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審決分類 審判 査定不服 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 取り消して特許、登録 G01N
審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 G01N
管理番号 1320060
審判番号 不服2015-10891  
総通号数 203 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2016-11-25 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2015-06-09 
確定日 2016-10-31 
事件の表示 特願2013-208058「採取デバイスおよび材料」拒絶査定不服審判事件〔平成25年12月26日出願公開、特開2013-257351、請求項の数(25)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 第1 手続の経緯
本願は、平成22年8月3日を国際出願日とする出願である特願2012-522818号の一部を平成25年10月3日(パリ条約による優先権主張日 平成22年4月21日、米国)に新たな特許出願としたものであって、平成26年5月13日付けで拒絶理由が通知され、同年11月19日付けで意見書及び手続補正書が提出され、平成27年2月2日付で拒絶査定(以下「原査定」という。)がされたのに対し、同年6月9日に拒絶査定不服審判の請求がなされ、その後、当審において平成28年2月29日付けで拒絶理由(以下「当審拒絶理由」という。)が通知され、同年9月6日付けで意見書及び手続補正書が提出されたものである。

第2 本願発明
本願の請求項1?25に係る発明は、平成28年9月6日付けの手続補正書で補正された特許請求の範囲の請求項1?25に記載された事項により特定されるものと認められ、そのうち、独立項である請求項1に係る発明(以下「本願発明」という。)は以下のとおりである。
「【請求項1】
生体試料を採取し、放出するための、フロック繊維が先端に付いたアプリケーターと、海島バイコンポーネント繊維とを含むスワブであって、前記フロック繊維の少なくとも85%(数で)が、末端から50%以下の長さに沿ってランダムに外に広がった前記バイコンポーネント繊維の島の前記末端を含み、前記フロック繊維はランダムに配置された、スワブ。」

第3 原査定の理由について
1 原査定の理由の概要
本願発明は、その出願(優先日)前に日本国内又は外国において、頒布された下記の刊行物に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった発明に基いて、その出願(優先日)前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

引用例1:特開2009-36781号公報
引用例2:国際公開2009/018473号
引用例1には、フロック繊維が先端についてアプリケーターを含むスワブが開示されている。引用例2には、海島バイコンポーネント繊維を含むスワブ20が記載されており、その18頁22行には「Swab fibers may be in terlaid, either knitted or randomly entwined」(当審訳:スワブ繊維は、編まれて、あるいは無作為に絡み合わされて、相互に重ねられ得る。)と記載されている。
また、汚れの拭き取り性向上の観点で繊維の配置を最適化ないし好適化することは当業者の通常の創作能力の発揮であり、「繊維の少なくとも約85%が、末端から約50%以下の長さに沿ってランダムに外に広がった前記バイコンポーネント繊維の島の前記末端を含み、前記繊維はランダムに配置され」るようにすることが、格別であるとはいえない。
したがって、引用例1に開示された発明におけるフロック繊維として、海島バイコンポーネント繊維を用いることは、当業者であれば容易に推考し得たことである。

