• ポートフォリオ機能


ポートフォリオを新規に作成して保存
既存のポートフォリオに追加保存

  • この表をプリントする
PDF PDFをダウンロード
審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 C08G
審判 査定不服 発明同一 特許、登録しない。 C08G
管理番号 1249103
審判番号 不服2008-29464  
総通号数 146 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2012-02-24 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2008-11-19 
確定日 2011-12-22 
事件の表示 特願2003-127291「ポリカーボネートの製造方法」拒絶査定不服審判事件〔平成16年11月25日出願公開、特開2004-331746〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1.手続の経緯
本願は、平成15年5月2日の出願であって、平成19年10月31日付けで拒絶理由が通知され、同年12月19日に意見書及び手続補正書が提出されたが、平成20年10月10日付けで拒絶査定がなされた。これに対し、同年11月19日付けで拒絶査定に対する審判が請求され、同年12月19日に手続補正書が提出され、平成21年2月5日に手続補正書(方式)が提出されたが、同年4月6日付けで前置報告がなされ、当審において平成23年6月22日付けで審尋がなされ、平成23年8月23日に回答書が提出されたものである。

第2.補正却下の決定
[結論]
平成20年12月19日付けの手続補正を却下する。

[理由]
1.手続補正の内容
平成20年12月19日付け手続補正(以下、「本件手続補正」という。)は、審判請求の日から30日以内にされた補正であり、平成19年12月19日に提出された手続補正書により補正された明細書の特許請求の範囲の、
「【請求項1】芳香族ジヒドロキシ化合物および一価フェノールと、一酸化炭素および酸素を反応させてポリカーボネートプレポリマーを製造する第一工程と、該ポリカーボネートプレポリマーを固相重合してポリカーボネートを製造する第二工程を含み、かつ、前記第一工程において、(a)無機層状化合物に(b)パラジウムを担持させた化合物と(c)無機レドックス触媒及び/又は有機レドックス触媒を含有するポリカーボネート製造用触媒を用いることを特徴とするポリカーボネートの製造方法。
【請求項2】第一工程において、更に(f)オニウム塩を含有するポリカーボネート製造用触媒を用いる請求項1に記載のポリカーボネートの製造方法。
【請求項3】第一工程において、更に(g)脱水剤を含有するポリカーボネート製造用触媒を用いる請求項1又は2に記載のポリカーボネートの製造方法。
【請求項4】(c)無機レドックス触媒及び/又は有機レドックス触媒が、酢酸コバルト(II)、塩化コバルト(II)およびトリス(2,2,6,6-テトラメチルー3,5-ヘプタンジオナト)コバルト(III)から選ばれた少なくと一種のコバルト化合物である請求項1?3のいずれかに記載のポリカーボネートの製造方法。
【請求項5】(c)無機レドックス触媒及び/又は有機レドックス触媒が、酢酸コバルト(II)である請求項4に記載のポリカーボネートの製造方法。」
との記載を、
「【請求項1】芳香族ジヒドロキシ化合物および一価フェノールと、一酸化炭素および酸素を反応させてポリカーボネートプレポリマーを製造する第一工程と、該ポリカーボネートプレポリマーを固相重合してポリカーボネートを製造する第二工程を含み、かつ、前記第一工程において、(a)無機層状化合物に(b)パラジウムを担持させた化合物と(c)酢酸コバルト(II)を含有するポリカーボネート製造用触媒を用いることを特徴とするポリカーボネートの製造方法。
【請求項2】芳香族ジヒドロキシ化合物および一価フェノールと、一酸化炭素および酸素を反応させてポリカーボネートプレポリマーを製造する第一工程と、該ポリカーボネートプレポリマーを固相重合してポリカーボネートを製造する第二工程を含み、かつ、前記第一工程において、(a)無機層状化合物に(b)パラジウム及び(c)酢酸コバルト(II)を担持させた化合物とを含有するポリカーボネート製造用触媒を用いることを特徴とするポリカーボネートの製造方法。
【請求項3】第一工程において、更に(f)オニウム塩を含有するポリカーボネート製造用触媒を用いる請求項1又は2に記載のポリカーボネートの製造方法。
【請求項4】第一工程において、更に(g)脱水剤を含有するポリカーボネート製造用触媒を用いる請求項1?3の何れかに記載のポリカーボネートの製造方法。」
とする補正事項を含むものである。

