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審決分類 審判 全部申し立て 2項進歩性  G01N
管理番号 1018370
異議申立番号 異議2000-70677  
総通号数 13 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許決定公報 
発行日 1997-11-04 
種別 異議の決定 
異議申立日 2000-02-15 
確定日 2000-07-03 
異議申立件数
事件の表示 特許第2939180号「液体分注方法及び装置」の請求項1ないし6に係る特許に対する特許異議の申立てについて、次のとおり決定する。 
結論 特許第2939180号の請求項1ないし6に係る特許を維持する。 
理由 1.本件発明
特許第2939180号(平成8年4月19日出願、平成11年6月11日設定登録)の請求項1ないし6に係る発明は、その特許請求の範囲に記載された事項により特定される、以下のとおりのものである。
【請求項1】
分注ノズルを下降させてその下端口を、液体容器内に収容された液体中へ浸漬させる工程と、
シリンジを駆動させて前記分注ノズル内へその下端口から前記液体容器内の液体を所定量だけ吸入する工程と、
前記分注ノズルを上昇させてその下端口を前記液体容器内の液体中から引き上げる工程と、
前記分注ノズルを分注位置へ移動させる工程と、
前記シリンジを駆動させて前記分注位置において前記分注ノズル内の液体をその下端口から吐出する工程とを備えた液体分注方法において、
前記分注ノズルの下端口を前記液体容器内の液体中から引き上げる際に、分注ノズル下端口が液体上に出た時に前記シリンジを低速で駆動させ、分注ノズル内へその下端口から微小流量の空気を吸入し続けて、分注ノズル内の液体内部に気泡を連続して発生させ、この状態を、分注ノズル内の液体が吐出される直前まで継続することを特徴とする液体分注方法。
【請求項2】
分注ノズルを下降させてその下端口を、液体容器内に収容された液体中へ浸漬させる工程と、
シリンジを駆動させて前記分注ノズル内へその下端口から前記液体容器内の液体を所定量だけ吸入する工程と、
前記分注ノズルを上昇させてその下端口を前記液体容器内の液体中から引き上げる工程と、
前記分注ノズルを分注位置へ移動させる工程と、
前記シリンジを駆動させて前記分注位置において前記分注ノズル内の液体をその下端口から吐出する工程とを備えた液体分注方法において、
前記分注ノズルの下端口を前記液体容器内の液体中から引き上げる際に、分注ノズル下端口が液体上に出た時に前記分注ノズルに接続された別のシリンジを低速で駆動させ、分注ノズル内へその下端口から微小流量の空気を吸入し続けて、分注ノズル内の液体内部に気泡を連続して発生させ、この状態を、分注ノズル内の液体が吐出される直前まで継続することを特徴とする液体分注方法。
【請求項3】
液体容器内に収容された液体を所定量だけ下端口から吸入し、その液体を下端口から吐出する分注ノズルと、
この分注ノズルを保持するノズル保持手段と、
このノズル保持手段を、前記分注ノズルの下端口が前記液体容器内の液体中に浸潰する下方位置と分注ノズル下端口が液体容器から上方へ離間した上方位置との間で昇降させるノズル昇降手段と、
前記ノズル保持手段を、前記液体容器の直上位置と分注位置との間で移動させるノズル移動手段と、
前記分注ノズル内へその下端口から前記液体容器内の液体を所定量だけ吸入させ、前記分注位置において分注ノズル内の液体をその下端口から吐出させるシリンジと、
このシリンジを駆動させるシリンジ駆動手段と、
このシリンジ駆動手段を制御するシリンジ制御手段とを備えた液体分注装置において、
前記分注ノズルの下端口が前記液体容器内の液体中から引き上げられる際に、分注ノズル下端口が液体上に出た時に分注ノズル内へその下端口から微小流量の空気を吸入させ続けて、分注ノズル内の液体内部に気泡を発生させ、この状態を、分注ノズル内の液体が吐出される直前まで継続させる気泡発生手段を備えたことを特徴とする液体分注装置。
【請求項4】
分注ノズルが、使い捨て吸入管を用いて構成された請求項3記載の液体分注装置。
【請求項5】
気泡発生手段が、シリンジ制御手段に設けられシリンジを低速に切り換えて駆動させるようにシリンジ駆動手段を制御する制御回路である請求項3又は請求項4記載の液体分注装置。
【請求項6】
気泡発生手段が、
低速シリンジ、この低速シリンジを低速で駆動させる低速シリンジ駆動手段、及びこの低速シリンジ駆動手段を制御する低速シリンジ制御手段と、
分注ノズル内へ液体を吸入させその液体を分注ノズルの下端口から吐出させるシリンジと前記低速シリンジとを分注ノズルに択一的に流路接続させる流路切換とから構成された請求項3又は請求項4記載の液体分注装置。

