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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 F21S
審判 査定不服 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 取り消して特許、登録 F21S
管理番号 1321115
審判番号 不服2015-20257  
総通号数 204 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2016-12-22 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2015-11-11 
確定日 2016-11-22 
事件の表示 特願2014-153063号「発光装置、照明装置および車両用前照灯」拒絶査定不服審判事件〔平成26年12月11日出願公開、特開2014-232734号、請求項の数(9)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 第1 手続の経緯
本願は、平成24年1月18日に出願した特願2012-8479号の一部を平成26年7月28日に新たな特許出願としたものであって、平成27年4月8日付けで拒絶理由が通知され、同年5月29日付けで手続補正がなされ、同年8月31日付けで拒絶査定(以下、「原査定」という)がされ、これに対し、同年11月11日に拒絶査定不服審判が請求されるとともに手続補正がなされ、その後、当審において平成28年7月7日付けで拒絶理由(以下、「当審拒絶理由」という)が通知され、同年8月9日付けで手続補正がなされたものである。

第2 本願発明
本願の請求項1-9に係る発明は、平成28年8月9日付けの手続補正で補正された特許請求の範囲の請求項1-9に記載された事項により特定されるものと認められるところ、本願の請求項1に係る発明(以下、「本願発明1」という。)は、以下のとおりである。

「【請求項1】
励起光源から出射された励起光を透過するとともに、当該励起光を出射する出射面を有している第1光学部材と、
上記出射面から出射された上記励起光を受けて蛍光を発する発光部と、
上記出射面と上記発光部との間に位置する第2光学部材と、を備え、
上記出射面と上記発光部の光照射面における上記励起光のスポットとが光学的共役関係にあり、
上記出射面における上記励起光の分布形状と、上記発光部における上記励起光の分布形状とが同じであることを特徴とする発光装置。」

第3 原査定の理由について
1.原査定の理由の概要
本願発明1は、その出願前に日本国内又は外国において、頒布された下記の刊行物に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった発明に基いて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。


引用文献1.特開2004-241142号公報
2.特開2011-243373号公報

引用文献1には、半導体レーザーモジュール120から出射された励起光を受けて蛍光を発する蛍光体204(「発光部」に相当)と、集光レンズ(「第2光学部材」に対応)とを備える車両用前照灯が記載されている(とくに【0050】-【0053】、図7参照)。また、図2の記載をみると、出射部と励起光のスポットとが共役関係となるように集光レンズを設ける点が示唆されている。
引用文献2には、レーザ光を第1導光部20を介して集光レンズに入射する点が記載されている(とくに【0111】参照)。
そして、引用文献1、2に記載された発明は、いずれもレーザを光源とする車両用前照灯である点で技術分野が共通しており、引用文献1に記載された発明の半導体レーザーモジュール120から出射された励起光を、引用文献2に記載された発明に基づき、導光部を介して、集光レンズに入射させることは当業者が容易に想到し得たものである。

2.原査定の理由の判断
(1)引用文献の記載事項及び引用発明
ア.引用文献1には、図面とともに以下の事項が記載されている(下線部は当審で付与した。以下同様。)。
(ア)「【0018】
図2及び図3は、光源ユニット100の構成の一例を示す。図2は、光源ユニット100のBB垂直断面図を示す。図3は、光源ユニット100のAA水平断面図を示す。本例の光源ユニット100は、光軸寄りに集光反射させた光を、レンズを介して前方に照射するプロジェクタ型の光源ユニットであり、蛍光体204、光照射部202、LED支持部206、水平反射部118、投影レンズ104、及びリフレクタ114を有する。蛍光体204及び光照射部202は、光源ユニット100に設けられた光源を構成する。」
(イ)「【0021】
光照射部202は、複数のLEDモジュール210、及び複数の集光レンズ208を含む。他の例において、光照射部202は、一組のLEDモジュール210及び集光レンズ208を含んでもよい。
【0022】
LEDモジュール210は、半導体発光素子102及び封止部材108を有する。半導体発光素子102は、蛍光体204から離間して設けられた発光ダイオード素子である。本例において、半導体発光素子102は、例えば、予め定められた発光領域から蛍光体204に対して、例えば波長が400nm以下程度の紫外光を照射する。これにより、半導体発光素子102は、蛍光体204に白色光を発生させる。また、光源ユニット100は、蛍光体204が発生する白色光を、車両の前方に照射する。この場合、光源ユニット100は、例えば自動車用前照灯規格(JIS D5500)で規定される白色光領域の白色光を照射するのが好ましい。」
(ウ)「【0025】
複数の集光レンズ208は、複数のLEDモジュール210にそれぞれ含まれる半導体発光素子102に対応してそれぞれ設けられ、対応する半導体発光素子102が発生する光を、蛍光体204にそれぞれ集光する。この場合、それぞれの集光レンズ208は、対応する半導体発光素子102が複数の方向に向かって発生する光を、蛍光体204に向かって偏向することにより、異なる複数の方向から蛍光体204に照射する。また、これにより、光照射部202は、蛍光体204を発光させる。」

