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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 F16F
審判 査定不服 5項独立特許用件 取り消して特許、登録 F16F
管理番号 1306026
審判番号 不服2015-5969  
総通号数 191 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2015-11-27 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2015-04-01 
確定日 2015-10-20 
事件の表示 特願2011- 62733「防振装置」拒絶査定不服審判事件〔平成24年10月18日出願公開、特開2012-197877、請求項の数(3)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 第1 手続の経緯
本願は、平成23年3月22日の出願であって、平成27年2月9日付けで拒絶査定がされ(発送日:同年2月17日)、これに対し、同年4月1日に拒絶査定不服審判が請求されると同時に手続補正がされたものである。

第2 平成27年4月1日付けの手続補正(以下、「本件補正」という。)の適否
1 補正の内容
本件補正は、特許請求の範囲の請求項1ないし3を、
「 【請求項1】
振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される内筒部材、および他方に連結される筒状のブラケット部材と、
これらの内筒部材とブラケット部材とを弾性的に連結する弾性体と、
を備える防振装置であって、
前記弾性体は、前記内筒部材の軸線を径方向に挟む両側に各別に配置された一対の脚部を有し、
各脚部は、
前記内筒部材側から径方向の外側に向けて突出しその先端部が前記ブラケット部材の内周面に圧接し、かつ周方向に間隔をあけて配設された一対の脚片と、
これら一対の脚片同士を周方向に連結し、かつ前記ブラケット部材の内周面に圧接する帯状の連結壁と、
を備え、
前記一対の脚片同士の周方向の隙間は、径方向の内側から外側に向かうに従い漸次大きくなり、
前記ブラケット部材の内周面には、
前記一対の脚片の各先端部に、互いに対向する周方向の内側と反対の外側から圧接する支持突部と、
前記脚部の連結壁の外周面に配設された被係合部が係合する係合部と、
が配設されていることを特徴とする防振装置。
【請求項2】
請求項1記載の防振装置であって、
前記被係合部は、前記連結壁に径方向の外側に向けて突設され、
前記係合部は、前記ブラケット部材の内周面に凹設されていることを特徴とする防振装置。
【請求項3】
エンジンと、
該エンジンの慣性主軸方向に間隔をあけて配設され該エンジンの荷重を支持する一対のエンジンマウントと、
前記エンジンと車体との間に配設されて前記エンジンのロール方向の振動を制振する防振装置と、
を備えるエンジンユニットであって、
前記防振装置が請求項1記載の防振装置とされ、
該防振装置は、前記軸線方向から見た平面視で、該軸線と前記エンジンの重心とを結ぶ直線上に、前記一対の脚部が位置するように配設されていることを特徴とする防振装置。」
とする補正(以下、「補正事項」という。)を含んでいる。

2 補正の適否
本件補正の補正事項は、請求項1に記載した発明を特定するために必要な事項である「連結壁」について、「帯状の」との限定を付加するものであって、補正前の請求項1に記載された発明と補正後の請求項1に記載された発明の産業上の利用分野及び解決しようとする課題が同一であるから、特許法第17条の2第5項第2号の特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。
また、特許法第17条の2第3項、第4項に違反するところはない。
そこで、本件補正後の前記請求項1に記載された発明(以下、「本願補正発明」という。)が特許法第17条の2第6項において準用する同法第126条第7項の規定に適合するか(特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか)について以下に検討する。

(1)刊行物の記載事項
ア 原査定の拒絶の理由に引用された特開2008-82517号公報(以下、「刊行物1」という。)には、「防振装置」に関して、図面(特に、【図1】及び【図4】参照。)と共に、次の事項が記載されている。

