• ポートフォリオ機能


ポートフォリオを新規に作成して保存
既存のポートフォリオに追加保存

  • この表をプリントする
PDF PDFをダウンロード
審決分類 審判 全部無効 1項3号刊行物記載  A01K
審判 全部無効 2項進歩性  A01K
管理番号 1298976
審判番号 無効2013-800169  
総通号数 185 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2015-05-29 
種別 無効の審決 
審判請求日 2013-09-06 
確定日 2014-09-01 
事件の表示 上記当事者間の特許第4616162号発明「ペットのトイレ仕付け用サークル」の特許無効審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 審判費用は、請求人の負担とする。 
理由 第1 手続の経緯
本件の手続の経緯は以下のとおりである。

平成17年12月 9日 本件出願(特願2005-356334)
平成21年 4月 7日 拒絶査定
平成21年 7月13日 審判請求(不服2009-12706)
手続補正
平成22年10月 5日 審決(不服2009-12706:原査定取り消し)
平成22年10月29日 設定登録(特許第4616162号)
平成24年 1月26日 別件無効審判請求(無効2012-800005)
平成24年 4月16日 被請求人より無効2012-800005審判事件答弁書、訂正請求書提出
平成24年 6月11日 別件無効審判請求(無効2012-800097)
平成24年 6月13日 別件無効審判請求(無効2012-800100)
平成24年10月 5日 別件無効2012-800005審決(請求のとおり訂正を認める。審判の請求は、成り立たない。)
平成24年10月 5日 別件無効審判請求(無効2012-800161)
平成24年11月12日 別件平成24年行ケ10395出訴(無効2012-800005)
平成24年12月26日 被請求人より無効2012-800161審判事件答弁書、訂正請求書提出(平成25年1月22日補正)
平成25年 1月 9日 無効2012-800097、無効2012-800100、無効2012-800161を併合
平成25年 1月30日 別件無効審判請求(無効2013-800013、別請求人)
平成25年 3月 5日 口頭審理の後、無効2012-800097、無効2012-800100、無効2012-800161を分離
平成25年 4月19日 別件無効審判請求(無効2013-800067)
平成25年 5月22日 別件無効2012-800005審決(請求のとおり訂正を認める。審判の請求は、成り立たない。)確定登録
平成25年 5月28日 別件無効2012-800097審決(請求のとおり訂正を認める。審判の請求は、成り立たない。)
別件無効2012-800100審決(請求のとおり訂正を認める。審判の請求は、成り立たない。)
別件無効2012-800161審決(請求のとおり訂正を認める。審判の請求は、成り立たない。)
平成25年 9月 6日 本件無効審判請求(無効2013-800169)
平成25年10月16日 別件無効2013-800013請求取下登録
平成25年11月27日 被請求人より審判事件答弁書
平成25年12月 5日 別件無効2013-800067審決(審判の請求は、成り立たない。)
平成26年 1月15日 審理事項通知書
平成26年 2月10日 被請求人より口頭審理陳述要領書
平成26年 2月12日 請求人より口頭審理陳述要領書
平成26年 2月26日 口頭審理


第2 当事者の主張
1.請求人の主張の概要
請求人は、特許第4616162号の請求項1及び2に係る発明についての特許を無効とする、審判費用は被請求人の負担とする、との審決を求め、甲第1?68号証を提出して、次の無効理由を主張した。

[無効理由の概要]
(1)第1の無効理由(本件特許発明1:特許法第29条第1項第3号)
本件の訂正後の請求項1に係る特許発明は、甲第1号証に記載された発明であるから、特許法第29条第1項第3号の規定により特許を受けることができないものであり、その特許は同法第123条第1項第2号に該当し、無効とすべきである。

(2)第2の無効理由(本件特許発明1及び2:特許法第29条第2項)
本件の訂正後の請求項1及び訂正後の請求項2に係る各特許発明は、甲第1号証から甲第68号証に記載された発明に基づいて、出願前に当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないものであり、その特許は同法第123条第1項第2号に該当し、無効とすべきである。
具体的には、同書第5頁の「(4)本件特許を無効にすべき理由」に記載した、「引用発明1に接した当業者がこれに技術常識や周知・慣用技術を適用して、引用発明1とほぼ同一の構造を有する本件発明1のサークルに想到することはきわめて容易であるから、本件発明1は進歩性が欠如している。」である。
ただし、「甲第1号証から甲第64号証」は、「甲第1号証から甲第68号証」の誤記であり、甲第2?68号証に係る具体的主張は、審判請求書記載の「・・は技術常識ないしは自明の課題」「・・は周知・慣用技術」等、審判請求書「(4)本件特許を無効にすべき理由」に記載したものである。(審理事項通知書「2.合議体の暫定的な見解」の「(2)」を口頭審理で確認。)

[証拠方法]
甲第1号証 編者西東社出版部、「子犬の飼い方・育て方」平成15年7月25日発行、株式会社西東社、表紙、第10頁、第13頁、第51頁、奥付
甲第2号証 特開2003-23904号公報
甲第3号証 杉浦基之監修、「赤ちゃん犬のしつけと育て方」2001年6月22日2刷発行、(株)主婦と生活社、第9?11頁、第50?52頁、第68?69頁、奥付
甲第4号証 大友藤夫、小方宗次監修、「犬の医・食・住」2005年11月29日06・07年版発行、株式会社どうぶつ出版、目次、第114頁、第178?179頁、第190?191頁、奥付、裏表紙
甲第5号証 「愛犬の友 創刊号」昭和27年1月1日発行、(株)誠文堂新光社、表紙、第46?47頁、奥付
甲第6号証 「愛犬の友 1960年3月号」昭和35年3月1日発行、(株)誠文堂新光社、表紙、第31頁、奥付
甲第7号証 「愛犬の友 1965年4月号」昭和40年4月1日発行、(株)誠文堂新光社、表紙、第86頁、奥付
甲第8号証 「愛犬の友 1968年2月号」昭和43年2月1日発行、(株)誠文堂新光社、表紙、第138頁、奥付
甲第9号証 編者主婦の友社「かしこいゴールデン・レトリバー」平成12年6月10日第3刷発行、(株)主婦の友社、第21頁、第64頁、奥付
甲第10号証 藤井聡監修、「犬のしつけと訓練方法」平成12年7月25日発行、(株)西東社、表紙、第6頁、第137?138頁、奥付
甲第11号証 磯部芳郎監修、「ワンちゃん大好き!子犬の選び方・飼い方・しつけ方」平成15年5月30日発行、(株)池田書店、表紙、第3頁、90?91頁、奥付
甲第12号証 中井真澄監修、「いいコに育つ 犬 しつけ&トレーニング」平成16年4月5日発行、(株)西東社、表紙、第16、50、51頁、奥付
甲第13号証 五十嵐和恵監修、「かわいい子犬のしつけBOOK」○C2004、成美堂出版、表紙、第38、74?78、89、90、93、146頁、奥付
(なお、「○C」「○1」等は、丸の中の文字を表す。以下同様。)
甲第14号証 「ペピィ2003年夏号Vol.24」、表紙、第52頁
甲第15号証 渡辺格編、「イラストでわかる犬のしつけ方」平成8年9月15日初版発行、(株)新星出版社、表紙、第64頁、奥付
甲第16号証 加藤元共著・訳、「ほめてしつける犬の飼い方」平成10年9月24日発行、(株)池田書店、表紙、第9、70、71頁、奥付
甲第17号証 渡辺格 古銭正彦共著、「あきらめないで!必ず直せる愛犬のトラブル」平成14年7月5日発行、(株)新星出版社、表紙、目次頁、第167、168頁、奥付
甲第18号証 「いぬのきもち 2004年6月号」平成16年5月10日発行、ベネッセコーポレーション、表紙、目次頁、第86頁、奥付
甲第19号証 「いぬのきもち 2005年3月号」平成17年2月10日発行、ベネッセコーポレーション、表紙、目次頁、第54?61頁、奥付
甲第20号証 「いぬのきもち 2005年4月号」平成17年3月10日発行、ベネッセコーポレーション、表紙、目次頁、第75?77頁、奥付
甲第21号証 DOGFAN編集部著、「「オシッコ」と「無駄吠え」のトレーニング」平成17年12月2日発行、(株)誠文堂新光社、表紙、目次頁、第30、31頁、奥付
甲第22号証 サークルの使用状況に関してのWeb調査
甲第23号証 トイレ本体に関するアンケート
甲第24号証 ペティオ トイレスペース付木製サークル、平成17年7月16日、(株)ヤマヒサペット事業部
甲第25号証 「愛犬の友 2005年12月号」平成17年12月1日発行、(株)誠文堂新光社、表紙、第184頁「ベテックニュース」、第388頁、奥付
甲第26号証 「GOOD DESIGN 2004 2005 グッドデザインアワード・イヤーブック」平成17年1月21日発行、財団法人日本産業デザイン振興会、表紙、目次頁、第100、292?297頁、奥付
甲第27号証-1 「2004年グッドデザインへの応募の証明について」平成25年8月7日(証明書発行日)、財団法人日本産業デザイン振興会
甲第27号証-2 甲第27号証-1の「別添」書類 応募受付日:平成16年6月7日、応募企業名:有限会社創作工房と記載
甲第28号証 「JOINT Circle チラシ」
甲第29号証 「JOINT Circle 取り扱い説明書」有限会社創作工房
甲第30号証 2004年10月24日時点の創作工房ウェブページのアーカイブ「ペットハウス・ペット家具・グッズの工房「創作工房」」と題するページの画面出力(写し)、http://web.archive.org/web/20041020003002/http://www.sousaku.net/ 平成25年6月26日出力日
甲第31号証 2004年10月24日時点の創作工房ウェブページのアーカイブ「「ジョイントサークル」と題するページの画面出力(写し)、http://web.archive.org/web/20041024221539/http://www.sousaku.net/ 平成25年6月26日出力日
甲第32号証 学校法人ヤマザキ学園専修学校 日本動物学院監修「こうすれば室内で犬が飼える 犬のしつけマニュアル」平成9年5月25日発行、(株)双葉社、表紙、目次頁、第46、47頁、奥付
甲第33号証 林良博監修「愛犬とのおつきあいベストBOOK」平成11年9月20日発行、(株)主婦と生活社、表紙、第4、79頁、奥付
甲第34号証 佐藤美津子著「オシッコのしつけ方」平成12年5月23日発行、(株)誠文堂新光社、表紙、第2、17?21頁、奥付
甲第35号証 藤井聡講師「犬は大事なパートナー」平成14年8月1日発行、日本放送出版協会、表紙、第53頁、奥付
甲第36号証 「PETPAGE2004年8月号」平成16年8月5日発行、表紙、目次頁、第32?33頁
甲第37号証 「愛犬の友 2005年4月号」平成17年4月1日発行、(株)誠文堂新光社、表紙、第59頁、奥付
甲第38号証 大友藤夫監修「愛犬の育て方&しつけ方大百科」平成4年9月1日発行、成美堂出版(株)、表紙、第25頁、奥付
甲第39号証 「愛犬の友 2005年1月号」平成17年1月1日発行、(株)誠文堂新光社、表紙、頁数不明頁、奥付
甲第40号証 「いぬのきもち 2005年9月号」平成17年8月10日発行、ベネッセコーポレーション、表紙、第42頁、奥付
甲第41号証 「トイレのしつけの心構え」と題するページ画面の画面出力物、http ://blog.pekebatu.com/archives/50372916.html、平成25年4月30日出力日
甲第42号証 OKWaveの「トイレのしつけ」と題するページ画面の画面出力物、http://okwave.jp/print/qa/q316034.html?order=DESC&by=helpful、平成25年5月1日出力日
甲第43号証 OKWaveの「子犬のトイレのしつけ 甘え声を出す時」と題するページ画面の画面出力物、http://okwave.jp/print/qa/q482701.html?order=DESC&by=helpful、平成25年4月30日出力日
甲第44号証 「我が家にワンコがやつてきた!:トイレ」と題するページ画面の画面出力物、http://blog.livedoor.jp/ladymam-homepage/archives/66070330.html、平成25年4月30日出力日
甲第45号証 Yahoo知恵袋の「室内犬についての質問です」と題するページ画面の画面出力物、http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question detail/ q1198166、平成25年5月1日出力日
甲第46号証 Yahoo知恵袋の「現在愛犬のトイレのしつけの真っ最中です。」と題するページ画面の画面出力物、http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question detail/ q115296426、平成25年4月30日出力日
甲第47号証 教えてgooの「チワワ子犬のトイレやお座りのしつけについて」と題するページ画面の画面出力物、http://okwave.jp/qa/q1530920.html、平成25年4月30日出力日
甲第48号証 OKWaveの「犬のうんちのしつけ」と題するページ画面の画面出力物、http://okwave.jp/print/qa/q547032.html?order=DESC&by=helpful、平成25年4月30日出力日
甲第49号証 OKWaveの「M.タックスのトイレ」と題するページ画面の画面出力物、http://okwave.jp/print/qa/q1484195.html?order=DESC&by=helpful、平成25年4月30日出力日
甲第50証 OKWaveの「仔犬がサークルの外でしかウンチをしないのですが」と題するページ画面の画面出力物、http://okwave.jp/print/qa/q1704221.html?order=DESC&by=helpful、平成25年4月30日出力日
甲第51号証 Yahoo知恵袋の「室内犬を飼つていらつしやる方にお聞きします。」と題するページ画面の画面出力物、http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question detail/ q10152885、平成25年4月30日出力日
甲第52号証 ウェブページ「変なトイレの癖をなおしたい!」と題するページ画面の画面出力物、http://www.chihuahuaforum.net/b-02/patio.cgi?mode=past&no=52、平成25年4月30日出力日
甲第53号証 ペット総合サイトPETPET「おしゃべり広場」と題するページ画面の画面出力物、http://1pet.petpet.co.jp/pet/bbs/detail.php?gid=1&tid=20387、平成25年4月30日出力日
甲第54証 OKWaveの「トイレと寝床の区別」と題するページ画面の画面出力物、http://okwave.jp/print/qa/q629310.html?order=DESC&by=helpful、平成25年4月30日出力日
甲第55証 YOMIURI ONLINEの発言小町「アドバイス下さい!犬のトイレ!」」と題するページ画面の画面出力物、http://komachi.vomiuri.co.iD/t/2005/0802/051665.htm、平成25年4月30日出力日
甲第56号証 Yahoo知恵袋の「うちの犬はケージで飼っています。中のスペースに半分はトイレ、半分はベッドを置…」と題するページ画面の画面出力物、http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question detail/ q106079430、平成25年4月30日出力日
甲第57号証 実用新案登録第3001541号公報
甲第58号証 実用新案登録第3091546号公報
甲第59号証 「NEW PRODUCTS(新製品ニュース) プラケージ660・662・663」平成13年7月31日発行、アイリスオーヤマ株式会社
甲第60号証 「NEW PRODUCTS(新製品ニュース) プラケ-ジ810、812、813」平成13年7月31日発行、アイリスオーヤマ株式会社
甲第61号証 「NEW PRODUCTS(新製品ニュース) プラケ-ジ1000」平成13年7月31日発行、アイリスオーヤマ株式会社
甲第62号証 「2003 CATALOG」、アイリスオーヤマ株式会社、表紙、目次頁、第28?31、36?39、79?81頁、裏表紙
甲第63号証 「2004 CATALOG」、アイリスオーヤマ株式会社、表紙、目次頁、第26?29頁、122、124頁、裏表紙
甲第64号証 「2005 CATALOG」、アイリスオーヤマ株式会社、表紙、目次頁、第21、22、24、25、30?33、132、133、135、136頁、裏表紙
甲第65号証 「プラケージ660 取扱説明書」、アイリスオーヤマ株式会社、表面、裏面
甲第66号証 「プラケージ810 取扱説明書」、アイリスオーヤマ株式会社、頁数不明の頁
甲第67号証 アイリスオーヤマの「プラケ-ジ1000」と題するページ画面の画面出力物、http://www.irisplaza.co.jp/Index.asp?KB=SHOSAI&SID=P314786&SHOP=2、平成25年8月2日出力日
甲第68号証 Allaboutのウェブページ「ペットと人の快適な住空間づくりペット、動物、犬・猫…PETIO by ヤマヒサ」と題するページ画面の画面出力物、平成25年3月1日出力日

