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審決分類 |
審判 全部申し立て 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 C08F 審判 全部申し立て 2項進歩性 C08F |
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管理番号 | 1363964 |
異議申立番号 | 異議2019-700475 |
総通号数 | 248 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許決定公報 |
発行日 | 2020-08-28 |
種別 | 異議の決定 |
異議申立日 | 2019-06-12 |
確定日 | 2020-04-27 |
異議申立件数 | 1 |
訂正明細書 | 有 |
事件の表示 | 特許第6437446号発明「インプリント用光硬化性樹脂組成物、反射防止フィルム」の特許異議申立事件について、次のとおり決定する。 |
結論 | 特許第6437446号の特許請求の範囲を訂正請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり、訂正後の請求項〔1-3〕について訂正することを認める。 特許第6437446号の請求項1ないし3に係る特許を取り消す。 |
理由 |
特許第6437446号の請求項1ないし3に係る発明は、訂正請求書に添付された訂正特許請求の範囲の請求項1ないし3に記載された事項により特定されるとおりのものであると認める。 これに対して、令和 1年12月20日付けで取消理由(決定の予告)を通知し、期間を指定して意見書を提出する機会を与えたが、特許権者からは応答がなかった。 そして、上記の取消理由は妥当なものと認められるので、本件請求項1ないし3に係る特許は、この取消理由によって取り消すべきものである。 よって、結論のとおり決定する。 |
発明の名称 |
(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 基板と樹脂層を含む構造体であって、 前記樹脂層は、前記基板上に形成され、 前記樹脂層には、微細パターンが形成されており、 前記樹脂層は、光重合性の(メタ)アクリル系モノマー(A)および光開始剤(B)を少なくとも含むインプリント用光硬化性樹脂組成物を用いて形成され、 前記(メタ)アクリル系モノマー(A)の配合比率が、 (a-1)3官能(メタ)アクリレート化合物 60?90質量% (a-2)4官能以上の(メタ)アクリレート化合物 10?20質量% (a-3)2官能以下の(メタ)アクリレート化合物 0?37質量% (ただし、(a-1)?(a-3)の合計が100質量%とする) であり、積算光量が200mJ/cm^(2)である場合の微細パターンの転写性が97%以上であり、且つ前記微細パターンが溶剤にさらされた際の前記微細パターンの溶解の度合いを示す耐溶剤性が1%未満である、構造体。 【請求項2】 前記光開始剤は、アルキルフェノン系光開始剤(B1)およびアシルフォスフィンオキサイド系光開始剤(B2)の組み合わせからなる、請求項1に記載の構造体。 【請求項3】 反射防止フィルムとして用いられる請求項1又は請求項2に記載の構造体。 |
訂正の要旨 |
審決(決定)の【理由】欄参照。 |
異議決定日 | 2020-03-19 |
出願番号 | 特願2015-549083(P2015-549083) |
審決分類 |
P
1
651・
537-
ZAA
(C08F)
P 1 651・ 121- ZAA (C08F) |
最終処分 | 取消 |
前審関与審査官 | 田口 孝明 |
特許庁審判長 |
井上 博之 |
特許庁審判官 |
野村 伸雄 宮澤 浩 |
登録日 | 2018-11-22 |
登録番号 | 特許第6437446号(P6437446) |
権利者 | 綜研化学株式会社 |
発明の名称 | インプリント用光硬化性樹脂組成物、反射防止フィルム |
代理人 | 奥野 彰彦 |
代理人 | SK特許業務法人 |
代理人 | 伊藤 寛之 |
代理人 | 奥野 彰彦 |
代理人 | 伊藤 寛之 |
代理人 | SK特許業務法人 |