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審決分類 審判 判定 同一 属さない(申立て不成立) E03B
管理番号 1182455
判定請求番号 判定2008-600018  
総通号数 105 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許判定公報 
発行日 2008-09-26 
種別 判定 
判定請求日 2008-03-24 
確定日 2008-08-20 
事件の表示 上記当事者間の特許第2901959号の判定請求事件について、次のとおり判定する。 
結論 (イ)号図面及びその説明書に示す「積層構造物」は、特許第2901959号発明の技術的範囲に属しない。 
理由 第1.請求の趣旨
本件特許の専用実施権者である積水テクノ成型株式会社は、判定請求書に添付されたイ号図面及びその説明書に示す「積層構造物」(以下、「イ号物件」という。)が特許第2901959号の請求項1?5及び請求項11?14に係る発明のいずれかの技術的範囲に属する、との判定を求めるものである。

第2.本件発明
1.本件発明の構成
本件の請求項1?5及び請求項11?14に係る発明(以下、「本件発明1」等という)は、特許明細書及び図面の記載からみて、特許請求の範囲の請求項1?5及び請求項11?14に記載された事項により特定されるものであり、これを構成要件に分説すると次のとおりである。

本件発明1(請求項1)
A1.断面の形状が連続する略山形の山形部を有し、前記断面と直交する方向に略同一断面で延びる形状を有する骨格部材と、
B1.この骨格部材を積層して形成される積層構造物であって、
C1.隣接する前記骨格部材の内の一方の前記骨格部材の連続する略山形の山形部の谷部と隣接する前記骨格部材の内の他方の前記骨格部材の山形部の頂部とは、交差する関係に配置されて積層され、
D1.前記山形部の裏面側の形状は、表面側の前記山形部の形状に沿って設けられて前記山形部の裏面側に裏面側空間を形成し、
E1.該裏面側空間内に前記山形部の裏面側の対向する斜面を接続して前記山形部を補強する補強部材を設けたことを特徴とする積層構造物。

本件発明2(請求項2)
A2.X軸方向に連続する略山形の山形部を有し、前記X軸方向と直交するY軸方向に略同一断面で延びる形状を有する骨格部材と、
B2.この骨格部材を前記X軸方向及び前記Y軸方向と直交するZ軸方向に積層して形成される積層構造物であって、
C2.前記Z軸方向に隣接する前記骨格部材の内の一方の前記骨格部材の連続する略山形の山形部の谷部と隣接する前記骨格部材の内の他方の前記骨格部材の山形部の頂部とは、交差する関係に配置されて積層され、
D2.前記山形部の裏面側の形状は、表面側の前記山形部の形状に沿って設けられて前記山形部の裏面側に裏面側空間を形成し、
E2.該裏面側空間内に前記山形部の裏面側の対向する斜面を接続して前記山形部を補強する補強部材を設けたことを特徴とする積層構造物。

本件発明3(請求項3)
A3.X軸と該X軸に直交するZ軸に沿って切断した断面の形状が連続する略山形の山形部を有し、前記X軸及び前記Z軸と直交するY軸方向に略同一断面で延びる形状を有する骨格部材と、
B3.この骨格部材を前記Z軸方向に積層して形成される積層構造物であって、
C3.前記Z軸方向に隣接する前記骨格部材の内の一方の前記骨格部材の連続する略山形の山形部の谷部と隣接する前記骨格部材の内の他方の前記骨格部材の山形部の頂部とは、交差する関係に配置されて積層され、
D3.前記山形部の裏面側の形状は、表面側の前記山形部の形状に沿って設けられて前記山形部の裏面側に裏面側空間を形成し、
E3.該裏面側空間内に前記山形部の裏面側の対向する斜面を接続して前記山形部を補強する補強部材を設けたことを特徴とする積層構造物。

本件発明4(請求項4)
A4.X軸方向に連続する略山形の山形部を有し、前記X軸方向と直交するY軸方向に略同一断面で延びる形状を有する骨格部材と、
B4.この骨格部材を前記X軸方向及び前記Y軸方向と直交するZ軸方向に積層して形成される積層構造物であって、
C4.前記Z軸方向に隣接する前記骨格部材の内の一方の前記骨格部材の連続する略山形の山形部の谷部と隣接する前記骨格部材の内の他方の前記骨格部材の山形部の頂部とは、交差する関係に配置されて積層され、
D4.前記Z軸方向に積層された隣接する前記骨格部材の内の一方の前記骨格部材の前記山形部の谷部に設けた谷部凹所が、隣接する前記骨格部材の内の他方の前記骨格部材の前記山形部の頂部に設けた頂部凹所に係止し、前記谷部凹所は前記骨格部材の裏面側から前記谷部を見た凹所であり、前記頂部凹所は前記骨格部材の表面側から前記頂部を見た凹所であることを特徴とする積層構造物。

