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審決分類 |
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) B65D |
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管理番号 | 1317948 |
審判番号 | 不服2014-26355 |
総通号数 | 201 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2016-09-30 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2014-12-24 |
確定日 | 2016-08-10 |
事件の表示 | 特願2013-536819「磁気的に閉鎖可能な製品収容パッケージ」拒絶査定不服審判事件〔平成24年5月3日国際公開、WO2012/058413、平成25年12月19日国内公表、特表2013-544722〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求は、成り立たない。 |
理由 |
第1.手続の経緯 本願は、平成23年10月27日(パリ条約に基づく優先権主張外国庁受理 2010年10月27日 アメリカ合衆国、2010年10月29日 アメリカ合衆国(2件)、2011年9月30日 アメリカ合衆国)を国際出願日とする出願であって、平成26年9月17日付けで拒絶査定がなされ、平成26年12月24日付けで拒絶査定不服審判の請求がなされた。その後、平成27年11月4日付けで当審から拒絶の理由が通知され、平成28年2月5日付けで特許請求の範囲及び明細書を対象とする手続補正がなされ、同日付けで意見書が提出されたものである。 第2.本願発明 平成28年2月5日付けで補正された特許請求の範囲、明細書及び図面の記載から見て、本願の請求項1ないし14に係る発明は、特許請求の範囲の請求項1ないし14に記載された事項によって特定されるとおりのものと認める。請求項1を分説して示せば次のとおりである。(分説は当審が行った。以下、請求項1に係る発明を「本願発明」という。) 《本願発明》 A.製品収容用ポケットである第1製品収容区画、製品収容用ポケットである第2製品収容区画、および前記製品収容区画を接続するためのヒンジと、担体に配置された細長い磁化可能な粒子を含むほぼ細長い平面磁性ストリップと、を含む、複数の細長い消費可能な製品を収容し分配するためのパッケージアセンブリであって、 B.各々の前記製品収容区画は、前記ヒンジに隣接する開口端を有し、各前記製品収容区画は、それらの周囲で開閉するために本のように前記ヒンジ周囲で折り畳み可能であり、 C.前記粒子は、前記平面磁性ストリップの反対面にN極およびS極を規定するように磁化可能であり、前記N極およびS極は、前記平面磁性ストリップの前記反対面に沿って離間した交互の列で交互に配置され、1つの前記平面磁性ストリップが各々の前記区画に配置され、前記区画を折り畳んで閉鎖すると、一方の平面磁性ストリップの一方の表面のN極に磁化した列は、他方の平面磁性ストリップの他方の表面のS極に磁化した列と並置し、前記平面磁性ストリップは磁力下で整列される、 D.パッケージアセンブリ。 第3.当審拒絶理由 当審が平成27年11月4日付けで通知した拒絶の理由(以下、「当審拒絶理由」という。)のうち、本願発明に係る特許法第29条に関する拒絶の理由の概要は、次のとおりである。 《当審拒絶理由の概要》 [理由1]この出願の請求項1?14に係る発明は、その出願前日本国内または外国において頒布された下記《引用刊行物一覧》の刊行物に記載された発明に基いて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。 《引用刊行物一覧》 刊行物1.特開平9-24927号公報 刊行物2.特開平2-296641号公報 刊行物3.登録実用新案第3087691号公報 刊行物4.実願昭56-132012号(実開昭58-38462号) のマイクロフィルム 刊行物5.特開平10-55913号公報 ……………… 刊行物7.米国特許第2959832号明細書 刊行物8.米国特許第3228133号明細書 第4.刊行物1の記載事項、引用発明 1.刊行物1の記載事項 当審拒絶理由が引用した、本願の優先権主張日前に頒布された刊行物である刊行物1(特開平9-24927号公報)には、「ウォーレットカートン」の発明に関し、次の事項が記載されている。 (ア)段落0001?0002 【0001】 【産業上の利用分野】紙巻きタバコ、葉巻等の煙草類、チョコレート、ウェハー、クッキー等の菓子類、鉛筆、ボールペン等の文具類のような、棒状内容物、板状内容物の包装として利用できる。 【0002】 【従来の技術】ウォーレットカートンと呼ばれる底板を介して2つのカートンが連結された、言わば2連カートンといえるものがあった。図3は、従来技術によるウォーレットカートンの斜視図であり、図4はその平面図である。