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審決分類 審判 査定不服 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 取り消して特許、登録 C23C
審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 C23C
管理番号 1348089
審判番号 不服2018-1057  
総通号数 231 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2019-03-29 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2018-01-25 
確定日 2019-02-05 
事件の表示 特願2014-190406「溶融Al系めっき鋼板」拒絶査定不服審判事件〔平成28年 4月25日出願公開、特開2016- 60945、請求項の数(5)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 第1 手続の経緯
本願は、平成26年9月18日の出願であって、その後の経緯は以下のとおりである。
平成29年 2月24日付け 拒絶理由通知書
同年 4月21日付け 意見書及び手続補正書
同年 7月14日付け 拒絶理由通知書(最後)
同年 9月25日付け 意見書及び手続補正書
同年10月30日付け 同年9月25日提出の手続補正書について
補正の却下の決定及び拒絶査定
平成30年 1月25日付け 審判請求書及び手続補正書
同年 3月20日付け 前置報告書
同年 5月15日付け 上申書

第2 平成30年1月25日付けの手続補正書でなされた補正(以下、「本件補正」という。)の適法性について

1.補正事項
本件補正は、補正前の請求項1の「Snを0.01?1質量%、Siを0.1?10質量%含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなるめっき層を有することを特徴とする溶融Al系めっき鋼板。」を、「下地鋼板(ただし、ステンレス鋼板を除く)上に、Snを0.01?1質量%、Siを0.1?10質量%含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなるめっき層を有することを特徴とする溶融Al系めっき鋼板。」(下線部が補正箇所)と補正するものである。

2.補正目的・単一性についての判断
本件補正は、「下地鋼板」から「ステンレス鋼板を除く」ことで「溶融Al系めっき鋼板」の範囲を限定的に減縮するものであるから、特許法第17条の2第5項第2号に掲げる事項を目的とするものである。
また、本件補正前に受けた拒絶理由通知(平成29年7月14日)において特許をすることができないものか否かについての判断が示された本件補正前の請求項1?5に係る発明(平成29年4月21日手続補正書)と、本件補正後の請求項1?5に係る発明(平成30年1月25日手続補正書)とが、特許法第37条の発明の単一性の要件を満たす一群の発明に該当するから、本件補正は、特許法第17条の2第4項の要件を満たすものである。

3.新規事項についての判断
本件補正は、「溶融Al系めっき鋼板」の下地鋼板として、「下地鋼板(ただし、ステンレス鋼板を除く)」と特定するものであり、本願明細書中には当該特定について明示の記載箇所はない。
そこで、本件補正が新規事項であるのか否かについて検討する。
i)本願明細書をみると、「めっき層中には、鋼板やめっき浴中の機器等から溶出するFeや、Al合金原料中に含有した不可避的不純物が含まれる。不可避的不純物の種類としては、例えば、Cr、Cu、Mo、Ni、Ti、Zr等が挙げられる。」(【0030】)と記載され、「Cr」は「不可避的不純物」であることが示されている。
ii)また、本願明細書の実験例は、「塗装後耐食性の評価」を行うのに、「サンプルとなる溶融Al系めっき鋼板をそれぞれ90mm×70mmのサイズに剪断後、自動車外板用塗装処理と同様に、化成処理としてリン酸亜鉛処理を行った後、電着塗装、中塗り、及び上塗り塗装を施した」(【0039】)ものであり、全ての実験例において塗装を行うことができている。
ここで、例えば「着色亜鉛鉄板等では、通常塗装下地処理としてりん燐酸塩処理やクロメート処理を行い、いわゆる化成被膜を生成させるが耐食性のよいステンレス鋼では短時間で皮膜を生成させることは極めて困難である。」(ステンレス鋼を素材とする表面処理技術の現状、鉄と鋼、第66年(1980)第7号、249-259頁、251頁左欄8-11行)と記載されるように、ステンレス鋼板に対してリン酸塩処理を行うことは困難であることは技術常識といえる。
すると、本願明細書の実験例は「化成処理としてリン酸亜鉛処理」が施され、塗装膜が支障なく形成されていることから見て、「溶融Al系めっき」の施された「下地鋼板」はステンレス鋼板ではないものということができる。
iii)以上から、願書に最初に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面には、「溶融Al系めっき」の施される「下地鋼板」として、ステンレス鋼板は記載が無かったものということができる。
すると、補正前の請求項1の「Snを0.01?1質量%、Siを0.1?10質量%含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなるめっき層を有することを特徴とする溶融Al系めっき鋼板。」を、「下地鋼板(ただし、ステンレス鋼板を除く)上に、Snを0.01?1質量%、Siを0.1?10質量%含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなるめっき層を有することを特徴とする溶融Al系めっき鋼板。」とする本件補正は、新たな技術的事項を導入するものではなく、願書に最初に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面に記載した事項の範囲内においてしたものであるので、特許法第17条の2第3項の要件を満たすものである。

