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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) C08L
管理番号 1234020
審判番号 不服2007-30481  
総通号数 137 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2011-05-27 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2007-11-09 
確定日 2011-03-17 
事件の表示 平成11年特許願第329086号「樹脂製等速ジョイント用フレキシブルブーツ」拒絶査定不服審判事件〔平成12年 6月13日出願公開、特開2000-159991〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1.手続の経緯
本願は、平成9年10月27日の特許出願に係る特願平9-311332号の一部を分割して新たな特許出願としたものであって、平成18年2月16日付けで拒絶理由が通知され、同年4月4日に意見書及び手続補正書が提出され、平成19年7月12日付けで拒絶理由が通知され、同年8月29日に意見書及び手続補正書が提出されたが、同年10月9日付けで拒絶査定がなされ、これに対して、同年11月9日に拒絶査定不服審判が請求され、当審から平成22年4月20日付けで拒絶理由が通知され、同年6月15日に意見書及び手続補正書が提出されたものである。

第2.本件発明
本願の請求項1に係る発明は、平成22年6月15日付け手続補正書により補正された明細書の特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定されるものと認められるところ、その請求項1に係る発明(以下、「本件発明」という。)は、以下のとおりのものである。
「【請求項1】 大口径部と小口径部を蛇腹部によって連結した形状を有する樹脂製等速ジョイント用フレキシブルブーツにおいて、該フレキシブルブーツを形成する樹脂が、ポリエステルブロック共重合体100重量部に対し、下記一般式(I)で表されるポリグリコール0.01?1.0重量部を配合してなる熱可塑性ポリエステルエラストマー組成物であることを特徴とする樹脂製等速ジョイント用フレキシブルブーツ。
【化1】

(上記式(I)において、R1は炭素数1?6の炭化水素化合物から2水素を除いた官能基。xは、10?500の整数を表す。)」

第3.当審の拒絶の理由
当審の、平成22年4月20日付け拒絶理由通知書に記載した理由1の概要は、以下のとおりである。
「1.この出願の請求項1に係る発明は、その出願前日本国内において頒布された下記の刊行物1?2に記載された発明に基いて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

○刊行物1:特開平9-177971号公報
○刊行物2:特開平6-329888号公報」

第4.当審の判断
4-1.刊行物1の記載事項
刊行物1には、以下の事項が記載がされている。
ア.「【請求項1】 熱可塑性エラストマー(TPE)をベースとするTPE配合物で成形され、自在軸継手のハウジング部に嵌着される大径リング部と、自在軸継手の軸部に嵌着される小径リング部と、両リング部間に介在する蛇腹部とからなる自在軸継手ブーツにおいて、
前記TPE配合物に、下記構造式で示されるアルキレンビス高級脂肪酸アミドが、蛇腹部の山間のこすれに起因する異音を抑制する異音抑制剤として配合されていることを特徴とする樹脂製自在軸継手用ブーツ。
【化1】

(R^(1):炭素数12?22の脂肪族炭化水素基、R^(2):炭素数1?4のアルキレン基)」(特許請求の範囲)

イ.「【発明の属する技術分野】本発明は、防塵及びグリス保持のために自在軸継手に装着される自在軸継手用ブーツに関する。特に、自動車における等速ジョイントブーツのような、蛇腹部山相互のこすれに基づく異音(こすれ音)の発生を抑制するのに好適な発明である。」(段落【0001】)
ウ.「【従来の技術】従来の樹脂製自在軸継手用ブーツ(以下「樹脂製ブーツ」と称す。)の一般的な構成を、図1に示す。
樹脂製ブーツ10は、自在軸継手20のハウジング部21に嵌着される大径リング部11と、自在軸継手20の駆動軸(軸部)23に嵌着される小径リング部15と両リング部間に介在する蛇腹部13とからなる。なお、図例中25、26は、締めバンドである。」(段落【0002】?【0003】)
エ.「【発明が解決しようとする課題】しかし、このような樹脂製ブーツ10を実車装着して、即ち、自在軸継手20に組み付けて、軸部23の交差運動をさせると、蛇腹部13の第一山部m1と大径リング部11の肩部11a及び/または第一山部m1と第二山部m2とがこすれて異音(こすれ音)が発生する(第2図参照)。特に、蛇腹部に水がついたとき、異音が発生し易い。この異音の発生原因は、次の如くであると推定される。
接触する蛇腹部は変形しながら接触し、接触する部位間の周速(各山径が異なる)が相互に異なるためである。特に、当該部位に水が部分的に付着すると、水被膜のある部位ではない部位より摩擦抵抗が低下するため、接触部分において、摩擦抵抗の大きいエリアが減少し、ズリ力がこの部分に集中するため、異音が発生し易くなる。」(段落【0004】?【0005】)

