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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 C10L
管理番号 1377575
審判番号 不服2020-12966  
総通号数 262 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2021-10-29 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2020-09-16 
確定日 2021-09-09 
事件の表示 特願2017- 39481「燃料用ペレット、及び、燃料用ペレットの製造方法」拒絶査定不服審判事件〔平成30年 9月20日出願公開、特開2018-145252〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯
本願は、平成29年3月2日の出願であって、令和2年4月16日付けで拒絶理由が通知され、その指定期間内の同年6月10日に意見書及び手続補正書が提出され、同年7月1日付けで拒絶査定がなされ(謄本送達は同月7日)、これに対して、令和2年9月16日に拒絶査定不服の審判が請求されると同時に手続補正書が提出されたものである。

第2 令和2年9月16日付け手続補正についての補正の却下の決定
[補正却下の決定の結論]
令和2年9月16日付け手続補正を却下する。

[理由]
1.本件補正の内容
特許法第17条の2第1項第4号に該当する手続補正である、令和2年9月16日付けの手続補正(以下「本件補正」という。)は、特許請求の範囲及び明細書についてするものであって、そのうち請求項1についての補正は以下のとおりである。

(1-1)本件補正前の請求項1(すなわち、令和2年6月10日付け手続補正書の請求項1)
「 【請求項1】
燃焼燃料として使用される燃料用ペレットであって、
パーム椰子の果房の周囲に生えるパーム枝葉の圧縮成形体からなり、半炭化処理が施されており、含水量が12%以下とされていることを特徴とする燃料用ペレット。」

(1-2)本件補正後の請求項1(すなわち、令和2年9月16日付け手続補正書の請求項1)
「 【請求項1】
燃焼燃料として使用される燃料用ペレットであって、
パーム椰子の果房の周囲に生えるパーム枝葉の圧縮成形体からなり、圧搾後に半炭化処理が施されており、含水量が12%以下とされていることを特徴とする燃料用ペレット。」(以下、「本件補正発明」ともいう。)

本件補正の前後の両請求項を対比すると、本件補正は、補正前の請求項1に係る発明を特定するために必要な事項である「半炭化処理が施されており」なる事項について、「圧搾後に半炭化処理が施されており」に限定するものであるから、特許請求の範囲の減縮を目的とするものといえる。
そして、本件補正前の請求項1に係る発明と本件補正発明の産業上の利用分野及び解決しようとする課題は同一であるから、本件補正は、特許法第17条の2第5項第2号にいう特許請求の範囲の限定的減縮を目的とするものといえる。
そこで、上記本件補正発明が、特許法第17条の2第6項において準用する同法第126条第7項の規定に適合するか(すなわち、いわゆる独立特許要件を満たすか)について以下検討する。

2.独立特許要件の検討
(2-1)引用刊行物及びその記載事項
刊行物A:特開2015-229751号公報(原査定の引用文献2)
刊行物B:国際公開第2016/056354号(原査定の引用文献3)

