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審決分類 審判 一部申し立て 1項3号刊行物記載  B22D
審判 一部申し立て 2項進歩性  B22D
管理番号 1355984
異議申立番号 異議2018-700746  
総通号数 239 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許決定公報 
発行日 2019-11-29 
種別 異議の決定 
異議申立日 2018-09-12 
確定日 2019-09-24 
異議申立件数
事件の表示 特許第6309693号発明「高度の真空環境で金属を成形する金型装置」の特許異議申立事件について,次のとおり決定する。 
結論 特許第6309693号の請求項1,2,4及び5に係る特許を取り消す。 
理由 特許第6309693号の請求項1,2,4及び5に係る発明は,特許請求の範囲の請求項1,2,4及び5に記載された事項により特定されるとおりのものである。
これに対して,平成30年12月25日付けで新規性及び進歩性に係る取消理由を通知し,期間を指定して意見書を提出する機会を与えたが,特許権者は応答しなかった。当該取消理由の概要は,以下の(1)及び(2)のとおりである。

(1)新規性に係る取消理由
請求項1に係る発明は,甲第1号証(中国特許出願公開第102642007号明細書)に記載された発明であり,請求項2に係る発明は,甲第1号証に記載された第2発明であり,請求項5に係る発明は,甲第1号証に記載された第4発明であるから,請求項1,2及び5に係る特許は,特許法第29条第1項第3号の規定に違反してされたものであり,取り消されるべきである。

(2)進歩性に係る取消理由
請求項4に係る発明は,甲第1号証に記載された第3発明及び周知の技術的事項に基づいて当業者が容易に発明できたものであるから,請求項4に係る特許は,特許法第29条第2項の規定に違反してされたものであり,取り消されるべきである。

そして,上記の取消理由は妥当なものと認められるので,本件請求項1,2,4及び5に係る特許は,これらの取消理由によって取り消すべきものである。
よって,結論のとおり決定する。
 
別掲
 
異議決定日 2019-05-16 
出願番号 特願2017-512621(P2017-512621)
審決分類 P 1 652・ 121- Z (B22D)
P 1 652・ 113- Z (B22D)
最終処分 取消  
前審関与審査官 荒木 英則  
特許庁審判長 平岩 正一
特許庁審判官 刈間 宏信
青木 良憲
登録日 2018-03-23 
登録番号 特許第6309693号(P6309693)
権利者 ゴ ドングン ゴ ミョンス
発明の名称 高度の真空環境で金属を成形する金型装置  
代理人 アイ・ピー・ディー国際特許業務法人  
代理人 アイ・ピー・ディー国際特許業務法人  

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