2.被請求人の主張の概要
被請求人は、本件無効審判の請求は成り立たない、審判費用は請求人の負担とするとの審決を求めた。

[証拠方法]
乙第1号証 「サークル使用状況に関してのWeb調査」、サークルに関する新たな商品を開発する目的で実施したアンケート調査
乙第2号証 「トイレ本体に関するアンケート」、サークルに関する新たな商品を開発する目的で実施したアンケート調査
乙第3号証 「ペティオ トイレスペース付き木製サークル」、アンケート調査から検討・作成された内部資料
乙第4号証 「Wood circle having Toile space & Toilet for dogs」、アンケート調査から検討・作成された内部資料
乙第5号証 無効2012-800005審決書
乙第6号証 All Aboutの「ペットと人の快適な住空間づくり」との記事をプリントしたもの
乙第7号証 「2008年 ペット関連市場マーケティング総覧」
サークル・ケージ等のペット関連市場のマーケティング調査
乙第8号証 「犬用サークル売り上げ数量・金額の推移」
本件特許発明実施品の売上高
乙第9号証 知財高裁平成24年(行ケ)第10395審決取消請求事件判決


第3 本件特許発明
本件特許の請求項1?2に係る発明は、それぞれ、無効2012-800005号の訂正請求で訂正された特許請求の範囲の請求項1?2に記載された事項により特定される以下のとおりのものと認める。(A.?F.の文字は当審で付与。)

「【請求項1】
A.複数のパネルが連結されたサークル本体の内部で、収容した犬のトイレの仕付けを行う犬用サークルにおいて、
B.前記サークル本体の内部空間が中仕切体によって仕切られることにより住居スペースとトイレスペースに区画されており、
C.前記中仕切体には、犬が出入り可能な仕切出入口が開口されるとともに、
D.この仕切出入口を開閉する仕切扉が設けられ、この仕切扉を介して住居スペースとトイレスペースとの間を犬が行き来できるように或いは行き来が規制されるように構成されていることを特徴とする
E.犬のトイレ仕付け用サークル。
【請求項2】
F.請求項1に記載の犬のトイレ仕付け用サークルにおいて、
前記仕切出入口の開放時および閉鎖時にそれぞれ仕切扉を係止する仕切出入口ロック手段が設けられたことを特徴とする犬のトイレ仕付け用サークル。(以下、本件特許の請求項1及び2に記載の発明を、それぞれ「本件特許発明1」及び「本件特許発明2」という。)

第4 無効理由についての判断
1.証拠方法の記載内容
本件特許の出願日前に頒布された刊行物である甲第1号証?甲第68号証には、次の事項が記載されている。

(1)甲第1号証(「子犬の飼い方・育て方」)
(1a)「留守がちな家庭
・広めのサークルを用意してハウスとトイレをいれる。または、ハウスとサークルを連結させる」(第51頁左上)
(1b)以下の写真。(51頁右上部)

(1c)上記(1b)の写真に写っているものは、以下のものである。
(a)後ろ側が開放するコの字状に連結された網状パネルの後方の開放面にハウスが配置され、かつ両者が連結されることにより一体的なスペースが形成され、そのスペースの前方には犬が入れられている。
(b)左右面の網状パネルとハウスの側面は隙間ができないように連続ないしは重なるように構成されている。
(c)ハウスは直方体であって、床以外の側面及び上面は格子状パネルからできている。
(d)前側の側面パネルには、扉付きの犬の出入口が設けられている。
(e)ハウスの前側の側面パネルに面してスペースができるように、後ろ側が開放するコの字状に連結された網状パネルがハウスに連続して設けられている。
(f)前記一体的なスペースがハウスの前側の側面パネルによって、ハウス内のスペースとコの字状に連結された網状パネルとハウス前面部分とで囲われたスペースとに区画されている。
(g)ハウスの前側の側面パネルは、ハウスの扉付き前面パネルを構成している。
(h)ハウスの前側の側面パネルには、犬が出入り可能な出入口が開口されている。
(i)ハウスの前側の側面パネルには、出入口を開閉する扉が設けられている。
(j)コの字状に連結された網状パネルとハウス前面部分とで囲われたスペース内には2枚のシート状のものが敷かれている。
(1d)上記(1c)(a)の「後ろ側が開放するコの字状に連結された網状パネルの後方の開放面にハウスが配置され、かつ両者が連結されることにより一体的なスペースが形成され」たものは、「子犬の飼い方・育て方」なる文献中に記載された、上記(1a)の記載と並べて配置された写真に写っているものであり、当該一体的なスペースの前方には犬が入れられているものであるので、全体として、後ろ側が開放するコの字状に連結された網状パネルとハウスが連結された犬飼育用の構造体といえる。
(1e)上記(1a)では、「広めのサークルを用意してハウスとトイレをいれる」と、「ハウスとサークルを連結させる」とが、「または」で接続されている。
そして、(1d)の後ろ側が開放するコの字状に連結された網状パネルとハウスが連結された犬飼育用の構造体は、「ハウスとサークルを連結させる」に対応するものとはいえるが、「広めのサークルを用意してハウスとトイレをいれる」ものにも対応したものであるという根拠は発見出来ない。
そうすると、上記(1c)(f)等の「コの字状に連結された網状パネルとハウス前面部分とで囲われたスペース」全体(請求人陳述要領書「5.2.1(1)」で「ハウススペース以外のサークルスペース」とされたスペース)が、(1a)の「広めのサークルを用意して・・・いれる」とされた「トイレ」であるとまではいえない。
そうすると、上記記載事項(1a)?(1e)からみて、甲第1号証には以下の発明が記載されている。
「a:後ろ側が開放するコの字状に連結された網状パネルとハウスが連結された犬飼育用の構造体であって、
b:前記構造体の内部はハウス内のスペースとコの字状に連結された網状パネルとハウス前面部分とで囲われたスペースとに区画されており、
両スペースはハウス前面部分によって構造的に仕切られ、
c:前記ハウスは直方体であって、床以外の側面及び上面は格子状パネルからできており、
前記ハウス前面部分には、犬が出入り可能な出入口が開口されるとともに、
d:この出入口を開閉する扉が設けられている
e:犬飼育用構造体。」
(以下、「引用発明」という。)

なお、上記引用発明は、請求人が陳述要領書「5.2.1(2)」で、「引用発明1」としたものと異なっているが、基本的に引用発明の認定は、甲1号証の用語や表現を用いて行い、下記「2.(1)ア.」の「対比」で、それらと、本件特許発明1の用語や表現との相当関係を検討して、請求人の主張に対する実質的検討を行うこととする。

