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審決分類 審判 全部申し立て 特123条1項5号  A24F
審判 全部申し立て 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備  A24F
審判 全部申し立て 2項進歩性  A24F
審判 全部申し立て 1項3号刊行物記載  A24F
管理番号 1320216
異議申立番号 異議2016-700071  
総通号数 203 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許決定公報 
発行日 2016-11-25 
種別 異議の決定 
異議申立日 2016-01-29 
確定日 2016-10-06 
異議申立件数
事件の表示 特許第5756535号発明「電気加熱式喫煙システム」の特許異議申立事件について、次のとおり決定する。 
結論 特許第5756535号の請求項1ないし14に係る特許を維持する。 
理由 第1 手続の経緯
特許第5756535号(以下「本件特許」という。)の請求項1?14に係る特許についての出願は、平成27年6月5日付けでその特許権の設定登録がされ、その後、特許異議申立人田中喜代志より特許異議の申立てがされ、平成28年3月25日付けで取消理由を通知し、その指定期間内である平成28年6月27日に意見書が提出されたものである。また、平成28年8月16日に特許異議申立人より上申書が提出された。

第2 本件特許発明
本件特許の請求項1?14に係る発明は、その特許請求の範囲の請求項1?14に記載された事項により特定される、次のとおりのものである。
「【請求項1】
電気加熱式喫煙システムへデータをアップロード及び当該システムからデータをダウンロードし、ソフトウエアによってプログラム可能な電気的ハードウエアを有するインターネット使用可能なホストであって、
前記インターネット使用可能ホストへデータをアップロード及び当該ホストからデータをダウンロードする前記電気加熱式喫煙システムと通信リンクを確立するインタフェースと、
メモリに記憶されている命令を実行するよう構成されているプロセッサ及び当該メモリと、
を備え、
前記命令は、
前記電気加熱式喫煙システムからデータをダウンロードし、
前記電気加熱式喫煙システムからダウンロードされた前記データを分析し、
前記分析に基づいて、インターネットからデータを要求し、
インターネットから受信した前記データに基づいて、インターネットから又は前記メモリからデータを前記電気加熱式喫煙システムへアップロードすることを含み、
前記アップロードされたデータは、前記電気加熱式喫煙システムの前記電気的ハードウエアをプログラムするソフトウエアを含む、インターネット使用可能なホスト。
【請求項2】
前記命令は、さらに、前記ホストから前記システムに情報をアップロードすることを含む、請求項1に記載のインターネット使用可能なホスト。
【請求項3】
前記ホストから前記システムにアップロードされた前記情報は、前記システムを設定するよう適合され、そして、時間期間あたり許可された吸煙の最大回数、吸煙間の最短間隔、使用されるエーロゾル形成基体の銘柄、当該銘柄のための喫煙体験を最適化する制御パラメータ、及び、選択された非活動の時間の後の自動停止の少なくとも一つを含む、請求項2に記載のインターネット使用可能なホスト。
【請求項4】
前記命令は、さらに、前記システムを前記ホストに登録することを含む、請求項1ないし3のいずれか一つに記載のインターネット使用可能なホスト。
【請求項5】
前記命令は、さらに、インターネットサイトにアクセスし、前記システムを前記ホストに登録するときに前記システムを検証する、請求項4に記載のインターネット使用可能なホスト。
【請求項6】
前記ホストから前記システムにアップロードされた前記データは、さらに、前記登録のプロセスに基づいてデバイスを使用可能又は不可にする命令を含む、請求項5に記載のインターネット使用可能なホスト。
【請求項7】
請求項6に記載のインターネット使用可能なホストにおいて、請求項6が請求項3に従属する場合、前記ホストは、前記使用されるエーロゾル形成基体の銘柄及び前記登録のプロセスを関連付けするよう構成されており、これにより、前記システムは、特定の銘柄のタバコプラグが利用されているときのみ使用可能となる、インターネット使用可能なホスト。
【請求項8】
インターネットから前記システムにアップロードされた前記データは、デバイスに対して最も適切な喫煙物品についての推奨を含む、請求項1ないし7のいずれか一つに記載のインターネット使用可能なホスト。
【請求項9】
前記電気的ハードウエアをプログラムする前記ソフトウエアは、前記電気的ハードウエアでプログラムされているソフトウエアの更新バージョンである、請求項1ないし8のいずれか一つに記載のインターネット使用可能なホスト。
【請求項10】
前記ソフトウエアの更新バージョンは、前記電気的ハードウエアでプログラムされているソフトウエアと比較して、付加的な機能を含む、請求項9に記載のインターネット使用可能なホスト。
【請求項11】
前記システムから前記ホストにダウンロードされた前記データは、喫煙挙動の情報を含む、請求項1ないし10のいずれか一つに記載のインターネット使用可能なホスト。
【請求項12】
前記システムからダウンロードされた前記データは、利用情報を含み、前記命令は、前記利用情報に基づく適切な局面での推奨保守を含む、請求項1ないし11のいずれか一つに記載のインターネット使用可能なホスト。
【請求項13】
前記ホストは、パーソナルコンピュータである、請求項1ないし12のいずれか一つに記載のインターネット使用可能なホスト。
【請求項14】
前記ホストは、モバイルセルラー電話である、請求項1ないし12のいずれか一つに記載のインターネット使用可能なホスト。」

