)のア参照)によれば、貯蔵室2の空気を通過させて脱臭する場合にも用いられるものである。
また、刊行物2記載の事項では、平板状の脱臭手段が食品載置部材である棚網の下面に設けられているところ、食品載置部材の下面に配置される脱臭手段を通気によって脱臭を行うものとすること、そのときに、十分な脱臭効果を得るべく、平板状の脱臭手段をほぼ水平な状態に配置して、庫内の横断面の多くの部分を占めるようにすることは、従来周知の事項(例えば、実願昭62-155130号(実開平1-61921号)のマイクロフィルムを参照のこと。)でもある。
そうすると、ケースの底面と冷蔵室の底面との間の冷気通路に設けられる脱臭手段を通気によって脱臭を行うものとするとともに、脱臭手段をほぼ水平すなわち冷気通過面を食品載置面であるケースの底面に対向させるよう配置して、庫内の横断面の多くを占めるようにすることは、当業者が適宜なし得た事項である。このとき、脱臭手段は、冷蔵室冷気戻り口よりも左右幅が広く、且つ冷気通過面積が大きくなることは明らかであり、また、引用発明では、冷蔵室内のほぼ全部の冷気が、冷気流路を通過し流出口に吸引されるのであるから、冷蔵室冷気戻り口に吸引される冷蔵室内の大部分の冷気が通過することも、明らかである。

(4) 請求人は、平成22年5月24日付け意見書の3.(2)において、刊行物1は、「チルドケース27の下側に、冷気を案内するリブ43-47を設ける必要があるので、少なくとも、チルドケース27の下側の隙間に脱臭剤を設けることは、着霜防止の目的からも、物理的にも不都合であり、そこに脱臭手段を設けるという技術的思想を得ることは到底出来ない」と主張する。
しかし、刊行物1において、図7では、チルドケース27の下側の隙間かつリブ47の手前側に脱臭手段を設けることができることは明らかであり、また、図9ではリブが設けられていないから、上記主張は失当である。
また、請求人は、同意見書の3.(4)において、刊行物2の「第5,6図のものは、強制的に冷気を循環させるタイプですが、冷気が循環する壁面に沿って脱臭剤を設けて、その表面に冷気を接触させる構成であり、第1-4図のように冷気を全て脱臭剤容器7中を通過させると言う考え方とは全く異なるもの」であると、また、「冷気を強制循環させる冷蔵庫を参照すれば、冷気を通過させるタイプの脱臭剤は、冷気戻り口とほぼ同じ面積のものを、当該冷気戻り口に充当することに気付くだけで、ケース底面と仕切部との間の広い空間を利用して、通気面積の大きい脱臭剤を設けるという技術的思想など到底思いつくものではありません。」と主張する。
しかし、かかる技術的思想に当業者が容易に想到できたことは、上記(1)ないし(3)で述べたとおりであるから、その主張に理由はない。

(5) 本願発明の効果についてみても、引用発明、刊行物2記載の事項及び周知の事項から当業者が十分予測できる範囲のものであって、格別顕著なものとはいえない。

(6) したがって、本願発明は、引用発明及び刊行物2事項及び周知の事項に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである。

6 むすび
以上のとおり、本願発明は、引用発明、刊行物2事項及び周知の事項に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないものである。
したがって、本件出願のその余の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本件出願は拒絶されるべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2010-06-10 
結審通知日 2010-06-15 
審決日 2010-06-28 
出願番号 特願平11-72887
審決分類 P 1 8・ 121- WZ (F25D)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 田々井 正吾  
特許庁審判長 森川 元嗣
特許庁審判官 鈴木 敏史
佐野 遵
発明の名称 冷蔵庫  
代理人 佐野 静夫  

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