以上の記載事項から次の事項が認定できる。
(エ)上記(イ)(段落【0022】)には、「半導体発光素子102は、蛍光体204から離間して設けられた発光ダイオード素子である。本例において、半導体発光素子102は、例えば、予め定められた発光領域から蛍光体204に対して、例えば波長が400nm以下程度の紫外光を照射する。」と記載されているから、半導体発光素子102は、紫外光を照射する出射面を有しているものと認められる。
(オ)上記(ウ)には、「複数の集光レンズ208は、複数のLEDモジュール210にそれぞれ含まれる半導体発光素子102に対応してそれぞれ設けられ、対応する半導体発光素子102が発生する光を、蛍光体204にそれぞれ集光する。」と記載され、併せて図2、3を参照すると、集光レンズ208は、半導体発光素子102の出射面と蛍光体204との間に位置しているものと認められる。

これらの記載事項(ア)、(イ)、(ウ)認定事項(エ)、(オ)及び図面内容を総合し、本願発明1の発明特定事項に倣って整理すると、引用文献1には、以下の発明が記載されていると認められる(以下、「引用発明」という。)。
「紫外光を照射する出射面を有するLEDモジュール210の半導体発光素子102と、
上記半導体発光素子102の出射面から照射された上記紫外光により白色光を発生する蛍光体204と、
上記半導体発光素子102の出射面と上記蛍光体204との間に位置する集光レンズ208と、を備え、
上記集光レンズ208は、上記半導体発光素子102の出射面から照射された上記紫外光を、蛍光体204に集光する光源ユニット100。」

イ.引用文献2には、図面とともに以下の事項が記載されている。
(ア)「【0075】
図1に示すように、発光装置110は、インコヒーレント光(光)L3を発生するものであり、レーザダイオード群(励起光源群)10、第1導光部(第1光学系)20、凸シリンドリカルレンズ(第2光学系)30及び直方体状発光体(発光部)40を備える。
【0076】
レーザダイオード群10は、複数の励起光源が集まった励起光源群の一例であり、本実施形態では、合計5つの単一の光出射端を持つLDチップ(励起光源)11を備える。それぞれのLDチップ11からは、レーザ光(励起光)L0が発生する。」
(イ)「【0086】
次に、第1導光部20は、光入射部(第1光学系の一端)201から入射したそれぞれのレーザ光L0を、光出射部(第1光学系の他端)202に導光し、導光した各レーザ光L0由来の出射光(励起光)L1を光出射部202から出射する。」
(ウ)「【0104】
また、本実施形態では、「第2光学系」の例として単体の光学部品である凸シリンドリカルレンズ30を用いた場合について説明するが、「第2光学系」は、第1導光部20によって導光された各レーザ光L0由来の出射光L1を、照射光L2として直方体状発光体40の光照射領域に分散して照射できるものであれば良く、この他、例えば、第1導光部20によって導光された出射光L1を2つのレンズを用いて光照射領域に分散して照射する場合のように複数の光学部品で構成しても良い。」
(エ)「【0114】
次に、直方体状発光体40は、照射光L2が照射されると、インコヒーレント光L3を発生する。すなわち、直方体状発光体40は、少なくとも照射光L2が照射されることによりインコヒーレント光L3を発生する蛍光体を含んでいる。」
(オ)「【0123】
なお、『蛍光体』とは、照射光L2を照射することにより低エネルギー状態の電子が高エネルギー状態に励起し、この電子が、高エネルギー状態から低エネルギー状態に遷移することにより、インコヒーレント光L3を発生する物質のことである。」

