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審決分類 |
審判 査定不服 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 特許、登録しない。 C22C |
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管理番号 | 1259332 |
審判番号 | 不服2010-23289 |
総通号数 | 152 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2012-08-31 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2010-10-15 |
確定日 | 2012-06-25 |
事件の表示 | 特願2003-527141「高弾性限を有する非晶質合金の成形品を形成する方法」拒絶査定不服審判事件〔平成15年 3月20日国際公開、WO03/23081、平成17年 1月27日国内公表、特表2005-502782〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求は、成り立たない。 |
理由 |
第1 手続の経緯・本願発明 本願は、平成14年9月6日(パリ条約による優先権主張 2001年9月7日 米国(US))を国際出願日とする出願であって、平成21年2月9日付けで拒絶理由が通知され、同年8月12日付けで特許請求の範囲についての手続補正がされたが、平成22年6月10日付けで拒絶査定がされ、これに対して、同年10月15日に審判請求がされたものである。 そして、その発明は、上記の手続補正によって補正された特許請求の範囲の請求項1?50に記載された事項により特定されるものと認められるところ、補正後の特許請求の範囲の請求項1に係る発明(以下、「本願発明1」という。)は、次のとおりのものである。 「TscとTxの差が過冷却温度範囲(ΔTsc)を定義する、ガラス転移点(Tg)、過冷却温度(Tsc)及び結晶化温度(Tx)を有するバルク凝固非晶質合金の原材料を準備する工程、 前記原材料を成形する温度まで加熱する工程、 規定した最大許容成形時間未満の時間と前記原材料のガラス転移温度付近に規定した最高成形温度未満の温度で前記原材料を成形し、成形品が少なくとも1.2%の弾性限を保持するように前記成形品を形成する工程であり、前記最高成形温度がΔTscの大きさに比例し且つ規定した前記許容成形時間が前記成形温度と前記ΔTscの双方に比例する工程、 を含み、 前記原材料のΔTscが90℃以上である場合、前記最高成形温度が(Tsc+1/2ΔTsc)、(Tsc+1/4ΔTsc)及びTscから成る群から選択された値によって与えられ、前記原材料の温度がTg-60℃以上に保たれる、分で表示した前記最大成形時間が、60+0.5ΔTsc及び30+0.25ΔTscからなる群から選択された値によって与えられ、 前記原材料のΔTscが60℃以上且つ90℃未満である場合、前記最高成形温度が(Tsc+1/4ΔTsc)、Tsc及びTgから成る群から選択された値によって与えられ、前記原材料の温度がTg-60℃以上に保たれる、分で表示した前記最大成形時間が、60+0.5ΔTsc及び30+0.25ΔTscからなる群から選択された値によって与えられ、 前記原材料のΔTscが30℃以上且つ60℃未満である場合、前記最高成形温度がTsc、Tg及びTg-30から成る群から選択された値によって与えられ、前記原材料の温度がTg-60℃以上に保たれる、分で表示した前記最大成形時間が、40+0.5ΔTsc及び20+0.5ΔTscからなる群から選択された値によって与えられる 高弾性限を有する成形品を形成する方法。」 第2 原査定の拒絶の理由 原査定における拒絶の理由は、この出願の特許請求の範囲の記載が、特許法第36条第6項第1号に規定する要件を満たしていない、との理由を含む。 