本件発明5(請求項5)
A5.X軸と該X軸に直交するZ軸に沿って切断した断面の形状が連続する略山形の山形部を有し、前記X軸及び前記Z軸と直交するY軸方向に略同一断面で延びる形状を有する骨格部材と、
B5.この骨格部材を前記Z軸方向に積層して形成される積層構造物であって、
C5.前記Z軸方向に隣接する前記骨格部材の内の一方の前記骨格部材の連続する略山形の山形部の谷部と隣接する前記骨格部材の内の他方の前記骨格部材の山形部の頂部とは、交差する関係に配置されて積層され、
D5.前記Z軸方向に積層された隣接する前記骨格部材の内の一方の前記骨格部材の前記山形部の谷部に設けた谷部凹所が、隣接する前記骨格部材の内の他方の前記骨格部材の前記山形部の頂部に設けた頂部凹所に係止し、前記谷部凹所は前記骨格部材の裏面側から前記谷部を見た凹所であり、前記頂部凹所は前記骨格部材の表面側から前記頂部を見た凹所であることを特徴とする積層構造物。

本件発明11(請求項11)
A11.断面の形状が連続する略山形の山形部を有し、前記断面と直交する方向に略同一断面で延びる形状を有する骨格部材と、
B11.この骨格部材を積層して形成される積層構造物であって、
C11.隣接する前記骨格部材の内の一方の前記骨格部材の連続する略山形の山形部の谷部と隣接する前記骨格部材の内の他方の前記骨格部材の山形部の頂部とは、交差する関係に配置されて積層され、
K11.最上部の前記骨格部材の隣接する表面側の前記山形部との間に表側空間が形成され、前記表面側空間を埋めるように、隣接する前記山形部の表面側の対向する斜面にそれぞれ当接し、上面を平坦面に構成した平坦面部材を設け、前記平坦面部材の上面を前記山形部の頂部に一致させることを特徴とする積層構造物。

本件発明12(請求項12)
A12.X軸方向に連続する略山形の山形部を有し、前記X軸方向と直交するY軸方向に略同一断面で延びる形状を有する骨格部材と、
B12.この骨格部材を前記X軸方向及び前記Y軸方向と直交するZ軸方向に積層して形成される積層構造物であって、
C12.前記Z軸方向に隣接する前記骨格部材の内の一方の前記骨格部材の連続する略山形の山形部の谷部と隣接する前記骨格部材の内の他方の前記骨格部材の山形部の頂部とは、交差する関係に配置されて積層され、
K12.最上部の前記骨格部材の隣接する表面側の前記山形部との間に表側空間が形成され、前記表面側空間を埋めるように、隣接する前記山形部の表面側の対向する斜面にそれぞれ当接し、上面を平坦面に構成した平坦面部材を設け、前記平坦面部材の上面を前記山形部の頂部に一致させることを特徴とする積層構造物。

本件発明13(請求項13)
A13.X軸と該X軸に直交するZ軸に沿って切断した断面の形状が連続する略山形の山形部を有し、前記X軸及び前記Z軸と直交するY軸方向に略同一断面で延びる形状を有する骨格部材と、
B13.この骨格部材を前記Z軸方向に積層して形成される積層構造物であって、
C13.前記Z軸方向に隣接する前記骨格部材の内の一方の前記骨格部材の連続する略山形の山形部の谷部と隣接する前記骨格部材の内の他方の前記骨格部材の山形部の頂部とは、交差する関係に配置されて積層され、
K13.最上部の前記骨格部材の隣接する表面側の前記山形部との間に表側空間が形成され、前記表面側空間を埋めるように、隣接する前記山形部の表面側の対向する斜面にそれぞれ当接し、上面を平坦面に構成した平坦面部材を設け、前記平坦面部材の上面を前記山形部の頂部に一致させることを特徴とする積層構造物。

本件発明14(請求項14)
A14.X軸方向に連続する略山形の山形部を有すると共に前記山形部の頂部に頂部凹所、谷部に谷部凹所を有し、前記X軸方向と直交するY軸方向に略同一断面で延びる形状を有する骨格部材と、
B14.前記X軸方向と前記X軸方向に直交するY軸方向とで形成される平面に、前記骨格部材を並設し、
C14.この並設された前記骨格部材の前記X軸方向及び前記Y軸方向と直交するZ軸方向に、前記骨格部材を並設して前記骨格部材を前記Z軸方向に逐次積層して形成される積層構造物であって、
D14.前記平面において隣接する二つの前記骨格部材の山形部を交差して跨ぐように前記平面において隣接する二つの前記骨格部材の前記Z軸方向に前記骨格部材の山形部を設けると共に前記平面において隣接する二つの前記骨格部材の前記頂部凹所に、前記平面において隣接する二つの前記骨格部材の前記Z軸方向に設けた前記骨格部材の谷部凹所が係止され、前記頂部凹所は、前記骨格部材の表面側から前記頂部を見た凹所であり、
前記谷部凹所は、前記骨格部材の裏面側から前記谷部を見た凹所であることを特徴とする積層構造物。

