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審決分類 審判 判定 同一 属さない(申立て成立) E03C
管理番号 1239766
判定請求番号 判定2011-600010  
総通号数 140 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許判定公報 
発行日 2011-08-26 
種別 判定 
判定請求日 2011-03-18 
確定日 2011-07-14 
事件の表示 上記当事者間の特許第3169870号の判定請求事件について,次のとおり判定する。 
結論 イ号図面及びその説明書に示す「流し台のシンク」は,特許第3169870号の請求項1に係る発明の技術的範囲に属しない。 
理由 第1.請求の趣旨
判定請求人は,判定請求書の「請求の理由」欄において,特許第3169870号の請求項1に係る発明のみを対象に請求の理由を述べていることから,本件判定請求の趣旨は,イ号図面及びその説明書に記載する「流し台のシンク」(以下,「イ号物件」という。)が,特許第3169870号の請求項1に係る発明(以下,「本件特許発明」という。)の技術的範囲に属しない,との判定を求めるものであると認定した。

第2.本件特許発明
1.本件特許発明の構成
本件特許発明は,特許明細書及び図面の記載からみて,特許請求の範囲の請求項1に記載されたとおりのものであり,その発明を構成要件に分説すると,次のとおりである。

A 前後の壁面の,上部に上側段部が,深さ方向の中程に中側段部が形成されて,
B 前記上側段部および前記中側段部のいずれにも同一のプレートを,掛け渡すようにして載置できるように,
C 前記上側段部の前後の間隔と前記中側段部の前後の間隔とがほぼ同一に形成されてなり,かつ,
D 前記後の壁面である後方側の壁面は,前記上側段部と前記中側段部との間が,下方に向かうにつれて,奥方に向かって延びる傾斜面となっていることを特徴とする
E 流し台のシンク。

2.本件特許発明の課題・効果
(1)課題に関する特許明細書の記載
本件特許発明の課題について,特許明細書には以下の記載がある(下線は当審にて付与)。

(a)「【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,上記従来の流し台21のシンク22にあっては,上側段部23,23の前後の間隔と,中側段部24,24の前後の間隔とは,異なっていた。…その結果,上側段部用と中側段部用との,両方の専用の調理プレートを用意する必要があった。
【0004】この発明は,上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり,その目的とするところは,上側段部と中側段部とのそれぞれに,上側あるいは中側専用の調理プレート等のプレートを用意する必要のない,流し台のシンクを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る流し台のシンクは,前記目的を達成するために,次の構成からなる。すなわち,請求項1に記載の発明は,前後の壁面の,上部に上側段部が,深さ方向の中程に中側段部が形成されている。そして,前記上側段部および前記中側段部のいずれにも同一のプレートを,掛け渡すようにして載置できるように,前記上側段部の前後の間隔と前記中側段部の前後の間隔とがほぼ同一に形成されてなり,かつ,前記後の壁面である後方側の壁面は,前記上側段部と前記中側段部との間が,下方に向かうにつれて,奥方に向かって延びる傾斜面となっている。こうして,後の壁面である後方側の壁面は,上側段部と中側段部との間が,下方に向かうにつれて奥方に向かってのびる傾斜面でつながって,上側段部の前後の間隔と中側段部の前後の間隔とがほぼ同一に形成されており,それら上側段部と中側段部とに,選択的に同一のプレートを掛け渡すようにして載置することができる。」

(2)効果に関する特許明細書の記載
本件特許発明の効果について,特許明細書には以下の記載がある(下線は当審にて付与)。

(b)「【0028】
【発明の効果】以上,詳述したところから明らかなように,この発明に係る流し台のシンクによれば,次の効果がある。
【0029】請求項1に記載された流し台のシンクによれば,上側段部と中側段部とに,選択的に同一のプレートを掛け渡すようにして載置することができるので,それら上側段部と中側段部とのそれぞれに,上側あるいは中側専用のプレートを用意する必要がない。また,後の壁面である後方側の壁面につき,上側段部と中側段部との間を,下方に向かうにつれて奥方に向かってのびる傾斜面でつなぐことにより,上側段部の前後の間隔と中側段部の前後の間隔とを容易にほぼ同一にすることができる。」

