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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 B32B
管理番号 1250904
審判番号 不服2010-9331  
総通号数 147 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2012-03-30 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2010-04-30 
確定日 2012-01-20 
事件の表示 特願2001-129566「酸素ガスバリア性多層フィルム及びその製造方法」拒絶査定不服審判事件〔平成14年11月 5日出願公開、特開2002-321320〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯・本願発明
本願は、平成13年4月26日の出願であって、その請求項1乃至3に係る発明は、平成22年4月30日付けで補正された明細書及び図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1乃至3に記載された事項により特定される通りのものと認められるところ、請求項1の記載は、以下のとおりである(以下、これによって特定される発明を「本願発明」という。)。
「ポリプロピレン系樹脂フィルムからなる基材フィルム層の少なくとも一方の面に、酸変性ポリオレフィンを含む接着剤からなる接着剤層を介して、ポリビニルアルコール系樹脂100重量部とポリアルキレングリコール系界面活性剤0.01?5重量部との混合物からなるコート液を塗布後、延伸して酸素ガスバリア層を形成してなる多層フィルムであって、前記酸素ガスバリア層の結晶化度パラメータ(CP(M//)⊥)が、0.8以上であり、23℃、相対湿度85%の雰囲気下での酸素透過度が1000mL/m^(2)・day・MPa以下であることを特徴とする酸素ガスバリア性多層フィルム。」

2.引用文献
原査定の拒絶理由に引用された特開昭56-61430号公報(以下、「引用文献1」という。)には、「エチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物の水性乳化分散液の製造方法」の発明に関して以下の事項が記載されている。
(ア)「(1)エチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物を親水性溶剤中に界面活性剤の存在下加温溶解し、該溶解液と相溶性を有する析出剤中に乳化分散せしめたのち、分散液のPHを5.5以下に保つことにより該乳化分散物を凝集せしめ、生じた凝集物を濾過し、得られた濾滓を攪拌下で塩基性物質を用いて中和することにより再分散させることを特徴とするエチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物の水性乳化分散液の製造方法。
…(略)…
(3)界面活性剤がポリエチレンオキシドである特許請求の範囲(1)記載の方法。」(特許請求の範囲の記載参照)、(引用文献1では、濾過の「濾」を略字体で表記しているが正字にして表記した。)
(イ)「エチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物は、酸素バリアー性や耐薬品性に優れているため包装材料素材や、プラスチック成型物、金属表面、紙、木材などの保護被覆用樹脂として極めて優れたものであり、」(第1頁右下欄第18行?第2頁左上欄第3行の記載参照)
(ウ)「本発明によって得られたエチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化水性乳化分散液は…(中略)…エチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物の特性を生かしてプラスチック成型物、金属、紙、木材など表面被覆用や中間被膜用として極めて有用なものである。」(第2頁右下欄第19行?第3頁左上欄第9行の記載参照)
(エ)「本発明で用いる界面活性剤としては、通常のアニオン型、ノニオン型水溶性高分子があげられるが、好ましいものとしては…(中略)…水溶性高分子では、ポリエチレンオキシド、…(中略)…等をあげることができる。界面活性剤の使用量としては、乳化分散が可能であり、且つ形成被膜の特性を損なわない量の範囲であればよく、樹脂100部に対して0.001?5.0部の範囲が好ましい。」(第3頁左下第8行?同頁右下欄第1行の記載参照)
(オ)「実施例1
エチレン含有量35モル%、ケン化度99モル%以上のエチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物30gをメタノール360g、エチレングリコール240g、ポリエチレンオキシド0.008gに加え、攪拌し、温度70?85℃にて溶解した。…(中略)…この水性乳化分散液をOPP?二軸延伸?コロナ表面処理に塗布して110℃で5分間乾燥し、得られた形成被膜の酸素バリアー性を測定したところ、5cc/m^(2),24hr 1atm(エチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物,膜厚5μ)の酸素透過率であり、食品包装材料として極めて良好な性能を示した。」(4頁左下欄11行?同頁右下欄13行の記載参照)
以上の記載からみて、引用文献1には、
「エチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物30gとポリエチレンオキシド0.008gとを水性溶媒に混合して溶解してなる水性乳化分散液を、OPP?二軸延伸?コロナ表面処理に塗布,乾燥して得られた酸素バリアー性に優れた形成被膜を有する食品包装材料」に係る発明(以下、「引用発明」という。)が記載されている。

