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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 G01N
管理番号 1328773
審判番号 不服2016-8113  
総通号数 211 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2017-07-28 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2016-06-01 
確定日 2017-06-01 
事件の表示 特願2011-157869「撮像装置」拒絶査定不服審判事件〔平成25年 2月 4日出願公開、特開2013- 24640〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯
本願は、平成23年7月19日の出願であって、平成27年6月23日付けで拒絶理由が通知され、同年8月31日に意見書とともに手続補正書が提出され、同年9月30日付けで拒絶理由が通知され、同年12月7日に意見書とともに手続補正書が提出されたが、平成28年2月26日付けで平成27年12月7日に提出された手続補正書でした補正が却下されるとともに拒絶査定がなされたところ、これに対して、平成28年6月1日に拒絶査定不服審判が請求されると同時に手続補正書が提出されたものである。

第2 平成28年6月1日提出の手続補正書による手続補正についての補正の却下の決定
〔補正の却下の決定の結論〕
平成28年6月1日提出の手続補正書による手続補正を却下する。

〔理由〕
1 本件補正の内容
(1)平成28年6月1日提出の手続補正書による手続補正(以下「本件補正」という。)は、特許請求の範囲についてするものであって、そのうち請求項1についての補正は、本件補正前の請求項1(平成27年8月31日提出の手続補正書により補正されたもの)に、

「微小な撮像の対象物がその表面、又は内部に存在する透光性の基板に存する対象物を撮像するための撮像装置であって、
前記基板を挟んで互いに反対側に位置させられる、照明光を照射する光源、及び撮像を行う素子である撮像素子を備えており、
前記光源は点光源であり、
前記撮像素子は、多数の画素が配列されたその撮像面を前記基板に臨ませるようにされており、
前記光源からの光は、そのまま前記基板に到達するようになっているとともに、
前記基板と、撮像素子との間に、像光を拡大するための光学素子を持たない、
撮像装置。」とあったものを、

「微小な撮像の対象物がその表面、又は内部に存在する透光性の基板に存する対象物を撮像するための撮像装置であって、
前記基板を挟んで互いに反対側に位置させられる、照明光を照射する光源、及び撮像を行う素子である撮像素子を備えており、
前記光源は点光源であり、且つ1つのみであり、
前記撮像素子は、多数の画素が配列されたその撮像面を前記基板に臨ませるようにされており、
前記光源からの光は、そのまま前記基板に到達するようになっているとともに、
前記基板と、撮像素子との間に、像光を拡大するための光学素子が存在しないものの、前記光源から前記基板までの距離L1と、前記光源から前記撮像素子までの距離L2とに決定される、L2/L1倍に拡大された倍率で、前記撮像素子が前記対象物を撮像できるようになっている、
撮像装置。」とする補正である(下線は補正された箇所を表し、審決で付した。)。

(2)本件補正後の請求項1に係る上記(1)の補正は、次のア及びイの補正からなるものである。
ア 本件補正前の請求項1に係る発明を特定するために必要な事項である「点光源」が、「1つのみ」であることを限定する補正
イ 本件補正前の請求項1に係る発明の「撮像装置」について、当該「撮像装置」が基板と撮像素子との間に「光学素子を持たない」とあったものを、「光学素子が存在しないものの、前記光源から前記基板までの距離L1と、前記光源から前記撮像素子までの距離L2とに決定される、L2/L1倍に拡大された倍率で、前記撮像素子が前記対象物を撮像できるようになっている」とする補正

2 新規事項の追加及び本件補正の目的
(1)新規事項の追加
ア 上記1(2)のアの点については、本願の願書に最初に添付した明細書(以下、願書に最初に添付した明細書を「当初明細書」といい、願書に最初に添付した明細書、特許請求の範囲及び図面を併せて「当初明細書等」という。)の段落【0008】の「光源を点光源とするのは、撮像素子の撮像面上にできる対象物の像の輪郭をなるべく明確にするためである」との記載から、点光源が1つのみであることは当業者には自明であり、また、点光源が1つのみであることは、図1からも看取できる事項である。
また、上記1(2)のイの点については、当初明細書の段落【0026】の「照明光は、直径Xの孔34を絞られた状態で通過して、基板60へ向かう。そして、基板60を通過して、撮像素子53の撮像面53Aへ向かう。このとき、孔34から基板60までの距離をL1、孔34から撮像素子53の撮像面53Aまでの距離をL2とすると、この撮像装置100における光学倍率はL2/L1となり、対象物61の像は、L2/L1倍に拡大される。」との記載に基づくものである。
イ 上記アからみて、本件補正のうち、少なくとも請求項1についての補正は、当初明細書等の記載との関係において、新たな技術的事項を追加しないものであるから、本願の当初明細書等に記載された事項の範囲内においてなされた補正であって、特許法第17条の2第3項に規定する要件を満たしている。
(2)本件補正の目的
上記1(2)アの補正は、本件補正前の請求項1に係る発明を特定するために必要な事項を限定するものであって、本件補正の前後で請求項1に係る発明の産業上の利用分野及び解決しようとする課題は同一であると認められるから、特許法第17条の2第5項第2号に掲げる「特許請求の範囲の減縮」を目的とするものである。
また、上記1(2)イの補正も、本件補正前の請求項1に係る発明を特定するために必要な事項を限定するものであって、本件補正の前後で請求項1に係る発明の産業上の利用分野及び解決しようとする課題は同一であると認められるから、特許法第17条の2第5項第2号に掲げる「特許請求の範囲の減縮」を目的とするものである。
そこで、本件補正後の請求項1に係る発明(以下「本願補正発明」という。)が、特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか(特許法第17条の2第6項において準用する同法第126条第7項の規定に適合するか)について以下検討する。

