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審決分類 審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 G03F
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 G03F
管理番号 1336450
審判番号 不服2016-19486  
総通号数 219 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2018-03-30 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2016-12-27 
確定日 2018-01-11 
事件の表示 特願2012-166677「保護膜の製造方法」拒絶査定不服審判事件〔平成26年 2月 6日出願公開、特開2014- 26136〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯
本願は、平成24年7月27日の出願であって、平成28年3月10日付けで拒絶理由が通知され、同年5月11日に意見書の提出とともに手続補正がなされ、同年9月30日付けで拒絶査定(以下、「原査定」という。)がされ、これに対し同年12月27日に拒絶査定不服審判の請求と同時に手続補正(以下、「本件補正」という。)がなされたものである。


第2 本件補正の補正却下の決定
[補正却下の決定の結論]
平成28年12月27日付けの手続補正を却下する。
[理由]
1 補正の内容
本件補正は、特許請求の範囲を補正するものであって、平成28年5月11日付けの手続補正の特許請求の範囲
「 【請求項1】
重合体(A)、(メタ)アクリル化合物(B)、重合開始剤(C)及び溶剤(E)を含む感光性樹脂組成物を凹凸基板上に塗布して塗膜を形成する工程と、凹凸基板の凹部および凸部に形成された塗膜に、凹部の位置の透過率が凸部の位置の透過率より大きい多階調マスクを介して露光する工程を含む保護膜の製造方法であって、
重合体(A)が不飽和カルボン酸及び不飽和カルボン酸無水物からなる群から選ばれる少なくとも一種に由来する構造単位と、炭素数2?4の環状エーテル構造及びエチレン性不飽和結合を有する単量体に由来する構造単位とを有する製造方法。
【請求項2】
凹部の位置の透過率が60?100%であり、かつ凸部の位置の透過率が10?50%である多階調マスクを介して露光する請求項1に記載の保護膜の製造方法。
【請求項3】
さらに、現像工程を有する請求項1または2に記載の保護膜の製造方法。」(以下、「補正前の特許請求の範囲」という。)を
「 【請求項1】
重合体(A)、(メタ)アクリル化合物(B)、重合開始剤(C)及び溶剤(E)を含む感光性樹脂組成物を凹凸基板上に塗布して塗膜を形成する工程と、凹凸基板の凹部および凸部に形成された塗膜に、凹部の位置の透過率が凸部の位置の透過率より大きい多階調マスクを介して露光する工程を含む保護膜の製造方法であって、
感光性樹脂組成物の溶剤(E)の含有量が感光性樹脂組成物に対して60?95質量%であり、
重合体(A)が不飽和カルボン酸及び不飽和カルボン酸無水物からなる群から選ばれる少なくとも一種に由来する構造単位と、炭素数2?4の環状エーテル構造及びエチレン性不飽和結合を有する単量体に由来する構造単位とを有する製造方法。
【請求項2】
凹部の位置の透過率が60?100%であり、かつ凸部の位置の透過率が10?50%である多階調マスクを介して露光する請求項1に記載の保護膜の製造方法。
【請求項3】
さらに、現像工程を有する請求項1または2に記載の保護膜の製造方法。」(下線部は補正箇所を示す。)
と補正するものである。

2 補正の目的及び新規事項の追加の有無
本件補正は、補正前の特許請求の範囲の請求項1に係る発明の感光性樹脂組成物の溶剤(E)について、「含有量が感光性樹脂組成物に対して60?95質量%」であるとの限定を付すものである。
願書に最初に添付した明細書の段落【0075】には、「感光性樹脂組成物における溶剤(E)の含有量は、感光性樹脂組成物に対して、好ましくは60?95質量%であり、より好ましくは70?95質量%である。」(下線は当審で付与した。)と記載されている。よって、本件補正が、願書に最初に添付した明細書に記載した事項の範囲内においてしたものであることは明らかである。
また、本件補正は、補正前の特許請求の範囲の請求項1の構成要件に限定を付すものであり、補正前の特許請求の範囲の請求項1に係る発明と本件補正後の特許請求の範囲の請求項1に係る発明との、産業上の利用分野及び解決しようとする課題が同一のものである。したがって、本件補正は、特許法第17条の2第5項第2号に規定する特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。
そこで、本件補正後の請求項1に係る発明(以下、「本件補正発明」という。)が、特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか(特許法第17条の2第6項において準用する同法第126条第7項の規定に適合するか)について、以下に検討する。