(3)まとめ
上記摘記事項(a)及び(b)によれば,本件特許発明は,調理プレート載置用の段部を鉛直な前後の壁面の高さ方向に2箇所設けた従来の流し台シンクでは,上側段部と中側段部との前後の間隔が異なってしまい,上側あるいは中側専用の調理プレートを個別に用意しなければならないという課題があったのに対して,同課題を解決するため,後の壁面である後方側の壁面を「上側段部と中側段部との間が,下方に向かうにつれて,奥方に向かって延びる傾斜面」で「つなぐ」ことによって,上側段部の前後の間隔と中側段部の前後の間隔とを容易にほぼ同一にすることができる効果を奏するものであると認められる。

第3.イ号物件
請求人が提出したイ号図面及びその説明書(別添参照)の記載からみて,イ号物件は,次に分説するとおりのものと特定される(括弧内はイ号図面中に付された符号である)。

a 前後の壁面(8h',8i')の,上部にほぼ水平な上面を有する上側凸条(8b',8b')が,深さ方向の中程にほぼ水平な上面を有する中側凸条(8n',8n')が形成されており,
b 前記上側凸条(8b',8b')の上面および前記中側凸条(8n',8n')の上面のいずれにも同一のプレート(P)を,掛け渡すようにして載置できるように,
c 前記上側凸条(8b',8b')の上面における前後の間隔と前記中側凸条(8n',8n')の上面における前後の間隔とがほぼ同一に形成されてなり,かつ,
d 前記後の壁面(8i')側の前記上側凸条(8b')の下面は,下方に向かうにつれて,奥方に向かって延びる傾斜面となっており,当該下面から前記中側凸条(8n')までの間の前記後の壁面(8i')は鉛直面となっていて,前記上側凸条(8b')の上面と前記中側凸条(8n')の上面との間を全体としてみた場合,その主たる部分を前記鉛直面が占めている
e 流し台のシンク。

イ号物件に関して,請求人は,判定請求書において,その構成dは,「後の壁面である後方側壁面(8i')も,前の壁面である前方側壁面(8h')と平行であり,かつこれら両壁面は同様に鉛直面となっている」と特定すべき旨を主張しているのに対して,被請求人は,判定請求答弁書において,「イ号図面の図2には,本件発明との対比で重要となる『前後の壁面の断面形状』が,判定請求人の言う『上側凸条』の下部において『傾斜面』となっていることが明らかであるにもかかわらず,その点に全く触れておらず,不正確である。」と主張したうえで,構成dについて「後の壁面である後方側の壁面は,上側段部の下部が,下方に向かうにつれて,奥方に向かって延びる傾斜面となっている」と特定すべきと主張している。
しかし,イ号物件では,上側凸条(8b',8b')及び中側凸条(8n',8n')が前後の壁面(8h',8i')の要素であるか否かは別として,被請求人が主張するように,上側凸条の下面が「下方に向かうにつれて,奥方に向かって延びる傾斜面」になっていることは明らかであり,一方,請求人が主張するように,その下面から中側凸条までの間の後の壁面(8i')が「鉛直面」となっていることも明らかであるから,構成dを上記のように特定した。

第4.当事者の主張
1.請求人の主張
請求人は,判定請求書(5)1)?3)欄において,構成要件A?Cの充足性について縷々主張するものの,結局のところ,同(6)欄において,イ号物件は,「Dの構成要件を備えておらず,従って,構成要件の一部を欠いており」本件特許発明の技術的範囲に属しない旨を主張し,その理由として,同(5)4)欄において概略以下のとおり主張している。

