• ポートフォリオ機能


ポートフォリオを新規に作成して保存
既存のポートフォリオに追加保存

  • この表をプリントする
PDF PDFをダウンロード
審決分類 審判 判定 請求書の表示、請求 判定却下 H04N
管理番号 1229897
判定請求番号 判定2010-600067  
総通号数 134 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許判定公報 
発行日 2011-02-25 
種別 判定 
判定請求日 2010-11-11 
確定日 2011-01-05 
事件の表示 上記当事者間の特許第4343876号の判定請求事件について、次のとおり決定する。 
結論 本件判定の請求を却下する。 
理由 本件判定請求書の請求の趣旨の欄には、「別紙イ号物件目録に示すサーバは、特許第第4343876号の請求項2記載の特許発明の技術的範囲に属する携帯型無線電話装置の生産に用いる物であってその発明による課題の解決に不可欠なものである。との判定を求める。」(第2頁4ないし7行)と記載され、同請求の理由の欄には、「(1)判定請求の必要性 請求人は、本件判定請求に係る特許発明「携帯型無線電話装置」(以下「本件特許発明」という。)の特許権者である(甲第1号証、甲第2号証)。被請求人が提供しているディモーラを機能させるサーバ(以下「イ号物件」という。)は、特許第第4343876号の請求項2記載の発明(以下「本件特許発明」という。)の技術的範囲に属する携帯型無線電話装置の生産に用いる物であってその発明による課題の解決に不可欠なものである。そのため、被請求人の保有するイ号物件は、請求人が有する特許権を侵害していると考えるため、請求人は御庁による判定を求める次第である。」(第2頁9ないし17行)と記載されている。
これによれば、本件判定請求の趣旨は、イ号物件目録に示すサーバは、特許第4343876号の請求項2記載の特許発明の技術的範囲に属する携帯型無線電話装置の生産に用いる物であってその発明による課題の解決に不可欠なものであるとの判定を求めるものと認められる。
判定は、判定の対象(イ号物件等)が特許発明の技術的範囲に属するか否かを判定するものであり、その請求は、判定の対象(イ号物件等)が特許発明の技術的範囲に属するか否かの判定を求めるべきものであるところ、本件判定請求は上記のとおりのものであるから、本件判定請求は、判定の対象(イ号物件等)が特許発明の技術的範囲に属するか否かの判定を求めるものであるとは認められない。
そうすると、本件判定請求は不適法(特許法第71条第1項の規定に違反)な請求であり、その補正をすることができないものである。
以上のとおり、本件判定の請求は、特許法第71条第3項で準用する同第135条の規定によって却下すべきものである。
よって、結論のとおり決定する。
 
判定日 2010-12-17 
出願番号 特願2005-169590(P2005-169590)
審決分類 P 1 2・ 01- X (H04N)
最終処分 審決却下  
前審関与審査官 竹中 辰利  
特許庁審判長 藤内 光武
特許庁審判官 奥村 元宏
乾 雅浩
登録日 2009-07-17 
登録番号 特許第4343876号(P4343876)
発明の名称 携帯型無線電話装置  
代理人 水野 健司  

プライバシーポリシー   セキュリティーポリシー   運営会社概要   サービスに関しての問い合わせ