2.本件手続補正の目的の適否について
本件手続補正は、審判請求の日から30日以内にされた補正であるから、平成18年法律第55号改正附則第3条第1項の規定によりなお従前の例によるとされる同法による改正前の特許法(以下、単に「特許法」という。)第17条の2第4項第1号から第4号に掲げるいずれかの事項を目的とするものに限られる。
そこで、本件手続補正の目的について検討する。
本件手続補正は、補正前の請求項1について、「(c)無機レドックス触媒及び/又は有機レドックス触媒」との事項を「(c)酢酸コバルト(II)」に減縮して新請求項1とするとともに、新たに請求項2を追加する補正を含むものである。
新たに請求項を追加する補正が、特許法第17条の2第4項第1号から第4号に掲げる事項のいずれにも該当しないことは明らかである。(東京高裁平成15年(行ケ)第230号、平成16年4月14日判決)、(知財高裁平成17年(行ケ)第10192号、平成17年4月25日判決)

3.むすび
したがって、上記補正事項を含む本件手続補正は、特許法第17条の2第4項の規定に違反するので、同法第159条第1項において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。

第3.本願発明について
平成20年12月19日付けの手続補正は、上述の通り却下されたので、本願の請求項1?5に係る発明は、平成19年12月19日提出の手続補正書によって補正された明細書(以下、「本願明細書」という。)の特許請求の範囲の請求項1?5に記載された事項により特定されるとおりのものであり、そのうち請求項1に係る発明(以下、「本願発明1」という。)は以下の通りのものである。

「【請求項1】芳香族ジヒドロキシ化合物および一価フェノールと、一酸化炭素および酸素を反応させてポリカーボネートプレポリマーを製造する第一工程と、該ポリカーボネートプレポリマーを固相重合してポリカーボネートを製造する第二工程を含み、かつ、前記第一工程において、(a)無機層状化合物に(b)パラジウムを担持させた化合物と(c)無機レドックス触媒及び/又は有機レドックス触媒を含有するポリカーボネート製造用触媒を用いることを特徴とするポリカーボネートの製造方法。」

第4.原査定における拒絶理由の概要
原査定における拒絶理由は、平成19年10月31日付け拒絶理由通知書に記載された理由1及び2であるが、このうち理由2は、以下のとおりである。
「(理由2)
この出願の下記の請求項に係る発明は、その出願の日前の特許出願であって、その出願後に特許掲載公報の発行又は出願公開がされた下記の特許出願の願書に最初に添付された明細書、特許請求の範囲又は図面に記載された発明と同一であり、しかも、この出願の発明者がその出願前の特許出願に係る上記の発明をした者と同一ではなく、またこの出願の時において、その出願人が上記特許出願の出願人と同一でもないので、特許法第29条の2の規定により、特許を受けることができない。
・・・
記 (引用文献等については引用文献等一覧参照)
・・・
(理由2)
・請求項1?6
・引用文献
6(特に、特許請求の範囲、第6頁?第7頁、第14頁?17頁、実施例参照。)
・備考
先願6の願書に最初に添付された明細書には、パラジウム化合物及びコバルト化合物を担体に担持して得られた担持触媒を用い、芳香族ジヒドロキシ化合物、一価フェノール、一酸化炭素、酸素を反応させて得られたプレポリマーを固相重合に供すること、さらに、本願発明の有機レドックス剤、オニウム塩、脱水剤に相当する化合物を用いることが記載されており、これは本願の請求項1?6に係る発明と同一である。
・・・
引 用 文 献 等 一 覧
・・・
6.PCT/JP2004/001992号(特願2005-502860号、国際公開第2004/076527号)」