3 引用文献の記載及び引用発明
(1)引用文献1
ア 原査定の拒絶の理由に引用され、本願出願前に頒布された刊行物である特開2009-294498号公報(以下「引用文献1」という。)には、図面とともに以下の事項が記載されている。(下線は合議体が付与した。以下同様。)

(ア) 「【特許請求の範囲】
【請求項1】
透明基板上に樹脂ブラックマトリクスと着色画素とこれらを被覆するオーバーコート層とを有するカラーフィルタの製造方法において、樹脂ブラックマトリクスと着色画素との重なり部上のオーバーコート層を、該重なり部上を除くオーバーコート層より薄く形成する現像工程を含むことを特徴とする表示装置用カラーフィルタの製造方法。
【請求項2】
現像工程が、樹脂ブラックマトリクスと着色画素との重なり部上のオーバーコート層を、該重なり部上を除くオーバーコート層より薄く形成するとともに、カラーフィルタの有効画面に近接する外周部からオーバーコート層を除去し、透明基板の表面を露出する現像工程であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置用カラーフィルタの製造方法。
【請求項3】
樹脂ブラックマトリクスと着色画素との重なり部とその上のオーバーコート層を含めた膜層の透明基板表面までの膜厚が、ブラックマトリクス開口部の着色画素とオーバーコート層とで形成された画素開口中央部の膜層の透明基板表面までの膜厚に対して、±0.15μmの範囲内に設定することを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置用カラーフィルタの製造方法。
【請求項4】
オーバーコート層が、透明基板上に感光性のアルカリ可溶性樹脂を塗布膜として形成し、前記現像工程に先立って、該塗布膜を樹脂ブラックマトリクスのパターンに対応するハーフトーンマスクを用いて露光した後、樹脂ブラックマトリクスと着色画素との重なり部上のオーバーコート層を、該重なり部上を除くオーバーコート層より薄く形成する現像工程により形成されることを特徴とする請求項1?3のいずれかに記載の表示装置用カラーフィルタの製造方法。」

(イ) 「【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置用カラーフィルタに関するものであり、特に、カラーフィルタ上に表面平坦性の優れたオーバーコート層を形成する方法に関する。」

(ウ) 「【発明の効果】
【0015】
本発明のカラーフィルタの製造方法により、樹脂ブラックマトリクスと着色画素との重なり部上のオーバーコート層を、該重なり部上を除くオーバーコート層より薄く形成することができるので、該重なり部の突起が比較的大きい場合であっても、オーバーコート層の最表面の平坦性を損ねることなく、高品質のカラーフィルタを提供できる。
【0016】
また、本発明のカラーフィルタの製造方法により、オーバーコート層の平坦性を良くするとともに、カラーフィルタの有効画面に近接する外周部からオーバーコート層を除去することができるので、カラーフィルタの信頼性を高めることができる。
【0017】
また、本発明の製造方法によるオーバーコート層の平坦性に関しては、着色画素とオーバーコート層の積層構成である画素中央部の膜厚(透明基板の表面からオーバーコート表面までの膜厚)に対し、樹脂ブラックマトリクスと着色画素との重なり部上のオーバーコート表面までの膜厚の差を±0.15μm以内に抑えることができる。画素中央部と樹脂ブラックマトリクス上との段差を可視光の波長(赤色の波長は約0.6μm)の1/4(0.15μm)以下とすることにより、カラーフィルタを液晶表示装置に用いる場合に、液晶層のギャップムラに起因する着色をなくすることができる。
【0018】
また、本発明は、樹脂ブラックマトリクスと着色画素との重なり部上のオーバーコート層の盛り上がり部分を選択的に現像除去するために、ハーフトーンマスクを使った露光方法を好適に用いることができ、工程上の負荷を特に大きくかけることなく、高い平坦化効果を得ることができる。
【0019】
さらに本発明によるカラーフィルタは、高平坦性による高品質性と周辺部の無機清浄性による高信頼性とを兼ね備えることができるため、本発明のカラーフィルタを備えた表示装置の高品質性と高信頼性に寄与することができる。」

