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審決分類 |
審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 B65G 審判 査定不服 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 取り消して特許、登録 B65G |
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管理番号 | 1313476 |
審判番号 | 不服2015-11265 |
総通号数 | 198 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2016-06-24 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2015-06-16 |
確定日 | 2016-04-26 |
事件の表示 | 特願2011-150970号「キャップ割出し機構」拒絶査定不服審判事件〔平成25年1月31日出願公開、特開2013-18568号、請求項の数(1)〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 |
理由 |
第1 手続の経緯 本願は、平成23年7月7日の出願であって、平成26年6月13日付けで拒絶理由が通知され、平成26年8月4日に意見書及び補正書が提出されたが、平成27年3月12日付けで拒絶査定がされ、それに対して平成27年6月16日に拒絶査定不服審判が請求されるとともに手続補正書が提出され、その後、当審において平成28年1月15日付けで拒絶理由(以下、「当審拒絶理由」という。)が通知され、平成28年2月9日に意見書及び手続補正書が提出されたものである。 第2 本願発明 本願の請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、平成28年2月9日提出の手続補正書により補正された明細書及び特許請求の範囲並びに出願当初の図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定される以下のとおりのものと認められる。 「【請求項1】 傾斜レール上を搬送されてくるキャップが前記傾斜レールの下流側に設けられたストッパの開閉により通過、停止をされ、前記ストッパのキャップ間への挿入によって前記ストッパより上流側のキャップが停止されている間に、前記ストッパより下流側のキャップが前記傾斜レールの下流側に設けられたスターホイールの円周等分配置の溝に係合して、該スターホイールの回転搬送によりキャップを一つ一つ割出すキャップ割出し機構において、 前記傾斜レール上において前記スターホイール側から数えてN個目の前記キャップとN+1個目の前記キャップとの間の位置であって、前記ストッパを挿入しようとする対象のキャップ間境界位置を、前記スターホイール回転駆動用のサーボモータの回転軸に連結されたエンコーダからの信号をもとに演算によって検出し、前記演算による前記キャップ間境界位置を検出した時点で前記ストッパをキャップ間に挿入する制御装置を備え、 前記制御装置は、前記スターホイールによるキャップ割出し回転搬送中で前記スターホイールの回転停止指令信号が出るまでは前記スターホイールの回転速度を制御する速度制御とし、前記スターホイールの回転停止指令信号出力の時点から前記スターホイールが定位置停止するまでの間は、前記スターホイールの所定の加速度に基づく減速を経て前記スターホイールを定位置停止させる位置決め制御とするように制御を切換えて、前記スターホイールの定位置停止時点で、前記キャップ間境界位置に前記ストッパを挿入するように構成されたことを特徴とするキャップ割出し機構。 ただし、前記Nは2以上である。」 第3 原査定の理由について 1.原査定の理由の概要 この出願の下記の請求項に係る発明は、その出願前に日本国内又は外国において、頒布された下記の刊行物に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった発明に基いて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。 記 (刊行物等については刊行物等一覧参照) ・請求項1 ・刊行物1及び2 ・備考 刊行物1には、キャップ2を搬送するキャップシュート4と、キャップシュート4の出口に設けられたキャップストッパ16と、キャップシュート4の出口からキャップ2を受け取るキャップピッカー10と、を備え、キャップピッカー10のポケット12がキャップシュート4に向い合う位置まで来ると、キャップストッパ16が後退して先頭のキャップ2を送り出し、直ちにキャップストッパ16が突出して後続のキャップ2をキャップシュート4内に停止させるキャップ供給装置1の発明が記載されている(段落【0013】?【0023】及び【図1】の記載等を参照。)。 また、刊行物1の段落【0034】?【0041】及び【図7】?【図9】には、キャップシュート104からキャップ2を受け取り搬送する部材として、円周方向等間隔でポケット112が形成された回転ディスク162を用いることが記載されている。 