(2)甲第2号証(特開2003-23904号公報)
(2a)「【要約】
【課題】トイレのしつけを覚えさせる時期は子犬なので、しつけを覚えさせるまでが非常に根気がいる作業です。まして初めて犬を飼う人は、どのようにしつけたらよいかわからないのが現状です。」
(2b)「【請求項1】 犬のトイレのしつけを行うために、犬の反復学習(スリコミ)を利用して、居住部分とトイレ部分を明確に分け、トイレ以外で排泄をしないように習慣づけができるように、その境目に取り外し可能な仕切りを備え、トイレ部分にはトイレシーツが滑りにくく加工した引き出しトレーを備えたドッグサークル型トイレしつけ機。」
(2c)「【0009】図3のとおり、犬の排泄のタイミングは食後、運動後ですが、そのタイミングに図3のとおり犬をBトイレエリアに入れ、3脱着可能な仕切りをスライド装着します。
【0010】排泄をしたら、犬をほめ、おやつをあげます。そしてA居住エリアに犬を移し、図4のように2引き出しトレイを引き、Bトイレエリアの排泄物の処理をします。
(2d)「【図面の簡単な説明】
【図1】子犬のトイレしつけ機構成図である。
【図2】平常使用時の子犬のトイレしつけ機である。3脱着可能な仕切りは取り外しておく。
【図3】トイレのしつけ使用時の子犬のトイレしつけ機の構成図である。3脱着可能な仕切りを取り付け、犬がA居住エリアに移動することができず、Bトイレエリア内だけで排泄をすることになる。」

(3)甲第3号証(杉浦基之監修、「赤ちゃん犬のしつけと育て方」)
(3a)「「トイレ」といっても、トイレをしつけるためにサークルでつくるスペースは赤ちゃん犬のお城。眠ったり遊ぶ場所でもあるので、できるだけ居心地のいい空間にしてやりましょう。」(50頁)
(3b)「トイレの基本を教えましょう
赤ちゃん犬はオシメをつけた人間の赤ちゃんと同じようなものです。はじめはトイレの失敗が多いのは当たり前。それでも、家についた日からトイレのトレーニングをはじめましょう。」(68頁)
(3c)「2 ソワソワしたらトイレのサイン
クンクン鳴いたり、匂いを嗅ぐようにソワソワウロウロし出したらトイレのサイン。遊んでいても、こういうサインがあったらトイレに連れていきます。(中略)
3 トイレにつれていく
抱き上げてトイレへ連れていきます。」(68頁)
(3d)

(68頁)
(3e)「3 トイレとベッドを置いてサークルで囲う
人間の寝室のように、ベッドとトイレの間を板で仕切って区別するのもよい方法です。この場合、赤ちゃん犬がふたつの部屋を自由に行き来できるスペースを開けておきます。最後に、サークルでベッドとトイレを囲います。」(51頁)

(4)甲第4号証(「犬の医・食・住」)
(4a)「しつけ方法○2 まず教えたいトイレのしつけ」(目次)
(4b)「子犬の部屋はサークルを使って囲うとトイレのしつけがしやすく、大変便利です。
犬は寝床で排泄することを嫌いますから、「食事」、「寝床」、「排泄」の場所をそれぞれ分けられるようにするのが理想的です。」(114頁)
(4c)

(4d)「トイレのしつけが完了するまでは時間を決めて犬を出したり、遊んであげるようにします。子犬は目覚めた時、食事の後や遊んだ後に排泄をしますので、排泄を確認した後、ご褒美として20?30分ほどサークルの外に出して遊んであげましょう。子犬がトイレを失敗しないうちにサークルに戻してあげましょう。」(179頁)
(4e)「排泄のしつけ
「トイレのしつけ」は、子犬が家族の一員になったその日から行わなければなりません。(中略)
■トイレの設置
P114の犬の部屋を参考にして下さい。サークルを使って、犬の行動範囲を宣言する方法が一番無難で、人も犬も苦労しません。
○1サークル内のスペース全体に、新聞紙もしくはペットシーツを敷きます。こうしておくと、犬の行動範囲全てがトイレなので、失敗するということがなくなります。」(190頁)
(4f)「守るべき3ヵ条
○1早い時期に開始する
何日間か自由奔放にさせられてしまってから、慌ててしつけを始めたのでは、サークルの中に入れられることに我慢出来ず、出してもらうまで鳴き続けたり、わざと粗相をしたりする問題犬になってしまう恐れが。家に来た最初の日から、トイレのしつけのことは頭に入れておくことが大切です。」(191頁)

(5)甲第5号証(「愛犬の友 創刊号」)
(5a)「イロイロな犬の悪癖のなおし方
(四)トコロ嫌わず大小便をする犬
これは仔犬のときの躾が行き届いていないため。糞便を寝床のなかや座敷にするものでなかでも厄介なのは、犬舎へ新しい藁を入れてやると、すぐに入っていって用をたすものです。矯正方法といたしましては。
一、仔犬のうちに、一定の糞便場を作ってをき、仔犬は用便のときには、あちこちと嗅ぎまわすので、そのとき手早くそこへ入れてさせるよにし、これを習慣づけ(後略)」(第46?47頁)

(6)甲第6号証(「愛犬の友 1960年3月号」)
(6a)「子犬の便とその躾け方は
子犬を飼うについて一番苦労されるのが大小便の癖でしょう。」(第31頁)

(7)甲第7号証(「愛犬の友 1965年4月号」)
(7a)「子犬を買ってきたが、大小便の始末はどうしたらよいか
(中略)室内で飼う場合は、子犬用の便器をつくり、そこでするようにしつけます。」(第86頁)

(8)甲第8号証(「愛犬の友 1968年2月号」)
(8a)「しつけを始める時期は?覚えやすいしつけは?
昔から「三ツ子の魂百まで|といって、この頃の影響は、生涯を制するものである。犬が性質を形成するのは、生後一ヵ月頃から四?五ヵ月位までであるから、この頃の管理やしつけをおろそかにしてはいけない。
子犬の世話をするのに、すぐ必要になってくるのは、排便のことである。排便は、決まった場所で行い、寝床を汚さないようにしつけねばいけない。」(第138頁)

(9)甲第9号証(「かしこいゴールデン・レトリバー」)
(9a)「トイレのしつけ方
トイレのしつけは、子犬が来たその日から必要です。最初の1週間から10日くらいが大切な時期なので、できればこの時期、家族のだれかがいつも子犬のそばについてトイレに誘導、そそうをしたら注意するようにします。
トイレのしつけを見越して、家族が必ずついていられる時期を「子犬を迎える時期」に設定するとよいでしょう。」(第64頁)

(10)甲第10号証(「犬のしつけと訓練方法」)
(10a)「生活のしつけ
子犬にトイレのしつけをすることを、アメリカでは「ハウスブレーキング」(家を壊す)と呼ぶそうです。それだけ苦労するということでしょう。(中略)トイレのしつけなどは犬が家に来た日から始めますが、本格的なしつけは生後2か月を過ぎたころから徐々に始め、生後6か月ぐらいまでに覚えさせるのが理想です。
(中略)注意したいのは、「最初が肝心」ということです。」(137頁)
(10b)「トイレのしつけ
あせらず、根気よくが大切
子犬が我が家に来たら、その日から始めなければならないのがトイレのしつけです。」(138頁上段)
(10c)「トイレは犬が来る前に準備しておく
犬をわが家に迎え入れたとき、いちばん最初に必要になるのがトィレです。しつけの第一歩でもありますから、前もって準備しておきます。」(138頁下段)

(11)甲第11号証(「ワンちゃん大好き!子犬の選び方・飼い方・しつけ方」)
(11a)「トイレを教えるのはしつけの第一歩。子犬が家に来たらまず教えてあげること
子犬は家にはじめてきたら、たいていすぐにオシッコをします。そのときに、トイレの場所を教えましよう。」(第91頁)
(11b)

(11c)「○1そわそわしたらトイレに(中略)
○4思い切りほめる
無事にトイレをすませたら、「ヨシヨシ」と声をかけて犬をなでます。いつかはサークルをとり、自分だけでトイレにいけるようにしましょう。」(第91頁)

(12)甲第12号証(「いいコに育つ 犬 しつけ&トレーニング」)
(12a)「トイレのしつけは、犬を迎えた日から始めます。」(50頁)
(12b)「○1トイレは、飼い主がすぐに連れていけるようにハウスの近くに設置。最初はケージやサークルを使い、その中の全面にトイレシーツを敷き詰めてトイレにする。
○2ハウスから出したとき、犬が床をクンクンかぐなど排泄のサイン(中略)を出したら、すぐにトイレに連れていく。
○3扉を閉めて、排泄するまで待つ。
○4排泄が終わったら、その場で思いっきりほめる。ごほうびとして、おやつをあげたり、トイレから出して一緒に遊んであげるなどして、「ここで排泄すればいいことがある」と覚えさせていく。」(50-51頁)
(12c)「子犬が来た日から、つねに正しい場所で排泄させ、その行為に対してごほうびをあげることを繰り返していけば、子犬は「ここで排泄すればごほうびがもらえる」と理解し、そのうち自分ひとりでトイレへ行って、排泄できるようになります。」(51頁)
(12d)「トイレシーツの上で完全にできるようになつたら、ケージやサークルを取り外してもOK。(中略)犬が自分でトイレの方へ行くようになったら、自由に出入り出来るよう、扉は常に開けておく。」(51頁)
(12e)

(12f)

(13)甲第13号証(「かわいい子犬のしつけBOOK」)
(13a)「トイレトレーニングは子犬が来た日から
サークルで囲う
仔犬がトイレとほかの場所を区別しやすくなる効果があります。」(74頁)
(13b)「室内で愛犬と生活する場合、まず必要になってくるのが、トイレのしつけです。トレーニングは子犬を迎えた日から始めましょう。」(75頁)
(13c)

(13d)「成長に合わせてトレーニング
1 はじめはサークルの中にトイレシートを敷き詰めて
サークルをつけることで、愛犬がトイレの場所を認識しやすくなります。トイレトレーニングの初期段階で活用すると効果的です。」(78頁)
(13e)「ケージの中にハウスとトイレを置いて長時間留守番
ケージの中にハウスを入れ、その中で愛犬が自由に出入りできるようにしておきましょう。トイレもケージの中に設置しておきます。
ベッドハウスの愛犬のベッドになります。出来るだけ清潔で居心地のいい環境を作ってあげましょう。
トイレケージの床の部分全面にトイレシートを敷いておけば、ハウス内がオシッコでよごれるのを防げます。」(89頁)
(13f)

(13g)「長時間の場合はトイレ十ハウスの中で留守番を長時間の場合はサークルやケージにトイレとハウスを入れ、ハウス以外のスペースにトイレシートを敷き詰めて、何もないところがないようにしておきます。」(93頁)
(14)甲第14号証(「ペピィ2003年夏号Vol.24」)
(14a)「初めてのトイレしつけハウス」(52頁)
(14b)「初めて子犬を買う人も安心。家庭犬訓練士が考案した、トイレのしつけが簡単にできるハウス。居住ゾーンとトイレゾーンを仕切りで分けてあるので清潔。トイレゾーンへの移動も簡単。トイレのしつけが終わればクレートトレーニングもでき、ハウスとしてずっと使えます。」(52頁)
(14c)

(14d)

(15)甲第15号証(「イラストでわかる犬のしつけ方」)
(15a)「トイレのしつけはケージを使用した方が簡単にできる
ケージを使用する利点は将来犬小屋代わりに使用できる点と、用をたすまで犬を中に閉じ込めておけるため、大部分の犬にトイレのしつけが簡単にできることです。(中略)ヶ一ジの使用を決めたら、まず犬が大きくなった時の状態を考え、十分な広さのものを求めます。犬が十分休める広さと、それと同じ広さをトイレ用にします。2つのケージをつなげるか、大きいものが1つなら、段ボールで半分程度に仕切りを入れ、犬が寝床とトイレをはっきり分けて意識出来るようにしてやります。」(64頁)
(15b)「2つのケージをつなげるか、大き目のケージを半分に仕切って使う。」(64頁)
(15c)「最初の一週間はケージの外でしないよう必ずケージに入れて連れていき、子犬がケージの外で遊んでいるときはトイレ用のケージに入れるよう、さくを開けておく。夜中は寝床用のケージに休ませ、トイレに自分で行けるようにしておく」(64頁)
(15d)

(15e)


