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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 B22D
審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 B22D
管理番号 1280321
審判番号 不服2012-24221  
総通号数 168 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2013-12-27 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2012-12-06 
確定日 2013-10-07 
事件の表示 特願2007-240950号「連続鋳造開始時の断気方法」拒絶査定不服審判事件〔平成21年4月2日出願公開、特開2009-66650号〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯
本願は、平成19年9月18日の出願であって、平成24年2月14日付けの拒絶理由に対して、同年3月23日に意見書及び手続補正書が提出され、同年4月9日付けの最後の拒絶理由に対して、同年6月4日に意見書及び手続補正書が提出されたが、この同年6月4日付けの手続補正については、同年9月18日付けで補正却下の決定がなされるとともに同日付けで本願について拒絶査定がなされ、これに対して、同年12月6日に拒絶査定不服審判が請求されるとともに同日に手続補正書が提出され、さらに、平成25年3月4日付けの当審審尋に対して、同年4月5日に回答がなされたものである。

2.平成24年12月6日付けの手続補正についての補正却下の決定
[補正却下の決定の結論]
平成24年12月6日付けの手続補正を却下する。
[理由]
(2-1)補正の目的
平成24年12月6日付けの手続補正(以下「本件補正」という。)は、特許請求の範囲の請求項1の補正を含むものであり、同請求項1の記載は、以下のように補正されるものである。
(補正前)
「【請求項1】
連続鋳造の開始に際して溶融合金を断気する方法であって、
タンディッシュからのノズルの溶融合金吐出孔部を、上記溶融合金を保持する大気に開放されたモールド内に挿入し、
上記モールドの開口部に、大気と比較して密度が高い還元性ガスであるプロパンまたはブタンを100?200L/minの流量で供給し、上記溶融合金を大気から断気することを特徴とする連続鋳造開始時の断気方法。」

(補正後)
「【請求項1】
連続鋳造の開始に際して溶融合金を断気する方法であって、
タンディッシュからのノズルの溶融合金吐出孔部を、上記溶融合金を保持する、側部をモールド壁、底部をダミーバーで画成され上部のみが大気に開放されたモールド内に挿入し、
上記モールドの開口部に、大気と比較して密度が高い還元性ガスであるプロパンまたはブタンを100?200L/minの流量で供給し、上記溶融合金を大気から断気することを特徴とする連続鋳造開始時の断気方法。」

上記請求項1についての補正は、補正前の「開放されたモールド」に関して、上記「側部をモールド壁、底部をダミーバーで画成され上部のみが」開放されているとの限定事項を付加するものであり、かつ、補正後の請求項1に記載された発明は、補正前の請求項1に記載された発明と、産業上の利用分野及び解決しようとする課題が同一であるので、請求項1に係る補正は、特許法第17条の2第5項第2号に規定される特許請求の範囲の減縮を目的にするものである。
そして、当初明細書及び図面(以下、「当初明細書等」という。)には、「【0030】
還元性ガスは、水素、メタン、エタン、プロパン、ブタン等が挙げられるが、大気より密度があり、上部が開放されているモールド中に滞留できる、プロパンまたはブタンがより好ましい。」との記載及び【図4】、【図5】の図示があり、これらからして、請求項1に係る補正は、当初明細書等の範囲内においてなされたものであるので、特許法第17条の2第3項の規定を満足するものである。

そこで、補正後の請求項1に記載された発明(以下、「本願補正発明」という。)が特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか(特許法第17条の2第6項において準用する同法第126条第7項の規定に適合するか)について、以下に検討する。

(2-2)独立特許要件
(2-2-1)引用例記載の発明
原査定の平成24年4月9日付けの最後の拒絶理由に引用文献1として引用された特開2001-259799号公報(以下、「引用例」という。)には、以下の記載及び図示がある。
(a)「【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、銅及び銅合金の連続鋳造若しくは半連続鋳造(以下連続鋳造という)において、鋳造初期に発生する鉱滓及び酸化物系介在物の鋳塊への巻き込みを防止し、良好な鋳肌が得られる銅及び銅合金の連続鋳造の分野に広く利用される。」

