• ポートフォリオ機能


ポートフォリオを新規に作成して保存
既存のポートフォリオに追加保存

  • この表をプリントする
PDF PDFをダウンロード
審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 G06F
管理番号 1323842
審判番号 不服2016-3353  
総通号数 207 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2017-03-31 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2016-03-04 
確定日 2017-01-31 
事件の表示 特願2013-167405「クラスタシステムおよびSplit-BrainSyndrome検出方法」拒絶査定不服審判事件〔平成27年 2月23日出願公開、特開2015- 36834、請求項の数(6)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由
第1 手続の経緯

本件審判請求に係る出願(以下,「本願」という。)は,平成25年8月12日の出願であって,その手続の経緯は以下のとおりである。

平成26年 3月25日 :出願審査請求書の提出
平成27年 3月12日付け :拒絶理由の通知
平成27年 5月15日 :意見書,手続補正書の提出
平成27年12月 3日付け :拒絶査定
平成28年 3月 4日 :審判請求書の提出


第2 本願発明

本願の請求項に係る発明は,上記平成27年5月15日付け手続補正により補正された特許請求の範囲の請求項1乃至6に記載されたとおりのものであると認められるところ,その請求項1に係る発明(以下,「本願発明」という。)は,以下のとおりのものである。

「 複数のノードにより構成されるクラスタを備え,前記クラスタを構成する複数のノードの中からノードを管理する特権を持つ特権ノードを選出するクラスタシステムであって,
前記ノードは,
ノード識別子が記憶されるノード管理情報と死活を監視する対象のノードをリストアップした死活監視情報とを記憶する記憶部と,
前記クラスタへのノードの追加や離脱が発生した際に,前記クラスタを構成するノード識別子を更新し,前記ノード管理情報に記憶するノード管理部と,
前記死活監視情報に基づき,指定されたノードと死活監視信号をやり取りして,前記クラスタを構成するノードの障害を検出する死活監視部と,
アルゴリズムが完結するまでの一連の流れでのみ1つの提案で合意が取れることを保証する多数決プロトコルであるPaxosアルゴリズムを適用して,
Master Leaseで用いるリース期間が途切れないようにリース期間更新間隔を設定して,自身の提案しか通らないように特権ノードである権利期間を確保し,かつ,
Proposerが前記Paxosアルゴリズムの一連の流れが完結する前に連続して提案できる回数を2回以上とすることにより,自身が前記ノード管理情報を更新できる前記特権ノードであることを提案し合意を得るとともに,
一度提案が受理されなかった場合に次の提案をするまでの時間である提案間隔を前記リース期間とする,特権ノード選出部と,
前記提案が2回以上Rejectされた場合,または自身の所属するクラスタの過半数から応答を集められなかった場合,Split-Brain Syndromeが発生したと判定するクラスタ離脱指示部と,
を備えることを特徴とするクラスタシステム。」


第3 原査定の理由の概要

この出願の下記の請求項に係る発明は,その出願前に日本国内又は外国において,頒布された下記の刊行物に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった発明に基いて,その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから,特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

<引用例>
1.久保田展行,「Paxos」,[online],株式会社プリファードインフラストラクチャ,2012年7月5日,1頁?64頁,[平成27年3月11日検索],インターネットURL:http://open-groove.net/all-things-technology/paxos/
(本URLの記事の中程にある「Paxos」と題したスライド)
2.Tushar CHANDRA et al.,"Paxos Made Live An Engineering Perspective",[online],米国,Google Inc.,2007年8月15日,pages:398-407,[平成27年3月12日検索],インターネットURL:http://www8.cs.umu.se/kurser/5DV153/HT14/literature/chandra2006paxos.pdf
3.特開2011-186609号公報

・請求項 1,5
・引用文献等 1-3
…(中略)…
以上を踏まえると,
本願発明はマスターリース期間Tを更新しながら,ProposerがPaxosアルゴリズムの提案時間間隔Δdを前記マスターリース期間Tとし,提案を2回以上行なえるようマスターリース期間を更新する(延長する)ものであるのに対して,引用文献1に記載の手法は,出願人も認識のとおり,Paxosアルゴリズムの提案時間間隔ΔdをPmax(PmaxはPaxosアルゴリズムの提案1回分の時間)とし,提案を2回行うものであり,そのために必要なマスターリース期間,即ちPmax×2以上のマスターリース期間を確保するというものである。
本願においてもΔd=Pmaxであることは明らかであり,両者の相違点を整理すると,
本願発明はΔd=Pmax=Tで,提案を2回以上行なえるようマスターリース期間Tを更新する(T≧Pmax×2となるよう延長する)ものであるのに対して,引用文献1に記載の手法は,Δd=Pmaxであり,マスターリース期間Tは更新せずに最初からPmax×2だけ確保するものである。
したがって,両者は,Pmax×2だけのマスターリース期間Tを,更新しながら確保するか最初から確保するかの違いであり,この相違点は設計事項程度のものでしかない。
請求項5についても同様である。
…(中略)…
以上のように,本願の補正後の請求項1,5に係る発明は,依然として,引用文献1-3に記載の発明及び周知技術に基づいて当業者が容易に発明できたものであるから,特許法第29条第2項の規定により特許を受けることはできない。