そして、その具体的な理由は、拒絶査定の備考に記載した以下のものである。 「…本願の技術分野に属する本願発明が発明の詳細な説明に記載したものであるとするためには、バルク凝固非晶質合金の具体的な成分組成範囲を特定し、その合金を所定の成形温度及び成形時間で成形することによって、所望の弾性限を有するバルク凝固非晶質合金の成形体が製造できることを具体的な条件を明示し、本願発明が、発明の詳細な説明の記載により当業者が本願発明の課題が解決できると認識できる範囲のものであることを示す必要があると認められる。 しかしながら、本願の発明の詳細な説明には具体的な条件を明示した実施例が一つも記載されていないから、本願発明が、発明の詳細な説明の記載により当業者が本願発明の課題を解決することができると認識できる範囲のものであるとすることはできない。 よって、本願の請求項1乃至50に係る発明は、発明の詳細な説明に記載したものとはいえない。…」 第3 当審の判断 1 特許請求の範囲に記載した発明 特許請求の範囲の請求項1の記載は、上記「第1」に示すとおりであるから、本願発明1は、ガラス転移点温度がTgであり、過冷却温度がTscであり、過冷却温度範囲がΔTscであるバルク凝固非晶質合金の原材料を準備し、当該原材料について、ΔTscの大きさが90℃以上であるか、60℃以上且つ90℃未満であるか、30℃以上且つ60℃未満であるかに応じて場合分けをし、それぞれの場合において、最高成形温度をTsc、ΔTsc、Tgのいずれかの特定の関数として規定し、最大成形時間(前記原材料がTg-60℃以上に保たれる「分」で表示した時間)を、ΔTscの特定の関数として規定する成形条件下で、少なくとも1.2%の弾性限を有する成形品を形成するという事項に技術的特徴を有する発明であると認められる。 2 発明の詳細な説明の記載事項 ア これに対して、発明の詳細な説明には、本願発明1の目的、及び解決しようとする課題に関して、以下の記載(a)、(b)がされている(下線は当審において付した。以下同様。)。 (a)「【0001】 <本発明の分野> 本発明は、ガラス転移領域付近でのバルク凝固非晶質合金の成形品を形成する方法を意図し、さらに具体的には、成形工程の完了時にバルク凝固非晶質合金が高弾性限を保持するバルク凝固非晶質合金の成形品を形成する方法を意図する。」 (b)「【0006】 要するに、非晶質合金の成形品を形成する従来の方法は、形成工程及び成形工程が完了して後に、バルク凝固非晶質合金の高弾性限を一般的に維持されない。したがって、バルク凝固非晶質合金の成形品を形成する新規の改良された方法が所望され、それは成形工程が完了した後に高弾性限を維持する。」 イ そして、「弾性限」と、「最高成型温度」、「最大成形時間」との関連について、以下の記載(c)?(e)がされている。 (c)「【0020】 図1に図解的に示す本発明の一つの実施態様においては、バルク凝固非晶質合金の原材料は、工程1で準備される。工程2で、準備されたバルク凝固非晶質合金の原材料は、ガラス転移点付近で成形され、最終製品がバルク凝固非晶質合金原材料が高弾性限を維持する。成形する時間と温度を制御することによって、工程3で、最新の本発明にしたがう成形品は、少なくとも1.2%の弾性限、好ましくは少なくとも1.8%の弾性限最も好ましくは少なくとも1.8%の弾性限と少なくとも1.0%の曲げ延性を維持する。」 (d)「【0026】 成形過程の際にいずれの適切な温度が使用可能であるとはいえ、非晶質合金原材料はガラス転移範囲付近に好ましく保持される。このような実施態様においては、「ガラス転移範囲付近」は、僅かに低いガラス転移点、またはガラス転移点を意味するが、少なくとも結晶化温度Tx以下で実施される。最終成形品が非晶質合金原材料の高弾性限を保持することを確実にするために、その温度及び成形工程の時間は以下の表1(温度単位は℃であり、且つ時間単位は分である)に示される最高温度にしたがって好ましく限定される。