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審決分類 |
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 A61K |
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管理番号 | 1309408 |
審判番号 | 不服2014-10916 |
総通号数 | 194 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2016-02-26 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2014-06-10 |
確定日 | 2016-01-07 |
事件の表示 | 特願2012- 13311「皮膚疾患経口治療または予防剤」拒絶査定不服審判事件〔平成24年 4月26日出願公開、特開2012- 82226〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求は、成り立たない。 |
理由 |
1.手続の経緯 本願は、平成17年2月14日に出願した特願2005-36235号の一部を平成24年1月25日に新たな特許出願としたものであって、拒絶理由通知に応答して平成25年9月30日付けで手続補正書及び意見書が提出され、平成25年10月8日付けで上申書が提出されたが、平成26年3月6日付けで拒絶査定がなされ、これに対し、平成26年6月10日に拒絶査定不服審判が請求されたものである。 2.本願発明 本願請求項1?7に係る発明は、平成25年9月30日付け手続補正書の特許請求の範囲の請求項1?7に記載された事項により特定されたとおりのものと認められ、そのうち請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は次のとおりのものである。 「【請求項1】 ジホモ-γ-リノレン酸(DGLA)を有効成分として含有し、DGLAの摂取量が、成人1人1日当り5mg?600mgである、アトピー性皮膚炎の治療または予防のための医薬組成物。」 3.引用例 原査定の拒絶理由に引用された本件出願日前の刊行物である、特開平2-149508号公報(拒絶査定における引用文献1である。以下、「引用例1」という。)、及び、堀川 千賀ら,モルモットにおける食餌性ジホモ-γ-リノレン酸の生体内脂質代謝について(第3報),第58回日本栄養・食糧学会大会 講演要旨集,2004年4月1日,p.219,3B-6p(拒絶査定における引用文献5である。以下、「引用例2」という。)には、以下の事項が記載されている。 [引用例1] (1-i)「2.GLAまたはDGLAまたはこの両者自体または生理学的に許容される、かつ等価の誘導体の形で担体または稀釈剤と共に投与可能な形状に形成される、皮膚の滑らかさを改善するための、とりわけ経口用組成物。 3.GLAおよび/またはDGLAの量が1日当り1mg?100g、好ましくは20mg?2g、より好ましくは1mg?500mgの前記各酸またはモル当量量の誘導体の投与、とりわけ経口投与に好都合である請求項1記載の使用または請求項2記載の組成物。」(特許請求の範囲の請求項2,3) (1-ii)「発明の分野 本発明は広範囲には皮膚の改善に使用するためのγ-リノレン酸(GLA)およびジホモ-γ-リノレン酸(DGLA)の組成物に関する。」(1頁右欄15?18行) (1-iii)「リノール酸系列の必須脂肪酸(EFAs)が正常な皮膚の構造および機能に要求されることは良く知られている。… 親のEFA、すなわちリノール酸は、その皮膚における生理学的機能を達成するために体内において、たとえばGLA,DGLAおよびアラキドン酸(AA)に代謝されねばならない。… リノール酸からGLAへの変換は律速段階であり、最も良くても極めておそい。この変換は更に糖尿病、老齢化、亜鉛欠乏、アルコール過飲、コレステロールの蓄積、ある種のウイルス感染症およびストレスによるカテコールアミンの生成を含む種々の要因によって抑制される。 湿疹、ぜんそく、アレルギー性鼻炎または他のアレルギー症にかかり易いアトピー性性質(過敏症)を遺伝している人は、他の人よりもリノール酸のGLAへの変換能力が劣る。 本発明者らは、皮膚を滑かに改善するために、GLAまたはその直接的生成物のDGLAを、体内でGLAを生成させるよりも、直接に投与することが皮膚を滑かさを改善する目的にとって何故に適切であるかについて、いくつかの理由があることを思いがけずに見出すことができた。」(2頁右上欄7行?左下欄最下行) (1-iv)「スタイラス技術によって皮膚の滑かさが測定された一つの研究には、24人の正常な人と35人のアトピー性湿疹の人が参加した。この技術によって、上腕腹面の皮膚の特定面積の滑かさを測定した。… この研究の結果を下記第1表に示す。 