4.独立特許要件の判断
本件補正は、上記「第2 2.」で検討したように、特許法第17条の2第5項第2号に掲げる事項を目的とするから、同条第6項で準用する同法第126条第7項の独立特許要件の判断を要するので、これを判断する。

4-1.本件の補正発明
独立特許要件を判断する対象の発明を認定する。
すなわち、本件補正によって補正された発明(以下、項番毎に「補正発明1」?「補正発明5」といい、総称的に「補正発明」ということがある。)は、平成30年1月25日付けの手続補正書によって補正された特許請求の範囲の請求項1?5に記載された以下のとおりのものである。

「 【請求項1】
下地鋼板(ただし、ステンレス鋼板を除く)上に、Snを0.01?1質量%、Siを0.1?10質量%含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなるめっき層を有することを特徴とする溶融Al系めっき鋼板。
【請求項2】
前記めっき層が、さらにMg及び/又はCaを、合計で0.01?10質量%含有することを特徴とする請求項1に記載の溶融Al系めっき鋼板。
【請求項3】
前記めっき層のSi含有量が、3質量%以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の溶融Al系めっき鋼板。
【請求項4】
前記めっき層のSi含有量が、2質量%以下であることを特徴とする請求項3に記載の溶融Al系めっき鋼板。
【請求項5】
前記めっき層のAl含有量が、90質量%を超えることを特徴とする請求項1?4のいずれか一項に記載の溶融Al系めっき鋼板。」

以下で、独立特許要件として判断するのは、拒絶査定及び拒絶理由通知書(最後)を参酌すれば、次の二点である。
A.補正発明1?5の引用文献1(特開2001-81539号公報)に記載された発明に基づく容易想到性
B.補正発明1?5の明確性
まず、Aの容易想到性から判断する。

4-2.容易想到性について
4-2-1.引用文献1(特開2001-81539号公報)の記載事項
(ア)「【請求項1】 鋼中成分中の少なくともCrの含有量が重量%で3?30%である鋼板表面に、その平均組成が重量%でFe:25?50%、Si:3?18%にCr:0.5?5%加えてMg:1%以下を含有し、残部が実質的にAl及び不可避的不純物元素からなり、かつ厚みが5μm以下であるような金属間化合物被覆層を有し、更に該金属間化合物被覆層の表面に、重量%でSi:2?12%、Fe:1%以下、Mg:0.1?15%、もしくは、さらにCa:0.01?1.0%、残部が実質的にAl及び不可避的不純物元素からなり、かつ不純物中のZn,Sn含有量が合計で1%以下であるような被覆層を有する事を特徴とする高耐食性に優れた溶融アルミめっき鋼板。」
(イ)「【0002】【従来の技術】溶融アルミめっき鋼板は主としてアルミからなるアルミめっき層(以降、めっき層と称する)、及び被めっき鋼板とアルミの反応物である金属間化合物からなる層(以降合金層と称する)とを有する鋼板で、耐熱性、耐食性に優れることが知られている。これらの特長を生かして、自動車排気系素材、熱器具を主とする家電製品、屋根、壁などの建材等に広範に使用されている。一方ステンレス鋼板も同様に耐熱性、耐食性に優れ、同様の用途に使用されている。」
(ウ)「【0006】・・・まためっき浴中のSn,Znはいずれもアルミめっき鋼板の耐食性を著しく阻害する元素である。このためこれら不純物元素の和は一定量以下に制限する必要がある。」
(エ)「【0018】・・・Zn,Sn:これらは全てAlの耐食性を大きく阻害し、白錆発生を早める元素である。このためこれらの元素の和をめっき層中、浴中共に1%以下に限定する。」
(オ)【表1】(【0023】)

(カ)【表3】(【0025】)