【0027】 表1:成形する温度の限定 ΔT Tmax Tmax(Pr)Tmax(M、Pr) ΔTsc>90 Tsc+1/2ΔTsc Tsc+1/4ΔTsc Tsc 90>ΔTsc>60 Tsc+1/4ΔTsc Tsc Tg 60>ΔTsc>30 Tsc Tg Tg-30 【0028】 ΔTsc(過冷却液体範囲)は、非晶質合金が過冷却されて越える度数範囲であり、Tmaxは成形過程中の最高許容温度であり、且つTmax(Pr)は成形過程中の最も好ましい最高許容温度である。 【0029】 上記の表において、この開示目的のために、Tg、Tsc及びTxは、標準DSC(示差走査型熱量計)走査でもって、図5に示すように20℃で決定される(40℃/分または10℃/分のような他の加熱速度でも利用することができる。)。Tgはガラス転移点の開始温度として定義され、Tscは結晶化開始温度として定義する。ΔTscはTxとTscとの差として定義される。全ての温度単位は℃である。 【0030】 したがって、原材料の非晶質合金のΔTscが90℃以上である場合、そのときTmaxは(Tsc+1/2ΔTsc)によって与えられ、好ましくは(Tsc+1/4ΔTsc)によって与えられ、最も好ましくは(Tsc)によって与えられる。原材料の非晶質合金のΔTscが60℃以上である場合、そのときTmaxは(Tsc+1/4ΔTsc)によって与えられ、好ましくは(Tsc)によって与えられ、最も好ましくは(Tg)によって与えられる。原材料の非晶質合金のΔTscが30℃以上である場合、そのときTmaxは(Tsc)によって与えられ、好ましくは(Tg)によって与えられ、最も好ましくは(Tg-30)によって与えられる。」 (e)「【0031】 さらに、加熱期間は本発明に利用することが可能であるとはいえ、上記所定温度を過ごす時間は好ましく制限され、且つこれらの好ましい時間限定の要約は以下の表2に示される。 【0032】 表2:成形する時間の限定 ΔTsc>90に対し t(T>Tsc) t(T>Tsc)(Pr.) t(T>Tg-60) t(T>Tg-60) Tmax 0.5ΔTsc 0.25Tsc 60+0.5ΔTsc 30+0.25ΔTsc Tmax(Pr) 0.5ΔTsc 0.25Tsc 60+0.5ΔTsc 30+0.25ΔTsc Tmax(M.Pr) 0 0 60+0.5ΔTsc 30+0.25ΔTsc 【0033】 90>ΔTsc>60 t(T>Tsc) t(T>Tsc)(Pr.) t(T>Tg-60) t(T>Tg-60) に対し Tmax 0.5ΔTsc 0.25ΔTsc 60+0.5ΔTsc 30+0.25ΔTsc Tmax(Pr) 0 0 60+0.5ΔTsc 30+0.25ΔTsc Tmax(M.Pr) 0 0 40+0.5ΔTsc 30+0.25ΔTsc 【0034】 60>ΔTsc>30 t(T>Tg) t(T>Tg)(Pr.) t(T>Tg-60) t(T>Tg-60) に対し Tmax 20+0.5ΔTsc 20 40+0.5ΔTsc 20+0.5ΔTsc Tmax(Pr.) 0 0 40+0.5ΔTsc 20+0.5ΔTsc Tmax(M.Pr.) 0 0 40+0.5ΔTsc 20+0.5ΔTsc 【0035】 したがって、所定にTmaxに対して、t(T>Tsc)が成形工程中の上記Tscを過ごすことができる最大許容時間を規定し、t(T>Tsc)(Pr.)が好ましい最大許容時間を規定する。さらに、所定にTmaxに対して、t(T>Tg)が成形工程中の上記Tgを過ごすことができる最大許容時間を規定し、t(T>Tg)(Pr.)が好ましい最大許容時間を規定する。上記条件に加えて、所定のTmaxに対して、t(T>Tg+60)が成形工程中の上記(Tg-60)℃を過ごすことができる最大許容時間を規定し、t(T>Tg-60)(Pr.)が好ましい最大許容時間を規定する。全ての時間の値は分で与えられる。 【0036】 さらに、上記時間の選択及び温度枠はバルク凝固非晶質合金の一般的に結晶挙動を用いて調整することができる。」 (下線部の「t(T>Tg+60)」は、「t(T>Tg-60)」の誤記と認められる。) ウ また、少なくとも1.2%の弾性限を有する具体的なバルク非晶質合金の組成として、以下の記載(f)、(g)がされている。 (f)「【0044】 いずれのバルク凝固非晶質合金も本発明に利用することが可能であるが、好ましい実施態様においては、バルク凝固非晶質合金はガラス転移を生じる能力を有し、且つこのようなバルク凝固非晶質合金から作られた原材料は少なくとも1.5%の弾性限を有する。…さらに、好ましくはバルク凝固非晶質合金原材料は、20℃/分のDSC測定によって決定されるような30℃以上のΔTsc(過冷却液相範囲)、好ましくは60℃以上のΔTsc、さらに最も好ましくは90℃またはそれ以上のΔTscを有する。90℃以上のΔTscを有する一つの適切な合金は、Zr_(47)Ti_(8)Ni_(10)Cu_(7.5)Be_(27.5)である。…」 (g)「【0047】 …このような合金の一つの典型的な組成は、Fe_(72)Al_(5)Ga_(2)P_(11)C_(6)B_(4)である。別の合金の一つの典型的な組成は、Fe_(72)Al_(7)Zr_(10)Mo_(5)W_(2)B_(15)である。…同様に、それらは1.2%より大きな弾性歪限及び2.5GPAから4GPAまでの非常に高い降伏強度を有する。」 3 判断 ア 発明の詳細な説明の(a)、(b)によると、本願発明1の目的、及び解決しようとする課題は、成形工程の完了時に高弾性限を保持するバルク凝固非晶質合金の成形品を形成する方法を得ることにあり、(c)によると、少なくとも1.2%の弾性限を有する成形品を形成するためには、原材料を成形する時間と温度の制御が必要であり、(d)には、原材料をΔTscの大きさに応じて場合分けし、各場合における最高成形温度をTsc、ΔTsc、Tgのいずれかの特定の関数として規定することにより、また、(e)には、各場合におけるTg-60℃以上に保たれる最大成形時間(分で表示)を、ΔTscの特定の関数として規定することにより、高弾性限の成形体を成形する旨が記載されていると認められる。 また、(f)、(g)によると、具体的な組成のバルク非晶質合金を原材料とする成形により、1.2%より大きな弾性限を有する成形品を形成したことが記載されているといえる。 イ しかしながら、発明の詳細な説明には、具体的な原材料について、ΔTscの大きさに応じて場合分けをし、(d)、(e)に記載の各場合における特定の最高成形温度、特定の最大成形時間の範囲内の成形条件により、少なくとも1.2%の弾性限を有する成形品を形成したことは記載されていないし、原材料をそのΔTscの大きさに応じて場合分けをし、各場合において最高成形温度及び最大成形時間をΔTsc等を含む特定の関数で規定すると、成形品の弾性限が少なくとも1.2%となることとの技術的関連について、何らかの理論的な説明がされているわけでもない。 また、(f)に記載した原材料については、具体的にどのような成形条件で1.2%より大きな弾性限を有する成形品を形成したかについて、記載されていないし、(g)に記載した原材料については、成形条件ばかりでなく、どのΔTscの場合分けに属するのかも、明らかでない。 ウ そうすると、発明の詳細な説明には、成形品の弾性限と成形条件には関連があり、原材料をΔTscの大きさに応じて場合分けし、各場合におけるΔTsc等を含む特定の関数で規定された成形条件により、高弾性限の成形品を形成することは記載されているが、原材料のΔTscの場合分けに応じて、請求項1に記載したΔTsc等を含む特定の関数で規定された範囲内の成形条件で、少なくとも1.2%の高弾性限を有する成形品を形成した具体例は記載されていない。 また、本件出願の優先日の技術常識に照らしても、ΔTscの大きさに応じて場合分けした原材料について、各場合における成形条件が請求項1に記載した範囲内であれば、成形品の弾性限が少なくとも1.2%となることを当業者が理解できる程度の記載が、発明の詳細な説明にされているとすることもできない。 