2.本件特許発明の「連続する略山形の山形部」について
本件特許発明の構成要件A1等の「略山形の山形部」について、本件特許公報(甲第2号証)の段落【0029】には、「本発明に言う骨格部材50を構成する「略山形の山形部51」とは、図5(a)に示すような一方向に連続する山形形状に限らず、図5(b)に示すような山形が平らな部分を有する形状、図5(c)に示すような傾斜部分が真上に起立している形状、図5(d)に示すような波形の形状のほかに、図5(e)、(f)、(g)に示すようなこれらの山形形状の山形と山形との間に平らな部分を有するものや、平らな部分が等間隔、規則的な不等間隔の場合でも含まれるものである。」と記載されているから、「略山形」には、平らな部分を有する略台形も含まれるといえる。

第3.イ号物件の構成
(1)「イ号物品の説明」及び「イ号図面の説明書」の記載事項
請求人が提出した判定請求書中の「イ号物品の説明」及び判定請求書に添付された「イ号図面の説明書」の「3.イ号物品の説明」には、イ号物件の構成について次のように記載されている。
「a.並列した骨格部材の断面の形状が連続する略山形の山形部aを有し、前記断面と直交する方向に周期的に略同一断面の形状を有し、山形部の斜面には前記断面と直交する方向に波形形状の凹凸を設けた骨格部材と、
b.この骨格部材を積層して形成される積層構造物であって、
c.隣接する骨格部材の内の一方の骨格部材の略山形の山形部aの谷部bと、下に隣接する骨格部材の内の他方の骨格部材の山形部aの頂部cとは、交差する関係に配置されて積層され、
d1.山形部aの裏面側の形状は、表面側の前記山形部の形状に沿って設けられて山形部の裏面側に裏面側空間dを形成し、
d2.上に隣接する骨格部材の山形部aの谷部bが、下に隣接する骨格部材の山形部aの頂部cに設けた頂部凹所c1(骨格部材の表面側から頂部を見た凹所)に係止するとともに、上に隣接する骨格部材の底側の中央空間に、下に隣接する骨格部材の山形部aの頂部cが係止し(下段ジオボックスの上端の凹凸に、上段ジオボックスの下端がはまりこむ構造)、
e.裏面側空間内に山形部の裏面側の対向する斜面を接続して前記山形部を補強する補強部材eを設け
k.最上面部に平坦な平坦面部材(保護ボード)kを固定するようにした積層構造物。」

一方、上記「イ号図面の説明書」の「3.イ号物品の説明」には、イ号物件である、雨水貯留浸透層用の骨格部材のジオボックスについて、次のように記載されている。
「この骨格部材のジオボックスは、イ号図面である図1、2(図6-1?図6-6)に示すように、細長い1連の山形部からなる骨格部材(ジオボックス)で、山形部aの頂部cには頂部凹所clが、山形部aの谷部bには谷部凹所bl(骨格部材の裏面側から谷部bを見た凹所)とが形成され、山形部の両側斜面にはコの字状に入り込だり凸凹を連ねた波形形状が設けられ、山形部aの裏側内部は雨水貯留用の裏側空間dが存在し、イ号図面である図6-5乃至図6-9、図7に示すように、裏面側空間dの対向する山形斜面を接続して山形部aを補強する補強部材eが設けられている。
この骨格部材は、図3の図示及び記載のように、運搬時の荷姿として、ジオボックスが買い物かご状に同じ方向に積み重ねられて運搬する。そして、骨格部材を、イ号図面である図4、図5に示すように、並列して前後左右に敷き詰め、その敷き詰めた上に、90°交差する方向に骨格部材を敷き詰めて積層し、図5に示すように、最上面部には、土圧分散のための上側が平坦な平坦面部材(保護ボード)kをセットして、雨水貯留浸透層を形成する。
上下方向の積み重ねの際、上に隣接する骨格部材の山形部aの谷部bが、下に隣接する骨格部材の山形部aの頂部cに設けた頂部凹所c1(骨格部材の表面側から頂部を見た凹所)に係止し、上に隣接する骨格部材の底側の中央空間に、下に隣接する骨格部材の山形部aの頂部cが係止して、係合固定される。
この際、一単位の骨格部材を複数並列して敷き詰めるので、並列の方向には、連続する略山形の山形部を有することになる。」(「イ号図面の説明書」2頁4?23行)
又、【図1】ないし【図7-2】には、イ号物件の骨格部材は、周側壁、頂面及び底面を有し、底面中央部が開放したかご状のものであって、頂面における巾方向の中央に、長手方向に連続する頂部凹所(c1)が形成され、その両側に、長手方向の断面の形状が連続する4つの略山形となり、頂部凹所(c1)より高い頂部(c)を有する四角錐列が形成された形状であることが記載されている。
さらに、【図4】には、組立方法として「2段目は、1段目の方向と90°回転させた方向に、・・・並べる。下段ジオボックスの上端の凹凸に、上段ジオボックスの下端がはまりこむ構造となっている。また、上段ジオボックスは下段ジオボックスの接合部をまたぐような状態になり・・・」と記載されている。