第3 取消理由の概要
平成28年3月25日付け取消理由通知の概要は、以下のとおりである。
1 理由1
本件特許の請求項1?14に係る発明は、本件特許の出願前(原出願日の優先日前)日本国内又は外国において頒布された刊行物(下記甲号証)に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった発明であって、特許法第29条第1項第3号に該当し、特許を受けることができない。
甲第1号証:特表平8-511966号公報、又は
甲第2号証:特開2002-169895号公報

2 理由2
本件特許の請求項1?14に係る発明は、本件特許の出願前(原出願日の優先日前)日本国内又は外国において頒布された刊行物(下記甲号証)に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった発明に基いて、その出願前(原出願日の優先日前)にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであって、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
甲第1号証:特表平8-511966号公報
甲第2号証:特開2002-169895号公報
甲第3号証:特開2005-198538号公報
甲第4号証:米国特許出願公開第2006/0130860号明細書
甲第5号証:財団法人インターネット協会監修、“インターネット白書2007”、株式会社インプレスR&D、2007年7月1日、p.30-33
甲第6号証:浦本直彦、“クラウドコンピューティングとサービス指向”、情報処理学会シンポジウム論文集、2008年1月24日、2008巻3号、p.77-78頁
甲第7号証:International Telecomunication Union、“ITU Internet Reports The Internet of Things”、ITU Internet Reports 2005、スイス国、2005年11月、p.表紙-20,33

3 理由3
本件特許は、特許請求の範囲の記載が不備のため、特許法第36条第6項第1号に規定する要件を満たしていない。

4 理由4
本件特許は、特許請求の範囲の記載が不備のため、特許法第36条第6項第2号に規定する要件を満たしていない。

5 理由5
本件特許は、外国語書面出願に係る特許の願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面に記載した事項が、外国語書面に記載した事項の範囲内にないから、特許法第113条第1項第5号に該当する。

第4 取消理由についての判断
1 理由1について
(1) 甲各号証に記載された発明
ア 甲1発明
甲第1号証の記載事項を総合すると、甲第1号証には、
「電気加熱式のたばこ代替物たる小滴排出器14(ディスベンサー)ヘデータをアップロード及び当該排出器からデータをダウンロードし、ソフトウエアによってプログラム可能な電気的ハードウェアを有する外部コンピュータであって、
前記外部コンピュータヘデータをアップロード及び当該外部コンピュータからデータをダウンロードする前記電気加熱式のたばこ代替物たる小滴排出器14と通信リンクを確立するインタフェースと、
メモリに記憶されている命令を実行するよう構成されている制御手段16たるマイクロプロセッサ手段及び当該メモリと、
を備え、
前記命令は、
前記電気加熱式のたばこ代替物たる小滴排出器14からデータをダウンロードし、
前記電気加熱式のたばこ代替物たる小滴排出器14からダウンロードされた前記データを分析し、
前記分析に基づいて、当該メモリからデータを要求し、
当該メモリから受信した前記データに基づいて、前記メモリからデータを前記電気加熱式のたばこ代替物たる小滴排出器14ヘアップロードすることを含み、
前記アップロードされたデータは、前記電気加熱式のたばこ代替物たる小滴排出器14の前記電気的ハードウェアをプログラムするソフトウエアを含む、外部コンピュータ。」(以下「甲1発明」という。)が記載されている(特許異議申立書「3(4)イ(ア)」(11頁20行?15頁32行)参照)。