一方、刊行物2には、部品1を搬送する整列搬送手段Aと、整列搬送手段Aから部品1を受け入れるインデックステーブル4と、を備えた部品供給装置であって、インデックステーブル4は駆動モータ18及びその回転軸15に取付けられたエンコーダ板16を備えており、インデックステーブル4を停止させるタイミングをエンコーダ板16に設けられた孔をフォトカプラ17にて検出することによって決定し、第1及び第2のストッパ21、22の動作を、インデックステーブル4の停止と同時に行うことが記載されている(段落【0010】?【0012】及び【0023】?【0034】、並びに【図1】及び【図2】の記載等を参照。)。 よって、フォトカプラ17にてエンコーダ板16の孔が検出される前はインデックステーブルの回転速度を制御する速度制御を行い、フォトカプラ17にてエンコーダ板16の孔が検出された際に停止指令信号が発せられる構成は、刊行物2に記載されているに等しい事項である。 そして、搬送装置の技術分野において、停止指令信号が発せられたタイミングから搬送装置を停止させるための位置決めを行うことは、引例を示すまでもなく周知の技術であり、当該制御を行うことに、格別な困難性はない。 さらに、刊行物1に記載された発明におけるキャップピッカーに換えて、刊行物2にみられる回転ディスクを採用する際、刊行物2にみられるインデックステーブルが備えた構成及びストッパの動作タイミングを適用することは、当業者が容易に想到し得ることである。 また、エンコーダの検出結果に基づいて制御を行う駆動モータとしてサーボモータを用いることは、引例を示すまでもなく周知の技術である。 刊 行 物 等 一 覧 刊行物1:特開2003-312780号公報 刊行物2:特開平08-085623号公報 2.原査定の理由の判断 (1)刊行物1記載の発明 段落【0013】ないし段落【0023】の記載及び図1ないし図9の記載からみて、刊行物1には以下の発明(以下、「刊行物1記載の発明」という。)が記載されている。 「キャップシュート4上において順次送り出されるキャップ2が、キャップシュート4の出口に設けられたキャップストッパ16の後退又は突出により、送り出され又は停止され、 キャップピッカー10が回転移動して、キャップピッカー10のポケット12の入口12aがキャップシュート4に向かい合う位置まで来ると、キャップストッパ16が後退して、先頭のキャップ2がポケット12に送り出されることにより、 キャップ2がキャップシュート4の出口に設けられたキャップピッカー10のポケット12に係合する、 キャップピッカー10の回転移動によりキャップを1つずつ送り出すキャップ供給装置。」 (2)刊行物2記載の技術 段落【0009】ないし段落【0034】の記載及び図1ないし図3の記載からみて、刊行物2には以下の技術(以下、「刊行物2記載の技術」という。)が記載されている。「ガイド2によって搬送される部品1が、ガイド2の先端部に前後に設けられた第1のストッパ21及び第2のストッパ22により送り出し又は停止がなされるものであって、 回転可能なインデックステーブル4の外周部に等分配置された凹部3に先頭部品1aを送り込むにあたって、インデックステーブル4の回転軸15にエンコーダ板16を取付け、エンコーダ板16の外周部に設けた孔をフォトカプラ17によって検出して一旦停止を行い、第1のストッパ21を上動させて、次位部品1bとそれ以降の部品1は第2のストッパで停止させたまま、先頭部品1aのみをガイド2の先端に対向している凹部3に送り込むこと。」 (3)対比・判断 本願発明と刊行物1記載の発明とを対比する。 刊行物1記載の発明における「順次送り出される」は、その機能、構成及び技術的意義からみて、本願発明における「搬送されてくる」に相当し、以下同様に、「キャップ2」は「キャップ」に、「出口に設けられた」は「下流側に設けられた」に、「キャップストッパ16」は「ストッパ」に、「後退又は突出」は「開閉」に、「送り出され又は停止され」は、「通過、停止をされ」に、「回転移動」は「回転搬送」に、「ポケット12」は「溝」に、「キャップを1つずつ送り出すキャップ供給装置」は「キャップを1つ1つ割り出すキャップ割り出し機構」に、それぞれ相当する。 そして、刊行物1記載の発明における「キャップシュート4」と、本願発明における「傾斜レール」とは、「キャップ案内部材」という限りにおいて一致し、 刊行物1記載の発明における「キャップピッカー10」と、本願発明における「スターホイール」とは、「回転搬送手段」という限りにおいて一致し、 刊行物1記載の発明における「キャップピッカー10が回転移動して、キャップピッカー10のポケット12の入口12aがキャップシュート4に向かい合う位置まで来ると、キャップストッパ16が後退して、先頭のキャップ2がポケット12に送り出されることにより、キャップ2がキャップシュート4の出口に設けられたキャップピッカー10のポケット12に係合する」ことと、本願発明における「ストッパのキャップ間への挿入によってストッパより上流側のキャップが停止されている間に、ストッパより下流側のキャップが傾斜レールの下流側に設けられたスターホイールの円周等分配置の溝に係合」することとは、「キャップがキャップ案内手段の下流側に設けられた回転搬送手段の溝に係合」するという限りにおいて一致する。 