以上より、請求人が特定した「並列した骨格部材の断面の形状が連続する略山形の山形部a」は、イ号物件の骨格部材を複数並列した場合の形状を示したものと認められ、単一の骨格部材は、巾方向に一つの山形部しか有しておらず、谷部を有していない。すなわち請求人が「谷部b」と認定した部位は、骨格部材の長手方向の下端縁にすぎず、しかも、長手方向の下端縁には、谷部凹所bl(骨格部材の裏面側から谷部bを見た凹所)は形成されていない。
さらに、構成aの「山形部a」は【図1】【図2】に示す赤の一点鎖線で示される断面形状を示していると解されるが、構成d1、d2、eに記載の「山形部a」は底面から突出している部分全体を意味していると解され、「山形部a」の定義が不明りょうであり、請求人が特定する上記構成a、cは、イ号物件を適切に表していない。
そして、「山形部a」が、底面から突出している部分全体であるとすると、イ号物件の「山形部a」は、【図1】【図2】に示す赤の一点鎖線で示される断面形状を有し、頂部(c)の中央部に頂部凹所(c1)を有する凸状部(以下、「凸状部(a1)」という。)と、頂部凹所(c1)を頂部とする巾の狭い略山形の凸状部(以下、「凸状部(a2)」という。)とを長手方向に交互に配置した形状ということができる。

(2)イ号物件の構成
以上のことから、イ号図面及びその説明書に基いて、イ号物件の構成を次のとおり特定する。
a.周側壁、頂面及び底面を有し、底面中央部が開放したかご状であり、頂面における巾方向の中央に、長手方向に連続する頂部凹所(c1)が形成され、その両側に、長手方向の断面の形状が連続する4つの略山形となる略四角錐列を形成した形状である骨格部材であって、
巾方向の断面の形状が略山形で、左右の頂部(c)の間に頂部凹所(c1)を有する凸状部(a1)と、巾方向の断面の形状が、凸状部(a1)より幅が狭い略山形で、頂部凹所(c1)を頂部とする凸状部(a2)とが長手方向に交互に配置される山形部(a)(凸状部(a1)及び凸状部(a2))を有する骨格部材と、
b.この骨格部材を並列して前後左右に敷き詰め、その上にさらに積層して形成される積層構造物であって、
c1.骨格部材の長手方向が直交するように上下に積層され、
c2.その際、上段の骨格部材は下段の骨格部材の接合部をまたぐような状態に積層され、
d1.前記山形部(a)の裏面側の形状は、表面側の前記山形部(a)に沿って設けられて前記山形部(a)の裏面側に裏面側空間(d)を形成し、
d2.上側の骨格部材の下端縁が、下側の骨格部材の頂部凹所(c1)及び凸状部(a1)の頂部(c)周辺の段部に係合載置され、上に隣接する骨格部材の裏面側空間(d)に、下に隣接する骨格部材の凸状部(a1)の頂部(c)が係止し、
e.該裏面側空間(d)内に前記山形部(a)の裏面側の対向する斜面を接続して前記山形部(a)を補強する補強部材(e)を設け、
k.最上部面に上面部を平坦面に構成した平坦面部材(保護ボード)(k)を固定するようにした積層構造物。

第4.当事者の主張
1.請求人の主張
請求人は、判定請求書において、概略次の理由によりイ号物件は、本件特許発明の技術的範囲に属する旨主張している。

[本件発明1について](請求書8?12頁)
(1)A1の構成について
(i)A1-1(断面の形状が連続する略山形の山形部)については、イ号物件は、単一の骨格部材を複数を並列にした場合は「断面の形状が連続する山形部」を有するものとなる。
本件明細書の段落【0058】【0059】には、単一の山形部を併設して集合体を形成して積層構造物とする旨の記載があり、イ号物件も単一の骨格部材を複数を並列にして骨格部材を形成しているから、「断面の形状が連続する略山形の山形部」を具備している。
(ii)A1-2(断面と直交する方向に略同一断面で延びる形状)については、イ号物件は、「同一断面で延びる」とはいえないが、本件発明とイ号物件とは同じ方向に積み重ねられ省スペース化が可能としている点で両者は技術的な意味は同じであるから、均等要件(2)の置換可能性がある。
しかも、強度を高めるために、波形の凹凸を付することは甲第3号証及び甲第4号証に示すように常套手段であるから、均等要件(3)の置換容易性がある。
このように、形状が異なるように見えるが、本件発明1の本質的な部分は同じである。
(2)B1ないしE1の構成について
イ号物件は、B1ないしE1の構成を具備する。

