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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 G09F
審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 G09F
管理番号 1132266
審判番号 不服2003-17105  
総通号数 76 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2002-07-31 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2003-09-04 
確定日 2006-03-02 
事件の表示 特願2001- 14797「可搬式発光表示装置」拒絶査定不服審判事件〔平成14年 7月31日出願公開、特開2002-215071〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯

本願は、平成13年1月23日の出願であって、平成15年8月1日付けで拒絶査定がなされ、これに対し、同年9月4日付けで拒絶査定に対する審判請求がなされるとともに、同年10月3日付けで明細書についての手続補正(以下、「本件補正」という。)がなされたものである。


第2 補正の却下の決定

[補正の却下の決定の結論]
平成15年10月3日付けの手続補正を却下する。

[理由]

1.本件補正の内容及び目的

本件補正前後の【請求項1】の記載を比較すると、本件補正は、補正前の【請求項1】の「フレキシブル防水シート」を「平織りの繊維シートに樹脂フィルムを重ねて加熱・圧着して形成し」たものと限定し、さらに、補正前の【請求項1】の「表面側のフレキシブル防水シートに、表示内容に沿って多数のLEDランプを取り付けて発光表示部を形成」を、「表面側のフレキシブル防水シートに鳩目金具を取り付け、ランプケースに形成されLEDランプの配線部が通る雄ねじ部を前記鳩目金具内に挿入し、前記鳩目金具に対し前記ランプケースと反対側に防水パッキンを当てて前記雄ねじ部にナットを締め込むことにより、表示内容に沿って多数のLEDランプを取り付けて発光表示部を形成」と限定したものと認められ、本件補正は特許請求の範囲の限定的減縮を目的とするものである。
また、本件補正前の【請求項2】は、本件補正により削除され、これは請求項の削除を目的とするものである。

2.補正発明の認定

本件補正後の請求項1に係る発明(以下、「補正発明」という。)は、本件補正により補正された明細書の特許請求の範囲【請求項1】に記載された次の通りのものと認める。

「 平織りの繊維シートに樹脂フィルムを重ねて加熱・圧着して折り畳み可能で防水性を有するフレキシブル防水シートを形成し、
表面側及び背面側のフレキシブル防水シートの周囲を接合して袋状に形成し、
表面側のフレキシブル防水シートに鳩目金具を取り付け、ランプケースに形成されLEDランプの配線部が通る雄ねじ部を前記鳩目金具内に挿入し、前記鳩目金具に対し前記ランプケースと反対側に防水パッキンを当てて前記雄ねじ部にナットを締め込むことにより、表示内容に沿って多数のLEDランプを取り付けて発光表示部を形成し、
前記LEDランプの配線部を、表面側及び背面側のフレキシブル防水シートの間に形成される前記袋状の空間内に収納し、
前記表面側及び背面側のフレキシブル防水シートを、下辺部に沿って開閉可能に接合するファスナーを設けてなることを特徴とする可搬式発光表示装置。 」

3.補正発明の独立特許要件の判断

以下、補正発明が、特許出願の際独立して特許を受けることができるものかどうかを検討する。

3-1.引用例記載の発明

原査定の拒絶の理由に引用された、本願の出願の日前である平成1年10月12日に頒布された「特開平1-255883号公報 」(以下「引用例1」という。)には、次の事項が図示とともに記載されている。

ア.「この標識装置10は、可撓性を有するシート状基板11と、このシート状基板11の表面に備えられた反射シート等により形成されている所定パターン、図示の場合矢印の表示12と、上記シート状基板11の表面で表示12の輪郭に沿って固定配置された複数のLEDランプ13と、上記シート状基板11の表面を覆う透明シート14と、上記シート状基板11の裏面を覆う防水シート15とから構成されている。」(第3頁右下欄第19行〜第4頁左上欄第8行)

イ.「透明シート14は、その周囲が防水シート15の周囲の折り返し部分により覆われ、縫着、接着等により互いに液密的に袋状に形成された保護カバー16を構成している。これにより、本標識装置10を屋外で使用する場合にも、LEDランプ13の配線部分が雨水等により濡れるようなことがない。」(第4頁右上欄第1〜7行)

ウ.「好ましくは保護カバー16の周囲の一部が開閉可能に形成されていて、この部分を通ってシート状基板11が保護カバー16内に着脱可能になっている。」(第4頁右上欄第8〜11行)

エ.「本標識装置10ば、基本的には、シート状基板11と保護カバー16により構成されていることから、使用しない場合には、丸めたり折り畳んでおくことにより、容易に持ち運びができる」(第4頁右下欄第8〜12行)

オ.「本標識装置10は、保護カバー16を構成する防水シート15を下方が開放した袋状に形成しておくことにより、例えば既存の道路標識等に被せて使用することも可能である。」(第5頁左上欄第11〜15行)