オ.「ここで、上記TPEとしては、耐グリース性を有し、耐屈曲疲労性・柔軟性を有するものなら特に限定されない。ポリエステル系(TPEE)、ポリアミド系(TAPE)、ウレタン系(TPU)、アイオノマー系、フッ素系、ポリオレフィン系(TPO)等が使用可能であり、特に、ブロー成形性が優れ、使用可能温度が広く、高強度で、耐屈曲疲労抵抗性が優れているTPEEが望ましい。
TPEEとしては、具体的には、ボリブチレンテレフタレート(PBT)等の芳香族ジカルボン酸と1,4-ブタンジオールとの縮合物をハードセグメントとし、PTMEGT(ポリテトラメチレングリコール(PTMG)とテレフタル酸の縮合物)をソフトセグメントとするポリエステル・ポリエーテル型、または、PBTをハードセグメントとしポリカプロラクトンをソフトセグメントとするポリエステル・ポリエステル型等を挙げることができる。」(段落【0012】?【0013】)

カ.「 【図1】

」(段落【0031】の【図1】)

キ.「【図2】

」(段落【0031】の【図2】)

4-2.刊行物2の記載事項
ク.「【従来の技術】 ポリブチレンテレフタレート単位のような結晶性芳香族ポリエステル単位をハードセグメントとし、ポリ (アルキレンオキシド) グリコールのような脂肪族ポリエーテル単位またはポリラクトンのような脂肪族ポリエステル単位をソフトセグメントとするポリエステルブロック共重合体は耐衝撃性、弾性回復性、柔軟性などの機械的性質や高温特性が優れポリエステルエラストマであるため、自動車部品および電気・電子部品、繊維、フィルムなどに用途を拡大している。
しかし、これらの用途において、例えば自動車用途では、特にオートマティックトランスミッション用スライドカバー部品、電気・電子用途では、特に、ギア、カム、ローラなどの機械機構部品において、摺動性が重要となり、すなわち摺動時のスティックスリップによる成形品摺動時の作動感触不良、動作不良、きしみ音、さらに顕著な場合は成形品の変形が発生する事があった。」(段落【0002】?【0003】)

ケ.「本発明者らは、ポリエステルエラストマ成形品に対し、長期間使用時においても安定した摺動性を付与すべく鋭意検討した結果、ポリエステルエラストマ成形品の摩擦係数を下げるだけでなく、微小時間での摩擦係数変動を低減し、その経時変化を小さくし摺動性を長期間持続させ得る摺動性改良剤を見いだし本発明に到達した。」(段落【0007】)

コ.「【実施例】以下に実施例によって本発明の効果説明する。・・・
ポリエステルブロック共重合体の重合
テレフタル酸45.3部、数平均分子量1400のポリ (テトラメチレンオキシド)グリコール20.0部および1,4-ブタンジオール49.0部をチタンテトラブトキシド0.01部と共にヘリカルリボン攪拌翼を備えた反応容器に仕込み、190?225℃で3時間加熱してエステル化反応をおこなった。次いで245℃に昇温し、50分をかけて系内の圧力を0.2mmHgの減圧とし、その条件下で2時間35分重合した。得られたポリマを水中へストランド状に吐出し、カッティッグを行なってペレットとした。これを攪拌翼を備えた反応容器に仕込み、系内の圧力を0.2mmHgの減圧とし、180?190℃で72時間加熱して固相重合を行った。このポリマをA-1とする。同様に重合を行なって、表1に示す組成のA-2を調製した。

・・・
実施例1?8
ポリエステルブロック共重合体A-2に、(I) 式で表される化合物の例として下記 (B-1)・・・ を表2に示す割合でV-ブレンダーで混合し、45mmφのスクリューを有する二軸押出機を用いて250℃で溶融混練しペレット化した。このペレットを100℃で5時間真空乾燥後、250℃の成形温度、60℃の金型温度で、スラスト摩擦試験用の縦30mm、横30mm、厚さ3mmの角板試験片と外径25.6mm、内径20mm、長さ30mmの中空円筒試験片、さらにアイゾット衝撃試験片を射出成形した。
B-1


・・・実施例1?8の各評価結果を表2に、実施例1のスラスト摩擦試験の結果を図1に示す。

・・・」(段落【0023】?【0028】)

4-3.刊行物1に記載された発明の認定
摘示ア?ウ及び摘示カ?キに記載された樹脂製自在軸継手用ブーツの用途及び構造、並びに摘示ア及び摘示オに記載された該ブーツの樹脂材料からみて、刊行物1には、
「大口径部と小口径部を蛇腹部によって連結した形状を有する樹脂製等速ジョイント用フレキシブルブーツにおいて、該フレキシブルブーツを形成する樹脂が、ポリエステルブロック共重合体を含む熱可塑性ポリエステルエラストマー組成物である樹脂製等速ジョイント用フレキシブルブーツ」に係る発明(以下、「引用発明」という。)が記載されていると認められる。