(16)甲第16号証(「ほめてしつける犬の飼い方」)
(16a)「トイレのしつけを成功させるには
(中略)おすすめできる簡単なトイレのしつけ法は、トイレに使いたい場所を決めて、そのまわりからは出ていけないように、犬の行動範囲を制限して監督する方法。」(70?71頁)

(17)甲第17号証(「あきらめないで!必ず直せる愛犬のトラブル」)
(17a)「トイレのしつけ直しは何歳になってでも(中略)
●サークルを購入してペット・シーツを敷きつめ、トイレとする。(中略)
●朝、寝る前、食後、遊んだ後はサークルに犬を入れて、排便をするまで出さない。」(167?168頁)

(18)甲第18号証(「いぬのきもち 2004年6月号」)
(18a)「サークルで囲ったトイレに連れて行く
囲って確実に排泄を成功させる
(中略)シーツをサークルで囲って、その中で排泄させて、ほめて場所を教えていきます。サークルで囲うのは、確実にトイレシーツの上で排泄させるため。こうすれば失敗せずにすむのです。」(86頁)
(18b)「1 したそうになったらトイレに連れて行く
2 視線をはずしてトイレの合図を出す
3 しはじめたらやさしく声をかける
4 終わった瞬間にご褒美を」(86頁)
(18c)


(19)甲第19号証(「いぬのきもち 2005年3月号」)
(19a)「トイレサークルの中に入るよう誘導する
(中略)成功後、体を触ってほめる
排泄が終わったことを確かめると、体を触ってほめてあげます。
(中略)ほめたら、サークルから出す
たっぷりほめてあげたら、すぐにサークルの扉をあけて、外に出してあげます。」(54?55頁上段)
(19b)「囲いがある閉所から出してあげるというごほうびも
犬へのごほうびはたくさんあったほうがいい
もちろん排泄が成功したあとほめるのは、トイレのしつけの基本です。でも最初のしつけ場所がトイレトレーの上のシーツのみで囲いがない場合、シーツの上で排泄しようとしたとき犬が動いて床にしてしまった、なども考えられます。トイレの場所をはっきりと犬に教えるためにも囲いが必要ですし、閉じられた場所から出してもらえ、自由を与えられることが犬へのご褒美にもなります。「ほめる」「おやつ」に、さらに「自由」をプラスさせた楽しい思いをたくさんすることで、犬はシーツの上で排泄=いいことがあると覚えやすくなります。」(59頁)
(19c)「ここがポイント●サークルの扉から自ら歩かせて入れる
サークルに入れる時は扉から
サークルの扉から犬をトイレへ誘導します。お尻を軽く押して、一歩でもいいので自ら入るよう誘導して。入ったらそこでいったんほめてあげてサークルの中にはいるのはいいことだと学習させます。
△子犬のうちは抱っこで上からサークルに入れる方法もありますが、それだと犬が自らトイレへ入ることを学びにくくなります。」(60頁下段)
(19d)「ここがポイント●成功したら、すぐにサークルから出し、「自由にさせる」というごほうびを
ほめたあと、すぐにサークルからだす
サークルの中でほめたら、すぐ扉を開けて出して犬を自由にさせてあげましょう。そうすることで、犬はサークルの中で排泄するとほめてもらえ自由も与えられる、いいことがたくさんあると学習していきます。」(61頁下段)

(20)甲第20号証(「いぬのきもち 2005年4月号」)
(20a)「1 トイレを大きくし、床前面にトイレシーツを敷きつめる
囲いのあるサークルをトイレに。(中略)
2 そぶりを見せる前に早めにトイレに連れて行く
3 サークルに入れる時は扉から入れる。
4 視線をはずしながら排泄を促す言葉かけを
5 排泄に成功したら間をあけずにほめまくる
愛犬が排泄するのを気長に待ち、排泄し終えたら、すぐにほめてあげます。
6 ほめたらすぐに、犬をサークルから出す
サークル内でほめたら、すぐ扉をあけて犬をサークルから出して自由にさせてあげます。こうすることで、犬はサークルの中で排泄するといいことがたくさんあると学習します。」(75頁)

(21)甲第21号証(「オシッコ」と「無駄吠え」のトレーニング」)
(21a)「コマンドでオシッコをさせよう
タイミングを見計らって、飼い主がトイレまで連れていき、その中で排泄することを教えます。(中略)
オシッコができたら、その場ですぐ褒めてあげます。(中略)
オシッコができたら、サークルから出し、おもちゃなどで遊んであげます。」(30?31頁)

(22)甲第22号証(「サークルの使用状況に関してのWeb調査」)
(22a)「Q7 サークルの使用目的を教えて下さい。
トイレとして (38%)
トイレスペースとしての使用率がかなり多い」(2頁)
(22b)「Q8 サークルの中には何を入れていますか
トイレ(40%)
ベッド、トイレ、シーツ、給水器と犬の生活に必要な大半のアイテムをサークル内に入れている事が伺える。」(3頁)

(23)甲第23号証(トイレ本体に関するアンケート)
(23a)「(1頁)Qトイレをサークルに入れて使用していますか
使用している(4 5%)
サークルにトイレを入れているのが4.5割と比較的多く。特に幼犬の使用率が高い。」

(24)甲第24号証(ペティオ トイレスペース付木製サークル)
(24a)

(24b)「アイリス
トレー付きウッディーサークル
屋根が別パーツで取り付け可能。」(3頁)
(24c)「サークルの使用シチュエーション」(5頁)
(24d)「Webアンケート調査
○1サークルを使用する目的は??
トイレスペース(15%)
注目!!
トイレスペースとして使用している人が意外に多い!!」(7頁)
(24e)「Webアンケート調査
○3サークルの中に何を入れていますか??
トイレ(40%)
注目!!
トイレを入れている比率が高い。」(8頁)
(24f)「Webアンケート調査(中略)
○4 トイレをサークルに入れて使用していますか??
使用している(45%)
トイレ単体で調べても約4.5割の人がトイレをサークルに入れてている。しつけやおもらしの事を考えてサークルの中でトイレをさせている事が伺える。」(8頁)

(25)甲第25号証(「愛犬の友 2005年12月号」)
(25a)「ペテックニュース
(中略)リビングとトイレを仕切ったり
お部屋のコーナーに合わせてL型にしたり
自由自在!
2ルームに!
L型・凹凸型に!
(中略)
ジョイントサークルベーシックセット
(中略)リビングとトイレに空間を仕切りたい」(184頁)
(25b)


(26)甲第26号証(「GOOD DESIGN 2004 2005 グッドデザインアワード・イヤーブック」)
(26a)「ケージ ジョイントサークル
設置スペースや予算、愛犬のしつけ方・飼い方など、さまざまなニーズに応じて自由にセットアップ出来る新しい室内犬用ケージ。共通サイズの各種ケージパーツをジョイントすることで、大きさ、形、機能を多彩に構築可能。家具的要素を取り入れたデザインはインテリア性も豊かに表現されている。」(100頁)

(27)甲第27号証(甲27-1「2004年グッドデザインへの応募の証明について」、及び甲27-2(甲第27号証-1の「別添」書類))
(27a)「■品目名:ケージ
■ブランド・形式:ジョイントサークル
■商品概要:設置スペースや予算に応じて、また愛犬のしつけ方・飼い方など、さまざまなニーズに応じて自由にセットアップできる新しい室内犬用ケージ。共通サイズのケージパーツをジョイントすることで、大きさ、形、機能が無限に広げられる。
■商品のポイント:2.スペース、予算、飼い方、しつけ方などに応じて自由にセットアップできる
■デザインのプロセス:家具=インテリアの観点から犬用ケージのインテリア性を再検討し、犬のトレーナーの観点から使用方法と機能を吟味し、ユーザーの観点からフレキシブルさを検討した。
■デザイナーのコメント:新しいケージの在り方を、愛犬のしつけとインテリア感覚の融合から求めました。」(「別添」書類)

(28)甲第28号証(「JOINT Circle チラシ」)
(28a)「ジョイント・サークルなら30cm幅のパーツを組み合わせて思い通りの大きさや機能を加えられるのがイイ!(中略)
こんなニーズに、飼い方にピッタリ!
●引っ越しが多いので置く広さが変わっちやう
●普通のサークルだとちょっと狭い
●リビングとトイレに空間を仕切りたい
できあがりました!ワタシ好みのマイサークル!
ストレート枠を5枚、扉枠を1枚、
仕切り棒2本セットを追加することで
2ルーム仕様のサークルができあがります!
仕切り位置は約3cmごと細かく移動でき
さらに、仕切りにアーチ枠を利用すれば
リビングとトイレに部屋を分けられます!」

(29)甲第29号証(「JOINT Circle 取り扱い説明書」)
(29a)「ジョイントサークル枠を買い足せばお好みの広さ・形になります!! 例えば「扉枠」「ストレート枠」「仕切りパーツ」「アーチ枠」を買い足すことでこんなサークルが出来上がります!!お気軽にご相談下さい!」
(29b)「両面に出入口を設ける」
(29c)「仕切って2ルームに、中央のアーチ枠で出入りします」
(29d)「ここを愛犬のリビングに」
(29e)「ここをトイレルームに」
(29f)「外からもトイレに入れるように扉を付ける」
(29g)


(30)甲第30号証(創作工房ウェブページのアーカイブ「ペットハウス・ペット家具・グッズの工房「創作工房」」と題するページ)
(30a)「ジョイントサークルが2004グッドデザイン賞を受賞!」
(30b)「http://web.archive.org/web/20041020003002/http://www.sousaku.net/」

(31)甲第31号証(創作工房ウェブページのアーカイブ「「ジョイントサークル」と題するページ)
(31a)「リビングとトイレに空間を仕切りたい
できあがりました!ワタシ好みのマイサークル!
リビング&トイレ仕様の場合
ストレート枠を5枚、扉枠を1枚、仕切り棒を2本セットを追加することで2ルーム仕様のサークルができあがります!仕切り位置は約3cmごと細かく移動できさらに、仕切りにアーチ枠を利用すればリビングとトイレに部屋を分けられます!」
(31b)「http://web.archive.org/web/20041024221539/http://www.sousaku.net/」

(32)甲第32号証(「こうすれば室内で犬が飼える 犬のしつけマニュアル」)
(32a)「ケージに入れてしつける
犬が排泄しそうな時にケージに入れ、しつける方法です。
ケージの中ならば、部屋をあちこち汚されることもありません。
ケージの中に新聞紙を敷きつめます。最初のうちは、ケージの床一面に敷いておきます。犬が排泄しそうな頃になったら、ケージの中に入れて排泄させるようにします。」(41頁)
(32b)


(33)甲第33号証(「愛犬とのおつきあいベストBOOK」)
(33a)「悩み1 部屋にオシッコやウンチをする
環境をつくってしつけてみては
部屋の中でウンチやオシッコをする現場を見たら、叱ることも結構ですが、何回も粗相するようであれば、サークルの中に入れ、新聞紙を敷きつめ、その上にペットシーツを置き、そこで排泄するように習慣づけます。」(79頁)
(33b)


(34)甲第34号証(「オシッコのしつけ方」)
(34a)「室内サークルでの基本的なしつけ方
ほとんどの小型犬が使用して便利なのがこのサークルです(中略)サークルをすべてトイレ・スペースとしたところへ連れてきた子犬を入れ、排泄をするまで知らん顔をしています。」(17頁)

(35)甲第35号証(「犬は大事なパートナー」)
(35a)「ハウスとサークルを生活の中心に
(中略)まず、子犬の寝室兼ダイニングとしてハウスを、トイレとしてサークルを用意しましょう。(中略)寝室兼ダイニングと、トイレの区別をはっきりつけること。
ハウスから出したら、まずサークルに入れてトイレをさせる。できたら必ずほめるのを忘れずに。トイレシーツの上で排泄することに慣れてきたら、少しずつトイレシーツの枚数を減らす。」(53頁)