2 原査定の理由の判断
(1)引用例の記載事項
ア 引用例1について
引用例1には、以下の事項が記載されている。なお、下線は当審において付与した。
(1-ア)「【0033】
(検体採取器具)
検体採取するための器具としては、綿棒、白金耳、スポイト又はさじ形状の用具等を用いることができる。特に人体を被験体とし、鼻腔ぬぐい液、鼻腔吸引液、咽頭ぬぐい液、肺胞洗浄液、便懸濁液又は直腸拭い液を検体とする場合は、検体採取器具として主として綿棒を用いることが多い。
【0034】
従来使用されている綿棒は図3に示すように、検体採取部分k1は軸部lの片方の先端にある頭部mに綿を巻き付けた綿球から形成される。この従来の綿棒は検体を採集した後に綿棒から放出し試験に供するという本来の検体採取器具の目的を考慮すると、必要以上に綿を要し、綿の深部まで検体が入り込みそこに保持され、次の検体を放出する工程において検体中の被検出物が十分に放出されないという問題がある。
【0035】
最近、天然物又は人工物でできた繊維がブラシ状に配置され、毛細管現象を利用し液体を採取する新しい方式の綿棒が市販されており、ブラシ状綿棒と呼ばれる。該ブラシ状綿棒は、以下の理由により本発明に特に好適に使用することができる。ブラシ状綿棒は、例えばフロック加工と呼ばれる、短く切った繊維(フロック)を、静電気により接着剤を塗布した綿棒の柄に付着させる方法により作製することができる。また、この方式の綿棒では、液体中の溶解物や混合物である固体や粘性物質も採取可能であり、この場合毛細管現象だけではなく、固体や粘性物質が本発明に器具の被分析試料採取部位に吸着等により結合することを利用して採取する。従来の綿棒と比較して表面積が大幅に増えるので、それだけ検体の採取量が大きく、検体中の被検出物をより多く吸着することが可能である。また浮遊液に浮遊させる際にも従来の綿棒とは異なり、浮遊液は容易に繊維間に入り込むことができるため、被検出物が放出されやすく、効率的に被検出物を浮遊液中に回収することができる。
【0036】
図4にブラシ状綿棒の1例を示す。軸部lの片方の先端の頭部mの表面に繊維をブラシ状に配置した検体採取部分k2を備える。軸部l及び頭部mの材質に特に限定はないが、検体採取部位k2よりは液体吸収性に劣り、適度な硬度かつ適度な柔軟性を備えた物質がふさわしい。木、プラスチック、ウレタン樹脂、紙、金属等の成型物が好ましく、それら材料の混合物の成型品でもかまわない。硬度、柔軟性や液体吸収性等の調整を目的として、必要に応じて薬品等で処理してもかまわない。軸部lと頭部mは別々の材料から作られていてもかまわないし、同じ材料から作られていてもかまわない。また、別成型としてもよいし、一体成型としてもかまわない。検体採取部位k2を構成する繊維の材質に特に限定はないが、例えば細い繊維がより合わされ、織られ、編まれ、あるいは集合体として形成された物が利用でき、例えば布、織物、不織物、綿花状の物、海綿状の物が利用できる。材料は天然物、人工物いずれも利用でき、綿花や絹等の天然物や脱脂綿等の天然物の加工物、天然物の薬品処理物、ナイロン繊維等の人工物が利用できる。いずれの材料も組合せ又は層状に重ねて使用することもできる。細い繊維はブラシ状に配置され、軸部の軸中心に向かって実質的に垂直方向に配置されるのが好ましい。ブラシ状に配置された繊維部分は、毛細管現象により液体を吸収・保持し得る。ブラシ状の繊維部分の厚さは、適宜選択することができるが、0.5?5mm、好ましくは1?2mm程度である。毛細管現象を利用し液体を採取するブラシ状繊維部分、軸部及び頭部は軸部の中心軸に対して通常は対象な形状であり、軸方向に対する垂直断面は軸を中心に円形であるが、必要に応じて形状を変えてもかまないし、毛細管現象を利用し液体を採取するブラシ状繊維部分を選択的に配置してもかまわない。ブラシ状に配置された繊維は、軸部の軸中心に向かって実質的に垂直方向に配置されるのが好ましい。繊維の太さ及び配置密度はその目的、材質に応じて適宜選択することができるが、繊度は1.0?4.0dtexが好ましい。」

(1-イ)図4として以下の図面が記載されており、短く切った繊維(フロック)が綿棒の柄の先端に着いていることが見て取れる。

してみれば、引用例1には、以下の発明が記載されている。
「検体を採集した後に綿棒から放出し試験に供する、ブラシ状綿棒であって、
例えばフロック加工と呼ばれる、短く切った繊維(フロック)を、静電気により接着剤を塗布した綿棒の柄の先端に付着させる、ブラシ状綿棒。」(以下「引用発明」という。)