同じく原査定の拒絶理由に引用された特開2000-52501号公報(以下、「引用文献2」という。)には、「積層体及びその製造方法」として以下の事項が記載されている。
(カ)「炭素数が4以下のα-オレフィン単位を3?19モル%含有する水溶性ポリビニルアルコール系重合体からなる層(A)およびポリオレフィン、ポリエステルあるいはポリアミドからなる層(B)を有することを特徴とする積層体。」(【請求項1】)
(キ)「本発明は食品包装用フィルムなどの包装用フィルムとして好適な酸素ガスバリヤー性を有する積層体およびその製造方法に関する。」(【0001】)
(ク)「フィルム用コーティング剤の水溶液を塗布する際には、界面活性剤、レベリング剤等を添加しても良い。…(中略)…フィルム用コーティング剤の水溶液の塗工方法としては、基材フィルムの延伸や熱処理をした後に塗工する方法、塗工した後に延伸や熱処理する方法が挙げられる。これらの方法の中でも、作業性を考慮すると、基材フィルムを一段延伸した後、水溶性PVA系重合体の水溶液を塗布した後、さらに二段延伸を行い、その二段延伸中または二段延伸後に熱処理をする方法が好ましい。」(【0017】)
(ケ)「フィルム用コーティング剤からなるフィルム層と基材フィルム層との間には、接着性を向上させる目的で、接着性成分層を形成せしめてもよい。接着成分は、フィルム用コーティング剤の水溶液を塗工する前に、基材フィルムの表面に塗布したり、フィルム用コーティング剤の水溶液中に混合して使用することができる。」(【0019】)
(コ)「延伸の有無および熱処理温度などには特に制限はないが、通常、フィルム用コーティング剤を塗工した後、延伸されたポリオレフィンフィルム、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルムなどのそれぞれの樹脂に適した温度で、空気中などで熱処理される。熱処理温度は、ポリオレフィンフィルムの場合には140℃?170℃であり、ポリエステルフィルムおよびポリアミドフィルムの場合には140℃?240℃である。フィルム用コーティング剤からなるフィルム層の熱処理は、通常、基材フィルムと同時に熱処理される。なお、DSCにより求められるPVA系重合体の融点(Tm)(単位:℃)に応じて、熱処理温度を変更するのが好ましい。熱処理温度(T)(単位:℃)としては、下記の式(1)を満足する範囲が好ましく、下記の式(2)を満足する範囲が特に好ましい。
【数1】
Tm-70≦T≦Tm ・・・(1)
【数2】
Tm-50≦T≦Tm-20 ・・・(2)」(【0021】-【0023】)
(サ)「【実施例】本発明を実施例および比較例により具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、以下の実施例および比較例において、「部」および「%」は特に断りのない限り、重量基準を意味する。また、PVAコーティングフィルム(基材とPVAとの積層体)の酸素透過量(OTR)(単位:cc/m^(2)・day・atm)は、該積層体を温度20℃,相対湿度85%の状態で5日間調湿した後、測定した。以下の表に示す酸素透過量とは、フィルム用コーティング剤の厚みを20μmに換算した値である。」(【0025】)
(シ)表2、4には実施例1?17及び20?27で基材フィルムとしてOPP(二軸延伸ポリプロピレン)を用い、酸素透過量が1?8.9であることが示されている。
すなわち、引用文献2には、「ポリプロピレン系樹脂フィルムから成る基材フィルムと界面活性剤を添加したポリビニルアルコール系重合体からなるフィルム用コーティング剤からなるフィルム層を積層して酸素ガスバリヤー性を有する積層体を形成する際に、接着性成分層を介在すること及び基材フィルムにフィルム用コーティング剤を塗布した後に延伸する」ことが記載されている。

