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審決分類 審判 査定不服 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) H04W
管理番号 1334060
審判番号 不服2016-6723  
総通号数 216 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2017-12-28 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2016-05-06 
確定日 2017-11-01 
事件の表示 特願2014-173143「バッテリー寿命を延長するための、データ送信を同期させる方法」拒絶査定不服審判事件〔平成26年11月20日出願公開、特開2014-220852〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯及び本願発明

1 手続の経緯
本願は,2003年(平成15年)5月2日(優先権主張 2002年5月6日 米国)を国際出願日とする特願2004-504423号の一部を,平成17年9月22日に新たに出願した特願2005-275989号の一部を,更に平成21年12月3日に新たに出願した特願2009-275482号の一部を,更に平成24年8月30日に新たに出願した特願2012-190047号の一部を,更に平成25年9月11日に新たに出願した特願2013-188583号の一部を,更に平成26年8月27日に新たに出願したものであって,平成27年7月24日付けで拒絶理由が通知され,同年10月28日付けで意見書及び手続補正書が提出され,同年12月22日付けで拒絶査定され,平成28年5月6日に拒絶査定不服審判の請求がなされ,同時に手続補正がなされたものであり,同年12月5日付けで拒絶理由を当審から通知し,平成29年3月23日付けで意見書及び手続補正書が提出されたものである。

2 本願発明
本願の請求項に係る発明は,平成29年3月23日付け手続補正書(以下「本件補正」という。)における特許請求の範囲の請求項1から13(以下,各請求項を,請求項の番号に従って,「本件請求項1」などという。)に記載された次のとおりのものである。(下線は請求人が付与。)

【請求項1】
バッテリーパワーをセーブする無線送受信ユニット(WTRU)において用いる方法であって、
ダウンリンク制御チャネルで第1のスケジュール情報を受信すること、
前記第1のスケジュール情報に応答して、一連の送信時間間隔(TTI)でユーザデータを受信することであって、前記一連のTTIの各TTIは、少なくとも1つのTTIに分割され、およびユーザデータを受信しない条件で前記一連のTTIの複数のTTIの間の前記少なくとも1つのTTIの少なくとも一部の間に電力消費を低減すること、
前記ダウンリンク制御チャネルで第2のスケジュール情報を受信すること、および
前記第2のスケジュール情報に応答して、前記一連のTTIの複数のTTIの間のTTIでユーザデータを受信すること
を備えることを特徴とする方法。
【請求項2】
前記ユーザデータを受信しない前記一連のTTIの複数のTTIの間の前記少なくとも1つのTTIの前記少なくとも一部の間に電力消費を低減することは、低減電力モードでの前記WTRUの無線周波数(RF)受信回路の動作を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ユーザデータを受信しない前記一連のTTIの複数のTTIの間の前記少なくとも1つのTTIの前記少なくとも一部の間に電力消費を低減することは、低減電力モードでの前記WTRUの信号処理回路の動作を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記一連のTTIの複数のTTIの間の前記TTIで受信された前記ユーザデータは、ユニキャストフレームで送信されていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記一連のTTIの複数のTTIの間の前記TTIで受信された前記ユーザデータは、マルチキャストフレームで送信されていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
バッテリーパワーをセーブするように構成された無線送受信ユニット(WTRU)において、
ダウンリンク制御チャネルで第1のスケジュール情報を受信するように構成された回路を備え、
前記回路は、前記第1のスケジュール情報に応答して、一連の送信時間間隔(TTI)でユーザデータを受信することであって、前記一連のTTIの各TTIは、少なくとも1つのTTIに分割され、およびユーザデータを受信しない条件で前記一連のTTIの複数のTTIの間の前記少なくとも1つのTTIの少なくとも一部の間に電力消費を低減するように構成され、
前記回路は、前記ダウンリンク制御チャネルで第2のスケジュール情報を受信するようにさらに構成され、および
前記回路は、前記第2のスケジュール情報に応答して、前記一連のTTIの複数のTTIの間のTTIでユーザデータを受信するようにさらに構成されていることを特徴とするWTRU。
【請求項7】
前記ユーザデータを受信しない前記一連のTTIの複数のTTIの間の前記少なくとも1つのTTIの前記少なくとも一部の間に電力消費を低減することは、低減電力モードでの前記WTRUの無線周波数(RF)受信回路の動作を含むことを特徴とする請求項6に記載のWTRU。
【請求項8】
前記ユーザデータを受信しない前記一連のTTIの複数のTTIの間の前記少なくとも1つのTTIの前記少なくとも一部の間に電力消費を低減することは、低減電力モードでの前記WTRUの信号処理回路の動作を含むことを特徴とする請求項6に記載のWTRU。
【請求項9】
前記一連のTTIの複数のTTIの間の前記TTIで受信された前記ユーザデータは、ユニキャストフレームで送信されていることを特徴とする請求項6に記載のWTRU。
【請求項10】
前記一連のTTIの複数のTTIの間の前記TTIで受信された前記ユーザデータは、マルチキャストフレームで送信されていることを特徴とする請求項6に記載のWTRU。
【請求項11】
基地局において用いる方法であって、
ダウンリンク制御チャネルで第1のスケジュール情報を送信すること、
前記第1のスケジュール情報に基づいて、一連の送信時間間隔(TTI)でユーザデータを送信することであって、前記一連のTTIの各TTIは、少なくとも1つのTTIに分割され、無線送受信ユニット(WTRU)に、ユーザデータを受信しない条件で前記一連のTTIの複数のTTIの間の前記少なくとも1つのTTIの少なくとも一部の間に電力消費を低減させること、
前記ダウンリンク制御チャネルで第2のスケジュール情報を送信すること、および
前記第2のスケジュール情報に基づいて、前記一連のTTIの複数のTTIの間のTTIでユーザデータを送信すること
を備えることを特徴とする方法。
【請求項12】
前記一連のTTIの複数のTTIの間の前記TTIで受信された前記ユーザデータは、ユニキャストフレームで送信されていることを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記一連のTTIの複数のTTIの間の前記TTIで受信された前記ユーザデータは、マルチキャストフレームで送信されていることを特徴とする請求項11に記載の方法。