エ したがって、本願発明1は、発明の詳細な説明に記載のない事項を技術的特徴とするものであるから、本願発明1は、発明の詳細な説明に記載した範囲を超えるものである。 4 補足 - 請求人の主張に対して ア 請求人は審判請求書において、以下の主張をしていると認められる。 1) 本願発明は、バルク凝固非晶質合金をΔTscの大きさに応じて3つのグループに分類し、各グループに属する合金であれば、各グループに共通する適切な成形条件で形成すると、いずれのグループに属する合金からも少なくとも1.2%の弾性限を保持する成形品を形成することができるという知見に基づき、原材料の合金組成にかかわらず、そのΔTscを知るのみで、1.2%の弾性限を有する成形品の成形条件を決定することができるという作用効果を奏するものである。 2) 図1、図2には、「実施例の記載に相当する記載」がある。 図1は、「ΔTscが90℃以上」である合金を、「最高成形温度Tsc+0.5ΔTsc」、「最大成形時間0.5ΔTsc」の条件下で、弾性限1.8%以上の成形品を形成した実施例の記載に相当し、図2は、「ΔTscが90℃以上」である合金を、「最高成形温度Tg」の条件下で、弾性限1.8%以上の成形品を形成した実施例の記載に相当し、ΔTscが90℃以上の合金の具体例として、【0044】に「Zr_(47)Ti_(8)Ni_(10)Cu_(7.5)Be_(27.5)」が記載されている。 イ しかしながら、上記の主張は、以下の理由により当を得たものでない。 1)について 請求人の主張する知見は、発明の詳細な説明に、ある程度の数の具体的な原材料の合金についてのΔTscと成形条件、及び弾性限との具体的なデータを開示することにより、それらの関連を示すか、あるいは、技術常識に基づく理論により、当業者が理解できる程度にそれらの関連を開示することにより、初めて裏付けられる。 しかし、本願明細書の発明の詳細な説明にそのような開示がないことは、「第3 3」において上述したとおりである。 2)について 図1に記載の最大成形時間は、本願発明1と異なるから、本願発明1の実施例ではあり得ない。 なお、仮に、図1に記載の最大成形時間が、請求項1に記載のものであるとし、図1が【0044】に記載の「ΔTscが90℃以上」である具体的な合金についての記載であるとしても、本願発明1は、原材料をそのΔTscの大きさに応じて場合分けし、各場合における特定の成形条件を規定することに技術的特徴を有する発明であるから、「ΔTscが90℃以上」の場合における成形条件を示すにすぎない図1は、本願発明1の実施例に相当するとはいえない。 また、図2は、最大成形時間について何も示していないから、やはり、本願発明1の実施例に相当するとはいえないし、原材料をそのΔTscの大きさに応じて場合分けすることを示す実施例でないことも、図1と同様である。 第4 むすび 以上のとおりであるから、本願の特許請求の範囲の記載が特許法第36条第6項第1号に規定する要件を満たしていないとする原査定の拒絶の理由は妥当であり、本願は拒絶されるべきものである。 よって、結論のとおり審決する。 |
審理終結日 | 2012-01-23 |
結審通知日 | 2012-01-27 |
審決日 | 2012-02-10 |
出願番号 | 特願2003-527141(P2003-527141) |
審決分類 |
P
1
8・
537-
Z
(C22C)
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最終処分 | 不成立 |
前審関与審査官 | 佐藤 陽一 |
特許庁審判長 |
吉水 純子 |
特許庁審判官 |
山本 一正 田中 則充 |
発明の名称 | 高弾性限を有する非晶質合金の成形品を形成する方法 |
代理人 | 大塚 康弘 |
代理人 | 高柳 司郎 |
代理人 | 大塚 康徳 |
代理人 | 下山 治 |
代理人 | 木村 秀二 |