4-4.本願発明と引用発明との対比
本願発明と引用発明とを対比すると、両者は、
「大口径部と小口径部を蛇腹部によって連結した形状を有する樹脂製等速ジョイント用フレキシブルブーツにおいて、該フレキシブルブーツを形成する樹脂が、ポリエステルブロック共重合体を含む熱可塑性ポリエステルエラストマー組成物である樹脂製等速ジョイント用フレキシブルブーツ」である点で一致し、次の点で相違している。

○相違点:ポリエステルブロック共重合体組成物の成分として、本願発明では、下記式(I)で表されるポリグリコール(以下、「本願発明のポリグリコール」という。)を、ポリエステルブロック共重合体100重量部に対し0.01?1.0重量部を配合しているのに対し、引用発明では、アルキレンビス高級脂肪酸アミドを配合している点。

(上記式(I)において、R1は炭素数1?6の炭化水素化合物から2水素を除いた官能基。xは、10?500の整数を表す。)

4-5.相違点についての判断
引用発明では、ポリエステルブロック共重合体に、異音抑制剤としてアルキレンビス高級脂肪酸アミドが配合されているが、刊行物1には、樹脂製等速ジョイント用フレキシブルブーツ(以下、「フレキシブルブーツ」という。)においては、蛇腹部山相互のこすれによって異音(こすれ音)が発生することが記載されている(摘示ア、イ及びエ)ことから、異音(こすれ音)の発生を抑制するためには、フレキシブルブーツの素材である、ポリエステルブロック共重合体組成物の摩擦抵抗を低減すれば良いことが理解できる。 そして、刊行物2には、ポリエステルブロック共重合体100重量部に対し、


の構造のポリ(テトラメチレンオキシド)グリコールを1.0重量部又は5.0重量部配合した熱可塑性ポリエステルエラストマー組成物が記載されており(摘示コ)、さらに、このポリ(テトラメチレンオキシド)グリコールは、摺動性改良剤としてポリエステルブロック共重合体に添加されるものであって、成形品の摩擦係数を下げること(摘示ク及びケ)が記載されている。なお、上記構造式からわかるように、このポリ(テトラメチレンオキシド)グリコールは、本願発明のポリグリコールに相当することは明らかである。
したがって、引用発明における、樹脂製等速ジョイント用フレキシブルブーツの異音(こすれ音)の発生を抑制する目的で、異音抑制剤として配合されているアルキレンビス高級脂肪酸アミドに代えて、刊行物2に記載された、ポリエステルブロック共重合体に添加して摩擦抵抗を低減することができる


の構造のポリ(テトラメチレンオキシド)グリコールを配合することに困難性があるとは認められない。
さらに、このポリ(テトラメチレンオキシド)グリコールの配合量についても、刊行物2には、ポリエステルブロック共重合体100重量部に対し、1.0重量部又は5.0重量部配合することが記載されており(摘示コの実施例1及び実施例2)、本願発明の配合量と差異はない。
また、効果についても、本願発明の、樹脂製等フレキシブルブーツが自在軸継手が高角度で屈曲・回転した場合でも異常摺動音を発生しないという効果は、刊行物1及び2から予測できる程度の効果であって、本願発明が格別の効果を奏するとは認められない。さらに、本願明細書の表1、表2に示された実施例をみても、熱可塑性ポリエステルエラストマーに対して、「ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール(PTMG)」(実施例1)を添加した場合と、「ポリカプロラクトン(PCL)」(実施例2、3)、「ポリブチレンアジペート(PBA)」(実施例4)、及び「分子量100000のポリエチレン(PE)」(実施例5)を添加した場合(表1)とを、「作動音試験(dB)」の「表面水なし」及び「表面水有り」の数値で比較しても、「ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール」を添加した場合に格別優れた効果が生じるとはいえないので、本願発明が、ポリエステルブロック共重合体にポリ(テトラメチレンオキシド)グリコールを配合することにより、格段の効果を奏するということもできない。

4-6.まとめ
以上に検討したとおり、本願発明は、刊行物1及び2に記載された発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により、特許を受けることができない。