4-2-2.引用文献1に記載された発明
i)上記記載事項(ア)から、引用文献1には、下地鋼板の表面上の「金属間化合物被覆層」と、その上層である「被覆層」とからなる「溶融アルミめっき鋼板」が記載されている。
そして、同(イ)から「溶融アルミめっき鋼板は主としてアルミからなるアルミめっき層(以降、めっき層と称する)、及び被めっき鋼板とアルミの反応物である金属間化合物からなる層(以降合金層と称する)とを有する鋼板」とあるから、「被覆層」は「めっき層」である。
ここで、本願明細書にも、例えば【0029】を参酌すれば、「下地鋼板との界面に形成する界面合金層」とその上の「めっき層」からなる「溶融Al系めっき鋼板」が記載されているが、補正発明1は「めっき層」の成分組成を特定するから、引用文献1についても「めっき層」について着目する。
また、引用文献1の記載から、当該「めっき層」を有する「溶融Al系めっき鋼板」を、ひとまとまりの技術思想として把握することができるといえる。
ii)すると、同(ア)から、引用文献1には、「重量%でSi:2?12%、Fe:1%以下、Mg:0.1?15%、もしくは、さらにCa:0.01?1.0%、残部が実質的にAl及び不可避的不純物元素からなり、かつ不純物中のZn,Sn含有量が合計で1%以下であるようなめっき層を有する高耐食性に優れた溶融アルミめっき鋼板。」が記載されている。
iii)同「溶融アルミめっき鋼板」の具体的な「めっき層」組成については、上記記載事項(ア)からは、個々の成分の範囲間の組み合わせは理解できても、個々の成分間の具体的な組み合わせが明らかでないので、引用文献1の実施例について参酌する必要があり、また、補正発明1の「下地鋼板」が「ステンレス鋼板を除く」ものなので「Cr」が少ないものであることとの対比を考慮し、同(オ)の表1の「供試材の鋼成分(wt%)」すなわち「被めっき鋼板」の成分組成として、「Cr」の最も少ない符号C(Cr 3.21wt%)の鋼板に「溶融アルミニウムめっき」がなされた、同(カ)の表3の「No.1」のめっき組成に着目する。
iv)すると、同「No.1」では、「めっき層組成(wt%)」は、
Si:7.0wt%、Mg:5.0wt%、Ca:0.1wt%、
Sn+Zn:0.1wt%となっている。
v)以上のことから、補正発明1の特定事項に則して整理すれば、引用文献1には、
「Cr 3.21wt%を含有する被めっき鋼板上に、Si:7.0wt%、Mg:5.0wt%、Ca:0.1wt%、Sn+Zn:0.1wt%、残部が実質的にAl及び不可避的不純物元素からなるめっき層を有する高耐食性に優れた溶融アルミめっき鋼板。」の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されていると認められる。

4-2-3.補正発明1と引用発明との対比
i)引用発明の「被めっき鋼板」は「溶融アルミめっき」されるものだから、補正発明1の「下地鋼板」に相当し、「ステンレス鋼板」のCr量は通常は少なくとも10%以上ではあるので、「Cr 3.21wt%を含有する被めっき鋼板」は「ステンレス鋼板」ではないから、引用発明の「Cr 3.21wt%を含有する被めっき鋼板」は補正発明1の「下地鋼板(ただし、ステンレス鋼板を除く)」に相当する。
ii)引用発明の「Si:7.0wt%」は補正発明1の「Siを0.1?10質量%含有」に相当する。
iii)本願明細書【0019】から、補正発明1の「溶融Al系めっき鋼板」は「耐食性」に優れるから、引用発明の「高耐食性に優れた溶融アルミめっき鋼板」は補正発明1の「溶融Al系めっき鋼板」に相当する。
iv)以上から、補正発明1と引用発明とは、
「下地鋼板(ただし、ステンレス鋼板を除く)上に、Siを0.1?10質量%含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなるめっき層を有する溶融Al系めっき鋼板。」の点で一致し、次の点で相違する。

<相違点1>「めっき層」の成分について、補正発明1では、MgとCaを含まないのに対して、引用発明では、Mg:5.0wt%、Ca:0.1wt%を含む点。

<相違点2>「めっき層」の成分について、補正発明1では、Snを0.01?1質量%含むものであるのに対して、引用発明では、SnとZnの和(Sn+Zn)として0.1wt%含む点。

