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審決分類 審判 全部無効 対象物  A61K
管理番号 1334670
審判番号 無効2014-800140  
総通号数 217 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2018-01-26 
種別 無効の審決 
審判請求日 2014-08-27 
確定日 2017-11-15 
事件の表示 上記当事者間の特許第2749247号発明「ベンゾチオフェン類を含有する医薬製剤」の特許無効審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求を却下する。 審判費用は、請求人の負担とする。 
理由 本件特許第2749247号は、平成5年7月28日(パリ条約による優先権主張 1992年7月28日 (US)アメリカ合衆国)に出願され,平成10年2月20日に特許権の設定登録がなされたものであって,平成26年8月27日に,本件特許の請求項1ないし6に係る発明についての特許を無効にすることについて本件特許無効審判の請求がなされたものである。
一方,当該特許については,別途,平成25年7月29日に本件特許を無効にすることについて特許無効審判の請求がなされ(無効2013-800139号),本件特許の請求項1ないし6に係る発明についての特許を無効にするとの審決がなされ,この審決を不服として審決取消しの訴えが知的財産高等裁判所に提起されたが,請求棄却の判決がなされ(平成27年(行ケ)第10166号,平成28年11月16日判決言渡),さらに,この判決を不服として上告及び上告受理申立てがなされたが,平成29年8月25日付けで上告棄却の決定及び上告審として受理しない旨の決定がなされ(平成29年(行ツ)第116号,平成29年(行ヒ)第120号),前記審決は平成29年8月25日に確定した。

その結果,本件特許無効審判の請求は,特許法第125条の規定により特許権が初めから存在しなかったものとみなされる特許について,その無効を請求するものとなったから,不適法な審判の請求であって,その補正をすることができないものである。

したがって,本件特許無効審判の請求は特許法第135条の規定により却下すべきものである。

また,審判に関する費用については,特許法第169条第2項において準用する民事訴訟法第61条の規定により,請求人が負担すべきものである。

よって,結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2017-09-21 
結審通知日 2017-09-25 
審決日 2017-10-06 
出願番号 特願平5-185965
審決分類 P 1 113・ 04- X (A61K)
最終処分 審決却下  
前審関与審査官 弘實 謙二森井 隆信瀬下 浩一  
特許庁審判長 村上 騎見高
特許庁審判官 内藤 伸一
山本 吾一
登録日 1998-02-20 
登録番号 特許第2749247号(P2749247)
発明の名称 ベンゾチオフェン類を含有する医薬製剤  
代理人 小谷 悦司  
代理人 小谷 昌崇  
代理人 宇佐美 綾  
代理人 小林 純子  

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