よって、両者の一致点、相違点は以下のとおりである。 [一致点] 「キャップ案内部材上を搬送されてくるキャップがキャップ案内部材の下流側に設けられたストッパの開閉により通過、停止をされ、 キャップがキャップ案内手段の下流側に設けられた回転搬送手段の溝に係合して、 回転搬送手段の回転搬送によりキャップを1つ1つ割り出すキャップ割り出し機構。」 [相違点1] キャップ案内部材に関して、本願発明においては「傾斜レール」であるのに対して、刊行物1記載の発明においては「キャップシュート4」である点(以下、「相違点1」という。)。 [相違点2] 回転搬送手段に関して、本願発明においては、「スターホイール」であるのに対して、刊行物1記載の発明においては「キャップピッカー10」である点(以下、「相違点2」という。)。 [相違点3] キャップがキャップ案内手段の下流側に設けられた回転搬送手段の溝に係合することに関して、本願発明においては「ストッパのキャップ間への挿入によってストッパより上流側のキャップが停止されている間に、ストッパより下流側のキャップが傾斜レールの下流側に設けられたスターホイールの円周等分配置の溝に係合」するのに対して、刊行物1記載の発明においては「キャップピッカー10が回転移動して、キャップピッカー10のポケット12の入口12aがキャップシュート4に向かい合う位置まで来ると、キャップストッパ16が後退して、先頭のキャップ2がポケット12に送り出されることにより、キャップ2がキャップシュート4の出口に設けられたキャップピッカー10のポケット12に係合する」点(以下、「相違点3」という。)。 [相違点4] 本願発明においては、「傾斜レール上においてスターホイール側から数えてN個目のキャップとN+1個目のキャップとの間の位置であって、ストッパを挿入しようとする対象のキャップ間境界位置を、スターホイール回転駆動用のサーボモータの回転軸に連結されたエンコーダからの信号をもとに演算によって検出し、演算によるキャップ間境界位置を検出した時点でストッパをキャップ間に挿入する制御装置を備え、 制御装置は、スターホイールによるキャップ割出し回転搬送中でスターホイールの回転停止指令信号が出るまではスターホイールの回転速度を制御する速度制御とし、スターホイールの回転停止指令信号出力の時点からスターホイールが定位置停止するまでの間は、スターホイールの所定の加速度に基づく減速を経てスターホイールを定位置停止させる位置決め制御とするように制御を切換えて、スターホイールの定位置停止時点で、キャップ間境界位置にストッパを挿入するように構成されたことを特徴とするキャップ割出し機構。 ただし、Nは2以上である。」を備えるのに対して、刊行物1記載の発明におけるキャップ供給装置は、そのような制御装置やキャップ割出し機構を備えるものではない点(以下、「相違点4」という。)。 上記相違点について検討する。 [相違点1について] 刊行物1記載の発明における「キャップシュート4」は、キャップ2を順次送り出すためのものであるから、キャップ2を円滑に送り出すためにキャップシュートを傾斜させて「傾斜レール」とする程度のことは、当業者が適宜なし得る設計事項と認める。 [相違点2について] 刊行物2記載の技術においては、部品1を回転搬送する手段として、「外周部に等分配置された凹部3」を備えた「回転可能なインデックステーブル4」、すなわち、スターホイールに相当するものを採用することが示されており、さらに、回転搬送手段としてスターホイールを用いることは周知の技術的事項であるから、回転搬送手段として、刊行物1記載の発明における、「キャップピッカー10」に代えて、刊行物2の記載事項あるいは上記周知の技術的事項における「スターホイール」を採用することにより上記相違点2に係る本願発明の発明特定事項とすることは、当業者が容易になし得たことである。 [相違点3及び4について] 刊行物2記載の技術においては、ガイド2の先端部に前後に設けられた第1のストッパ21及び第2のストッパ22を備えるものであって、「第1のストッパ21を上動させて、次位部品1bとそれ以降の部品1は第2のストッパで停止させたまま、先頭部品1aのみをガイド2の先端に対向している凹部3に送り込むこと」までは示しているが、刊行物2の明細書及び図面の全体を参酌しても、「傾斜レール上」における「ストッパのキャップ間への挿入」について、記載も示唆もない。 したがって、本願発明における、「ストッパのキャップ間への挿入によってストッパより上流側のキャップが停止されている間に、ストッパより下流側のキャップが傾斜レールの下流側に設けられたスターホイールの円周等分配置の溝に係合」することについて、刊行物2の明細書及び図面の全体を参酌しても、記載も示唆もない。 