2、申立ての理由の概要
本件請求項1〜6に係る発明は、甲第1号証に記載の分注方法および分注装置に、甲第2号証および甲第3号証の公知技術を適用することで、それぞれ容易に発明をすることができたものであるから、特許法29条2項の規定により特許を受けることができないものである。したがって、本件特許は同法113条1項2号の規定により取り消すべきものである。

甲第1号証:特開平4-274764号公報
甲第2号証:特開昭57-128850号公報
甲第3号証:実公昭64-3061号公報

3、甲号証刊行物の記載事項
(1)甲第1号証
甲第1号証の【請求項1】には、「機体aに支架したサンプリングヘッド2を、昇降および左右移動の作動を行なわせながら、そのサンプリングヘッド2に装備した滴定チップ21に、そのサンプリングヘッド2と通路6を介して接続するシリンジ3の作動により秤量吸引と分注滴定の作動を行なわせる試料分注装置において、秤量吸引の作動を終えた滴定チップ21を分注滴定作動さす位置に移動させる間、シリンジ3を、滴定チップ21内の揮発性の試料から気化ガスの蒸気圧により増大してくる通路6内の圧力に対応させて吸引作動させて、通路6内の圧力を一定に保持させるように制御することを特徴とする試料分注装置における分注制御方法。」が記載されている。
また段落番号【0019】には、「この秤り取った試料滴定チップ21からのボタ落ちの現象についてさらに検討を加えたところ、滴定チップ21内に秤りとる試料が、石油から分離精製した溶剤等の揮発性の液体であることから、滴定チップ21内において気化することで生ずる試料の蒸気圧によって、シリンジ3からサンプリングヘッド2に至る間の通路6内の圧力が上昇してくることによるものであることが判ってきた。」と、【0020】には「…滴定チップ21に試料の吸引作動を行なわせたシリンジ3に滴定チップ21を移動させる間、滴定チップ21内の試料からの気化ガスの蒸気圧によりシリンジ3とサンプリングヘッド2との間の通路6内の圧力が増大してくるのに応じて、吸引作動を行わせて、滴定チップ21内および通路6内の圧力に変動がないように圧力センサ7によりシリンジ3の作動をコントロールさせたところ、この滴定チップ21の先端からの試料のボタ落ち現象が、きれいになくなって、試料を、精密に秤量したまま、微量水分測定装置fに滴定分注していける結果が得られた。」と、従来技術の問題点とそれを解決するための手段について記載されている。
更に段落番号【0025】には「従って、滴定チップ21内に秤りとられた試料は、それから気化する気化ガスの蒸気圧により滴定チップ21の下端から押し出されてボタ落ちすることなく、微量水分分注装置fに、精密に秤り取った量のまま分注吐出されていくようになる。」と、段落番号【0026】には「【発明の効果】以上説明したように、本発明手段においては、機体a…分注を行なう際に、秤量吸引を終えた滴定チップ21を分注滴定作動の位置に移動させる間,シリンジ3を、滴定チップ21内の揮発性の試料から気化する気化ガスの蒸気圧により通路6内の圧力が増大してくる分だけ吸引作動させて、通路6内の圧力を一定に保持するようにしているのだから、精密に秤り取った揮発性の試料をボタ落ちを生ぜしめずに分注滴定していけることになって、揮発性試料の微量分注を効率よくかつ精密に行なえるようになる。」と記載されている。

(2)甲第2号証
甲第2号証の特許請求の範囲には、
「 各種臨床検査に供される血液、血清、その他の体液の如き検体試料を希釈する方法であって、中央部にやや大径の膨出部を有し、かつ手動または自動操作による吸引手段を備えた希釈用ピペットを用いて、先ずこのピペットの上記膨出部に少なくとも一回の検査に必要とされる所要量の検体試料とこの検体試料と同量以下、若しくは以上の所定量の希釈液体を吸引し、次いでこの両液中に所要量の空気を吸引して気泡を生ぜしめ、これによりこの両液を混合・攪拌せしめて所定倍率の希釈検体試料を得ることを特徴とする検体試料の希釈方法」と記載され、
その第3頁左下欄の第1〜9行目には、
「 検体血清Aと希釈液Bとがピペット1に順次吸引された後に、この両液内に所要量の空気を吸引する。すると、同図(ハ)に示すように、この吸引された空気により、この両液内に多数の気泡6,6 ……が生ずるとともに、これら気泡6,6……が液上面に達する過程で検体血清Aと希釈液Bとの両液間に適度な混合・攪拌の操作が加えられる。
このように、本希釈方法においては、単に空気を吸引するのみで上記両液の混合・攪拌が自動的に行え、従来のような別途アプリケータ、あるいはダイリュータ等の器具を用いた煩雑な操作が不要となる。」と、空気を吸引することによる作用効果が記載されている。