第5.当審の判断
1.先願発明にかかる特許出願
PCT/JP2004/001992号(特願2005-502860号、国際公開第2004/076527号)
なお、先願発明にかかる特許出願が国際特許出願であることから、特許法第29条の2の規定は、同法第184条の13により読み替えて適用される。

2.先願発明にかかる国際出願日における国際特許出願の明細書、請求の範囲又は図面(以下、「先願明細書」という。)の記載事項
以下の先願明細書にかかる摘示記載の記載個所は、国際公開第2004/076527号の記載個所で表示した。

a.「1.芳香族ジヒドロキシ化合物及び沸点が330℃以下の一価フェノールと、一酸化炭素および酸素との酸化的カルボニル化反応により製造された固相重合用ポリカーボネートプレポリマーであって、(a)末端基中に占めるアリールカーボネート基と水酸基の割合が2:8?8:2、(b)分子量分布(Mw/Mn)が1.1?2.1であることを特徴とする固相重合用ポリカーボネートプレポリマー。
2.数平均分子量(Mn)が1000?10000である請求項1に記載の固相重合用ポリカーボネートプレポリマー。
3.酸化的カルボニル化反応が、(a)金属錯体、(b)レドックス触媒能を有する化合物及び(c)芳香族ヒドロキシ化合物を活性化する能力を有する化合物のうち少なくとも1種が担体に結合した触媒組成物の存在下で行なわれたものである請求項1又は請求項2に記載の固相重合用ポリカーボネートプレポリマー。
4.請求項1?3のいずれかに記載の固相重合用ポリカーボネートプレポリマーを、固相重合により高分子量化することを特徴とするポリカーボネートの製造方法。」(請求の範囲)

b.「上記のように、プレポリマー製造における触媒組成物の(a)成分として挙げた金属錯体としては、パラジウム原子のみからなる一個以上の金属中心及び有機配位子により構成される金属錯体、又はパラジウム原子とパラジウム原子以外の金属原子よりなる二個以上の金属中心及び有機配位子により構成される金属錯体であれば、いかなる化合物であってもよい。このような金属錯体としては、・・・、以下の金属錯体が挙げられる。
パラジウム原子一個のみからなる金属中心を有する金属錯体としては、具体的には、・・・;ジクロロビス(ベンゾニトリル)パラジウム;・・・等が挙げられる。」(第9頁11行?第11頁2行)

c.「(b)成分としては、レドックス触媒能を有する化合物を用いる。この化合物としては、・・・,コバルト化合物,・・・よりなる群から選ばれる少なくとも一種を用いるが、これらは、有機錯体,有機塩及び無機塩のいずれの形でもあってもよい。・・・また、これらのレドックス触媒の前駆体となり得る化合物を、それぞれ単独に用い、物理的に混合した形のものであってもよい。」(第14頁16?28行)

d.「プレポリマーの製造方法において用いる触媒組成物に用いる担体[一般式(III)におけるSの連なりに相当する。]としては、反応に支障のない限り、炭素,ホウ素,窒素,酸素,リン,ケイ素,硫黄,アルミニウム,ジルコニウム,チタン等から一種類以上選ばれる原子よりなる原子数1以上の化合物であれば、いかなる化合物でも用いることができる。・・・好ましい具体例としては、・・・等の有機担体、あるいは・・・等の無機担体等が挙げられる。より好ましい担体としては、・・・、スメクタイト、カオリナイト、モンモリナイト、ベントナイト、バーミュクライト、ハイドロタルサイト、ハイドロアパタイト等が挙げられる。」(第16頁18行?第17頁8行)