第4 当審の判断

1 引用例

(1)本願の出願前に頒布又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となり,原審の拒絶査定の理由である平成27年3月12日付けの拒絶理由通知において引用された,久保田展行,「Paxos」,[online],株式会社プリファードインフラストラクチャ,2012年7月5日,1頁?64頁,[平成27年3月11日検索],インターネットURL:http://open-groove.net/all-things-technology/paxos/(本URLの記事の中程にある「Paxos」と題したスライド)(以下,「引用例1」という。)には,以下の技術的事項が記載されている。

A 3-6,10頁の記載からすると,引用例1には,
“高可用性分散システムであって,グループのリーダーの決定,メンバの追加/削除に際してPaxosによるコンセンサス(合意形成)アルゴリズムが用いられ”ること
が記載されていると解される。

B 44-46頁の記載からすると,引用例1には,
“proposerが2台以上出現するSplit brainが発生した場合でもPaxosアルゴリズムの停止を保証”する必要があること
が記載されていると解される。

C 38-46頁の記載からすると,引用例1には,
“Paxosアルゴリズムの停止を保証し,Paxosアルゴリズムによってコンセンサスを取るために,Paxosのフェーズ2回分を独立して実行するのに十分な時間,1台のproposerだけを動か”すこと
が記載されていると解される。

D 45,60頁の記載からすると,引用例1には,
“1台のproposerであるマスター(distinguished proposer)だけが提案を行うようにするため,マスターのリースにより管理する”こと
が記載されていると解される。


(2)以上,A乃至Dで示した事項から,引用例1には,次の発明(以下,「引用発明」という。)が記載されているものと認める。

「高可用性分散システムであって,グループのリーダーの決定,メンバの追加/削除に際してPaxosによるコンセンサス(合意形成)アルゴリズムが用いられ,
proposerが2台以上出現するSplit brainが発生した場合でもPaxosアルゴリズムの停止を保証し,Paxosアルゴリズムによってコンセンサスを取るために,Paxosのフェーズ2回分を独立して実行するのに十分な時間,1台のproposerだけを動かし,
1台のproposerであるマスター(distinguished proposer)だけが提案を行うようにするため,マスターのリースにより管理する,
高可用性分散システム。」


2 対比

本願発明と引用発明とを対比すると,以下の点で一致し,また,以下の点で相違する。

<一致点>

「 複数のメンバにより構成されるグループを備え,前記グループを構成する複数のメンバの中からグループを管理する特権を持つリーダーを選出する分散システムであって,
前記メンバは,
前記グループへのメンバの追加や離脱が発生した際に,前記グループを構成するメンバ識別子を更新し,メンバ管理情報に記憶するメンバ管理部と,
アルゴリズムが完結するまでの一連の流れでのみ1つの提案で合意が取れることを保証する多数決プロトコルであるPaxosアルゴリズムを適用して,
Master Leaseを用いて,1台のProposerが自身の提案しか通らないようにリーダーである権利期間を確保する,リーダー選出部と,
を備えることを特徴とする分散システム。」

<相違点1>
本願発明は,「クラスタシステム」において,「複数のノードにより構成されるクラスタを備え」ているのに対して,引用発明は,「分散システム」において,「複数のメンバにより構成されるグループ」を備える点。

<相違点2>
本願発明では,「ノード」が「ノード識別子が記憶されるノード管理情報と死活を監視する対象のノードをリストアップした死活監視情報とを記憶する記憶部」及び「前記死活監視情報に基づき,指定されたノードと死活監視信号をやり取りして,前記クラスタを構成するノードの障害を検出する死活監視部」を備えるのに対して,引用発明では,「メンバ」がそのような構成を備えるかどうか言及されていない点。