前述のように、底板を介して2つのカートンAおよびBが連結され、かつ、2つのカートンが、前記底板をヒンジとして、重合し、差し込み片mをスリットnに挿入掛止して、仮止めする。必要により、プラスチックフィルム等によりオーバーラップして用いられる。……… (イ)段落0003?0005 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上に述べたように、従来技術によるウォーレットカートンは……充填と製函とを、一台の包装機械で行うために、内容物ごとに調整を要することがあった。本発明は……その目的とするところは……予め、製函したカートンに商品を収納し、クロージングするだけで包装できる形態のカートンを提供することにある。 …………… 【0005】本発明による、ウォーレットカートンは、予め、底板の両側に内容物収納部を形成してあるため、内容物の充填は、前記内容物収納部の側面開口部から行い、内容物充填後、該開口部をクロージングするのみで、包装できるものである。 (ウ)段落0007?0010 【0007】 【実施例】図1は本発明に係るウォーレットカートンの一実施例を示す斜視図であり、図2はそのブランクを内面よりみた平面図である。本発明によるウォーレットカートンは、内容物を充填する前に、予め、内容物収納部AおよびB(以下、従来技術も含め、ウォーレットカートンの両側をA、Bあるいは、ブランクの各部位等についてはa、bで示す)を製函し、包装機械としては、図1に示すように内容物を前記内容物収納部の側部より挿入し、該挿入部のフラップをクロージングする工程により主たる包装工程を終了する。 【0008】本発明のウォーレットカートンの構造は、底板1の両側に外板2、側板3、中板4、側板3、貼着板6がそれぞれ折り罫を介して連接され、前記中板4に折り罫を介して押え板7が設けられ、外板及び中板の両側にはフラップF2a、F2B、F4a、F4bが設けられたブランク板からなり、後述の差し込み片とスリットを除いて、底板を中にしてAサイド、Bサイドで対称である。 【0009】次に、本発明によるウォーレットカートンの貼り合わせ方法について説明する。押え板15及び貼着板を中板の内面に折り込み、該中板を更に外板の内面に折り込み重合すると共に、貼着板の外面と外板の内面とを貼着することによって、内容物収納部の箱体を形成することができる。サイドA、サイドB共に同じ工程にて行い、底板の両側に箱体が形成される。 【0010】本発明において、底板の幅は、内容物収納部A、Bの厚みの2倍とすることによって、内容物収納部AとBとを向かい合わせる際にきっちりと重合することができる。 (エ)段落0011?0012 【0011】本発明によるウォーレットカートンへの内容物の充填は、内容物収納部AおよびBの側部の開放部から行い、前記開放部の各フラップを折り込み接着剤等によりクロージングする。次に、底板をヒンジとして内容物収納部AとBとを向き合わせ重合するが、この最、差し込みフラップmを相対する位置に設けたスリットに挿入して、使用しないときにAおよびBが分離しないように仮止めする。その後、必要に応じて、セロハンやOPPフィルム等でオーバーラツプしてもよい。 【0012】使用者が、本発明のウォーレットカートンに包装された内容物を取り出す際には、通常、オーバーラップフィルムを取り除き、前記差し込み片mをスリットnからひきぬいて、内容物収納部Aと内容物収納部Bとを両側に開く、そして、中板に設けられた切り欠き部に露出している内容物の頭部を摘まみ取り出す。取り出して、残りを保管する際には、前記差し込み片mを再度スリットnに挿入してリクローズする。 (オ)図1 図1には、中板に設けられた切り欠き部は、底板1に隣接する位置で、底板1の両側に設けられていることが示されている。 2.引用発明 (1)刊行物1の段落0012の「内容物収納部Aと内容物収納部Bとを両側に開く、そして、中板に設けられた切り欠き部に露出している内容物の頭部を摘まみ取り出す。取り出して、残りを保管する際には、前記差し込み片mを再度スリットnに挿入してリクローズする。」との記載から、段落0012の「残りを保管する際」とは、「内容物を取り出さないとき」と表現することができる。 (2)刊行物1の上記記載事項及び図1?4の記載事項並びに上記(1)で述べた事項から見て、刊行物1に開示された技術的事項を、技術常識に照らし、本願発明に倣って整理すると、刊行物1には次の発明が記載されている。(以下、「引用発明」という。) 《引用発明》 a.内容物収納部A、内容物収納部B、及び前記2つの内容物収納部を接続するヒンジである底板1と、内容物を取り出さないときに内容物収納部A及び内容物収納部Bが分離しないように仮留めするための差し込み片m及びスリットnと、を含む、複数の棒状内容物又は板状内容物を収納し取り出し可能なウォーレットカートンであって、 b.前記内容物収納部である内容物収納部A及び内容物収納部Bは、前記ヒンジである底板1に隣接する切り欠き部を有し、内容物収納部Aと内容物収納部Bとを向かい合わせる際にきっちりと重合することができるように、前記ヒンジである底板1によって折り畳み可能である、 d.