5.審判請求人の主張について
5-1.主張の内容
審判請求人は、平成22年6月15日提出の意見書において以下のように主張している。
「・本願発明の課題は、[0009]段落に、『フレキシブルブーツ表面が水で濡れた場合、水が介在する部分では蛇腹同士は直接接触せず、非常に摩擦係数が小さい。その状態で、自在継手軸が屈曲したまま回転していくと、蛇腹表面に介在する水は蛇腹表面同士の接触面圧によって排除されるが、水がない部分は水が介在する部分に比べて相対的に滑りが悪いため、急激に摩擦抵抗力が発生し、蛇腹表面が急激に変形する。この変形が元に戻ることによって、蛇腹表面が濡れていない場合と同様に、摺動音が発生する。』との記載がある様に、『水が介在した状態で自在継手が屈曲回転すると、介在する水がある表面と無い表面が発生し、異音の原因』となります。
・刊行物1に記載の発明の技術思想は、その[0022]、[0023]段落にあるように、『脂肪酸アミドが蛇腹部表面に移行(滲出)してきて、摩擦抵抗が低下すると共に、水が付着しても、水の被膜がある部位と、水の被膜のない部位で摩擦抵抗が近く』なることにより『ブーツの異音発生が抑制される』ことであります。
それに対し、本願発明の技術思想は、本願[0027]段落に記載の通り『滲出した化合物で覆われた蛇腹表面は、水との親和性が良く、蛇腹表面同士の接触面圧によって表面の水が完全に排除されることがなくなり、常に蛇腹表面に水が介在した状態となる』ことであります。
すなわち、刊行物1では『回転中に水の存在の有無が生じる不均一な表面に発生した時の異音を抑制する』のに対し、本願発明では、『回転中に水が排除されることなくすべての表面に水が介在する様に表面を均一にすることにより異音を抑制する』のであり、技術思想が基本的に異なります。

・刊行物2には、上記課題および上記異音を抑制する手段に関する技術の開示あるいは示唆が全くなされておりません。

・このように、本願発明は刊行物1に記載の発明とは技術思想が基本的に異なっており、刊行物2には水が介在したときの異音抑制技術が開示も示唆もされていないので、刊行物1、2をもって本願発明を容易に想到することはできないと思料いたします。」

5-2.請求人の主張についての検討
請求人の主張について、以下検討する。
上記第4.の「4-5.相違点についての判断」の項で説示したように、
引用発明における、樹脂製フレキシブルブーツの異音(こすれ音)の発生を抑制する目的で、刊行物2に記載された


の構造のポリ(テトラメチレンオキシド)グリコールを配合することに困難性があるとは認められないし、その配合量も刊行物2と本願発明との間に差異はない。

まず、請求人は、刊行物1に係る発明では「回転中に水の存在の有無が生じる不均一な表面に発生した時の異音を抑制する」のに対し、本願発明では「回転中に水が排除されることなくすべての表面に水が介在する様に表面を均一にすることにより異音を抑制する」のであり、技術思想が基本的に異なる旨主張しているが、このような、水が存在している場合のフレキシブルブーツの異音抑制のメカニズムは実験などにより確認されたものではなくあくまでも推定によるものであって、両者の異音抑制のメカニズムが実際に異なることは確認できない。
また、仮に両者における異音抑制のメカニズムが異なるとしても、両者とも、フレキシブルブーツの表面が水で濡れた場合には特に異音が発生しやすいため、フレキシブルブーツの摩擦抵抗を低下させることによりこれを防止しようとする点において同様の技術思想を有するものといえるので、請求人の「両者は異音抑制の技術思想を全く相違している」旨の主張は妥当なものとはいえない。

つぎに、請求人は、刊行物2には水が介在したときの異音抑制技術が開示も示唆もされていない旨主張しているが、上記第4.の「4-5.相違点についての判断」の項で説示した、本願発明が刊行物1及び2に記載された発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたとする理由においては、刊行物2に記載された、ポリエステルブロック共重合体の摩擦係数を下げる目的で、ポリエステルブロック共重合体に


の構造のポリ(テトラメチレンオキシド)グリコールを配合するという事項を用いているのであって、刊行物2には水が介在したときの異音抑制技術が開示も示唆もされていないとしても、上記の理由は影響を受けるものではない。

したがって、上記の審判請求人の主張を検討しても、上記第4.の「4-6.まとめ」の項で示した判断は変更することはできない。

第5.むすび
以上のとおりであるから、本願の請求項1に係る発明についての当審の拒絶の理由は妥当なものであり、本願はこの理由により拒絶すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2011-01-14 
結審通知日 2011-01-18 
審決日 2011-01-31 
出願番号 特願平11-329086
審決分類 P 1 8・ 121- WZ (C08L)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 守安 智森川 聡  
特許庁審判長 小林 均
特許庁審判官 小野寺 務
▲吉▼澤 英一
発明の名称 樹脂製等速ジョイント用フレキシブルブーツ  
代理人 伴 俊光  
代理人 伴 俊光  

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