(36)甲第36号証(「PETPAGE2004年8月号」)
(36a)「ケージタイプの選び方
ケージの選択について必要以上に思い悩むことはありません。犬のトイレのしつけにもっとも左右するのは、ケージのタイプではなく、それをどのように使用するかなのです。」(32頁)
(36b)「ケージ・トレーニングをトイレのしつけの一環として導入すると決めたなら、まず、適切なタイプや大きさのケージを選ぶことです。」(32頁)
(36c)「ケージ内に使用する仕切りパネルを製造しているメーカーもあります。こういったパネルは、大きく成長する仔犬を買っている場合には大変便利です。仕切りパネルを使えば、成長後の犬の大きさに合うケージを最初から購入することができます。そのような場合、仔犬のトイレのしつけをうながすためにも仕切りパネルが必要となります。」(32頁)
(36d)「トイレのしつけを効率的にするために、犬が無理なく立ち上がり、回転し、そして横になることのできるスペースがケージには必要となりますが、トイレ、キッチン、寝室のスペースを提供できるほどに大きくてはいけません。」(32頁)

(37)甲第37号証(「愛犬の友 2005年4月号」)
(37a)「トレーニングトイレDX
ペットを飼う人が必ずぶつかる壁がトイレのしつけトイレのしつけを完了するための環境づくりトイレにサークルがついているので、トイレを覚えやすく、仔犬がトイレから出て排泄をしてしまう失敗が大幅に減る。」
(37b)


(38)甲第38号証(「愛犬の育て方&しつけ方大百科」)
(38a)


(39)甲第39号証(「愛犬の友 2005年1月号」)
(39a)「●トイレトレーニング」
(39b)


(40)甲第40号証(「いぬのきもち 2005年9月号」)
(40a)「クレートとサークルの入り口同士をくっつけて組み合わせると、犬にとってさらに快適な場所になります。寝る場所はクレート、排泄はサークル内としっかり区別出来るのです。」
(40b)


(41)甲第41号証(「トイレのしつけの心構え」と題するページ画面)
(41a)「2005年03月29日AQ」
(41b)「まずトイレの場所を教えるのにはどうしてやればよいでしょうか?
まだ早いんでしょうか?」
(41c)「早くはありませんよ(中略)ペットをご自宅に招き入れた時点で、トイレの躾けはスタートさせるべきです。」
(41d)「室内にいる間は、ケージやサークルなどで完全に囲いその囲んだ中でしか、おしっこもウンチもしてはいけないと教えることです。」

(42)甲第42号証(「トイレのしつけ」と題するページ画面)
(42a)「うちではトイレに閉じ込める方法を教えてもらって、やってみたら劇的に覚えました。具体的には、まずケージの中にトイレをおいて、トイレ以外の空いたスペースには、段ボールなどを積んでトイレ以外のところをふさぎます。そこにワンちゃんを入れます。水を飲んだ後がいいと思います。最初はケージから出せ出せと騒ぐと思いますが、ひたすら無視(中略)いずれはしかたなくそこでおしっこをするので、おしっこをしたらケージからだしておやつをあげて過剰なまでにほめまくってください。」
(42b)「投稿日時-2002-07-18 12:39:17」

(43)甲第43号証(「子犬のトイレのしつけ 甘え声を出す時」と題するページ画面)
(43a)「ケージにトイレを作り、おしっこしそうな時を見計らって、ケージに入れます。
そしておしっこをしたら出してあげます。これを繰り返すと、徐々におしっこをする場所が分かってきます。」
(43b)「投稿日時-2003-02-25 10:19:52」

(44)甲第44号証(「我が家にワンコがやって来た!:トイレ」と題するページ画面)
(44a)「トイレ<2004年6月>(中略)
ワンコは基本的には綺麗好きで寝床とトイレはちゃんと区別できるようです。(中略)
遊びの途中でクンクン匂いを嗅ぐトイレサインを出したら、すぐにサークルに戻しトイレするまで出さないようにしました。」

(45)甲第45号証(「室内犬についての質問です」と題するページ画面)
(45a)「サークルやケージなどはトイレトレーニングなどの、一時的に犬の行動を制限するものとして使ったり、(中略)排泄のしぐさをしたときには、トイレに誘導できるようにすることが大事です。」
(45b)「編集日時:2004/10/4 17:40:48」

(46)甲第46号証(「現在愛犬のトイレのしつけの真っ最中です。」と題するページ画面)
(46a)「解決日時:2005/7/22」
(46b)「一日中ほったらかしでサークルの中に閉じ込めておくのでは訓練効果が低いです。する前に入れて、したら出すようにするのがサークルを使ったトレーニングです。(中略)
サークルを使うと行動が制御出来ますからやりやすくなります。と言っても入れっぱなしにしておくということじゃないんです。」

(47)甲第47号証(「チワワ子犬のトイレやお座りのしつけについて」と題するページ画面)
(47a)「投稿日時:2005/7/22 16:33」
(47b)「サークル全面にトイレシーツにしてはどうでしょうか?(中略)子犬は食事後・遊んだ後・寝起きによくトイレをしますその時にトイレシーツの上【サークルなどで出られないようにして下さい】に連れて行きトイレをしたらほめるこの繰り返しで覚えますよ」

(48)甲第48号証(「犬のうんちのしつけ」と題するページ画面)
(48a)「投稿日時:2003-05-14 00:52:46」
(48b)「トイレケージの購入!
サークルやトイレだけのものは気が散ってしまうようだったので、いつも寝る時に使っているケージの他に、もう一つちゃんと屋根のついているものを与えてみたのです。(中略)投稿日時:2003-05-14 01:11:56」
(48c)「サークル全体をトイレにしてしまいましょう。出入り口以外は段ボール等でふさいであげます。ウンチをしそうになったらそこにつれていって、扉を閉めてしまい、逃げられなくしてから「ウンチ」の言葉を繰り返し言います。うまく、ウンチができたらすかさず、馬鹿みたいにほめまくりましょう。遊んであげてもいいです。(中略)投稿日時:2003-05-14 18:20:59」

(49)甲第49号証(「M.ダックスのトイレ」と題するページ画面)
(49a)「犬は本来同じ場所で用を足す習性があり、そのためにはトイレはココ!!という意識付が必要です。サークルを用意して周囲を囲ってトイレ専用のスペースを作ります。ダンボールでも代用可ですが、動かないように重しを入れて出られないようにします。(中略)投稿日時:2005-07-01 11:16:40」

(50)甲第50号証(「仔犬がサークルの外でしかウンチをしないのですが」と題するページ画面)
(50a)「可愛そうですが、ウンチをするまでサークルから出さないようにすれば、トイレシート(サークル内)でするのではないでしょうか?サークル内でした時はほめてあげると良いですよ。
(中略)投稿日時:2005-10-12 16:23:18」

(51)甲第51号証(「室内犬を飼つていらつしやる方にお聞きします。」と題するページ画面)
(51a)「室内犬にはどれくらいのサイズのサークルが適当なんでしようか。
(中略)
大きさはトイレの躾もするのでしたら寝る場所とトイレの場所が確保できる大きさです。 トイレを覚えさせるにはサークルがあった方が便利です。(中略)回答日時:2005/2/26 19:58:24」

(52)甲第52号証(「変なトイレの癖をなおしたい!」と題するページ画面)
(52a)「のんのん-2003/02/02 11:08
(中略)ワンはきれい好きだから自分の寝るところと、トイレが近いのは嫌なんですよ?ケージ飼いを続けるつもりなら、サークルとジョイントして寝るところとトイレを離すとかの工夫が必要だと思います。」
(52b)「ぷり-2003/02/02 12:54
昔やっていた方法ですが、トイレ用のケージと寝るところ用のケージを2つくっつけてはどうでしょうか。家は寝るところ用のケージを少し大きめのにして、トイレ用のケージを小さめにして、入口のところでくっつけていました。必ずトイレ用のケージでトイレをしてくれるようにエサなどを使って試してみて下さい。」

(53)甲第53号証(「おしゃべり広場」と題するページ画面)
(53a)「2003/07/25
留守番の時の対策としては大小のサークルかケージとサークルをつないで小さい方をトイレとして使うのはどうでしょう?トイレとくつろぐ場所をはっきり分けた方がワンコも覚えやすいと思います。後、段差があればもっと覚えが早いと思いますが。家はこれで上手くいきました。」

(54)甲第54号証(「トイレと寝床の区別」と題するページ画面)
(54a)「質問(中略)
小屋は大きめで、トイレと寝床、半分ずつに分かれています。(中略)寝床の方に寝かせて、オシツコやウンチはトイレの方でさせるようにするには、どうしたらいいですか?(中略)投稿日時-2003-08-16 15:29:43」
(54b)「AN0.2
市販されているサークルで、真ん中に仕切りがあるのもありますよね?!使つたことないですが、トイレ行かす時に、その仕切りを挙げて、移動させる。。。みたいな感じの。」

(55)甲第55号証(「アドバイス下さい!犬のトイレ!」」と題するページ画面)
(55a)「サークルを区切る(中略)2005年8月26日 17:33
(中略)サークルの中にトイレがある、ということですが、犬は出来れば寝床や食事の場所の近くでは排泄したくないので、サークルを「寝床や食事をするスペース」と「トイレスペース(シートを敷きつめる)」に区切ると良いですよ。広いサークルなら真ん中に仕切りをつくつて、どちらにも行き来できるようにします。サークルが狭ければ、ジヨイント式のサークルを継ぎ足すなどして、トイレスペースを作ってあげて下さい。犬も「中と外」と認識するようになるので、成功率もアップします。」

(56)甲第56号証(「うちの犬はケージで飼っています。中のスペースに半分はトイレ、半分はベッドを置…」と題するページ画面)
(56a)「以前うちもサークルを半々で使っていましたが一般的に使われているトイレの大きさが小さすぎると聞き、今はサークルの扉とクレート(ハードのキャリーケース)の扉を両方開けてつなぎ、クレートをベッドとして使い、サークル全体はトイレシートを大小組み合わせて敷きつめ汚れたシートのみ取り替えています。(中略)ベッドとトイレがはっきり判るように工夫され、汚れたシートは早めに取り換えようにされれば、シートで寝るのは特に幼い頃はよくある話です。(中略)回答日時:2005/9/15」

(57)甲第57号証(実用新案登録第3001541号公報)
(57a)「【0026】
このようなジョイント1を用いてペットサークル2を形成する場合、図1に示したような四角形に形成するとよい。そして、このようなペットサークル2を、掃除の時などペットを一時的に収容するために使用すると、構造が簡単であるとともに安価であるので、都合がよい。なお、トレー(図示せず)と天板(図示せず)とでゲージ(図示せず)を形成して使用するもよく、また用途や好みによっては、例えば六角形など様々な形状に形成するもよい。」

(58)甲第58号証(実用新案登録第3091546号公報)
(58a)「単体でペット家具(犬舎)として使用出来る構造体と、図2のコの字型三面構造のサークル(ケージ)の、二種類の物品を接続用具を用い図3の様に組み立て(以下略)」(第5頁)

(59)甲第59号証(「NEW PRODUCTS(新製品ニュース) プラケージ660・662・663」)
(59a)


(59b)「天板はハーフオープンになっており、しかも、完全に取り外すこともできるので、ペットの出し入れも簡単です。」

(60)甲第60号証(「NEW PRODUCTS(新製品ニュース) プラケ-ジ810、812、813」)
(60a)

(60b)「天板はハーフオープンになっており、しかも、完全に取り外すこともできるので、ペットの出し入れも簡単です。」

(61)甲第61号証(「NEW PRODUCTS(新製品ニュース) プラケ-ジ1000」)
(61a)


(61b)「天板はハーフオープンになっており、しかも、完全に取り外すこともできるので、ペットの出し入れも簡単です。」

(62)甲第62号証(「2003 CATALOG」)
(62a)