イ 甲2発明
甲第2号証の記載(【0022】、【0027】、【0032】、【0035】、【0037】、【0044】、【0052】、【0056】、【0119】?【0127】)を総合すると、甲第2号証には、
「データベース100、医療機関端末110、製薬会社端末120、販売店端末130、利用者端末200から構成される医療用の健康管理システムにおける利用者端末200であって、
前記利用者端末200は、特定の個人に対応付けられており、利用者個人に関するデータを格納する取り外し可能なメモリカードを収納し、無線通信によってデータベース100と接続され、
前記利用者端末200からデータベース100にアクセスできるデータは、利用する個人に関するデータであり、利用者端末から書き込み可能なデータは、薬剤の使用記録や利用者個人が測定したデータであり、
前記利用者端末200からデータベース100にアクセスする際にはID、暗証番号、パスワードなどの英数字に加え認証センサ209による生体認証が行なわれ、
利用者端末から取り出されたメモリカードは、医療機関端末に挿入されて、データベースの電子カルテに書き込まれる医師の診察結果と処方箋のデータと同内容の情報が記録された上で取り出され、その後、販売店端末130に挿入されて、メモリカード内の処方箋データとデータベース100内の処方箋データを照合して確認して薬品が販売され、販売された薬品の情報は、データベース100及びメモリカードに記録され、
利用者端末200に別体として取り外し可能に構成されるニコチン吸引用の吸入器202は、薬剤が収容されたタンク及びカートリッジと、カートリッジを駆動制御する制御部と、カートリッジあるいはタンクに付与されたコードを読み取ったり利用者の吸入状態(負圧)を検出するためのセンサとを含んでおり、熱を利用したインクジェット方式に基づいて液状の薬剤を微小液滴として吐出してミストあるいはエアロゾルを形成して吸気の際に肺から薬剤が体内に投与されるものであり、薬剤の誤った投与を防止するためにタンクにコードを付与し、利用者端末200に装着されたときにメモリカード内に格納された電子カルテに記載された薬剤データとコードの情報とを照合するようにして、電子カルテのデータと異なる薬剤が納められたタンクが装着された場合、及び患者が指示された投与量を越えて投与を行おうとしたり適切なインターバルを守らない場合には、表示や音で警告を与えると共に、実際の吸入動作が行えないようにする、
医療用の健康管理システムにおける利用者端末200。」(以下「甲2発明」という。)
が記載されている。

(2) 請求項1に係る発明について
ア 甲1発明との対比・判断
請求項1に係る発明と甲1発明とを対比すると、両者は少なくとも以下の点で相違するものと認める。

[相違点]
請求項1に係る発明は、インターネット使用可能なホストにおいて、電気加熱式喫煙システムからダウンロードされたデータを分析し、この分析に基づいて、インターネットからデータを要求するのに対して、甲1発明は、外部コンピュータは、電気加熱式のたばこ代替物たる小滴排出器14からダウンロードされた前記データを分析し、前記分析に基づいて、当該メモリからデータを要求するものである点。

上記相違点について検討する。
甲1発明の「外部コンピュータ」については、甲第5号証(財団法人インターネット協会監修、“インターネット白書2007”、株式会社インプレスR&D、2007年7月1日、p.30-33)の記載事項より、本件の原出願の優先日前においては、パソコンからのインターネット普及率は非常に高く、大半のパソコンはインターネットに接続できるものであったことを踏まえれば、甲1発明の「外部コンピュータ」については、インターネットに接続され使用可能なものであるということはできる。
しかしながら、甲1発明の「外部コンピュータ」において、小滴排出器からダウンロードしたデータを分析し、その分析に基づいて、メモリからデータを要求する構成が、当該メモリではなくインターネットからデータを要求する構成であるとまですることはできない。甲1発明における「小滴排出器14からダウンロードされたデータ」の「分析」は、小滴排出器14からデータをダウンロードする際の、外部コンピュータと小滴排出器との間の通信を確立するためのものである点において「分析」であると認められるところ、当該「分析」が、外部コンピュータ及び小滴排出器の以外の構成であるインターネットからのデータの要求に用いるためのもの、すなわち、請求項1に係る発明のような「インターネットからデータを要求」するための「分析」であるとすることはできない。
そして、上記のとおり、上記相違点における両者の「分析」の意味と「データの要求先」が異なる以上、上記相違点は、設計上の微差又は単なる設計変更ではなく、実質的に同一であるともいえない。
したがって、甲1発明は、上記相違点において請求項1に係る発明と相違するから、請求項1に係る発明は、甲1発明であるとはいえない。

イ 甲2発明との対比・判断
請求項1に係る発明と甲2発明とを対比すると、両者は少なくとも以下の点で相違するものと認める。

[相違点]
請求項1に係る発明は、インターネット使用可能なホストにおいて、電気加熱式喫煙システムからダウンロードされたデータを分析し、この分析に基づいて、インターネットからデータを要求するのに対して、甲2発明は、無線通信によってデータベース100と接続された利用者端末200からデータベース100にアクセスし、薬剤の使用記録や利用者個人が測定したデータを書き込み可能であるものの、当該データや診察結果に基づく医師の処方箋(電子カルテに記載された薬品の情報)は、利用者端末200から取り出されたメモリカードが医療機関端末110に挿入されて、当該メモリカードに医師により書き込まれるものであり、当該メモリカード内に格納された電子カルテに記載された薬剤データとコードの照合により、吸入器202のタンクに付与されたコードが、電子カルテのデータと異なる場合、及び患者が指示された投与量を越えて投与を行おうとしたり適切なインターバルを守らない場合には、表示や音で警告を与えると共に、実際の吸入動作が行えないようにする点。