[本件発明2、3について](請求書12頁)
本件発明1のA1は、本件発明2、3のA2、A3に、同様にB1は、B2、B3に、C1は、C2、C3に、D1はD2、D3に、E1はE2、E3に相当する。
したがって、イ号物件は、均等要件を考慮すると、本件発明2、3の技術的範囲に属する。

[本件発明4、5について](請求書13頁)
本件発明4、5は、本件発明1ないし3における構成要件E1ないしE3の構成がなく、構成D4、D5に示す、山形部の頂部凹所及び谷部凹所D4、D5を設けたものである。
イ号物件の骨格部材は、谷部に谷部凹所らしき構成が見当たらないが、底面の空間に山形部の頂部cが嵌合しており、底の空間部が本件特許の谷部凹所に相当し上下の骨格部材をしっかりと保持しており、本件明細書の段落【0068】に記載の本件発明4、5の作用効果である「組立が容易で、しかも、Z軸方向に積層される骨格部材の積層状態を保持でき、強度的にも強い積層構造物を得ることができる。」との作用効果を奏することから均等要件(2)(置換可能性)に該当する。
したがって、イ号物件は、均等要件を考慮すると、本件発明4、5の技術的範囲に属する。

[本件発明11、12、13について](請求書14頁)
本件発明11、12、13は、本件発明1ないし3における構成要件D1ないしD3、及びE1ないしE3の構成がなく、最上部の骨格部材に平坦面部材K11ないしK13を設けた設けたものである。
イ号物件における、最上部の保護ボードは、表面側空間を無くしており、また、土圧分散のためとしているから、本件発明11(本件発明12、13)の構成要件K11(K12、K13)の「平坦面部材を、最上部の骨格部材の表面側の斜面に当接」と同等である。
したがって、イ号物件は本件発明11、12、13の技術的範囲に属する。

[本件発明14について](請求書15頁)
本件発明14は、本件発明4と実質的な相違はない。
また、イ号物件の積層構造物は、本件明細書の段落【0072】に記載の本件発明14の作用効果である「平面において隣接する二つの骨格部材の山形部を交差して跨ぐように、前記平面において隣接する二つの前記骨格部材のZ軸方向に前記骨格部材の山形部を設けたから、骨格部材をZ軸方向に積層し、しかも、平面において隣接する二つの骨格部材をも接続することができ、強度的にも強い積層構造物を得ることができる。」と同等の作用効果を有するものである。
したがって、イ号物件は本件発明14の技術的範囲に属する。

[証拠方法]
甲第1号証:本件特許登録原簿
甲第2号証:本件特許公報
甲第3号証:意匠登録第1153466号公報
甲第4号証:意匠登録第1153548号公報

2.被請求人の主張
イ号物件の断面は、山形部が連続する形状と言えるものではなく、請求人が特定したイ号物件の構成aは、実際のイ号物件とは異なる。
また、イ号物件の構成cは不明確かつ不正確であり、谷部や山部は交差する関係にない。
イ号物件は本件発明1の構成A1、C1を具備していないから、本件発明1の技術的範囲に属するものではない。
また、本件発明1と異なる部分が発明の本質的部分であるから、イ号物件は均等の第(1)要件(本質的部分でないこと)を満たしていない以上、均等ではない。
仮に、イ号物件と本件発明1との異なる部分が発明の本質的部分でないとしても、均等の第(2)の要件(置換可能性)は存しない。
また、第(3)の要件(置換容易性)は、第(2)要件を満たしていることを前提として判断される要件であるので、イ号物件が均等の第(2)要件を満たさない以上、問題とはならない。
同様の理由で、イ号物件は、本件発明2ないし5、本件発明11ないし14の技術的範囲にも属するものではない。