(エ) 「【0024】
本発明で用いる平坦化オーバーコート層44の材料は、例えば、アクリル樹脂などを使用するアルカリ可溶性の感光性樹脂であり、樹脂ブラックマトリクスと着色画素から成る領域全体の上に塗布し、露光、現像、ベイクを行うことでオーバーコート層の形成を行う。本発明において用いるオーバーコート材料は、露光部が現像により溶解されるポジ型、未露光部が現像により溶解されるネガ型のいずれのタイプも適用可能であるが、以下の説明では、ネガ型の感光性樹脂を用いるオーバーコート材料の例について述べる。感光性樹脂は少なくとも365nmに感光性のあるものであれば特に限定されるものではないが、特に365nm以下に吸収極大をもつ感光性成分を含むものがより好ましい。本発明の平坦化オーバーコート層44の形成において、このような材料とハーフトーンマスクを組み合わせて使用することによって、樹脂ブラックマトリクス上の突起と開口部上とでは露光量および露光波長の違いがより大きくなるため、オーバーコート層の部分的な膜厚制御がより容易となる。」

(オ) 「【実施例1】
【0035】
無アルカリガラス基板上に、膜厚1.0μmの樹脂ブラックマトリクスと膜厚1.8μmのR、G、Bの3色の着色画素を形成したカラーフィルタを作製した。このカラーフィルタの着色画素の段差は、約1.0μmであった。次に、上記カラーフィルタ上に、オーバーコート層形成用組成物として、下記の光硬化性樹脂組成物をスピンコートした。
【0036】
(アルカリ可溶性樹脂(A)の調整)
内容量が2リットルの5つ口反応容器内に、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMAc)800g、ブチルメタクリレート(BMA)140g、メタクリル酸(MAA)30g、ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)30g、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)4gを加え窒素を吹き込みながら80℃で6時間加熱し、アルカリ可溶性樹脂(A)溶液を得た。
【0037】
(光硬化性樹脂組成物の調整)
アルカリ可溶性樹脂(A):100重量部
エチレン性不飽和化合物(B)
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(分子量535):200重量部
光重合開始剤(C)イルガキュアー907:10重量部
上記(A)(B)(C)に、シクロヘキサノン:700重量部 を加えて混合した。
【0038】
次に、90℃で5分間乾燥した後、開口部においては透過領域、樹脂ブラックマトリクスパターンに対応した半透過領域を有するフォトマスクを用い、この塗布膜の全面に200mJ/cm^(2) の紫外線露光を行った。また、このハーフトーンマスク半透過領域の光透過率は、波長300?340nmにおいて0%以上20%以下、340?370nmにおいて5%以上40%以下、370?500nmにおいて20%以上100%以下である。
【0039】
続いて、スプレー現像にて塗布膜の現像を行った。ここでの塗布膜のハーフエッチングの後、230℃・30分のベーキングをオーブンにて行い、表面平坦性の優れたオーバーコート層をカラーフィルタ上に設けた。得られたオーバーコート層の表面の段差は、約0.05μmの優れたものであった。」

イ 上記記載事項(オ)に基づけば、引用文献1には、以下の発明が記載されていると認められる。
「無アルカリガラス基板上に、膜厚1.0μmの樹脂ブラックマトリクスと膜厚1.8μmのR、G、Bの3色の着色画素を形成したカラーフィルタであって、着色画素の段差が約1.0μmであるカラーフィルタ上に、オーバーコート層形成用組成物として、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート800g、ブチルメタクリレート140g、メタクリル酸30g、ヒドロキシエチルメタクリレート30g、アゾビスイソブチロニトリル4gを加え窒素を吹き込みながら80℃で6時間加熱して得たアルカリ可溶性樹脂(A):100重量部、エチレン性不飽和化合物(B)としてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(分子量535):200重量部、光重合開始剤(C)としてイルガキュアー907:10重量部、上記(A)(B)(C)に、シクロヘキサノン:700重量部 を加えて混合して調整した光硬化性樹脂組成物をスピンコートし、次に、90℃で5分間乾燥した後、開口部においては透過領域、樹脂ブラックマトリクスパターンに対応した半透過領域を有するフォトマスクを用い、この塗布膜の全面に200mJ/cm^(2) の紫外線露光を行い、続いて、スプレー現像にて塗布膜の現像を行い、表面の段差が約0.05μmの表面平坦性の優れたオーバーコート層をカラーフィルタ上に設ける方法。」(以下、「引用発明」という。)

(2)引用文献2
原査定の拒絶の理由に引用され、本願出願前に頒布された刊行物である特開2010-31091号公報(以下「引用文献2」という。)には、以下の事項が記載されている。


ア 「【特許請求の範囲】
【請求項1】
カルボキシル基又は酸無水物基含有重合性不飽和化合物(a)に対応するモノマー単位(A)、下記式(1)及び(2)
【化1】

(式中、R^(a)は、それぞれ、水素原子又はヒドロキシル基を有していてもよい炭素数1?4のアルキル基を示し、R^(b)は、それぞれ、単結合又はヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1?18のアルキレン基を示す)
で表される化合物から選択される少なくとも1種の環上にエポキシ基を有する有橋脂環式基含有重合性不飽和化合物(b)に対応するモノマー単位(B)、及び下記式(3)及び(4)
【化2】