イ号物件では,いずれも鉛直面である前後の壁面に上側凸条及び中側凸条が形成された結果,上側凸条及び中側凸条の前後の間隔が同一となっているのに対して,本件特許発明では,上側段部と中側段部との間の後の壁面を,下方に向かうにつれて,奥方に延びる傾斜面とすることにより,上側段部及び中側段部の前後の間隔を同一にしており,イ号物件の構成dは本件特許発明の構成要件Dを充足しない。

2.被請求人の主張
被請求人は,判定請求答弁書において,イ号物件は本件特許発明の技術的範囲に属する旨を主張し,特に請求人が充足しないと主張する構成要件Dに関連して,
(イ)「…後方側の壁面8iの傾斜面は,壁面間(段差間)の間隔を調整する手段として機能しているのであり,この機能・作用を有する傾斜面こそ構成要件Dの『傾斜面』であると解釈するべきである。したがって,上記機能・作用を有する限り,傾斜面の傾斜角度や長さが相対的に小さいものであっても構成要件Dの『傾斜面』に該当する。」(第7頁第22?27行目)
(ロ)「…後方側の壁面は,上側段部と中側段部の前後の間隔とを同一にして,各段部に同一のプレートを掛け渡すことができるように,下方に向かうにつれて奥方に延びるように形成されているものであれば,本件明細書に記載にされた実施形態に限られるものではなく,上側段部の前後の間隔と中側段部の前後の間隔とを容易にほぼ同一にすることができる(そのような機能・作用を果たす)形状のものであればよいのである。」(第8頁第24?30行目)
のように主張し,概略以下のように述べている。

イ号物件の構成dにおいて,上側凸条の下面が,下方に向かうにつれて,奥方に向かって延びる傾斜面となっていることは,本件特許発明の構成要件Dにおいて,「後の壁面である後方側の壁面は,上側段部と中側段部との間が,下方に向かうにつれて,奥方に向かって延びる傾斜面となっている」ことを充足する。

第5.対比・判断
本件特許発明の技術的範囲に対するイ号物件の属否について,以下に対比・判断をする。

1.構成要件Aの充足性について
構成要件Aの「段部」は,構成要件Bとして記載されるように「プレートを,掛け渡すようにして載置できる」ものであり,構成aの「凸条」も,構成bとして特定されるようにその上面に「プレートを,掛け渡すようにして載置できる」ものであるから,「凸条の上面」は「段部」に相当し,イ号物件の構成aは,本件特許発明の構成要件Aを充足する。

2.構成要件B,C及びEの充足性について
構成要件B及びCと構成b及びcとを対比すると,上述のとおり「凸条の上面」は「段部」に相当するから,イ号物件の構成b及びcは,本件特許発明の構成要件B及びCを充足する。
また,構成要件Eと構成eとは同一であり,イ号物件の構成eは,本件特許発明の構成要件Eを充足する。

3.構成要件Dの充足性について
(1)構成要件Dの「傾斜面」について
イ号物件の構成dにおける「上側凸条の下面」が,本件特許発明の構成要件Dの「傾斜面」に相当するか否かについて当事者間に争いがあるので,まず,構成要件Dの「傾斜面」について,以下に検討する。

(イ)後方側の壁面の形状に関する特許明細書の記載
特許発明の技術的範囲は,願書に添附した明細書の特許請求の範囲の記載に基いて定めなければならず(平成14年法律第24号改正附則第3条第1項によりなお従前の例によるとされる同法による改正前の特許法第70条第1項),その場合においては,願書に添付した特許請求の範囲以外の部分の記載を考慮して,特許請求の範囲に記載された用語の意義を解釈するものとされているところ(同第2項),構成要件Dにより特定される後方側の壁面の形状に関して,特許明細書の【発明の詳細な説明】欄には以下の記載がある。