[証拠方法]
乙第1号証:特開平9-296486号公報

第5.対比・判断
1.イ号物件と本件発明1の対比
(1)イ号物件の構成aと、本件発明1の構成要件A1を対比する。
(1-1)本件発明1の構成要件A1の「断面の形状が連続する略山形の山形部」の断面の方向を巾方向とし、A1のうちの「断面と直交する方向」を長手方向とすると(以下、「態様1」という。)、イ号物件の骨格部材は、巾方向には、略山形断面が1つあるだけであるから、本件発明1のA1のうちの「断面の形状が連続する略山形の山形部」を有する構成を備えていない。
また、イ号物件の骨格部材は、長手方向には、幅の広い略山形の凸状部(a1)と幅の狭い略山形の凸状部(a2)とが長手方向に交互に表れる形状であるから、本件発明1のA1のうちの「前記断面と直交する方向(長手方向)に略同一断面で延びる形状を有する」する構成も備えていない。
なお、本件明細書の段落【0058】【0059】には、単一の山形部を併設して集合体を形成して積層構造物とする旨の記載があるが、この記載は単一の山形部のみを有する骨格部材も、併設して集合体を形成すれば、「断面の形状が連続する略山形の山形部」と同様の作用を奏することが示しているにすぎず、単一の山形部のみを有する骨格部材を並列したものが本件発明1の「骨格部材」であるとしたものではない。
(1-2)本件発明1の構成要件A1のうちの「断面の形状が連続する略山形の山形部」の断面の方向を長手方向とし、A1のうちの「断面と直交する方向」を巾方向とすると(以下、「態様2」という。)、イ号物件の構成aにおける、「長手方向の断面の形状が連続する4つの略山形となる四角錐列」は、本件発明1のA1のうちの「断面の形状が連続する略山形の山形部」を具備しているが、イ号物件の骨格部材の巾方向中央には、頂部凹部c1が形成されており、四角錐列は、頂部凹部c1の両側に配置されるもので、巾方向に同一断面で延びるものではないから、本件発明1のA1のうちの「前記断面と直交する方向(巾方向)に略同一断面で延びる形状を有する」構成を備えていない。
したがって、イ号物件の構成aは本件発明1の構成要件A1を充足しない。
(2)イ号物件の構成bと、本件発明1の構成要件B1を対比すると、イ号物件の構成bは、「骨格部材を・・・積層して形成される積層構造物」であるから、本件発明1の構成要件B1を充足する。
(3)イ号物件の構成c1と、本件特許発明の構成要件C1を対比する。
本件発明1の構成要件C1は、骨格部材を「隣接する前記骨格部材の内の一方の前記骨格部材の連続する略山形の山形部の谷部と隣接する前記骨格部材の内の他方の前記骨格部材の山形部の頂部とは、交差する関係に配置されて積層」されるものである。
イ号物件の構成aの骨格部材は「骨格部材の長手方向が直交するように上下に積層」するものではあるが、上記態様1についてみれば、骨格部材は、谷部を有していない。なお、請求人がイ号図面で「谷部b」とする骨格部材の下端縁は、骨格部材の山形部(a)の頂部凹所(c1)と交差するものではあるが、「連続する略山形の山形部の谷部」とはいえないものである。
また、態様2において、長手方向に連続する四角錐列の四角錐(「山形部」に相当する)を接続する底部を「谷部」とすると、上に隣接する骨格部材の谷部は、下に隣接する骨格部材の頂部凹所(c1)上に位置するものであって、四角錐の頂部(c)と交差する関係に配置されるものではない。
したがって、イ号物件の構成c1は、本件発明1の構成要件C1を充足しない。
(4)イ号物件の構成d1及びeは、本件発明1の構成要件D1及びE1を充足する。
(5)以上のとおり、イ号物件は、本件発明1の構成要件A1及びC1を充足しないから、本件発明1の技術的範囲に属しない。

2.イ号物件と請求項2、3に係る発明について
本件発明2、3は、骨格部材を立体的に表す表現としてX軸、Y軸及びZ軸を用いているだけであって、本件発明1と実質的に同一であり、本件発明1の構成要件A1は、本件発明2の構成要件A2及び本件発明3の構成要件に相当し、以下同様に、B1はB2及びB3に、C1はC2及びC3に、D1はD2及びD3に、E1はE2及びE3にそれぞれ相当する。
そして、イ号物件の構成a及びc1は、本件発明1の構成要件A1、C1と同様に、本件発明2の構成要件A2及びC2並びに本件発明3の構成要件A3及びC3を充足しないから、イ号物件は、本件発明2及び3の技術的範囲に属しない。

3.イ号物件と本件発明4について
(1)イ号物件の構成aと、本件発明4の構成要件A4を対比する。
本件発明4の構成要件A4は、骨格部材を立体的に表す表現としてX軸、Y軸及びZ軸を用いているが、本件発明1の構成要件A1と実質的に同一であり、イ号物件の構成aは、本件発明1の構成要件A1と同様に、本件発明4の構成要件A4を充足しない。
(2)イ号物件の構成bは、本件発明4の構成要件B4を充足する。
(3)イ号物件の構成cと、本件特許発明の構成要件C4を対比する。
本件発明4の構成要件C4は、上記本件発明1の構成要件C1と実質的に同一であり、イ号物件の構成c1は、上記本件発明1の構成要件C1と同様に、本件発明4の構成要件C4を充足しない。
(4)イ号物件の構成d2と、本件特許発明の構成要件D4を対比する。
本件発明4の構成要件D4は、Z軸方向に積層された隣接する前記骨格部材の内の一方の前記骨格部材の前記山形部の谷部に設けた谷部凹所が、隣接する前記骨格部材の内の他方の前記骨格部材の前記山形部の頂部に設けた頂部凹所に係止するものである。
これに対して、イ号物件の構成d2は、谷部凹所を有していないから、本件発明の構成要件D4を充足しない。
(5)以上のとおり、イ号物件は、本件発明4の構成要件A4、C4及びD4を充足しないから、本件発明4の技術的範囲に属しない。