(2)対比
ア.本願発明1と引用発明とを対比すると、その意味、機能または構造からみて、引用発明の「紫外光」は本願発明1の「励起光」に相当し、以下同様に、「LEDモジュール210の半導体発光素子102」は「励起光源」に、「白色光」は「蛍光」に、「集光レンズ208」は「第2光学部材」に、「光源ユニット100」は「発光装置」に、それぞれ相当する。
イ.引用発明の「上記半導体発光素子102の出射面」と、本願発明1の「第1光学部材」の「上記出射面」は、「励起光の出射面」という限度で一致する。
そうすると、引用発明の「上記半導体発光素子102の出射面から照射された上記紫外光により白色光を発生する蛍光体204」と、本願発明1の「第1光学部材」の「上記出射面から出射された上記励起光を受けて蛍光を発する発光部」は、「励起光の出射面から出射された上記励起光を受けて蛍光を発する発光部」という限度で一致する。
ウ.上記イ.で述べたとおり、引用発明の「上記半導体発光素子102の出射面」と、本願発明1の「第1光学部材」の「上記出射面」は、「励起光の出射面」という限度で一致する。
そうすると、引用発明の「上記半導体発光素子102の出射面と上記紫外光との間に位置する集光レンズ208」と、本願発明1の「第1光学部材」の「上記出射面と上記発光部との間に位置する第2光学部材」は、「上記出射面と上記発光部との間に位置する第2光学部材」という限度で一致する。
エ.引用発明では、「上記半導体発光素子102の出射面から照射された上記紫外光」は「蛍光体204に集光」するので、半導体発光素子102の出射面と、紫外光が照射される蛍光体204とは、光学的共役関係にあるものと認められる。そして、半導体発光素子102の出射面と、紫外光が照射される蛍光体204とが、光学的共役関係にあれば、半導体発光素子102の出射面における紫外光の分布形状と、蛍光体204における紫外光の分布形状は同じになるものといえる。
また、上記イ.で述べたとおり、引用発明の「上記半導体発光素子102の出射面」と、本願発明1の「第1光学部材」の「上記出射面」は、「励起光の出射面」という限度で一致する。
したがって、引用発明の「上記集光レンズ208は、上記半導体発光素子102の出射面から照射された上記紫外光を、蛍光体204に集光する」と、本願発明1の「第1光学部材」の「上記出射面と上記発光部の光照射面における上記励起光のスポットとが光学的共役関係にあり、上記出射面における上記励起光の分布形状と、上記発光部における上記励起光の分布形状とが同じである」は、「上記出射面と上記発光部の光照射面における上記励起光のスポットとが光学的共役関係にあり、上記出射面における上記励起光の分布形状と、上記発光部における上記励起光の分布形状とが同じである」という限度で一致する。

したがって、両者は、
「励起光の出射面から出射された上記励起光を受けて蛍光を発する発光部と、
上記出射面と上記発光部との間に位置する第2光学部材と、を備え、
上記出射面と上記発光部の光照射面における上記励起光のスポットとが光学的共役関係にあり、
上記出射面における上記励起光の分布形状と、上記発光部における上記励起光の分布形状とが同じである発光装置。」
である点で一致する。

そして、本願発明1と引用発明とは、以下の点で相違している。
<相違点1>
本願発明1は、「励起光源から出射された励起光を透過するとともに、当該励起光を出射する出射面を有している第1光学部材と、上記出射面から出射された上記励起光を受けて蛍光を発する発光部と、上記出射面と上記発光部との間に位置する第2光学部材と、を備え、上記出射面と上記発光部の光照射面における上記励起光のスポットとが光学的共役関係にあり、上記出射面における上記励起光の分布形状と、上記発光部における上記励起光の分布形状とが同じである」のに対し、
引用発明は、「励起光源から出射された励起光を透過するとともに、当該励起光を出射する出射面を有している第1光学部材」に相当する部材を有していない点。

(3)判断
相違点1について検討する。
上記(1)イ.(ア)?(オ)及び図面内容を総合すると、引用文献2には、以下の事項が記載されているものと認められる(以下、「引用文献2に記載の技術的事項」という。)。
「励起光L0を発生する励起光源11と、光入射部201から入射した励起光L0を光出射部202に導光し、導光した励起光L0由来の励起光L1を光出射部202から出射する第1導光部20と、励起光L1を照射光L2として直方体状発光体40の光照射領域に分散して照射する凸シリンドリカルレンズ30と、照射光L2が照射されるとインコヒーレント光L3を発生する蛍光体を含む直方体状発光体40と、を備える発光装置110。」

ア.本願発明1と引用文献2に記載の技術的事項とを対比すると、その意味、機能または構造からみて、引用文献2に記載の技術的事項の「励起光源11」は「励起光源」に相当し、以下同様に、「蛍光体を含む直方体状発光体40」は「発光部」に、「インコヒーレント光L3」は「蛍光」に、「発光装置110」は「発光装置」に、それぞれ相当する。また、引用文献2に記載の技術的事項の「励起光L0」、「励起光L1」及び「照射光L2」は、いずれも本願発明1の「励起光」に相当する。
イ.引用文献2に記載の技術的事項の「第1導光部20」は、「光入射部201から入射した励起光L0を光出射部202に導光し、導光した励起光L0由来の励起光L1を光出射部202から出射する」ものであり、「光入射部201から入射した励起光L0」は励起光源11から発生したものであるから、引用文献2に記載の技術的事項の「第1導光部20」は、本願発明1の「励起光源から出射された励起光を透過するとともに、当該励起光を出射する出射面を有している第1光学部材」に相当する。