<相違点3>
Master Leaseを用いた特権ノードの選出に関し,本願発明では,「ノード」の「特権ノード選出部」が「Master Leaseで用いるリース期間が途切れないようにリース期間更新間隔を設定して,自身の提案しか通らないように特権ノードである権利期間を確保し,かつ,Proposerが前記Paxosアルゴリズムの一連の流れが完結する前に連続して提案できる回数を2回以上とすることにより,自身が前記ノード管理情報を更新できる前記特権ノードであることを提案し合意を得るとともに,一度提案が受理されなかった場合に次の提案をするまでの時間である提案間隔を前記リース期間とする」のに対して,引用発明では,「Paxosのフェーズ2回分を独立して実行するのに十分な時間,1台のproposerだけを動かし,1台のproposerであるマスター(distinguished proposer)だけが提案を行うようにする」ものの,proposerの提案の回数,リース期間更新間隔,一度提案が受理されなかった場合に次の提案をするまでの時間である提案間隔の設定について特定されていない点。

<相違点4>
本願発明では,「ノード」が「提案が2回以上Rejectされた場合,または自身の所属するクラスタの過半数から応答を集められなかった場合,Split-Brain Syndromeが発生したと判定するクラスタ離脱指示部」を備えるのに対して,引用発明では,「メンバ」がそのような構成を備えるかどうか言及されていない点。

3 判断

上記相違点1乃至4について検討する。

(1)相違点1について

引用発明では,「分散システム」において,「複数のメンバにより構成されるグループ」を備えるところ,ネットワークを介して相互に接続された複数のサーバが複数のサーバ群を構成し,各サーバ群毎に代表サーバを選定する高可用性システムが,例えば,特開2011-186609号公報(段落【0047】-【0055】を参照)に記載されるように本願出願前には分散システムの技術分野における周知技術であった。ここで,ネットワークを介して相互に接続されたサーバは「ノード」,複数のサーバが構成するサーバ群は「クラスタ」とみることができる。
そして,引用発明において上記周知技術を適用し,適宜,メンバ,グループをそれぞれ,ノード,クラスタとして,複数のノードにより構成されるクラスタを備えたクラスタシステムを成すこと,すなわち,上記相違点1に係る構成とすることは,当業者が適宜なし得たものである。

(2)相違点2について

ネットワークを介して相互に接続された複数のサーバが複数のサーバ群を構成する高可用性システムにおいて,代表サーバがハートビートにより得たメンバの追加,削除などの変更情報を各サーバが記憶することは,例えば,特開2011-186609号公報(段落【0053】,【0057】-【0062】,【0084】を参照)に記載されるように本願出願前には当該技術分野における周知技術であった。ここで,代表サーバがハートビートにより得たメンバの追加,削除などの変更情報が,メンバの死活情報を含むことは明らかである。
そうすると,引用発明において上記周知技術を適用し,適宜メンバをノードとなし,ノード識別子が記憶されるノード管理情報と死活を監視する対象のノードをリストアップした死活監視情報とを記憶する記憶部,及び死活監視情報に基づき,指定されたノードと死活監視信号をやり取りして,クラスタを構成するノードの障害を検出する死活監視部を備えること,すなわち,上記相違点2に係る構成とすることは,当業者が適宜なし得たものである。

(3)相違点3について

引用発明では,「マスターのリース」により,「Paxosのフェーズ2回分を独立して実行するのに十分な時間,1台のproposerだけを動かし,1台のproposerであるマスター(distinguished proposer)だけが提案を行う」ところ,「マスターのリース」の具体的利用方法については特定されておらず,本願発明のように,proposerの提案の回数,リース期間更新間隔,一度提案が受理されなかった場合に次の提案をするまでの時間である提案間隔の設定を適切に行うことの動機付けは認められない。
ここで,本願発明における「リース期間更新間隔」とは,本願明細書の発明の詳細な説明の段落【0089】の記載を参酌すると,リース期間Tの計時を開始する起点となる信号を各ノードに対して送信する間隔であると認められる。また,本願発明における「提案間隔」とは,本願明細書の段落【0093】の記載を参酌すると,一度提案が受理されなかった場合の,提案が受理されなかった時点から次の提案をするまでの時間であると認められる。
一方,原審の拒絶査定の理由である平成27年3月12日付けの拒絶理由通知において引用された,「Tushar CHANDRA et al.,"Paxos Made Live An Engineering Perspective",[online],米国,Google Inc.,2007年8月15日,pages:398-407,[平成27年3月12日検索],インターネットURL:http://www8.cs.umu.se/kurser/5DV153/HT14/literature/chandra2006paxos.pdf」の(5.2章)には,Paxosコンセンサスアルゴリズムにおいて,1つのマスターだけが提案を行うためにマスターのリースによる管理が必要であることが示唆されており,マスターのリースを利用したPaxosアルゴリズムは本願出願前にはすでに公知の技術であったが,マスターの提案の回数,リース期間更新間隔,提案間隔の設定については詳細に言及されていない。
加えて,マスターのリースを利用したPaxosアルゴリズムにおいて,リース期間が途切れないようにリース期間更新間隔を設定して,特権ノードである権利期間を確保し,かつ,マスターがPaxosアルゴリズムの連続して提案できる回数を2回以上とすることにより,自身が特権ノードであることを提案し合意を得るとともに,一度提案が受理されなかった場合に次の提案をするまでの時間である提案間隔をリース期間とすることが,本願出願前に当該技術分野における周知技術であったとも認められない。
そうすると,引用発明において,適宜,メンバをクラスタのノードとなし,特権ノードを決定するに当たり,Master Leaseで用いるリース期間が途切れないようにリース期間更新間隔を設定して,自身の提案しか通らないように特権ノードである権利期間を確保し,かつ,ProposerがPaxosアルゴリズムの一連の流れが完結する前に連続して提案できる回数を2回以上とすることにより,自身がノード管理情報を更新できる特権ノードであることを提案し合意を得るとともに,一度提案が受理されなかった場合に次の提案をするまでの時間である提案間隔を前記リース期間とすること,すなわち,上記相違点3に係る構成とすることは,当業者が適宜なし得たものであるとすることはできない。