(ア)「【0024】
本発明の最良の形態に係る防振装置を図を参照しつつ説明する。まず、本発明の最良の形態に係る防振装置の第1実施例を図1から図5に示し、これらの図に基づき本実施例を説明する。
図1から図5に示すように、車両のエンジンマウントとして適用される本実施例に係る所謂ブッシュタイプの防振装置10は、振動発生部であるエンジン(図示省略)に連結される円筒状の内筒金具16を中心部分に有しており、この内筒金具16の外周面の軸方向中間部には、それぞれ径方向へ突出する一対のストッパ支持部16Aが設けられている。そしてこれら一対のストッパ支持部16Aは、図1に示す中心軸O廻りの相互に対称的な位置にそれぞれ略直方体のブロック状に形成されて配置されている。
【0025】
この内筒金具16の外周側には、ステンレス鋼等の金属からなる円筒状の外筒金具12が配置されている。また、図2から図4に示されるように中心軸Oに沿った外筒金具12の軸方向両側の端面12A,12Bから円筒壁部の一部を軸方向に相互に同一形状に突出される一対の位置決め部12Cが、この外筒金具12の中心軸O廻りの相互に対称的な位置に、それぞれ設けられている。尚、内筒金具16は、外筒金具12に対して小径とされると共に、軸方向に僅かに長く形成されている。
【0026】
一方、内筒金具16の外周面には、それぞれ径方向に延出する略X字状に形成されたゴム製の弾性体18が加硫接着されていて、この加硫接着によって内筒金具16と一体的に形成されるように弾性体18が内筒金具16に固着されている。
【0027】
また、この弾性体18の図1に示す形状は、中心軸Oを中心として互いに直交する軸線X,Yの方向に沿ってそれぞれ延出した形になっているが、この内の一対の脚部26が、それぞれ内筒金具16の中心から軸線Xに沿うように、径方向外側へ向けて放射状に延出されている。図1、図4及び図5に示すこの弾性体18の一対の脚部26には、径方向外側が広がるような切り欠き部であるV字形に切り欠かれた部分がそれぞれ設けられていて、この切り欠かれた部分により二股形状とされる部分が小脚部26Aとされ、これに伴い、この脚部26内に空間Aがそれぞれ存在している。
【0028】
但し、脚部26の外側端とされる外筒金具12の内周側に接触可能な位置には、弾性体18と一体的に形成されて脚部26の切り欠かれた部分の両側の小脚部26A間をブリッジ状に繋ぐ閉塞阻止部であるブリッジ部27が配置されている。そして、図5に示すこのブリッジ部27の幅寸法D2は、弾性体18の脚部26における軸方向寸法D1の半分以下とされており、また、外筒金具12の内周面と内筒金具16の外周面との間隔L0と、脚部26の切り欠かれた部分の深さ寸法Llとの関係が、Ll≧L0/2とされている。
【0029】
この結果、図1に示される組み立てられた状態では、外筒金具12の内周側に、弾性体18の二股になっている脚部26の外側端で圧接されつつこの弾性体18が圧入されて、外筒金具12が弾性体18を介して内筒金具16を支持することになる。
【0030】
この際、外筒金具12への弾性体18の圧入前における脚部26の外筒金具12との接触面は、外筒金具12の内周面の曲率半径より僅かに曲率半径が小さい凸状の曲面とされている。また、弾性体18の端部の軸方向における長さは、外筒金具12の端面12A,12B間の距離と等しくされており、弾性体18の図1に示す軸線Xに沿った自然長は、外筒金具12の内径より所定長だけ長くされている。以上より、弾性体18の軸線Xに沿った自然長と外筒金具12の内径との差だけ軸線Xに沿って弾性体18が圧縮され、この圧縮量に対応する加圧力で脚部26は外筒金具12の内周面に圧接している。
【0031】
また、この外筒金具12の内周側に弾性体18が圧入された状態において、脚部26の外側に対応する外筒金具12の内周面には、径方向内側に突出して弾性体18の回転方向へずれを防止する突起13がそれぞれ位置している。これにより一対の脚部26の両側に計4つの突起13が存在していることになる。
【0032】
他方、内筒金具16のストッパ支持部16Aを覆う一対のストッパ部28が、弾性体18の軸線Yに沿ってそれぞれ延出されていて、外筒金具12の内周面にそれぞれ一対のストッパ部28の端部を対向させている。つまり、この弾性体18の図1に示す形状は、中心軸Oを中心として互いに直交する軸線X,Yの方向に沿ってそれぞれ延出した形となっている。
【0033】
さらに、内筒金具16のストッパ支持部16Aにより軸線Yに沿ったストッパ部28の部分の肉厚が薄くされるのに伴って、弾性体18の軸線Yに沿った自然長は、外筒金具12の内径より所定長だけ短くされている。これにより、内筒金具16と外筒金具12との間に外力が作用しておらず、弾性体18が弾性変形していない復元状態では、図1に示されるようにストッパ部28の端部は外筒金具12の内周面から離間している。そして、このストッパ部28の端面は凸状曲面とされている。
【0034】
振動受部である車体(図示省略)にはブラケット金具20が固定されており、このブラケット金具20はステンレス鋼板等の金属板を図4に示すように屈曲することで、底板部30の軸方向両端部から側板部22,24が直角に屈曲された構造とされている。」

(イ)上記(ア)の「振動発生部であるエンジン(図示省略)に連結される円筒状の内筒金具16」(段落【0024】)との記載、「振動受部である車体(図示省略)にはブラケット金具20が固定され」(段落【0034】)との記載、「図1に示される組み立てられた状態では、外筒金具12の内周側に、弾性体18の二股になっている脚部26の外側端で圧接されつつこの弾性体18が圧入されて、外筒金具12が弾性体18を介して内筒金具16を支持することになる」(段落【0029】)との記載並びに【図1】及び【図4】から、振動発生部に連結される円筒状の内筒金具16及び振動受部に固定されるブラケット金具20と、円筒状の内筒金具16と外筒金具12とを弾性的に連結する弾性体18とを備える防振装置が示されているといえる。