第2 当審拒絶理由について

平成28年12月5日付けで当審から通知した拒絶理由(以下「当審拒絶理由」という。)の概要は次のとおり。(下線は拒絶理由通知書に記載のとおり。)

[理由1](サポート要件)
本件出願は、特許請求の範囲の記載が下記の点で、特許法第36条第6項第1号に規定する要件を満たしていない。
[理由2](明確性)
本件出願は、特許請求の範囲の記載が下記の点で、特許法第36条第6項第2号に規定する要件を満たしていない。



本件出願の特許請求の範囲の記載は,平成28年5月6日付け手続補正書の特許請求の範囲のとおりのものである。

○ 請求項1,6及び11について

(1) 本請求項に記載された「第1の情報」及び「第2の情報」それぞれは,発明の詳細な説明に記載された信号のいずれに相当するのかが不明である。

(2) 本請求項に記載された「前記一連のTTIにおける各TTIは、N個のTTIに分割され、前記Nは、少なくとも1であること」に関して,
<1> 「各TTI」は「N個のTTIに分割され」,つまり「TTI」の各々を「N個」に分割するとは,具体的にどのようなことを技術的に意味するのか不明であり,発明の詳細な説明のどの記載により裏付けられているのか不明である。

<2> 「N個のTTIに分割され、前記Nは、少なくとも1であること」,つまり「TTI」を「1個のTTI」に分割するとはどのようなことを技術的に意味するのか不明であり,また,「一連のTTIにおける各TTI」を「1個に分割」できたとした場合に本請求項に係る発明は,「電力消費を低減する」ことができるか否かが不明である。

○ 請求項2から5,7から10,12から15について

請求項2から5は請求項1を直接的若しくは間接的に引用しているため,請求項7から10は請求項6を直接的若しくは間接的に引用しているため,そして,請求項12から15は請求項11を直接的若しくは間接的に引用してるため,上記(1)の事項及び,(2)の<1>及び<2>の事項が該当する。

○ この拒絶理由通知のまとめ

以上のとおりであるから,本願の請求項1から15に係る発明は,発明の詳細な説明に記載したものであるということはできず,また,明確であるということもできない。
したがって,本願は,特許法第36条第6項第1号及び同項第2号に規定する要件を満たしているということはできない。


<<補正等の示唆>>
上記の拒絶の理由1及び2を解消しうる案を,請求項1を代表に例示する。
なお,補正等の示唆は法律的効果を生じさせるものではなく,拒絶理由を解消するための一案である。特許請求の範囲,明細書等をどのように補正するかは請求人が決定すべきものであり,請求項2から15については,当案を基に必要な検討をされたい。

【請求項1】の案
無線送信受信ユニット(WTRU)において使用される方法であって,
基地局から同期情報を受信するステップと,
前記同期情報は,データの受信のために前記WTRUに割り当てられた少なくとも1つのタイムスロットを示し,
前記割り当てられた少なくとも1つのタイムスロットは,繰り返し連続する送信時間間隔(TTI)の少なくとも1つのタイムスロットであり,
前記割り当てられた少なくとも1つのタイムスロット期間中にデータを受信するステップと,
前記WTRUに割り当てられていないタイムスロット期間中に,前記WTRUの受信回路及び信号処理回路をパワーダウンするステップと
特定の共通信号又は特別の信号が前記WTRUに送信された場合,前記割り当てられた少なくとも1つのタイムスロット外でデータを受信するステップと,
を備えたことを特徴とする方法。