イ 引用例2について
引用例2には、以下の事項が記載されている。なお、当審訳として、特表2010-535346号公報を参照し、下線は当審において付与した。
(2-ア)「FIG. 2 is a representation of a swab (20) as would be used in an embodiment of the invention. The swab comprises a shaft (21) with handle portion (22), neck portion (23), frangible breakaway notch (24), and tip (25) mounted at the distal end of the shaft. The shaft may be of various shapes or materials. Shaft materials include polypropylene, polyurethane, polycarbonate, polyethylene terephthalate, and other polyesters. Also conceived are polyimides such as nylon and natural fibers such as pine, bamboo, compressed paper, and so forth. The tip may be of various shapes or materials. Preferred swab shapes include a pipe-cleaner shape of bristles, a spade shape with sponge pad, and a "bud" shape with fiber bat. Non-limiting examples of synthetic fiber materials useful in forming swabs include acetate fibers, aramide fibers, polyamide fibers, e.g. nylons, polyester fibers, e.g. polyethylene terephthalate fibers (PET), polyolefin fibers, e.g. polypropylene and polyethylene fibers, polyvinyl alcohol fibers, polyurethane fibers or foams, and mixtures thereof. Further suitable synthetic fibers include bi- or tricomponent fibers such as PE/PET- or PP/PE fibers. These fibers can for example be so-called core-sheath-, side-by-side- or island-in-the-sea type fibers, as may be useful in selected applications. Lyocell fibers are also useful. Non-synthetic materials include woven paper or cotton. Fiber chemistry is generally chosen to be compatible with extraction or analytical chemistries.
Swab fibers may be interlaid, either knitted or randomly entwined. Interlaid webs or fabrics have been formed from many processes, such as, for example, meltblowing processes, spunbonding processes, and bonded carded web processes. In particular embodiments, interlaid swab materials as utilized in the present invention are produced from polymers, such as, for example, polyethylene or polypropylene. The swab fibers optionally may be made from interbonded fibers, for example as of thermoplastic fibers. The term "fibers" as used herein refers to a broad range of thermoplastic members that can be used to form a nonwoven fabric, including members having defined lengths like staple fibers, meltblown fibers that show a beginning and an end, filaments having endless or continuous lengths, and the like. For example, and without limiting the generality of the foregoing, thermoplastic polymers such as polyolefms including polyethylene, polypropylene as well as polystyrene