ポートフォリオを新規に作成して保存 |
|
|
既存のポートフォリオに追加保存 |
|
PDFをダウンロード |
審決分類 |
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) C22C 審判 査定不服 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) C22C |
---|---|
管理番号 | 1279113 |
審判番号 | 不服2012-14265 |
総通号数 | 167 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2013-11-29 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2012-07-25 |
確定日 | 2013-09-12 |
事件の表示 | 特願2006- 74964「電解コンデンサ電極用アルミニウム材、電解コンデンサ用電極材ならびにアルミニウム電解コンデンサ」拒絶査定不服審判事件〔平成19年 9月27日出願公開、特開2007-247023〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求は、成り立たない。 |
理由 |
1.手続の経緯 本願は、平成18年3月17日の出願であって、原審で、平成23年4月22日付けの拒絶理由が通知され、当該拒絶理由により平成24年4月23日付けで拒絶査定されたものである。 本件審判は、この査定を不服として、同年7月25日に請求されたものであり、当審で、平成25年3月13日付けの拒絶理由が通知されている。 2.本願発明の認定 本願の請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、願書に最初に添付した特許請求の範囲において、請求項1に記載された次の事項により特定されるとおりのものと認められる。 【請求項1】 Pb含有量が0.3質量ppm以上2.5質量ppm以下であり、下記に示す評価用エッチング後のアルミニウム材の下記に示す方法にて測定したLab系における明度指数(L値)が、前処理時間が30秒の場合25以上56以下、あるいは前処理時間が45秒の場合27以上58以下、の少なくともいずれかを満足する電解コンデンサ電極用アルミニウム材。 [評価用エッチングの方法] 前処理として50℃、2mol/Lのリン酸水溶液に、アルミニウム材を30秒もしくは45秒浸漬したのち水洗し、下記に示す電解液中で電流密度0.4A/cm^(2)にて3秒間直流電解エッチングし、水洗、乾燥する。 電解液組成:塩酸1.0mol/L、硫酸2.7mol/L、硫酸アルミニウム1.0mol/L(硫酸アルミニウム水和水として添加) 電解液温度:82℃ 対極としてカーボン電極を、アルミニウム材の両側にアルミニウム材との距離17mmを隔てて設置し、両面エッチング(電流密度はアルミニウム材の投影面積あたりの値) [Lab系による明度指数(L値)の測定方法] 光学条件:45-n(JIS Z 8722 5.3.1記載の条件a) 測色条件:C光2°視野 試料の配置条件:光線束の中心の光路を含む面の法線であって、試料面中に含まれる法線と、圧延方向が垂直になるように試料を配置して測定。 3.当審拒絶の理由 当審で通知した拒絶理由の一つは、公知文献である、 特公昭61- 44139号公報(以下、「引用例1」という。) 特開平 5-287465号公報(以下、「引用例2」という。) を引用し、本願発明は、その出願前に日本国内又は外国において頒布された刊行物に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった発明に基いて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者(以下、「当業者」という。)が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないというもの(以下、「進歩性要件違反」という。)であり、 他の一つは、先行技術文献である、 特開昭63-288008号公報(以下、「引用例3」という。) 特開平 8- 97098号公報(以下、「引用例4」という。) を引用し、請求項1に記載の組成限定とL値限定が、本発明の課題を解決するに十分なものとは認められないから、本願は、特許請求の範囲の記載が、特許法第36条第6項第1号に規定する要件を満たしていないというもの(以下、「サポート要件違反」という。)である。 4.引用例の記載 引用例1 摘示1-1(2欄9?30行) 本願第2発明の軟質アルミニウム箔は、本願第1発明のアルミニウム合金箔を更に常法に従つて、例えば450℃以上の非酸化性雰囲気又は真空下に焼鈍することにより得られる。得られた軟質アルミニウム箔においては、Tlが表層部分に高濃度に偏在しているので、その表面酸化皮膜は非常に欠陥の多いものとなつているものと思われる。