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審判番号(事件番号) | データベース | 権利 |
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不服200719763 | 審決 | 特許 |
無効2008800115 | 審決 | 特許 |
無効2011800064 | 審決 | 特許 |
平成24行ケ10299審決取消請求事件 | 判例 | 特許 |
不服200821726 | 審決 | 特許 |
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審決分類 |
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 A23L |
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管理番号 | 1230998 |
審判番号 | 不服2008-2566 |
総通号数 | 135 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2011-03-25 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2008-02-06 |
確定日 | 2011-01-27 |
事件の表示 | 特願2000-107776「甘味料の呈味改善組成物」拒絶査定不服審判事件〔平成13年10月23日出願公開、特開2001-292722〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求は、成り立たない。 |
理由 |
第1 手続の経緯 この出願は、平成12年4月10日の出願であって、平成19年8月20日付けの拒絶理由通知に対して、同年11月12日に意見書及び手続補正書が提出され、同年12月7日付けで拒絶査定がされたところ、平成20年2月6日に、この査定を不服として審判請求がされたものである。 第2 本願発明 この出願に係る発明は、平成19年11月12日付けの手続補正により補正された明細書の特許請求の範囲の請求項1?2に記載されるとおりのものであって、そのうち、請求項1に係る発明(以下、「本願発明1」という。)は、次のとおりのものである。 「平均分子量2,000?100,000のガラクトマンナン分解物を含有することを特徴とするガラクトシュクロース誘導体の呈味改善組成物。」 第3 原査定の理由 拒絶査定の本願発明1についての拒絶の理由の概要は、本願発明1は、その出願前に頒布された下記1,2の刊行物に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない、というものである。 記 1 特開平9- 19268号公報(以下、「刊行物1」という。) 2 特開平4-228041号公報(以下、「刊行物2」という。) 第4 当審の判断 当審は、原査定の理由のとおり、本願発明1は刊行物1,2に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである、と判断する。以下、詳述する。 1 刊行物に記載された事項 (1)刊行物1 (1-a)「【特許請求の範囲】 【請求項1】ガラクトマンナン分解物を添加することを特徴とする高甘味度甘味料の呈味性改善方法。 【請求項2】ガラクトマンナン分解物を添加することを特徴とする高甘味度甘味料の呈味性改善剤。 【請求項3】ガラクトマンナン分解物を添加することを特徴とする呈味性が改善された高甘味度甘味料。 【請求項4】高甘味度甘味料がサッカリン、アセスルファムカリウム、甘草抽出物、ステビア抽出物、ソーマチン、アスパルテームからなる群より選ばれる1種または2種以上である請求項2記載の呈味性改善剤。」 (1-b)「【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、高甘味度甘味料をガラクトマンナン分解物の存在下で使用することにより、高甘味度甘味料の苦味、渋味等の嫌味や口中での後味等の呈味性を著しく改善することで、呈味性の良い高甘味度甘味料及び該甘味料を含有する低カロリー飲食物を得ることに関するものである。 【0002】 【従来の技術】高甘味度甘味料は、低カロリー甘味料として、近年多くの飲食品に利用されているが、その呈味性において砂糖に比べて嫌味を有し、後味に難があることが指摘されている。…」 (1-c)「【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、高甘味度甘味料の呈味性を改善し、嫌味、残味の無い呈味性の良い高甘味度甘味料及び該甘味料を含有する低カロリー飲食物、特に低粘性の飲料(コーヒー飲料,紅茶飲料,炭酸飲料,スポーツ飲料等)を得る方法を提供することにある。」 (1-d)「0005】 【実施の形態】本発明に使用するガラクトマンナン分解物は、例えばグアーガム、ローカストビーンガム、タラガム等から選ばれる少なくとも1種の増粘多糖類、好ましくは、コストの点からグアーガムを加水分解することによって得ることができる。