A.刊行物A
原査定で引用された本願出願前に頒布された刊行物Aには、次の記載がある。
(1a)「【請求項1】
植物系バイオマスファイバーを加熱して得られる半炭化バイオマスを、加熱しながら加圧成形して得られるバイオマス固形燃料であって、
気乾ベースで固定炭素を18?26質量%、揮発分を65?75質量%、灰分を3?6質量%、水分を8?16質量%含み、
高位発熱量が気乾ベースで18?21MJ/kgであることを特徴とするバイオマス固形燃料。
【請求項2】
植物系バイオマスファイバーは、パームヤシ果房を果実と空房(Empty Fruit Bunch、以下「EFB」)に分離した後のEFBファイバーを、50質量%以上含むことを特徴とする請求項1に記載のバイオマス固形燃料。」
(1b)「【0015】
本発明のバイオマス固形燃料を、その好ましい製造方法に基づいて説明する。
本発明で好ましく用いられる植物系バイオマスファイバーは、パームヤシ果房を果実と空房(EFB)に分離した後のEFBファイバー、及びこれと同種の植物系バイオマスファイバーである。EFBファイバー及びこれと同種の植物系バイオマスファイバーは、その直径芯が2mm以下のものが好ましい。・・・
【0017】
前記の植物系バイオマスファイバーの中でも、特にEFBファイバーは、搾油植物の残渣の有効利用であるため大量かつ安定な供給が可能であること、品質が比較的安定していること等の点で好ましい。そのため、EFBファイバーを50質量%以上、さらに好ましくは80質量%以上含むように、植物系バイオマスファイバーを選定し、不足分を同種の植物系バイオマスファイバーで補うことで、品質安定性に優れるバイオマス固形燃料を得ることができる。EFBファイバーと併用する同種の植物系バイオマスファイバーとしては、成形時の安定性を確保する点より、リグニン含量が18?30質量%の範囲のものを選択することが好ましく、より好ましくは18?24質量%の範囲である。リグニン含量が18質量%より少ない場合は、半炭化バイオマスの成形性が困難になることがあり、リグニン含量が30質量%を超える場合は、揮発分が増加し炭化収率が低下する、あるいは炭化工程でのタール発生量が多くなり装置のトラブルが起こりやすくなる。」
(1c)「【0037】
(製造例1)
植物系バイオマスファイバーとして、パームヤシ果房から果実を分離した後のEFBファイバーで、表1に示す性状のものを使用した。このEFBファイバーを、一軸破砕機にて粗破砕し、30mmのスクリーンを通過したものを選別した。
図2(a)及び図2(b)に、破砕前及び破砕後のEFBファイバーの形態を示す。
【0038】
選別したEFBファイバーを、上下2段に配置したスクリューコンベアの中で原料を螺送しながら、該スクリューコンベアに過熱水蒸気を吹き込んで有機物を連続的に乾燥炭化する構造の乾燥炭化装置を使用して半炭化した。即ち、乾燥炭化装置内の上段及び下段部分の気相雰囲気の温度が200℃になるように過熱水蒸気の吹き込み温度を調整し、上段の原料投入口よりEFBファイバーを投入した。EFBファイバーは、上段から下段に順次移送され、途中乾燥、半炭化されて、下段から外に排出された。この間の所要時間は約8分であった。なお、EFBファイバーの加熱温度と、乾燥炭化装置内の下段部分の気相雰囲気の温度は一致している。図2(c)に半炭化EFBファイバーの形態を示す。
・・・
【0043】
(実施例1)
製造例1で得られたEFBファイバー半炭化物を長さ3mm以下に粉砕し、10質量%の水を添加し、混合した後、混合物を上田鉄工社製ペレットミル(型式:PM200)のサービスタンクに投入し、スクリュー、ミキサーにて粉砕した後、押出し成形することにより、図2(d)に示す形態を有する、円柱状の固形燃料を得た。成形金型の仕様(以下「成形金型パラメータ」と称する。)はダイ穴数100個、ダイ穴部の開口面積率32%、ダイの穴径8φ、ダイの厚さ35mmとした。得られた固形燃料の性状を表3に示す。
・・・
【0050】
【表3】



B.刊行物B
原査定で引用された本願出願前に頒布された刊行物Bには、次の記載がある。
(2a)「[0015]
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1?図4に示すように、本実施形態に係る木質系バイオマスを用いた燃料製造方法は、オイルパームの幹(パーム幹X1)を原料とし、燃料ペレットを製品として製造する。すなわち、本実施形態に係る木質系バイオマスを用いた燃料製造方法は、パーム幹X1から固体燃料の一種である燃料ペレットを製造する固体燃料製造方法である。
・・・
[0017]
第2工程であるチップ化処理S2(チップ化工程)では、例えば直径30?60cm、かつ、高さ10m程度の丸太状の熟成パーム幹X2を板状に裁断し、さらに板状の熟成パーム幹X2を例えば最大寸法2.0?3.0mm程度の原料チップ(パームチップX3)に破砕する。」
(2b)「[0059]
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上記各実施形態では、木質系バイオマスの一種であるパーム幹X1を原料としたが、本発明はこれに限定されない。糖分を含む樹液を有する木質系バイオマスには、パーム幹X1の他にパーム葉柄、バナナ、サトウキビ、トウモロコシ、キャッサバ、サゴ椰子、ニッパ椰子、ヤムイモ、ソルガム、馬鈴薯、バナナ幹や葉、セルロースと樹液(またはジュース)、セルロース・でん粉・樹液(またはジュース)からなる作物等、種々の植物があるので、本発明は、糖液を含む木質系バイオマスであれば、如何なる木質系バイオマスにも適用可能である。」
(2c)「[請求項1]
糖液を樹液として含む木質系バイオマスを原料とする燃料製造方法であって、
木質系バイオマスから前記糖液を搾汁する搾汁工程と、
前記搾汁工程によって得られた前記糖液を発酵原料としてメタン発酵処理するメタン発酵工程と、
前記メタン発酵工程によって得られたバイオガスを用いることにより、前記搾汁工程で得られた搾り滓を固体燃料化する搾り滓燃料化工程と
を有する木質系バイオマスを用いた固体燃料製造方法。」