can be used as may be polyesters including polyethylene terephthalate, and polyamides including nylons. Also useful are other thermoplastic polymers such as those which are elastomeric including elastomeric polyurethanes and block copolymers. Compatible blends of any of the foregoing may also be used. In addition, additives such as wax, fillers, and the like may be incorporated in amounts consistent with the fiber forming process used to achieve desired results. Other fiber or filament forming materials will suggest themselves to those skilled in the art. Bicomponent fibers may be also used. The fibers may also be formed from solution, and examples include viscose. It is only essential that the composition be capable of spinning into filaments or fibers of some form that can be deposited onto a forming surface and thermally formed or interbonded in a manner dependent upon the forming surface. The swab tip may comprise a sponge element. 」(18頁3行?19頁14行)
(当審訳:図2は、本発明の一実施形態で使用されるようなスワブ(20)の表示である。スワブは、ハンドル部(22)、ネック部(23)、壊れ易い分離ノッチ(24)、およびシャフトの遠位端部に取り付けられる先端(25)を有するシャフトを備える。シャフトは、種々の形状または材料のシャフトであり得る。シャフト材料には、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、および他のポリエステルが含まれる。ナイロン等のポリイミド、およびマツ、竹、圧縮紙等の天然繊維等も考えられる。
先端は、種々の形状または材料の先端であり得る。好ましいスワブの形状には、剛毛のパイプクリーナー形状、スポンジパッドを有するスペード形状、および繊維バットを有する「つぼみ」形状が含まれる。スワブの形成に有用な合成繊維材料の限定されない例には、アセテート繊維、アラミド繊維、ポリアミド繊維(例えば、ナイロン)、ポリエステル繊維(例えば、ポリエチレンテレフタレート繊維(PET))、ポリオレフィン繊維(例えば、ポリプロピレンおよびポリエチレン繊維)、ポリビニルアルコール繊維、ポリウレタン繊維またはフォーム、ならびにそれらの組み合わせが含まれる。さらなる好適な合成繊維には、PE/PETまたはPP/PE繊維等の二成分または三成分繊維が含まれる。これらの繊維は、例えば、選択された用途に有用であり得るような、コアシース、サイドバイサイド、またはアイランドインザシー型繊維と呼ばれる繊維であり得る。Lyocell繊維も有用である。非合成材料には、織った紙または綿が含まれる。繊維の化学的性質は、概して、抽出または分析化学に適合するように選択される。
スワブ繊維は、編まれて、あるいは無作為に絡み合わされて、相互に重ねられ得る。相互に重ねられたウェブまたは織布は、例えば、メルトブロープロセス、スパンボンドプロセス、および接着カード織布プロセス等の多くのプロセスから形成されてきた。特定の実施形態では、本発明に使用されるような相互に重ねられたスワブ材料には、例えば、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のポリマーから製造される。スワブ繊維は、随意に、例えば、熱可塑性繊維のように、相互結合繊維から製造され得る。本明細書で使用される時、「繊維」という用語は、ステープル繊維、始まりと終わりを示すメルトブローン繊維、無限または連続の長さを有するフィラメント等のような画定された長さを有する部材を含む、不織布を形成するために使用することができる幅広い熱可塑性部材を指す。例えば、かつ上記の一般性を制限することなく、ポリエチレン、ポリプロピレンを含むポリオレフィン、ならびにポリスチレン等の熱可塑性ポリマーは、ポリエチレンテレフタレートを含むポリエステル、およびナイロンを含むポリアミドのように使用することができる。エラストマーポリウレタンおよびブロックコポリマーを含む弾性の熱可塑性ポリマー等の、他の熱可塑性ポリマーも有用である。また、上記のいずれもの適合な混合が使用され得る。加えて、所望の結果を達成するために使用される繊維形成プロセスと一致する量で、ワックス等の添加剤、充填剤等が組み込まれ得る。材料を形成する他の繊維またはフィラメントは、当業者に連想されるであろう。また、二成分繊維が使用され得る。繊維はまた、溶液から形成され得、例にはビスコースが含まれる。組成物が、形成面上に沈着し、形成面に応じた方法で熱的に形成または相互結合することができる、ある種の形態のフィラメントまたは繊維に紡糸することができることが、唯一不可欠なことである。スワブ先端は、スポンジ要素を備え得る。)