3.対比
本願発明と引用発明とを対比する。
引用発明に係る「エチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物」及び「ポリエチレンオキシド」は、本願発明の「ポリビニルアルコール系樹脂」及び「ポリアルキレングリコール系界面活性剤」にそれぞれ相当し、
引用発明の「OPP?二軸延伸?」は、二軸延伸されたポリプロピレン系樹脂フィルムの意味であることは明らかであり、
引用発明の「水性乳化分散液」は、上記「エチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物」及び「ポリエチレンオキシド」が混合して含まれ、基材であるOPPの表面に塗布後乾燥されて被膜を形成していることから、本願発明の「コート液」に相当し、その形成被膜は、本願発明でいう「酸素ガスバリア層」を形成し、その結果、引用発明の「酸素バリアー性に優れた食品包装材料」は、OPPと水性乳化分散液の形成被膜からなる多層構造のものとなり、本願発明の「酸素ガスバリア性多層フィルム」に相当する。
そして、引用発明の水性乳化分散液における界面活性剤としての「ポリエチレンオキシド」の、樹脂としての「エチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物」に対する配合割合は、樹脂100部に対して約0.026部(30g対0.008g)ということになり、本願発明の0.01?5重量部の範囲内のものである。
してみれば、本願発明と引用発明との一致点及び相違点は、以下のとおりとなる。
[一致点]「ポリプロピレン系樹脂フィルムからなる基材フィルム層の少なくとも一方の面に、ポリビニルアルコール系樹脂100重量部とポリアルキレングリコール系界面活性剤0.01?5重量部との混合物からなるコート液を塗布して酸素ガスバリア層を形成してなる多層フィルムである酸素ガスバリア性多層フィルム。」

[相違点1]本願発明では、コート液が、酸変性ポリオレフィンを含む接着剤からなる接着剤層を介して、基材フィルム層の面に塗布されるのに対して、引用発明では、水性乳化分散液が、接着剤層を介してOPPの処理表面に塗布されるとはされていない点。

[相違点2]本願発明では、基材フィルム層にコート液を塗布後、延伸するとされているのに対し、引用発明では、OPPに水性乳化分散液を塗布後に延伸するとはされていない点。

[相違点3]本願発明では、酸素ガスバリア層の結晶化度パラメータ(CP(M//)⊥)が、0.8以上と規定しているのに対し、引用発明では、水性乳化分散液の形成被膜の結晶化度が規定されていない点。

[相違点4]本願発明では、酸素ガスバリア性多層フィルムの23℃、相対湿度85%の雰囲気下での酸素透過度が1000mL/m^(2)・day・MPa以下と規定しているのに対し、引用発明では、食品包装材料はそのような規定がされていない点。

4.判断
そこで、上記各相違点について検討する。
[相違点1]及び[相違点2]について
引用文献2には、ポリプロピレン系樹脂フィルムから成る基材フィルムの一方の面に、界面活性剤を添加したポリビニルアルコール系重合体からなるコーティング剤を塗布して酸素ガスバリヤー性を有する積層体を形成する際に、接着性成分層を介在すること及び該コーティング剤の塗布後に延伸することが記載されており、また、ポリプロピレン樹脂層とポリビニルアルコール系樹脂層とを接着する樹脂として酸変性ポリオレフィンを含む接着剤が好ましいことも、例えば原査定の拒絶理由に引用された特開2001-58374号公報にも示されているように本願出願前周知の技術的事項である(【請求項1】、【請求項4】、段落番号【0032】?【0033】の記載等参照)。
そして、引用発明及び引用文献2に記載の発明の何れも食品包装材料のように本願発明と同様の用途に適するガスバリア性を備えた多層フィルムを得ることを目的としていることからみても、引用文献2に記載された接着性成分層の介在及びコーティング剤塗布後の延伸という技術的事項を引用発明に適用すること、及び、その際の接着剤として本願出願前周知の酸変性ポリオレフィンを含む接着剤を使用することは、当業者が容易になし得た事項である。

[相違点3]及び[相違点4]について
まず、結晶化度パラメータ(CP(M//)⊥)について検討すると、本願明細書には、「本発明において用いる酸素ガスバリア層において、結晶化度パラメータ(CP(M//)⊥)が0.8以上であれば、高湿度下であっても優れた酸素ガスバリア性を発揮することができる。」(段落番号【0030】)及び「結晶化度パラメータCP(M//)⊥は高いほど、より優れた酸素ガスバリア性が得られるため、好ましくは1.0以上、より好ましくは1.2以上、最も好ましくは1.9以上である。」(段落番号【0031】)とその数値を「0.8以上」と規定した意義を述べているが、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムの酸素ガスバリア性について結晶化度が高いほど酸素透過率が低いこと、ポリビニルアルコール系フィルムは高湿状態では吸湿によりガスバリア性が低下すること、そのため食品等の包装材料に使用するポリビニルアルコール系フィルムの結晶化度は所定の数値以上であることが必要とされることは、例えば原査定の拒絶理由に引用された特開昭63-125323号公報にも示されている(第3頁左上欄第6?13行、第4頁左上欄第20行?同右上欄第4行,及び表1の記載参照)ように本願出願前周知の技術的事項であるので、引用発明の酸素バリアー性に優れた形成被膜に、ポリビニルアルコール系フィルムが高湿度下でも優れた酸素バリアー性を発揮するためにできるだけ結晶化度の高いものにするという本願出願前周知の技術的事項を適用することは、当業者が容易に想到しうる事項である。また、その際の結晶化度の程度を「結晶化度パラメータ(CP(M//)⊥)」で表す点に格別の技術的意義は認められない。
そして、本願発明の「0.8以上」の数値限定については、本願明細書【0052】の【表1】の評価結果として、実施例1?7について、1.42?1.86の範囲の数値が示されているが、0.8?1.42及び1.86以上についてはなにも示されていない一方で、比較例4(コート液塗布後の延伸なし)について0.53の数値が示されているものの、比較例1?3については、本願発明で規定する「0.8以上」の数値が示されていることから、上記「0.8」に格別の臨界的意義があるものとはいえず、上記「0.8以上」という上限のない数値限定には、「できるだけ結晶化度の高いもの」という上記周知の技術的事項以上の格別な技術的意義は認められない。