以上から、引用文献2には、相違点1に係る本願発明1の発明特定事項のうちの「励起光源から出射された励起光を透過するとともに、当該励起光を出射する出射面を有している第1光学部材」が記載されているものと認められる。

しかしながら、引用文献2に記載の技術的事項は、「励起光L1を照射光L2として直方体状発光体40の光照射領域に『分散して照射する』」、すなわち、照射光L2を直方体状発光体40の光照射領域の一点にフォーカスさせずに照射するものであるところ(引用文献2の段落【0112】等参照)、引用発明は、「上記半導体発光素子102の出射面から照射された上記紫外光を、蛍光体204に『集光する』」ものであるから、引用文献2に記載の技術的事項を、引用発明に適用することには阻害要因があるといえる。
なお、仮に、引用文献2に記載の技術的事項を、引用発明に適用できたとしても、相違点1に係る本願発明1の発明特定事項のうちの、「第1光学部材」の「上記出射面と上記発光部の光照射面における上記励起光のスポットとが光学的共役関係にあり、上記出射面における上記励起光の分布形状と、上記発光部における上記励起光の分布形状とが同じである」という構成についてまで容易に想到できたものとは認められない。
そして、本願発明1は、「第1光学部材」の「上記出射面と上記発光部の光照射面における上記励起光のスポットとが光学的共役関係にあり、上記出射面における上記励起光の分布形状と、上記発光部における上記励起光の分布形状とが同じである」という構成により、第1光学部材の出射面の形状を変更することにより、励起光のスポットの形状を所望の形状にすることができるという有利な効果を奏するものであるところ(本願明細書の段落【0063】、【0067】等参照)、このような効果は、引用文献1又は引用文献2のいずれも記載されておらず、当業者が予測可能な効果ということはできない。

以上から、相違点1に係る本願発明1の発明特定事項は、当業者にとって容易に想到し得たものとはいえない。

(4)小括
したがって、本願発明1は、当業者が引用発明及び引用文献2に記載の技術的事項に基いて容易に発明をすることができたとはいえない。
また、本願発明2-9は本願発明1をさらに限定したものであるので、当業者が引用発明、引用文献2に記載の技術的事項、加えて、平成27年4月8日付けの拒絶理由及び原査定において従属項に対して引用された特開2006-350255号公報(引用文献3)、及び、原査定のなお書きにおいて新たに提示された特開2011-121082号公報(引用文献4)、国際公開第2010/137475号(引用文献5)に示される周知技術に基いて容易に発明をすることができたとはいえない。
よって、原査定の理由によっては、本願を拒絶することはできない。

第4 当審拒絶理由について
1.当審拒絶理由の概要
この出願は、特許請求の範囲の記載が下記の点で、特許法第36条第6項第2号に規定する要件を満たしていない。

本願請求項1に記載の「上記出射面と上記励起光のスポットとが光学的共役関係にあり」の「上記励起光のスポット」の位置を特定できない。
例えば、本願明細書の段落【0031】に「発光部4のレーザ光照射面4aにおけるレーザ光スポット」と記載されるように、少なくとも、「上記励起光のスポット」が発光部に位置することを明確にされたい。

よって、請求項1-9に係る発明は、明確ではない。

2.当審拒絶理由の判断
(1)平成28年8月9日付けの手続補正によって、請求項1の「上記励起光のスポット」は「上記発光部の光照射面における上記励起光のスポット」と補正された。これにより、本願発明1及び本願発明1を直接又は間接的に引用する本願補正2-9は、明確となった。

第5 むすび
以上のとおり、原査定の理由及び当審拒絶理由によっては、本願を拒絶することはできない。
また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2016-11-04 
出願番号 特願2014-153063(P2014-153063)
審決分類 P 1 8・ 537- WY (F21S)
P 1 8・ 121- WY (F21S)
最終処分 成立  
前審関与審査官 柿崎 拓  
特許庁審判長 島田 信一
特許庁審判官 一ノ瀬 覚
森林 宏和
発明の名称 発光装置、照明装置および車両用前照灯  
代理人 特許業務法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK  

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