ウォーレットカートン。 第5.対比、判断 1.本願発明と引用発明との対比 (1)引用発明の構成aの「内容物収納部A」、「内容物収納部B」、「ヒンジである底板1」、「複数の棒状内容物又は板状内容物」及び「収納し取り出し可能な」は、それぞれ本願発明の構成要件Aの「製品収容用ポケットである第1製品収容区画」、「製品収容用ポケットである第2製品収容区画」、「ヒンジ」、「複数の細長い消費可能な製品」及び「収容し分配する」に相当する。 引用発明の構成a及びdの「ウォーレットカートン」は、本願発明の構成要件A及びDの「パッケージアセンブリ」に相当する。 引用発明の構成aの「内容物を取り出さないときに内容物収納部A及び内容物収納部Bが分離しないように仮留めするための差し込み片m及びスリットn」と、本願発明の構成要件Aの「担体に配置された細長い磁化可能な粒子を含むほぼ細長い平面磁性ストリップ」とは、いずれも、収容された製品(内容物)を取り出さないときに第1製品収容区画(内容物収納部A)と第2製品収容区画(内容物収納部B)とを閉鎖状態に保持しておくための部材であるから、「製品収容区画の閉鎖状態保持部材」である限りにおいて一致する。 (2)引用発明の構成bの「ヒンジである底板1に隣接する切り欠き部」は、本願発明の構成要件Bの「ヒンジに隣接する開口端」に相当する。引用発明の構成bの「内容物収納部Aと内容物収納部Bとを向かい合わせる際にきっちりと重合することができるように、前記ヒンジである底板1によって折り畳み可能」は、本願発明の構成要件Bの「各前記製品収容区画は、それらの周囲で開閉するために本のように前記ヒンジ周囲で折り畳み可能」との要件を満たす。 2.一致点及び相違点 すると、本願発明と引用発明との一致点及び相違点は、次のとおりである。 《一致点》 A’.製品収容用ポケットである第1製品収容区画、製品収容用ポケットである第2製品収容区画、および前記製品収容区画を接続するためのヒンジと、製品収容区画の閉鎖状態保持部材と、を含む、複数の細長い消費可能な製品を収容し分配するためのパッケージアセンブリであって、 B.各々の前記製品収容区画は、前記ヒンジに隣接する開口端を有し、各前記製品収容区画は、それらの周囲で開閉するために本のように前記ヒンジ周囲で折り畳み可能である、 D.パッケージアセンブリ。 《相違点》 本願発明は、「製品収容区画の閉鎖状態保持部材」が、「担体に配置された細長い磁化可能な粒子を含むほぼ細長い平面磁性ストリップ」であり、「前記粒子は、前記平面磁性ストリップの反対面にN極およびS極を規定するように磁化可能であり、前記N極およびS極は、前記平面磁性ストリップの前記反対面に沿って離間した交互の列で交互に配置され、1つの前記平面磁性ストリップが各々の前記区画に配置され、前記区画を折り畳んで閉鎖すると、一方の平面磁性ストリップの一方の表面のN極に磁化した列は、他方の平面磁性ストリップの他方の表面のS極に磁化した列と並置し、前記平面磁性ストリップは磁力下で整列される」ものであるのに対し、 引用発明の「製品収容区画の閉鎖状態保持部材」は、「内容物収納部A及び内容物収納部Bが分離しないように仮留めするための差し込み片m及びスリットn」である点。 3.相違点の検討 (1)当審の判断 ア.内容物を取り出さないときに開口部を閉鎖状態に保つために、相対向する2枚の平面磁性ストリップを用いて互いに吸着させることは、例えば、刊行物2(特許請求の範囲第1、5、7項、明細書5頁右下欄5?15行を参照)、刊行物3(段落0018、図4を参照)に記載されており、周知の技術的事項である。 また、相対向する2枚の平面磁性ストリップとして、担体(例えばゴム等のポリマー)に磁化可能な細長い粒子(例えば、磁性材料として極めて一般的に用いられているフェライト等)を含ませてシート状の平面磁性ストリップとし、該磁化可能な粒子が、平面磁性ストリップの反対面にN極およびS極を規定するように磁化可能であり、前記N極およびS極は、前記平面磁性ストリップの前記反対面に沿って離間した交互の列で交互に配置され、このようなN極及びS極が列をなすように磁化した平面磁性ストリップを用い、2枚の平面磁性ストリップが磁力下で整列される構成(すなわち、本願発明の構成要件Aの一部と構成要件Cとを満たす構成)を採用することは、通常行われていることである。(例えば、特開平6-169875号公報(段落0045、0046)、刊行物3(段落0024、0025)、刊行物4(実用新案登録請求の範囲、明細書2頁8行?3頁10行)、刊行物5(段落0001、0002、0018、0019)、刊行物7(第4欄21?33行、同欄68?75行、図1?4)、刊行物8(図1?4及びその説明)を参照。) さらに、開口部を閉鎖状態保つための保持部材には、閉鎖状態を維持することと、容易に開閉操作できることが求められることが明らかであるところ、刊行物2、3に例示されるような平面磁性ストリップを用いると、「差し込み片とスリット」を用いるよりも、開閉操作が容易であることは、当業者に自明である。 