従つて、エツチング時、Cl^(-)イオンの浸入は容易であり且つエツチング初期の段階に多数のピツトが形成される。エツチングの進行に伴つてTlを含有する表層部分は溶出するが、一旦ピツトが形成されると、その後は孔蝕性が持続されるため、ピツトは高純度アルミニウムからなる内層部分は伸長し続け、表面積拡大率が大きくなる。表層部分の溶出後は、通常の高純度アルミニウム箔のエツチングと同様であるから、腐蝕減量は増大しない。又、得られるエツチド箔は、ピツト密度が高いので、より高容量の電解コンデンサを与え、化成特性にも更に優れたものとなる。更に、エツチド箔のL値が高いことから明らかな如く、本願第2発明のアルミニウム軟質箔は、エツチング性(エツチング効率)が良好である。 摘示1-2(3欄33行?4欄19行) 実施例 1 鋳造時に99.99%AlにTlを0?0.7ppm添加し、常法に従つて冷間圧延により0.1mmの硬質合金箔とした。Tlを含有する硬質合金箔においては、全体にわたりTlが均一に分布していることが確認された。次いで、これ等の硬質箔を真空下550℃で3時間焼鈍して軟質箔とした。Tlを含有する軟質箔においては、Tlが表層部分に高濃度に偏在していることが確認された。 (イ) 次いで、HCl12.5vol%を含むエツチング浴に得られた軟質箔を浸漬し、浴温80℃、直流電流密度30A/dm^(2)の条件下に所定時間エツチングを行なう。Tl添加量とエツチング性との関係を各エツチング時間につき調べた結果を第1図として示す。第1?3図において曲線Aは、エツチング時間30秒、曲線Bは90秒、曲線Cは180秒の場合の結果を夫々示す。 尚、第1図において、L値(0゜-45゜)とは45゜拡散方式(0゜-45゜方式)で測定されるエツチド箔表面の明度(白色度)を意味し、これは、須賀試験機(株)製の直読測色色差コンピユーター(型式CDE-SCH-4A)により測定されたものである。該L値が低い場合には、未エツチング部分が多いことを示し、一方高すぎる場合には、表面溶解が激し過ぎてピツトが形成され難い。第1図においては、Tl添加量が0.3?0.4ppmの範囲で最良の結果が得られた。 摘示1-3(第1図) 引用例2 摘示2-1 【0006】このような知見を基にして本発明が達成されたものであり、本発明の目的は、静電容量の増大が期待できる技術を提供することである。この本発明の目的は、純度が99.9%以上のアルミニウムに錫、インジウム、鉛及びタリウムの群の中から選ばれる一つ以上の元素を0.1ppm?10ppm含む電解コンデンサ用アルミニウム箔の製造方法であって、最終焼純の過程において再結晶が終了した時点からはその時の温度より高くしないように制御することを特徴とする電解コンデンサ用アルミニウム箔の製造方法によって達成される。 摘示2-2 【0009】又、得られた電解コンデンサ用アルミニウム箔における(100)面の占有率は90%以上であることが好ましい。そして、上記のようにして得られたアルミニウム箔は、微量添加元素の表面近傍における偏析が効果的になされており、その偏析量はピークに達していて、エッチングされると、このものはエッチングピットが微細で、均一なものであり、作製された電解コンデンサは静電容量が大きなものとなっていた。 引用例3 摘示3-1(1頁左欄13行?右欄9行) [従来の技術] 電解コンデンサの陽極用アルミニウム箔としては、高い静電容量を得るため、エッチングによって大きな表面積が得られるような材料が好ましい。しかし、超高純度のアルミニウム(例えば99.999%AI)で箔を作り、塩酸中で直流エツチングしても、一般にはトンネルビットの数が少ない。これはトンネルビット発生の核となる微量元素が含まれていないためであると考えられている。 そのために、高純度アルミニウムに他の元素を微量添加して、エツチングの際に高い表面積が得られるようにしている。そのために添加される元素としては、Ag、B、Ba、Bi、Ca、Cd、Cr、Ga、In、Mn、Ni、P、Pb、Sb、Sn、Sr、Th、Tl、Zn、Zr等がある。 引用例4 摘示4-1 【0002】 【従来の技術】アルミニウム電解コンデンサの電極に使用されるアルミニウム箔は、一般のアルミニウム箔とほぼ同様の工程で製造されている。即ち、溶解、鋳造を経て、熱間圧延(温度450?600℃)が行われ、最終的に冷間圧延で0.05?0.1mmの厚みにされる。コンデンサ電極用のアルミニウム箔の製造工程において一般箔と特に異なる点は、形成される酸化皮膜を薄く(好ましくは70Å以下)するために、最終焼鈍(温度300?550℃)を非酸化性雰囲気下で行うことである。そしてコンデンサ電極用アルミニウム箔の製造に際しては、その後、電解(交流電解)を行って、アルミニウム箔の表面にエッチングピットを均一に多数形成し、表面積を拡大することによって静電容量を増大させる粗面化処理が施される。 摘示4-2 【0006】 【問題を解決するための手段】本発明者たちはさらに鋭意研究した結果、箔の表面を機械的、化学的等の方法によって研削して、ロール目とロール目の間のフラットな部分にも凹凸を付けることにより、上記課題を解決できること、さらに、箔表面の研削と箔の明度指数との間に相関関係があることを発見した。