上記相違点について検討する。
甲2発明の「無線通信によってデータベース100と接続された利用者端末200」については、上記甲第5号証の記載事項及び甲第2号証【0005】において通信回線としてインターネットを例示する記載があることから、インターネットに接続され使用可能なものであるということはできる。
しかしながら、甲2発明において、利用者端末200が、薬剤の使用記録を吸入器からダウンロードし、無線通信によってデータベース100にその情報を書き込むことはできても、当該情報に基づいた応答(処方箋の作成)をなし得るのは医師であって、そのために、利用者端末200からメモリカードを取り出して医療機関端末110に挿入し、当該医療機関端末110において医師により処方箋が書き込まれるものとなっている。そして、吸入器202のタンクに付与されたコードは、専らメモリカード内に格納された電子カルテに記載された薬剤データと照合されている。
そうすると、甲2発明が、吸入器からダウンロードされたデータを分析し、この分析に基づいて、インターネットからデータを要求する利用者端末200であるとすることはできない。
そして、甲2発明が、医療機関端末110において医師によりメモリカード及びデータベース100への情報の書き込みが行われる手順が必要とされる医療用の健康管理システムのものであることを考慮すれば、上記相違点は、設計上の微差又は単なる設計変更ではなく、実質的に同一であるともいえない。
したがって、甲2発明は、上記相違点において請求項1に係る発明と相違するから、請求項1に係る発明は、甲2発明であるとはいえない。

(3) 請求項2?14に係る発明について
請求項2?14に係る発明は、請求項1に係る発明の発明特定事項をすべて含むものであるところ、請求項2?14に係る発明と甲1発明又は甲2発明とは、請求項1に係る発明と甲1発明との上記「(2)ア」に示した相違点又は請求項1に係る発明と甲2発明との上記「(2)イ」に示した相違点において少なくとも相違する。
そして、上記相違点は、設計上の微差又は単なる設計変更ではないから、実質的に同一であるともいえない。
したがって、甲1発明は上記「(2)ア」に示した相違点において、甲2発明は上記「(2)イ」に示した相違点において、請求項2?14に係る発明と相違するから、請求項2?14に係る発明は、甲1発明又は甲2発明であるとはいえない。

(4) 小括
以上のとおり、請求項1?14に係る発明は、甲1発明であるとも、甲2発明であるともいうことはできないから、特許法29条1項3号には該当せず、特許を受けることができないものとすることはできない。

2 理由2について
(1) 請求項1に係る発明について
請求項1に係る発明と甲1発明とを対比すると、少なくとも上記「1(2)ア」に示した相違点において相違する。また、請求項1に係る発明と甲2発明とを対比すると、少なくとも上記「1(2)イ」に示した相違点において相違する。
そして、甲第1号証?甲第7号証のいずれにも、上記「1(2)ア及びイ」に示した相違点における請求項1に係る発明の構成(インターネット使用可能なホストにおいて、電気加熱式喫煙システムからダウンロードされたデータを分析し、この分析に基づいて、インターネットからデータを要求する点)は記載されていない。
したがって、請求項1に係る発明は、上記甲第1号証?甲第7号証に記載された発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものとはいえない。

(2) 請求項2?14に係る発明について
請求項2?14に係る発明は、請求項1に係る発明の発明特定事項をすべて含むものであるところ、請求項2?14に係る発明と甲1発明又は甲2発明とは、請求項1に係る発明と甲1発明との上記「(2)ア」に示した相違点又は請求項1に係る発明と甲2発明との上記「(2)イ」に示した相違点において少なくとも相違する。
請求項2?14に係る発明は、請求項1に係る発明の発明特定事項をすべて含むものであるところ、請求項2?14に係る発明と甲1発明又は甲2発明とは、請求項1に係る発明と甲1発明との上記「1(2)ア」に示した相違点又は請求項1に係る発明と甲2発明との上記「1(2)イ」に示した相違点において少なくとも相違する。
そして、上記「1(2)ア及びイ」に示した相違点は、上記甲第1号証?甲第7号証のいずれにも記載されていない。
したがって、請求項2?14に係る発明は、上記甲第1号証?甲第7号証に記載された発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものとはいえない。

(3) 小括
以上のとおり、請求項1?14に係る発明は、上記甲第1号証?甲第7号証に記載された発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものではないから、特許法29条2項の規定により特許を受けることができないものとすることはできない。