そうすると、ウォーレットカートン(パッケージアセンブリ)の開閉操作を容易にすることと等を考慮して、引用発明の「内容物を取り出さないときにサイドA及びサイドBが分離しないように仮留めする」部材である「差し込み片m及びスリットn」に代えて、互いに吸着する相対向する2枚の平面磁性ストリップを用い、その際、上記のとおり通常採用されている構成である、本願発明の構成要件Aの一部と構成要件Cとを満たす構成、すなわち、相違点に係る本願発明の構成を採用することは、当業者が容易に推考し得たことである。 イ.そして、本願明細書等の記載をみても、構成要件A及びBを備えたパッケージアセンブリの平面磁性ストリップにおいて、構成要件Cを採用すると格別顕著な作用効果を奏する等の、格別な技術的意義があることは、説明されていない。そうすると、本願発明が奏する効果は、上記のとおり互いに吸着する相対向する2枚の平面磁性ストリップにおいて通常採用されている構成が奏する効果にすぎず、引用発明及び周知の技術的事項から当業者が予測できたものであって、格別顕著なものではないと認められる。 したがって、本願発明は、引用発明及び周知の技術的事項に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。 (2)請求人の主張について ア.請求人は、平成28年2月5日付け意見書10頁の4(a)において、次の主張をしている。なお、請求人が「引用文献1」等と呼んでいるものは、当審拒絶理由の「刊行物1」等のことである。 (ア)引用文献1の段落[0011]には、「次に、底板をヒンジとして内容物収納部AとBとを向き合わせ重合するが、この際、差し込みフラップmを相対する位置に設けたスリットに挿入して、使用しないときにAおよびBが分離しないように仮止めする。その後、必要に応じて、セロハンやOPPフィルム等でオーバーラツプしてもよい。」と記載されています。引用文献1のウォレットカートンは、引用文献2のように、閉鎖動作によりパッケージの一部を再密閉する(引用文献2の第3頁左下欄第6-7行)必要性がありません。したがって、引用文献2の技術を,引用文献1の発明に適用する動機がありません。引用文献3は、「硬質合成樹脂性」の「たばこ箱ごと収納するケース」(引用文献3の段落[0003])に関するものであり、たとえば、紙のたばこ箱そのものである引用文献1のウォレットカートンとは、分野が違います。したがって、引用文献3の技術を,引用文献1の発明に適用することは、容易に想到できたことではありません。 (イ)拒絶理由通知では、請求項1を拒絶するために、引用文献1-5,7,8と、7つの文献を使用しており、このように多くの文献を使って想到できたというのであれば、容易に想到できたとはいえません。 イ.請求人の上記主張(ア)について検討すると、刊行物1の段落0012には「内容物を取り出す際には、通常、オーバーラップフィルムを取り除き、前記差し込み片mをスリットnからひきぬいて、内容物収納部Aと内容物収納部Bとを両側に開く、そして、中板に設けられた切り欠き部に露出している内容物の頭部を摘まみ取り出す。取り出して、残りを保管する際には、前記差し込み片mを再度スリットnに挿入してリクローズする。」(上記第4の1(エ)参照)と記載され、「差し込み片mと再度スリットnを用いて再閉鎖(リクローズ)」することが明確に記載されている。したがって、開口部を再閉鎖する部材として周知であり、刊行物2、3に例示されている「相対向する2枚の平面磁性ストリップ」を採用することは、当業者が容易に推考し得たことであるから、請求人の主張(ア)は、採用することができない。 請求人の上記主張(イ)について検討すると、刊行物2?5、7、8は、互いに吸着する相対向する2枚の平面磁性ストリップにおいて通常採用されている構成について、個々の技術的事項が例示されている刊行物を示したにすぎないから、例示する文献(刊行物)の数が多いから、容易に想到できたものではない旨の請求人の主張(イ)は、採用することができない。 第6.むすび 本願発明は、引用発明及び周知の技術的事項に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないものである。したがって、他の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本願は拒絶されるべきものである。 よって、結論のとおり審決する。 |
審理終結日 | 2016-03-10 |
結審通知日 | 2016-03-15 |
審決日 | 2016-03-29 |
出願番号 | 特願2013-536819(P2013-536819) |
審決分類 |
P
1
8・
121-
WZ
(B65D)
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最終処分 | 不成立 |
前審関与審査官 | 会田 博行 |
特許庁審判長 |
見目 省二 |
特許庁審判官 |
蓮井 雅之 栗林 敏彦 |
発明の名称 | 磁気的に閉鎖可能な製品収容パッケージ |
代理人 | 藤田 和子 |