記載事項イ.によると、引用例1の「透明シート14」自体が防水性を有することは自明である。
また、記載事項ア.及びイ.より、「保護カバー16」は「透明シート14」及び「防水シート15」とから構成されるものであり、該「保護カバー16」が、記載事項ウ.及びオ.より、「下方が開閉可能となるよう形成」されていることが把握できるから、引用例1には、次の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されていると認められる。

「折り畳み可能で防水性を有する表面側の透明シート14及び折り畳み可能で防水性を有する裏面側の防水シート15の周囲を接合して袋状に形成し、
シート状基板11の表面に形成された矢印の表示12に沿って複数のLEDランプ13を取り付け、
前記LEDランプ13の配線部分を、表面側の透明シート14及び裏面側の防水シート15との間に形成される前記袋状の空間内に収納し、
前記表面側の透明シート14及び裏面側の防水シート15を、下方が開閉可能となるよう形成した持ち運び可能な標識装置10。」

3-2.補正発明と引用発明との対比

補正発明と引用発明を対比すると、引用発明の「透明シート14」と「防水シート15」は、いずれも折り畳み可能なものであるから「フレキシブルシート」であり、しかも、両者とも防水性を有するものであるから「フレキシブル防水シート」ということができる。
また、引用発明の「裏面側」、「矢印の表示12」、「複数のLEDランプ13」、「配線部分」及び「持ち運び可能な標識装置10」が、それぞれ補正発明の「背面側」、「表示内容」、「多数のLEDランプ」、「配線部」及び「可搬式発光表示装置」に相当することは自明である。
さらに、引用発明において「矢印の表示12に沿って複数のLEDランプ13を取り付け」て形成されたものは「発光表示部」に他ならないし、また、引用発明における「下方が開閉可能となるよう形成した」ことが、補正発明における「下辺部に沿って開閉可能に接合」したことに相当することも明らかである。

してみれば、両者の一致点及び相違点は、次のとおりである。

<一致点>
「 表面側及び背面側の折り畳み可能で防水性を有するフレキシブル防水シートの周囲を接合して袋状に形成し、
表示内容に沿って多数のLEDランプを取り付けて発光表示部を形成し、
前記LEDランプの配線部を、表面側及び背面側のフレキシブル防水シートの間に形成される前記袋状の空間内に収納し、
前記表面側及び背面側のフレキシブル防水シートを、下辺部に沿って開閉可能に接合した可搬式発光表示装置。 」

<相違点1>
フレキシブル防水シートを、補正発明は、「平織りの繊維シートに樹脂フィルムを重ねて加熱・圧着して」形成するのに対し、引用発明にはかかる特定がない点。

<相違点2>
発光表示部に関して、補正発明では、「表面側のフレキシブル防水シートに鳩目金具を取り付け、ランプケースに形成されLEDランプの配線部が通る雄ねじ部を前記鳩目金具内に挿入し、前記鳩目金具に対し前記ランプケースと反対側に防水パッキンを当てて前記雄ねじ部にナットを締め込むことにより」発光表示部を形成しているのに対して、引用発明にはかかる特定がない点。

<相違点3>
表面側及び背面側のフレキシブル防水シートを開閉可能に接合する構成に関して、補正発明では「ファスナーを設けて」接合するのに対し、引用発明にはかかる特定がない点。

3-3.相違点の判断及び補正発明の進歩性の判断

(1) 相違点1について

フレキシブル防水シートを利用した可搬式発光表示装置において、フレキシブル防水シートを平織りの繊維シートと樹脂フィルムとの重合物により形成することは本願出願前に周知であり(例えば、特開平2-260471号公報の第2頁右上欄第2行〜同左下欄第15行及び第3頁左下欄第7〜12行、特開平8-241052号公報の段落【0010】、特開平1-244833号公報の第4頁左上欄第15行〜第5頁右上欄第2行参照)、さらに、平織りの繊維シートと樹脂フィルムとを重ねて加熱・圧着して一体化することも慣用される技術と認められる(前掲の特開平2-260471号公報の第2頁左下欄16〜19行、同じく特開平1-244833号公報の第7頁右下欄下から4行目〜第8頁左上欄第1行参照)。
よって、引用発明の透明シート14及び防水シート15に上記周知慣用技術を単に適用して、相違点1に係る補正発明の構成を想到することに何の困難性もない。
なお、引用発明の「透明シート14」は、引用例1の上記記載事項ア.からみて、LEDランプの光が透過することを要するものであり、従来の「平織りの繊維シートと樹脂フィルムとの重合物」が光不透過性のものしかないのであれば、引用発明の「透明シート14」を「平織りの繊維シートと樹脂フィルムとの重合物」で置換することが阻害されるともいえる。しかし、例えば、前掲の特開平1-244833号公報の第4頁左上欄第3〜14行に記載されているように、「平織りの繊維シートと樹脂フィルムとの重合物」には光透過性のものが存在することは既に知られており、その光透過性の程度は当業者が適宜設定し得るものである。よって、引用発明の「透明シート14」として、従来の「平織りの繊維シートと樹脂フィルムとの重合物」を採用することは当業者が適宜に行い得たことである。