(b)「【0014】 本発明の要旨とするところは次の如くである。
(1)上下に開放した筒状の鋳型を用い、垂直方向に鋳造する銅及び銅合金の連続鋳造方法若しくは半連続鋳造方法において、鋳造開始時から鋳型内に溶湯を供給する浸漬ノズル孔が溶湯表面下に浸漬するまでの鋳造初期に、鋳型内の酸素濃度を2000ppm未満の不活性ガス雰囲気若しくは還元性ガス雰囲気とし、鋳造初期に発生する鉱滓及び酸化物系介在物の巻き込みを防止することを特徴とする銅及び銅合金の連続鋳造方法。そして (2)鋳造開始時から鋳型内に溶湯を供給する浸漬ノズル孔が溶湯表面下に浸漬するまでの鋳造初期に、鋳型内に注がれる溶湯表面をブタンガスバーナーで加熱し、該バーナー炎の雰囲気中で初期の鋳造を行うことを特徴とする請求項1に記載の銅及び銅合金の連続鋳造法。」

(c)「【0016】 従って、鋳造開始時に発生する鉱滓及び酸化物系介在物の巻き込みを防止するため、鋳造開始時から鋳型内に溶湯を供給する浸漬ノズル孔が溶湯表面下に浸漬するまでの鋳型内の酸素濃度を2000ppm未満の不活性ガス若しくは還元性ガス雰囲気中で鋳造を開始すること及び鋳型内に注がれる溶湯の表面をブタンガスバーナで加熱し、その炎の雰囲気中で初期の鋳造を開始行うことによって銅及び銅合金の中でも特に活性金属を含んだ銅合金の欠陥のない鋳塊を製造することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】 次に本発明における要件の意義について説明する。鋳造開始時から鋳型内に溶湯を供給する浸漬ノズル孔が溶湯表面下に浸漬するまでの鋳造初期に鋳型内の酸素濃度を2000ppm未満の不活性ガス雰囲気若しくは還元性ガス雰囲気とするが、2000ppm未満とした理由は、鋳型内の酸素濃度が2000ppm以上になると、鉱滓及び酸化物系介在物の発生頻度が極端に多くなり、さらに鉱滓が粗大化し、表面欠陥が顕在化するためである。
【0018】 不活性ガスとしては、酸素含有量が2000ppm未満のAr、N_(2)等が挙げられる。また、還元性ガスとしてはCO-Arなどが使用可能である。
【0019】 また、ブタンガスバーナーで加熱する方法は、還元性ガスであるブタンガスの炎により、鋳型内で酸素の少ない雰囲気を作り出す簡便な方法である。
更に他の燃焼ガスでも、酸素濃度が2000ppm未満であれば使用可能である。」

(d)「【0022】 図1は鋳造時にブタンガスバーナーにて加熱するときの模式図である。 浸漬ノズル孔より流出する溶湯(6)は大気中の酸素を巻き込み易いため、バーナーからの炎(7)は溶湯と大気中の酸素とを遮断するように吹き付ける。」

(e)【図1】には、「側部を壁、底部をダミーバーで画成され上部が大気に開放された鋳型」及び「鋳型内部に位置するブタンガスバーナー先端から溶湯に向けて吹き付けられる炎」が図示されている。

(f)上記「・・・鋳型内に注がれる溶湯の表面をブタンガスバーナで加熱し、その炎の雰囲気中で初期の鋳造を開始・・・ブタンガスバーナーで加熱する方法は、還元性ガスであるブタンガスの炎により、鋳型内で酸素の少ない雰囲気を作り出す簡便な方法である。・・・」(c)、上記「・・・バーナーからの炎(7)は溶湯と大気中の酸素とを遮断するように吹き付ける。」(d)及び上記「鋳型内部に位置するブタンガスバーナー先端から溶湯に向けて吹き付けられる炎」(e)からして、引用例には、「鋳型内部に位置するブタンガスバーナー先端から、還元性ガスであるブタンガスを溶湯に向けて吹き付けて(供給して)炎とし、溶湯を大気から断気する」ことが記載されているということができる。

(g)上記「・・・(1)上下に開放した筒状の鋳型を用い・・・」(b)及び上記「側部を壁、底部をダミーバーで画成され上部が大気に開放された鋳型」(e)からして、引用例には、「側部を壁、底部をダミーバーで画成され上部のみが大気に開放された鋳型」が記載されているということができる。

上記(a)ないし(e)の記載事項および図示内容、及び、上記(f)、(g)の検討事項より、引用例には、
「連続鋳造の開始に際して銅又は銅合金の溶湯を断気する方法であって、
タンディッシュからの浸漬ノズルの浸漬ノズル孔部を、上記溶湯を保持する、側部を壁、底部をダミーバーで画成され上部のみが大気に開放された鋳型内に挿入し、
鋳型内部に位置するブタンガスバーナー先端から、還元性ガスであるブタンガスを供給して炎とし、溶湯を大気から断気する、連続鋳造開始時の断気方法。」の発明(以下、「引用例記載の発明」という。)が記載されているものと認める。