3 引用例
本願の出願前に頒布された刊行物であり、原査定の拒絶の理由に引用文献1として引用された、特開平4-316478号公報(以下「引用例」という。)には、「生物試料観察装置、システムおよび方法」(発明の名称)に関し、図とともに次の(1)ないし(3)の事項が記載されている(下線は審決で付した。以下同じ。)。
(1)「【特許請求の範囲】
【請求項1】 固体撮像素子と、該素子の受光部の上部に設置された観察対象試料の保持部とからなり、前記固体撮像素子と前記試料との間には光学系を備えていないことを特徴とする生物試料観察装置。
【請求項2】 固体撮像素子と、該素子の受光部の上部に設置された観察対象試料の保持部と、前記試料を介して前記素子の受光部に光を照射する光源とからなり、前記固体撮像素子と前記試料との間には光学系を備えていないことを特徴とする生物試料観察装置。
【請求項3】 請求項1または2に記載の生物試料観察装置を少なくとも1個と、該生物試料観察装置に備えられた固体撮像素子を駆動する駆動部と、該素子からの出力信号により試料像を表示する表示部とからなることを特徴とする生物試料観察システム。
【請求項4】 請求項1に記載の生物試料観察装置を少なくとも1個と、該装置を収容してその外的環境および/または試料への照射光を制御する制御室と、前記生物試料観察装置に備えられた固体撮像素子を駆動する駆動部と、該素子からの出力信号により試料像を表示する表示部とからなることを特徴とする生物試料観察システム。
【請求項5】 請求項2に記載の生物試料観察装置を少なくとも1個と、該装置を収容してその外的環境を制御する制御室と、前記生物試料観察装置に備えられた固体撮像素子を駆動する駆動部と、該素子からの出力信号により試料像を表示する表示部とからなることを特徴とする生物試料観察システム。
【請求項6】 固体撮像素子の受光部の上部に光学系を備えることなく直接観察対象試料を保持し、該素子からの出力信号によって試料像を得ることを特徴とする生物試料観察方法。」

(2)「【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生物学的試料を観察するための装置、システムおよびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子は、CCD(charge coupled device)が発表されて以来、盛んに開発が行われ、その特性は著しく向上してきている。固体撮像素子は、従来の撮像管に比較して解像度などの点でやや劣るものの、取り扱いやすさ、強い光による焼き付き、図形歪などの点では優れており、放送用などの分野において撮像管と置き換えられつつある(電気情報通信ハンドブック、1988、オーム社、p.640)。一方、培養細胞等の微細な生物学的試料の観察は、主に透過型顕微鏡によって行われており、特に培地などの液体に浸漬した試料を観察するためには、対物レンズを試料の下方に備えた倒立顕微鏡が使われている。顕微鏡像を記録する場合には、顕微鏡に取り付けられた写真機やビデオカメラが用いられる。また、特に培養細胞の観察の際に、試料の温度、湿度、二酸化炭素濃度などを一定に保つ必要がある場合には、顕微鏡の試料台に保温装置,加湿装置,炭酸ガス導入装置等が取り付けられて使用されている。固体撮像素子を用いて生物学的試料を観察している例としては、特開平2-208541号公報がある。これは、免疫学的凝集反応を検出する装置であり、凝集反応検査用プレートの上部に発光ダイオードを、プレートの下部に遮光性マスク、集光レンズ、一次元CCDセンサの順に備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】顕微鏡はいくつかのレンズ,プリズム,鏡等を備えた光学系であり、像を結ぶための光路などを含めると、装置の寸法がかなり大きくなる。像を記録するために必要なビデオカメラや、試料の環境を一定に保つための保温装置,加湿装置,炭酸ガス培養装置等を取り付けた場合、さらに大きくなる。また、顕微鏡は精密な機械であるため、慎重な取り扱いをする必要があり、一旦光軸のずれなどの問題が生じると、これを調整するには熟練を必要とする。さらに、顕微鏡の試料台に装備する保温装置,加湿装置,炭酸ガス培養装置等は、通常の細胞培養を行うインキュベータに比べて、一般に温度等の条件が変動し易く、インキュベータの条件と同一の環境を試料台の上に再現することは困難であるため、正確な観察は難しい。従来の固体撮像素子を用いた生物学的試料観察装置についても、試料と撮像素子の間に数個のレンズを含む光学系を置いているため、顕微鏡の場合と同様に、装置が大きくなる、取り扱いに注意を必要とする、結像のための調整が必要である等の問題がある。本発明の目的は、構造が単純で小さく、簡便に操作でき、試料環境を良好に保持することができる、生物学的試料を観察するための装置、システムおよび方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による生物試料観察装置は、固体撮像素子と、該素子の受光部の上部に設置された観察対象試料の保持部とからなり、前記固体撮像素子と前記試料との間には光学系を備えていないことを特徴とするか、あるいは固体撮像素子と、該素子の受光部の上部に設置された観察対象試料の保持部と、前記試料を介して前記素子の受光部に光を照射する光源とからなり、前記固体撮像素子と前記試料との間には光学系を備えていないことを特徴とする。」

