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審決分類 審判 訂正 ただし書き1号特許請求の範囲の減縮 訂正する H04N
管理番号 1319421
審判番号 訂正2016-390081  
総通号数 203 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2016-11-25 
種別 訂正の審決 
審判請求日 2016-06-22 
確定日 2016-08-12 
訂正明細書 有 
事件の表示 特許第5912058号に関する訂正審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 特許第5912058号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり、訂正後の請求項〔8?14〕、15、16、17について訂正することを認める。 
理由 第1 経緯
本件特許第5912058号に係る発明は、平成24年3月30日の出願であって、平成28年4月8日に特許権の設定登録がなされ、その後、平成28年6月22日付けで本件審判が請求されたものである。

第2 請求
1 請求の趣旨
本件審判の請求の趣旨は、特許第5912058号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付した訂正特許請求の範囲のとおり、訂正後の請求項8?14、15、16、17について訂正することを認める、との審決を求めるものである。

2 訂正事項
(1)請求項8ないし請求項14からなる一群の請求項に係る訂正
[訂正事項1]
特許請求の範囲の請求項8?14を削除する。

(2)請求項15に係る訂正
[訂正事項2]
特許請求の範囲の請求項15を削除する。

(3)請求項16に係る訂正
[訂正事項3]
特許請求の範囲の請求項16を削除する。

(4)請求項17に係る訂正
[訂正事項4]
特許請求の範囲の請求項17を削除する。

第3 当審の判断
1 請求項8ないし請求項14からなる一群の請求項に係る訂正について
(1)訂正の目的
訂正事項1は、特許請求の範囲の請求項8?14を削除するものであって、特許請求の範囲の減縮を目的とするものである。

(2)訂正の適合性
訂正事項1は、特許請求の範囲の請求項8?14を削除するものであるから、願書に添付した明細書、特許請求の範囲、又は図面に記載した事項の範囲内においてするものであり、実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものではないことは明かである。

なお、訂正事項1は請求項を削除するものであるから、特許法第126条第7項の規定に適合するか否かについての判断を要しない。

(3)一群の請求項について
訂正事項1に係る訂正前の請求項8ないし請求項14は、当該請求項間の引用関係により一体として特許請求の範囲の一部を形成するように関連しているものであるから、特許法施行規則第45条の4に規定する関係を有する一群の請求項である。

(4)まとめ
以上のことから、訂正事項1は、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる事項を目的とし、同条第3項、第5項及び第6項の規定に適合する。

2 請求項15に係る訂正について
(1)訂正の目的
訂正事項2は、特許請求の範囲の請求項15を削除するものであって、特許請求の範囲の減縮を目的とするものである。

(2)訂正の適合性
訂正事項2は、特許請求の範囲の請求項15を削除するものであるから、願書に添付した明細書、特許請求の範囲、又は図面に記載した事項の範囲内においてするものであり、実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものではないことは明かである。

なお、訂正事項2は請求項を削除するものであるから、特許法第126条第7項の規定に適合するか否かについての判断を要しない。

(3)まとめ
以上のことから、訂正事項2は、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる事項を目的とし、同条第5項及び第6項の規定に適合する。

3 請求項16に係る訂正について
(1)訂正の目的
訂正事項3は、特許請求の範囲の請求項16を削除するものであって、特許請求の範囲の減縮を目的とするものである。

(2)訂正の適合性
訂正事項3は、特許請求の範囲の請求項16を削除するものであるから、願書に添付した明細書、特許請求の範囲、又は図面に記載した事項の範囲内においてするものであり、実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものではないことは明かである。

なお、訂正事項3は請求項を削除するものであるから、特許法第126条第7項の規定に適合するか否かについての判断を要しない。

(3)まとめ
以上のことから、訂正事項3は、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる事項を目的とし、同条第5項及び第6項の規定に適合する。