(式中、R^(c)は、それぞれ、水素原子又はヒドロキシル基を有していてもよい炭素数1?4のアルキル基を示し、R^(d)は、それぞれ、単結合又はヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1?18のアルキレン基を示す)
で表される化合物から選択される少なくとも1種の環内に二重結合を有する有橋脂環式基含有重合性不飽和化合物(c)に対応するモノマー単位(C)を少なくとも含む共重合体。

(中略)

【請求項3】
請求項1又は2に記載の共重合体を含有する硬化性樹脂組成物。」

イ 「【技術分野】
【0001】
本発明は、カルボキシル基又は酸無水物基を有する構造単位、3,4-エポキシトリシクロ[5.2.1.0^(2,6)]デカン環を有する構造単位及びジシクロペンテン環(トリシクロ[5.2.1.0^(2,6)]-3-デセン環)を有する構造単位を含む共重合体、及び該共重合体を含む硬化性樹脂組成物に関する。より詳しくは、半導体プロセスにおける遠紫外線、電子線、イオンビーム、X線などの活性光線を用いたリソグラフィーや、液晶表示素子、集積回路素子、固体撮像素子等の電子部品に設けられる絶縁膜、保護膜等を形成するための材料に用いられる感放射線性樹脂、液晶表示材料(液晶表示用フォトスペーサー、液晶表示用リブ形成材料、オーバーコート、カラーフィルター形成用カラーレジスト、TFT絶縁膜など)を形成するための材料等として好適な、カルボキシル基又は酸無水物基を有する構造単位、3,4-エポキシトリシクロ[5.2.1.0^(2,6)]デカン環を有する構造単位及びジシクロペンテン環(トリシクロ[5.2.1.0^(2,6)]-3-デセン環)を有する構造単位を含む共重合体、及び該共重合体を含む硬化性樹脂組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、VLSIに代表されるサブミクロンオーダーの微細加工を必要とする各種電子デバイス製造の分野では、デバイスのより一層の高密度、高集積化への要求が高まっている。このため、微細パターン形成方法であるフォトリソグラフィー技術に対する要求がますます厳しくなっている。他方、液晶表示素子、集積回路素子、固体撮像素子等の電子部品においては、その劣化や損傷を防止するための保護膜、層状に配置される配線の間を絶縁するために設ける層間絶縁膜、素子表面を平坦化するための平坦化膜、電気的絶縁を保つための絶縁膜等が設けられている。なかでも液晶表示素子の場合、例えばTFT型液晶表示素子にあっては、ガラス基板上に偏光板を設け、ITO等の透明導電回路層及び薄膜トランジスタ(TFT)を形成し、層間絶縁膜で被覆して背面板とする一方、ガラス板上に偏光板を設け、必要に応じてブラックマトリックス層及びカラーフィルター層のパターンを形成し、さらに透明導電回路層、層間絶縁膜を順次形成して上面板とし、この背面板と上面板とをスペーサを介して対向させて両板間に液晶を封入して製造されるが、そこで使用される感光性樹脂組成物としては透明性、耐熱性、現像性及び平坦性に優れたものであることが要求される。」

ウ 「【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、感放射線性樹脂等として用いた場合に、硬度、耐溶剤性及び耐熱性に優れた高性能の硬化皮膜を形成できる光及び/又は熱硬化性共重合体、及び該共重合体を含む硬化性樹脂組成物を提供することにある。」

エ 「【発明の効果】
【0015】
本発明の共重合体及び硬化性樹脂組成物によれば、光及び/又は熱で硬化させることにより、硬度、耐溶剤性及び耐熱性に優れた高性能の硬化皮膜を形成できる。また、本発明の共重合体は合成安定性に優れる。さらに、感放射線性樹脂組成物として用いた場合、優れた現像性、エッチング耐性、透明性が得られる。また、本発明の硬化性樹脂組成物は保存安定性に優れる。そのため、本発明の共重合体を含む硬化性樹脂組成物は、液状レジスト、ドライフィルム、絶縁膜、感光性材料、液晶表示材料(液晶表示用フォトスペーサー、液晶表示用リブ形成材料、オーバーコート、カラーフィルター形成用カラーレジスト、TFT絶縁膜など)等を形成するための材料等として有用である。」