3 理由3について
(1) 請求項1中の「前記電気加熱式喫煙システムからダウンロードされた前記データを分析し、前記分析に基づいて、インターネットからデータを要求し」という記載について
ア 請求項1に係る発明の電気加熱式喫煙システムに関して、発明の詳細な説明には以下の記載がある。
「【0036】
デバイス101内のハードウエア101は、ソフトウエアをサポートする限定された組の構成要素を含む。それによってメモリ及び処理機能の点から見てデバイス自体が比較的簡単なままになる。デバイスに対して拡張された機能(以下に説明する)は、「インターネット」使用可能PC109上でホスティングされ、必要に応じてデバイス101との間で移送される。従って、デバイスは、PC109を通じて1つ又はそれよりも多くの認可された「インターネット」サイトに接続することができる。この実施形態では、リンクは、双方向通信を提供し、デバイスに電力も供給することができるUSBリンクである。
【0037】
以下のようないくつかの拡張された機能が可能である。
・・・
【0038】
第2に、PCからデバイスに情報をダウンロードすることができる。例えば、時間期間あたり許可された吸煙の最大回数及び吸煙間の最短間隔のような情報を指定することによってユーザがデバイスを個人専用にすることができる。これは、喫煙挙動の管理を助けることができる。代替的に又は追加的に、ユーザが、使用されるタバコプラグの銘柄を指定し、制御パラメータが、次にPCからデバイスにダウンロードされ、その銘柄に対する喫煙体験を最適化することができる。代替的に又は追加的に、例えば、所定時間の非活動の後に自動停止するなどの更に別の機能をダウンロードすることができると考えられる。これは、セキュリティ機能として使用され、許可なしで紛失又は盗難されたデバイスが使用されるのを防止することができると考えられる。更に、この機能は、図1のデバイス101及びPC109に限定されるものではなく、本発明によるあらゆる電気加熱式喫煙システムに適用可能である。ユーザが銘柄を指定する場合、これが、使用される特定のエーロゾル形成基体の銘柄であることになる。
・・・
【0040】
第4に、情報をデバイスからPCにアップロードすることができる。例えば、臨床試験中に喫煙挙動情報を取得するために、ユーザは、データアップロードのためにデバイスをPCに簡単に接続することができる。それによってデータ収集及び解析の大部分を自動化して高速化する一方、手動システムでは固有のデータエラーを最小にすることができると考えられる。代替的に、喫煙挙動の管理を助けるために、ユーザは、喫煙挙動情報をアップロードしてデータを追跡し、改善に注意することができる。ここでもまた、この機能は、図1のデバイス101及びPC109に限定されるものではなく、本発明によるあらゆる電気加熱式喫煙システムに適用可能である。
【0041】
第5に、接続部は、ユーザがPC上にサポートされた「インターネット」アプリケーションを含むデバイスを登録するのに使用することができる。例えば、これは、デバイスが郵送される場合に、デバイスが登録後にのみ使用可能にすることができるようなセキュリティ機能として使用することができると考えられる。この特性は、図1のデバイス101及びPC109に限定されるものではなく、本発明によるあらゆる電気加熱式喫煙システムに適用可能である。
【0042】
他の可能な機能は、以下に限定されるものではないが、以下を含む。
・喫煙した分だけ支払う機能性。例えば、ユーザがPC上にサポートされた「インターネット」アプリケーションから毎日又は毎週又は毎月の喫煙時間を購入するか、又はユーザが「インターネット」アプリケーションを通じて購入したシガレット及び他の喫煙物品に基づいて喫煙時間クレジットを取得する。
・デバイスには、「インターネット」アプリケーションから喫煙物品のような物品を購入するのに使用することができるクレジットが予めロードされている。
・PC上でホスティングされる「インターネット」アプリケーションは、喫煙中断補助のために認可されたサポート群の「インターネット」サイトとすることができる。「インターネット」アプリケーションは、制御された量の喫煙時間を呈する一方で喫煙挙動をモニタすることができる。
・デバイスが個別の喫煙物品と共に作動する場合、「インターネット」アプリケーションは、デバイスがPCに接続されている時にそのデバイスに対して最も適切な喫煙物品を推奨することができる。あるいは、同様に、あらゆる形式のエーロゾル形成基体に対して、「インターネット」アプリケーションは、デバイスに対して最も適切な銘柄を推奨することができる。
・デバイスが個別の喫煙物品と共に作動する場合、「インターネット」アプリケーションは、使用量をモニタして、必要な時に追加喫煙物品を自動的に事前注文することができる。あるいは、同様に、あらゆる形式のエーロゾル形成基体に対して、「インターネット」アプリケーションは、使用量をモニタして、適切な時にエーロゾル形成基体を事前注文することができる。
・「インターネット」アプリケーションは、適切な局面でデバイスの使用量及び推奨保守をモニタすることができる。
・デバイスは、PCからデバイスにダウンロードが可能なMP3プレーヤ、衛星ナビゲーションなどのような付加的な機能性を含むことができる。」