なお,上記案は,本願明細書【0024】における次の記載を基にしたものである。

WTRUは、必要なら、他の時刻(即ち、指定されたスロット以外)に覚醒することに注意されたい。例えば、特定の共通信号に対して覚醒する必要もある。また、ネットワークおよびWTRUは、WTRUが覚醒して、指定されたスロット外でデータを受信することが必要な場合は、ネットワークより特定のWTRUもしくは一群のWTRUに向けて特別の「覚醒命令」信号が送信されるようになっている。


第3 当審拒絶理由に対する意見について

平成29年3月23日付けで,当審拒絶理由について請求人がした意見(以下,「請求人意見」,「請求人意見書」などという。)の概要は次のとおり。(下線は請求人意見書に記載のとおり。)

【意見の内容】
(1)審判官殿は、請求項1,6,11の記載は、特許法第36条第6項第1号に規定する要件を満たしておらず、特許法第36条第6項第2号に規定する要件を満たしていないと認定されました。
そこで、出願人は、別途提出の手続補正書により特許請求の範囲を補正し、本願発明の構成をより一層明確にするとともに、以下のように意見を申し述べる次第です。

(2)補正した特許請求の範囲の記載より明らかなように、請求項1に記載の発明は、
「バッテリーパワーをセーブする無線送受信ユニット(WTRU)において用いる方法であって、
ダウンリンク制御チャネルで第1のスケジュール情報を受信すること、
前記第1のスケジュール情報に応答して、一連の送信時間間隔(TTI)でユーザデータを受信することであって、前記一連のTTIの各TTIは、少なくとも1つのTTIに分割され、およびユーザデータを受信しない条件で前記一連のTTIの複数のTTIの間の前記少なくとも1つのTTIの少なくとも一部の間に電力消費を低減すること、
前記ダウンリンク制御チャネルで第2のスケジュール情報を受信すること、および
前記第2のスケジュール情報に応答して、前記一連のTTIの複数のTTIの間のTTIでユーザデータを受信すること
を備えることを特徴とする方法」
です。

(3)請求項1,6,11に記載されていた「第1の情報」、「第2の情報」は、段落番号[0014]の記載に基づいて、それぞれ「第1のスケジュール情報」、「第2のスケジュール情報」とし、互いに異なるスケジュール情報であることを明確しました。
請求項1,6,11の第3段落の補正は、段落番号[0020]-[0023]、図2の記載に基づいています。図2に信号フレーム内のタイムスロットの例が記載されていますが、TTIのように、特定のインターリーブ期間で繰り返す一連の送受信間隔のうち、割り当てられた間隔で、WTRUは覚醒します。
図2のフレームが、スーパーフレーム、フレーム、タイムスロットに分割されるように、一連のTTIの各TTIは、少なくとも1つのTTIに分割されます(スーパーフレームの一連のタイムスロットは、14個のタイムスロットのフレームに分割され、フレームの一連のタイムスロットは、1個のタイムスロットに分割されます)。ユーザデータを受信しないTTI(例えば、図2のWTRU101では、覚醒しているスーパーフレーム51、フレーム71、スロット6以外のタイムスロット)、すなわち一連のTTIの複数のTTIの間の少なくとも1つのTTIの少なくとも一部の間に、WTRUは電力消費を低減します。
これにより、TTIがどのように分割され、そのうちWTRUが電力消費を低減するTTIが明確になったと思料いたします。

(4)以上述べたように、本願発明の構成がより一層明確になり、十分に特許性を有するものと思料いたしますので、今一応の御審理の上、特許をすべき旨の審決を賜りますようお願い申し上げます。


第4 当審の判断

当審拒絶理由における「○ 請求項1,6及び11について」の(1)について

1 「○ 請求項1,6及び11について」の(1)(以下「当審理由(1)」という。)に対し,請求人は,請求人意見書において,本願明細書【0014】における記載を根拠とし,本件補正前「第1の情報」,「第2の情報」と記されたのを,それぞれ「第1のスケジュール情報」,「第2のスケジュール情報」と補正し,かつ,互いに異なるスケジュール情報であることを明確にした旨主張している。

2 ここで,上記【0014】の記載を確認すると,該記載は次のとおりである。(下線は当審が付与。)