オ 「【0073】
[硬化性樹脂組成物]
本発明の硬化性樹脂組成物は前記本発明の共重合体を含有している。本発明の硬化性樹脂組成物には、用途に応じて他の成分が配合される。このような他の成分としては、例えば、溶媒、エポキシ基を硬化(架橋)するための硬化剤や硬化触媒、重合性不飽和基を重合させるための光重合開始剤、ラジカル反応性希釈剤(希釈モノマー又はオリゴマー)などが挙げられる。

(中略)

【0075】
溶媒としては、前記重合溶媒として例示の溶媒のほか、用途に応じた各種溶媒を使用できる。なかでも、エステルやケトンが好ましい。溶媒は単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。溶媒の含有量は、塗布性等の点から、硬化性樹脂組成物全体に対して、60?90重量%が好ましく、より好ましくは70?85重量%程度である。

(中略)

【0083】
本発明の共重合体中の重合性不飽和基等を重合させるための光重合開始剤としては、特に制限はないが、アセトフェノン系[ジエトキシアセトフェノン、2-ヒドロキシ-2-メチル-1-フェニルプロパン-1-オン、1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ベンジルジメチルケタール、2-ベンジル-2-ジメチルアミノ-1-(4-モルホリノフェニル)ブタン-1-オン等]、ベンゾフェノン系、ベンゾイン系、チオキサントン系、ビイミダゾール系、オキシム系、トリアジン系、アシルフォスフィンオキサイド系重合開始剤などが好ましい。これらの中でも、アセトフェノン系重合開始剤が特に好ましい。

(中略)

【0086】
ラジカル反応性希釈剤(希釈モノマー又はオリゴマー)としては、例えば、イソボルニル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート等の脂肪族アルコール又は脂環式アルコールの(メタ)アクリル酸エステル;2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、3-ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート;エチレングリコールモノ又はジ(メタ)アクリレート、メトキシエチレングリコールモノ又はジ(メタ)アクリレート、テトラメチレングリコールモノ又はジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールモノ又はジ(メタ)アクリレート等のグリコールモノ又はジ(メタ)アクリレート類;3,4-エポキシシクロへキシルメチル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート等のエポキシ基含有(メタ)アクリレート;グリセリンジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ又はテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等のポリオール又はそのアルキレンオキサイド付加体の(メタ)アクリレート等が挙げられる。多官能のラジカル反応性希釈剤は架橋剤として機能する。ラジカル反応性希釈剤は単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。

(中略)

【0090】
硬化性樹脂組成物を光(紫外線等)及び/又は熱により硬化することにより、耐熱性、耐アルカリ性、耐溶剤性、硬度等の特性に優れた硬化物[硬化皮膜(透明膜等)]を得ることができる。透明膜はオーバーコートとして有用であり、また、タッチパネルに使用することもできる。また、硬化性樹脂組成物を基材(基板等)上に塗布し、プリベークし(溶媒を除去し)、マスクを介して光(紫外線等)を照射して露光部を硬化させ、非露光部をアルカリ水溶液(現像液)で溶解して現像することにより、所望するパターンを形成することができる。現像液としては公知乃至慣用のものを使用できる。現像後、水洗し、さらに必要に応じてポストベークを施すことができる。
【0091】
本発明の共重合体を含む硬化性樹脂組成物は、液状レジスト、ドライフィルム、絶縁膜、感光性材料、液晶表示材料(液晶表示用フォトスペーサー、液晶表示用リブ形成材料、オーバーコート、カラーフィルター形成用カラーレジスト、TFT絶縁膜など)等を形成するための材料として使用できる。」

4 対比
本件補正発明と引用発明とを対比する。

(1)引用発明の「アルカリ可溶性樹脂(A)」は、「プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート800g、ブチルメタクリレート140g、メタクリル酸30g、ヒドロキシエチルメタクリレート30g、アゾビスイソブチロニトリル4gを加え窒素を吹き込みながら80℃で6時間加熱して得」られるものであるから、単量体が重合することにより調整されるものであることは明らかである。したがって、引用発明の「アルカリ可溶性樹脂(A)」は、本件補正発明の「重合体(A)」に相当する。
また、引用発明の「エチレン性不飽和化合物(B)として」の「ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート」は、本件補正発明の「(メタ)アクリル化合物(B)」に相当し、引用発明の「光重合開始剤(C)として」の「イルガキュアー907」は、本件補正発明の「重合開始剤(C)」に相当し、引用発明の「シクロヘキサノン」は、その物性からみて、本件補正発明の「溶剤(E)」に相当する。
そうすると、引用発明の「プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート800g、ブチルメタクリレート140g、メタクリル酸30g、ヒドロキシエチルメタクリレート30g、アゾビスイソブチロニトリル4gを加え窒素を吹き込みながら80℃で6時間加熱して得たアルカリ可溶性樹脂(A):100重量部、エチレン性不飽和化合物(B)としてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(分子量535):200重量部、光重合開始剤(C)としてイルガキュアー907:10重量部、上記(A)(B)(C)に、シクロヘキサノン:700重量部 を加えて混合して調整した光硬化性樹脂組成物」は、本件補正発明の「重合体(A)、(メタ)アクリル化合物(B)、重合開始剤(C)及び溶剤(E)を含む感光性樹脂組成物」に相当する。