(3)甲第3号証
甲第3号証には、多数の反応管に少量づつの液体試料を分注し希釈する希釈ピペッターにおいて、希釈液吸引ノズル2,液体試料の吸引と吐出とを行うための検体ノズル3および希釈液吐出ノズル4と、この検体ノズルもしくは希釈液吸引ノズルに選択的に連通される細径プランジャポンプ13および検体ノズルもしくは希釈液吸引ノズルもしくは希釈液吐出ノズルに選択的に連通される太径プランジャポンプ8と、その切り替えを行う2つの切換バルブ5,12を設けて、液体試料および希釈液の分注を行うことが記載されている。

4、本件請求項1に係る発明と甲第1号証に記載された発明との対比
甲第1号証記載の「滴定チップ」は、使い捨ての吸入管を用いて構成された「分注ノズル」に相当する。また、秤量吸引、すなわち所定量吸引後に滴定チップの下端口を液体容器内の液体試料中に入れたままシリンジを吸引作動させたのでは、吸引量を変えてしまうことになるので、甲第1号証に記載の「秤量吸引の作動を終えた滴定チップ21を分注滴定作動さす位置に移動させる間、シリンジ3を吸引作動させる」とは、滴定チップの下端口が液体容器内の液体試料から引き上げられ、滴定チップ下端口が液体上に出た状態で分注位置に移動させる間、シリンジを吸引駆動させることに相当するから、本件請求項1に係る発明と甲第1号証に記載された液体分注方法を対比すると、両者は、
(一致点)
分注ノズルを下降させてその下端口を、液体容器内に収容された液体中へ浸漬させる工程と、
シリンジを駆動させて前記分注ノズル内へその下端口から前記液体容器内の液体を所定量だけ吸入する工程と、
前記分注ノズルを上昇させてその下端口を前記液体容器内の液体中から引き上げる工程と、
前記分注ノズルを分注位置へ移動させる工程と、
前記シリンジを駆動させて前記分注位置において前記分注ノズル内の液体をその下端口から吐出する工程とを備えた液体分注方法において、
前記分注ノズルの下端口を前記液体容器内の液体中から引き上げ、分注ノズル下端口が液体上に出た時に前記シリンジを駆動させ、それを、少なくとも分注ノズルが分注位置に移動させる間行う液体分注方法、
である点で一致するものの、次の点で相違する。
(相違点)
分注ノズル下端口が液体上に出た時のシリンジの駆動について、
(イ)本件請求項1の発明においては、「前記分注ノズルの下端口を前記液体容器内の液体中から引き上げる際に、分注ノズル下端口が液体上に出た時に前記シリンジを駆動させ」るものであるのに対し、甲第1号証記載の発明では、「秤量吸引の作動を終えた」後であるものの、分注ノズルの下端口を前記液体容器内の液体中から引き上げる際に、分注ノズル下端口が液体上に出た時に前記シリンジを駆動させるのかどうかその駆動開始タイミングが明記されていない点。
(ロ)前者においては、シリンジの駆動が「低速で」あって、「分注ノズル内へその下端口から微小流量の空気を吸入し続けて、分注ノズル内の液体内部に気泡を連続して発生させ、この状態を、分注ノズル内の液体が吐出される直前まで継続するのに対して、後者では、「シリンジ3を、滴定チップ21内の揮発性の試料から気化ガスの蒸気圧により増大してくる通路6内の圧力に対応させて吸引作動させて、通路6内の圧力を一定に保持させるように制御する」ものである点。