e.「一方、(a)成分、(b)成分及び(c)成分のうち、それぞれ一成分又は二成分が上記触媒に含まれていなくてもよい。その場合においては、その触媒に含まれていない(a)成分、(b)成分、(c)成分等により発現される触媒機能を追加する必要がある場合は、それぞれの(a)成分、(b)成分、(c)成分等を単独に用い、別途添加することにより用いてもよい。その際に用いる(a)成分、(b)成分、(c)成分等は、担体に結合している形態でも、結合していない形態でもよい。」(第18頁20?27行)

f.「〔実施例5〕
無機担体として、ハイドロタルサイト(協和化学工業(株)製、キョーワード1000)を用いて触媒を製造した。すなわち、キョーワード1000 370mgをアセトン20mlにサスペンドさせ、そこにジクロロビス(ベンゾニトリル)パラジウム(II)のアセトン溶液(ジクロロビス(ベンゾニトリル)パラジウム(II):0.5ミリモル、アセトン:30ml)をゆっくり加え、室温で1時間攪拌した。その後、塩化コバルト(II)のアセトン溶液(塩化コバルト(II):1.0ミリモル、アセトン:30ml)をゆっくり加え、室温で24時間攪拌した。得られた沈殿物を濾過し、アセトンで洗浄し、100℃、24時間真空乾燥し、担持型触媒を製造した。
内容量50mlのオート-クレーブに、BPA6.3ミリモル、PTBP2.7ミリモル、上記で得られた担持型触媒59mg、テトラブチルアンモニウムブロマイド0.94ミリモル、ベンゾキノン0.47ミリモル、合成ゼオライトA-3粉末(和光純薬(株)製、粒径75μm未満)1.5g、プロピレンカーボネート15mlを入れ、一酸化炭素6.0MPa、酸素0.3MPaを25℃で充填した。封入さた後に容器を閉構造とし、100℃で24時間加熱した。反応終了後、合成ゼオライト及び担持型触媒を除き、メタノール再沈殿により、ポリカーボネートプレポリマーを得た。これを100℃、24時間、真空乾燥した。
該ポリカーボネートプレポリマー500mgにシクロヘキシルトリフェニルホスホニウムテトラフェニルボレートを300ppm添加し、内径1.3cmのSUS管に入れ、窒素ガス100ml/分の速度で導入し、190℃で2時間、210℃で2時間、230℃で4時間、計8時間の固相重合を実施し、ポリカーボネートを製造した。得られた固相重合用プレポリマー及びポリカーボネートの数平均分子量(Mn)、重量数平均分子量(Mw)、分子量分布(Mw/Mn)および末端基中に占めるアリールカーボネート基(PTBP)と水酸基(OH)の割合(PTBP/OH)を第1表に示す。」(第38頁3行?第39頁5行)

2.先願明細書に記載された発明
先願明細書には、上記の摘示記載aより、次の発明(以下、「先願発明1」という。)が記載されているものといえる。
「芳香族ジヒドロキシ化合物及び沸点が330℃以下の一価フェノールと、一酸化炭素および酸素との酸化的カルボニル化反応を(a)金属錯体、(b)レドックス触媒能を有する化合物及び(c)芳香族ヒドロキシ化合物を活性化する能力を有する化合物のうち少なくとも1種が担体に結合した触媒組成物の存在下で行なわれたことにより製造された固相重合用ポリカーボネートプレポリマーを固相重合により高分子量化することを特徴とするポリカーボネートの製造方法。」