(2)引用発明の「カラーフィルタ」は、「無アルカリガラス基板上に、膜厚1.0μmの樹脂ブラックマトリクスと膜厚1.8μmのR、G、Bの3色の着色画素を形成したカラーフィルタであって、着色画素の段差が約1.0μmである」というものであるから、高さの異なる部位を有する基板であるといえる。したがって、引用発明の「カラーフィルタ」は、本件補正発明の「凹凸基板」に相当する。
そして、引用発明における「光硬化性樹脂組成物をスピンコートし、次に、90℃で5分間乾燥」する工程によって、カラーフィルタ上の凹部および凸部に塗膜が形成されることは明らかである。したがって、引用発明の「カラーフィルタ上に、オーバーコート層形成用組成物として、アルカリ可溶性樹脂(A):100重量部、エチレン性不飽和化合物(B)としてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(分子量535):200重量部、光重合開始剤(C)としてイルガキュアー907:10重量部、上記(A)(B)(C)に、シクロヘキサノン:700重量部 を加えて混合して調整した光硬化性樹脂組成物をスピンコートし、次に、90℃で5分間乾燥」する工程は、本件補正発明の「重合体(A)、(メタ)アクリル化合物(B)、重合開始剤(C)及び溶剤(E)を含む感光性樹脂組成物を凹凸基板上に塗布して塗膜を形成する工程」に相当する。

(3)引用発明の「開口部においては透過領域、樹脂ブラックマトリクスパターンに対応した半透過領域を有するフォトマスク」は、透過領域と半透過領域を有するものであるから、本件補正発明の「多階調マスク」に相当する。
そして、引用発明の「開口部においては透過領域、樹脂ブラックマトリクスパターンに対応した半透過領域を有するフォトマスクを用い、この塗布膜の全面に200mJ/cm^(2) の紫外線露光を行」う工程と、本件補正発明の「凹凸基板の凹部および凸部に形成された塗膜に、凹部の位置の透過率が凸部の位置の透過率より大きい多階調マスクを介して露光する工程」とは、「凹凸基板の凹部および凸部に形成された塗膜に、凹部の位置の透過率が凸部の位置の透過率より大きい多階調マスクを介して露光する工程」である点で共通する。

(4)引用発明の「オーバーコート層」は、その機能からみて、本件補正発明の「保護膜」に相当する。そうすると、引用発明の「オーバーコート層をカラーフィルタ上に設ける方法」は、本件補正発明の「保護膜の製造方法」に相当する。

(5)引用発明の「シクロヘキサノン」(溶剤(E))は、光硬化性樹脂組成物の合計重量部1010重量部(=アルカリ可溶性樹脂(A):100重量部+エチレン性不飽和化合物(B):200重量部+光重合開始剤(C):10重量部+シクロヘキサノン:700重量部)に対し、69%(=700/1010×100)含まれている。したがって、引用発明の「シクロヘキサノン」(溶剤(E))は、本件補正発明の「感光性樹脂組成物の溶剤(E)の含有量が感光性樹脂組成物に対して60?95質量%であ」るとする要件を満たしている。