(ウ)上記(ア)の「内筒金具16の外周面には、それぞれ径方向に延出する略X字状に形成されたゴム製の弾性体18が加硫接着され」(段落【0026】)との記載、「一対の脚部26が、それぞれ内筒金具16の中心から軸線Xに沿うように、径方向外側へ向けて放射状に延出されている。図1、図4及び図5に示すこの弾性体18の一対の脚部26には、径方向外側が広がるような切り欠き部であるV字形に切り欠かれた部分がそれぞれ設けられていて、この切り欠かれた部分により二股形状とされる部分が小脚部26Aとされ、これに伴い、この脚部26内に空間Aがそれぞれ存在している」(段落【0027】)との記載並びに【図1】及び【図4】から、弾性体18は、円筒状の内筒金具16の軸線を径方向に挟む両側に各別に配置された一対の脚部26を有し、各脚部は、円筒状の内筒金具16から径方向に延出しその先端部が前記外筒金具12の内周面に圧接し、かつ径方向に延出する略X字状に形成された一対の小脚部26A及び前記一対の小脚部26Aの周方向の隙間は、径方向外側が広がるような切り欠き部であるV字形に切り欠かれた部分により二股形状とされることが示されているといえる。

(エ)上記(ア)の「脚部26の外側端とされる外筒金具12の内周側に接触可能な位置には、弾性体18と一体的に形成されて脚部26の切り欠かれた部分の両側の小脚部26A間をブリッジ状に繋ぐ閉塞阻止部であるブリッジ部27が配置されている」(段落【0028】)との記載並びに【図1】及び【図4】から、これら一対の小脚部26A同士を周方向に繋ぎ、かつ外筒金具12の内周面に接触可能な帯状のブリッジ部27が看て取れる。

(オ)上記(ア)の「外筒金具12の内周側に弾性体18が圧入された状態において、脚部26の外側に対応する外筒金具12の内周面には、径方向内側に突出して弾性体18の回転方向へずれを防止する突起13がそれぞれ位置している。これにより一対の脚部26の両側に計4つの突起13が存在している」(段落【0031】)との記載並びに【図1】及び【図4】から、外筒金具12の内周面には、一対の脚片26の各先端部に、互いに対向する周方向の内側と反対の外側から突出する突起13が看て取れる。

これらの記載事項、認定事項及び図示内容を総合し、本願補正発明の記載ぶりに則って整理すると、刊行物1には、次の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されている。

「振動発生部に連結される円筒状の内筒金具16及び振動受部に固定される外筒金具12と、
円筒状の内筒金具16と外筒金具12とを弾性的に連結する弾性体18とを備える防振装置であって、
弾性体18は、円筒状の内筒金具16の軸線を径方向に挟む両側に各別に配置された一対の脚部26を有し、
各脚部は、
円筒状の内筒金具16から径方向に延出しその先端部が外筒金具12の内周面に圧接し、かつ径方向に延出する略X字状に形成された一対の小脚部26Aと、
これら一対の小脚部26A同士を周方向に繋ぎ、かつ外筒金具12の内周面に接触可能な帯状のブリッジ部27と、
を備え、
一対の小脚部26Aの周方向の隙間は、径方向外側が広がるような切り欠き部であるV字形に切り欠かれた部分により二股形状とされ、
外筒金具12の内周面には、一対の脚片26の各先端部に、互いに対向する周方向の内側と反対の外側から突出する突起13と、
が配設されている防振装置。」

イ 原審において通知した拒絶の理由に引用され、本願出願前に頒布された特開2001-221286号公報(以下、「刊行物2」という。)には、「防振マウント」に関して、図面(特に、【図4】参照。)と共に、次の事項が記載されている。

「図4(a)のように、防振ゴム体3の脚部32、33の端面中央部に、円形の突起を設けて嵌合部32b、33bとしている。一方、外筒金具2には、この嵌合部32b、33bに対応する凹陥部として、円形の貫通穴23、24を設けている。そして、図4(b)のように、内筒金具1の圧入により嵌合部32b、33bを貫通穴23、24に嵌着することで、容易に位置決めすることができる。」(以下、「刊行物2に記載された事項」という。)

ウ 原査定において周知例とされ、本願出願前に頒布された特開2003-4099号公報(以下、「刊行物3」という。)には、「吸振形固定装置」に関して、図面(特に、【図5】参照。)と共に、次の事項が記載されている。

「弾性環16から一体に延びる弾性突部17の中間に段差部17aを有する段付き状に形成し、先端の径小部を膨出部4cに嵌合している。」(以下、「刊行物3に記載された事項」という。)