(2-2)刊行物Aに記載された発明
上記刊行物Aの実施例1には、「EFBファイバー半炭化物を粉砕し、水を添加し、混合した後、混合物を上田鉄工社製ペレットミル(型式:PM200)のサービスタンクに投入し、スクリュー、ミキサーにて粉砕した後、押出し成形することにより得た、水分が8.8%である円柱状の固形燃料」の発明(以下、「引用発明」という。)が、記載されている(摘記1c参照)。

(2-3)対比
本件補正発明と引用発明とを対比する。
引用発明の「半炭化物」は、本件補正発明の「半炭化処理が施されており」に相当する。
引用発明の「円柱状の固形燃料」は、上田鉄工社製ペレットミル(型式:PM200)のサービスタンクで成形したものであり、押出し成形時に成形体が圧縮されていることは技術常識であり、また、本願明細書段落【0027】及び【図2】には本件特許発明の燃料用ペレットは概略円柱形状をなしていることが記載されていることから、本件特許発明の「燃焼燃料として使用される燃料用ペレットであって、・・・圧縮成形体からなる燃料用ペレット」に相当する。
引用発明の「水分が8.8%である」は、本件特許発明の「含水量が12%以下とされている」を充足する。
そうすると、本件補正発明と引用発明は「燃焼燃料として使用される燃料用ペレットであって、
圧縮成形体からなり、半炭化処理が施されており、含水量が12%以下とされていることを特徴とする燃料用ペレット。」である点で一致し、下記の点で相違する。

<相違点>
本件補正発明はパーム椰子の果房の周囲に生えるパーム枝葉を素材とし、圧搾後に半炭化処理が施されているものであるのに対して、引用発明はEFBファイバーを素材とするものであって、圧搾されているどうか明らかでない点。

(2-4)相違点の検討
<相違点>について
刊行物Aには、バイオマス固形燃料に好ましく用いられる植物系バイオマス系ファイバーは、パームヤシ果房を果実と空房(EFB)に分離した後のEFBファイバー、及びこれと同種の植物系バイオマスファイバーであることが記載されており、当該ファイバーとしては直径芯が2mm以下のものが好ましいことも記載されている(摘記1b参照)。
そして、刊行物Bには、刊行物Aと同じく木質系バイオマス原料の搾り滓を用いた固体燃料に使用する木質系バイオマス原料として、オイルパームの幹(パーム幹X1)を最大寸法2.0?3.0mm程度の原料チップに粉砕して用いること及び当該パーム幹X1の他にパーム葉柄が適用可能であることも記載されている(摘記2a,2b参照)。
ここで、本願明細書【0026】を参照すると、本件補正発明の「パーム枝葉」としては、主にパーム葉柄をペレットの原料とすることが記載されている。
そうすると、引用発明において、EFBに代えて、EFBと同種のパームヤシの一部であり、固形燃料に使用する木質系バイオマス原料として使用されるパーム葉柄やパーム葉柄を含むパーム枝葉を同程度の大きさのものとして採用することは、当業者が容易に想到し得ることである。
そして、刊行物Bの段落[0059]には、パーム葉柄が糖分を含む樹液を有する木質系バイオマスであることが記載されている(摘記2b参照)のであるから、樹液を有効活用するために、半炭化処理の前に「圧搾」して樹液を回収可能とすることは当業者が容易に想到し得ることである。

(2-5)本件補正発明の効果について
本願明細書の表1に記載されている燃料用ペレットと引用発明の固形燃料の物性を比較しても、上記相違点に基づいて、当業者でも予測し得ない効果や格別顕著な効果が奏されるとは認められない。