以上より、本件補正発明と引用発明とは、
「重合体(A)、(メタ)アクリル化合物(B)、重合開始剤(C)及び溶剤(E)を含む感光性樹脂組成物を凹凸基板上に塗布して塗膜を形成する工程と、凹凸基板の凹部および凸部に形成された塗膜に、凹部の位置の透過率が凸部の位置の透過率より大きい多階調マスクを介して露光する工程を含む保護膜の製造方法であって、感光性樹脂組成物の溶剤(E)の含有量が感光性樹脂組成物に対して60?95質量%であり、重合体(A)が不飽和カルボン酸及び不飽和カルボン酸無水物からなる群から選ばれる少なくとも一種に由来する構造単位と、炭素数2?4の環状エーテル構造及びエチレン性不飽和結合を有する単量体に由来する構造単位とを有する製造方法。」である点で一致し、以下の点で、一応相違する。
[相違点1]本件補正発明の多階調マスクが、凹部の位置の透過率が凸部の位置の透過率より大きいのに対し、引用発明のフォトマスクが、開口部においては透過領域、樹脂ブラックマトリクスパターンに対応した半透過領域を有するものとされており、半透過領域が凸部の位置に対応するのかが明らかではない点。
[相違点2]本件補正発明の重合体(A)が、不飽和カルボン酸及び不飽和カルボン酸無水物からなる群から選ばれる少なくとも一種に由来する構造単位と、炭素数2?4の環状エーテル構造及びエチレン性不飽和結合を有する単量体に由来する構造単位とを有するのに対し、引用発明のアルカリ可溶性樹脂(A)が、本件補正発明の重合体(A)とは異なる構造単位を有する点。

5 判断
(1)上記[相違点1]について検討する。
前記3(1)ア(ウ)に摘記した引用文献1の記載事項によれば、引用発明のフォトマスクは「オーバーコート層の盛り上がり部分を選択的に現像除去するため」に設けられたものである。また、引用文献1には、前記3(1)ア(エ)に摘記したように、「本発明の平坦化オーバーコート層44の形成において、このような材料とハーフトーンマスクを組み合わせて使用することによって、樹脂ブラックマトリクス上の突起と開口部上とでは露光量および露光波長の違いがより大きくなるため、オーバーコート層の部分的な膜厚制御がより容易となる。」との記載がある。当該記載によれば、引用発明のカラーフィルタはその樹脂ブラックマトリクス上に突起が存在するものであり、引用発明のフォトマスクは、樹脂ブラックマトリクス上の突起と開口部上とで、露光量および露光波長の違いを大きくするものといえる。そうすると、引用発明のフォトマスクの半透過領域は、突起、つまり凸部の位置に対応するものといえる。したがって、上記[相違点1]は実質的な相違点ではない。
また、仮に、上記[相違点1]が実質的な相違点であったとしても、引用発明のフォトマスクの半透過領域は、「オーバーコート層の盛り上がり部分を選択的に現像除去するため」に設けられたものである。引用発明のフォトマスクの半透過領域を、オーバーコート層が盛り上がる部分である凸部に対応するように配置することは、当業者が容易に想到し得ることである。

(2)上記[相違点2]について検討する。
前記3(2)アに摘記した引用文献2の記載事項において、共重合体を構成するモノマー単位(A)は、「カルボキシル基又は酸無水物基含有重合性不飽和化合物(a)に対応する」ものであるから、本件補正発明の重合体(A)が有する構造単位の「不飽和カルボン酸及び不飽和カルボン酸無水物からなる群から選ばれる少なくとも一種に由来する構造単位」に対応するものといえる。また、引用文献2の上記記載事項における共重合体を構成するモノマー単位(B)は、式(1)及び(2)で表される化合物から選択されるものであり、式(1)及び(2)で表される化合物は炭素数2の環状エーテル構造及びエチレン性不飽和結合を有している。したがって、本件補正発明の重合体(A)が有する構造単位の「炭素数2?4の環状エーテル構造及びエチレン性不飽和結合を有する単量体に由来する構造単位」に対応するものといえる。そうすると、引用文献2には、本件補正発明における不飽和カルボン酸及び不飽和カルボン酸無水物からなる群から選ばれる少なくとも一種に由来する構造単位と、炭素数2?4の環状エーテル構造及びエチレン性不飽和結合を有する単量体に由来する構造単位とを有する重合体(A)が開示されているといえる。
そして、前記3(2)アの請求項3及び3(2)イに摘記した記載事項によれば、当該共重合体は液晶表示素子の保護膜、液晶表示材料(オーバーコート、カラーフィルター形成用カラーレジストなど)を形成するための材料等として好適な硬化性樹脂組成物に含まれるものであり、従来より、透明性、耐熱性、現像性及び平坦性に優れたものであることが要求されるものである。さらに、前記3(2)オに摘記した記載事項によれば、当該共重合体は、溶媒、光重合開始剤や、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレート等のラジカル反応性希釈剤等と共に配合して硬化性樹脂組成物とするものである。また、非露光部はアルカリ水溶液(現像液)で溶解することから、アルカリ可溶性樹脂として機能するものである。一方、前記3(1)ア(イ)に摘記した引用文献1の記載事項によれば、引用発明のアルカリ可溶性樹脂(A)もカラーフィルタ上にオーバーコート層を形成するための光硬化性樹脂組成物に用いられるものである。そうすると、両者は技術分野が共通し、その作用機能も共通するものといえる。
また、前記3(1)ア(エ)に摘記した記載事項によれば、引用発明における感光性樹脂は、365nmに感光性を有するものであれば特に限定されるものではないとされている。
そうすると、引用発明におけるアルカリ可溶性樹脂として、共通する技術分野において従来より使用されており、その作用機能も共通することが知られている、引用文献2に記載された共重合体の採用を試みることは、当業者ならば当然考慮することであるといえる。