(3)「【0008】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は、本発明の請求項1に示した生物試料観察装置の一実施例を示す断面図である。保持具3によって保持されている試料2は、その観察対象部が固体撮像素子1の受光面のすぐ上に位置している。この構造のため、従来のように、試料と固体撮像素子の間に光学系を設ける必要がなく、装置が大幅に簡略化される。固体撮像素子1と試料2との間隔は、像のボケを防ぐため1センチメートル以下がよい。この範囲であれば、固体撮像素子1と試料2の間に透明板を挿入して素子を保護したり、フィルタを挿入して入射光の全部、または特定の波長を制限して鮮明な像を得ることができる。保持具3が固体撮像素子1に対して可動な機構を設ければ、素子の受光面積よりも広い試料の観察に適する。さらに、保持具3の形状を変更することによって、図1に示した板状の試料だけでなく、培養液が入ったシャーレのような試料でも観察が可能である。この装置は、光源を持たないので、蛍光標識などして発光する試料を暗所で観察するのに好適である。もちろん、この装置の受光部分のみにふたをして外光の進入を防げば、暗室で観察を行う必要はない。
【0009】図2は、本発明の請求項1に示した生物試料観察装置の別の一実施例を示す断面図である。この装置は外光を取り入れることによって、発光しない試料を観察することができる。この装置は図1の装置に加えて、試料2の上に外光の光量を弱くするフィルタ4が設けられており、これによって調節された光が固体撮像素子1の受光面に導かれる。ここで固体撮像素子1の受光面に当てられる光は、素子の特性にあった強さで、進行方向が揃った光であることが望ましい。このような条件を満たすために、フィルタ4には、外光の光量を弱くしたり、光の進行方向を揃えることができるフィルタ,絞り,ピンホール,スリット,偏向板や、光を散乱させる散乱板,特定の波長の光を通すような色フィルタを、単独、あるいは組み合わせて使用することができる。
【0010】図3は、本発明の請求項2に示した生物試料観察装置の一実施例を示す断面図である。この装置は、図2の装置に加えて、フィルタ4の上に光源5が設けられている。光源5からの光は、フィルタ4を通って強さなどを調節され、固体撮像素子1の受光面に当てられる。図2の装置に比べて、印加電圧等の変化による光の強さの制御が容易であるので、より鮮明な像を得ることができる。光源は、複数あってもよく、光源の種類としては、電球,発光ダイオード,エレクトロルミネッセンス素子等が利用できる。
【0011】図4は、本発明の請求項3に示した生物試料観察システムの一実施例を示す構成図である。生物試料観察装置6は、図1,2に示したような光源のないものと、図3に示したような光源のあるもののどちらでもよい。生物試料観察装置6内の固体撮像素子1は、駆動部7によって駆動されており、この素子からの画像情報は駆動部7を通して表示部8に送られて、試料像が表示される。ここで、表示部8は、単に画像表示機能だけでなく、画像記録機能,画像のデジタル処理機能等をもたせることによって、観察の目的に適合したシステムにすることができる。また、複数の生物試料観察装置6を用意し、一つの駆動部7と表示部8に切り替え式でつないだり、複数の生物試料観察装置6と駆動部7の組を用意し、一つの表示部8に切り替え式でつなぐこともできる。このようなシステムでは、多くの試料を一度に観察することができる。」