加水分解の方法としては、酵素分解法、酸分解法等特に限定するものではないが、分解物の分子量が揃い易い点から酵素分解法が好ましい。酵素分解法に用いられる酵素は、マンノース直鎖を加水分解する酵素であれば市販のものでも天然由来のものでも特に限定されるものではないが、アスペルギルス属菌やリゾープス属菌等に由来するβ-マンナナーゼが好ましい。ガラクトマンナン分解物は酵素反応の時間を変えることによりマンノースの直鎖の鎖長すなわち分子量を変化させることができるが、本発明に使用する目的ではマンノース直鎖の鎖長が30?200単位の範囲内に80%以上分布するものが良く、さらに好ましくは50?150単位の範囲内に80%以上分布していることが望ましい。」 (1-e)「【0007】また、高甘味度甘味料は、それぞれ混合しても良く、混合することにより呈味性改善効果が向上する場合もある。さらに他の甘味剤(ショ糖、水アメ等の一般的糖類、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖のオリゴ糖類、パラチノース、エリスリトール等の糖誘導体)等を併用しても何らさしつかえない。本発明に使用するガラクトマンナン分解物の高甘味度甘味料に対する添加比率は特に限定するものではないが例えば、高甘味度甘味料1部に対して0.5部以上、好ましくは1部以上、さらに好ましくは2部以上が望ましい。以上、実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明するがこれにより限定されるものではない。」 (2)刊行物2 (2-a)「【特許請求の範囲】 【請求項1】3から75までのDPを有するヘテロ多糖類(ここで該ヘテロ多糖類は可溶性であり、天然産のそしてヘキソース主鎖を有する)を実質的に含んで成る、食製品に利用されるための増量剤。 【請求項2】解重合された前記のヘテロ多糖類が、ペクチン、カラギーナン、タマリンド種子ガム、寒天、アルギネート、グアーガム、イナゴマメガム、コニャックガムまたはそれらの組み合わせから、酵素的、化学的または熱的もしくは機械的な解重合方法、あるいはそれらの組み合わせによって得られるものであり、そしてそれらが実質的に非消化性である、請求項1記載の増量剤。 … 【請求項6】500から50,000の平均分子量を有する実質的に非消化性の解重合されたヘテロ多糖類(ここで該ヘテロ多糖類はヘキソース主鎖を有する天然産の食用ガムである)を増量剤として含んで成る食製品。」 (2-b)「【0001】 【産業上の利用分野】本発明は食用ガム(food gum)、例えばペクチン、カラギーナン、アルギネート、タマリンド種子ガム、キサンタンガム、コニャックガム(konjac gum)、グアーガム及びイナゴマメガムからの食製品に利用できる増量剤及びこれら増量剤の製造方法に関する。増量剤は、高カロリー成分、例えば砂糖及び/または小麦粉を部分的にまたは完全に代替することによって低カロリーの食製品の製造に利用できる。また、この増量剤は食品に混ぜる可溶性繊維の原料としても有用であり、そしてスクロースと異なり、非虫歯誘発性である。」 (2-c)「【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は低カロリー、または低められたカロリーの食品及びその他の食製品のための実質的に非消化性の増量剤を提供し、これらは糖分の好都合なる機能を提供する。これら増量剤は可溶性であって、ヘテロ多糖断片を解重合させたものであり、天然の食用ガム(例えば、コニャックガム、グアーガム、イナゴマメガム並びにペクチン、タマリンド種子ガム、キサンタンガム、カラギーナン及びアルギネート)を約3から75の平均DP(重合度)まで解重合することによって製造される。酵素解重合が好ましい(分子量約500から5,000まで)。これら増量剤は100%迄のスクロースまたはその他の単糖に代替することが可能である。増量剤は一般に甘みの高い低カロリー甘味料、例えばサッカリン、メチルL-アスパルチルフェニルアラニン(「アスパルテーム」)、アセスルフェームK、アリテーム、トリクロロガラクトスクロース、チクロ、フルクトース及びネオヘスペリジンジヒドロカルコンのような糖分の甘味を提供するものと共に利用され、該増量剤は甘味以外の物理的な性質を付与する。」 (2-d)「 … 」(4頁) 2 刊行物1に記載された発明 刊行物1には、「【請求項2】ガラクトマンナン分解物を添加することを特徴とする高甘味度甘味料の呈味性改善剤。」(摘示(1-a))が記載されており、その「呈味性改善剤」である「ガラクトマンナン分解物」が甘味度甘味料に添加されて生成した呈味が改善された組成物は、「ガラクトマンナン分解物を含有する高甘味度甘味料の呈味改善組成物」であると言うことができる。 そして、その組成物における「ガラクトマンナン分解物」とは、「例えばグアーガム、ローカストビーンガム、タラガム等から選ばれる少なくとも1種の増粘多糖類、好ましくは、コストの点からグアーガムを加水分解することによって得ることができる」(摘示(1-d))ものであって、「分解物の分子量が揃い易い点から酵素分解法が好まし」く、「マンノース直鎖の鎖長が30?200単位の範囲内に80%以上分布するものが良く、さらに好ましくは50?150単位の範囲内に80%以上分布していることが望ましい」(摘示(1-d))とされるものである。