(62b)「システムサークルトレー付 ST-600T
幼犬のトイレトレーニングに便利なシステムサークルトレー付です。」(31頁)
(62c)

(62d)

(62e)「システムサークルトレー付 ST-1200T
幼犬のトイレトレーニングに便利なシステムサークルトレー付です。ペットやトイレをはじめ、必要なものを置いても十分な大きさです。」(31頁)

(62f)

(62g)「ペットケージ KG-700
ペットの出し入れがしやすいフルオープンタイプの天面扉です。」(36頁)
(62h)

(62i)「プラケージ810
プラケージ660の一回り大きいサイズで、上部をとればペットサークルとしても使えます。」(37頁)
(62j)

(62k)「プラケージ1000
(中略)大型ケージです。天面が取り外せるので室内用ペットサークルとしても利用出来ます。」(38頁)
(62l)

(62m)「中にシーツを敷いて仔犬や仔猫のケージとしても使えます。」(39頁)

(63)甲第63号証(「2004 CATALOG」)
(63a)「ペットケージ KG-700
ペットの出し入れがしやすいフルオープンタイプの天面扉です。」(26頁)

(64)甲第64号証(「2005 CATALOG」)
(64a)

(64b)「幼犬のトイレトレーニングに便利なシステムサークルトレー付です。トレーのサイズは(中略)ベッドやトイレ等を置いても十分な大きさです。」(22頁)
(64c)

(64d)「システムサークルトレー付ST-1200T”専用の屋根です。」(22頁)
(64e)

(64f)

(64g)

(64h)

(64i)

(64j)


(65)甲第65号証(「プラケージ660 取扱説明書」)
(65a)「プラケージ660
取扱説明書
(中略)天面(扉付)1枚 全面(扉付)1枚」(26頁)

(66)甲第66号証(「プラケージ810 取扱説明書」)
(66a)

(66b)「サークルとして使用する場合
○1天面の扉のツマミを全て内側(開)へずらします
○2図のように、天面の扉を開き重ねます。
○3A、B、Cの順で天面の扉がはずれます。」

(67)甲第67号証(「プラケ-ジ1000」と題するページ画面)
(67a)

(67b)「天板はフルオープンできる」
(67c)「投稿日:/04/19 22:17:18
上の扉も開閉自由で、しかも丈夫なのでお留守番をさせるときも安心です。」

(68)甲第68号証(「ペットと人の快適な住空間づくりペット、動物、犬・猫…PETIO by ヤマヒサ」と題するページ画面)
(68a)

(68b)「屋根面をつけることができます(別売)」
(68c)

(68d)「ドッグルームサークル
(中略)写真はレギュラーサイズです」


2.各無効理由についての判断
(1)第1の無効理由について
ア.対比
本件特許発明1と引用発明を対比すると、
(a)引用発明の「後ろ側が開放するコの字状に連結された網状パネルとハウスが連結された犬飼育用の構造体」と、
本件特許発明1の「複数のパネルが連結されたサークル本体」とは、
前者が「コの字状に連結された網状パネル」を有し、かつ、「ハウス」も「側面及び上面は格子状パネルからでき」たものであるので、
「複数のパネルが連結された犬飼育用の構造体」で共通する。
そして、「犬飼育用の構造体」は、その内部で収容した犬の飼育を行うものであるので、引用発明の「後ろ側が開放するコの字状に連結された網状パネルとハウスが連結された犬飼育用の構造体」と、本件特許発明1の「複数のパネルが連結されたサークル本体の内部で、収容した犬のトイレの仕付けを行う犬用サークル」とは、「複数のパネルが連結された犬飼育用の構造体の内部で、収容した犬の飼育を行う犬飼育用の構造体」で共通する。
なお、請求人は請求書「(4-2-2)[1]-1(ア)」において「この飼育装置は、複数のパネルが連結されて犬の行動範囲を規制するサークル体を構成しており、本件発明1の『複数のパネルが連結されたサークル』に相当する。」旨主張しているが、一応共通に止めて、後述の相違点で実質的な検討をすることとした。
(b)引用発明の「ハウス前面部分」は、「両スペース」を「構造的に仕切」るものであるので、本件特許発明1の「中仕切体」に相当する。
そして、引用発明の「前記構造体の内部はハウス内のスペースとコの字状に連結された網状パネルとハウス前面部分とで囲われたスペースとに区画」され、「両スペースはハウス前面部分によって構造的に仕切られ」ていることと、
本件特許発明1の「前記サークル本体の内部空間が中仕切体によって仕切られることにより住居スペースとトイレスペースに区画」されていることとは、
「犬飼育用の構造体の内部空間が中仕切体によって仕切られることにより2つのスペースに区画」されていることで共通する。
(c)引用発明の「ハウス前面部分には、犬が出入り可能な出入口が開口される」構成は、本件特許発明1の「中仕切体には、犬が出入り可能な仕切出入口が開口される」構成に相当する。
(d)引用発明の「犬が出入り可能な出入口」「を開閉する扉」は、
本件特許発明1の「仕切出入口を開閉する仕切扉」に相当する。
そして、引用発明の「犬が出入り可能な出入口」「を開閉する扉が設けられ」ていることと、
本件特許発明1の「仕切出入口を開閉する仕切扉が設けられ、この仕切扉を介して住居スペースとトイレスペースとの間を犬が行き来できるように或いは行き来が規制されるように構成」されていることとは、
前者の出入口が、犬が行き来できるものであること、及び扉を閉めることで行き来が規制されることが自明であるので、
両者は、「仕切出入口を開閉する仕切扉が設けられ、この仕切扉を介して2つのスペースの間を犬が行き来できるように或いは行き来が規制されるように構成」されていることで共通する。
(f)引用発明の「犬飼育用構造体」と、
本件特許発明1の「犬のトイレ仕付け用サークル」とは、
「犬飼育用構造体」で共通する。

そうすると、本件特許発明1と引用発明とは、
「A.複数のパネルが連結された犬飼育用の構造体の内部で、収容した犬の飼育を行う犬飼育用の構造体において、
B.前記犬飼育用の構造体の内部空間が中仕切体によって仕切られることにより2つのスペースに区画されており、
C.前記中仕切体には、犬が出入り可能な仕切出入口が開口されるとともに、
D.この仕切出入口を開閉する仕切扉が設けられ、この仕切扉を介して2つのスペースの間を犬が行き来できるように或いは行き来が規制されるように構成されている
E.犬飼育用構造体。」で一致し、以下の点で相違する。

<相違点1>
犬飼育用の構造体が、本件特許発明1は「複数のパネルが連結されたサークル本体の内部で、収容した犬のトイレの仕付けを行う犬用サークル」かつ「トイレ仕付け用サークル」であるのに対して、引用発明は「後ろ側が開放するコの字状に連結された網状パネルとハウスが連結された」犬飼育用の構造体であって、「ハウスは直方体であって、床以外の側面及び上面は格子状パネルからできており」、また、「内部」で「トイレの仕付けを行う犬用サークル」としていない点。

<相違点2>
中仕切体によって仕切られることにより区画される空間が、本件特許発明1は「サークル本体の内部空間」であって、「住居スペースとトイレスペース」に区画されるのに対して、引用発明は「ハウス前面部分によって構造的に仕切られ」た「後ろ側が開放するコの字状に連結された網状パネルとハウスが連結された犬飼育用の構造体」「の内部」であって、「ハウス内のスペースとコの字状に連結された網状パネルとハウス前面部分とで囲われたスペース」に区画される点。

<相違点3>
本件特許発明1は「この仕切出入口を開閉する仕切扉が設けられ、この仕切扉を介して住居スペースとトイレスペースとの間を犬が行き来できるように或いは行き来が規制されるように構成されている」(なお、「この仕切出入口」は、「前記中仕切体に・・開口され」た「仕切出入口」であって、その「前記中仕切体」は、「サークル本体の内部空間」を「仕切・・ることにより住居スペースとトイレスペースに区画」するもの。)のに対して、引用発明は「この出入口を開閉する扉が設けられている」(なお、「この出入口」は、「前記ハウス前面部分に・・開口され」た「犬が出入り可能な出入口」であって、その「前記ハウス前面部分」は、「ハウス内のスペースとコの字状に連結された網状パネルとハウス前面部分とで囲われたスペース」を「構造的に仕切」るもの。)点。

イ.相違点についての検討
そこで、上記相違点について検討する。

(ア)相違点1について
(a)まず、請求人は、口頭審理陳述要領書「5.2.3」において、「本件発明1の『犬用サークル』は引用発明1の『犬飼育用の構造体』に・・相当する」と主張している。
しかし、「犬飼育用の構造体」は、その一態様として「犬用サークル」を包含するものではあるものの、サークルと特定されたものではなく、上記「ア.(a)」及び同「(f)」記載の如く「『犬飼育用構造体』で共通する」にとどまり、引用発明の「犬飼育用の構造体」は、本件特許発明1の「犬用サークル」に相当するとまで言えるものではない。
(b)次に、請求人は、口頭審理陳述要領書「5.2.3」において、「本件発明1の『犬用サークル』と引用発明1の『犬飼育用の構造体』についてみれば、いずれも複数のパネルを連結して犬の行動範囲を規制するスペースを規定できる構造体であるから、その機能・作用からすれば両者にはサークル構造体としての有意な差はない。」旨主張しているのでこの点について検討する。
本件特許発明1の犬用サークルは、相違点2、相違点3に係る発明特定事項も含む「複数のパネルが連結されたサークル本体の内部で、収容した犬のトイレの仕付けを行う犬用サークル」であって、答弁書第4頁第25?32行で被請求人が主張する「人の手で・・犬を居住スペースからトイレスペースに誘導する」ことの出来る構成であるのに対して、引用発明の犬飼育用構造体は、「後ろ側が開放するコの字状に連結された網状パネルとハウスが連結された犬飼育用の構造体」であって、「ハウスは・・上面は格子状パネルからできており」、ハウス内のスペース(本件特許発明1の「居住スペース」と対応するもの)は、上部に天面パネルがあるので、そのまま上方から手が入るようなものではなく、「人の手で・・犬を居住スペースからトイレスペースに誘導する」ことの出来る構成とはなっていない。
そうすると、両者が請求人の主張する様な「サークル構造体としての有意な差はない」ものとは言えない。
(c)また、請求人は、請求書「(4-2-2)[1]-3」において、「古くから多数の文献に記載されているように、屋内で犬を飼育する場合に、トイレの仕付けは、犬の飼育の最も初期に行われる最も重要な仕付けであって、当業者のみならず一般の飼い主であっても犬(特に子犬)の『仕付け』といえば『トイレの仕付け』を想起する程の常識的なことである(以下、『周知課題』ともいう。)(甲2?13、甲41:甲号証の記載事項の詳細は別紙1を参照)ところ、後に詳述するように、犬の飼育装置(サークル、ケージ)をトイレ仕付けに利用することも周知である(以下、『周知利用方法』ともいう。)(甲3?4、甲11?15、甲22?37、甲41、甲48?49、甲51、甲62:別紙3参照)から、本件発明1におけるトイレ仕付けの用途は、技術常識ないしは自明な課題であって本件発明1の構造を特定するための技術的意味を有しない(特許・実用新案審査基準第II部第2章1.5.2(2)参照)。」旨主張している。
しかし、「犬のトイレの仕付けを行う犬用サークル」や「犬のトイレ仕付け用サークル」は、特許請求の範囲に記載された本件特許発明1を特定する為の事項であるところ、それを「意味を有しない」ものとして取り扱うことは出来ない。
さらに、上記(b)に記載した様に、本件特許発明1の犬用サークルは、相違点2、相違点3に係る発明特定事項も含む「複数のパネルが連結されたサークル本体の内部で、収容した犬のトイレの仕付けを行う犬用サークル」であって、上記「人の手で・・犬を居住スペースからトイレスペースに誘導する」ことが出来という作用効果を生ずるものであるところ、引用発明の犬飼育用構造体は、甲第1号証記載事項(1a)の「留守がちな家庭」に適する犬飼育用構造体であって、甲第1号に該犬飼育用構造体を「仕付け」に使用することすら記載されていないことを考慮すると、請求人が主張する様に「犬の飼育装置(サークル、ケージ)をトイレ仕付けに利用することも周知」であり、「犬(特に子犬)の『仕付け』といえば『トイレの仕付け』を想起する程の常識的なこと」であったとしても、仕付けについて記載も示唆もされていない引用発明の犬飼育用構造体を「複数のパネルが連結されたサークル本体の内部で、収容した犬のトイレの仕付けを行う犬用サークル」であるとまで言うことは出来ない。