この表から明らかなように、治療以前ではアトピー性湿疹のヒトの皮膚は明らかに正常なヒトの皮膚よりも著しく荒い(P<0.01)。次いで正常なヒトおよびアトピー性湿疹のヒトの両方に4週間の間、1日当り240mgのGLAを月見草油のカプセルの形状で与えた。この期間の終りに同一の特定した面積の皮膚の荒さを再び測定した。正常なヒト(P<0.01)およびアトピー性湿疹のヒト(P<0.0001)共に皮膚の荒さが低下した(滑かさが増加した)。この期間の終りには正常なヒトおよびアトピー性湿疹のヒトの皮膚の滑かさの間に差はなかった。 第 1 表 1日当たりGLA240mgを4週間投与する前および後における正常なヒトおよびアトピー性湿疹のヒトにおける任意の単位としての荒さパラメータRz 正常なヒト アトピー性湿疹 差の有意性 基準値 64.7±1.1 72.4±1.4 P<0.01 GLA投与後 61.5±0.5 61.6±1.1 有意差なし 変化の有意性 P<0.01 P<0.0001 」 (3頁左上欄12行?左下欄9行) (1-v)「他の研究においては、アトピー性湿疹の31人を検討した。 上腕腹面の滑かさを写真およびデンシトメトリーによって評価した。16人のヒトを12週間、月見草油カプセルの形で1日当り320mgのGLAで治療した。一方、他の15人を同様な外形の擬薬カプセルで治療した。 この研究の初めおよび終りに皮膚の滑かさを測定した。 GLAで治療した群では、平均基準値10.5(P<0.01)から出発して、任意荒さパラメータの平均低下は1.4任意単位であった。これに対して、擬薬群においては、平均基準値10.7から出発して0.5単位の荒さの平均増加があった。GLA投与群における改善と擬薬群における悪化との差はP<0.01で有意であった。」(3頁左下欄10行?右下欄5行) (1-vi)「本発明は従って、皮膚の滑かさの改善のためのGLAの使用にある。GLAは体内において急速にDGLAに変換するので、かつDGLAはGLAと同様の効果を有するので、選択的には本発明による組成物におけるGLAを部分的に、または完全にDGLAで置換することができる。 従って本明細書におけるGLAに関する一般的記述はDGLA、およびGLAとDGLAの混合物も含むと理解されるべきである。」(3頁右下欄7?15行) (1-vii)「組織への、特に経口投与が好ましく、そのための投与量範囲はGLAまたはDGLAとして計算して1日当り1mg?100g、好ましくは1日当り20mg?2gであり、より好ましくは1日当り50mg?500mgである。」(4頁左上欄12?16行) [引用例2] (2-i)「【目的】アトピー性皮膚炎や糖尿病など多くの疾患において、Δ6不飽和化酵素活性の低下により高度不飽和脂肪酸(PUFA)の生合成が抑制されることが報告されており、アラキドン酸(AA)やジホモ-γ-リノレン酸(DGLA,20:3 n-6)などのPUFAの不足が示唆される。これらのPUFAの中でも、入手の難しいDGLAについては、その吸収や代謝について調べた例はほとんどない。今回我々は、微生物で大量生産可能となったトリグリセリド型のDGLAを用いて、食餌性DGLAがモルモットの脂質代謝に及ぼす影響について検討した。モルモットはヒトと同様に必須脂肪酸の代謝活性が低いことが知られており、ラットやマウスよりも、ヒトの脂質代謝に近いモデル動物と考えられる。」(「目的」の項) (2-ii)「【結果】リン脂質中のDGLA組成は、血漿、肝臓、脾臓、心臓、肺、腎臓、皮膚において、DGLA及びGLA摂取群で対照群より有意に増加しており、その上昇はDGLA群でより高かった。臓器別でみると特に脾臓、血漿、肝臓でのDGLAの上昇が顕著であった。一方、リン脂質中のAA組成については、DGLA及びGLA摂取群の血漿、心臓、肝臓、腎臓で若干増加する傾向がみられたが、その他の臓器では変化が見られなかった。また、脳・精巣についてはDGLA及びGLA摂取群とも、ほとんど変化がなかった。以上の結果から、モルモット体内のDGLA量を増加させる効果はDGLA摂取の方がGLA摂取より有効であること、また、DGLAの取り込みやAAへの代謝が臓器により異なることが示された。」(「結果」の項) 4.対比、判断 引用例1には、皮膚の滑らかさを改善するための組成物についての発明が開示されており(摘示(1-i)及び(1-ii))、アトピー性湿疹の人に投与した実験においては、アトピー性湿疹の人に対し、1日当たり240mg又は320mgのγ-リノレン酸(GLA)を含有するカプセルを経口投与することにより、治療前には、明らかに正常な人の皮膚よりも著しく荒かった皮膚の状態が、治療期間の終わりには、滑らかさが改善され、正常な人と同程度の滑らかさとなったことが記載されている(摘示(1-iv)及び(1-v))。 そうすると、引用例1には、次の発明が記載されていると認められる。 