(4)図1ないし図3は次のとおりものであり、特に図3からは、同図の生物試料観察装置が、固体撮像素子1、試料2、保持具3、フィルタ4及び光源5を備えていることが見てとれる。
【図1】


【図2】


【図3】


(5)上記(3)に摘記した段落【0008】は、図1にその断面図が示された請求項1に係る生物試料観察装置の一実施例(以下「図1の装置」という。)について記載しており、また、同【0009】は、図2にその断面図が示された請求項1に係る生物試料観察装置の別の一実施例(以下「図2の装置」という。)について記載しており、さらに、同【0010】は、図3にその断面図が示された請求項2に係る生物試料観察装置の一実施例(以下「図3の装置」という。)について記載しているが、同【0009】の「この装置は図1の装置に加えて・・・」との記載、及び、同【0010】の「この装置は、図2の装置に加えて・・・」との記載に鑑みれば、同【0008】に記載された固体撮像素子1、試料2及び保持具3の構成、及び、同【0009】に記載されたフィルタ4の構成は、いずれも、図3の装置にも共通する構成であると解するのが自然である。
そうすると、上記(1)ないし(4)から、引用例には、図3の装置として、次の発明が記載されているものと認められる(なお、括弧内に、引用発明の各構成の根拠となる記載の所在(段落番号、図番等)を記した。)。

「生物学的試料を観察するための装置であって(【0001】)、
CCD等の固体撮像素子1、試料2、保持具3、フィルタ4及び光源5を備え(【0002】、図3)、
保持具3によって保持されている試料2は、その観察対象部が固体撮像素子1の受光面のすぐ上に位置し(【0008】)、
試料2の上にフィルタ4が設けられており(【0009】)、
フィルタ4の上に光源5が設けられており(【0010】)、
試料2は、培養細胞等の微細な生物学的試料を含む、板状の試料又は培養液が入ったシャーレのような試料であり(【0002】、【0008】)、
フィルタ4には、外光の光量を弱くしたり、光の進行方向を揃えることができるフィルタ,絞り,ピンホール,スリット,偏向板や、光を散乱させる散乱板,特定の波長の光を通すような色フィルタを、単独、あるいは組み合わせて使用することができ(【0009】)、
電球,発光ダイオード,エレクトロルミネッセンス素子等が光源5として利用でき(【0010】)、
光源5からの光は、フィルタ4を通って強さなどを調節され、試料2を介して固体撮像素子1の受光面に当てられる(【0004】、【0010】)、
生物試料観察装置。」(以下「引用発明」という。)

4 対比
本願補正発明と引用発明を対比する。
(1)引用発明の「培養細胞等の微細な生物学的試料」は、観察対象であり、固体撮像素子1によって撮像されることが明らかであるから、本願補正発明の「微小な撮像の対象物」に相当する。
また、引用発明の「光源5」は、本願補正発明の「照明光を照射する光源」に相当するともに、引用発明の「固体撮像素子1」及びその「受光面」は、本願補正発明の「撮像を行う素子である撮像素子」及びその「撮像面」に相当する。
さらに、引用発明の「『板状の試料』である『試料2』」は、「培養細胞等の微細な生物学的試料」(本願発明の「微小な撮像の対象物」に相当。以下、「」の後に付した()内に引用発明の構成に相当する本願補正発明の構成を記す。)を含み、光源5からの光が当該「板状の試料」を介して「固体撮像素子1」の受光面に当てられる、すなわち、光源5からの光が「板状の試料」を透過するものであるから、本願補正発明の「微小な撮像の対象物がその表面、又は内部に存在する透光性の基板」に相当する。

(2)引用発明の「生物試料観察装置」は、「培養細胞等の微細な生物学的試料」を観察するための装置であり、上記(1)でも述べたとおり、当該「培養細胞等の微細な生物学的試料」(微小な撮像の対象物)は、「板状の試料である試料2」(微小な撮像の対象物がその表面、又は内部に存在する透光性の基板)に含まれ、「固体撮像素子1」(撮像を行う素子である撮像素子)によって撮像されることが明らかである。
したがって、引用発明の「生物学的試料を観察するための装置」又は「生物試料観察装置」は、本願補正発明の「微小な撮像の対象物がその表面、又は内部に存在する透光性の基板に存する対象物を撮像するための撮像装置」との構成を備えるといえる。