5、判断
5-1)確かに、本件請求項1に係る発明と甲第1号証に記載された発明とは、シリンジの駆動により揮発性の高い試料の分注ノズル下端口からの液垂れ防止を図ろうとしている点で、課題とその解決手段に共通するところはあるものの、後者におけるシリンジの駆動は、試料から気化ガスの蒸気圧により増大してくる通路6内の圧力に対応させて吸引作動させて、分注ノズル内に吸引された揮発性試料層により外界から分離された後方の通路空間の圧力が一定になるように制御されるものであり、通常の圧力制御にみられる、圧力を一定に維持したい空間の圧力を圧力センサで監視し、圧力増大に応じて該空間容積を拡げることによりその圧力を一定になるようにする方法を採用しているものである。(甲第1号証【0020】参照)そして、その際のシリンジの駆動は、「滴定チップ21内の揮発性の試料から気化ガスの蒸気圧により増大してくる通路6内の圧力に対応させて吸引作動させて、通路6内の圧力を一定に保持させるように制御」されればよいものであって、そのようなシリンジの駆動は、分注ノズル内の液体内部に気泡の発生を必ずしも伴うものではない。
それに対して、本件請求項1に係る発明で採用している方法は、相違点(イ)のシリンジの駆動タイミングに関しては、液垂れをできるだけ防止するために普通に採用する程度の構成と認められるものの、相違点(ロ)の「前記シリンジを低速に駆動させ、分注ノズル内へその下端口から微小流量の空気を吸入し続けて、分注ノズル内の液体内部に気泡を連続して発生させ、この状態を、分注ノズル内の液体が吐出される直前まで継続する」という方法は、圧力変動を監視することなく、液体層によって外界と分離された空間の圧力を一定に制御するための方法として知られているとは認められない。
特許異議申立人は、甲第2号証をさらに引用して、ピペット(分注ノズル)内に連続して気泡を発生させることは、その先端から空気が導入されていることを示しており、この空気の導入によって当然ノズルの先端に上向きの吸引力が発生しているから、その状態においては、該ピペット先端から試料が垂れ落ちていないことが明らかであり、本件請求項1の発明のように「前記シリンジを低速に駆動させ、分注ノズル内へその下端口から微小流量の空気を吸入し続けて、分注ノズル内の液体内部に気泡を連続して発生させ、この状態を、分注ノズル内の液体が吐出される直前まで継続する」ということは、「分注ノズルをその分注位置まで移動させる間に亘って液体のボタ落ちを防止する」上で甲第1号証に開示されるシリンジを駆動する際の制御方法として、極めて一般的に考え得る手法に他ならない旨主張するが、甲第2号証の発明において使用されるピペットは、その特許請求の範囲に記載されているように、「先ずこのピペットの上記膨出部に少なくとも一回の検査に必要とされる所要量の検体試料と、この検査試料と同量以下、若しくは以上の所定量の希釈液を吸引」して使用されるために「中央部にやや大径の膨出部を有」する「希釈用ピペット」であって、分注操作に通常使用される、膨出部が存在しない分注ノズルとは形状も異なるものであるし、ピペットの下端口からの空気吸引による液内部の気泡発生の目的、作用効果は、検体試料と希釈液とを混合・攪拌させるためのもので、ピペットからの液垂れについても、吸引された液体の上方空間の圧力の一定制御との関係についても、何ら開示するところはないものである。
したがって、液体を吸引し分注までの間保持している部材に対し、その下端口からの空気の吸引による液体内部の気泡発生が甲第2号証に記載されているからといって、圧力の一定制御方法として知られているとはいえないから、液体を吸引し分注までの間保持している部材に対してその下端口から微小流量を吸入し続けて、保持された液体内部に気泡を連続発生させる方法を、甲第1号証に記載の、「試料から気化ガスの蒸気圧により増大してくる通路6内の圧力に対応させて吸引作動させて、通路6内の圧力を一定になるように制御する」ことに代えて採用することは、当業者が容易に想到できたものとは認められない。
また、甲第3号証には、分注ノズルに2種類のシリンジを択一的に流路接続するために必要な流路切換手段が記載してあるが、上記のシリンジの駆動と液垂れ防止に関しては何ら開示、示唆するところはない。
そして、本件請求項1に係る発明は、上記のシリンジ駆動方法の相違によって、有機溶媒のように蒸発し易く、低粘度で、表面張力が小さく、比重の小さい液体のみならず、塩酸のように比重の大きい液体を分注する場合であっても、周辺温度の変化に影響されたりすることなく、分注ノズルからの液垂れを確実に防止できるものである。
よって、本件請求項1に係る発明は、甲第1〜3号証に記載された発明から容易に発明をすることができたものとすることはできない。

5-2)本件請求項2ないし6に係る発明について
本件請求項2に係る液体分注方法の発明、並びに本件請求項3ないし6に係る液体分注装置の発明は、いずれも請求項1における上記シリンジの駆動方法を含む方法またはそれに対応する気泡発生手段を含む装置の発明であるから、上記5-1)と同様の理由で、請求項2ないし6に係る発明も、甲第1〜3号証に記載されたものから容易に発明をすることができたものとすることはできない。

5-3)以上のとおり、本件請求項1ないし6に係る発明は申立人が提出した甲第1〜3号証に記載された発明から当業者が容易に発明をすることができたものとは認められない。

6.むすび
したがって、特許異議申立ての理由及び証拠によっては、本件請求項1ないし6に係る特許を取り消すことはできない。
また、他に本件請求項1ないし6に係る特許を取り消すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり決定する。
 
異議決定日 2000-06-05 
出願番号 特願平8-122417
審決分類 P 1 651・ 121- Y (G01N)
最終処分 維持  
前審関与審査官 中槙 利明  
特許庁審判長 後藤 千恵子
特許庁審判官 伊坪 公一
住田 秀弘
登録日 1999-06-11 
登録番号 特許第2939180号(P2939180)
権利者 藤沢薬品工業株式会社 株式会社大日本精機
発明の名称 液体分注方法及び装置  

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