4.イ号物件と本件発明5について
本件発明5は、本件発明4の構成要件A4の「X軸方向に連続する略山形の山形部」をA5で「X軸と該X軸に直交するZ軸に沿って切断した断面の形状が連続する略山形の山形部」と表現したにすぎず、本件発明4と実質的に同一であり、本件発明4の構成要件A4は、本件発明5の構成要件A5に相当し、以下同様に、B4はB5に、C4はC5に、D4はD5に、それぞれ相当する。
そして、イ号物件の構成a、c1、d2は、上記本件発明4について検討したと同様の理由で、本件発明5の構成要件A5、C5及びD5を充足しないから、イ号物件は本件発明5の技術的範囲に属しない。

5.イ号物件と本件発明11について
(1)イ号物件の構成aと、本件発明11の構成要件A11を対比する。
本件発明11の構成要件A11は、上記本件発明1の構成要件A1と同一であり、イ号物件の構成aは、上記本件発明1の構成要件A1と同様に、本件発明11の構成要件A11を充足しない。
(2)イ号物件の構成bは、本件発明11の構成要件B11を充足する。
(3)イ号物件の構成c1と、本件発明11の構成要件C11を対比する。
本件発明11の構成要件C11は、上記本件発明1の構成要件C1と同一であり、イ号物件の構成cは、上記本件発明1の構成要件C1と同様に、本件発明11の構成要件C11を充足しない。
(4)イ号物件の構成kと、本件発明11の構成要件K11を対比する。
本件発明11の構成要件K11は、「最上部の前記骨格部材の隣接する表面側の前記山形部との間に表側空間が形成され、前記表面側空間を埋めるように、隣接する前記山形部の表面側の対向する斜面にそれぞれ当接し、上面を平坦面に構成した平坦面部材を設け、前記平坦面部材の上面を前記山形部の頂部に一致させる」されるものである。
これに対して、イ号物件の構成kは、「最上部面に上面部を平坦面に構成した平坦面部材(保護ボード)kを固定するようにした」するものであり、該平坦面部材(保護ボード)kは、最上部の骨格部材の隣接する表面側の山形部との間の空間を埋めるように、隣接する前記山形部の表面側の対向する斜面に当接するものではないから、イ号物件の構成kは本件発明11の構成要件K11を充足しない。
(5)以上のとおり、イ号物件は、本件発明11の構成要件A11、C11及びK11を充足しないから、本件発明11の技術的範囲に属しない。

6.イ号物件と本件発明12及び本件発明13について
本件発明12及び本件発明13は、骨格部材を立体的に表す表現としてX軸、Y軸及びZ軸を用いているだけであって、本件発明11と実質的に同一であり、本件発明11のA11は、本件発明12のA12及び本件発明133のA13に対応し、以下同様に、B11はB12及びB13に、C11はC12及びC13に、K11はK12及びK13に相当する。
そして、イ号物件の構成a、c1及びkは、本件発明11の構成要件A11、C11と同様に、本件発明12の構成要件A12、C12及びK13、並びに、本件発明の13の構成要件A13、C13及びK13を充足しないから、イ号物件は、本件特許の本件発明12及び本件発明13の技術的範囲に属しない。

7.イ号物件と本件発明14について
(1)イ号物件の構成aと、本件発明14の構成要件A14を対比する。
本件発明14の構成要件A14は、上記本件発明4の構成要件A4と同一であり、イ号物件の構成aは、上記本件発明4の構成要件A4と同様に、本件発明14の構成要件A14を充足しない。
(2)イ号物件の構成bと、本件発明14の構成要件B14を対比すると、イ号物件の構成bは、「骨格部材を並列して前後左右に敷き詰め」るものであるから、「X軸方向と前記X軸方向に直交するY軸方向とで形成される平面に、骨格部材を並設」していると言うことができ、本件発明14の構成要件B14を充足する。
(3)イ号物件の構成c1、c2及びd2と、本件発明14の構成要件C14を対比すると、イ号物件の構成c1及びc2は、本件発明14の構成要件D14のうち、「前記平面において隣接する二つの前記骨格部材の山形部を交差して跨ぐように前記平面において隣接する二つの前記骨格部材の前記Z軸方向に前記骨格部材の山形部を設ける」を充足する。
しかし、イ号物件の構成d2は、谷部凹所を有していないから、本件発明の構成要件D14の「前記平面において隣接する二つの前記骨格部材の前記頂部凹所に、前記平面において隣接する二つの前記骨格部材の前記Z軸方向に設けた前記骨格部材の谷部凹所が係止され、前記頂部凹所は、前記骨格部材の表面側から前記頂部を見た凹所であり、前記谷部凹所は、前記骨格部材の裏面側から前記谷部を見た凹所である」との構成を具備しない。
したがって、イ号物件は、本件発明14の構成要件A14、C14及びD14を充足しないから、本件発明14の技術的範囲に属しない。