(2-2-2)対比・判断
本願補正発明と引用例記載の発明との対比
○引用例記載の発明の「銅又は銅合金の溶湯」、「浸漬ノズル」、「浸漬ノズル孔」、「鋳型」、「壁」、「還元性ガスであるブタンガス」は、本願補正発明の「溶融合金」、「ノズル」、「溶融合金吐出孔」、「モールド」、「モールド壁」、「大気と比較して密度が高い還元性ガスであるブタン」にそれぞれ相当する。

○引用例記載の発明の「鋳型(モールド)内部に位置するブタンガスバーナー先端から、還元性ガスであるブタンガス(大気と比較して密度が高い還元性ガスであるブタン)を供給して炎と」することと、本願補正発明の「モールドの開口部に、大気と比較して密度が高い還元性ガスであるプロパンまたはブタンを100?200L/minの流量で供給」することは、「モールド内に、大気と比較して密度が高い還元性ガスであるブタンを供給」するという点で共通する。

上記より、本願補正発明と引用例記載の発明とは、
「連続鋳造の開始に際して溶融合金を断気する方法であって、
タンディッシュからのノズルの溶融合金吐出孔部を、上記溶融合金を保持する、側部をモールド壁、底部をダミーバーで画成され上部のみが大気に開放されたモールド内に挿入し、
上記モールド内に、大気と比較して密度が高い還元性ガスであるブタンを供給し、上記溶融合金を大気から断気する、連続鋳造開始時の断気方法。」という点で一致し、以下の点で相違している。
<相違点>
本願補正発明では、「モールドの開口部に、」ブタンを「100?200L/minの流量で供給」するのに対して、引用例記載の発明では、「鋳型(モールド)内部に位置するブタンガスバーナー先端から、」ブタンガス(ブタン)を「供給して炎と」する点。

<相違点>について検討する。
本願明細書には、「【0017】
2.シール装置
図3は、本発明のシール装置、すなわち還元性ガス噴出ノズル31を示す模式図であり、図4は、この還元性ガス噴出ノズル31を連続鋳造機のモールド15に設けた状態を示す模式断面図、図5は、この還元性ガス噴出ノズル31を連続鋳造機のモールド15に設けた状態を示す平面図である。なお、図4は、図2において方向Aから見た図であり、図5は、図2において方向Bから見た図である。モールド15の上端開口部の片側には、配管に接続され還元性ガス噴出孔32を有する還元性ガス噴出ノズル31が設けられている。図4および5に矢印で示すように、還元性ガスは、還元性ガス噴出孔32から噴き出された後、モールド15内部まで入り込む。モールド15内の還元性ガスは、溶融金属により熱せられ、モールド15内に存在する酸素と燃焼反応を起こし、酸素を消費する。これにより、モールド15の内部の酸素をパージすることができる。」との記載があり、これからして、モールド内に供給されるブタンは、燃焼することにより炎になっているとみるのが妥当であるので、本願補正発明の「ブタンを100?200L/minの流量で供給」することは、「ブタンを100?200L/minの流量で供給して炎と」することにあたるというべきである。
上記からすると、上記相違点は、実質的に、本願補正発明では、「モールドの開口部に、」ブタンを「100?200L/minの流量で」供給して炎とするのに対して、引用例記載の発明では、「鋳型(モールド)内部に位置するブタンガスバーナー先端から、」ブタンガス(ブタン)を供給して炎とする点になるということができる。
ここで、引用例記載の発明において、ブタンガスバーナー先端を鋳型(モールド)のどこに位置させるかは、原査定の平成24年4月9日付けの最後の拒絶理由に引用文献2として引用された特開2000-61590号公報(【0018】等参照)に示されている、ガスフローによる周囲からの大気の巻き込み等を考慮した上で、上記「・・・還元性ガスであるブタンガスの炎により、鋳型内で酸素の少ない雰囲気を作り出す・・・」(c)ことを達成する観点より、適宜決定される設計事項である。
そして、引用例記載の発明において、仮に、「鋳型(モールド)開口部に位置するブタンガスバーナー先端から、」ブタンガス(ブタン)を供給して炎とするとき、周囲からの大気の巻き込みが生じるとしても、巻き込まれた大気の酸素も含めた酸素が消費されるのに十分な量のブタンガスを供給することで、鋳型内に酸素の少ない雰囲気を作り出すことができ得ることは、当業者であれば普通に想起されることであるということができる。
そうすると、引用例記載の発明において、「鋳型(モールド)開口部に位置するブタンガスバーナー先端から、」ブタンガス(ブタン)を「十分な流量」供給して炎とし、鋳型内に酸素の少ない雰囲気を作り出すようにする、つまり、「鋳型(モールド)の開口部に、」ブタンガス(ブタン)を「十分な流量(例えば、100?200L/minの流量)で」供給して炎とし、鋳型内に酸素の少ない雰囲気を作り出すようにすることに格別の困難性があるとはいえない。
したがって、上記相違点に係る本願補正発明の技術的事項を採用することは、引用例記載の発明に基いて当業者であれば容易になし得ることである。
そして、本願補正発明により得られる作用効果も、引用例記載の発明から当業者であれば十分に予測し得るものである。
したがって、本願補正発明は、引用例記載の発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである。