(3)効果について検討する。
本件補正発明の効果は、本願明細書の段落【0005】の「本発明によれば、段差を有する基板上に平坦化度に優れた保護膜の製造することが可能となる。」との記載によれば、平坦化度に優れた保護膜が得られることであるといえる。一方、引用発明の効果について確認すると、前記3(1)ア(ウ)に摘記した記載事項によれば、「オーバーコート層の最表面の平坦性を損ねることなく、高品質のカラーフィルタを提供できる」、「着色画素とオーバーコート層の積層構成である画素中央部の膜厚(透明基板の表面からオーバーコート表面までの膜厚)に対し、樹脂ブラックマトリクスと着色画素との重なり部上のオーバーコート表面までの膜厚の差を±0.15μm以内に抑えることができる」というものである。したがって、引用発明も本件補正発明と同様に、段差を有する基板上であっても平坦化度に優れた保護膜の製造が可能になるという効果を奏するものといえる。
なお、本願明細書には、段落【0010】に、「本発明において、オキシラニル基を有する不飽和化合物(b)とは、オキシラン環と不飽和結合とを有する単量体をいう。・・・本発明において、(b)は、オキシラニル基とエチレン性不飽和結合とを有する単量体であることが好ましく、オキシラニル基と(メタ)アクリロイルオキシ基とを有する単量体であることがより好ましい。また、(b)は(b2)であることが好ましい。」と記載されているものの、炭素数2?4の環状エーテル構造及びエチレン性不飽和結合を有する単量体に由来する構造単位を有する重合体を用いることの効果について何ら記載されていない。また、実施例及び比較例からその効果の差異を推測することもできない。
以上より、本件補正発明の効果は、引用文献1の記載に基づいて当業者が認識できた程度のものであり、格別なものということはできない。

(4)むすび
よって、本件補正発明は、引用発明及び引用文献2に記載された事項に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである。

6 補正却下の決定のむすび
以上のとおりであるから、本件補正発明は特許法第29条第2項の規定により特許出願の際独立して特許を受けることができない。
したがって、本件補正は、特許法第17条の2第6項において準用する同法第126条第7項の規定に違反するので、同法第159条第1項の規定において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。


第3 本件発明について
1 本件発明
本件補正は、上記のとおり却下されたので、本願の請求項に係る発明は、平成28年5月11日付けの手続補正の特許請求の範囲の請求項1?3に記載された事項により特定される、前記第2の1に補正前の特許請求の範囲として記載したとおりのものである(以下、補正前の特許請求の範囲の請求項1に係る発明を「本件発明」という。)。

2 引用文献の記載及び引用発明
原査定の拒絶の理由に引用された引用文献の記載および引用文献に記載された発明は、前記第2の3に記載したとおりである。

3 対比・判断
本件発明は、本件補正発明における感光性樹脂組成物の溶剤(E)について、「含有量が感光性樹脂組成物に対して60?95質量%」であるとの限定を省いたものである。
そうすると、本件発明の構成要件をすべて含み、さらに限定を付したものに相当する本件補正発明が、前記第2の5に記載したとおり、引用発明及び引用文献2に記載された事項に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本件発明も同様の理由により、当業者が容易に発明をすることができたものである。

4 むすび
以上のとおり、本件発明は、引用発明及び引用文献2に記載された事項に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
したがって、本願は、その他の請求項について検討するまでもなく、拒絶すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2017-11-13 
結審通知日 2017-11-14 
審決日 2017-11-27 
出願番号 特願2012-166677(P2012-166677)
審決分類 P 1 8・ 121- Z (G03F)
P 1 8・ 575- Z (G03F)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 赤尾 隼人  
特許庁審判長 中田 誠
特許庁審判官 清水 康司
宮澤 浩
発明の名称 保護膜の製造方法  
代理人 中山 亨  
代理人 坂元 徹  
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