(c) 「【0009】シンク部8は,第1の段部8a,8a,第2の段部8b,8b,第1の凹部8c,第2の凹部8dおよび第3の凹部8eから構成されている。第1の段部8aは,天板本体7から若干下がるように形成されている。第2の段部8bは,第1の段部8aの手前側と後方側を帯状に残すようにして,その第1の段部8aから,さらに若干下がるように形成されている。…」

(d) 「【0010】シンク8gは,図4にて明示するように,その後方側の壁面8iが,シンク8gの開口部8jよりも下部が奥方に延びるように形成されている。具体的には,後方側の壁面8iは,第2の段部8bから下が,下方に向かうにつれて,奥方に向かって延びる傾斜面となっている。…さらに,シンクの前後の壁面8h,8iの,深さ方向の中程に,その前後の壁面の左右方向のほぼ全域にわたって,中側段部8n,8nが形成されている。…こうして,シンクの後方側の壁面8iの傾斜面は,中側段部8nにより,上部傾斜面8pと下部傾斜面8qとに分断されている。…」

(e) 「【0013】…また,この天板6の第2の段部8b,8bには,大型のまな板14が,掛け渡されるようにして載置され,そのまな板14は,第2の段部8b,8b上を,シンク部8の左右の端から端までスライド可能となっている。…」

(f) 「【0018】…また,後方側の壁面8iは,下方に向かうにつれて,奥方に向かって延びる傾斜面(上部傾斜面8pおよび下部傾斜面8q)となっていており,その壁面8iは,徐々に奥方に向かうので,その壁面8iの清掃を容易に行うことができる。」

(g) 「【0027】なお,本発明は,上述した実施の形態に限定されるわけではなく,その他種々の変更が可能である。…また,シンク8gの後方側の壁面8iは,上側段部8fと中側段部8nとの間が,第2の段部8bを経由して,下方に向かうにつれて,奥方に向かって延びる上部傾斜面8pとなっていなくとも,上側段部8fと中側段部8nとに同一のプレートが掛け渡すことができるよう,奥方に延びるように形成されているものであればよく,その形状は任意である。…また,図示実施の形態においては,上側段部8fと中側段部8nとの間に,まな板14のスライドを案内する第2の段部8bを設けたが,かかる第2の段部8bを省略しても構わない。」

(ロ)特許明細書の記載及び図面を考慮した構成要件Dの解釈
構成要件Dの「…段部と…段部の間が…下方に向かうにつれて…傾斜面になっている」との表現からは,段部間が傾斜面となっていると理解でき,上記第2.2.(3)欄に記載したように,本件特許発明の課題解決手段も段部間を傾斜面で「つなぐ」ことにあると特許明細書において説明されている。
しかし,上記摘記事項(d)に係る本件特許発明の実施の形態は,上側段部8fと中側段部8nとの間に第2の段部8bが形成され,第2の段部8bから下の後方側の壁面8iが,下方に向かうにつれて,奥方に向かって延びる上部傾斜面8pとなっているものの,同摘記事項において参照する【図4】では,上側段部8fと第2の段部8bとの間に傾斜面はない。
よって,構成要件Dの「傾斜面」は,上側段部8fと中側段部8nとの間の全てが傾斜しているような態様でなくてもよいと解すべきである。

一方で,上記摘記事項(c)には,第2の段部8bが,上側段部8fから「若干下がるように形成される」と記載され,また,上記摘記事項(e)には,第2の段部8bは,まな板14を載置するために設けられた旨が記載されていることから,まな板の使用形態も考慮すれば,第2の段部8bは,後方側の壁面の上側段部8fと中側段部8nとの間のどの位置に配置されてもよいものではなく,上側段部8fに近い位置に配置されるべきものであると解される。
また,上記摘記事項(f)では,構成要件Dの「下方に向かうにつれて,奥方に向かって延びる傾斜面」について,「徐々に奥方に向かう」ものであり,それにより「清掃を容易に行うことができる」と説明されている。
よって,本件特許発明の後方側の壁面の上側段部8fと中側段部8nとの間において,傾斜面でない部分は相対的に小さく,この間を全体としてみた場合,その主たる部分が傾斜面となっていると解すべきである。