(2-2-3)まとめ
上記からして、本願補正発明は、特許出願の際独立して特許を受けることができないものであるから、本件補正は、特許法第17条の2第6項において準用する同法第126条第7項の規定に違反するので、同法第159条第1項の規定において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。

3.本願発明について
(3-1)本願発明
本件補正は上記のとおり却下され、また、平成24年6月4日の手続補正は同年9月18日付けの補正却下の決定により却下されていることから、本願の請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、同年3月23日の手続補正書により補正された特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定されるものであり、上記2.(2-1)の(補正前)で示したとおりのものである。

(3-2)引用例記載の発明
原査定の平成24年4月9日付けの最後の拒絶理由に引用文献1として引用された特開2001-259799号公報(引用例)記載の発明は、上記2.(2-2-1)に記載したとおりのものである。

(3-2)対比・判断
本願発明は、前記2.(2-1)で示したように、本願補正発明から上記限定事項を省いたものに相当し、本願発明は、本願補正発明を包含するものである。
そうすると、本願補正発明は、上記2.(2-2-2)で示したように、引用例記載の発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであるので、本願補正発明を包含する本願発明も同じく、引用例記載の発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであるということができる。

次に、請求人は回答書において、特許請求の範囲の請求項1について、以下で示す補正案を提示しているので、これについて検討する。
「【請求項1】
連続鋳造の開始に際して溶融合金を断気する方法であって、
タンディッシュからのノズルの溶融合金吐出孔部を、上記溶融合金を保持する、側部をモールド壁、底部をダミーバーで画成され上部のみが大気に開放されたモールド内に挿入し、
上記モールドの開口部に、大気と比較して密度が高い還元性ガスであるプロパンまたはブタンを100?200L/minの流量で、上記モールドの開口部幅広部分の片側に設けた横棒部に複数のガス噴出口を形成したT字型ノズルによって供給し、上記溶融合金を大気から断気して酸素濃度を5%以下とすることを特徴とする連続鋳造開始時の断気方法。」

上記下線部の事項は、本願補正発明に付加される限定事項である。
まず、本願補正発明は、上記2.(2-2-2)で示したように、引用例記載の発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであり、そして、一般に、横棒部に複数のガス噴出口を形成したT字型のガス供給ノズルを用いることは、従来周知(必要であれば、特開2004-306039号公報(【図2】)、特開平4-187346号公報(第2図)参照)の技術であり、また、引用例には、「・・・鋳型内の酸素濃度を2000ppm未満の不活性ガス雰囲気若しくは還元性ガス雰囲気とし・・・」(b)との記載からして酸素濃度を0.2重量%以下にすることが示されており、これらからして、上記限定事項を構成することは、当業者であれば適宜決定する設計事項であるということができる。
そうすると、本願補正発明に上記限定事項が付加された補正案の請求項1に係る発明は、引用例記載の発明及び周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるということができるので、上記補正案を採用することはできない。

4.むすび
したがって、本願発明は、引用例記載の発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであるので、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2013-08-09 
結審通知日 2013-08-12 
審決日 2013-08-26 
出願番号 特願2007-240950(P2007-240950)
審決分類 P 1 8・ 121- Z (B22D)
P 1 8・ 575- Z (B22D)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 瀧澤 佳世  
特許庁審判長 豊永 茂弘
特許庁審判官 鈴木 正紀
石川 好文
発明の名称 連続鋳造開始時の断気方法  
代理人 末成 幹生  
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