(2) 相違点2について

発光表示部を形成するLEDランプの取り付けに関して、LEDランプのランプケースに、LEDランプの配線部が通る雄ねじ部を形成し、該雄ねじ部を被取り付け体の孔部に挿入し、該雄ねじ部にナットを締め込むことにより、前記被取り付け体にLEDランプを取り付けることは従来より周知である(一例を挙げれば特開平6-51709号公報の段落【0002】参照)。
してみれば、引用発明において、LEDランプの取り付けに上記周知技術を採用することは当業者が容易に為し得ることにすぎない。
ところで、引用発明の表面側のシートが折り畳み可能の可撓性のある「フレキシブル」なものである以上、それに孔部のみを設け、その孔部に単にLEDランプを取り付けただけでは、フレキシブル防水シートが多数のLEDランプを確実に保持できないであろうことは当然に予測し得るのであるから、孔部に対して、従来より織物等に用いられる鳩目金具を設ける程度のことは当業者が普通に採用し得ることといえ、実際に、実願平4-90704号(実開平6-42911号)のCD-ROM、特開平9-3709号公報にみられるように、LEDランプをシート部材に設けた鳩目金具に固定することは周知である。
また、フレキシブル防水シートに孔部を設ければ防水性が劣ることになることも、当業者が当然に予期し得る常識的な事項であって、その孔部にLEDランプを取り付けるに当たって、適宜必要な個所に防水部材を設ける程度のことは、当業者にとって単なる設計上の事項である。
したがって、引用発明及び上記周知慣用の技術事項に照らせば、補正発明のように、表面側のフレキシブル防水シートに鳩目金具を取り付け、ランプケースに形成されLEDランプの配線部が通る雄ねじ部を前記鳩目金具内に挿入し、前記鳩目金具に対し前記ランプケースと反対側に防水パッキンを当てて前記雄ねじ部にナットを締め込むことにより、多数のLEDランプを取り付けて発光表示部を形成することは当業者にとって想到容易といわざるを得ない。

(3) 相違点3について

フレキシブル防水シートを利用した可搬式発光表示装置において、ファスナーを設けることにより、フレキシブル防水シートを開閉可能に接合することは従来より周知であるから(例えば、特開平6-348215号公報の段落【0009】参照)、この周知技術を引用発明に採用して、相違点3に係る補正発明の構成を想到することに何ら困難性はない。

(4) 補正発明の進歩性の判断

相違点1乃至相違点3に係る補正発明の構成を採用することは当業者にとって想到容易であり、これら構成を寄せ集めて採用したことにより格別の作用効果が生じるとも認めることができない。
したがって、補正発明は、引用発明及び周知慣用技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである。

3-4.まとめ

以上のとおり、補正発明は、特許法第29条第2項の規定により特許をすることができないものであるから、特許出願の際独立して特許を受けることができないものである。

[補正の却下の決定のむすび]
本件補正前の請求項1を限定的に減縮した補正発明が特許出願の際独立して特許を受けることができないから、本件補正は、平成15年改正前特許法第17条の2第5項において準用する同法126条第4項の規定に違反するので、同法第159条第1項の規定において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。
よって、補正の却下の結論のとおり決定する。


第3 本件審判請求についての当審の判断

1.本願発明の認定

本件補正が却下されたから、本願の請求項1に係る発明(以下「本願発明」という。)は、平成15年3月28日付け手続補正により補正された明細書の特許請求の範囲【請求項1】に記載された事項によって特定される次のとおりのものと認める。

「 折り畳み可能で防水性を具備する表面側及び背面側のフレキシブル防水シートの周囲を接合して袋状に形成し、
表面側のフレキシブル防水シートに、表示内容に沿って多数のLEDランプを取り付けて発光表示部を形成し、
前記LEDランプの配線部を、表面側及び背面側のフレキシブル防水シートの間に形成される前記袋状の空間内に収納し、
前記表面側及び背面側のフレキシブル防水シートを、下辺部に沿って開閉可能に接合するファスナーを設けてなることを特徴とする可搬式発光表示装置。」