(2-イ)Fig.2として、以下の図面が記載されている。


(2)対比
本願発明と引用発明とを対比する。
ア 引用発明の「体を採集した後に綿棒から放出し試験に供する」ものは、本願発明の「生体試料を採取し、放出するための」ものに相当する。

イ 引用発明の「接着剤を塗布し」「先端に」「例えばフロック加工と呼ばれる、短く切った繊維(フロック)を、静電気により」「付着させる」「綿棒の柄」は、本願発明の「フロック繊維が先端に付いたアプリケーター」に相当する。

ウ 引用発明の「綿棒の柄」と「短く切った繊維(フロック)」とを含む「ブラシ状綿棒」と、本願発明の「アプリケーターと、海島バイコンポーネント繊維とを含むスワブ」とは、「アプリケーターと、繊維とを含むスワブ」の点で共通する。

してみれば、本願発明と引用発明とは、
(一致点)
「生体試料を採取し、放出するための、フロック繊維が先端に付いたアプリケーターと、繊維とを含むスワブ。」
の点で一致し、以下の点で相違する。

(相違点)
繊維について、本願発明は、「フロック繊維の少なくとも85%(数で)が、末端から50%以下の長さに沿ってランダムに外に広がった」「海島バイコンポーネント繊維」「の島の前記末端を含み、前記フロック繊維はランダムに配置された」ものであるのに対し、引用発明は、そのような繊維ではない点。

(3)判断
上記相違点について検討する。
引用例2には、シャフト(本願発明の「アプリケーター」び相当。)の先端にPE/PETまたはPP/PE繊維等の二成分繊維のアイランドインザシー型繊維を付けたスワブが記載されており、「PE/PETまたはPP/PE繊維等の二成分繊維のアイランドインザシー型繊維」は、本願発明の「海島バイコンポーネント繊維」に相当するものである。
しかしながら、上記引用例2には、「末端から50%以下の長さに沿ってランダムに外に広がった」海島バイコンポーネント繊維「の島の末端」について記載されておらず、それを示唆する記載もない。
また、引用例1においても、「繊維の材質に特に限定はないが、例えば細い繊維がより合わされ、織られ、編まれ、あるいは集合体として形成された物が利用でき、例えば布、織物、不織物、綿花状の物、海綿状の物が利用できる」と記載されるのみで、上記事項を示唆する記載はない。
してみれば、上記事項を含む相違点は、引用例1又は引用例2の記載事項から当業者が容易になし得たものではなく、本願発明は、上記相違点に基づく繊維の構造とすることにより、本願明細書の実施例に記載されているように、特に水の含浸量が多くなるという効果が生じるものである。

(4)小括
したがって、本願発明は、当業者が引用発明及び引用例1又は2の記載事項に基づいて容易に発明をすることができたとはいえない。
また、本願の請求項2?20に係る発明は、本願発明をさらに限定したものであるので、同様に、当業者が引用発明に基づいて容易に発明をすることができたとはいえない。また、本願の請求項21に係る発明は、本願発明を引用する請求項10に記載のスラブを形成する方法の発明、請求項22及び23に係る発明は、本願発明のスラブを使用する方法の発明、請求項24及び25に係る発明は、本願発明を引用する請求項2のスラブを使用する方法の発明であるから、各々、同様に当業者が引用発明に基づいて容易に発明をすることができたとはいえない。
よって、原査定の理由によっては、本願を拒絶することはできない。

第4 当審拒絶理由について
1 当審拒絶理由の概要
本願は、特許請求の範囲の記載が下記の点で不備であり、特許法第36条第6項第2号に規定する要件を満たしていない。

請求項1に「・・・前記フロック繊維の少なくとも約85%が、・・・」と記載されているが、「85%」がフロック繊維の何を単位として表した百分率(%)の数値であるのか特定されていないため、その単位がフロック繊維の重量、体積、本数等いかようにも解され、不明確である。

2 当審拒絶理由の判断
平成28年9月6日付け手続補正書によって、請求項1は「・・・前記フロック繊維の少なくとも85%(数で)が、・・・」と補正された。このことにより、請求項1に係る発明(本願発明)は明確となった。
よって、当審拒絶理由は解消した。

第5 むすび
以上のとおり、原査定の理由及び当審拒絶理由によっては、本願を拒絶することはできない。
また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2016-10-14 
出願番号 特願2013-208058(P2013-208058)
審決分類 P 1 8・ 537- WY (G01N)
P 1 8・ 121- WY (G01N)
最終処分 成立  
前審関与審査官 東松 修太郎  
特許庁審判長 郡山 順
特許庁審判官 三崎 仁
田中 洋介
発明の名称 採取デバイスおよび材料  
代理人 村山 靖彦  
代理人 阿部 達彦  
代理人 実広 信哉  
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