そうすると、相違点1は、請求人の主張を検討してみても、実質的にも相違点であることに変わりはない。

(イ)相違点2、相違点3について
(a)請求人は、口頭審理陳述要領書「5.2.1(1)」において、「『広めのサークルを用意してハウスとトイレを入れる』との記載から、甲1の飼育装置ではハウスとトイレの機能を併せ持つことが意図されているから、写真の構造体はハウススペース以外のサークルスペースがトイレとして使用されることは明らかである。現に、サークルスペース内には2枚のトイレシートが敷かれているから、当該サークルスペースをトイレスペースとして使用している。
以上のことから、引用発明1の構造体は、複数のパネルが連結されて構成されたハウスないしはサークル状の構造体であって、ハウススペースとサークルスペースとを有し、サークルスペースはトイレスペースでもあり、さらに両者のスペースはハウスの扉付き前面パネルによって構造的に仕切られている。」旨主張している。
しかし、上記「1.(1e)」で述べた様に、「ハウススペース以外のサークルスペース」が、同「(1a)」の「広めのサークルを用意して・・・いれる」とされた「トイレ」であるとまではいえない。
また、同「(1b)」の写真に写っている2枚のシート状のものは少なくとも「トイレシート」と表示されたもので無く、さらに、それらが尿等を吸収する性質のシートであるとしても、そのようなシートは、トイレ以外の放尿される可能性がある箇所でも使用されるものであるので、シートが敷かれていることを持って、トイレ仕付けの対象となるトイレスペースであるとまではいえない。
そうすると、当該請求人の主張について検討しても、引用発明の「コの字状に連結された網状パネルとハウス前面部分とで囲われたスペース」が、本件特許発明1の「トイレスペース」に相当するものとは言えず、「両者のスペースはハウスの扉付き前面パネルによって構造的に仕切られている」点で共通するとしても、「仕切扉を介して住居スペースとトイレスペースとの間を犬が行き来できるように或いは行き来が規制されるように構成されている」とも言えない。
(b)本件特許発明1は、「トイレ仕付け用」サークルであって、上記相違点2、3に係る仕切扉、中仕切体、住居スペース、トイレスペースの構成を備えることにより、答弁書第4頁第25?32行で被請求人が主張する「仕切出入口を開閉する仕切扉が設けられ、この仕切扉を介して住居スペースとトイレスペースとの間を犬が行き来できるように或いは行き来が規制されるように構成されており、人の手で・・・犬を住居スペースからトイレスペースに誘導する際・・・中仕切体の開口部以外は中仕切体によってトイレスペースと住居スペースが仕切られているため、犬が元のスペースに戻ることが抑制され、その間に人の手で仕切扉を迅速かつ容易に閉鎖することができる」という作用効果を有すると認められる。
(c)そうすると、相違点2、3は、請求人の主張を検討してみても、実質的にも相違点であることに変わりはない。

上記のとおり、本件特許発明1と引用発明には相違点があるから、本件特許発明1は、その出願前に頒布された甲第1号証に記載された発明であるとはいえない。


(2)第2の無効理由について
本件特許発明1と引用発明の一致点、相違点は上記「(1)ア.」に示したとおりである。
そこで、本件特許発明1の相違点1?3に係る構成とすることが、容易想到であるかについて検討する。

ア.本願特許発明1のトイレ仕付け用サークルの作用効果
本件特許発明1は、相違点1に係る「複数のパネルが連結されたサークル本体の内部で、収容した犬のトイレの仕付けを行う犬用サークル」かつ「トイレ仕付け用サークル」であって、相違点2、3に係る仕切扉、中仕切体、住居スペース、トイレスペースの構成を備えることにより、答弁書第4頁第25?32行で被請求人が主張する「仕切出入口を開閉する仕切扉が設けられ、この仕切扉を介して住居スペースとトイレスペースとの間を犬が行き来できるように或いは行き来が規制されるように構成されており、人の手で・・・犬を住居スペースからトイレスペースに誘導する際・・・中仕切体の開口部以外は中仕切体によってトイレスペースと住居スペースが仕切られているため、犬が元のスペースに戻ることが抑制され、その間に人の手で仕切扉を迅速かつ容易に閉鎖することができる」という作用効果を有すると認められる。

イ.引用発明からの容易想到性
(a)請求人は口頭審理陳述要領書「5.2.4」において、「引用発明1においては、トイレ仕付けについては記載されていないが、審判請求書7.(4)(4-3-2)[2]でも述べたとおり、屋内で犬を飼育する際に最初に行う最も重要な仕付けがトイレ仕付けであることは自明の課題である。さらに、犬の飼育装置の内部を居住スペースとトイレスペースとに区画してトイレ仕付けを行うことも周知・慣用技術である。そして、犬の飼育装置を用いて排泄が完了するまで犬をトイレスペースに閉じ込めて住居スペースに戻ることを抑制するトイレ仕付け方法も周知・慣用技術である。したがって、引用発明1に、トイレ仕付けに関する前記周知・慣用技術を適用することで、相違点アを克服できる。また、前記のように、本件発明は用途発明ではないことからも、本件発明1がトイレ仕付けに使用される点に何ら特徴はない。」と主張している。
(b)しかしながら、仮に、請求人が主張するとおり、「屋内で犬を飼育する際に最初に行う最も重要な仕付けがトイレ仕付けであることは自明の課題である」こと、「犬の飼育装置の内部を居住スペースとトイレスペースとに区画してトイレ仕付けを行うことも周知・慣用技術である」こと及び「犬の飼育装置を用いて排泄が完了するまで犬をトイレスペースに閉じ込めて住居スペースに戻ることを抑制するトイレ仕付け方法も周知・慣用技術である」ことが事実として認められるとしても、それら課題や周知・慣用技術は、上記ア.の作用効果を生ずる為に必要な相違点1に係る「複数のパネルが連結されたサークル本体の内部で、収容した犬のトイレの仕付けを行う犬用サークル」であって、相違点2、3に係る仕切扉、中仕切体、住居スペース、トイレスペースの構成を具体的に示唆するものではないので、引用発明に上記周知・慣用技術等を適用しても、該作用効果を生ずる本件特許発明1の構成に容易に想到し得るものではない。
(c)さらに、引用発明は、甲第1号証記載事項(1a)の「留守がちな家庭」における犬の飼い方に係るものであって、「トイレ仕付け」を意図したものですらない。
(d)換言すると、本件特許発明は、トイレの仕付けを容易にするために、トイレスペースを区画し、トイレスペースに誘導し、閉じ込めるといった仕付けを、扉のついた仕切体、屋根がないサークルという構成を有する一のサークルの中で簡単に実現・完成させたものであるのに対し、引用発明は、留守中の飼育を目的としたもので、それに留まり、トイレの仕付けに関する記載・示唆はない。
トイレの仕付けが重要であることは自明で、トイレスペースに閉じ込めることが仕付けの常套手段であるとしても、引用発明において、トイレ専用スペースとして区画し、ハウスの屋根をとることの積極的な動機はなく、本件特許発明1の相違点1?3に係る構成が、トイレの仕付けを考慮すれば、当然になされる構成ということもできない。
また、その作用効果は予測の範囲を超えており、そのような作用効果を期待して当該構成をとることは、当業者であっても容易とはいえない。

ウ.請求人の具体的主張に対する検討
(ア)請求人の具体的主張
請求人は、口頭審理陳述要領書「5.2.4」において、
(a)「(1)相違点ア(本件発明1がトイレ仕付けに使用されるのに対し、引用発明1はその点が不明)について
引用発明1においては、トイレ仕付けについては記載されていないが、審判請求書7.(4)(4-3-2)[2]でも述べたとおり、屋内で犬を飼育する際に最初に行う最も重要な仕付けがトイレ仕付けであることは自明の課題である。さらに、犬の飼育装置の内部を居住スペースとトイレスペースとに区画してトイレ仕付けを行うことも周知・慣用技術である。そして、犬の飼育装置を用いて排泄が完了するまで犬をトイレスペースに閉じ込めて住居スペースに戻ることを抑制するトイレ仕付け方法も周知・慣用技術である。したがって、引用発明1に、トイレ仕付けに関する前記周知・慣用技術を適用することで、相違点アを克服できる。また、前記のように、本件発明は用途発明ではないことからも、本件発明1がトイレ仕付けに使用される点に何ら特徴はない。」
(b)「(2)相違点イ(本件発明がサークルであるのに対し、引用発明1はハウスとサークルの組み合わせからなる点)について
前記のように、引用発明1に示されたような組み立て式のハウスにおいては、その天面パネルが着脱自在に設けられていることは周知であって本件出願時の技術常識からみて甲1に記載されているに等しい事項である。したがって、ハウスとサークルとを組み合わせた引用発明1の構造体に、本件出願時の技術常識を適用することで相違点イを克服できる。」
(c)「(3)構成要件Dの容易想到性
以上のとおり、引用発明1に本件出願時の周知・慣用技術もしくは技術常識を適用することで相違点ア、イを克服できるから、本件発明1は引用発明1に周知・慣用技術や技術常識を適用すれば容易に想到できるものであり、構成要件Dも当然に容易に想到できる。」
旨主張している。