2.本願発明と引用発明との対比

本願発明と引用発明を対比すると、引用発明の「透明シート14」と「防水シート15」は、いずれも折り畳み可能なものであるから「フレキシブルシート」であり、しかも、両者とも防水性を有するものであるから「フレキシブル防水シート」ということができる。
また、引用発明の「裏面側」、「矢印の表示12」、「複数のLEDランプ13」、「配線部分」及び「持ち運び可能な標識装置10」が、それぞれ補正発明の「背面側」、「表示内容」、「多数のLEDランプ」、「配線部」及び「可搬式発光表示装置」に相当することは自明である。
さらに、引用発明において「矢印の表示12に沿って複数のLEDランプ13を取り付け」て形成されたものは「発光表示部」に他ならないし、また、引用発明における「下方が開閉可能となるよう形成した」ことが、補正発明における「下辺部に沿って開閉可能に接合」したことに相当することも明らかである。

してみれば、本願発明と引用発明とは、
「 折り畳み可能で防水性を具備する表面側及び背面側のフレキシブル防水シートの周囲を接合して袋状に形成し、
表示内容に沿って多数のLEDランプを取り付けて発光表示部を形成し、
前記LEDランプの配線部を、表面側及び背面側のフレキシブル防水シートの間に形成される前記袋状の空間内に収納し、
前記表面側及び背面側のフレキシブル防水シートを、下辺部に沿って開閉可能に接合した可搬式発光表示装置。 」
である点で一致し、「第2[理由]3-2.」で認定した相違点3(「補正発明」を「本願発明」と読み替える。)に加えて、次の点で相違する。

<相違点4>
発光表示部に関して、本願発明では、発光表示部を「表面側のフレキシブル防水シート」に形成しているのに対して、引用発明にはかかる特定がない点。

3.相違点の判断及び本願発明の進歩性の判断

(1) 相違点3について

「第2[理由]3-3.(3)」で述べたとおり、相違点3に係る本願発明の構成は格別のものではない。

(2) 相違点4について

原査定の拒絶の理由に引用された、本願の出願の日前である平成5年12月24日に頒布された「実願平4-38583号(実開平5-94878号)のCD-ROM」(以下、「引用例2」という)には、次の事項が図示とともに記載されている。

【0005】
「この屋外用表示装置1は前面樹脂シート2と背面樹脂シート3との二枚の間に例えば16行×16列となるように光源基板4が配置されて挟持され」
【0006】
「この前面樹脂シート2には前記した16行×16列の光源基板4が配置される位置の全てに前記光源基板4の径にほぼ合致する開口部2aが設けられるものとされ、更にこの開口部2aには図2に示すように透明な板状部材で鍔部6aを有するドーム状に形成された樹脂キャップ6が、前記したドーム状の部分を前面側に突出させるようにして、前記鍔部6aで背面側から高周波溶着され取付けられるものとされている。」
【0008】
「従って、前記前面樹脂シート2と背面樹脂シート3とで光源基板4を挟持させたときには前記光源基板4上に搭載されたLED4aは前記樹脂キャップ6中に突出するものとなる。尚、前記光源基板4は両面接着テープ7により前面樹脂シート2或いは鍔部6aに貼着され、例えば折畳み時に加えられる力などにより位置ずれを生じないようにされ、加えて前記光源基板4には該光源基板4を点灯させるための配線8が施されているものである点は従来例のものと同様である。」

これら記載事項から、「光源基板4上に搭載されたLED4a」は、前面樹脂シート2の前面側に突出した樹脂キャップ6中に突出するよう配置されているから、一般に「発光表示部」と呼称されるものであり、これを「前面樹脂シート2に貼着」しているのであるから、引用例2には、「発光表示部を表面側のシートに形成する」という発明が記載されているものと認められる。

そして、引用発明及び引用例2に記載の発明は、ともにLEDランプを用
いた表示装置である点で共通の技術分野に属するものであり、両者を組み合わせることを阻害する要因も何ら見当たらないから、引用発明に引用例2記載の技術事項を適用して、相違点4に係る本願発明の構成を想到することに格別の困難性はない。

(3) 本願発明の進歩性の判断

相違点3及び相違点4に係る本願発明の構成を採用することは当業者にとって想到容易であり、これら構成を寄せ集めて採用したことにより格別の作用効果が生じるとも認めることができない。
したがって、本願発明は、引用発明及び引用例2記載の発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により、特許を受けることができない。


第4 むすび

本件補正は却下されなければならず、本願発明が特許を受けることができない以上、本願は拒絶を免れない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2005-12-12 
結審通知日 2005-12-13 
審決日 2006-01-16 
出願番号 特願2001-14797(P2001-14797)
審決分類 P 1 8・ 575- Z (G09F)
P 1 8・ 121- Z (G09F)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 仁科 雅弘  
特許庁審判長 酒井 進
特許庁審判官 國田 正久
藤井 靖子
発明の名称 可搬式発光表示装置  
代理人 荒船 博司  
代理人 荒船 博司  
代理人 荒船 博司  

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