「γ-リノレン酸(GLA)を含有し、GLAの摂取量が、1人1日当たり240mg又は320mgである、アトピー性湿疹の人の皮膚の滑らかさ改善のための経口用組成物」 (以下、「引用発明」という。) そこで、本願発明と引用発明とを対比する 引用発明におけるGLAは、有効成分として含有されていることは自明であり、また、引用発明におけるGLAと本願発明におけるDGLAはどちらも、ω-6脂肪酸の一種である点で一致しているといえる。そして、引用発明における、「アトピー性湿疹の人の皮膚の滑らかさ改善」は、明らかに正常な人の皮膚よりも著しく荒い皮膚の状態(病的な状態)を改善すること、すなわち、アトピー性湿疹の人の皮膚状態の治療することを包含するものと認められるから、引用発明における「アトピー性湿疹の人の皮膚の滑らかさ改善のための組成物」は、本願発明における「アトピー性皮膚炎の治療のための医薬組成物」に相当する。 してみると、両発明は、 「ω-6脂肪酸の一種を有効成分として含有するアトピー性皮膚炎の治療のための医薬組成物」 である点で一致し、次の点で相違する。 <相違点> 本願発明では、有効成分が、DGLAであり、その摂取量について「DGLAの摂取量が、成人1人1日当り5mg?600mgである」と規定するのに対し、引用発明では、有効成分が、GLAであり、その摂取量が、「1人1日当たり240mg又は320mgである」点 そこで、相違点について検討する。 (1)有効成分の種類について 引用例1には、DGLAについて、直接、アトピー皮膚炎の治療に対する有効性を確認した記載はないが、「GLAは体内において急速にDGLAに変換するので、かつDGLAはGLAと同様の効果を有するので、選択的には本発明による組成物におけるGLAを部分的に、または完全にDGLAで置換することができる。従って本明細書におけるGLAに関する一般的記述はDGLA、およびGLAとDGLAの混合物も含むと理解されるべきである。」(摘示(1-vi))と記載され、特許請求の範囲にも「2.GLAまたはDGLAまたはこの両者自体または生理学的に許容される、かつ等価の誘導体の形で担体または稀釈剤と共に投与可能な形状に形成される、皮膚の滑らかさを改善するための、とりわけ経口用組成物。」(摘示(1-i))の発明が記載されているように、DGLAがGLAと同様に有効成分となり得るものとして記載されている。 そして、なぜ、DGLAがGLAと同様に有効成分となり得るものと考えられているかについて、引用例1の記載を検討すると、まず、GLAがアトピー性湿疹の人の皮膚の滑らかさ改善に寄与する理由について、引用例1においては、「リノール酸系列の必須脂肪酸(EFAs)が正常な皮膚の構造および機能に要求されることは良く知られて」おり、「親のEFA、すなわちリノール酸は、その皮膚における生理学的機能を達成するために体内において、たとえばGLA,DGLAおよびアラキドン酸(AA)に代謝されねばならない」が、「リノール酸からGLAへの変換は律速段階であり、最も良くても極めておそい。この変換は更に糖尿病、老齢化、亜鉛欠乏、アルコール過飲、コレステロールの蓄積、ある種のウイルス感染症およびストレスによるカテコールアミンの生成を含む種々の要因によって抑制される。湿疹、ぜんそく、アレルギー性鼻炎または他のアレルギー症にかかり易いアトピー性性質(過敏症)を遺伝している人は、他の人よりもリノール酸のGLAへの変換能力が劣る」(摘示(1-iii))が知られているのに対し、GLAをアトピー性湿疹の人に投与する実験によって、GLAがアトピー性湿疹の人の皮膚の滑らかさ改善に寄与することが確認された(摘示(1-iv)(1-v))ことについて、「本発明者らは、皮膚を滑かに改善するために、GLAまたはその直接的生成物のDGLAを、体内でGLAを生成させるよりも、直接に投与することが皮膚を滑かさを改善する目的にとって何故に適切であるかについて、いくつかの理由があることを思いがけずに見出すことができた。」(摘示(1-iii))と記載され、GLAがアトピー性湿疹の人の皮膚の滑らかさを改善できたのは、変換能力が劣るリノール酸からGLAへの変換を要さずに、正常な皮膚の構造及び機能に必要とされるリノール酸系列の必須脂肪酸を供給できたことによるものとして説明されている。 その上で、「GLAは体内において急速にDGLAに変換するので、かつDGLAはGLAと同様の効果を有するので、選択的には本発明による組成物におけるGLAを部分的に、または完全にDGLAで置換することができる。 従って本明細書におけるGLAに関する一般的記述はDGLA、およびGLAとDGLAの混合物も含むと理解されるべきである。」(摘示(1-vi))と記載し、DGLAについても、GLAと同様のアトピー性湿疹の人の皮膚の滑らかさ改善作用があるものと推測している。 ここで、まず、体内でのリノール酸系列の必須脂肪酸の代謝経路については、当業者の技術常識に含まれる事項であり、また、アトピー性皮膚炎の患者において、リノール酸からGLAへの変換に必要なΔ6不飽和化酵素活性の低下による、リノール酸系列の必須脂肪酸の不足が指摘されていることも、引用例2に、「アトピー性皮膚炎や糖尿病など多くの疾患において、Δ6不飽和化酵素活性の低下により高度不飽和脂肪酸(PUFA)の生合成が抑制されることが報告されており、アラキドン酸(AA)やジホモ-γ-リノレン酸(DGLA,20:3 n-6)などのPUFAの不足が示唆される。」