さらに、刊行物2記載の技術においては、「インデックステーブル4の回転軸15にエンコーダ板16を取付け、エンコーダ板16の外周部に設けた孔をフォトカプラ17によって検出して一旦停止を行」うことにより、インデックステーブル4の停止位置を制御することが示されているが、刊行物2の明細書及び図面の全体を参酌しても、本願発明における「傾斜レール上においてスターホイール側から数えてN個目のキャップとN+1個目のキャップとの間の位置であって、ストッパを挿入しようとする対象のキャップ間境界位置を、スターホイール回転駆動用のサーボモータの回転軸に連結されたエンコーダからの信号をもとに演算によって検出し、演算によるキャップ間境界位置を検出した時点でストッパをキャップ間に挿入する制御装置」について、記載も示唆もなく、さらに、本願発明における「制御装置は、スターホイールによるキャップ割出し回転搬送中でスターホイールの回転停止指令信号が出るまではスターホイールの回転速度を制御する速度制御とし、スターホイールの回転停止指令信号出力の時点からスターホイールが定位置停止するまでの間は、スターホイールの所定の加速度に基づく減速を経てスターホイールを定位置停止させる位置決め制御とするように制御を切換えて、スターホイールの定位置停止時点で、キャップ間境界位置にストッパを挿入する」ことについても、記載も示唆もない。 したがって、刊行物1記載の発明及び刊行物2記載の技術に基いて上記相違点3及び4に係る本願発明の発明特定事項とすることは、当業者が容易になし得たものとすることはできない。 (4)小括 そうすると、刊行物1記載の発明及び刊行物2記載の技術に基いて、上記相違点3及び4に係る本願発明の発明特定事項とすることは、当業者が容易になし得たことであるとすることはできないのであるから、本願発明は、刊行物1記載の発明及び刊行物2記載の技術に基いて当業者が容易に発明をすることができたとはいえない。 よって、原査定の理由によっては、本願を拒絶することはできない。 第4 当審拒絶理由について 1.当審拒絶理由 理由1:本件出願は、特許請求の範囲の記載が下記の点で不備のため、特許法第36条第6項第1号に規定する要件を満たしていない。 本件明細書の記載である、 「【0026】 なお、キャップC1が溝11gに係合したスターホイール11は、制御装置10からの指令によりサーボモータ12の駆動によって矢印11fの方向へ回転搬送をするが、ストッパ17の閉作動によって図示のキャップC3より上流側のキャップCの搬送が停止されているので、傾斜レール15上でキャップC1にかかるキャップCの重量はキャップC2の重量だけであるので、溝11gに係合したキャップC1は大きな外力を受けることなく滑らかに矢印11fの方向に回転搬送される。」によると、キャップC1を大きな外力を受けることなく滑らかに矢印11fの方向にスターホイールによって回転搬送することが発明の効果であって、その効果を奏するために、キャップC1にキャップCの重量をかけるための「傾斜レール15」を備えることを前提としており、傾斜レール15上でキャップC1にかかるキャップCの重量をキャップC2の重量だけとするための、「キャップC3より上流側のキャップCの搬送を停止するストッパ17」の挿入位置を特定する必要があると認められる。 しかしながら、これら「傾斜レール15」や「ストッパ17」の挿入位置については、請求項1において特定されていない。 そうすると、本件請求項1において、発明の詳細な説明に記載された、発明の課題を解決するための手段が反映されていないため、発明の詳細な説明に記載した範囲を超えて特許を請求しているものと認められる。 理由2:本件出願は、特許請求の範囲の記載が下記の点で不備のため、特許法第36条第6項第2号に規定する要件を満たしていない。 本件請求項1における記載「キャップ間境界位置に基づいてスターホイールの加速度を決定し、」の意味が不明確である。すなわち、スターホイールの加速度が、刻々と変化するキャップ間境界位置に基づいて、その都度決定される加速度であるのか、予め決定される所定の加速度であるのか不明である。 2.当審拒絶理由の判断 平成28年2月9日提出の手続補正書により、本願の請求項1は、上記「第2 本願発明」に示したとおりに補正された。 上記補正により、「搬送軌道」は「傾斜レール」と補正され、「ストッパを挿入しようとする対象のキャップ間境界位置」に対して、「傾斜レール上においてスターホイール側から数えてN個目のキャップとN+1個目のキャップ間の位置」、「ただし、Nは2以上」であることが新たに特定され、「キャップ間境界位置に基づいてスターホイールの加速度を決定し」を「スターホイールの所定の加速度に基づく減速を経て」と補正して、スターホイールの加速度が「所定の加速度に基づく減速」であることを明確にしたものである。 このことにより、上記1.における、理由1及び理由2の拒絶理由はいずれも解消した。 第5 むすび 以上のとおり、原査定の理由によっては、本願を拒絶することはできない。 また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審決日 | 2016-04-11 |
出願番号 | 特願2011-150970(P2011-150970) |
審決分類 |
P
1
8・
121-
WY
(B65G)
P 1 8・ 537- WY (B65G) |
最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 土井 伸次、大谷 光司、大野 明良 |
特許庁審判長 |
伊藤 元人 |
特許庁審判官 |
松下 聡 槙原 進 |
発明の名称 | キャップ割出し機構 |
代理人 | 山崎 哲男 |
代理人 | 高橋 詔男 |
代理人 | 志賀 正武 |
代理人 | 松沼 泰史 |
代理人 | 森 隆一郎 |