イ 判断
上記の記載によれば、電気加熱式喫煙システムの拡張機能として、PCからデバイスに、喫煙挙動の管理を助けるために、時間期間あたり許可された吸煙の最大回数及び吸煙間の最短間隔のような情報をダウンロードできること、あるいは、使用されるタバコプラグの銘柄の指定と、その銘柄に対する喫煙体験を最適化できるような制御パラメータをダウンロードできること、また、セキュリティ機能として、所定時間の非活動の後に自動停止するなどの更に別の機能をダウンロードできることが示されるとともに、デバイスのデータをPCにアップロードして、臨床試験中に喫煙挙動情報を取得するために、データの収集及び解析をすること、あるいは、喫煙挙動の管理を助けるために、喫煙挙動情報をデバイスからPCにアップロードしてデータを追跡し、改善に注意することができることが示されている。
そして、喫煙挙動の管理を助けるための、喫煙挙動情報のデータ収集及び解析、喫煙挙動情報のデータを追跡し、改善に注意することは、喫煙挙動情報の分析ということができる。
そうすると、発明の詳細な説明には、「前記電気加熱式喫煙システムからダウンロードされた前記データを分析し」という構成は示されているということができる。
また、上記記載によれば、PC上でホスティングされる「インターネット」アプリケーションは、喫煙中断補助のために認可されたサポート群の「インターネット」サイトとすることができ、デバイスは、PCを通じて「インターネット」サイトに接続されて、制御された量の喫煙時間を呈する一方で喫煙挙動をモニタすること、デバイスが個別の喫煙物品と共に作動する場合、デバイスがPCに接続されている時にそのデバイスに対して最も適切な喫煙物品を推奨すること、デバイスが個別の喫煙物品と共に作動する場合、使用量をモニタして、必要な時に追加喫煙物品を自動的に事前注文できることなどができる。
よって、上記記載全体を通して見れば、喫煙挙動情報の分析に当たる喫煙挙動情報のデータ収集及び解析、喫煙挙動情報のデータを追跡し、改善に注意することについて、PC上でホスティングされる「インターネット」サイトでモニタして、最も適切な喫煙物品を推奨したり、必要な時に追加喫煙物品を自動的に事前注文できたりするものであるという程度のことは理解できる。
そして、PCがホスティングする「インターネット」サイトにモニタさせて、喫煙物品の推奨や、追加喫煙物品の事前注文させることは、インターネットからデータを要求することということができる。
そうすると、発明の詳細な説明には、「前記分析に基づいて、インターネットからデータを要求し」という構成は示されているということができる。

(2) 請求項1中の「前記インターネット使用可能ホストヘデータをアップロード及び当該ホストからデータをダウンロードする前記電気加熱式喫煙システムと通信リンクを確立するインタフェース」という記載について
ア 請求項1に係る発明の電気加熱式喫煙システムに関して、発明の詳細な説明には以下の記載がある。
「【0029】
インタフェースは、特定通信リンクに適するインタフェースである。例えば、無線通信リンクの場合、インタフェースは、ホストから無線信号を受信するための受信機、ホストに無線信号を送信するための送信機、及びホストとの間で無線信号を送受信するための送受信機のうちの1つ又はそれよりも多くを含むことができる。例えば、有線通信リンクの場合、インタフェースは、ホスト上の又はホストに接続された雌コネクタと接続するための雄コネクタ、及びホスト上の又はホストに接続された雄コネクタと接続するための雌コネクタの一方又は両方を含むことができる。
【0030】
通信リンクは、好ましくは、ホストからシステムにソフトウエアをダウンロードし、ホストからシステムに情報をダウンロードし、システムを充電し、システムからホストに情報をアップロードし、かつシステムにホストを登録するための機能の1つ又はそれよりも多くに適している。これらの機能は、ホストが「インターネット」サイトにアクセスしている間に、又はホストが「インターネット」サイトにアクセスするのとは別に行うことができる。」、
「【0035】
図1を参照すると、この実施形態ではデバイス101の形態の電気加熱式喫煙システムは、リチウムイオンバッテリの形態の電源(図示せず)を収容するハウジング103と、プリント基板の形態の電気的ハードウエア(図示せず)と、タバコプラグの形態のエーロゾル形成基体(図示せず)と、タバコプラグと接触している加熱ブレードの形態の加熱要素(図示せず)とを含む。ハウジング103は、USBコネクタ107の形態の通信リンクの第1の端部107aを受け取るためのUSBソケット105の形態のインタフェースを含む。USBコネクタ107の第2の端部107bは、「パーソナルコンピュータ(PC)」109の形態のホストに接続される。PC109は、「インターネット」使用可能である。」