(4)相違点4について

引用発明では,「proposerが2台以上出現するSplit brainが発生した場合でもPaxosアルゴリズムの停止を保証」するところ,複数のサーバが複数のサーバ群を構成する高可用性システムにおいて,Split-brain問題を解決するために,Paxosアルゴリズムを用いて,相互に通信を行うことが可能なサーバの数が全サーバ数の過半数以上を占めるサーバグループだけがサービスを提供できるようにすることは,例えば,特開2011-186609号公報(段落【0020】を参照)に記載されるように本願出願前には当該技術分野における周知技術であった。
すなわち,複数のサーバが複数のサーバ群を構成する高可用性システムにおいて,相互に通信を行うことが可能なサーバの数が全サーバ数の過半数に満たないサーバグループは存続できないようにすることは,本願出願前には周知技術であったといえる。
そうすると,引用発明において上記周知技術を適用し,適宜メンバをノードとなし,自身の所属するクラスタの過半数から応答を集められなかった場合,Split-Brain Syndromeが発生したと判定するクラスタ離脱指示部を備えること,すなわち,上記相違点4に係る構成とすることは,当業者が適宜なし得たものである。

(5)小括

上記で検討したごとく,本願発明は,当業者が引用発明及び当該技術分野の周知技術に基づいて容易に発明をすることができたものとすることができないものである。


4 請求項2乃至6に係る発明について

請求項5に係る発明は,本願発明を「クラスタシステムのSplit-Brain Syndrome検出方法」の発明として記載したものであるので,同様に,当業者が容易に発明をすることができたものとすることができないものである。

一方,請求項2に係る発明は,本願発明の発明特定事項である「一度提案が受理されなかった場合に次の提案をするまでの時間である提案間隔を前記リース期間とする」ことに代えて,「前記死活監視部からノード離脱情報を受信し,自身が特権ノードか否かを判定し,自身が特権ノードでない場合に,前記特権ノードのリース期間中が経過したときには,前記クラスタにおいて定められた特権ノード選出の所定の条件に基づき,自身が特権ノード候補であるとする」ことを発明特定事項とするところ,原審の拒絶査定の対象にはなっておらず,また,本願発明と同様,当業者が引用発明及び当該技術分野の周知技術に基づいて容易に発明をすることができたものとすることができないものである。

そして,請求項3,4に係る発明は,請求項2に係る発明をさらに限定したものであるので,同様に,当業者が容易に発明をすることができたものとすることができないものである。

また,請求項6に係る発明は,請求項2に係る発明を「クラスタシステムのSplit-Brain Syndrome検出方法」の発明として記載したものであるので,同様に,当業者が容易に発明をすることができたものとすることができないものである。


5 まとめ

以上のとおりであるから,本願の請求項1乃至6に係る発明は,引用発明及び当該技術分野の周知技術に基づいて,当業者が容易に発明をすることができたものとすることができないものである。
よって,原査定の理由によっては,本願を拒絶することはできない。


第5 むすび

以上のとおり,原査定の理由によっては,本願を拒絶することはできない。
また,他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。

よって,結論のとおり審決する。
 
審決日 2017-01-19 
出願番号 特願2013-167405(P2013-167405)
審決分類 P 1 8・ 121- WY (G06F)
最終処分 成立  
前審関与審査官 三坂 敏夫  
特許庁審判長 高木 進
特許庁審判官 須田 勝巳
辻本 泰隆
発明の名称 クラスタシステムおよびSplit-BrainSyndrome検出方法  
代理人 渡部 比呂志  
代理人 豊田 義元  

プライバシーポリシー   セキュリティーポリシー   運営会社概要   サービスに関しての問い合わせ