また、審判請求書「7.(4)(4-3-2)[2]」においては、
(d)「[2]-1 相違点アについて
(ア)まず、前記(4-2-2)[1]-3で述べたように、屋内で犬を飼育する場合に最初に行う最も重要な仕付けがトイレ仕付けであることは技術常識ないしは自明の課題である(甲2?13、甲41:別紙1参照)。
(イ)また、犬のトイレ仕付けの方法としては、排泄のタイミングをみて犬をトイレスペースに誘導し、排泄が完了するまではトイレスペースに閉じ込めて居住スペースに戻ることを抑制し(犬の行動範囲を制限する)、排泄後は犬をトイレスペースから出してあげて充分にほめたりご褒美を与える方法が一般的であって、この仕付け方法は周知・慣用技術である(以下『周知仕付け方法』ともいう)(甲2、甲4、甲12?21、甲42?50:別紙2参照)。
(ウ)前記(4-2-2)[1]-3で述べたように、犬の飼育装置(サークル、ケージ)をトイレ仕付けに利用することも周知・慣用技術(周知利用方法)である(甲3?4、甲11?15、甲22?37、甲41、甲48?49、甲51、甲62:別紙3参照)。
すなわち、周知仕付け方法を実現させるために、トイレスペースに誘導し、排泄中は犬をトイレスペースに閉じ込め、さらに排泄後は犬をトイレスペースから出すという一連の動作を行うには、トイレスペースで犬の行動を規制する必要があるから、サークルやケージなどの飼育施設を利用することが一般的である(甲2?4、甲11?37、甲41?51、甲62:別紙2、3参照)。このとき、サークルやケージを構成する『パネル』の開口に設けられた『扉』の開閉を利用して犬を移動させたり犬の移動を規制させる方法も、周知・慣用技術である(甲12?14、甲18?20、甲48:別紙2「赤字部分」参照)。
(エ)そして、犬の飼育装置をトイレ仕付けに利用する方法として、(特に子犬を念頭に置いた場合)犬の飼育装置(サークル、ケージ)の内部を居住スペースとトイレスペースとに区画あるいは区別することも周知である(以下、『周知使用態様』ともいう)(甲2?4、甲13?15、甲25、甲28?31、甲36、甲38?40、甲50、甲52?56:別紙4参照)。
(オ)以上のことから、周知課題である犬のトイレ仕付けを行うに際し、サークルなどの内部を居住スペースとトイレスペースとに区画した飼育装置を用いること及び飼育装置を用いて周知仕付け方法を実現すること(周知利用方法、周知態様)は技術常識であるところ、周知仕付け方法に犬の飼育装置(サークル、ケージ)を構成する『パネル』の開口に設けた『扉』を用いることも周知・慣用技術であるから、引用発明1の飼育装置(サークル体)に接した当業者が、当該飼育装置を犬のトイレ仕付けに利用しようと試みることに何らの困難性もないのであり、相違点アに技術的特徴はなく単なる用途限定である。」(なお、「相違点ア」は、請求書「(4-3-2)[1]ア」の「本件発明1は、「犬のトイレの仕付けを行う犬用サークル」であるのに対し、引用発明1はこの点が不明である点。」)
(e)「(ア)サークルとケージの技術分野
犬用のサークルとケージは技術分野が同一であり(甲15、甲24、甲26、甲32、甲38、甲57?68:別紙5参照)、設計者(当業者)も共通していることから、そもそも両者の設計変更や技術の転用はきわめて容易である。・・・
(イ)サークルとケージの互換性
組み立て式のケージは、用途や使用方法などに応じて天面パネルを取り外すことにより上部が解放されたサークルとしても使用できることは周知である(甲57、甲59?62、甲66?67)。逆に、犬の飛び出しを防止するために、サークルの上部にパネルを乗せて天面を閉鎖して使用することも一般的である。現に、サークルの上にのせるための天面パネルは、本件特許出願前から市販されており(甲24、甲64)、被請求人も本件特許の実施品『ドッグルームサークルレギュラー』のオプション品として天面パネルを販売している(甲68)。・・・
(エ)以上のように、組み立て式のサークルとケージとは同一技術分野に属しており、構造的に相互に互換性を有するだけでなく、そもそもサークルとケージは同義のものとして使用されているというべきであるから、サークルやケージの天面パネルの有無は用途や使用方法などに応じて適宜選択される単なる設計事項である。」
(なお、「相違点イ」は、請求書「(4-3-2)[1]イ」の「本件特許公報の発明の詳細な説明を参酌すれば、本件発明1の「サークル1は、複数のパネル2a、2b、2c、2dが連結されたサークル本体2と、サークル本体2の下部に取り付けたれたトレー6とを備え」ている・・のに対し、引用発明1は、複数のパネルが連結されたサークルと複数のパネルが連結されたハウス(ケージ)とが連結されてなるサークル体である点。」で・・この点が不明である点。」)
旨主張している。

(イ)主張についての検討
本件特許発明1の相違点1?3に係る構成とすることが、上記請求人の主張する理由で容易想到であるかについて検討する。
(A)相違点の認定について
まず、請求人は、本件特許発明1と引用発明との相違点を、上記「(ア)(d)」の相違点ア(本件発明1がトイレ仕付けに使用されるのに対し、引用発明1はその点が不明)及び、上記「(ア)(e)」の相違点イ(本件発明がサークルであるのに対し、引用発明1はハウスとサークルの組み合わせからなる点)としており、上記「(1)ア.」で当審が認定した相違点1?3と異なっている。
そして、上記「(1)イ.」に記載した様に、相違点1?3は、実質的な相違点であるので、「本件の訂正後の請求項1及び訂正後の請求項2に係る各特許発明は、甲第1号証から甲第68号証に記載された発明に基づいて、出願前に当業者が容易に発明をすることができたものである」とするには、本件特許発明1の相違点1?3に係る構成とすることが、甲各号証に記載された公知の事項に基づいて、出願前に当業者が容易想到である必要がある。

(B)請求人の主張(a)(c)(d)について
請求人は、上記(a)で「引用発明1に、トイレ仕付けに関する前記周知・慣用技術を適用する」と主張しているので、引用発明に、トイレ仕付けに関する周知・慣用技術の例示として例示された甲各号証を適用することで、本件特許発明1の相違点1?3に係る構成に想到するか否かについて検討する。
請求人が上記(d)で「周知仕付け方法を実現させるために・・・サークルやケージなどの飼育施設を利用することが一般的である」ことの例示として提示した甲第2号証には「犬のトイレのしつけを行うために、犬の反復学習(スリコミ)を利用して、居住部分とトイレ部分を明確に分け、トイレ以外で排泄をしないように習慣づけができるように、その境目に取り外し可能な仕切りを備え、トイレ部分にはトイレシーツが滑りにくく加工した引き出しトレーを備えたドッグサークル型トイレしつけ機。」の発明が記載されているので、引用発明に、甲第2号証記載の発明を適用すると引用発明の犬飼育用構造体の内部をいずれかで居住部分とトイレ部分に分け、その境目に取り外し可能な仕切りを備えてドッグサークル型トイレしつけ機とすることとなる。
そしてその仕切りは「取り外し可能な仕切り」であって、「中仕切体に・・開口され」た「仕切出入口を開閉する仕切扉」を有するものではないので、相違点3に係る本件特許発明1の「仕切出入口を開閉する仕切扉が設けられ、この仕切扉を介して住居スペースとトイレスペースとの間を犬が行き来できるように或いは行き来が規制されるように構成されている」構成には想到しない。
また、請求人が上記(d)で「このとき、サークルやケージを構成する『パネル』の開口に設けられた『扉』の開閉を利用して犬を移動させたり犬の移動を規制させる方法も、周知・慣用技術である」ことの例示として提示した甲第12号証には「ケージやサークルを使い、その中の全面にトイレシーツを敷き詰めてトイレにし、
ハウスから出したとき、犬が床をクンクンかぐなど排泄のサインを出したら、すぐにトイレに連れていき、
扉を閉めて、排泄するまで待つ」発明が記載されているので、引用発明に、甲第12号証記載の発明を適用すると引用発明の犬飼育用構造体の内部をトイレスペースとなる内部空間とし、ハウス側面またはコの字状に連結された網状パネルの一面に扉を設けることとなり、トイレ仕付けに利用する扉は、「外部空間とトイレスペースとの間」に設けられるのであって、犬飼育用構造体(本件特許発明の「サークル本体」に対応するもの)の内部の両スペース(本件特許発明の「住居スペースとトイレスペースとの間」に対応するもの)ではないので、引用発明に、甲第12号証記載の発明を適用したとしても、相違点2及び相違点3に係る本件特許発明1の「サークル本体の内部空間が中仕切体によって仕切られることにより住居スペースとトイレスペースに区画され」「仕切出入口を開閉する仕切扉が設けられ、この仕切扉を介して住居スペースとトイレスペースとの間を犬が行き来できるように或いは行き来が規制されるように構成されている」構成には想到しない。
さらに、請求人が「周知仕付け方法」、「周知利用方法」、「サークルやケージなどの飼育施設を利用することが一般的」、「サークルやケージを構成する『パネル』の開口に設けられた『扉』の開閉を利用して犬を移動させたり犬の移動を規制させる方法も、周知・慣用技術」、及び「周知使用態様」として例示したいずれの文献も、本件特許発明1の「サークル本体の内部空間が中仕切体によって仕切られることにより住居スペースとトイレスペースに区画されており、」「中仕切体には、犬が出入り可能な仕切出入口が開口されるとともに、この仕切出入口を開閉する仕切扉が設けられ」に相当する構成が記載若しくは示唆されているものではない。
そうすると、それらから上記ア.の作用効果を奏する本件特許発明1を容易に想到することが出来たとはいえない。
なお、甲22?24号証は、公知性は立証されておらず、甲68号証は、本願出願後の文献であって、それらの記載自体が本件出願前に公然知られたものであるとは認められない。

(c)請求人の主張(b)(e)について
請求人の主張(b)(e)で主張している様に、「組み立て式のハウスにおいては、その天面パネルが着脱自在に設けられていることは周知」であって、「組み立て式のサークルとケージとは同一技術分野に属しており、構造的に相互に互換性を有する」ものであるとしても、本願発明が上記ア.に記載した様に、相違点1に係る「複数のパネルが連結されたサークル本体の内部で、収容した犬のトイレの仕付けを行う犬用サークル」かつ「トイレ仕付け用サークル」であって、上記相違点2、3に係る仕切扉、中仕切体、住居スペース、トイレスペースの構成を備えることにより初めて、「人の手で・・・犬を住居スペースからトイレスペースに誘導する際・・・中仕切体の開口部以外は中仕切体によってトイレスペースと住居スペースが仕切られているため、犬が元のスペースに戻ることが抑制され、その間に人の手で仕切扉を迅速かつ容易に閉鎖することができる」というトイレ仕付けに有利な作用効果を生ずるものであるので、このようなトイレ仕付け用サークル固有の技術的意義を無視して、サークルとケージとが構造的に互換性を有することのみをもって「サークルやケージの天面パネルの有無は用途や使用方法などに応じて適宜選択される単なる設計事項である。」ということは出来ない。
また、「ハウスとサークルとを組み合わせた引用発明1の構造体に、本件出願時の技術常識を適用することで」相違点イ(本件発明がサークルであるのに対し、引用発明1はハウスとサークルの組み合わせからなる点)を「克服できる。」としても、相違点1に係る「複数のパネルが連結されたサークル本体の内部で、収容した犬のトイレの仕付けを行う犬用サークル」かつ「トイレ仕付け用サークル」であって、上記相違点2、3に係る仕切扉、中仕切体、住居スペース、トイレスペースの構成を備え、上記トイレ仕付けに有利な作用効果を奏するトイレ仕付け用サークルである本件特許発明1を容易に想到することが出来たものとは言えない。
換言すると、屋根の有無は、一見単なる設計的事項のように見えるが、本件特許発明1においては、トイレの仕付けに関し屋根も特徴的な構造の一つであって、トイレの仕付けに係る動機がない引用発明に、積極的に屋根を外す動機はなく、本件特許発明の当該作用効果に照らすと、請求人の主張する相違点イに係る構成とすることも容易想到ではないとするのが相当である。

オ.本件特許発明2について
本件特許発明2は、本件特許発明1にさらに「前記仕切出入口の開放時および閉鎖時にそれぞれ仕切扉を係止する仕切出入口ロック手段が設けられた」との構成を付加したものであり、上記ア.?エ.で本件特許発明1は当業者が容易になし得たものであると認められない以上、本件特許発明2も当業者が容易になし得たものであると認められない。

第5 むすび
以上のとおり、請求人の主張する理由及び証拠方法によっては、本件特許発明1、2を無効とすることはできない。
審判に関する費用については、特許法第169条第2項の規定において準用する民事訴訟法第61条の規定により、請求人の負担すべきものとする。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2014-07-09 
結審通知日 2014-07-11 
審決日 2014-07-23 
出願番号 特願2005-356334(P2005-356334)
審決分類 P 1 113・ 121- Y (A01K)
P 1 113・ 113- Y (A01K)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 伊藤 昌哉  
特許庁審判長 中川 真一
特許庁審判官 竹村 真一郎
杉浦 淳
登録日 2010-10-29 
登録番号 特許第4616162号(P4616162)
発明の名称 ペットのトイレ仕付け用サークル  
代理人 上原 健嗣  
代理人 倉内 義朗  
代理人 大渕 美千栄  
代理人 宇治 美知子  
復代理人 池田 恭子  
代理人 布施 行夫  
代理人 ▲高▼橋 淳  
代理人 上原 理子  
代理人 池村 正幸  
  • この表をプリントする

プライバシーポリシー   セキュリティーポリシー   運営会社概要   サービスに関しての問い合わせ