(3)引用発明の「生物試料観察装置」は、「固体撮像素子1」、「試料2」、保持具3、フィルタ4及び「光源5」を備え、保持具3によって保持されている「試料2」(微小な撮像の対象物がその表面、又は内部に存在する透光性の基板)は、その観察対象部が「固体撮像素子1」の受光面のすぐ上に位置し、当該「試料2」の上にフィルタ4が設けられており、当該フィルタ4の上に「光源5」が設けられているから、「試料2」(基板)を挟んで、「光源5」(照明光を照射する光源)と「固体撮像素子1」(撮像を行う素子である撮像素子)が互いに反対側に位置していることは明らかである(これは、引用例の図3(上記3(4)参照。)からも看取できる事項である。)。
したがって、引用発明の「生物試料観察装置」は、本願補正発明の「基板を挟んで互いに反対側に位置させられる、照明光を照射する光源、及び撮像を行う素子である撮像素子を備えており」との構成を備えるといえる。

(4)引用発明の「固体撮像素子1」(撮像素子)は、具体的にはCCD等であるから、その「受光面」(撮像面)に多数の画素が配列されていることは明らかである。また、「光源5」からの光が「試料2」を介して「固体撮像素子1」の「受光面」に当てられるのであるから、「固体撮像素子1」の「受光面」が「試料2」の側に向いている、すなわち、「固体撮像素子1」(撮像素子)の「受光面」(撮像面)が「試料2」(基板)に臨ませるようにされていることは明らかである。
したがって、引用発明の「生物試料観察装置」は、本願補正発明の「撮像素子は、多数の画素が配列されたその撮像面を基板に臨ませるようにされており」との構成を備えるといえる。

(5)引用発明の「生物試料観察装置」は、保持具3によって保持されている「試料2」は、その観察対象部が「固体撮像素子1」の「受光面」のすぐ上に位置するものであるから、「試料2」(基板)と「固体撮像素子1」(撮像素子)との間に光学素子は存在しないといえる(また、これは、引用例の図3(上記3(4)参照。)からも看取できる事項である。)。
また、そもそも、引用発明は、引用例の請求項2に係る生物試料観察装置の一実施例である(上記3(3)に摘記した段落【0010】参照。)ところ、引用例の請求項2に係る発明は、「・・・固体撮像素子と試料との間には光学系を備えていないことを特徴とする生物試料観察装置。」(上記3(1)参照。)なのであるから、「試料2」と「固定撮像素子1」との間に「光学系」は存在しない。
もっとも、引用例の段落【0008】には、「固体撮像素子1と試料2との間隔は、像のボケを防ぐため1センチメートル以下がよい。この範囲であれば、固体撮像素子1と試料2の間に透明板を挿入して素子を保護したり、フィルタを挿入して入射光の全部、または特定の波長を制限して鮮明な像を得ることができる。」との記載があり(上記3(3)参照。)、このことからみて、実際の図3の装置では、「固体撮像素子1」と「試料2」との間に透明板又はフィルタを挿入することが許容されている(この場合、上記透明板や上記フィルタは引用例の請求項2の「光学系」には含まれない。また、引用例の図3はこれら透明板又はフィルタの図示を省略している。)と解釈できなくもない。
しかし、固体撮像素子1と試料2との間に透明板やフィルタを挿入することが許容されるとしても、上記透明板は固体撮像素子1を保護するために挿入するものであり、また、上記フィルタは、入射光の全部又は特定の波長を制限するために挿入するものであるのだから、いずれも、像光を拡大するための光学素子でないことは明らかである。
したがって、引用発明の「生物試料観察装置」は、本願補正発明の「基板と、撮像素子との間に、像光を拡大するための光学素子が存在しない」との構成を備えるといえる。

(6)上記(1)ないし(5)から、本願補正発明と引用発明とは、
「微小な撮像の対象物がその表面、又は内部に存在する透光性の基板に存する対象物を撮像するための撮像装置であって、
前記基板を挟んで互いに反対側に位置させられる、照明光を照射する光源、及び撮像を行う素子である撮像素子を備えており、
前記撮像素子は、多数の画素が配列されたその撮像面を前記基板に臨ませるようにされており、
前記基板と、撮像素子との間に、像光を拡大するための光学素子が存在しない、
撮像装置。」の点で一致し、次の点で相違する。

相違点1:
前記「光源」が、
本願補正発明では、「点光源であり、且つ1つのみであ」るのに対し、
引用発明では、点光源であるとも1つのみであるとも特定されていない点。

相違点2:
前記「光源」からの光が、
本願補正発明では、「そのまま前記基板に到達するようになっている」のに対し、
引用発明では、フィルタ4を通って強さなどを調節されてから試料2に達する点。

相違点3:
本願補正発明では、「前記光源から前記基板までの距離L1と、前記光源から前記撮像素子までの距離L2とに決定される、L2/L1倍に拡大された倍率で、前記撮像素子が前記対象物を撮像できるようになっている」のに対し、
引用発明では、そのようになっているとは特定されていない点。