イ 判断
請求項1中の「前記インターネット使用可能ホストヘデータをアップロード及び当該ホストからデータをダウンロードする前記電気加熱式喫煙システム」に関して、上記記載には、「ホストからシステムにソフトウエアをダウンロード」、「ホストからシステムに情報をダウンロード」、「システムからホストに情報をアップロード」することが示されおり、請求項1中の上記記載と整合した記載がなされている。
また、請求項1中の「インタフェース」に関して、上記記載には、「ホスト上の・・・雌コネクタ」、「ホスト上の・・・雄コネクタ」との記載や、「ハウジング103は、USBコネクタ107の形態の通信リンクの第1の端部107aを受け取るためのUSBソケット105の形態のインタフェースを含む。USBコネクタ107の第2の端部107bは、「パーソナルコンピュータ(PC)」109の形態のホストに接続される。」ことが示されているから、PCにはUSBコネクタ107の第2の端部107bが接続されるUSBソケットが備えられていることは自明である。
そうすると、発明の詳細な説明には、「前記インターネット使用可能ホストヘデータをアップロード及び当該ホストからデータをダウンロードする前記電気加熱式喫煙システムと通信リンクを確立するインタフェース」という構成は示されているということができる。

なお、請求項1中の上記記載は、その前段の「電気加熱式喫煙システムヘデータをアップロード及び当該システムからデータをダウンロードし、ソフトウエアによってプログラム可能な電気的ハードウェアを有するインターネット使用可能なホスト」という記載とは、「アップロード」「ダウンロード」の使い方が反対であるが、「アップロード」と「ダウンロード」の関係は、第1の装置がデータを第2の装置に送信した場合、第1の装置からみると、第1の装置がデータを第2の装置に「アップロード」したといえ、第2の装置からみると、第2の装置がデータを第1の装置から「ダウンロード」したといえ、2つある主体の内、どちらの主体について用いるかによって、その文言の使い方は変わるから、「電気加熱式喫煙システム」が主体である上記請求項1中の記載と、「インターネット使用可能ホスト」が主体である上記前段の記載とで、「アップロード」「ダウンロード」の使い方が反対であること自体に特段の問題はないし、いずれの構成も発明の詳細な説明に記載された事項である。

(3) 請求項1中の「インターネットから受信した前記データに基づいて、インターネットから・・・データを前記電気加熱式喫煙システムヘアップロードすることを含み」という記載について
ア 請求項1に係る発明の電気加熱式喫煙システムに関して、発明の詳細な説明には以下の記載がある。
「【0008】
本発明との関連では、ホストが「インターネット」使用可能であるということは、ホストが、データをアップロード又はダウンロードするか、又はデータをアップロードかつダウンロードするために1つ又はそれよりも多くの「インターネット」サイトに接続することができるという意味である。これは、システム自体のハードウエアを比較的簡単に保つのと同時に、ホストを通じた「インターネット」からの拡張機能の実施を可能にする。」、
「【0042】
他の可能な機能は、以下に限定されるものではないが、以下を含む。
・・・
・PC上でホスティングされる「インターネット」アプリケーションは、喫煙中断補助のために認可されたサポート群の「インターネット」サイトとすることができる。・・・
・デバイスが個別の喫煙物品と共に作動する場合、「インターネット」アプリケーションは、デバイスがPCに接続されている時にそのデバイスに対して最も適切な喫煙物品を推奨することができる。」

イ 判断
上記記載によると、システムが、ホストを通じた「インターネット」からの拡張機能の実施を可能にするものであるということは、当該システムへのホストを通じたインターネットからの情報のアップロードは、技術常識を踏まえれば、インターネットからホスト経由で直接システムにアップロードされるか、又はインターネットからホスト内のメモリに一旦記憶してから、ホスト内のメモリからシステムにアップロードされるものであると理解されるところ、デバイス(システム)がPC(ホスト)に接続されている時に、そのデバイスに対して「インターネット」アプリケーション(「インターネット」サイト)が最も適切な喫煙物品を推奨する態様、すなわち、システムに対してインターネットから情報が直接アップロードされている態様が示されている。
そうすると、発明の詳細な説明に、「インターネットから受信した前記データに基づいて、インターネットから・・・データを前記電気加熱式喫煙システムヘアップロードすることを含み」という構成が示されていないとまではいうことはできない。

(4) 小括
以上のとおり、請求項1及び当該請求項1を引用する請求項2?14の記載は、特許法36条6項1号に規定する要件を満たしていないとすることはできない。

4 理由4について
(1) 請求項1中の「前記電気加熱式喫煙システムからダウンロードされた前記データを分析し、前記分析に基づいて、インターネットからデータを要求し」という記載について

上記記載は、インターネット使用可能なホストが、電気加熱式喫煙システムからデータをダウンロードしたことを受けて、メモリに記憶されているプロセッサが実行する命令のひとつであって、「前記電気加熱式喫煙システムからダウンロードされた前記データを分析し、前記分析に基づいて、インターネットからデータを要求」するという、プロセッサが実行する命令の内容として明確に理解することができるし、当該記載中の各用語の意味内容も、発明の詳細な説明を特段参酌することなく明確に理解することができる。
よって、上記記載は、不明確であるとはいえない。