してみると,構成要件Dの「後方側の壁面」を「上側段部と中側段部との間が,下方に向かうにつれて,奥方に向かって延びる傾斜面」とすることとは,「上側段部と中側段部との間を全体としてみた場合,その主たる部分が,下方に向かうにつれて,奥方に向かって延びる傾斜面」とすることと解釈するのが妥当であり,このように解釈される傾斜面によって,上記第2.2.(3)欄に記載した課題を解決し,効果を奏していると認められる。

なお,「後方側の壁面8i」の形状に関連して,上記摘記事項(g)には,「上側段部8fと中側段部8nとの間が,第2の段部8bを経由して,下方に向かうにつれて,奥方に向かって延びる上部傾斜面8pとなっていなくとも,上側段部8fと中側段部8nとに同一のプレートが掛け渡すことができるよう,奥方に延びるように形成されているものであればよく,その形状は任意である。」との記載があるが,この記載は,「第2の段部8b」経由させる実施の形態に限定されるのではなく,上側段部8fと中側段部8nとの間の全てが傾斜面となっている実施の形態を含め,この間を全体としてみた場合,その主たる部分が傾斜面となっていさえすればよいことを説明しているものと解すべきであり,この記載を以て,上側段部8fと中側段部8nとの間に,相対的に小さくても傾斜面が有りさえすえば,本件特許発明の構成要件Dに包含されると解すことはできない。

(2)構成dと構成要件Dとの対比
イ号物件の構成dと本件特許発明の構成要件Dとを対比すると,構成dにおいて「上側凸条(8b')の下面は,下方に向かうにつれて,奥方に向かって延びる傾斜面」となっているが,「(上側凸条の)下面から中側凸条(8n')までの間の後の壁面(8i')は鉛直面」となっており,イ号物件の構成dにおいて,構成要件Dの「上側段部」に相当する「上側凸条(8b')の上面」と,「中側段部」相当する「中側凸条(8n')の上面」との間を全体としてみた場合,その主たる部分を占めるのは「鉛直面」であって,「下方に向かうにつれて,奥方に向かって延びる傾斜面」ではない。

したがって,イ号部件の構成dの「上側凸条(8b')の下面」の傾斜面は,本件特許発明の構成要件Dの「上側段部と中側段部との間が,下方に向かうにつれて,奥方に向かって延びる傾斜面」に相当しない。
また,第4.2.欄に記載した被請求人による主張(イ)及び(ロ)は,イ号物件の構成dの傾斜面が本件特許発明の構成要件Dの傾斜面と同じ機能・作用を有することを理由に,イ号物件の構成dの傾斜面が本件特許発明の構成要件Dの傾斜面に相当する旨を主張するものであるが,イ号物件の構成dの傾斜面は,上側凸条の上面と中側凸条の上面との間を全体としてみた場合,その主たる部分を占めるものではないから,イ号物件の構成dの傾斜面は本件特許発明の構成要件Dの傾斜面に相当しない。よって,これらの主張は採用できない。

(3)まとめ
よって,イ号物件の構成dは,本件特許発明の構成要件Dを充足しない。

第6.むすび
以上のとおり,イ号物件は本件特許発明の構成要件Dを充足しないから,イ号物件は,本件特許発明の技術的範囲に属しない。
よって,結論のとおり判定する。
 
別掲
 
判定日 2011-07-06 
出願番号 特願平9-322218
審決分類 P 1 2・ 1- ZA (E03C)
最終処分 成立  
前審関与審査官 小林 俊久深田 高義  
特許庁審判長 山口 由木
特許庁審判官 宮崎 恭
仁科 雅弘
登録日 2001-03-16 
登録番号 特許第3169870号(P3169870)
発明の名称 流し台のシンク  
代理人 志波 邦男  
代理人 高野 俊彦  
代理人 三原 靖雄  

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