そうすると、その組成物の「ガラクトマンナン分解物」として、「グアーガムを加水分解することによって得た、マンノース直鎖の鎖長が50?150単位の範囲内に80%以上分布する」ガラクトマンナン分解物が好ましいものであるといえる。 以上によれば、刊行物1には、 「グアーガムを加水分解することによって得た、マンノース直鎖の鎖長が50?150単位の範囲内に80%以上分布するガラクトマンナン分解物を含有する高甘味度甘味料の呈味改善組成物」 が記載されているといえる。 そして、「グアーガム」とは、「マンノース」という糖が脱水縮合した直鎖に、「ガラクトース」という糖が脱水縮合したものであって、その「マンノース:ガラクトース」は「3:2」であるものであり(例えば、刊行物2摘示(2-d)等参照)、「グアーガムを加水分解することによって得た」ガラクトマンナン分解物には、グアーガムが加水分解されて生成した様々なマンノース直鎖長のグアーガム分解物が混合したものであるといえる。 そして、グアーガム分解物の分子量は、マンノース、ガラクトースの分子量(概ね180)に、これら糖の総数(マンノースの数と概ねその2/3のグルコースの数)を乗じたものから脱水分(直鎖が長い場合、脱水数は糖の総数と概ね等しいといえるから、脱水分は、概ね水の分子量(18)に糖の総数を乗じたものとみなせる。)を減じて算出できる、すなわち、糖の総数*162(=180-18)で算出できるといえる。 すると、「マンノース直鎖の鎖長が50単位」のグアーガム分解物の分子量は、概ね13500(=(50+50*2/3)*162)、「マンノース直鎖の鎖長が150単位」のグアーガム分解物の分子量は、概ね40500(=(150+150*2/3)*162)であるといえる。 そうすると、刊行物1には、上記の 「グアーガムを加水分解することによって得た、マンノース直鎖の鎖長が50?150単位の範囲内に80%以上分布するガラクトマンナン分解物を含有することを特徴とする高甘味度甘味料の呈味改善組成物」 が記載されているといえるところ、これを分子量で表した、 「グアーガムを加水分解することによって得た、分子量が概ね13500?概ね40500の範囲内に80%以上分布するガラクトマンナン分解物を含有することを特徴とする高甘味度甘味料の呈味改善組成物」 の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されているといえる。 3 対比 本願発明1と引用発明とを対比すると、両者は共に「ガラクトマンナン分解物」を含有する呈味改善組成物である。 そして、引用発明の「ガラクトマンナン分解物」は「分子量が概ね13500?概ね40500の範囲内に80%以上分布する」ものであるから、その平均分子量は、通常13500と40500の間にあるといえ、本願発明1の「平均分子量2,000?100,000」に包含されるといえる。 そうすると、両者は、 「平均分子量2,000?100,000のガラクトマンナン分解物を含有することを特徴とする呈味改善組成物」 において一致し、以下の点において相違するといえる。 A 呈味を改善させようとする物質が、本願発明1では「ガラクトシュクロース誘導体」であるのに対し、引用発明では「高甘味度甘味料」である点 (以下、「相違点A」という。) 4 検討 相違点Aについて検討する。 刊行物1には、呈味を改善させようとする「高甘味度甘味料」として、具体的に、「サッカリン、アセスルファムカリウム、甘草抽出物、ステビア抽出物、ソーマチン、アスパルテーム」が例示されている(摘示(1-a)【請求項4】)が、「ガラクトシュクロース誘導体」については明示の記載はない。しかしながら、刊行物2に、「甘みの高い低カロリー甘味料、例えばサッカリン、メチルL-アスパルチルフェニルアラニン(「アスパルテーム」)、アセスルフェームK、アリテーム、トリクロロガラクトスクロース、チクロ、フルクトース及びネオヘスペリジンジヒドロカルコン」(摘示(2-c))と、刊行物1において、「高甘味度甘味料」とされている「サッカリン」、「アスパルテーム」等と並んで「トリクロロガラクトスクロース」が示されているように、「トリクロロガラクトスクロース」は、高甘味度甘味料の一種ということができる。この「トリクロロガラクトスクロース」は、本願発明1の「ガラクトシュクロース誘導体」に包含される物質である。 そして、トリクロロガラクトスクロース(スクラロース、シュ(ー)クラロースとも称される。)は、それを口に供したときに好ましくない後味が残存することは、当技術分野において出願時に周知である(必要であれば、例えば下記<周知例>等を参照のこと)から、引用発明に接した当業者であれば、引用発明の「高甘味度甘味料」として、呈味改善効果を期待して、高甘味度甘味料の一種といえるトリクロロガラクトスクロースとすること、また、それを含む「ガラクトシュクロース誘導体」とすることは、何ら困難なことではない。 