【0014】
当業者には知られているように、要望に応じて、データはネットワークからいろいろな方法でWTRUに供給される。1つの実施の形態では、データはスケジュールされた送信形態で送信される。この場合、ネットワークは、いろいろなタイプの放送もしくは多重データを送信WTRUと受信WTRUの両方が知っている時間フレームに正確に同期した既知のスケジュールで送信する。次に、WTRUは自らの覚醒を同期して、データが送信される事象を検索することができる。この実施の形態を第三世代携帯電話ネットワークにおいて実現するために、スケジュール情報を放送共通制御チャネル信号シグナリング(Broadcast Common Control Channel(BCCH)signaling)または専用共通制御チャネル(DCCH)シグナリング(Dedicated Control Channel(DCCH)signaling)などの共通制御チャネルにより供給することができる。BCCHシグナリングを使用した場合、スケジュール(即ち、同期)情報は、全放送および全多重サービスに対して発信される。DCCHシグナリングを使用した場合、受信WTRUに特定のサービスのスケジュール情報のみが発信される。

(1) 上記【0014】における記載を基に,「スケジュール」に関して次のことがいえる。
「スケジュール」された送信形態で,データを送信する。
「スケジュール」は,「送信WTRUと受信WTRUの両方が知っている時間フレームに正確に同期した既知の」ものであって,該「スケジュール」で,「いろいろなタイプの放送もしくは多重データ」を送信する。

(2) 上記【0014】における記載を基に,「スケジュール情報」に関して次のことがいえる。
「スケジュール情報」は,放送共通制御チャネル信号シグナリング(BCCH signaling)または専用共通制御チャネルシグナリング(DCCH signaling)などの共通制御チャネルにより供給されるものである。
「スケジュール情報」は,BCCHシグナリングを使用した場合、全放送および全多重サービスに対して発信されるものである。
「スケジュール情報」は,DCCHシグナリングを使用した場合、受信WTRUに特定のサービスのもののみが発信される。

(3) 本願明細書【0014】における記載,上記(1)及び(2)を基に,本件請求項1における記載をみると,次のことがいえる。
上記(2)に記したように,「スケジュール情報」とは,「BCCH」又は「DCCH」などの「共通制御チャネル」,すなわち,「ダウンリンク制御チャネル」で,「受信WTRU」が受信するものであるということができることは明らかである。
このことから,上記【0014】に記載の「BCCHシグナリングを使用した場合のスケジュール情報」及び「DCCHシグナリングを使用した場合のスケジュール情報」のうち,一方が「第1のスケジュール情報」に,他方が「第2のスケジュール情報」にそれぞれ該当すると解することができる。

(4) しかし,本件請求項1に記載された「無線送受信ユニット(WTRU)」においては,「第1のスケジュール情報」に応答して,「一連の送信時間間隔(TTI)でユーザデータを受信する」ことの特定事項があるのに対して,このような特定事項についての記載は,上記「BCCHシグナリングを使用した場合のスケジュール情報」についても,上記「DCCHシグナリングを使用した場合のスケジュール情報」についても,本願明細書にはない。
また,「第2のスケジュール情報」ついては,当該情報に応答して,「前記一連のTTIの複数のTTIの間のTTIでユーザデータを受信する」ことの特定事項が,本件請求項1に記されているところ,このような特定事項についての記載は,上記「BCCHシグナリングを使用した場合のスケジュール情報」についても,上記「DCCHシグナリングを使用した場合のスケジュール情報」についても,本願明細書にはない。

したがって,当審理由(1)のとおり,本件補正前「第1の情報」,「第2の情報」であって,「第1のスケジュール情報」,「第2のスケジュール情報」と補正されたもののそれぞれは,依然として,発明の詳細な説明に記載された信号のいずれに相当するのかが不明であるといわざるを得ない。

よって,本件請求項1に記載された発明は,発明の詳細な説明に記載されたものであるということはできない。

(5) 本件請求項6及び11に記載された発明についても,上記(3)及び(4)に述べたのと同様であり,当審理由(1)のとおり,本件補正前「第1の情報」,「第2の情報」であって,「第1のスケジュール情報」,「第2のスケジュール情報」と補正されたもののそれぞれは,依然として,発明の詳細な説明に記載された信号のいずれに相当するのかが不明であるといわざるを得ない。

よって,本件請求項6及び11に記載された発明は,発明の詳細な説明に記載されたものであるということはできない。


第5 むすび

以上のとおりであるから,本願は,特許法第36条第6項第1号に規定する要件を満たしていない。
したがって,他の理由について検討するまでもなく,本願は,拒絶すべきものである。

よって,結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2017-06-02 
結審通知日 2017-06-06 
審決日 2017-06-19 
出願番号 特願2014-173143(P2014-173143)
審決分類 P 1 8・ 537- WZ (H04W)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 伊東 和重  
特許庁審判長 水野 恵雄
特許庁審判官 山本 章裕
近藤 聡
発明の名称 バッテリー寿命を延長するための、データ送信を同期させる方法  
代理人 特許業務法人 谷・阿部特許事務所  

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