(2)対比
本願補正発明と引用発明とを対比すると、後者の「円筒状の内筒金具16」は、その機能、構造、性質からみて、前者の「内筒部材」に相当し、同様に、後者の「外筒金具12」、「弾性体18」、「一対の脚部26」、「一対の小脚部26A」、「突起13」は、前者の「筒状のブラケット部材」、「弾性体」、「一対の脚部」、「一対の脚片」、「支持突部」に、それぞれ相当する。

したがって、両者は、
「振動発生部に連結される内筒部材、および振動受部に連結される筒状のブラケット部材と、
これらの内筒部材とブラケット部材とを弾性的に連結する弾性体と、
を備える防振装置であって、
弾性体は、内筒部材の軸線を径方向に挟む両側に各別に配置された一対の脚部を有し、
各脚部は、
内筒部材側から径方向の外側に向けて突出しその先端部がブラケット部材の内周面に圧接し、かつ周方向に間隔をあけて配設された一対の脚片と、
これら一対の脚片同士を周方向に連結し、かつブラケット部材の内周面に圧接する帯状の連結壁と、
を備え、
一対の脚片同士の周方向の隙間は、径方向の内側から外側に向かうに従い漸次大きくなり、
ブラケット部材の内周面には、
一対の脚片の各先端部に、互いに対向する周方向の内側と反対の外側から圧接する支持突部と、
が配設されている防振装置。」
である点で一致し、以下の点で相違している。

〔相違点〕
本願補正発明は、脚部の連結壁の外周面に配設された被係合部が係合する係合部との構成を備えるのに対し、引用発明は、かかる構成を備えない点。

(3)判断
そこで、上記相違点について検討する。
刊行物2に記載された「脚部32、33」及び刊行物3に記載された「弾性突部17」は、いずれも本願補正発明の「脚部」に相当するものであって、「脚部の連結壁」ではないから、引用発明に刊行物2に記載された事項、刊行物3に記載された事項を適用したとしても、上記相違点に係る脚部の連結壁の外周面に配設された被係合部を備える構成とはならない。そして、脚部の連結壁の外周面に配設された被係合部を備える構成とすることで、明細書に記載された作用効果(「連結壁を径方向の内側に向けて押圧して弾性変形させ、被係合部を径方向の内側に変位させた状態で、弾性体を内筒部材とともにブラケット部材内に前記軸線方向に圧入することが可能になる。したがって、この圧入に際し、被係合部がブラケット部材に引っ掛かる、または係合部が連結壁に引っ掛かるのを抑制することが可能になり、弾性体をブラケット部材内に容易に圧入することができる。」(段落【0007】))を奏するから、被係合部を脚部の連結壁の外周面に配設することが設計事項に止まるということもできない。
また、拒絶査定時に摘示された周知文献(特開平6-264968号公報)に記載された防振ゴム体1の連結部13の付近に配設され、「係合部31」に係合されるように設けられた「凸起部11」も、【図1】ないし【図3】に照らせば、本願補正発明の「脚部」に相当する部位に配設されており、「脚部の連結壁」に配設されているとは解されない。さらに、拒絶査定時に摘示されたその余の周知文献についても同様である(以下、まとめて「周知技術」という。)。
そうすると、引用発明に刊行物2、3に記載された事項及び周知技術を適用したとしても、上記相違点に係る構成とすることが容易ということはできない。
したがって、本願補正発明の相違点に係る構成とすることは、刊行物2、3に記載された事項及び周知技術に基いて当業者が容易に想到し得たということができない。

(4)まとめ
以上のとおり、本願補正発明は、引用発明、刊行物2、3に記載された事項及び周知技術に基いて、当業者が容易に発明をすることができたとはいえない。
よって、本件補正の補正事項は、特許法第17条の2第6項において準用する同法第126条第7項の規定に適合する。

(5)むすび
本件補正は、特許法第17条の2第3項ないし第6項の規定に適合する。

第3 本願発明
本件補正は上記のとおり、特許法第17条の2第3項ないし第6項の規定に適合するから、本願の請求項1ないし3に係る発明は、本件補正により補正された特許請求の範囲の請求項1ないし3に記載された事項により特定されるとおりのものである。
そして、本願については、原査定の拒絶理由を検討してもその理由によって拒絶すべきものとすることはできない。
また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2015-10-01 
出願番号 特願2011-62733(P2011-62733)
審決分類 P 1 8・ 121- WY (F16F)
P 1 8・ 575- WY (F16F)
最終処分 成立  
前審関与審査官 長谷井 雅昭  
特許庁審判長 森川 元嗣
特許庁審判官 小柳 健悟
中川 隆司
発明の名称 防振装置  
代理人 志賀 正武  
代理人 大槻 真紀子  
代理人 仁内 宏紀  
代理人 高橋 詔男  

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