次に、酸素透過度について検討すると、プラスチックフィルムの酸素ガスバリア性を1m^(2)のフィルムを24時間で透過する酸素の量すなわち酸素透過度で示すことは普通に行われており、この酸素透過度が、フィルムの厚さや、雰囲気の湿度によって左右されることも周知である(JIS K 7126 プラスチックフィルム及びシートの気体透過度試験方法には、試験結果の報告に関して、必要に応じて試験片の平均厚さや試験室の温度及び湿度等を記録するとされている)。また、ポリビニルアルコール系樹脂が酸素ガスバリア性に優れているが、湿潤によりガスバリア性が低下することは、本願明細書及び上記特開昭63-125323号公報にも記載されているように、本願出願前周知の技術常識である。そして、本願発明は、高湿度下でも優れた酸素ガスガスバリア性を発揮するような多層フィルムを得ることを目的として、基材フィルム層、接着剤層及び酸素ガスバリア層について規定するものであるので、上記[相違点1]及び[相違点2]についてで述べた引用発明及び引用文献2に記載された発明から当業者が容易に想到し得た酸素ガスバリア性多層フィルムについても、当然高湿度下でも優れた酸素ガスバリア性を発揮するものと認められる。
そして、本願明細書には、酸素ガスバリア層の厚さは明確でないが、上記の基材フィルム層、接着剤層及び酸素ガスバリア層について規定する要件を満足する実施例1?7のみならず、酸素ガスバリア層についての要件を満たしていない比較例1?3について、酸素透過度が1000mL/m^(2)・day・MPa以下であることが示され、また、引用文献1には、雰囲気湿度が記載されていないものの、その実施例に、食品包装材料として極めて良好な性能を示す形成被膜の酸素透過率(膜厚5μ)として、5cc/m^(2),24hr 1atm(換算すると約49mL/m^(2)・day・MPa)が示され、さらに、引用文献2には、温度が20℃と若干相違するが、相対湿度85%と、本願発明と同様な高湿度下においても、PVA(ポリビニルアルコール)コーティングフィルムの酸素透過量は、厚みを20μmに換算した値で1?8.9cc/m^(2)・day・atm(換算すると約9.9?87.8mL/m^(2)・day・MPa)とされていることなどから、優れた酸素ガスバリア性として「23℃、相対湿度85%の雰囲気下での酸素透過度が1000mL/m^(2)・day・MPa以下」の数値範囲は格別なものとは認められない。

よって、上記引用発明及び引用文献2に記載された発明から当業者が容易に想到し得た酸素ガスバリア性多層フィルムにおいて、上記相違点3及び4に規定される結晶化度パラメータ及び酸素透過度は、当業者が容易に達成しうる程度の範囲の値と認められる。

したがって、本願発明と引用発明との相違点については、以上のとおりであるので、本願発明は、本願出願前周知の技術的事項に鑑みれば、引用文献1及び2に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである。

5.むすび
上記のように、本願発明は、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないものであるので、他の請求項について検討するまでもなく本願は拒絶すべきものである。
よって、原査定は妥当であり、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2011-11-17 
結審通知日 2011-11-24 
審決日 2011-12-07 
出願番号 特願2001-129566(P2001-129566)
審決分類 P 1 8・ 121- Z (B32B)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 河原 肇  
特許庁審判長 鳥居 稔
特許庁審判官 亀田 貴志
佐野 健治
発明の名称 酸素ガスバリア性多層フィルム及びその製造方法  
代理人 森 治  

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