8.均等の判断
最高裁平成6年(オ)第1083号判決(平成10年2月24日判決言渡、民集52巻1号113頁)は、特許発明の特許請求の範囲に記載された構成中に、相手方が製造等をする製品又は用いる方法(以下「対象製品等」という)と異なる部分が存在する場合であっても、以下の対象製品等は、特許請求の範囲に記載された製品等と均等なものとして、特許発明の技術的範囲に属するものと解するのが相当であるとしている。
積極的要件
(1)相違部分が、特許発明の本質的な部分でない。
(2)相違部分を対象製品等の対応部分と置き換えても、特許発明の目的を達することでき、同一の作用効果を奏する。
(3)対象製品等の製造時に、異なる部分を置換することを、当業者が容易に想到できる。
消極的要件
(4)対象製品等が、出願時における公知技術と同一又は当業者が容易に推考することができたものではない。
(5)対象製品等が特許発明の出願手続において、特許請求の範囲から意識的に除外されたものに当たる等の特段の事情がない。

そこで、本件発明1とイ号物件との異なる部分が均等の要件(1)を満たすか否かについて判断する。
本件特許明細書の段落【0003】によれば、本件発明1は、「従来の地下貯水構造物は、中空部分に設置される有孔パイプを現場まで運搬したり保管したりするのは大きなスペースを必要とし、また、施工の際に有孔パイプが充填されるように配置するのは容易ではなく、その位置決めに時間が費やされる。更に、有孔パイプの製造は、形状に起因してコストを上昇させるという問題点があった。」という課題を解決するものである。
そこで、上記問題点を解決するための手段として、本件発明1は、
「A1.断面の形状が連続する略山形の山形部を有し、前記断面と直交する方向に略同一断面で延びる形状を有する骨格部材」であって、「D1.前記山形部の裏面側の形状は、表面側の前記山形部の形状に沿って設けられて前記山形部の裏面側に裏面側空間を形成」する構成を採用し、それにより、本件特許明細書段落【0022】に記載の、
「…同じ方向に積み重ねると、図6に示すように、ぴったり積み重ねられる。…骨格部材50を図6に示すように、同じ方向に積み重ねて運搬や保管を行うことにより、省スペース化が可能である…」ことを実現している。
さらに、上記骨格部材を、「C1.隣接する前記骨格部材の内の一方の前記骨格部材の連続する略山形の山形部の谷部と隣接する前記骨格部材の内の他方の前記骨格部材の山形部の頂部とは、交差する関係に配置されて積層」する構成とすることができるものである。
そうすると、本件発明1の構成要件A1及びD1並びにC1は、本件発明1の本質的な部分と認められ、この構成なくしては、同じ方向にぴったり積み重ねることはできない。
既述したように、イ号物件の構成a及びc1は、本件発明1の構成要件A1及C1と異なり、山形部が略同一断面で延びる形状を有していないため、イ号図面の説明の図3に示すように、積み重ねの位置、積み重ねの深さが制限されるものである。
したがって、本件発明1の構成中のイ号物件と異なる部分が発明の本質的な部分と認められるから、上記均等の第(1)要件を満たしておらず、イ号物件は本件発明1と均等なものとすることはできない。

本件発明2?5及び本件発明11?14についても、本件発明1と同様に、イ号物件は、本件発明2?5及び本件発明11?14の本質的部分が異なるから、これらの発明と均等とすることはできない。

請求人は、均等の上記第(1)要件を検討することなく、均等の第(2)及び第(3)要件について検討することのみをもって、イ号物件が本件発明と均等であるとの主張をしているが、均等の第(2)及び第(3)要件は、均等の第(1)要件の「異なる部分が特許発明の本質的部分ではない」ことを前提とするものであり、既述のとおり、異なる部分が本件特許発明の本質的部分と認められるものであるから、イ号物件は、均等の第(2)及び第(3)要件について検討するまでもなく、本件発明と均等であるということはできない。

第6.むすび
以上のとおりであるから、イ号物件は、本件発明1?5及び本件発明11?14の技術的範囲に属しない。
よって、結論のとおり判定する。
 
別掲
 
判定日 2008-08-08 
出願番号 特願平10-115778
審決分類 P 1 2・ 1- ZB (E03B)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 藤原 伸二  
特許庁審判長 山口 由木
特許庁審判官 家田 政明
宮崎 恭
登録日 1999-03-19 
登録番号 特許第2901959号(P2901959)
発明の名称 積層構造物  
代理人 江藤 聡明  
代理人 飯村 重樹  
代理人 小原 英一  
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