3.対比・判断
先願発明1の「沸点が330℃以下の一価フェノール」、「固相重合用ポリカーボネートプレポリマー」は、それぞれ本願発明1の「一価フェノール」、「ポリカーボネートプレポリマー」に相当することは明らかであり、また、先願発明1は、酸化的カルボニル化反応による固相重合用ポリカーボネートプレポリマーを得る工程と、このプレポリマーを固相重合により高分子量化する工程を有することは明らかであり、そして、「固相重合用ポリカーボネートプレポリマーを得る工程」及び「固相重合により高分子量化する工程」はそれぞれ、本願発明1の「第一工程」及び「第二工程」に相当する。
また、先願発明1の「(a)金属錯体、(b)レドックス触媒能を有する化合物及び(c)芳香族ヒドロキシ化合物を活性化する能力を有する化合物のうち少なくとも1種が担体に結合した触媒組成物」に関しては、まず、「(b)レドックス触媒能を有する化合物」は、摘示記載c及びfより、本願発明1の「(c)無機レドックス触媒及び/又は有機レドックス触媒」に相当し、「担体」は、記載事項d及びfより、スメクタイト、ハイドロタルサイト等の無機担体を使用できることが記載されており、本願発明1の「無機層状化合物」に相当することは明らかである。
ここで、先願発明1の「(a)金属錯体」は、摘示記載b及びfより、ジクロロビス(ベンゾニトリル)パラジウム等のパラジウム化合物が使用でき、そして、「(a)金属錯体、(b)レドックス触媒能を有する化合物及び(c)芳香族ヒドロキシ化合物を活性化する能力を有する化合物のうち少なくとも1種が担体に結合し」ており、さらに、摘示記載eの記載からみて、担体には(a)金属錯体のみが結合(担持)され、(b)成分を単独に用いる態様も記載されているか、記載されているに等しい。

してみると、本願発明1と先願発明1は、
「芳香族ジヒドロキシ化合物および一価フェノールと、一酸化炭素および酸素を反応させてポリカーボネートプレポリマーを製造する第一工程と、該ポリカーボネートプレポリマーを固相重合してポリカーボネートを製造する第二工程を含み、かつ、前記第一工程において、(a)無機層状化合物に(b)パラジウムを担持させた化合物と(c)無機レドックス触媒及び/又は有機レドックス触媒を含有するポリカーボネート製造用触媒を用いることを特徴とするポリカーボネートの製造方法。」
の点で一致し、両者は同一である。

したがって、本願発明1は、先願明細書に記載された発明と同一である。

出願人は、平成23年8月23日に提出された回答書において、補正書案を記載している。かかる補正書案は、概略、「(c)無機レドックス触媒及び/又は有機レドックス触媒」を「酢酸コバルト(II)」に限定するものであるが、先願明細書には、レドックス触媒能を有する化合物として、「コバルト化合物」が記載(摘示記載c)され、そして、該化合物は、当然に酢酸コバルト(II)を包含するものであることは技術常識である。本願明細書(段落【0011】)には、「塩化コバルト(II)」が「酢酸コバルト(II)」と同等のものとして記載され、一方、先願明細書の実施例5(摘示記載f)には「塩化コバルト(II)」の使用が記載されており、レドックス触媒能は「コバルト」により奏されるものであって、対イオンにより格別違いを生じるものとは認められない。
したがって、仮に係る補正がなされたとしても、補正後の本願発明1は、先願明細書に記載された発明である。

第6.むすび
以上のとおり、本件出願の請求項1に係る発明は、先願明細書に記載された発明と同一であり、しかも、この出願の発明者がその出願前の特許出願に係る上記の発明をした者と同一ではなく、またこの出願の時において、その出願人が上記特許出願の出願人と同一でもないので、特許法第29条の2に該当し、特許を受けることができない。
したがって、原査定における他の理由及び他の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本件出願は原査定における拒絶の理由2により拒絶すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2011-10-21 
結審通知日 2011-10-25 
審決日 2011-11-09 
出願番号 特願2003-127291(P2003-127291)
審決分類 P 1 8・ 121- Z (C08G)
P 1 8・ 161- Z (C08G)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 中島 芳人守安 智  
特許庁審判長 田口 昌浩
特許庁審判官 富永 久子
松浦 新司
発明の名称 ポリカーボネートの製造方法  
代理人 大谷 保  
代理人 大谷 保  

プライバシーポリシー   セキュリティーポリシー   運営会社概要   サービスに関しての問い合わせ