5 相違点についての判断
(1)相違点1及び2について
ア 引用発明において、フィルタ4には、外光の光量を弱くしたり、光の進行方向を揃えることができるフィルタ,絞り,ピンホール,スリット,偏向板や、光を散乱させる散乱板,特定の波長の光を通すような色フィルタを、単独、あるいは組み合わせて使用することができるのであるから、上記フィルタ,絞り,ピンホール,スリット,偏向板や、散乱板,色フィルタといった選択肢の中から、光源5からの光の強さなどを調節する目的でピンホールを選択して、これを単独で使用することは、当業者であれば容易になし得たことである。

イ フィルタ4としてピンホールを単独で使用すると、当該ピンホールを通る光源5からの光が点光源となることは明らかである。そして、本願発明でも、「本願でいう点光源は、ピンホールなどで実現される事実上の点光源であれば足りるものとする。」(本願明細書の段落【0008】参照。)とされているのであるから、引用発明のフィルタ4をピンホールとすることで実現される点光源と、本願発明の「点光源」とに何ら差異がないことは明らかである。

ウ 引用発明において、フィルタ4としてピンホールを単独で使用する態様(以下、この態様を「光源を点光源とした引用発明」という。)においては、ピンホールを通る光源5からの光が事実上の光源(点光源)であり、その場合、当該事実上の点光源と「試料2」との間には何もない(このことは、引用例の図3からも看取できる。)のであるから、光源を点光源とした引用発明においては、前記事実上の光源からの光がそのまま「試料2」(基板)に到達することは明らかである。

エ 引用発明において、フィルタ4としてピンホールを「単独で」使用するということは、当該ピンホールと、フィルタ,絞り,スリット,偏向板,散乱板,色フィルタのうちの一つ又は二つ以上とを組み合わせて使用するのではなく、ピンホールのみを使用するとの意味に解され(請求人が審判請求書の9頁12?16行で主張するとおりである。)、したがって、必ずしも孔が1つだけのピンホールを使用することを意味しないと解される。
しかしながら、例えばピンホールカメラのように、光学素子としてのピンホールは、1つの孔のみを有するものが最も一般的であるから、引用例の段落【0009】の「・・・フィルタ4には、外光の光量を弱くしたり、光の進行方向を揃えることができるフィルタ,絞り,ピンホール,スリット,偏向板や、光を散乱させる散乱板,特定の波長の光を通すような色フィルタを、単独、あるいは組み合わせて使用することができる。」という記載に接した当業者は、「ピンホール」として1つの孔のみを有するピンホールをまず第一に想起するというべきである。あるいは、上記記載に接した当業者が、1つの孔のみを有するピンホールと同時に複数の孔を有するピンホールを想起することはあるかも知れないが、少なくとも、複数の孔を有するピンホールのみを想起するというのは極めて不自然である。
そうすると、引用発明において、フィルタ4を通る光の強さを調節する目的で、当該フィルタ4としてピンホールを単独で用い、その際に用いるピンホールを1つの孔のみを有するピンホールとし、その結果として、光源を事実上の点光源、かつ1つのみの点光源となし、当該事実上の点光源からの光がそのまま「試料2」(基板)に到達するようになすこと、すなわち、相違点1及び相違点2に係る本願補正発明の構成となすことは、当業者が、引用例の記載に基づいて容易に想到し得たことであるというべきである。

