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審決分類 審判 補正却下の決定 判示事項別分類コード:11  H04N
管理番号 1006150
審判番号 審判1998-11780  
総通号数
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許決定公報 
発行日 1990-05-18 
種別 補正却下の決定 
確定日 1999-09-03 
事件の表示 昭和63年 特 許 願 第281791号「メモリのストア内容の伝送装置」拒絶査定に対する審判事件について,次のとおり決定する。 
結論 平成10年8月24日付けの手続補正を却下する。 
理由 審判請求人は、平成10年8月24日付けの出願公告後の手続補正により、特許請求の範囲を「1.複数の相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報を複数のストア領域に分割して記憶する伝送情報記憶用メモリと、
前記伝送情報記憶用メモリの各ストア領域に相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報が記憶されているか否かを前記各ストア領域に対応して記憶するストア領域管理用メモリと、
前記複数の相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報に個別に対応して前記伝送情報記憶用メモリの最初に伝送すべきストア領域を指示する複数の開始クラス夕を記憶するための開始ストア領域記憶用メモリと、
伝送すべき順序すなわち、連続して伝送すべき次の情報を記憶する伝送情報記憶用メモリのストア領域を指示するクラスタ番号を記憶し、かつ最後に相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報が伝送情報記憶用メモリのストア領域に記憶されているか否かを指示する最終クラスタ番号を記憶する伝送順序記憶用メモリと、
前記複数の相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報に個別に対応して複数の開始クラスタを開始ストア領域記憶用メモリにこ記憶し、前記クラスタ番号および前記最終クラスタ番号を伝送順序記憶用メモリに記憶し、前記伝送順序記憶用メモリに記憶された情報を、複数の相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報に個別に対応して開始ストア領域記憶用メモリに記憶された最初に伝送すべきストア領域より読取り、伝送順序記憶用メモリに記憶されている伝送順序に従って、順序伝送する第1制御手段と、
伝送情報記憶用メモリのストア領域に相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報が記憶されていないストア領域管理用メモリを検索し、前記ストア領域管理用メモリの記憶内容に基づいて複数の相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報を相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報が記憶されていない前記伝送情報記憶用メモリのストア領域に入力し記憶させる第2制御手段とを含むことを特徴とするメモリのストア内容の伝送装置。」と補正すると共に、これらに関連して、発明の詳細な説明の公告公報の第2頁第4欄第3行目〜第3頁第5欄第18行目を「本発明は、複数の相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報を複数のストア領域に分割して記憶する伝送情報記憶用メモリと、
前記伝送情報記憶用メモリの各ストア領域に相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報が記憶されているか否かを前記各ストア領域に対応して記憶するストア領域管理用メモリと、
前記複数の相手先に個別に対応した.相手先毎の開始クラスタ有する情報に個別に対応して前記伝送情報記憶用メモリの最初に伝送すべきストア領域を指示する複数の開始クラスタを記憶するための開始ストア領域記憶用メモリと、
伝送すべき順序すなわち、連続して伝送すべき次の情報を記憶する伝送情報記憶用メモリのストア領域を指示するクラスタ番号を記憶し、かつ最後に相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報が伝送情報記憶用メモリのストア領域に記憶されているか否かを指示する最終クラスタ番号を記憶する伝送順序記憶用メモリと、
前記複数の相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報に個別に対応して複数の開始クラスタを開始ストア領域記憶用メモリに記憶し、前記クラスタ番号および前記最終クラスタ番号を伝送順序記憶用メモリに記憶し、前記伝送順序記憶用メモリに記憶された情報を、複数の相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報に個別に対応して開始ストア領域記憶用メモ川こ記憶された最初に伝送すべきストア領域より読取り、伝送順序記憶用メモリに記憶されている伝送順序に従って、順序伝送する第1制御手段と、