(2) 請求項1中の「前記インターネット使用可能ホストヘデータをアップロード及び当該ホストからデータをダウンロードする前記電気加熱式喫煙システムと通信リンクを確立するインタフェース」という記載について

上記記載は、「前記電気加熱式喫煙システム」が「前記インターネット使用可能ホストヘデータをアップロード及び当該ホストからデータをダウンロードする」ものであること、「前記電気加熱式喫煙システムと通信リンクを確立するインタフェース」を「前記インターネット使用可能ホスト」が備えていることとして明確に理解することができるし、当該記載中の各用語の意味内容も、発明の詳細な説明を特段参酌することなく明確に理解することができる。
よって、上記記載は、不明確であるとはいえない。

(3) 請求項1中の「インターネットから受信した前記データに基づいて、インターネットから…データを前記電気加熱式喫煙システムヘアップロードすることを含み」という記載について

上記記載は、メモリに記憶されているプロセッサが実行する命令のひとつであって、「インターネットから受信した前記データに基づいて、インターネットから…データを前記電気加熱式喫煙システムヘアップロードすることを含み」という、命令の内容は明確に理解することができるし、当該記載中の各用語の意味内容も、発明の詳細な説明を特段参酌することなく明確に理解することができる。
よって、上記記載は、不明確であるとはいえない。

(4) 小括
以上のとおり、請求項1及び当該請求項1を引用する請求項2?14の記載は、特許法36条6項2号に規定する要件を満たしていないとすることはできない。

5 理由5について
(1) 請求項1中の「前記電気加熱式喫煙システムからダウンロードされた前記データを分析し、前記分析に基づいて、インターネットからデータを要求し」という記載について

上記「3(1)」に示したとおり、上記記載については、発明の詳細な説明に開示されたものであるといえ、その根拠となる発明の詳細な説明中の具体的記載箇所は上記「3(1)ア」に示した【0036】?【0038】及び【0040】?【0042】である。
そして、上記具体的記載箇所は、外国語書面の外国語明細書の8頁31行?9頁21行及び9頁30行?10頁29行に記載されたとおりのものと認められる。
よって、上記記載は、いわゆる原文新規事項に該当するということはできない。

(2) 請求項1中の「前記インターネット使用可能ホストヘデータをアップロード及び当該ホストからデータをダウンロードする前記電気加熱式喫煙システムと通信リンクを確立するインタフェース」という記載について

上記「3(2)」に示したとおり、上記記載については、発明の詳細な説明に開示されたものであるといえ、その根拠となる発明の詳細な説明中の具体的記載箇所は上記「3(2)ア」に示した【0029】?【0030】及び【0035】である。
そして、上記具体的記載箇所は、外国語書面の外国語明細書の7頁18?29行及び8頁22?30行に記載されたとおりのものと認められる。
よって、上記記載は、いわゆる原文新規事項に該当するということはできない。

(3) 請求項1中の「インターネットから受信した前記データに基づいて、インターネットから…データを前記電気加熱式喫煙システムヘアップロードすることを含み」という記載について

上記「3(3)」に示したとおり、上記記載については、発明の詳細な説明に開示されたものであるといえ、その根拠となる発明の詳細な説明中の具体的記載箇所は上記「3(3)ア」に示した【0008】及び【0042】である。
そして、上記具体的記載箇所は、外国語書面の外国語明細書の1頁33行?2頁6行及び10頁8?29行に記載されたとおりのものと認められる。
よって、上記記載は、いわゆる原文新規事項に該当するということはできない。

(4) 小括
以上のとおり、本件特許は、特許法第113条第1項第5号に該当するということはできない。

第5 むすび
以上のとおり、上記取消理由1?5によっては、請求項1?14に係る特許を取り消すことができない。
また、他に請求項1?14に係る特許を取り消すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり決定する。
 
異議決定日 2016-09-28 
出願番号 特願2014-2966(P2014-2966)
審決分類 P 1 651・ 537- Y (A24F)
P 1 651・ 54- Y (A24F)
P 1 651・ 113- Y (A24F)
P 1 651・ 121- Y (A24F)
最終処分 維持  
前審関与審査官 豊島 ひろみ  
特許庁審判長 田村 嘉章
特許庁審判官 千壽 哲郎
山崎 勝司
登録日 2015-06-05 
登録番号 特許第5756535号(P5756535)
権利者 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
発明の名称 電気加熱式喫煙システム  
代理人 山崎 貴明  
代理人 須田 洋之  
代理人 辻居 幸一  
代理人 大塚 文昭  
代理人 西島 孝喜  
代理人 熊倉 禎男  
代理人 上杉 浩  
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