4 請求項17に係る訂正について
(1)訂正の目的
訂正事項4は、特許請求の範囲の請求項17を削除するものであって、特許請求の範囲の減縮を目的とするものである。

(2)訂正の適合性
訂正事項4は、特許請求の範囲の請求項17を削除するものであるから、願書に添付した明細書、特許請求の範囲、又は図面に記載した事項の範囲内においてするものであり、実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものではないことは明かである。

なお、訂正事項4は請求項を削除するものであるから、特許法第126条第7項の規定に適合するか否かについての判断を要しない。

(3)まとめ
以上のことから、訂正事項4は、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる事項を目的とし、同条第5項及び第6項の規定に適合する。

第4 むすび
以上のとおり、本件審判の請求に係る訂正は、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる事項を目的とするものあり、また、同条第3項、第5項及び第6項に規定する要件に適合する。
よって、結論のとおり審決する。
 
発明の名称 (57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気ケーブルと、その先端の軸線方向に直交する撮像部を有する固体撮像素子と、前記固体撮像素子と前記電気ケーブルの間を電気的に接続したフレキシブル配線基板とを備え、
前記フレキシブル配線基板は、前記固体撮像素子を実装する素子実装部と、前記素子実装部の両側で屈曲されて前記素子実装部から遠ざかるほど互いに接近するように延出する2つの延出部と、前記2つの延出部のそれぞれの前記素子実装部とは反対側でそれぞれ前記電気ケーブルの先端軸線方向に沿って延在し、前記電気ケーブル接続用の端子部がそれぞれ設けられた2つの接続片部とを備える撮像モジュール。
【請求項2】
前記フレキシブル配線基板は、前記素子実装部、前記延出部、および前記接続片部を外側の面に有する片側配線タイプのフレキシブル配線基板である請求項1に記載の撮像モジュール。
【請求項3】
前記固体撮像素子は、前記撮像部が設けられた表側の面に形成された配線と、前記フレキシブル配線基板の素子実装部に電気的に接続された裏面側の配線とを有し、表裏両側の配線が、該固体撮像素子を貫通して形成された貫通配線を介して電気的に接続されている請求項1又は2に記載の撮像モジュール。
【請求項4】
各延出部は、それぞれから延びる接続片部に比べて幅狭に形成されている請求項1?3のいずれか1項に記載の撮像モジュール。
【請求項5】
前記フレキシブル配線基板の素子実装部の両側の屈曲部は、素子実装部における前記固体撮像素子の投影範囲から突出している請求項1?4のいずれか1項に記載の撮像モジュール。
【請求項6】
前記フレキシブル配線基板の屈曲部では、絶縁保護材を塗布せずに配線が露出されている請求項1?5のいずれか1項に記載の撮像モジュール。
【請求項7】
前記フレキシブル配線基板の屈曲部に切り欠き部を形成した請求項1?6のいずれか1項に記載の撮像モジュール。
【請求項8】
(削除)
【請求項9】
(削除)
【請求項10】
(削除)
【請求項11】
(削除)
【請求項12】
(削除)
【請求項13】
(削除)
【請求項14】
(削除)
【請求項15】
(削除)
【請求項16】
(削除)
【請求項17】
(削除)
 
訂正の要旨 審決(決定)の【理由】欄参照。
審理終結日 2016-07-20 
結審通知日 2016-07-22 
審決日 2016-08-02 
出願番号 特願2012-82972(P2012-82972)
審決分類 P 1 41・ 851- Y (H04N)
最終処分 成立  
前審関与審査官 藤原 敬利  
特許庁審判長 渡邊 聡
特許庁審判官 清水 正一
小池 正彦
登録日 2016-04-08 
登録番号 特許第5912058号(P5912058)
発明の名称 撮像モジュール、レンズ付き撮像モジュール、内視鏡、撮像モジュールの製造方法、フレキシブル配線基板成形装置  
代理人 清水 雄一郎  
代理人 五十嵐 光永  
代理人 小室 敏雄  
代理人 棚井 澄雄  
代理人 清水 雄一郎  
代理人 小室 敏雄  
代理人 棚井 澄雄  
代理人 五十嵐 光永  
代理人 志賀 正武  
代理人 志賀 正武  

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