4-2-4.相違点の検討
事案に鑑み相違点2について検討する。
補正発明1が「Snを0.01?1質量%含む」ことの特に下限値の技術的意味は、本願明細書【0022】?【0024】に記載されている。
すなわち、めっき層は「デンドライト凝固した部分(α-Al相)」(【0002】)とインターデンドライトの部分で構成されるところ、α-Al相の周囲にはAl_(2)O_(3)の酸化膜が形成されて保護されているので、腐食はインターデンドライトの部分で局部的に進行してしまう。
しかし、Snが添加されることにより、α-Al相の周囲のAl_(2)O_(3)の酸化膜が破壊されて、腐食がα-Al相とインターデンドライトの部分とで均一に生じるようになるので、相対的に腐食の局部的な進行が遅くなるという効果が生じるものであって、Sn含有量の下限値が0.01質量%であるということには、当該効果を生じさせるのに必要な最低限のSn含有量であるという技術的な意味があるといえる。
他方で、引用文献1の上記記載事項(ウ)(エ)によれば、Sn,ZnはAlめっき鋼板の耐食性を著しく阻害する元素であるから、それらの含有量の和が一定量以下である必要があるものである。
すると、引用発明においては、SnとZnの和(Sn+Zn)として0.1wt%含有されており、Snの含有量は不明であるところ、引用文献1には、上記の補正発明1におけるα-Al相の周囲のAl_(2)O_(3)の酸化膜を破壊して腐食を遅延させ得るためにSnを0.01質量%以上含有することが必要であるという技術的意味は記載も示唆も無い。
逆に、Snは含有されないことが望ましいことが記載されているのだから、引用発明においてSnを0.01質量%以上含有させようとすることには阻害要因が存在するともいえる。

4-2-5.補正発明1及び補正発明2?5についての結言
以上から、相違点1について検討するまでもなく、補正発明1は、引用発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものとはいえない。
また、補正発明1を引用する補正発明2?5についても同様である。

4-3.明確性について
拒絶理由通知(最後)には以下の拒絶理由が記載されている。

「請求項1には、「Snを0.01?1質量%、Siを0.1?10質量%含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなる」と記載されており、当該記載によれば、請求項1に係る発明のめっき層に含まれる元素は、不可避的不純物を除けば、Sn、Si及びAlのみであるといえる。
これに対し、請求項1を引用する請求項2には、「前記めっき層が、さらにMg及び/又はCaを、合計で0.01?10質量%含有する」と記載されており、当該記載によれば、請求項2に係る発明のめっき層には、Sn、Si、Al及び不可避的不純物に加えて、さらにMg及び/又はCaが含まれることになり、請求項1の記載と矛盾する。
よって、請求項2及び請求項2を引用する請求項3-5に係る発明は明確でない。」

しかしながら、補正発明1(請求項1)は、Sn、Si、Al及び不可避的不純物からなる3元系の成分でなるめっき層について特定されるものであり、補正発明2は、Sn、Si、Al、Mg及び/又はCa及び不可避的不純物からなる5元系の成分でなるめっき層について特定されるものであるから、補正発明1で特定されるめっき層と、補正発明2で特定されるめっき層とは、形式的には引用関係にあるものの、実質的には相互に別個の独立しためっき層であることは明らかである。
したがって、補正発明1と補正発明2とは、それぞれの不可避的不純物の内容が異なるものとして明確である。
他の補正発明についても同様である。
以上から、補正発明1?5は明確である。

4-4.独立特許要件についての結言
以上のとおりであるから、補正発明は特許出願の際独立して特許を受けることができるので、本件補正は、特許法第17条の2第6項において準用する同法第126条第7項の規定を満足するものである。

5.本件補正の適法性についての結言
以上から、本件補正は適法になされたものであり、これを採用する。

第3 本願発明について
1.本願発明
上記「第2」の検討から、本件補正を採用し、本願の請求項1?5に係る発明は、平成30年1月25日付け手続補正書により補正された特許請求の範囲の請求項1?5に記載される事項によって特定される上記「第2 4.4-1.」に記載されたとおりのもの(以下、項番毎に「本願発明1」?「本願発明5」といい、総称的に「本願発明」ということがある。)である。

2.拒絶理由について
拒絶査定の理由は、上記「第2 4.4-1.A.B.」であり、上記「第2 4-2.」「第2 4-3.」で検討したように同理由は解消された。

第4 むすび
以上のとおりであるから、本願については、原査定の拒絶理由を検討しても、その理由によって拒絶すべきものとすることはできない。
また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2019-01-21 
出願番号 特願2014-190406(P2014-190406)
審決分類 P 1 8・ 121- WY (C23C)
P 1 8・ 537- WY (C23C)
最終処分 成立  
前審関与審査官 菅原 愛萩原 周治  
特許庁審判長 板谷 一弘
特許庁審判官 中澤 登
結城 佐織
発明の名称 溶融Al系めっき鋼板  
代理人 杉村 憲司  
代理人 吉田 憲悟  
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