そして、研削を行っていない従来材の明度指数が35程度であるのに対し、箔の表面を研削して、箔の明度指数を従来材とは異なる値に調整することによって、顕著な効果が得られることを見出し本発明を完成するに至ったものである。 5.進歩性要件違反について 5-1.引用発明の認定 引用例1には、表層部分にTlを偏在させた電解コンデンサ用軟質アルミニウム箔(摘示1-1)の実施例において、Tl添加量が0.3?0.4ppmの範囲の箔を、HCl12.5vol%を含む浴に浸漬し、浴温80℃、直流電流密度30A/dm^(2)の条件下に30秒エッチングした結果(摘示1-2)、エッチド箔表面の45゜拡散方式(0゜-45゜方式)で測定される明度L値が、約57?61になること(摘示1-3)が記載されている。すなわち、引用例1には、次の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されていると認められる。 「Tl添加量が0.3?0.4ppmの範囲にあり、HCl12.5vol%を含む浴に浸漬し、浴温80℃、直流電流密度30A/dm^(2)の条件下に30秒エッチングした後の45゜拡散方式(0゜-45゜方式)で測定される明度L値が、約57?61である表層部分にTlを偏在させた電解コンデンサ用軟質アルミニウム箔。」 5-2.発明の対比 本願発明と引用発明を対比すると、アルミニウム箔が、電解コンデンサにおいて電極に使用されることは自明である(要すれば、摘示3-1,4-1参照)から、本願発明のうち、「電解コンデンサ電極用アルミニウム材」である点は、引用発明との差異にならず、次の点で両者は相違する。 相違点1:本願発明が、「Pb含有量が0.3質量ppm以上2.5質量ppm以下」であるのに対し、引用発明は、Tl添加量が0.3?0.4ppmの範囲にある点。 相違点2:本願発明が、「前処理として50℃、2mol/Lのリン酸水溶液に、アルミニウム材を30秒もしくは45秒浸漬したのち水洗し、塩酸1.0mol/L、硫酸2.7mol/L、硫酸アルミニウム1.0mol/L(硫酸アルミニウム水和水として添加)、温度:82℃の電解液中で、対極としてカーボン電極を、アルミニウム材の両側にアルミニウム材との距離17mmを隔てて設置し、電流密度0.4A/cm^(2)にて3秒間直流電解両面エッチング(電流密度はアルミニウム材の投影面積あたりの値)し、水洗、乾燥した後のアルミニウム材の、光学条件:45-n(JIS Z 8722 5.3.1記載の条件a)、測色条件:C光2°視野、 光線束の中心の光路を含む面の法線であって、試料面中に含まれる法線と、圧延方向が垂直になるように試料を配置して測定したLab系における明度指数(L値)が、前処理時間が30秒の場合25以上56以下、あるいは前処理時間が45秒の場合27以上58以下、の少なくともいずれかを満足する」のに対し、引用発明は、HCl12.5vol%を含む浴に浸漬し、浴温80℃、直流電流密度30A/dm^(2)の条件下に30秒エッチングした後の45゜拡散方式(0゜-45゜方式)で測定される明度L値が、約57?61である点。 5-3.進歩性要件の判断 相違点1について、引用例2には、電解コンデンサ用アルミニウム箔の表面近傍に偏析させる微量元素(摘示2-2)として、PbとTlが量的に等価な一群の添加元素であること(摘示2-1)が記載されている。 してみると、引用発明において、Tlに換えPbを添加すること、すなわち、相違点1を解消することは、引用例2の記載から当業者が容易になし得た成分置換である。 相違点2について、引用発明の電解エッチングが、電流密度30A/dm^(2)(=0.3A/cm^(2))で30秒であるのに対し、本願発明の電解エッチングは、電流密度0.4A/cm^(2)で3秒であるから、エッチング量(=電流密度×時間)が異なっており、測定されたL値をそのまま比較しても意味はない。 そこで検討するに、引用例1には、偏在するTlにより、エッチング初期に多数のピッドが形成されることでL値は高くなる(摘示1-1)が、Tl無添加では、未エッチング部分が多くL値が35程度に留まること(摘示1-3)が記載されている。 してみると、引用発明の電解エッチングが、本願発明と同程度のエッチング量になる4秒程度の段階では、ビットの形成も少なく未エッチング部分が存在することになるから、そのL値が、57?61より低く、少なくとも、本願発明で特定する27?56の範囲内にあることは当業者に自明なこととと認められる。 したがって、相違点2は実質的な差異ではない。 6.サポート要件違反について 6-1.発明の詳細な説明 本願の発明の詳細な説明には、次の記載がある。 【0002】 なお、この明細書において「アルミニウム」の語はその合金を含む意味で用い、アルミニウム材には箔と板およびこれらを用いた成形体が含まれる。 