オ(ア)なお、請求人は、引用例の段落【0009】には、「固体撮像素子1の受光面に当てられる光は、素子の特性にあった強さで、進行方向が揃った光であることが望ましい。」と記載されており、「進行方向が揃った光」とは平行光を意味するところ、1つの孔のみを有するピンホールから出た光はそのままでは平行光になることは絶対になく、他方、フィルタ4として、複数の孔を有するピンホールと何らかのフィルタを組み合わせれば、当該フィルタ4を通った光は、平行光ではないまでも、いくらかは平行光に近い状態になると考えられるので、上記段落【0009】の記載は、フィルタ4として、1つの孔のみを有するピンホールを用いることを開示しないし、示唆もしない、など縷々主張しており(平成27年12月7日に提出した意見書の3頁26?37行等を参照。)、審判請求書でも同様の主張を述べているので、これについて検討する。
(イ)引用例の段落【0009】には、「図2は、本発明の請求項1に示した生物試料観察装置の別の一実施例を示す断面図である。この装置は外光を取り入れることによって、発光しない試料を観察することができる。この装置は図1の装置に加えて、試料2の上に外光の光量を弱くするフィルタ4が設けられており、これによって調節された光が固体撮像素子1の受光面に導かれる。ここで固体撮像素子1の受光面に当てられる光は、素子の特性にあった強さで、進行方向が揃った光であることが望ましい。このような条件を満たすために、フィルタ4には、外光の光量を弱くしたり、光の進行方向を揃えることができるフィルタ,絞り,ピンホール,スリット,偏向板や、光を散乱させる散乱板,特定の波長の光を通すような色フィルタを、単独、あるいは組み合わせて使用することができる。」と記載されている。
上記段落【0009】の記載中で「光の進行方向を揃えることができる」と「光を散乱させる」とが対置される形で使われており(下線部参照。)、このことからみて、「光の進行方向を揃える」とは、必ずしも、進行方向を厳密に揃える、すなわち、平行光にすることを意味するのではなく、散乱光ではないものとする、すなわち、光の進行方向をある程度揃える程度の意味に解するのが妥当である。そうだとすると、1つの孔のみを有するピンホールを通った光(一様に広がっていく光)が一概に「進行方向が揃った光」でないとはいえない。
(ウ)仮に、請求人が主張するように、「進行方向が揃った光」が平行光を意味するとしても、「固体撮像素子1の受光面に当てられる光は、素子の特性にあった強さで、進行方向が揃った光であることが望ましい。」との記載は、文言どおり、「受光面に当てられる光」が、素子の特性にあった強さ(の光)であることが望ましいとともに、進行方向が揃った光であることが望ましいとの意味に解すべきであって、少なくとも、受光面に当てられる光が「進行方向が揃った光」でなければならないとの意味にまで解することはできないから、当該記載は、フィルタ4として1つの孔のみを有するピンホールを使用することに対する阻害要因とまではいえない。
また、フィルタ4として単独で又は組み合わせて使用することができるとされた光学素子のうち、「絞り」には入射光を平行光にする機能はないから、そうすると、「外光の光量を弱くしたり、光の進行方向を揃えることができるフィルタ,絞り,ピンホール,スリット,偏向板」との記載のうち、「絞り」については、「光の進行方向を揃えることができる」ものの例ではなく、「外光の光量を弱く」するものの例として挙げられていると解するべきである。同様に、ピンホールも、1つの孔のみを有するものであれ、複数の孔を有するものであれ、単独では入射光を平行光にすることはできない(なお、絞りやピンホールで入射光を平行光にすることができないことは、請求人も認めていることである(審判請求書10頁11?18行参照。)。)から、やはり「外光の光量を弱く」するものの例として挙げられていると解するのが妥当である(ピンホールが「外光の光量を弱く」することは技術常識である。)。
(エ)上記(イ)ないし(ウ)からみて、段落【0009】の記載が、フィルタ4として、1つの孔のみを有するピンホールを用いることを開示しないとする請求人の主張は、もはや根拠を有しないというべきである。
そうすると、引用例の記載に接した当業者が、光源を点光源とした引用発明におけるフィルタ4として、1つの孔のみを有するピンホールを用いようとすることを妨げる要因はないから、請求人の主張は採用することができない。

(2)相違点3について
ア 引用発明の「試料2」は、「固体撮像素子1」の受光面のすぐ上に位置するものであるが、必ずしも両者が密着するわけではない(引用例の図3でも、両者が密着するようには図示されていない。)。
この点に関し、引用例の段落【0008】には、「固体撮像素子1と試料2との間隔は、像のボケを防ぐため1センチメートル以下がよい。この範囲であれば、固体撮像素子1と試料2の間に透明板を挿入して素子を保護したり、フィルタを挿入して入射光の全部、または特定の波長を制限して鮮明な像を得ることができる。」との記載があり、「固体撮像素子1」と「試料2」との間隔を1センチメートル以下の範囲とし、両者の間に透明板やフィルタを挿入することができるのであるから、引用発明は、「固体撮像素子1」と「試料2」とが密着しない態様を含んでいるか、少なくとも、両者を密着させないことは、当業者が、引用例の記載に基づいて、容易に想到し得ることである。

イ 光源を点光源とした引用発明において、「試料2」と「固体撮像素子1」が密着していない場合、光源から「試料2」(基板)までの距離をL1とし、光源から「固体撮像素子1」(撮像素子)までの距離をL2とすると、L1<L2であることは明らかである。そうすると、L2/L1は、必ず1よりも大きくなるから、「固体撮像素子1」の受光面上の対象物の像は、L2/L1倍に拡大されたものとなる。

ウ 上記ア及びイからみて、光源を点光源とした引用発明は、前記光源から「試料2」(基板)までの距離L1と、前記光源から「固体撮像素子1」(撮像素子)までの距離L2とに決定される、L2/L1倍に拡大された倍率で、「固体撮像素子1」(撮像素子)が対象物を撮像できるようになっているから、光源を点光源とした引用発明において、相違点3に係る本願補正発明の構成となすことは、当業者が、引用例の記載に基づいて、容易に想到し得たことである。