伝送情報記憶用メモリのストア領域に相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報が記憶されていないストア領域管理用メモリを検索し、前記ストア領域管理用メモリの記憶内容に基づいて複数の相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報を相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報が記憶されていない前記伝送情報記憶用メモリのストア領域に入力し記憶させる第2制御手段とを含むことを特徴とするメモリのストア内容の伝送装置である。
作用
本発明によれば、伝送情報記憶用メモリの各ストア領域にストアされる画像データなどの複数の伝送すべき情報は、複数の伝送すべき情報に個別に対応して開始ストア領域記憶用メモ川こ記憶された最初に伝送すべきストア領域より読み取り、伝送順序記憶用メモ川こストアされている伝送順序に従って伝送される。
よって、伝送情報記憶用メモリにストアされる複数の膨大な画像データを順次シフトする必要がなく、伝送時間を大幅に短縮することができる。
また、読み出されたデータの消去にあたっても、ストア領域管理用メモリにおいて消去すべきクラス夕に対応するストア領域のデータを変更するだけでよく、メモリへの情報のストアや消去も短時間に行うことができる。」に補正し、
さらに、公告公報の第4頁第8欄第40行目〜第5頁第9欄第3行目を「以上本発明によれば、伝送情報記憶用メモリの各ストア領域にストアされる画像データなどの複数の伝送すべき情報は、複数の相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報に個別に対応して開始ストア領域記憶用メモ川こ記憶された最初に伝送すべきストア領域より読み取り、伝送順序記憶用メモリにストアされている伝送順序に従って伝送される。
よって、伝送情報記憶用メモリにストアされる複数の膨大な画像データを順次シフトする必要がなく、伝送時間を大幅に短縮することができる。
また、読み出されたデータの消去にあたっても、
ストア領域管理用メモリにおいて消去すべきクラスタに対応するストア領域のデータを変更するだけでよく、メモリへの情報のストアや消去も短時間に行うことができる。」に補正する内容を含むものである。
しかし、かかる補正は、特許請求の範囲の減縮、誤記の訂正、明りょうでない記載の釈明を目的とするものでない。
すなわち、審判請求人は、「複数の相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報を複数のストア領域に分割して記憶する伝送情報記憶用メモリ」と訂正しているが、公告公報の第2頁第4欄第3〜4行目に、「伝送すべき情報を複数のストア領域に記憶する伝送情報記憶用メモリ」と、
公告公報の第2頁第4欄第38〜40行目に、「前記伝送情報記憶用メモリは、複数のストア領域を有し、伝送すべき情報は各ストア領域に分割してストアされる。」と、
公告公報の第3頁第5欄第36〜38行目に、「データ圧縮回路13からの符号化された画像データは、伝送情報記憶用メモリCに書込まれる。」と、
公告公報の第3頁第6欄第3〜7行目に、「第2図は、伝送情報記憶用メモリCの構成を示す図である。伝送情報記憶用メモリCは、複数のストア領域(以下、このストア領域をクラスタと称する)C1〜Cnを有する。データ圧縮回路13からの画像データは、各クラスタC1〜Cnに分割されてストアされる。」と、
また、公告公報の第3頁第6欄第43〜45行目に、「第6図を参照して、データ圧縮回路13からの画像データは、予め定められたデータ長に分割されて伝送情報記憶用メモリCに与えられる。」と記載されるだけで、「伝送すべき情報を複数のストア領域に記憶する伝送情報記憶用メモリ」については記載されているが、「複数の相手先に個別に対応した相手先毎の開始クラスタ有する情報を複数のストア領域に分割して記憶する伝送情報記憶用メモリ」については記載されていない。
さらに、公告公報の第2頁第4欄第47〜49行目に「また伝送情報記憶用メモリには、前記伝送情報記憶用メモリの各ストア領域に記憶される情報の伝送すべき順序が記憶される。」と記載されているが、この「伝送情報記憶用メモリ」の記載は、請求人の提出した平成6年9月5日付けの手続補正書の第2頁末行には「伝送順序記憶用メモリ」と記載されているから、この公告公報の記載は誤記である。
してみれば、平成10年8月24日付けの手続補正は、特許請求の範囲の減縮、誤記の訂正、明りょうでない記載の釈明を目的とするものでない。
したがって、当該手続補正は、特許法第159条第1項の規定により準用する同法第54条第1項の規定により却下すべきものである。
よって、結論のとおり決定する。
 
決定日 1999-07-21 
出願番号 特願昭63-281791
審決分類 P 1 93・ 11- (H04N)
前審関与審査官 角田 芳末村山 隆東 次男藤内 光武  
特許庁審判長 小川 謙
特許庁審判官 関川 正志
及川 泰嘉
発明の名称 メモリのストア内容の伝送装置  
代理人 小池 隆彌  
代理人 木下 雅晴  
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