【発明が解決しようとする課題】 ・・・(中略)・・・ 【0009】 この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、従来の電解コンデンサ電極用アルミニウム材において、アルミニウム材のエッチング特性が不十分であるという問題点を解決し、エッチング特性に優れた電解コンデンサ電極用アルミニウム材を提供し、さらにはこのアルミニウム材を用いた電解コンデンサ用電極材ならびにアルミニウム電解コンデンサを提供することを課題とする。 【0033】 上記評価用エッチングした箔のL値測定は、最終焼鈍後のアルミニウム材の評価法として利用できる。評価用エッチング後のアルミニウム材のL値が低い場合には、エッチピット生成が少ないか、もしくはエッチピットが局部的に集中していることを意味する。また、L値が大きすぎる場合には、ピット生成よりアルミ表面の溶解が優先されている。従ってL値は小さすぎるとピットの分散性が悪く、大きすぎると表面溶解によりアルミニウム材のロスにつながることから、本願発明者は、エッチピット分散性および表面溶解性を評価する評価用エッチング条件を検討し、静電容量向上のためのL値の適正な範囲を見出すに至った。 【0037】 Pbは最終焼鈍時にアルミニウム材表層に濃化し、エッチピット生成に大きく影響を及ぼす。直流エッチング法によりトンネル状エッチピットを生成させる際に、Pbが少なすぎるとエッチピット分散性が悪く、多すぎるとアルミニウム材の表面溶解が多くなる。本発明では、酸化性雰囲気中のアルミニウム材の加熱によるエッチング特性の向上効果を発揮させるために、Pb含有量を0.3質量ppm以上2.5質量ppm以下と規定する。Pb含有量はさらに、0.4質量ppm以上1.8質量ppm以下が好ましく、特に0.5質量ppm以上1.2質量ppm以下が好ましい。 6-2.サポート要件の判断 段落0009には、本発明の解決しようとする課題が、エッチング特性に優れた電解コンデンサ電極用アルミニウム材を提供することにあると記載されている。 そして、段落0037には、請求項1に記載されたPb含有量限定が、エッチピットの分散性を良好にすることが記載されている。 一方、請求項1には、アルミニウム材のアルミニウム純度も、残部限定も記載されておらず、さらに、段落0002には、「アルミニウム」の語が、合金を含むことが記載されているから、請求項1の記載は、Pb以外の元素の含有を許容したものと認められる。 してみると、引用例3にも記載されているように、本願出願前に、電解コンデンサ用アルミニウム箔には、Pbと同様にビット発生の核として添加する微量元素が多数知られている(摘示3-1)から、これらの競合元素を制限せずになされた請求項1記載のPb含有量限定は、エッチピットの分散性を良好にするのに十分でないと認められる。 次に、段落0033には、請求項1に記載されたL値限定で、エッチピットの分散性や表面溶解性を評価したことが記載されている。 これに対し、引用例4には、電解コンデンサ用アルミニウム箔の明度指数(=L値)が、エッチング前、すなわちエッチピット無しに35程度あること(摘示4-1,4-2)が記載されている。 してみると、請求項1記載のL値限定は、エッチピッドの分散性や表面溶解性を評価するのに十分でないと認められる。 したがって、実質的にPb含有量限定とL値限定のみからなる請求項1の記載では、エッチピットの分散性が十分でない、その課題を解決しない電解コンデンサ電極用アルミニウム材が含まれる。 なお、請求人は、当審拒絶理由通知に対する意見書で、請求項1の記載が、その課題を解決するのに十分であることは、表1,2に記載された実施例をみれば明らかであると主張している。 しかしながら、実施例では、Pb以外の成分組成も限定されており、さらに、明記されていないが、一定の製造工程(圧延、洗浄、焼鈍等)によってエッチング前のアルミニウム材のL値も限定されていると解される。 してみると、これらの限定を欠く請求項1のサポート要件違反は、該主張によっては解消しない。 7.むすび 以上のとおり、本願発明は、引用例1,2に記載された発明に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。また、本願は、特許請求の範囲の記載が、特許法第36第6項第1号に規定する要件を満たしていない。 したがって、本願は、当審拒絶の理由により拒絶すべきものである。 よって、結論のとおり審決する。 |
審理終結日 | 2013-07-10 |
結審通知日 | 2013-07-16 |
審決日 | 2013-07-30 |
出願番号 | 特願2006-74964(P2006-74964) |
審決分類 |
P
1
8・
537-
WZ
(C22C)
P 1 8・ 121- WZ (C22C) |
最終処分 | 不成立 |
前審関与審査官 | 河口 展明 |
特許庁審判長 |
吉水 純子 |
特許庁審判官 |
小柳 健悟 大橋 賢一 |
発明の名称 | 電解コンデンサ電極用アルミニウム材、電解コンデンサ用電極材ならびにアルミニウム電解コンデンサ |
代理人 | 清水 久義 |
代理人 | 清水 義仁 |
代理人 | 高田 健市 |