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審決分類 審判 一部無効 対象物  B32B
管理番号 1171675
審判番号 無効2006-80015  
総通号数 99 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2008-03-28 
種別 無効の審決 
審判請求日 2006-02-07 
確定日 2008-01-21 
事件の表示 上記当事者間の特許第3155924号発明「非PVC多層フィルム」の特許無効審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求を却下する。 審判費用は、請求人の負担とする。 
理由 本件特許第3155924号は、平成 8年 4月26日(パリ条約による優先権主張:平成 7年 4月26日、独国)に出願され、平成13年 2月 2日にその特許権の設定登録がされたものであって、平成18年 2月 7日付けで本件無効審判が請求された。
一方、本件特許に対しては、別途、平成13年10月16日に2件の特許異議申立てがされ(異議2001-72839号)、平成16年 9月13日に「訂正を認めない。特許第3155924号の請求項1ないし16に係る特許を取り消す。」との異議の決定がされたところ、平成16年12月28日に、前記取消決定の取消を求める訴えが東京高等裁判所に提起され(平成17年(行ケ)第10244号)審理され、その後、平成17年 3月 1日に訂正審判が請求され(訂正2005-39038号)、平成17年 7月21日に「本件審判の請求は、成り立たない。」との審決がされたところ、同年11月17日に、前記審決の取消を求める訴えが知的財産高等裁判所に提起され(平成17年(行ケ)第10799号)審理され、平成19年 5月30日に両訴えは、原告の請求を棄却する旨の判決が言い渡され、同年 7月17日に確定し、異議の決定及び訂正審判の審決は、それぞれ確定した。

これにより、本件特許第3155924号は、特許法第114条第3項の規定により、初めから存在しなかったものとみなされることとなった。

したがって、特許無効審判の請求は、結果としてその対象を欠き、不適法な請求であって、その補正をすることができないものであるから、特許法第135条の規定によって却下すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2007-08-22 
結審通知日 2007-08-27 
審決日 2007-09-10 
出願番号 特願平8-107207
審決分類 P 1 123・ 04- X (B32B)
最終処分 審決却下  
前審関与審査官 平井 裕彰  
特許庁審判長 石井 淑久
特許庁審判官 井上 彌一
西川 和子
登録日 2001-02-02 
登録番号 特許第3155924号(P3155924)
発明の名称 非PVC多層フィルム  
代理人 八田 幹雄  
代理人 吉川 勝郎  

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