(2-6)審判請求人の主張
請求人は、令和2年9月16日付け審判請求書において、「引用文献2においては、植物性バイオマスファイバーとしてパームヤシ果房を果実と空房(EFB)に分離した後のEFBファイバーを用いたものであり、パーム枝葉(OPF)は対象としていない。また、この引用文献2においては、植物系バイオマスファイバーを粉砕した後に半炭化処理する構成とされており、半炭化処理の前に圧搾を行うことについて全く開示されておらず示唆すらされていない。
引用文献3においては、「各種の木質系バイオマスを原料として燃料を製造する際に外部から投入するエネルギー量を従来よりも低減すること」を目的としていることから、半炭化処理することは全く想定していない。このような引用文献3と、大きなエネルギー投入が必要な半炭化処理を前提とする引用文献1,2とを組み合わせることはできない。なお、引用文献3の段落番号0059には、木質系バイオマスの原料の一例としてパーム葉柄が開示されているが、これは単に原料として使用できるものを列挙したものであり、パーム葉柄を原料として使用する際の課題については何ら考慮されていない。そして、この引用文献3では、上述のように半炭化処理を行っていないことから、含水量が50%程度であり、本願の補正後の請求項1に係る発明と比べて含水量が明らかに多く、燃焼させた際に大きなエネルギーを得ることができない。」と、主張している。
しかし、上記(2-4)で検討したとおり、刊行物Bである引用文献3には固形燃料に使用する木質系バイオマス原料としてパーム葉柄が記載されており、パーム葉柄を含むパーム枝葉も示唆されているといえるし、パーム葉柄を含むパーム枝葉を圧搾することも刊行物Bである引用文献3に記載されている。
確かに、刊行物Bである引用文献3は、原料を半炭化処理する方法ではなく、この方法によれば固形燃料の含水量は50%程度であるかもしれないが、木質系バイオマス原料の搾り滓を用いた固体燃料に使用する木質系バイオマス原料として、オイルパームの幹の他にパーム葉柄も用い得ることが記載されており、上記(2-4)で検討したとおり、このパーム葉柄やパーム葉柄を含むパーム枝葉を刊行物Aである引用文献2のバイオマス固形燃料の原料とし、半炭化処理すれば、含水量が小さくなることは明らかである。
よって、請求人の主張は採用できない。

(2-7)小括
したがって、本件補正発明は、刊行物A、Bに記載された発明に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により、特許出願の際独立して特許を受けることができないものである。

3.むすび
以上のとおりであるから、本件補正は、特許法第17条の2第6項において準用する同法126条第7項の規定に違反するから、同法第159条第1項において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。

第3 本願発明について
1.本願発明
上記第2のとおり、本件補正は却下されたので、本願発明は、令和2年6月10日付け手続補正書の特許請求の範囲の請求項1?5に記載された事項により特定されるとおりのものであって、その請求項1は次のとおりである。
「【請求項1】
燃焼燃料として使用される燃料用ペレットであって、
パーム椰子の果房の周囲に生えるパーム枝葉の圧縮成形体からなり、半炭化処理が施されており、含水量が12%以下とされていることを特徴とする燃料用ペレット。」(以下、「本願発明」という。)

2 原査定の拒絶理由
原査定の拒絶の理由は、「令和2年4月16日付け拒絶理由通知書に記載した理由1」であって、要するに、この出願の請求項1?5に係る発明は、その出願前に日本国内又は外国において、頒布された下記の刊行物に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった発明に基いて、その優先日前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない、というものである。

そして、該拒絶の理由において引用された刊行物は次のとおりである。

<引用文献等一覧>

刊行物1:特開2014-40552号公報
刊行物2:特開2015-229751号公報
刊行物3:国際公開第2016/056354号
刊行物4:国際公開第2016/056608号

3 引用刊行物
原査定の拒絶の理由で引用された刊行物2及び刊行物3は、それぞれ上記刊行物A及び刊行物Bであって、刊行物A及び刊行物Bの記載事項は、前記「第2 2(2-1)A」及び「第2 2(2-1)B」に記載したとおりである。

4 対比・判断
本願発明は、前記「第2 1(1-1)」で検討した本件補正発明の「圧搾後に半炭化処理が施されており」との事項のうち、「圧搾後に」が特定されずに「半炭化処理が施されており」とされたものである。
そうすると、本願発明の発明特定事項を全て含み、さらに上記事項によって限定したものに相当する本件補正発明が、前記「第2 2(2-7)」に記載したとおり、当該刊行物A、Bに記載された発明に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本願発明も、当該刊行物A、B(刊行物2、3)に記載された発明に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものである。

第4 むすび
以上のとおり、本願発明は、特許法第29条第2項の規定により、特許を受けることができないから、他の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本願は拒絶されるべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2021-06-09 
結審通知日 2021-06-15 
審決日 2021-07-21 
出願番号 特願2017-39481(P2017-39481)
審決分類 P 1 8・ 121- Z (C10L)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 森 健一  
特許庁審判長 門前 浩一
特許庁審判官 亀ヶ谷 明久
瀬下 浩一
発明の名称 燃料用ペレット、及び、燃料用ペレットの製造方法  
代理人 細川 文広  
代理人 大浪 一徳  
代理人 寺本 光生  
代理人 松沼 泰史  

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