エ(ア)なお、請求人は、審判請求書(12頁1?12行)において、「・・・ピンホールが1つであると、ボケが大きくなるという引用文献1の目指すところに反する結果が生じます。したがって、ピンホールを1つとして、その結果としてL2/L1倍の倍率の拡大像を得られるという結果は、引用文献1から見て当然とはいえず、またそうするのは当業者が適宜なし得る事項でもない、と結論付けられます。更にいえば、引用文献1の段落[0008]にある『固体撮像素子1と試料2との間隔は、像のボケを防ぐため1センチメートル以下がよい。』という記載は、固体撮像素子1と試料2との差が小さければ小さい程より(審決注:「よい」の誤記と思われる。)ということを示唆しますが、かかる記載はL2/L1を限りなく1に近づけた方が良い、ということを意味します。これは、引用文献1からは、L2/L1倍の倍率の『拡大像』を得ようという本願請求項1記載の発明を想到できないということを意味するのみならず、本願請求項1記載の発明をなすことに対する阻害要因にもなります。」などと主張しているので、これについて検討する。
(イ)確かに、引用例の段落【0008】には、「固体撮像素子1」と「試料2」との間隔は、像のボケを防ぐために1センチメートル以下がよいと記載されている(上記ア参照。)。しかしながら、同段落には、「固体撮像素子1」と「試料2」との間隔が1センチメートル以下の範囲であれば、両者の間に透明板やフィルタを挿入することができるとも記載されているのであるから、両者の間隔が1センチメートル以下の範囲にあることを条件として、当該間隔が狭ければ狭いほどよいとまでは述べておらず、むしろ、同段落の記載は、「固体撮像素子1」と「試料2」との間隔が1センチメートル以下の範囲にある場合には、多少のボケ低減よりも、素子の保護や入射光の波長制限を優先して、両者の間に透明板やフィルタを挿入してもよい(したがって、両者の間隔を限りなく狭くしなくてもよい)という意味に解するのが妥当である。
(ウ)上記(イ)からみて、引用例の段落【0008】の記載は、「固体撮像素子1」と「試料2」の間隔が、1センチメートル以下の範囲にある場合において、当該間隔が狭ければ狭いほどよいとの示唆はしておらず、そうすると、L2/L1を限りなく1に近づけた方がよいとの示唆もしていないことになるから、請求人が主張するところの上記「阻害要因」は、実際には阻害要因というほどのものではない。したがって、請求人の主張は採用することができない。

(3)効果について
本願補正発明が奏する効果は、引用発明が奏する効果から、当業者が容易に予測できる程度のものである。

(4)まとめ
上記(1)ないし(3)のとおりであるから、本願補正発明は、引用発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。
本願補正発明は、引用例に記載された発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許出願の際独立して特許を受けることができないものである。

6 小括
以上のとおり、本願補正発明は、特許出願の際独立して特許を受けることができないものであるから、本件補正は、特許法第17条の2第6項において準用する同法第126条第7項の規定に違反するので、同法第159条第1項において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。

第3 本願発明について
1 本願発明
本件補正は、上記第2のとおり却下されたので、本願の請求項1ないし4に係る発明は、平成27年8月31日提出の手続補正書により補正された特許請求の範囲の請求項1ないし4によって特定されるものであるところ、その請求項1に係る発明(以下「本願発明」という。)は、上記「第2〔理由〕1(1)」に本件補正前の請求項1として記載したとおりのものである。

2 引用例
原査定の拒絶の理由に引用された引用例及びそれらの記載事項は、上記「第2〔理由〕3」に記載したとおりである。

3 対比・判断
本願補正発明は、上記「第2〔理由〕1(2)」のとおり、本願発明の発明特定事項を限定したものである。
そうすると、本願発明の構成要件をすべて含み、さらに限定を付加したものに相当する本願補正発明が、上記「第2〔理由〕5」に記載したとおり、引用発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本願発明も同様の理由により、引用発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである。

4 むすび
以上のとおり、本願発明は、引用例に記載された発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
したがって、本願は、他の請求項について検討するまでもなく、拒絶すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2017-03-28 
結審通知日 2017-04-04 
審決日 2017-04-17 
出願番号 特願2011-157869(P2011-157869)
審決分類 P 1 8・ 121- Z (G01N)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 野村 伸雄  
特許庁審判長 鉄 豊郎
特許庁審判官 西村 仁志
河原 正
発明の名称 撮像装置  
代理人 村松 義人  
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