(摘示(2-i))と記載されるとおり、当業者に公知の事項である。これに加えて、引用例2には、実際に、DGLAを投与した結果、「リン脂質中のDGLA組成は、血漿、肝臓、脾臓、心臓、肺、腎臓、皮膚において、DGLA及びGLA摂取群で対照群より有意に増加し」たことが記載されているが(摘示(2-ii))、この実験結果は、DGLAを直接投与した場合においても、一般に知られているリノール酸系列の代謝と同様にGLAがDGLAに変換され、GLAを投与した場合と同様に、DGLAが増加したことを示しているものと認められる。 そうすると、引用例1の記載に接した当業者は、引用例1において、GLAについて確認された、アトピー性湿疹の人の皮膚に対する滑らかさの改善作用が、DGLAについても同様に奏されることを十分期待できるものとして認識するものと認められるから、引用発明における有効成分であるGLAに代えて、DGLAを用いることは、当業者が容易になし得るものである。 なお、請求人は、皮膚炎症障害の予防/治療効果に関し、経口投与したDGLA(外来性DGLA)と経口投与されたGLAから体内で生成されたDGLA(内因性DGLA)とが同じ作用を示す根拠はなく、むしろ、外来性DGLAと内因性DGLAの作用とは同じではないとする見解が存在すると主張し(平成25年10月8日付け上申書及び審判請求書)、その根拠として、参考資料2(上記上申書に添付)と参考資料3(審判請求書に添付)を提出する。 しかし、請求人が、外来性DGLAと内因性DGLAの作用とは同じではないとする見解が存在するとの根拠として指摘する参考資料2の記載は、「GLA又はDGLAの選択に関し、純粋な外来性DGLAでさえ、GLAから内因的に生成したDGLAの効果を模倣しない可能性が常に存在する。」(70頁第2段落)というものであるが、この記載は、単に一般論として、外来性DGLAと内因性DGLAの作用とは同じではない可能性があることを述べるにすぎず、外来性DGLAと内因性DGLAの作用が異なることを実証したものでなければ、ましてや、それが技術常識であることを示すものではない。 また、参考資料3は、本件出願後の文献であるから、本件出願時の技術常識を示すものではない。 したがって、請求人の主張は、上記の判断を覆すものではない。 (2)有効成分の摂取量について 本願発明では、「DGLAの摂取量が、成人1人1日当り5mg?600mgである」と規定するのに対し、引用発明では、GLAの摂取量は、「1人1日当たり240mg又は320mg」である。 引用例1には、投与された人について「成人」かどうかの言及はないが、特定の対象者(例えば、小児)であれば、その旨が記載されることを考えれば、少なくとも成人を対象としていると考えられる。 また、引用例1には、GLA及びDGLAの投与量について「より好ましくは1mg?500mg」(摘示(1-i)(1-vii))との記載もある。 そうすると、引用例1において実際に投与されたGLAの量や、DGLAの投与量に関する一般的な記載に基づいて、DGLAの摂取量を本願発明で規定する範囲に設定することは、当業者が容易になし得たものと認められる。 (3)効果について 本願発明の効果についても、DGLAがアトピー性皮膚炎に対して有効であることは、引用例1の記載から、十分予期し得ることであるから、DGLAがアトピー性皮膚炎に対して有効であることが実証されたことをもって、本願発明が、格別に顕著な予想外の作用効果を奏したものとは認められない。 (4)したがって、本願発明は、引用例1及び引用例2に記載された発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。 5.むすび 以上のとおりであるから、本願請求項1に係る発明は、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。それゆえ、本願は、その余の請求項について論及するまでもなく拒絶すべきものである。 よって、結論のとおり審決する。 |
審理終結日 | 2015-10-30 |
結審通知日 | 2015-11-10 |
審決日 | 2015-11-26 |
出願番号 | 特願2012-13311(P2012-13311) |
審決分類 |
P
1
8・
121-
Z
(A61K)
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最終処分 | 不成立 |
前審関与審査官 | 川嵜 洋祐 |
特許庁審判長 |
内田 淳子 |
特許庁審判官 |
前田 佳与子 横山 敏志 |
発明の名称 | 皮膚疾患経口治療または予防剤 |
代理人 | 渡辺 陽一 |
代理人 | 中村 和広 |
代理人 | 石田 敬 |
代理人 | 青木 篤 |
代理人 | 福本 積 |
代理人 | 中島 勝 |
代理人 | 古賀 哲次 |