そして、本願発明1の効果は、本願明細書によると、 「本発明品である甘味料の呈味改善組成物は、甘味料の欠点である嫌味、後味を著しく低減する機能があり、これら甘味料の応用範囲の拡大に寄与するもの」(段落【0037】)であるところ、これらの効果は、刊行物1及び2に記載された事項並びに周知の事項から予測されるところであり格別のものとはいえない。 <周知例> a 特開平1-101862号公報 「一方シヨ糖代替甘味料として登場したアスパルテーム、グリチルリチン、ステビオサイド、ソーマチン、アセスルフアームK、スクラロース及びアリテームなどの「高甘味度甘味料」の多くは、これらが有する強烈な甘味のため甘味付与時の使用料が極めて少なくて済み「低カロリー甘味料」としての特徴を持ち合わせている。しかしながら、ショ糖のような物理的性質を持たないことや後味が残るなどの欠点のためその用途は飲料などごく一部に限定されている。」(1頁右下欄13行?2頁左上欄2行) b 特開平8-256725号公報 「砂糖に比べて強い甘味を有し、通常高甘味度甘味料と呼ばれる、アスパルテーム、ステビア、シュークラロース、アセスルファムKは、ダイエット甘味料をはじめとして多くの用途に使用されている。しかしながらそれら高甘味度甘味料の呈味性は、特に後味として持続する甘味のため味質の点で好まれないという欠点を有する。」(段落【0003】) c 特表2002-519047号公報の従来技術に挙げられている1993年の文献 「しかしながら、スクラロースおよびアスパルテームのような作用効果の高い甘味料は甘供給(sweetness delivery)の問題、すなわち、甘味感の開始と残留の遅延を有していると報告されている(S. G. Wiet他、J. Food Sci.、58(3):第599頁乃至第602頁、第666頁(1993年))。」(特表2002-519047号公報 段落【0006】) 5 請求人の主張について 請求人は、審判請求書において次の主張をしている。 「高甘味度甘味料は、砂糖より高い甘味度を有し砂糖代替品として使用されることによりカロリー低減等の効果を有する一連の化合物の総称として用いられるものですが、その個々の化合物はいくつかのカテゴリーに分類されるものであり、けっして類似化合物に限定されるものではありません。 本願の「ガラクトシュクロース誘導体」は糖誘導体の一種であり、ガラクトースとシュークロースが結合した構造を基本とし、一部に塩素が置換した構造を有するものでありますが、例えば引用文献1に示された「アスパルテーム」は、フェニルアラニンのメチルエステルと、アスパラギン酸とがペプチド結合した構造を有するものであり、両者は化学的に全く別異の物質であることは明らかであります。 一般に異なる化学物質は異なる反応性を有し、その味に至っては置換基が相違するだけで大きく相違することが知られているものであります。 したがってガラクトマンナン分解物が高甘味度甘味料の一種である「アスパルテーム」の呈味改善効果を有したとしても、まったく化学構造の異なる本願の「ガラクトシュクロース誘導体」の呈味性を改善し得るかどうかについては、当業者といえども容易に類推することは困難であったものと思慮されるものであります。」(「3.本願と引用文献との対比」の項) しかし、刊行物1において、高甘味度甘味料として、「サッカリン、アセスルファムカリウム、甘草抽出物、ステビア抽出物、ソーマチン、アスパルテーム」(摘示(1-a)【請求項4】)が挙げられており、これらは、化学構造が異なり、化学的に別異の物質であるが、それにもかかわらず、ガラクトマンナン分解物によりいずれも呈味が改善されるとされているのである。 そうであれば、刊行物1に挙げられた「高甘味度甘味料」とは化学構造が異なるとしても、他の高甘味度甘味料についても、呈味改善効果を期待してガラクトマンナン分解物を適用することは、当業者の自然な発想であるといえ、何らの困難性は見出せない。しかも、本願発明1の呈味改善効果は、格別のものであると認めるに足るものはなく、予測の範囲内のものといわざるを得ないものである。 したがって、上記請求人の主張は、採用することはできない。 6 まとめ よって、本願発明1は、刊行物1及び2に記載された発明,並びに周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである。 第5 むすび 以上のとおり、本願発明1は、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないものであるから、その余について検討するまでもなく、本出願は、拒絶すべきものである。 よって、結論のとおり審決する。 |
審理終結日 | 2010-11-30 |
結審通知日 | 2010-12-03 |
審決日 | 2010-12-15 |
出願番号 | 特願2000-107776(P2000-107776) |
審決分類 |
P
1
8・
121-
Z
(A23L)
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最終処分 | 不成立 |
前審関与審査官 | 三原 健治 |
特許庁審判長 |
柳 和子 |
特許庁審判官 |
齊藤 真由美 東 裕子 |
発明の名称 | 甘味料の呈味改善組成物 |